JPH0559791U - 低周波電磁調理装置 - Google Patents

低周波電磁調理装置

Info

Publication number
JPH0559791U
JPH0559791U JP3925691U JP3925691U JPH0559791U JP H0559791 U JPH0559791 U JP H0559791U JP 3925691 U JP3925691 U JP 3925691U JP 3925691 U JP3925691 U JP 3925691U JP H0559791 U JPH0559791 U JP H0559791U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
low
frequency electromagnetic
cooking device
far
top plate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP3925691U
Other languages
English (en)
Inventor
敏彦 高倉
Original Assignee
敏彦 高倉
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 敏彦 高倉 filed Critical 敏彦 高倉
Priority to JP3925691U priority Critical patent/JPH0559791U/ja
Publication of JPH0559791U publication Critical patent/JPH0559791U/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【目的】 お好み焼き等の調理装置と串焼きシステム
を個別化することなく、遠赤低周波コイルを利用するこ
とにより、一体的かつコンパクトな調理装置を提供する
ことにある。 【構成】 誘導加熱方式を利用する電磁調理器におい
て、低周波利用の遠赤低周波電磁コイル、その上方に天
板、下方に一定空間を有して焼き物用金網、並びにその
金網の下に水を湛えたケースを有し、天板が遠赤処理の
ニューセラミック又は、耐熱強化ガラス等である低周波
電磁調理装置。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、誘導加熱方式を利用した電磁調理器に関し、特に、遠赤低周波電磁 コイルを多面的に利用する調理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、お好み焼き等の調理をする場合、ガス加熱を中心とする手法がとられて いる。また、比較的近時、誘導加熱方式を利用した手法もとられている。しかし 、これらの場合、いずれも当該加熱手段の上部にある被熱物を熱するためにだけ 用いられていた。従って、ガス加熱にあっては熱効率が45〜50%ゆえ、極め て熱効率が悪く、逆に高周波利用の誘導加熱方式の場合は、熱効率はよいが、本 考案の利用分野において制作費等との関係上、極めてコスト高となり、用途との 関係において不釣り合いなものであった。 いずれにしても、お好み焼きや焼き鳥等の焼き物料理をする場合には、それら の用途に応じた個別の装置を必要とした。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
以上の如く、各々の調理装置を設けるということは、コスト面のみならずスペ ース的に多大の問題があった。特に、スペースのコストが極めて高い日本の大都 市にあっては、尚更である。 他方、低周波加熱方式の場合は、いわゆる電磁コイルの上面、下面の両方向に 作用するため、上部に存在する被加熱物に対しては、間接加熱となり、熱効率が 上部対象物に対して、約73%程度にとどまった。無論、上部被加熱物に対する 熱効率において、この程度で十分に加熱という目的は達せられる。 しかるに、下部方面への加熱が無駄となっていた。 そこで、本考案は、この低周波電磁コイルの上下両面方向における加熱を利用 すると共に、この熱を有効に利用するための調理装置を提供することを主たる目 的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案は、誘導加熱方式を利用する電磁調理器において、低周波利用の遠赤低 周波電磁コイル、その上方に天板、下方に一定空間を有して焼き物用金網、並 びにその金網下に水を湛えたケースを有し、上記天板が遠赤処理のニューセラミ ック又は、耐熱強化ガラス等である低周波電磁調理装置である。 一つの装置として製造されるところに特徴がある。
【0005】
【作用】
低周波電磁コイルの上下両面における熱を多面的に利用することにより、種々 の調理行為を同時に行なうことができる。
【0006】
【実施例】
以下、本考案の実施例について、添付図面を参照しつつ説明する。 図1は、本考案に係る調理装置10の概略分解図を示している。 電磁コイル12はいわゆる遠赤低周波コイルである。該コイルの熱量コントロ ールは本装置10の手前(図示せず)の調節ボタンにより成すことができる。ま た、このコイル12の上部にコイルの大きさに対応した天板11を有する。天板 の材質は遠赤処理されたニューセラミックや耐熱強化ガラスであることが望まし い。そして、この天板の大きさはその用途に応じて適宜選択することが妥当であ る。また、厚さは低周波コイルに対応するものでなければならない。 尚、上記天板11が透明である場合は下部の電磁コイル12の形状を意匠的美 感として見ることができる。
【0007】 次に、当該電磁コイル12の下方には焼き物用の金網13が該コイルに対応し て設置されている。その金網は水を湛えたケース14によって支持されている。 この場合、金網と水面間には油等が下に落ちた場合に水が飛び跳ねて被加熱物に 届かない程度の空間を有する。金網下の水の効用は周知のとおりである。
【0008】 更に、本考案の重要な構成の一つとして、該電磁コイル12が上下に適宜スラ イド可能に構成されていることが挙げられる。このスライド方式は、手動又は自 動のいずれによっても達成される。自動(オート方式)の場合には、あらかじめ プログラムされた移動距離を加熱対象物によって選択できるという点に特徴があ る。尚、このコンピュータを駆使する方法も従来の技術を応用すれば足りる。
【0009】 図2は、本考案に係る調理装置10の概略断面図を示している。 本図からわかるように、電磁コイル12と金網13との間には一定の空白部が 存在する。この空白部は、叙上のとおり、調節されることによって、適宜変動す る。そして、この空白部に生ずる煙を本装置10の一方の側に排煙すべくファン 15が側面壁部に設けられている。図中の矢印は排煙状態を示している。 また、金網13とケース14内の水16の水面との間にも一定の空間を有して いる。 尚、電磁コイル12は上下スライド可能であるから、天板11に密着すること もできるし、離すことも可能である。 以上、一実施例に基づいて主要な構成を説明したが、本装置10に不可欠な付 随的構成要素となる部品、たとえば、キャスターあるいは向きを変える場合等の 把手等については言及するまでもない。
【0010】
【考案の効果】
本考案によれば、まず、用途の関係上、高周波電磁調理器に比し、制作費、人 件費等において低コストであり、低周波であるが故に無論、省エネルギーにも寄 与する。また、天板11上においては、例えば、お好み焼き等に使用し、下部 装置である金網13においては焼き鳥等の串焼きシステムが可能となり、ひとつ の装置で多面的な用途に寄与することになる。 このように、ひとつの調理装置であるから、省スペースという面にも多大な寄 与が期待できることとなる。 尚、本装置を小型化することにより、料理店等で顧客毎の利用に供することに より自らお好み焼きは当然のこと、串焼き等を楽しむことができ、ユニークな料 理店の経営にも寄与することとなる。
【0011】
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案の一実施例に係る概略分解図である。
【図2】 本考案の図1に係る一実施例の概略断面図で
ある。
【符号の説明】
10 低周波電磁調理装置 11 天板 12 電磁コイル 13 金網 14 ケース 15 ファン 16 水

