JPH0558377A - 自転車用多段スプロケツト装置 - Google Patents

自転車用多段スプロケツト装置

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JPH0558377A
JPH0558377A JP22148191A JP22148191A JPH0558377A JP H0558377 A JPH0558377 A JP H0558377A JP 22148191 A JP22148191 A JP 22148191A JP 22148191 A JP22148191 A JP 22148191A JP H0558377 A JPH0558377 A JP H0558377A
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small
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 小径スプロケットから大径スプロケットへの
チエンの移行を補助する掛換補助突起を設けた自転車用
多段スプロケット装置において、チエンの掛換補助突起
からの離脱を容易にすること及びチエンが大径スプロケ
ットの歯の歯先に乗り上げることを防止することにあ
る。 【構成】 第2の歯15a面に、チエン3のリンクプレ
ート3b外側面をガイドするガイド面15a’を設け、
掛換補助突起16を第1の歯15cとの噛み合い位置か
ら歯の周設ピッチのほぼ整数倍離れた位置でチエン3と
噛み合うように、小径スプロケット12の方に変位し、
掛換補助突起16の前記大径スプロケット13側の側面
に歯元側ほど大径スプロケット13側に近接する傾斜面
を設けてある。ガイド面15a’を、傾斜面16aと共
に移行するチエン部分に当接させることによって、この
チエン3が掛換補助突起16に深く噛み込むことを防止
できるように構成してある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、小径スプロケットを設
け、前記小径スプロケットと同軸上に大径スプロケット
を並設し、前記大径スプロケットに前記小径スプロケッ
トから前記大径スプロケットへのチエンの移行を補助す
る掛換補助突起を設けた自転車用多段スプロケット装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、上記の如き自転車用多段スプロケ
ット装置に関する先行技術としては、例えば実公昭58
−10706号公報に記載のものが知られ、大径スプロ
ケットの2枚の歯を欠如すると共に、その欠如部に上記
掛換補助突起を一体形成している。同先行技術によれ
ば、小径スプロケットから大径スプロケットへチエンを
掛け換える際において、オーバーシフト量を少なくし、
小さな力で変速操作を可能とすべく、上記掛換補助突起
にチエンを噛み込ませて大径スプロケットの歯にチエン
を噛み易くするものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述の従来構
成においては、前記掛換補助突起にチエンが深く噛み込
み過ぎて、前記掛換補助突起に噛込む前記チエンが半径
方向視において大径スプロケット側に移行するチエン部
分全体の軌跡に対し大きく傾き、そのチエンが捻れて前
記掛換補助突起から抜け難くなり、変速に支障を来す虞
があった。また、小径スプロケットから大径スプロケッ
トへチエンを掛け換える際に最初にチエンと噛み合う大
径スプロケットの歯、すなわち、前記欠如部に隣接する
歯と、前記掛換補助突起との距離が大径スプロケットの
歯の周設ピッチのほぼ整数倍になっていないので、大径
スプロケットへ掛け換えされるチエンは大径スプロケッ
トに歯先に乗り上げることとなって円滑に噛合せず、変
速がスムースとならない欠点があった。
【0004】本発明の第1の目的は、小径スプロケット
から大径スプロケットへのチエンの掛換時において、掛
換補助突起に噛合したチエンをその掛換補助突起から容
易に離脱させることの可能な自転車用多段スプロケット
装置を提供することにある。また、本発明の第2の目的
