JPH0559898A - シートの張設装置及びその張設方法 - Google Patents

シートの張設装置及びその張設方法

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JPH0559898A
JPH0559898A JP3220693A JP22069391A JPH0559898A JP H0559898 A JPH0559898 A JP H0559898A JP 3220693 A JP3220693 A JP 3220693A JP 22069391 A JP22069391 A JP 22069391A JP H0559898 A JPH0559898 A JP H0559898A
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tensioning
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種臣 出口
Yuichi Kikuchi
雄一 菊池
Yasunobu Edahiro
靖宣 枝広
Shigemasa Tsubone
重正 坪根
Kazuyuki Yonetani
和幸 米谷
Akio Ikuta
明男 生田
Toru Haneuma
徹 羽馬
Hiroshi Sakurai
宏 桜井
Keisuke Morita
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 シート設置部30を作動して張設位置へ防水
シート1および緩衝材34をセットし、溶着位置検知コ
イル60によって防水シート1の表面から溶着材50内
に含有されている磁性体を検知することにより熱溶着デ
ィスク2及び重ね部4の位置を検出して、溶着アタッチ
メント40を防水シート1の表面の前記検出位置に移動
し、シート設置部30の打ち抜き機35より緩衝材34
を打ち抜く。熱溶着ディスク2の表面及び防水シート1
の重ね部4の裏面には、予め溶着材50が塗着されてい
る。 【効果】 防水シート及び緩衝材のセットと、溶着位置
の検出と、検出位置への溶着アタッチメントの当接と、
検出位置への緩衝材の打ち抜きと、溶着材を電磁誘導し
て発熱させることによる溶着とを自動的に行なうことが
でき、防水シートおよび緩衝材の張設の作業能率が向上
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、熱溶着性シートを例え
ばトンネル等の構造物の被覆工面に張設するシートの張
設装置及びその張設方法に関する。
【0002】
【従来の技術】以下、図10ないし図12を参照して従
来のシートの張設装置及びその張設方法を説明する。従
来、例えばトンネルの内壁面W(被覆工面)に防水シー
ト1を張設するには、図10に示すように、トンネルの
内壁面Wに取り付けられた熱溶着ディスク2と、この熱
溶着ディスク2に熱溶着すべき防水シート1の双方を同
時に熱風溶着装置あるいは電熱溶着装置により熱溶融
し、その熱溶着ディスク2に防水シート1を押しつけて
溶着している。
【0003】すなわち、図11に示すように、2人以上
の作業者で一組を形成し、この内の補助者が適宜大きさ
の長方形状に形成された防水シート1を固定位置にセッ
トした状態で、溶着作業者が一方の手に持った溶着装置
を防水シート1の裏面に挿入して熱溶着ディスク2及び
防水シート1を溶融温度に加熱し、他方の手で防水シー
ト1を表面から熱溶着ディスク2に押圧することにより
防水シート1を熱溶着ディスク2に溶着して張設する。
【0004】また、図12に示すように、防水シート1
の端部は、防水シート1の端縁に設けられた重ね部4を
互いに重ね合わせ、電熱溶着装置3の噛み込み幅に合わ
せながら重ね部4に沿って自動的に溶着することにより
防水シート1同士を連結する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記の
ような防水シートの張設施工の場合、以下のような問題
が生じていた。すなわち、防水シート1の設置位置への
セットは作業者が両手を同時に延ばして行うものであっ