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 誘導加熱方式を利用する電磁調理器にお
    いて、低周波利用の遠赤低周波電磁コイル、その上方に
    天板、下方に一定空間を有して焼き物用金網、並びにそ
    の金網の下に水を湛えたケースを有することを特徴とす
    る低周波電磁調理装置。
  2. 【請求項2】天板が遠赤処理のニューセラミック又は耐
    熱強化ガラスであることを特徴とする請求項1記載の低
    周波電磁調理装置。
  3. 【請求項3】焼き物用金網は、対象物たる焼き物の種類
    に応じて上下に調節可能であることを特徴とする請求項
    1記載の低周波電磁調理装置。
JP3925691U 1991-03-11 1991-03-11 低周波電磁調理装置 Pending JPH0559791U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3925691U JPH0559791U (ja) 1991-03-11 1991-03-11 低周波電磁調理装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3925691U JPH0559791U (ja) 1991-03-11 1991-03-11 低周波電磁調理装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0559791U true JPH0559791U (ja) 1993-08-06

Family

ID=12548061

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3925691U Pending JPH0559791U (ja) 1991-03-11 1991-03-11 低周波電磁調理装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0559791U (ja)

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5042437A (ja) * 1973-08-18 1975-04-17
JPS5050732A (ja) * 1973-09-07 1975-05-07
JPS6017207A (ja) * 1983-07-08 1985-01-29 Toshiba Corp タ−ビン流量配分パタ−ン切換装置
JPS60152676A (ja) * 1984-01-18 1985-08-10 Hitachi Choko Kk 表面被覆超硬質部材
JPS61112401A (ja) * 1984-07-20 1986-05-30 Nec Corp 超高周波スイツチ
JPS63202881A (ja) * 1987-02-19 1988-08-22 松下電器産業株式会社 電磁誘導加熱調理器用焼き物器具

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5042437A (ja) * 1973-08-18 1975-04-17
JPS5050732A (ja) * 1973-09-07 1975-05-07
JPS6017207A (ja) * 1983-07-08 1985-01-29 Toshiba Corp タ−ビン流量配分パタ−ン切換装置
JPS60152676A (ja) * 1984-01-18 1985-08-10 Hitachi Choko Kk 表面被覆超硬質部材
JPS61112401A (ja) * 1984-07-20 1986-05-30 Nec Corp 超高周波スイツチ
JPS63202881A (ja) * 1987-02-19 1988-08-22 松下電器産業株式会社 電磁誘導加熱調理器用焼き物器具

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5687642A (en) Concave induction cooking surface for wok cooking
CN104697014A (zh) 一种多功能兼容的家用电磁炉
JPH11504149A (ja) 調理表面
CN106659311A (zh) 电磁炉用烹饪容器
JPH0559791U (ja) 低周波電磁調理装置
CN105892435A (zh) 多用智能灶
JP2000325240A (ja) 調理用コンロ
CN204494528U (zh) 一种多功能兼容的家用电磁炉
CN207745046U (zh) 一种电烧烤装置
JP3086394U (ja) 電気加熱調理器
CN217827509U (zh) 一种自动炒菜机
CN205669827U (zh) 多用群团智能灶
CN201775513U (zh) 电磁加热烧烤炉
CN205560885U (zh) 一种烤涮一体灶
EP3449785A1 (en) Food carrier
JPH1012367A (ja) 電磁誘導加熱による熱放射加熱調理器
CN219088998U (zh) 空气炸锅
CN214906128U (zh) 一种便携卡片组合式多功能炉具
US20050188983A1 (en) Glass-ceramic plate and its manufacturing process
JPH04129514A (ja) ロースター
CN105864849A (zh) 多用群团智能灶
CN2783170Y (zh) 多用途电磁炉
JPH01124404A (ja) 調理テーブル
CN2212373Y (zh) 一种多功能的电烤箱
KR200252366Y1 (ko) 휴대용 2중 코펠과 구이용 불판 세트