は、大径スプロケットへ掛け換えされるチエンを大径ス
プロケットの歯の歯先に乗り上げさせることなくその変
速を円滑にすることにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明にかかる自転車用多段スプロケット装置の第
1の特徴構成は、小径スプロケットを設け、前記小径ス
プロケットと同軸上に大径スプロケットを並設し、前記
大径スプロケットに前記小径スプロケットから前記大径
スプロケットへのチエンの移行を補助する掛換補助突起
を設けた構成において、前記移行するチエン部分が噛み
合う前記大径スプロケットの第1の歯のチエン駆動方向
前側に隣合う第2の歯の前記小径スプロケット側の側面
であってそのチエンのリンクプレート外側面をガイドす
るガイド面を設け、前記掛換補助突起を前記移行するチ
エン部分の前記第1の歯との噛み合い位置から前記駆動
方向前側に前記大径スプロケットの歯の周設ピッチのほ
ぼ整数倍離れた位置で前記チエンと噛み合うように前記
小径スプロケットの方に変位し、歯元側ほど大径スプロ
ケットがわに近接する傾斜面を前記掛換補助突起の前記
大径スプロケットがわの側面に設け、前記ガイド面を、
前記傾斜面と共に前記移行するチエン部分に当接せるこ
とによって、前記掛換補助突起に噛込む前記チエンが半
径方向視において前記移行するチエン部分全体の軌跡に
対し大きく傾かない状態で、且つ、前記スプロケットの
軸方向視において前記移行するチエン部分全体の軌跡が
滑らかになる状態に、このチエンが前記掛換補助突起に
深く噛み込むことを防止させるように構成したことにあ
る。
【0006】また、本発明の第2の特徴構成は、小径ス
プロケットを設け、前記小径スプロケットと同軸上に大
径スプロケットを並設し、前記大径スプロケットに前記
小径スプロケットから前記大径スプロケットへのチエン
の移行を補助する掛換補助突起を設けた構成において、
前記移行するチエン部分が噛み合う前記大径スプロケッ
トの第1の歯のチエン駆動方向前側に隣合う第2の歯の
前記小径スプロケット側の側面であってそのチエンのリ
ンクプレート外側面をガイドするガイド面を設け、前記
掛換補助突起を前記移行するチエン部分の前記第1の歯
との噛み合い位置から前記駆動方向前側に前記大径スプ
ロケットの歯の周設ピッチのほぼ整数倍離れた位置で前
記チエンと噛み合うように前記小径スプロケットの方に
変位し、前記掛換補助突起の丈を、この補助突起が前記
大径スプロケットでの前記チエンの駆動回転移動軌跡内
に入らない程度の高さに形成したことにある。
【0007】また、本発明の第3の特徴構成は、上記第
2の特徴構成において、前記掛換補助突起の前記小径ス
プロケット側の側面に、前記移行するチエン部分のリン
クプレートのうちインナーリンクプレートの側方にこの
掛換補助突起が位置したときに、そのインナーリンクプ
レートに対する前記駆動方向前側に隣接するアウターリ
ンクプレートがこの掛換補助突起に引っ掛かることなく
半径方向に対して小径スプロケットに近接することを許
容するチエンの引っ掛かり防止手段を設けたことにあ
る。
【0008】また、本発明の第4の特徴構成は、上記第
2の特徴構成において、前記掛換補助突起に対する前記
駆動方向後側にこの掛換補助突起とほぼ同等の副掛換補
助突起を、前記ピッチのほぼ1倍の距離を隔てて設けた
ことにある。
【0009】また、本発明の第5の特徴構成は、上記第
4の特徴構成において、前記チエンを受け止める受部を
前記掛換補助突起の前記駆動方向前側に設けたことにあ
る。
【0010】また、本発明の第6の特徴構成は、上記第
1〜5の特徴構成のいずれかにおいて、前記整数倍が2
倍であることにある。
【0011】また、本発明の第7の特徴構成は、上記第
1〜5の特徴構成のいずれかにおいて、前記掛換補助突
起を前記大径スプロケットと別体で構成し、前記大径ス
プロケットに着脱自在に固定したことにある。
【0012】
【作用】上記本発明の第1の特徴構成によれば、前記掛
換補助突起を前記移行するチエン部分の前記第1の歯と
の噛み合い位置から前記駆動方向前側に前記大径スプロ
ケットの歯の周設ピッチのほぼ整数倍離れた位置で噛み