て、防水シート1の取り付け幅を作業者の腕の長さ以上
にすることが困難であり、1度に張設できる防水シート
1の幅には限界があるから、内壁面Wの全面を覆うには
何度も防水シート1の張設を繰り返すこととなって、作
業能率が低下するといった問題が生じていた。また、図
11に示すように、この問題に対応して重ね部4の間に
作業者を設置すれば人件費がかかり、作業コストの上昇
を招き、根本的な解決とならない。加えて、防水シート
1を大断面のトンネルに取り付ける場合、トンネルの上
方では足場状での上向き作業となるため、安全性が十分
ではなく、苦渋な作業を強いられるといった問題もあ
る。
【0006】一方、熱風溶着装置は、防水シート1を溶
着する際に溶着すべき領域を越えて防水シート1に熱風
を吹き付けることがあり、防水シート1の溶融不要な部
分にも溶融を引き起こして不都合が生じることがある。
また、電熱溶着装置3は、防水シート1の加熱時間等に
熟練を要するため、手戻りを生じる場合がある。さら
に、前記のような重ね部4の溶着は、内壁面Wと防水シ
ート1の間に溶着の際に挿入される電熱溶着装置3の厚
み分の空隙が生じ、内壁面Wにコンクリートを打設する
際に不都合が生じるといった問題もある。
【0007】本発明は、前述の課題に鑑みてなされたも
ので、防水シート1の取り付けを簡便に行なうことので
きるシートの張設装置及びその張設方法を提供すること
を目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1記載のシートの
張設装置は、走行可能な本体と、被覆工面にシートを押
しつけかつ巻き広げるシート設置部と、シートを溶着す
る溶着装置が装備された溶着アタッチメントと、これら
シート設置部と溶着アタッチメントの作動を制御する制
御部と、被覆工面の溶着位置またはシートの裏面に付着
された溶着材をシートの表面から検出することにより被
溶着位置を検出する溶着位置検出装置を備え、前記シー
ト設置部は、本体の上部に固定された架構フレームと、
この架構フレームに移動可能に取り付けられたロール部
とでなり、このロール部は、張設方向前方部に設けられ
た緩衝材ロールと、張設方向後方部に設けられたシート
ロールと、これら緩衝材ロールとシートロールとの間に
緩衝材を打ち抜く打ち抜き機とでなり、前記溶着アタッ
チメントは、前記ロール部に取り付けられ、伸縮自在に
形成された溶着用アームと、この溶着用アームの先端部
に取り付けられた溶着装置とで構成され、溶着装置は、
電磁場を発生してシートを溶着材に溶着するワークコイ
ルを備え、前記溶着材は、電磁誘導により発熱作用を起
こす導電体または磁性体を含有した溶着性組成物から成
ることを特徴とするものである。
【0009】請求項2記載のシートの張設方法は、前記
請求項1のシートの張設装置を用いたシートの張設方法
であって、電磁誘導により発熱作用を起こす導電体また
は磁性体を含んだ溶着性組成物からなる溶着材を被覆工
面の溶着位置あるいはシート裏面に付着させ、この溶着
材をシートの表面から溶着位置検出装置で検知すること
により溶着位置を検出し、溶着アタッチメントを作動し
て、シートの重ね部同士を互いに溶着させるとともに、
前記検出位置に打ち抜き機を当接して溶着材を覆う緩衝
材を打ち抜き、この緩衝材を覆うシートに溶着装置を当
接して溶着材を電磁誘導で発熱させることにより溶着位
置にシートを溶着させることを特徴とするものである。
【0010】
【作用】請求項1記載のシートの張設装置および請求項
2記載のシート張設方法によれば、シート設置部には、
本体の上部に固定された架構フレームに移動可能に取り
付けられたロール部が形成され、このロール部は、張設
方向前方部に設けられた緩衝材ロールと、張設方向後方
部に設けられたシートロールと、これら緩衝材ロールと
シートロールとの間に緩衝材を打ち抜く打ち抜き機とで
なるため、緩衝材が張設され、この張設された緩衝材が
打ち抜かれるとともに、シートが張設される。この張設
された緩衝材およびシートにより、一次履工から漏水が
発生した場合、水をトンネル周方向に沿って速やかに流
