JPH0558455U - 収納テーブル装置 - Google Patents

収納テーブル装置

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Publication number
JPH0558455U
JPH0558455U JP006678U JP667892U JPH0558455U JP H0558455 U JPH0558455 U JP H0558455U JP 006678 U JP006678 U JP 006678U JP 667892 U JP667892 U JP 667892U JP H0558455 U JPH0558455 U JP H0558455U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
table body
hinge
storage case
storage
stored
Prior art date
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Pending
Application number
JP006678U
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English (en)
Inventor
義郎 問山
千良 高橋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
KYB Corp
Original Assignee
KYB Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by KYB Corp filed Critical KYB Corp
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Publication of JPH0558455U publication Critical patent/JPH0558455U/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 この考案の目的は、テーブル本体4の収納時
の衝撃を緩衝し、騒音の防止、及びテーブル本体4等の
破損を防止した収納テーブル装置を提供することであ
る。 【構成】 テーブル本体4と収納ケース3とをヒンジ9
を介して取付け、テーブル本体4を自由落下の状態で収
納できる収納テーブル装置において、回転力の回転に関
連してピストンが移動し、このピストンの移動に応じて
油圧的な減衰力を発揮する回転ダンパ11を収納ケース
3の内側に設け、この回転ダンパ11の回転軸12をヒ
ンジ9と一体化した構成としている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、収納ケースからテーブル本体を引き出して使用する収納テーブル 装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
図5、6の従来例は、車両等に設けた収納テーブル装置を示している。この収 納テーブル装置では、シートクッション1の側方のアームレスト2が収納ケース 3となっている。そして、この収納ケース3にテーブル本体4を取付け、使用時 にテーブル本体4を取り出しセットする。 テーブル本体4は、軽食飲料や雑誌等を置くことができるように形成された盤 形であり、このテーブル本体4を支持アーム5で支持している。なお、テーブル 本体4と支持アーム5とはヒンジ6を介して回転自在に取付けてある。
【0003】 上記支持アーム5は、テーブル本体4を支持している反対側を収納ケース3の 上部に設けた開口部7から挿入し、収納ケース3内に設けてある取付け板8にヒ ンジ9を介して回転自在に取付けている。 このヒンジ9は、図5に示すように、軸方向をアームレスト2の長手方向に対 し直角にして取付けている。したがって、支持アーム5は、ヒンジ9を軸にして 、アームレスト2の長手方向に沿って回転する。 また、テーブル本体4は、アームレスト2の長手方向に対し直角に回転する。 つまり、テーブル本体4はクッションシート1側に回転する。このようにテーブ ル本体4と支持アーム5とが、それぞれのヒンジ6、9を軸に回転し、テーブル 本体4は収納ケース3に対して出没可能になっている。
【0004】 なお、ヒンジ9を軸としてアームレストの長手方向に沿って回転する支持アー ム5とテーブル本体4とは、図6の矢印Aにおいて、反時計回りしたとき、取付 け板8の上部8aに当たり、アームレスト2と平行の位置で止まるようになって いる。また、支持アーム5に設けたヒンジ6で、シートクッション1側に回転す るテーブル本体4は、アームレスト2上部の開口部7周囲に当たり、シートクッ ション2と平行になる位置で止まるようになっている。
【0005】 このような収納テーブル装置を使用するときは、アームレスト2の上部開口部 7から、テーブル本体4をつまみ上げ、図6に示す矢印Aの反時計方向に回転さ せる。すると、テーブル本体4と支持アーム5とは、ヒンジ9を軸にして、アー ムレスト2の長手方向に沿って回転し、取付け板8の上部8aに支持アーム5が 当たって止まる。この位置からさらに、テーブル本体4をシートクッション1側 に回転させ、使用位置にセットする。こうして、収納ケース3から取出されたテ ーブル本体4は、シートクッション1に座った乗客の前面近くに水平にセットさ れることになる。
【0006】 また、テーブル本体4を収納するときは、テーブル本体4と支持アーム5とを 上記と逆の手順で操作し、テーブル本体4が収納ケース3へ自由落下の状態で収 納できる位置まで手で動かす。そして、テーブル本体4が自由落下できる位置ま で来たら、手を離し自由落下の状態で収納させる。 なお、アームレスト2上部開口部7には図示しない開閉式のカバーが設けられ 、テーブル本体4を使用しないときには、このカバーを閉めて蓋をしている。
【0007】
【考案が解決しようとする課題】
このような従来の収納テーブル装置では、上記したように、テーブル本体4を 収納ケース3に収納するときは、ヒンジ9を軸にしてテーブル本体4と支持アー ム5とを自由落下の状態で収納させる。 このため、収納時の勢いでテーブル本体4が取付け板8に衝突するので、騒音 を発生したり、テーブル本体4、支持アーム5、取付け板等が8が損傷してしま うことがある。 そこで、図6に示すように取付け板8にラバーゴム等のクッション部材10を 取付けて、衝突の衝撃を緩衝し、騒音の発生や各部材の損傷を防止しようと試み た。しかし、このようなクッション部材10を設ける方法では、テーブル本体を 一番高い位置から自由落下させるときなどは、衝撃を吸収しきれないという問題 があった。
