JPH0559748U - 締付け型コネクタ - Google Patents

締付け型コネクタ

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JPH0559748U
JPH0559748U JP134192U JP134192U JPH0559748U JP H0559748 U JPH0559748 U JP H0559748U JP 134192 U JP134192 U JP 134192U JP 134192 U JP134192 U JP 134192U JP H0559748 U JPH0559748 U JP H0559748U
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gripping
conductor
grip
branch line
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JP2596110Y2 (ja
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雅章 伊藤
紀幸 海原
好秋 阿部
俊明 千代延
浩一 町田
一美 若松
彰 田辺
智男 小幡
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THE FURUKAW ELECTRIC CO., LTD.
Fujikura Ltd
Tokyo Electric Power Co Inc
Sanwa Tekki Corp
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THE FURUKAW ELECTRIC CO., LTD.
Fujikura Ltd
Tokyo Electric Power Co Inc
Sanwa Tekki Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】幹線導体の把持を容易に行え、且つ分岐線導体
の断線を抑制できる締付け型コネクタを提供する。 【構成】第1,第2の把持金具1,2の対向内面の一端
側には幹線導体把持溝3,4を幅方向に横切って設け
る。第1,第2の把持金具の対向内面の他端側には分岐
線導体把持溝5,6と分岐線絶縁体把持溝7,8とを幅
方向に連続した状態で横切って設ける。第1,第2の把
持金具の対向内面の中間にはこれら把持金具を相互間隔
が開く方向に付勢するスプリング13を介在させる。第
1,第2の把持金具の中間にはその一方を貫通し他方の
ネジ孔17に螺合してこれら把持金具を相互間隔を閉じ
る方向に締付ける締付けボルト18を設ける。第1,第
2の把持金具の中間にはその一方に固定し他方のガイド
通路22に嵌合したガイドバー20を設ける。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、例えば活線作業用ロボットで幹線導体に分岐線を接続する用途等に 用いて好適な締付け型コネクタに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来のこの種の締付け型コネクタは、第1,第2の把持金具を扇形に開閉させ て幹線導体と分岐線導体とを把持する構造であった。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、このように扇形に開閉する構造では、第1,第2の把持金具の 開き間隔を大きくとることができ難く、幹線導体を把持する作業がやり難い問題 点があった。また、従来の構造では、分岐線の導体のみを把持する構造であった ので、分岐線導体が両把持金具から外に出る部分で振動等により切断され易い問 題点があった。
【0004】 本考案の目的は、幹線導体の把持を容易に行え、且つ分岐線導体の切断を抑制 することができる締付け型コネクタを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成する本考案の構成を説明すると、本考案は第1,第2の把持 金具で幹線導体を把持し、該把持金具を介して前記幹線導体に分岐線を接続する 締付け型コネクタにおいて、 前記第1,第2の把持金具の対向内面の一端側には幹線導体把持溝がそれぞれ 幅方向に横切って設けられ、 前記第1,第2の把持金具の対向内面の他端側には分岐線導体把持溝と分岐線 絶縁体把持溝とがそれぞれ幅方向に連続した状態で横切って設けられ、 前記第1,第2の把持金具の対向内面の中間にはこれら第1,第2の把持金具 を相互間隔が開く方向に付勢するスプリングが介在され、 前記第1,第2の把持金具の中間にはその一方を貫通し他方のネジ孔に螺合さ れてこれら第1,第2の把持金具を相互間隔を閉じる方向に締付ける締付けボル トが設けられ、 前記第1,第2の把持金具の中間にはその一方に固定されて他方のガイド通路に 嵌合されたガイドバーが設けられていることを特徴とする。
【0006】
【作用】
このような締付け型コネクタは、第1,第2の把持金具が相互に平行状態を保 って開閉する。従って、これら第1,第2の把持金具の締付けを行う締付けボル トを緩めることによって、必要な大きさに第1,第2の把持金具の間隔を広げる ことができ、幹線導体の挿入作業を容易に行うことができる。
【0007】 また、第1,第2の把持金具は、分岐線導体把持溝の他に分岐線絶縁体把持溝 を有して分岐線の絶縁体を把持する。従って、分岐線が両把持金具から外に出る 部分で振動等により切断され易いのを回避することができる。
【0008】
【実施例】
図1乃至図4は、本考案に係る締付け型コネクタの一実施例を示したものであ る。
【0009】 図示のように本実施例の締付け型コネクタは、第1,第2の把持金具1,2を 有する。これら第1,第2の把持金具1,2の対向内面の一端側には、幹線導体 把持溝3,4がそれぞれ幅方向に横切って相対向して設けられている。また、こ れら第1,第2の把持金具1,2の対向内面の他端側には、分岐線導体把持溝5 ,6と分岐線絶縁体把持溝7,8とがそれぞれ幅方向に連続した状態で横切って 相対向して設けられている。
【0010】 第1の把持金具1の内表面には、その分岐線導体把持溝5の端部に分岐線導体 挿入リング部9が突設されている。該分岐線導体挿入リング部9には、分岐線導 体把持溝5に連続して分岐線導体挿入孔9aが設けられている。
