JPH0560028U - 原稿読取装置 - Google Patents

原稿読取装置

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JPH0560028U
JPH0560028U JP437092U JP437092U JPH0560028U JP H0560028 U JPH0560028 U JP H0560028U JP 437092 U JP437092 U JP 437092U JP 437092 U JP437092 U JP 437092U JP H0560028 U JPH0560028 U JP H0560028U
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JP
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Application number
JP437092U
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Inventor
和之 宇田川
Original Assignee
株式会社田村電機製作所
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】複写機の原稿読み取装置において周囲の光を遮
断しかつ読み取り装置の内部を外部より見えにくくす
る。 【構成】原稿載置板2の原稿読取面2aに原稿10を載
置し、蓋4を閉じ原稿押え板6で原稿10を読取面2a
に押し付ける。スイッチを操作すると光源8から出射光
14が発光され原稿載置板2を透過し原稿10の濃淡に
応じ光度が変化し反射され反射板9a〜cで反射され、
集光レンズ11によって集光され光電素子12により原
稿の画情報として受光される。この時蓋4が完全に閉じ
てない状態で周囲光17が入射したとしても原稿載置板
2を光源8から出力する光のみ透過するハーフミラーで
構成すると周囲光17は本体1内に到達せず原稿の画情
報のみが正確に読み取られる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、複写機あるいはファクシミリ装置に採用される原稿読取装置に関し 、特に原稿を原稿載置部材の原稿読取面に載置固定して読取る原稿固定型の原稿 読取装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、この種の原稿読取装置においては、原稿載置部材を光を透過する透明 なガラス部材で形成し、原稿を原稿載置部材の原稿読取面に載置固定し、蓋を閉 じて原稿を覆い、装置内部に配設した照明手段から照射した光を原稿載置部材を 透過させ、原稿面に当て、反射した光を再び原稿載置部材を透過させて装置内部 の原稿読取手段で原稿の画像情報として読取り、複写や送信を行っている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
上述した従来の原稿読取装置においては、原稿載置部材を透明なガラス部材で 構成しているので、原稿載置部材に載置する原稿の載置方法が悪く、原稿と原稿 載置部材の原稿読取面との間に隙間ができ、しかも原稿を押さえる蓋が完全に閉 じていないと、隙間から周囲の光が差し込み、本来黒い部分であるにもかかわら ず、差し込んだ光を原稿読取部で白い部分と読取ってしまうといった不都合があ った。このことは、特に原稿が本等の厚い場合には顕著であった。 また、原稿載置部材から装置内部の光学系の機構を容易にみることができ、こ のため、装置の機密性が低下し、また、見た目の美観を損なうため、商品価値が 低下するといった問題があった。
【0004】 したがって、本考案は上記したような従来の不都合あるいは問題に鑑みてなさ れたものであり、その目的とするところは、装置外部からの不要な光を遮断し、 もって、正確な読取りが行えると共に、装置の機密性および商品価値を高めた原 稿読取装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
この目的を達成するために、本考案に係る原稿読取装置は、原稿を載置する原 稿載置部材と、この原稿載置部材を透過して原稿に光を照射する照明手段と、原 稿からの反射光を前記原稿載置部材を透過させて受光し原稿の画像情報として読 み取る原稿読取手段とを備えた原稿読取装置において、前記原稿載置手段をハー フミラーとしたものである。
【0006】
【作用】
本考案においては、装置外部からの光は原稿載置部材で遮断されて装置内部に は差し込まれない。
【0007】
【実施例】
以下、本考案の一実施例を図に基づいて説明する。図1は本考案に係る原稿読 取装置の外観を示す全体斜視図、図2は同じく側断面を示し、(a)は全体の側 断面図、(b)は要部側断面図である。 これらの図において、符号1で示すものは、上端面中央に正方形状の窓1aが 穿設された中空状の本体で、窓1aには原稿載置板2が取付けられており、本体 1の後部には、蝶板5を介して原稿押え板6を有する蓋4が開閉自在に支持され ている。