【0008】 この考案の目的は、テーブル本体4収納時における、騒音の防止、及びテーブ ル本体4等の破損を防止した収納テーブル装置を提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決するためにこの考案では、テーブル本体の端部と、このテー ブル本体を収納する収納ケースの内側端部とをヒンジを介してを取付け、このヒ ンジを軸にテーブル本体を自由落下の状態で収納ケースに収納できる収納テーブ ル装置において、回転力の回転に関連してピストンが移動し、そしてピストンの 移動に応じて油圧的な減衰力を発揮する回転ダンパを上記収納ケースの内側端部 に設け、この回転ダンパの回転軸と上記ヒンジとを一体化して、テーブル本体収 納時の衝撃を緩衝することを特徴としている。
【0010】
【作用】
上記のように構成したので、テーブル本体をヒンジを軸にして自由落下の状態 で収納ケースに収納するとき、ヒンジと一体化した回転ダンパの回転軸に回転力 が作用するので、テーブル本体は収納時の衝撃を緩衝されて収納ケースに収納さ れる。
【0011】
【実施例】
図1〜4は、この考案の実施例を示したものである。前記した従来例と同一の 構成要素については同一符号を用いるとともに、その詳細な説明を省略する。
【0012】 この実施例は、図1からもわかるように、ヒンジ9周り以外は従来例と同一の 構成となっている。 従来例と違っているヒンジ9周りは次のようになっている。すなわち、収納ケ ース3の内側端部に回転ダンパ11を取付け、従来例のヒンジ9の位置に、回転 ダンパ11の回転軸12が位置するようにしている。
【0013】 この回転ダンパ11は、図3、4に示すように、ケーシング13に移動体14 を摺動自在に収納している。この移動体14は、ピストン部14aとスライダ部 14bとからなっている。そして、ピストン部14aは、ケーシング13内でオ イル室a、bを区画している。またスライダ部14bは、ピストン部14aに比 べて、その厚さを薄くしてケーシング13とスライダ部14bとの間に空間Bを 形成している。 なお、上記移動体14は、一般的な回転ダンパのピストンに相当する。
【0014】 上記スライダ部14bには、この移動体14の移動方向に直交する溝15を形 成している。この溝15にはスライダ16を滑動自在にはめ込んでいる。 そして、スライダ部14bとケーシング13との間に設けた空間Bには、ケー シング13の外側から挿入した回転軸12を突出させ、その突出端には、偏心軸 17を形成している。 このようにした偏心軸17は、ケーシング13にネジ止めしたホルダ18によ って回転自在に保持されている。 また、回転軸12の下端にはフランジ19を形成し、このフランジ19をスラ イダ部14bとホルダ18との間に介在させることによって、回転軸12がケー シング13から抜けないようにしている。
【0015】 上記移動体14のピストン部14aには、両側のオイル室a、bを連通する通 孔20を複数形成している。そして、オイル室b側における通孔20の端部には 、リーフバルブ21を装着している。 このリーフバルブ21は、リーフスプリング22によって押えられている。そ して、リーフスプリング22はバルブストッパ23で止めているが、このバルブ ストッパ23は次のようになっている。 すなわち、バルブストッパ23は、円筒部23aとフランジ部23bとからな り、この円筒部23aをピストン部14aにはめ込んでいる。このように円筒部 23aをピストン部14aにはめ込むことによって、フランジ部23bでリーフ スプリング22を押さえている。 リーフバルブ21をこのように設けたので、オイル室a側からオイル室b側に オイルが流れるときには、リーフバルブ21が開弁し、反対の流れのときには、 閉弁状態を保つことになる。なお、バルブストッパ23の中央の通孔24は、両 オイル室a、bを連通するが、この通孔24のオイル室a側付近には絞り25を 形成している。
【0016】 このように構成した回転ダンパ11は、回転軸12に外部から回転力が作用し て回転軸12が回転すると、偏心軸17が回転軸12を中心に公転する。公転し ている偏心軸17は、スライダ16を介して移動体14のスライダ部14b上に 設けられた溝15内を滑動し、その公転運動を移動体14の摺動方向の直線運動 に変換する。この場合、移動体14の移動ストロークは偏心軸17の描く円の軌 跡の直径に等しくなっている。
【0017】 上記の動作により移動体14がオイル室b側に移動すると、リーフバルブ21 は閉じたままで通孔20にはオイルは流れない。しかし、オイル室bに充満して いるオイルは、バルブストッパ23の通孔24を通っていオイル室aに移動する 。このとき、通孔24に形成されている絞り25により流量を制限されて減衰力 を得る。 また、移動体14がオイル室a側に移動するときは、オイル室aに充満してい るオイルが通孔20を通り、リーフスプリング22の力に抗してリーフバルブ2 1を開弁し、オイル室bへ流入するので減衰力が発生しない。 なお、この回転ダンパ11は、回転軸12の回転角度の範囲に対応した位置で 、減衰力を発生させることができる。
【0018】 このような回転ダンパ11の回転軸12と従来例のヒンジ9とを一体化してい るので、テーブル本体4を自由落下の状態で収納ケース3に収納するときの衝撃 は、回転ダンパ11によって緩衝される。このため、テーブル本体4と取付け板 8との衝突による、騒音の発生や、テーブル本体4などの破損がない。 また、油圧的な回転ダンパ11を用いているので、従来例のクッション部材1 0と比べ、テーブル本体4を一番高い位置から自由落下させても、その衝撃を十 分に緩衝することができる。
【0019】
【効果】
テーブル本体がヒンジを軸に自由落下の状態で収納ケースに収納するときの衝 撃は、回転ダンパで緩衝される。したがって、収納時にテーブル本体が収納ケー スの内側に衝突して、騒音を発生したり、テーブル本体や収納ケースを破損する ことがない。 また、油圧的な回転ダンパを用いているので、例えば一番高い位置からテーブ ル本体を自由落下させても、十分にその衝撃を緩衝できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の実施例を示す側面図である。
【図2】図1の平面図である。
【図3】図1のI −I 線の要部拡大断面図である。
【図4】図3の縦断面図である。
【図5】従来例を示す簡略の側面図である。
【図6】図5の要部の詳細図である。
【符号の説明】
3 収納ケース 4 テーブル本体 9 ヒンジ 11 回転ダンパ 12 回転軸