し、水の拡散を防止するとともに、トンネル内への侵入
を防止する。また、二次履工の温度収縮、乾燥収縮によ
るクラックの発生を防止する。
【0011】また、シート設置部を作動して張設位置へ
シートをセットし、溶着位置検出装置によってシート表
面から溶着材内の導電体または磁性体を検知することに
より溶着位置を検出して溶着アタッチメントを溶着位置
に移動する。この溶着アタッチメントは、前記ロール部
に取り付けられ、伸縮自在に形成された溶着用アーム
と、この溶着用アームの先端部に取り付けられた溶着装
置とで構成されるため、ロール部の緩衝材、シートを巻
きだすとほぼ同時に、これら緩衝材、シートをトンネル
に張設される。
【0012】溶着アタッチメントを作動して溶着材を電
磁誘導作用により発熱させることにより、シート及び溶
着材を溶着温度に加熱して溶着を行なう。また、シート
の張設位置へのセットと、溶着位置の検出と、シート表
面の検知位置への溶着アタッチメントの当接と、溶着材
を電磁誘導で発熱させることによる溶着位置とシートま
たはシートの重ね部同士の溶着とを自動的に行なうこと
によりシートの張設の作業能率が向上する。
【0013】
【実施例】以下本発明のシート張設装置の第1実施例
を、図1ないし図9を参照して説明する。なお、前記図
10ないし図12と同一の構成部分には、同一の符号を
付し、その説明を簡略化する。図中符号10は、トンネ
ルT内に設置された本実施例のシートの張設装置(以下
単に張設装置と称する)である。張設装置10は、トン
ネルT内に配置されて、内壁面Wに対向配置されてい
る。張設装置10は、走行可能な装置本体20と、内壁
面Wに防水シート1を押しつけかつ巻き広げるシート設
置部30と、溶着装置41が装着された溶着アタッチメ
ント40と、溶着材50を検知して溶着位置を検出する
溶着位置検出コイル60(溶着位置検出装置)と、これ
らシート設置部30と、溶着アタッチメント40と、溶
着位置検出コイル60の作動を制御する制御部(図示
略)とから基本構成されている。
【0014】以下、シート張設装置10を図1ないし図
3を参照して詳細に説明する。この張設装置10の装置
本体20は、図1に示すように、トンネルTの長さ方向
に沿って延びる平行な二本のレール部98に取り付けら
れている。この張設装置10には、走行自在な移送装置
90が取り付けられて、トンネルT内を軸方向に移動可
能に構成されている。この移送装置90は、レール部9
8上をトンネルT内を自走する下部車体93で構成され
ている。この下部車体93は、適宜水平動可能に設けら
れている。
【0015】上記移送装置90に、シート設置部30が
取り付けられている。このシート設置部30は、本体2
0の上部に固定された架構フレーム92と、この架構フ
レーム92に移動可能に取り付けられたロール部31と
で構成されている。この架構フレーム92では、正面視
半円状に形成されたフレーム本体96が下部車体93の
走行方向前後に互いに平行に固定され、このフレーム本
体96の内側に平行にガイドレール97が固定されると
ともに、これらフレーム本体96の間にラック機構(図
示せず)を配して構成されている。フレーム本体96
は、前記ロール部31を載置可能な形状に形成された鋼
材をトンネルTよりやや半径の小さい半円状に湾曲して
形成されている。ここで、このフレーム本体96に、作
業ステージ99をそれぞれのレール部98上に設けてい
る。
【0016】一方、ロール部31では、架構フレーム9
2にロール部本体31aが取り付けられ、外周部にフェ
ルト状不織布からなる緩衝材34をロール状に卷装可能
にされた緩衝材ロール32が張設方向前方部のロール部
本体31aに設けられ、外周部に例えば気泡をほとんど
有しない合成樹脂等からなる防水シート1をロール状に
卷装可能にされたシートロール33が張設方向後方部の
ロール部本体31aに設けられ、緩衝材34を打ち抜く
四個の打ち抜き機35がこれら緩衝材ロール32とシー
トロール33との間に長さ方向に沿って直線上に並べら
れている。これら打ち抜き機35は、例えば、X,Y方向
に微調整可能なスライドベース36aを介してロール部