【0008】 本体1の中空内部には、565nm(ナノメータ)の単波長の光を発光する光 源8と、互いに対向するようにに配設された3つの反射鏡すなわち、第1の反射 鏡9a、第2の反射鏡9bおよび第3の反射鏡9cと、画像読取部を構成する集 光レンズ11および光電変換素子12とが設けられている。 そして、本考案の特徴とするところは、原稿載置板2がある波長の光、本実施 例では、565nm(ナノメータ)の単波長近傍の波長の光のみ透過させるハー フミラーで形成されている点にある。
【0009】 本実施例の原稿読取装置は以上のような構成であり、以下に動作を説明する。 原稿載置板2の原稿読取面2aに原稿10を載置し、蓋4を閉じ、原稿押え板 6で原稿10を原稿読取面2aに押し付ける。 図示しないスイッチを操作することにより、光源8から出射光14が発光され 、この出射光14は、ハーフミラーで形成された原稿載置板2を透過して原稿1 0に照射される。 原稿10に照射された出射光14は、原稿の濃淡によって、光度が変化して反 射され、再び原稿載置板2を透過して、反射光15として第1、第2および第3 の反射鏡9a、9bおよび9cに順に反射して、集光レンズ11によって、集光 され、光電素子12により原稿の画情報として受光される。
【0010】 ここで、原稿10が本等の厚い原稿であり、蓋4の閉じた状態が完全でなく、 蓋4と本体1の上端面との間に隙間13が生じた場合には、この隙間13から周 囲の光17が入射し、この光の一部は、原稿載置板2に入射する。 しかしながら、この光17は原稿載置板2で全反射するので、本体1内に差し 込むことはなく、したがって、光電変換素子12で受光される光は、光源8から 出射され原稿10で反射した反射光15のみとなり、換言すれば、原稿の画情報 のみが読取られることとなり、原稿は正確に読取られることとなる。
【0011】 なお、本実施例では、原稿載置板2を565nmの光を透過するハーフミラー を使用したが、これに限定されることなく、光源8から発光される光の波長に合 わせたハーフミラーを使用すればよく、要は原稿載置板2において、光源8から 発光された光のみを透過し、その他の光を遮断するようにすればよい。
【0012】
【考案の効果】
以上説明したように本考案によれば、原稿載置部材をハーフミラーとし、光源 から発光された光以外は、原稿載置部材を透過しないようにしたので、周囲の光 が差し込んで侵入しても、原稿の読取は正確に行われ、このため画質が良好に保 たれると共に、多少の光が侵入してもよい構造とすることができ、このため蓋の 遮光性を高める必要がないので、蓋の構造を簡素化でき、コストの低減を図れる 効果がある。 また、原稿載置部材を通して装置内部を可視することができないので、機器の 機密性が向上すると共に、機器としての美観も向上して商品価値が高まる効果も ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る原稿読取装置の全体外観斜視図で
ある。
【図2】本考案に係る原稿読取装置の側断面を示し、
(a)は全体側断面図、(b)は要部側断面図である。
【符号の説明】
2 原稿載置板 4 蓋 8 光源 12 光電変換素子

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原稿を載置する原稿載置部材と、この原
    稿載置部材を透過して原稿に光を照射する照明手段と、
    原稿からの反射光を前記原稿載置部材を透過させて受光
    し原稿の画像情報として読取る原稿読取手段とを備えた
    原稿読取装置において、前記原稿載置部材をハーフミラ
    ーとしたことを特徴とする原稿読取装置。
JP437092U 1992-01-13 1992-01-13 原稿読取装置 Pending JPH0560028U (ja)

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JP437092U JPH0560028U (ja) 1992-01-13 1992-01-13 原稿読取装置

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JP437092U JPH0560028U (ja) 1992-01-13 1992-01-13 原稿読取装置

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JPH0560028U true JPH0560028U (ja) 1993-08-06

Family

ID=11582486

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JP437092U Pending JPH0560028U (ja) 1992-01-13 1992-01-13 原稿読取装置

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