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 テーブル本体の端部と、このテーブル本
    体を収納する収納ケースの内側端部とをヒンジを介して
    を取付け、このヒンジを軸にテーブル本体を自由落下の
    状態で収納ケースに収納できる収納テーブル装置におい
    て、回転力の回転に関連してピストンが移動し、そして
    ピストンの移動に応じて油圧的な減衰力を発揮する回転
    ダンパを上記収納ケースの内側端部に設け、この回転ダ
    ンパの回転軸と上記ヒンジとを一体化して、テーブル本
    体収納時の衝撃を緩衝することを特徴とした収納テーブ
    ル装置。
JP006678U 1992-01-22 1992-01-22 収納テーブル装置 Pending JPH0558455U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP006678U JPH0558455U (ja) 1992-01-22 1992-01-22 収納テーブル装置

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JP006678U JPH0558455U (ja) 1992-01-22 1992-01-22 収納テーブル装置

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JPH0558455U true JPH0558455U (ja) 1993-08-03

Family

ID=11645026

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JP006678U Pending JPH0558455U (ja) 1992-01-22 1992-01-22 収納テーブル装置

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JP (1) JPH0558455U (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101006739B1 (ko) * 2008-04-25 2011-01-10 혜성산업(주) 관람 의자용 팔걸이대
KR101404458B1 (ko) * 2012-10-24 2014-06-09 대원강업 주식회사 충격 감쇠 구조를 갖는 차량 시트용 접이식 테이블
JP2016132288A (ja) * 2015-01-16 2016-07-25 トヨタ紡織株式会社 乗物用シートのテーブル装置
JP2016132287A (ja) * 2015-01-16 2016-07-25 トヨタ紡織株式会社 乗物用シートのテーブル装置

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KR101006739B1 (ko) * 2008-04-25 2011-01-10 혜성산업(주) 관람 의자용 팔걸이대
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JP2016132288A (ja) * 2015-01-16 2016-07-25 トヨタ紡織株式会社 乗物用シートのテーブル装置
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