31に固定されたエアシリンダー36と、このエアシリ
ンダー36の先端部に取り付けられたニクロム線等を有
するリング状穴明け部37と、この穴明け部37内に打
ち抜かれた緩衝材34を吸引する吸引機(図示略)とか
ら構成されている。この穴明け部37の内周は、熱溶着
ディスク2よりも大きく形成されている。また、このロ
ール部31には、横行装置61がロール部本体31aに
取り付けられている。この横行装置61には、下部にガ
イドレール97上を走行可能にされた回動用ピニオン6
2と、この回動用ピニオン62に接続されて駆動力を伝
達する回動用電動機63とで成り、ロール部31を自身
の幅方向に走行可能に構成されている。
【0017】また、ロール部31には、シートロール3
3の張設方向後方部に溶着アタッチメント40が取り付
けられている。この溶着アタッチメント40は、ロール
部31に走行方向に沿って架構された例えばH型状のラ
ック41cと、このラック41c上を移動可能にされる
ピニオン(図示略)を備えるとともに、X,Y方向に微調
整可能に形成されたスライドベース41dと、このスラ
イドベース41d上に伸縮自在に取り付けられた例えば
エアシリンダー等からなる溶着用アーム42と、この溶
着用アーム42の先端部に取り付けられた溶着装置41
とで構成されている。この溶着装置41では、電磁場を
発生して防水シート1の重ね部4を溶着する重ね部用溶
着装置41bと、電磁場を発生して防水シート1を熱溶
着ディスク2に溶着するディスク用溶着装置41aとを
備えている。なお、これら重ね部用溶着装置41bとデ
ィスク用溶着装置41aとの進行方向の前後に防水シー
ト1を例えばバネを介して押圧する押圧ローラーを備え
てもよい。
【0018】ディスク用溶着装置41aは、前記打ち抜
き機35と同一円周状に四個配置されるとともに、それ
ぞれ長さ方向に沿う直線上の位置に並べられ、図4に示
すように、正面視円形に形成されたディスク用フレーム
45aと、これに取り付けられた第1のワークコイル4
6a及び溶着位置検出装置60とで構成されている。デ
ィスク用フレーム45aの中央部には、平面視円形に卷
回されて成る合計4個の第1のワークコイル46aが均
等配置され、かつこれら第1のワークコイル46aの外
側で各第1のワークコイル46aの間に溶着位置検出装
置60が固定されて構成されている。
【0019】一方、重ね部用溶着装置41bは、装置1
0の走行方向後方部一個取り付けられ、図5に示すよう
に、正面視長方形かつ側面視孤形に形成された重ね部用
フレーム45bと、この重ね部用フレーム45bに取り
付けられた第2のワークコイル46b及び溶着位置検出
装置60とで構成されている。重ね部用フレーム45b
には、平面視楕円形に形成されて成る合計8個の第2の
ワークコイル46bが2列に均等配置され、かつ第2の
ワークコイル46bの列の間に3個の溶着位置検出装置
60が均等配置されている。なお、この重ね部用溶着装
置41bは、装置10の走行方向後方部に限るものでは
なく、前方部でもよく、前後両方にそれぞれと取り付け
てもよい。
【0020】第1のワークコイル46a及び第2のワー
クコイル46bは、電磁誘導により溶着材50を加熱し
て防水シート1を溶着可能に形成されている。上記溶着
アタッチメント40と、溶着位置検出コイル60と、シ
ート設置部30とに制御部が接続されている。ここで、
溶着材50は、鉄、アルミニウム、銅、ステンレススチ
ール、真鍮、強磁性粉を均一又は糸状に混入分散させた
樹脂などで形成され、熱溶着ディスク2に、図6および
図7に示すように、リング状に塗着され、防水シート1
に、図8および図9に示すように、トンネルTの周方向
に沿って平行な二本の直線上に塗着されている。
【0021】なお、前記張設装置10では、ロール部3
1に重ね部用溶着装置41bとディスク用溶着装置41a
とを一体に取り付けたが、これらを個別に架構フレーム
92に取り付けてもよい。また、前記ディスク用溶着装
置41aは、四個取り付けたが、個数に限定されるもの
でなく、多数でも小数でもよい。同様に、重ね部用溶着
装置41bも、多数でも小数でもよい。
【0022】以下、本発明の張設装置10を用いた大断
