JPH0560137U - ケーブルの接続スリーブ取付用工具 - Google Patents

ケーブルの接続スリーブ取付用工具

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JPH0560137U
JPH0560137U JP119492U JP119492U JPH0560137U JP H0560137 U JPH0560137 U JP H0560137U JP 119492 U JP119492 U JP 119492U JP 119492 U JP119492 U JP 119492U JP H0560137 U JPH0560137 U JP H0560137U
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JP
Japan
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cable
sleeve
plate
measuring plate
measuring
Prior art date
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JP119492U
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English (en)
Inventor
本 好 男 笹
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Nippon Telegraph and Telephone Corp
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】ケーブル等の連接した接合部分を包囲被覆する
スリーブの取付を短時間に位置決めすること。 【構成】ケーブルの接合部分を被覆するクロージャであ
るスリーブの両端の蓋開口縁に嵌合する周面を備えた両
端面部材の位置決めを行う当接部を有し、所定幅を持
ち、接続したケーブルに平行に長く延設され、この延長
部の辺縁に複数個の係合溝を切設し、この辺に平行な長
孔を中央部分に穿設した測定板と、この測定板に積重さ
れ、前記係合溝に係合する突起を端部に設け、前記測定
板の長孔に沿って対応する位置に複数個の螺子孔を間隔
を空けて配列して設けるとともに前記測定板の当接部に
対峙する当接部を設けてなる摺動板とからなり、この測
定板と摺動板を重ねて両端の当接部により端面部材の位
置決めを行うものである。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は通信ケーブル接続部分を密閉するために使用するケーブルの接続ス リーブ取付用工具に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、通信ケーブル等のケーブルを連接結合する際に、両ケーブル端末を接合 して巻付け固定用綿テープ等により巻回被覆して接合部分を完全に固めて、この 接合部分の両端の所定の位置にエアタイトテープを巻き付けて、その部分全体を 包囲する密閉用スリーブを取付けることが行われていた。例えば、図5(A),(B), (C) の段階的説明図に示される接続スリーブをケーブルの接続部分に取付ける説 明図に基づいて説明すると、スリーブ(クロージャ)20の取付け位置を位置決 めするに際して、スリーブ20の大きさに応じてケーブル18の接合部より離れ た両端の位置に巻尺等のスケールを使用して計測してエアタイトテープ16の巻 付け位置を決定してエアタイトテープ16の規定量を巻付ける。このエアタイト テープ16の位置の内側に当接させて、把持金具15の位置決めを行ってから二 分割した把持金具15,15でケーブル18を挟みつけてボルトでねじ留めして 固定する。次に、スリーブ20の両端蓋開口縁を嵌合するための溝を周面に有す る端面部材17でもってエアタイトテープ16および把持金具15を被覆するよ うに上側から二つに分割された端面部材17,17′によってケーブル18を挟 着して固定する。その後、分割されたスリーブ20の両側端の開口縁を端面部材 17,17′の周面の溝に嵌合して固定して、接合部分全体を密封する。このよ うに従来の密閉用のスリーブの取付けに際しては、接合部分の気密性を保持する ためのエアタイトテープ16の位置を最初、巻尺などの計測スケールで計測して 位置決めを行うため、エアタイトテープ16の巻付け位置の測定誤差を生じ易く 、巻付時に位置のずれを起こしたり、その上、巻付け方向の誤差も生じ易く、通 信ケーブル接続部分の両端のエアタイトテープ16の正しい位置に正確に巻付け ることは非常に困難であった。また、エアタイトテープ16の巻付けの不正確さ のため、その後の把持金具15、端面部材17,17′の取付け作業において、 接合部分の両側端において平行に取付けられず、スリーブ20を端面部材17に 嵌合する際に調整が必要となり、作業性が非常に悪かった。更に、エアタイトテ ープ16の巻付け後に取付け用スリーブの長さに適合せず、外部からの気密洩れ を生じた。しかも、ケーブルの種類により接合部分のスリーブの大きさ(長さ) が異なるため、エアタイトテープの巻付け位置の位置決めは困難であった。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
このように従来はケーブルの接続スリーブの取付け位置を決定するのに面倒な 作業を必要とし、また、通信ケーブルの接続部分の気密性保持のスリーブ取付け 作業の調整などに、より多大の時間を消費していた。更に、スリーブ取付け後の 気密性に欠けるため接続部分の故障の原因ともなっていた。 この考案の目的はケーブルの接続部分のスリーブの取付け位置の位置決めをす る際にその都度スケールで計測することなく、スリーブの種類に応じて短時間で 正確に位置決めできるケーブルの接続スリーブ取付用工具を提供するものである 。 また、この考案の目的は、密閉性に優れるスリーブを簡単に所定位置に取付け ることができるケーブルの接続スリーブ取付け用工具を提供するものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
この考案は前記課題を解決するために、ケーブル端末部分の接続部を被覆包囲 する複数に分割されたスリーブを固着するにあたって、前記スリーブの両側端の 蓋開口縁に嵌合する周面を備えた端面部材などの位置決めを行う当接部を有し、 所定幅を持ち、接続したケーブルに平行に長く延設され、この延長部の辺縁に複 数個の係合溝を設け、この辺に平行な長孔を穿設した測定板と、この測定板に積 重され、前記係合溝に係合する突起を端部に設け、前記測定板の長孔に沿って対 応する位置に複数個の螺子孔を間隔を空けて配列して設けるとともに前記測定板 の当接部に対峙する当接部を設けてなる摺動板とからなるケーブルの接続スリー ブ取付用工具の構成としたものである。
【0005】
【作用】