合うように前記小径スプロケットの方に変位してあるの
で、前記移行するチエン部分は前記第1の歯と円滑に噛
み、歯先に乗り上げさせることなく変速操作を円滑に行
わせることが可能となる。また、移行するチエン部分
は、前記傾斜面と前記ガイド面とに当接し、傾斜面がチ
エンの大径スプロケット側リンクプレートの内面を大径
スプロケット側へ押圧すると共にガイド面がチエンの大
径スプロケット側リンクプレートの外面を小径スプロケ
ット側へ押圧することによって、このチエンが前記掛換
補助突起に深く噛み込むことを防止できる。この噛み込
み防止によれば、前記移行するチエン部分全体の軌跡に
対し大きく傾かない状態で前記掛換補助突起に深く噛み
込むことを防止できるので、掛換補助突起に噛合したチ
エンをその掛換補助突起から容易に離脱させることがで
きて変速時にショックが生じる虞も少なくなるし、前記
スプロケットの軸方向視において前記移行するチエン部
分全体の軌跡が滑らかになる状態に掛換補助突起に深く
噛み込むことを防止できるので、チエンの掛け換えが滑
らかとなる。
【0013】また、上記本発明の第2の特徴構成によれ
ば、前記掛換補助突起の丈をチエンの駆動回転移動軌跡
内に入らない程度の高さにしたので、大径スプロケット
を用いてのペダリング時において前記掛換補助突起がチ
エンに干渉することもない。
【0014】ところで、チエンの掛け換えの際、前記掛
換補助突起に噛合するのは主として横幅の広いアウター
リンクプレートであるが、チエンと小径スプロケットと
の噛合関係によっては、チエンが1ピッチ分ずれてイン
ナーリンクプレートが掛換補助突起と噛合せずにその側
方を通過する場合がある。かかる場合には、そのインナ
ーリンクプレートに対する前記駆動方向前側に隣接する
アウターリンクプレートの先端部が掛換補助突起の一部
と干渉してチエンの掛け換えを阻害したり、チエンの回
動が滑らかにいかなくなる場合も生じ得る。そこで、上
記本発明の第3の特徴構成によれば、前記掛換補助突起
にチエンが噛合し損なっても前記アウターリンクプレー
トの先端部と掛換補助突起の一部との引っ掛かりによる
干渉は生じず、チエンは、その掛け換え時において掛換
補助突起を設けなかった場合と同様に、掛換補助突起の
近傍を通過して滑らかに回動する。
【0015】また、上記本発明の第4の特徴構成によれ
ば、チエンが前記掛換補助突起に噛合しなくても、前記
ピッチのほぼ1倍だけ隔たった位置に設けた副掛換補助
突起に噛合することができるので、この副掛換補助突起
に噛合したチエンは掛換補助突起に噛合した場合と同様
に、大径スプロケットに周設した歯と噛合することにな
る。
【0016】また、上記本発明の第5の特徴構成によれ
ば、チエンを前記受部によって受け止めてから前記副掛
換補助突起に噛み込ませるので、この副掛換補助突起に
対するチエンの噛み込みがより確実となる。
【0017】また、上記本発明の第7の特徴構成によれ
ば、掛換補助突起が破損したときでも、この突起をボル
ト等により着脱自在に構成しておけば簡単に交換でき
る。
【0018】
【発明の効果】このように、上記本発明の第1の特徴構
成によれば、大径スプロケットの歯の歯先へのチエンの
乗り上げを防止すると共に掛換補助突起からのチエンの
離脱を円滑にして、小径スプロケットから大径スプロケ
ットへのチエンの掛け換えによる変速操作を円滑に行わ
せることが可能となった。
【0019】また、上記本発明の第2の特徴構成によれ
ば、第1の特徴構成と同様に歯先へのチエンの乗り上げ
を防止して変速操作を円滑に行わせることが可能になる
と共に、掛換補助突起を設けたことによっても、自転車
の円滑な駆動走行が妨げられることもなくなった。
【0020】また、上記本発明の第3の特徴構成によれ
ば、掛換補助突起を設けたことによって、チエンの掛け
換えが逆に阻害されるような不都合もなくなった。
【0021】また、上記本発明の第4、5の特徴構成に
よれば、チエンの掛け換えを補助するための突起とチエ
ンとの噛合の機会が増えたことによって、上記第2の特
徴構成による効果をより確実に奏させることが可能とな
った。
【0022】