面のトンネルTにおける防水シート1の張設方法を説明
する。まず、内壁面Wに前記溶着材50をあらかじめ塗
着した熱溶着ディスク2を適切位置に予め固定する。次
いで、熱溶着ディスク2の表面と、先行して設置された
上側にセットされる防水シート1の前記重ね部4に位置
する裏面に溶着材50を塗着する。続いて、図1に示す
ように、張設装置10を内壁面Wの所定の位置にセット
するとともに、溶着材50の塗着の完了した防水シート
1をシート設置部30に装着する。溶着アタッチメント
40は、シート設置部30に対して常にシート設置部3
0から引き出される防水シート1の表面側に配置する。
【0023】前記準備が完了後、図1に示すように、架
構フレーム92がトンネルTの軸方向に垂直となるよう
にして移送装置90をトンネルTの略中央に配置する。
そして、水平移動機構を作動することにより架構フレー
ム92の位置を調整してフレーム本体96と内壁面Wと
の距離が均等となるように位置させるとともに、フレー
ム本体96のガイドレール97の外周面上で、フレーム
本体96のラック機構に張設装置10の回動用ピニオン
62を噛み合わせて架構フレーム92と内壁面Wの間の
張設開始位置に張設装置10を設置する。
【0024】次いで、前記張設方向前方部に設けられた
緩衝材ロール32を作動して、緩衝材ロール32から緩
衝材34を巻だして内壁面Wに付勢する。このときに、
打ち抜き機35のエアシリンダー36を伸ばし、穴明け
部37を熱溶着ディスク2の位置にある緩衝材34に押
圧し、穴明け部37を加熱することにより、緩衝材34
を溶かして、熱溶着ディスク2の位置の緩衝材34に穴
を明け、この打ち抜かれた緩衝材34を吸引機により吸
引する。そして、エアシリンダー36を縮ませ、防水シ
ート1および緩衝材34から離れた位置で、打ち抜かれ
た緩衝材34を回収する。
【0025】穴の明けられた緩衝材34では、この緩衝
材34の上に、張設方向後方部に設けられたシートロー
ル33から防水シート1を巻きだして覆う。この巻きだ
された防水シート1に、シートロール33より張設方向
後方部に取り付けられた溶着アッタチメント40を押し
当てる。この溶着アッタチメント40では、溶着アーム
42を伸ばして、防水シート1を付勢する。この溶着用
アーム42を駆動することにより、ディスク用溶着装置
41aを熱溶着ディスク2の位置する防水シート1の表
面に概略当接する。
【0026】一方、重ね部用溶着装置41bでは、ディ
スク用溶着装置41aの打ち抜き機35の動作にかかわ
らず、溶着アーム42を駆動し、防水シート1の重ね部
4を付勢する。これら重ね部用溶着装置41b及びディ
スク用溶着装置41aの当接は、制御部によって、溶着
用アーム42の回動と伸縮を制御することにより行な
う。
【0027】ディスク用溶着装置41a及び重ね部用溶
着装置41bの位置は、溶着位置検出装置60から適正
周波数の電流を供給することにより溶着材50を検知
し、熱溶着ディスク2及び重ね部4の位置を検出して決
定される。溶着材50及び重ね部4の位置は、溶着位置
検出装置60に供給された電圧の変化を制御部が感知す
ることにより検出される。
【0028】制御部がディスク用溶着装置41a及び重
ね部用溶着装置41bの位置の決定した後、これらディ
スク用溶着装置41a及び重ね部用溶着装置41bをそ
れぞれ溶着位置に押し付けながら第1のワークコイル4
6a及び第2のワークコイル46bから適正周波数の電
流を供給することにより溶着材50を電磁誘導して加熱
し、防水シート1を熱溶着ディスク2及び重ね部4に溶
着する。
【0029】以下、防水シート1がセットされた順に熱
溶着ディスク2に防水シート1を前記要領で溶着する。
一方、重ね部4の溶着は、防水シート1が最初にセット
され、緩衝材34を介在せしめない状態の重ね部4の端
部に重ね部用溶着装置41bを押しつけ、この状態で防
水シート1の張設方向に重ね部用溶着装置41bを移動
させながら重ね部4の検出しつつ、電磁誘導による加熱
を連続して行なう。
【0030】前記張設装置10は、シート設置部30を
作動して張設位置へ防水シート1をセットし、溶着位置