この考案のケーブルの接続スリーブ取付用工具においては、計尺指示用の係合 溝と長孔とを有し、当接部を備えた測定板と、複数個の固定用螺子孔と蝶型ねじ とを有し、当接部を備えた摺動板との組合せにより構成されるから、所定の係合 溝に摺動板の突起を嵌合させ、螺子孔と長孔に固定螺子を挿入して螺合せしめて 、測定板と摺動板とを固定して当接部間の距離を決定して、それぞれの当接部を 対峙させてケーブルの接続部の両端部分に当接させて、摺動板の蝶型ねじを所定 の固定用の螺子孔に螺合させて蝶型ねじを締めつけて、摺動板と測定板とを固定 して、大きさの異なる接続スリーブの種類に応じて、ケーブルに取付ける把持金 具や端面部材の取付け位置を即座に決定することができる。
【0006】
【実施例】
次にこの考案の実施例を図面と共に説明する。図1(A),(B) はこの考案のケー ブルの接続スリーブ取付用工具を分解した測定板と摺動板との正面図、図2は摺 動板の図1BのIーI線拡大断面図、図3はこの考案に係るケーブルの接続スリ ーブ取付用工具の把持金具位置決めの使用態様の正面図、図4はこの考案に係る ケーブルの接続スリーブ取付用工具の端面部材位置決めの使用態様の正面図、図 5(A),(B),(C) は従来の接続スリーブ取付け作業の段階的説明図である。 21は所定幅で延設した測定部1とこの測定部1の末端に直角に設けた当接部 7とから形成された測定板で、例えば、2mm厚の鉄材製から形成されている。こ の測定板21の測定部1の縁に所定の間隔を設けて複数の係合溝2,3,4,5 および6を切削して設けてあり、この係合溝3,4,5,6の該当する位置にス リーブ18の大きさおよび測定対象などを記しておくとよい。また、測定部1に ピン等のねじを遊嵌して摺動する長孔22を細長く穿設してある。23は前記測 定板21と同じ幅の延設部分である固定部8と直角に立設した当接部14とから 形成される摺動板で、この固定部8の先端に前記測定板21の係合溝2等に係合 する突起9を植設し、前記測定板21の長孔22に対応する位置に複数個の固定 用の螺子孔10a、10bおよび10cが設けられている。この螺子孔10a等 に螺入する蝶型ねじ11を螺合するように形成してあり、この蝶型ねじ11は前 記長孔22に摺動して遊嵌されている。
【0007】 15はケーブルを固定する把持金具でケーブル18の接合部分を密閉被覆する スリーブ20の両側端に嵌合する端面部材17の開口部を閉塞するためにケーブ ルに巻付けるエアタイトテープ16に当接せしめてケーブル18を強固に把持す るものである。19は通信ケーブル等のケーブルを連接する接合部分に巻付けた 綿テープ等で被覆された接合部分である。 このように構成されたこの考案のケーブルの接続スリーブ取付用工具の使用状 態を以下に説明する。 先ず使用するケーブルの心線数によって異なるスタンダードクロージャの種類 によって測定板21の係合溝3および5の何れかに摺動板23の突起9を係合し て測定板21の当接部7と摺動板23の当接部14との間の距離を決定して、摺 動板23を突起9の位置を中心に回動させて、測定板21の長孔22と固定用の 螺子孔10aとを適合させ、長孔22および螺子孔10aに蝶型ねじ11を螺合 して蝶型ねじ11を締めつけて測定板21と摺動板23とを、それぞれの延長部 分の測定部1と固定部8とを積重固定する。例えば、ケーブル18の接合部分1 9に13型スタンダードクロージャを被覆する場合、摺動板23の突起9を係合 溝3に係合させて、摺動板23を回動して長孔22と螺子孔10bとを適応させ 、測定板21と摺動板23の積重位置を決定して、蝶型ねじ11を長孔22に嵌 合して、螺子孔10bに螺合して蝶型ねじ11を締めつけて測定板21と摺動板 23とを固定する。
【0008】 次に、それぞれの当接部7および当接部14の先端をケーブル18に当接して 図3に示すように両端の当接部7,14の側面に把持金具15,15を外側より 圧接してケーブル18を挟着する。把持金具15をボルト等で締めつけて固定す る。しかる後にエアータイトテープ16を把持金具15の側面に圧接してケーブ ル18に規定量巻付ける。その後、蝶型ねじ11を緩めて摺動板23を回転して 摺動させ、突起9を係合溝4に係合して、蝶型ねじ11を締めつけて測定板21 を固定する。図4に示すように測定板21を配置して両端面部材17、17を当 接部7および14に外側より圧接して位置決めを行い、エアータイトテープ16 の上側から締めつけて端面部材17をボルト等によりケーブル18に固定する。 この後は従来の作業と同じく端面部材17,17の周溝にスリーブ20の両側面 開口縁を嵌合してボルト等によりスリーブ20を強固に固定する。 前記13型の他のスタンドクロージャの19型、19S型、22型および22 E型の場合も同様にそれぞれ摺動板23の突起9を係合溝4、5および6に係合 させて両当接部7と14との距離を固定して把持金具15の位置や端面部材17 の位置を決定することができる。
【0009】 例えば、19S型の場合は摺動板23の固定部8と測定板21の測定部1とを 重ねて測定板21の当接部7の左端を摺動板23の19sハジの表示線13(把 持金具用合わせ線)に合わせて、(図1参照)螺子孔10bと長孔22とを適合 させ、蝶型ネジ11を締めつけて固定する。この状態では蝶型ネジ11は測定板 21の長孔22左端の位置で固定されることになる。また、端面部材17の位置 を決定するときは当接部7の左端を19sタンの表示線12(端面部材合わせ線 )に合わせて前記と同様にして測定板21と摺動板23とを固定する。そしてケ ーブル18に当接させて位置を決めを行い端面部材17を固定する。 ケーブル18に端面部材17、17を固定した後にスリーブ20を固定するこ とによりケーブル18の接合部分19の外側は完全に密閉されて事後の外部から の液の進入を防止することができる。 この接続スリーブ取付用工具は未使用時は摺動板23の突起9を測定板21の 係合溝2に係合させて保管収納してある。
【0010】
【考案の効果】
以上のようにスタンダードクロージャの種類に応じてこの考案のケーブルの接 続スリーブ取付用工具の両端垂直部の間隔を固定することができ、しかもケーブ ルに当接部先端を当接するのみで、把持金具および端面部材の位置を正確に規定 することが出来るから端面部材を正確に平行に配置することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案のケーブルの接続スリーブ取付用工具
を分解した測定板と摺動板との正面図である。
【図2】この考案にかかる摺動板の図1BのIーI線拡
大断面図である。
【図3】この考案のケーブルの接続スリーブ取付用工具
の把持金具位置決めの使用態様の正面図である。
【図4】この考案のケーブルの接続スリーブ取付用工具
の端面部材位置決めの使用態様の正面図である。
【図5】従来の接続スリーブ取付け作業の段階的説明図
である。
【符号の説明】
1 …測定部 2,3,4,5,6 …係合溝 7,14 …当接部 8 …固定部 9 …突起 10a,10b,10c …螺子孔 11 …蝶型ねじ 12,13 …表示線 15 …把持金具 16 …エアタイトテープ 17 …端面部材 18 …ケーブル 19 …接合部分 20 …スリーブ 21 …測定板 22 …長孔 23 …摺動板