【実施例】次に、図面を参照しながら本発明の第1実施
例を示す。図8は、変速機付き自転車の変速機構を示す
図である。ペダル1の踏力によりペダル1側の多段スプ
ロケット装置2に与えられた走行駆動力を、チエン3を
介して、後輪側の多段スプロケット装置4へ伝達する構
成としてある。そして、フロントディレーラー5及びリ
アーディレーラ6をもってチエン3を横方向Hに移動さ
せることにより、変速を行う構成としてある。尚、図
中、Rは、前記ペダル1側の多段スプロケット装置2に
おける走行時の駆動方向である。
【0023】前記チエン3は、図1及び図2に示すよう
に、幅広のアウターリンクプレート3aと幅狭のインナ
ーリンクプレート3bとを交互に枢支連結し、その連結
部にローラー3cを設けてなるローラーチエン3を用い
てある。尚、図1、図7及び図9に示すチエン3は、手
前側のリンクプレートを省略したものである。
【0024】図8に示すように、右足用クランクアーム
10のボス部から放射状に突出する腕に、径の異なる3
枚のスプロケット12,13,14を所定間隔をおいて
並設した状態で同軸上に固定し、前記ペダル側多段スプ
ロケット装置2を構成してある。
【0025】尚、以下の説明では、最も小径の小径スプ
ロケット12からこれよりより大径である中径スプロケ
ット13へチエン3を掛け換える場合について説明す
る。
【0026】図1乃至図6に示すように、前記中径スプ
ロケット13には、小径スプロケット12から中径スプ
ロケット13にチエン3を掛け換える際に、前記チエン
3に噛合して中径スプロケット13に周設した歯15に
対する前記チエン3の掛換を補助する掛換補助突起16
を、中径スプロケット13に一体形成してある。尚、掛
換補助突起16は、小径スプロケット12から中径スプ
ロケット13へ移行するチエン3のピッチが合った複数
箇所にそれぞれ設ける方が好ましい。これらの掛換補助
突起16は、前記周設した歯15のうちそれらの歯の周
設ピッチPのほぼ2倍の距離を隔てて位置する一対の歯
15a,15bどうしの間で、前記周設した歯15より
も前記小径スプロケット12側に変位させて設けてあ
る。又、一旦掛換補助突起16に噛合したチエン3を、
スプロケット装置2の回転に伴うチエン3の駆動力によ
って自動的に前記周設した歯15に対する干渉側(大径
スプロケット14側)に引き寄せるため、掛換補助突起
16のうち前記中径スプロケット13側の歯側面に、歯
底部ほど前記中径スプロケット13側に近接する傾斜面
16aを設けてある。尚、掛換補助突起16の側方位置
では、前記周設した歯15を欠如して、チエン3の掛け
換え時の干渉を防止してある。尚、前記周設した歯15
は欠如しなくてもよく、又、中径スプロケット13に対
して掛換補助突起16を一体にプレス成形しても、別体
で付設してもいずれでもよい。
【0027】前記掛換補助突起16は、小径スプロケッ
ト12から中径スプロケット13へ移行するチエン部分
が最初に噛み合う第1の歯15cとの噛み合い位置から
前記駆動方向前側に前記中径スプロケット13の歯の周
設ピッチPのほぼ整数倍、具体的には前記ピッチPの2
倍に相当する距離だけ離れた位置で前記チエン3と噛み
合うように、前記小径スプロケット12の方に変位して
いる。ここで、前記一対の歯のうち前記多段スプロケッ
ト装置2の駆動方向R後側の歯を、以下、「第2の歯1
5a」と称し、前記一対の歯のうち第2の歯15aとは
異なる他方の歯を「第1前方歯15b」と称する。前記
第1の歯15cと第2の歯15aとは1ピッチPだけ隔
たっているため、本実施例では前記掛換補助突起16と
前記第2の歯15aとを前記ピッチPとほぼ同等の距離
Lで配設してある。すなわち、前記掛換補助突起16と
前記第2の歯15aとの間の歯底面によって定められる
歯間中心Oから第2の歯15aの中心までの距離Mと、
前記歯間中心Oから掛換補助突起16の中心までの距離
Nとの和が、前記周設した歯15の1ピッチPとほぼ等
しくなるようにしてある。尚、掛換補助突起16は歯形
状に形成してあるが、その周方向の歯幅を小さくするこ
とも可能なので、前記第1の歯15cから前記掛換補助