検出コイル60によって防水シート1の表面から溶着材
50を検知することにより熱溶着ディスク2及び重ね部
4の位置を検出して、溶着アタッチメント40を熱溶着
ディスク2及び重ね部4の位置する防水シート1の表面
に移動する。そして、溶着アタッチメント40を作動し
て溶着材50を電磁誘導し発熱させ、溶着時間、溶着速
度等を一定に保持することにより、溶着材50を溶着温
度に加熱して溶着を行なう。
【0031】このように本発明の張設装置10及び張設
装置10を用いた防水シート1の張設方法によれば、シ
ート設置部30には、本体20の上部に固定された架構
フレーム92に移動可能に取り付けられたロール部31
が形成され、このロール部31は、張設方向前方部に設
けられた緩衝材ロール32と、張設方向後方部に設けら
れたシートロール33と、これら緩衝材ロール32とシ
ートロール33との間に緩衝材34を打ち抜く打ち抜き
機35とでなるため、緩衝材34が張設され、この張設
された緩衝材34が打ち抜かれるとともに、防水シート
1が張設される。このため、緩衝材34を防水シート1
とトンネルTとの間に容易に張設することができ、防水
シート1と熱溶着ディスク2との間に緩衝材34が存在
するのを防ぎ、緩衝材34の張設作業性を高めることが
できる。
【0032】この張設された緩衝材34および防水シー
ト1により、一次履工から漏水が発生した場合、水をト
ンネルT周方向に沿って速やかに流し、水の拡散を防止
するとともに、トンネルT内への侵入を防止する。ま
た、二次履工の温度収縮、乾燥収縮によるクラックの発
生を防止する。このため、トンネルT内の安全性を高
め、二次履工材料の打設を健全に行なうことができる。
【0033】また、溶着アタッチメント40は、トンネ
ルTの周方向に沿って回動される前記ロール部31の張
設方向後方部に取り付けられ、伸縮自在に形成された溶
着用アーム42と、この溶着用アーム42の先端部に取
り付けられた溶着装置41とで構成されるため、ロール
部31の緩衝材34、防水シート1を巻きだすとほぼ同
時に、これら緩衝材34、防水シート1をトンネルTに
張設される。このため、緩衝材34および防水シート1
の張設作業性を高めることができる。
【0034】また、張設装置10は、防水シート1およ
び緩衝材34のセットを、溶着アーム42を回動して自
動的に行なうから、高所や上向きの内壁面Wに対しても
防水シート1を簡単に張設することができ、張設の作業
性が向上する。加えて、張設装置10は、溶着アタッチ
メント40の個数を増加させることにより、防水シート
1の施工速度を早めるとともに、作業能率を高め、防水
シート1の施工期間を短くすることが可能となる。
【0035】さらに、シートの張設装置及びその張設方
法においては、電磁誘導による溶着は、電流、押圧力、
押圧時間等の条件を調整することにより、溶着温度及び
溶着時間の調整が簡便であるから、作業に熟練を必要と
せず、施工精度及び一層の作業性の向上が可能である。
さらに加えて、シートの張設装置及びその張設方法は、
防水シート1の裏面に溶着用の装置を挿入する必要が無
く、内壁面Wと防水シート1との間に不必要な空隙を生
じないから、防水シート1の垂れ下がりなどが減少して
施工の品質が向上する。
【0036】次いで、フレーム本体96上を走行するこ
とにより張設装置10が常に内壁面Wに防水シート1を
張設可能な位置に位置できるから、トンネルTの径が大
きい場合であっても内壁面Wに防水シート1を簡単に張
設することができる。
【0037】なお、前記一実施例の張設装置10及びそ
の張設方法は、いずれもトンネルTの内壁面W以外の建
築構造物被覆工面における防水シート1の張設に適用し
てもよい。そして、前記一実施例では、防水シート1を
トンネルTの上部に張設する例を示したが、下部に適用
してもよい。また、また溶着アタッチメントには、検出
装置及び溶着装置を複数取り付けてもよい。
【0038】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のシートの
張設装置及びその張設方法によれば、シート設置部に