【0011】 また、第1の把持金具1の内表面には、その分岐線絶縁体把持溝7の端部に分 岐線絶縁体挿入リング部10が突設されている。該分岐線絶縁体挿入リング部1 0には、分岐線絶縁体把持溝7に連続して分岐線絶縁体挿入孔10aが設けられ ている。
【0012】 第1の把持金具1の幅方向の両端に突設された分岐線導体挿入リング部9及び 分岐線絶縁体挿入リング部10は、第2の把持金具2の両側面に嵌合されるよう になっている。
【0013】 更に、第1の把持金具1には、分岐線導体挿入孔9aに直交する向きでネジ孔 11が設けられ、該ネジ孔11には分岐線導体仮止めネジ12が螺合されている 。この分岐線導体仮止めネジ12で分岐線導体挿入孔9aに挿入されている分岐 線導体を仮止めするようになっている。
【0014】 第1,第2の把持金具1,2の対向内面の中間には、これら第1,第2の把持 金具1,2を相互間隔が開く方向に付勢するコイルスプリング13が介在されて いる。該コイルスプリング13の両端は、第1,第2の把持金具1,2の内表面 に設けられた凹部14,15に嵌合されている。
【0015】 第1の把持金具1の凹部14に連続して該第1の把持金具1には、ボルト貫通 孔16が設けられている。第2の把持金具2の凹部15に連続して該第2の把持 金具2には、ネジ孔17が貫通して設けられている。第1,第2の把持金具1, 2は、第1の把持金具1のボルト貫通孔16を貫通し、コイルスプリング13の 中を通り、第2の把持金具2のネジ孔17に螺合された締付けボルト18の締付 けにより相互間隔が閉じられるようになっている。
【0016】 第1の把持金具1の中間の両側面には溝19がそれぞれ設けられ、これら溝1 9にはガイドバー20がそれぞれ嵌合されてネジ21にて該第1の把持金具1に 固定されている。第2の把持金具2の中間の両側面にはガイド通路22がそれぞ れ設けられ、これらガイド通路22にはガイドバー20が摺動自在にそれぞれ嵌 合されている。各ガイドバー20の先端には、内向にストッパー部20aがそれ ぞれ設けられている。各ガイド通路22には、各ガイドバー20のストッパー部 20aが当接するストッパー部22aが設けられている。
【0017】 このような締付け型コネクタでは、まず第1の把持金具1の分岐線絶縁体挿入 リング部10における分岐線絶縁体挿入孔10aから、図示しない分岐線の段剥 ぎした先端を挿入し、該分岐線の先端における分岐線導体を分岐線導体把持溝5 に臨ませ且つ分岐線導体挿入孔9aに挿入し、分岐線絶縁体を分岐線絶縁体挿入 リング部10に臨ませ且つ分岐線絶縁体挿入孔10aを貫通した状態にする。か かる状態で、分岐線導体挿入孔9a内の分岐線導体を分岐線導体仮止めネジ12 で仮止めする。
【0018】 また、締付けボルト18を緩めることによって、第1,第2の把持金具1,2 の間隔を広げる。この場合、該締付け型コネクタは、第1,第2の把持金具1, 2が相互に平行状態を保って開閉する構造になっているので、締付けボルト18 の緩め方を調整することによって該第1,第2の把持金具1,2の間隔を必要な 広さに広げることができる。従って、幹線導体把持溝3,4間への幹線導体の挿 入を容易に行うことができ、活線作業ロボットでも該締付け型コネクタを幹線導 体に取り付ける作業を容易に行うことができる。
【0019】 幹線導体把持溝3,4間へ幹線導体を挿入した状態で締付けボルト18を締め ることによって、第1,第2の把持金具1,2によって幹線導体と分岐線導体を 締付け固定する。この状態では、該第1,第2の把持金具1,2によって分岐線 の絶縁体も一緒に把持しているので、分岐線が両把持金具1,2の近傍で振動等 により切断され易いのを回避することができる。
【0020】
【考案の効果】
以上説明したように本考案に係る締付け型コネクタは、第1,第2の把持金具 が相互に平行状態を保って開閉する構造になっているので、これら第1,第2の 把持金具の締付けを行う締付けボルトを緩めることによって、スプリングの作用 によって第1,第2の把持金具の間隔を十分に広げることができ、幹線導体の把 持作業を容易に行うことができる。また、第1,第2の把持金具は、分岐線導体 把持溝の他に分岐線絶縁体把持溝を有して分岐線の絶縁体を把持するので、分岐 線が両把持金具から外に出る部分で振動等により切断され易いのを回避すること ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る締付け型コネクタの一実施例の開
状態を示す正面図である。
【図2】図1に示す締付け型コネクタの閉状態を示す正
面図である。
【図3】図2のX−X線断面図である。
【図4】図2のY−Y線断面図である。
【図5】図2のZ−Z線断面図である。
【符号の説明】
1,2…第1,第2の把持金具、3,4…幹線導体把持
溝、5,6…分岐線導体把持溝、7,8…分岐線絶縁体
把持溝、9…分岐線導体挿入リング部、9a…分岐線導
体挿入孔、10…分岐線絶縁体挿入リング部、10a…
分岐線絶縁体挿入孔、11…ネジ孔、12…分岐線導体
仮止めネジ、13…コイルスプリング、14,15…凹
部、16…ボルト貫通孔、17…ネジ孔、18…締付け
ボルト、19…溝、20…ガイドバー、21…ネジ、2
2…ガイド通路、22a…ストッパー部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (71)出願人 000005186 株式会社フジクラ 東京都江東区木場1丁目5番1号 (71)出願人 591265633 株式会社華陽電機工業所 東京都港区浜松町2丁目1番6号 (71)出願人 391011386 日本バーンデイ株式会社 東京都港区高輪3丁目26番33号 (71)出願人 000144108 株式会社三英社製作所 東京都品川区荏原5丁目2番1号 (72)考案者 伊藤 雅章 東京都千代田区内幸町1丁目1番3号 東 京電力株式会社内 (72)考案者 海原 紀幸 東京都港区芝浦4丁目8番33号 株式会社 関電工内 (72)考案者 阿部 好秋 東京都千代田区丸の内2丁目6番1号 古 河電気工業株式会社内 (72)考案者 千代延 俊明 東京都品川区南品川6丁目5番19号 三和 テッキ株式会社内 (72)考案者 町田 浩一 東京都江東区木場1丁目5番1号 藤倉電 線株式会社内 (72)考案者 若松 一美 千葉県佐倉市大作1丁目8番1号 株式会 社華陽電機工業所佐倉工場内 (72)考案者 田辺 彰 東京都港区高輪3丁目26番33号 日本バー ンデイ株式会社内 (72)考案者 小幡 智男 栃木県小山市西黒田87 三英社総合研究所 内