歯16までの距離は、整数ピッチの±50%の範囲内な
らば、少々長短があってもよく、又、本実施例では、チ
エン3の連結部を歯底面15dで受け止めることにより
チエンの連結部の中心が位置すべき歯間中心Oを定めて
いる。
【0028】移行するチエン部分が噛み合う前記中径ス
プロケット13の第1の歯15cのチエン駆動方向前側
に隣合う第2の歯15aの前記小径スプロケット側の側
面は、そのチエンのリンクプレート3b外側面をガイド
するためのガイド面15a’として形成されている。そ
して、このガイド面15a’を、前記傾斜面16aと共
に前記移行するチエン部分に当接させることによって、
前記掛換補助突起16に噛込む前記チエン3が半径方向
視において前記移行するチエン部分全体の軌跡に対し大
きく傾かない状態で、且つ、スプロケットの軸方向視に
おいて前記移行するチエン部分全体の軌跡が滑らかにな
る状態に、このチエン3が前記掛換補助突起16に深く
噛み込むことを防止できるように構成してある。具体的
には、移行するチエン部分は、前記傾斜面16aと前記
ガイド面15a’とに当接し、傾斜面16aがチエン3
のアウターリンクプレート3aのうち中径スプロケット
側のものの内面を中径スプロケット13側へ押圧すると
共にガイド面15a’がインナーリンクプレート3bの
うち中径スプロケット側のものの外面を小径スプロケッ
ト12側へ押圧することによって、このチエンが掛換補
助突起16に深く噛み込むことを防止できる。この噛み
込み防止によれば、移行するチエン部分全体の軌跡に対
し大きく傾かない状態で掛換補助突起16に深く噛み込
むことを防止できるので、掛換補助突起16に噛合した
チエン3をその掛換補助突起16から容易に離脱させる
ことができて変速時にショックが生じる虞も少なくなる
し、スプロケットの軸方向視において前記移行するチエ
ン部分全体の軌跡が滑らかになる状態に掛換補助突起1
6に深く噛み込むことを防止できるので、チエン3の掛
け換えが滑らかとなる。よって、チエンの連結部は必ず
しも歯底面15dで受け止めさせる必要はない。
【0029】掛換補助突起16の存在によって正常な中
径スプロケット13の駆動回転が妨げられる虞があるの
で、それを防止すべく、掛換補助突起16の丈を、この
補助突起が中径スプロケット13での前記チエン3の駆
動回転移動軌跡内に入らない程度の高さで形成してい
る。具体的には、図7に示すように、掛換補助突起16
の歯先を、前記チエン3の駆動回転時において、前記周
設した歯15に噛合するチエン3のリンクプレート3
a,3bに若干接触する程度に低く形成して、そのチエ
ン3に干渉しない位置に配設してある。ところで、チエ
ン3の駆動中において、特に、後輪側の多段スプロケッ
ト装置4の最小径最外側ギアにチエン3が噛合している
ときは、チエン3が中径スプロケット13に対して大き
く傾斜することになるため、中径スプロケット13から
チエン3が「自動離脱」しやすくなる。本発明でいう
「干渉しない」とは、かかる「自動離脱」を防止できる
程度の意であって、掛換補助突起16の歯先は、リンク
プレート3a,3b又はローラー3cに多少接触してい
てもよい。一方、チエン3の掛け換え時に、チエン3の
中径スプロケット13側への横移動を容易にすべく、図
1及び図2に示すように、小径スプロケット12におけ
る一部の歯に、歯先の切欠部12aと歯側面の切欠部1
2bとを設けると共に、前記第1前方歯15b近傍位置
における中径スプロケット13の小径スプロケット12
側側面に他の部分よりも削り込んだ削り込み部13aを
設けてある。尚、掛換補助突起16の根元部16bは、
小径スプロケット12側に向かって圧肉状に形成するこ
とにより補強してある。
【0030】次に、上述の如き多段スプロケット装置の
駆動方向Rに対する回転に伴って、チエン3を小径スプ
ロケット12から中径スプロケット13に掛け換える場
合の動作について説明する。
【0031】小径スプロケット12に噛合するチエン3
をフロントディレーラー5で中径スプロケット13側に
押圧すると、図1及び図2に示すように、小径スプロケ
ット12の前記切欠部12aと中径スプロケット13の