は、本体の上部に固定された架構フレームに移動可能に
取り付けられたロール部が形成され、このロール部は、
張設方向前方部に設けられた緩衝材ロールと、張設方向
後方部に設けられたシートロールと、これら緩衝材ロー
ルとシートロールとの間に緩衝材を打ち抜く打ち抜き機
とでなるため、緩衝材が張設され、この張設された緩衝
材が打ち抜かれるとともに、シートが張設される。この
ため、緩衝材をシートとトンネルとの間に容易に張設す
ることができ、シートと熱溶着ディスクとの間に緩衝材
が存在するのを防ぎ、緩衝材の張設作業性を高めること
ができる。
【0039】この張設された緩衝材およびシートによ
り、一次履工から漏水が発生した場合、水をトンネル周
方向に沿って速やかに流し、水の拡散を防止するととも
に、トンネル内への侵入を防止する。また、二次履工の
温度収縮、乾燥収縮によるクラックの発生を防止する。
このため、トンネル内の安全性を高め、二次履工材料の
打設を健全に行なうことができる。
【0040】また、溶着アタッチメントは、トンネルT
の周方向に沿って回動されるロール部に取り付けられ、
伸縮自在に形成された溶着用アームと、この溶着用アー
ムの先端部に取り付けられた溶着装置とで構成されるた
め、ロール部の緩衝材、シートを巻きだすとほぼ同時
に、これら緩衝材、シートをトンネルに張設される。こ
のため、緩衝材およびシートの張設作業性を高めること
ができる。
【0041】また、シートの張設装置は、シートの張設
を、溶着アタッチメントを回動して行なうから、高所や
上向きの被覆工面に対してもシートを簡単に張設するこ
とができ、張設の作業性が向上するとともに、作業者が
高所で作業を行う必要性をなくすことにより作業の安全
性が向上する。加えて、溶着アタッチメントの取り付け
る個数を増加することにより、シートの施工速度を早め
るとともに、作業能率を高め、シートの施工期間を短く
することが可能となる。
【0042】さらに、シートの張設装置及びその張設方
法においては、電磁誘導による溶着は、電流、押圧力、
押圧時間等の条件を調整することにより、溶着温度及び
溶着時間の調整が簡便であるから、作業に熟練を必要と
せず、施工精度及び一層の作業性の向上が可能である。
さらに加えて、シートの張設装置及びその張設方法は、
シートの裏面に溶着用の装置を挿入する必要が無いか
ら、被覆工面とシートとの間に不必要な空隙を生じるこ
とがなく施工の品質が向上する。
【0043】次いで、フレーム本体上を走行することに
より張設装置が常に内壁面にシートを張設可能な位置に
位置できるから、トンネルの径が大きい場合であっても
内壁面にシートを簡単に張設することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のシート張設装置を示す全体斜視図であ
る。
【図2】本発明のシート張設装置を示す斜視図である。
【図3】図2の側面図である。
【図4】図1のディスク用溶着装置を示す正面図であ
る。
【図5】図1の重ね部用溶着装置を示す正面図である。
【図6】シート取り付け後の熱溶着ディスクを示す側面
図である。
【図7】図6の正面図である。
【図8】シートの重ね部を示す側面図である。
【図9】図8の正面図である。
【図10】被覆工面に固定された熱溶着ディスクを示す
側面図である。
【図11】従来の防水シートの張設を示す全体図であ
る。
【図12】電熱溶着装置による従来の重ね部の溶着を示
す側面図である。
【符号の説明】
1 防水シート 2 熱溶着ディスク(被覆工面の溶着位置) 10 張設装置 20 装置本体 30 シート設置部 31 ロール部 32 緩衝材ロール 33 シートロール 34 緩衝材 35 打ち抜き機 40 溶着アタッチメント 41 溶着装置 41a ディスク用溶着装置 41b 重ね部用溶着装置 42 溶着用アーム 46a 第1のワークコイル(電流供給装置) 46b 第2のワークコイル(電流供給装置) 50 溶着材 60 溶着位置検出コイル(溶着位置検出装置) 92 架構フレーム W 内壁面(被覆工面) T トンネル