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ケーブル等の端末部分の接続部を被覆包囲
    する複数に分割されたスリーブを固着するにあたって、 前記スリーブの両端の蓋開口縁に嵌合する周面を備えた
    両端面部材の位置決めを行う当接部を有し、所定幅を持
    ち、接続したケーブルに平行に長く延設され、この延長
    部の辺縁に複数個の係合溝を切設し、この辺に平行な長
    孔を中央部分に穿設した測定板と、 この測定板に積重され、前記係合溝に係合する突起を端
    部に設け、前記測定板の長孔に沿って対応する位置に複
    数個の螺子孔を間隔を空けて配列して設けるとともに前
    記測定板の当接部に対峙する当接部を設けてなる摺動板
    とからなるケーブルの接続スリーブ取付用工具。
JP119492U 1992-01-17 1992-01-17 ケーブルの接続スリーブ取付用工具 Pending JPH0560137U (ja)

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JP119492U JPH0560137U (ja) 1992-01-17 1992-01-17 ケーブルの接続スリーブ取付用工具

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JP119492U JPH0560137U (ja) 1992-01-17 1992-01-17 ケーブルの接続スリーブ取付用工具

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JPH0560137U true JPH0560137U (ja) 1993-08-06

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JP (1) JPH0560137U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10246816A (ja) * 1997-03-03 1998-09-14 Fujikura Ltd 光ファイバケーブル用クロージャ

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10246816A (ja) * 1997-03-03 1998-09-14 Fujikura Ltd 光ファイバケーブル用クロージャ

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