前記削り込み部13aとに助長されて、チエン3は中径
スプロケット13側に容易に横移動し、前記掛換補助突
起16に噛合する。この掛換補助突起16に噛合させら
れたチエン3は、前記傾斜面16aに噛合するチエン3
の駆動力の分力により中径スプロケット13側に強力に
引き寄せられることとなる。その結果、チエン3は、掛
換補助突起16と適切な係合ピッチ関係にある前記第1
の歯15cに干渉して、噛合し始め、駆動方向Rに対す
る回転が進むにつれて中径スプロケット13に対するチ
エン3の掛け換えがスムースに行われる。
【0032】一方、チエン3を、中径スプロケット13
に周設した歯15に噛合させて走行する場合、前記一対
の歯15a,15bの間では一枚の歯が欠如するだけで
あるから、チエン3が大きく傾斜しても、先述の「自動
離脱」は起こり難い。
【0033】尚、以上の説明では、小径スプロケット1
2と中径スプロケット13との関係について説明した
が、中径スプロケット13と大径スプロケット14との
関係についても、本発明を実施できるし、大小2枚のス
プロケットのみを有するフロントスプロケット装置や、
4枚以上のスプロケットを有するフロントスプロケット
装置にも実施できる。又、各部の寸法関係によっては、
チエン3の掛け換え時において、前記掛換補助突起16
に噛合したチエン3を前記第2の歯15aに噛合させる
ことも可能である。
【0034】次に、図10〜図13を参照しながら、本
発明の第2実施例を説明する。本実施例が先の第1実施
例と大略異なる点は、前記一対の歯17a,17bの間
の歯(以下、「第2前方歯17i」とする。)を欠如し
ていないこと、前記掛換補助突起18を中径スプロケッ
ト13とは別体で形成したこと、掛換補助突起とは別の
副掛換補助突起19を設けたことにあり、以下、これら
の点に付いて説明する。尚、本実施例では、先の第1実
施例と同様の部材には同様の番号を付してある。
【0035】図12及び図13に示すように、前記掛換
補助突起18は前記副掛換補助突起19と共に一体形成
され、それらは中径スプロケット13とは別体で形成さ
れ、且つ第2前方歯17i及び前記第2の歯17a近傍
の中径スプロケット13側面に形成された凹部13bに
嵌入された状態でナット20により中径スプロケット1
3に締結してある。副掛換補助突起19は、掛換補助突
起18に対する前記駆動方向R後側にほぼ前記周設ピッ
チPの距離を隔てて設けてある。すなわち、前記第1の
歯17cと掛換補助突起18との関係とほぼ同様に、第
1の歯17cの前記駆動方向R後側に隣接する他の第1
の歯17dとこの副掛換補助突起19との関係を設定し
てある。尚、前記副掛換補助突起19の歯先は、掛換補
助突起18と同様に、前記チエン3の駆動回転時におい
て、前記周設した歯17に噛合するチエン3に干渉しな
い位置に配設してある。また、図中17a’及び17
c’は先述のガイド面である。
【0036】前記掛換補助突起18の駆動方向R前側に
は、副掛換補助突起19にアウターリンクプレート3a
が噛合した際に、他のアウターリンクプレート3aを受
け止める受部21を形成してある。かかる受部21は、
アウターリンクプレート3aを受け止めた場合における
そのリンクプレート3aよりも駆動方向R前側に位置す
るチエン3の姿勢が、掛換補助突起18にアウターリン
クプレート3aが噛合した場合における同チエン3の姿
勢とほぼ同様となるように形成してある。受部21にチ
エン3が受け止められるので、副掛換補助突起19とチ
エン3との噛み合いは、より確実になる。
【0037】第2前方歯17i、第2の歯17a及び第
1の歯17cの小径スプロケット12側部分には、いず
れかのリンクプレート3a,3bの側面との干渉を避け
るため、欠如部17e,17f,17gをそれぞれ形成
してある。また、第1の歯17cの駆動方向R前側角部
には、アウターリンクプレート3aの端部との干渉を避
けるための欠如部17hを形成してある。尚、前記掛換
補助突起18のうち小径スプロケット12側部分を、イ
ンナーリンクプレート3bとの干渉を避けるため、面取
りしてもよい。
【0038】上述の如く構成した多段スプロケット装置