フロントページの続き (71)出願人 591060913 カーボフオル・ジヤパン株式会社 東京都港区赤坂1丁目6番8号 井上赤坂 ビル (72)発明者 出口 種臣 東京都港区芝浦一丁目2番3号 清水建設 株式会社内 (72)発明者 菊池 雄一 東京都港区芝浦一丁目2番3号 清水建設 株式会社内 (72)発明者 枝広 靖宣 東京都台東区鳥越2丁目9番13号 精電舍 電子工業株式会社内 (72)発明者 坪根 重正 東京都台東区鳥越2丁目9番13号 精電舍 電子工業株式会社内 (72)発明者 米谷 和幸 東京都台東区鳥越2丁目9番13号 精電舍 電子工業株式会社内 (72)発明者 生田 明男 大阪府大阪市北区西天満三丁目2番17号 株式会社ケー・エフ・シー内 (72)発明者 羽馬 徹 大阪府大阪市北区西天満三丁目2番17号 株式会社ケー・エフ・シー内 (72)発明者 桜井 宏 東京都港区赤坂一丁目6番8号 カーボフ オル・ジヤパン株式会社内 (72)発明者 森田 佳祐 東京都港区赤坂一丁目6番8号 カーボフ オル・ジヤパン株式会社内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 走行可能な本体と、被覆工面にシートを
    押しつけかつ巻き広げるシート設置部と、シートを溶着
    する溶着装置が装備された溶着アタッチメントと、これ
    らシート設置部と溶着アタッチメントの作動を制御する
    制御部と、被覆工面の溶着位置またはシートの裏面に付
    着された溶着材をシートの表面から検出することにより
    被溶着位置を検出する溶着位置検出装置を備え、 前記シート設置部は、本体の上部に固定された架構フレ
    ームと、この架構フレームに移動可能に取り付けられた
    ロール部とでなり、このロール部は、張設方向前方部に
    設けられた緩衝材ロールと、張設方向後方部に設けられ
    たシートロールと、これら緩衝材ロールとシートロール
    との間に緩衝材を打ち抜く打ち抜き機とでなり、 前記溶着アタッチメントは、前記ロール部に取り付けら
    れ、伸縮自在に形成された溶着用アームと、この溶着用
    アームの先端部に取り付けられた溶着装置とで構成さ
    れ、溶着装置は、電磁場を発生してシートを溶着材に溶
    着するワークコイルとを備え、 前記溶着材は、電磁誘導により発熱作用を起こす導電体
    または磁性体を含有した溶着性組成物から成ることを特
    徴とするシートの張設装置。
  2. 【請求項2】 前記請求項1のシートの張設装置を用い
    たシートの張設方法であって、 電磁誘導により発熱作用を起こす導電体または磁性体を
    含んだ溶着性組成物からなる溶着材を被覆工面の溶着位
    置あるいはシート裏面に付着させ、 この溶着材をシートの表面から溶着位置検出装置で検知
    することにより溶着位置を検出し、 溶着アタッチメントを作動して、シートの重ね部同士を
    互いに溶着させるとともに、前記検出位置に打ち抜き機
    を当接して溶着材を覆う緩衝材を打ち抜き、この緩衝材
    を覆うシートに溶着装置を当接して溶着材を電磁誘導で
    発熱させることにより溶着位置にシートを溶着させるこ
    とを特徴とするシートの張設方法。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07293196A (ja) * 1994-04-25 1995-11-07 Kureha Elastomer- Kk 遮水シートの接合方法
WO2001002700A1 (de) * 1999-07-06 2001-01-11 Tecton Holding Ag Vorrichtung zum verlegen von dichtungsfolien mittels klebstoff an wandungen von bauwerken
JP2020045740A (ja) * 2018-09-21 2020-03-26 フジモリ産業株式会社 トンネル防水施工方法及びウォーターバリア並びに電磁誘導ヘッド

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