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1,第2の把持金具で幹線導体を把持
    し、該把持金具を介して前記幹線導体に分岐線を接続す
    る締付け型コネクタにおいて、 前記第1,第2の把持金具の対向内面の一端側には幹線
    導体把持溝がそれぞれ幅方向に横切って設けられ、 前記第1,第2の把持金具の対向内面の他端側には分岐
    線導体把持溝と分岐線絶縁体把持溝とがそれぞれ幅方向
    に連続した状態で横切って設けられ、 前記第1,第2の把持金具の対向内面の中間にはこれら
    第1,第2の把持金具を相互間隔が開く方向に付勢する
    スプリングが介在され、 前記第1,第2の把持金具の中間にはその一方を貫通し
    他方のネジ孔に螺合されてこれら第1,第2の把持金具
    を相互間隔を閉じる方向に締付ける締付けボルトが設け
    られ、 前記第1,第2の把持金具の中間にはその一方に固定さ
    れて他方のガイド通路に嵌合されたガイドバーが設けら
    れていることを特徴とする締付け型コネクタ。
JP1992001341U 1992-01-17 1992-01-17 締付け型コネクタ Expired - Lifetime JP2596110Y2 (ja)

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4415159Y1 (ja) * 1965-10-19 1969-06-30
JPS59139734A (ja) * 1983-01-29 1984-08-10 Matsushita Electric Works Ltd 電力線搬送制御システム

Patent Citations (2)

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