の副掛換補助突起19を利用して、チエン3を掛け換え
る場合には、図10及び図11に示す如く、アウターリ
ンクプレート3aが前記受部21に受け止められた後、
副掛換補助突起19に他のアウターリンクプレート3a
が噛合することにより、チエン3は、先の第1実施例と
同様に中径スプロケット13側に強力に引き寄せられる
こととなる。したがって、中径スプロケット13に対す
るチエン3の掛け換えがスムースに行われる。又、掛換
補助突起18を利用しても、先の第1実施例と同様にチ
エン3の掛け換えが行えるので、小径スプロケット12
にアウターリンクプレート3aがどのような関係で噛合
しても、常にチエン3の掛け換えをスムースに行うこと
ができる。
【0039】次に、図14を参照しながら本発明の第3
実施例を説明する。本実施例では、第1の掛換補助突起
23の駆動方向R後側に、第2の掛換補助突起24を近
接させて設けてある。尚、本実施例では、先の第1実施
例と同様の部材には同様の符号を付してある。
【0040】第1の掛換補助突起23は、前記小径スプ
ロケット12から前記中径スプロケット13にチエン3
を掛け換える際において、チエンが1ピッチ分ずれて第
1の掛換補助突起23の側方にインナーリンクプレート
3bが位置したときに、そのインナーリンクプレート3
bに対する前記駆動方向R前側に隣接するアウターリン
クプレート3aが、第1の掛換補助突起23に引っ掛か
ることを防止して、チエン3が半径方向に対して小径ス
プロケット12に近接することを許容するための引っ掛
かり防止手段を設けてある。具体的には、前記側方の切
欠部12bを設けた歯の駆動方向R前側または後側の基
準歯間中心O1’,O2’を中心として、当該アウター
リンクプレート3aの後端部で描かれる円弧軌跡Sの部
分にほぼ該当する部分23aを切り欠いて凹部を形成
し、そのアウターリンクプレートが掛換補助突起23に
対しチエン延出方向に引っ掛かることを防止してある。
尚、第2の掛換補助突起24についても、この歯24と
アウターリンクプレート3aとの当該半径方向に対する
干渉を避けるように、第1の掛換補助突起23と同様
に、前記円弧軌跡Sの部分にほぼ該当する部分24aを
切り欠いて引っ掛かり防止手段としての凹部を形成して
あるが、この第2の掛換補助突起24には当該凹部24
aを設けなくてもよい。
【0041】上述の第3実施例に係る構成によれば、第
1の掛換補助突起23の側方にインナーリンクプレート
3bが位置してこの第1の掛換補助突起23と噛合しな
かった場合であっても、第1掛換補助突起23に切り欠
いた凹部23aがあるので、この第1掛換補助突起23
とアウターリンクプレート3aとが干渉することはな
い。そして、さらに回転が進行することによってアウタ
ーリンクプレート3aは第2の掛換補助突起24と噛合
し、中径スプロケット13に対してチエン3が円滑に噛
合する。
【0042】〔別実施例〕次に、本発明のさらに別の実
施例を列記する。 (イ) 上述の各実施例と異なり、掛換補助突起16の
歯先を周設した歯15に噛合するチエン3のリンクプレ
ート3a,3bの側方に変位させて、駆動回転時におけ
るチエン3と掛換補助突起16との干渉による悪影響を
回避できるので、掛換補助突起16の刃先を駆動回転時
におけるリンクプレート3a,3bの位置よりも周方向
に向かって高い位置まで延出させるように形成してもよ
い。
【0043】(ロ) 上述の第1実施例においては、
チエン3の連結部を歯底面15dで受け止めることによ
り前記歯間中心Oを定めているが、図9に示すように、
歯面15e,15eでチエン3の連結部を受け止めるこ
とにより歯間中心Oを定めるようにしてもよいし、チエ
ン3の連結部を全く受け止めずに前記傾斜面16a及び
前記ガイド面15a’とチエン3との当接により前記掛
換補助突起16にチエン3が深く噛み込むことを防止し
て、前記歯間中心Oを定めるようにしてもよい。
【0044】(ハ) 本発明は、後輪側の多段スプロ
ケット装置4に実施してもよい。
【0045】(ニ) 上述の第2実施例では、前記受
部21を、アウターリンクプレート3aを受け止めるた
めのものとして構成したが、インナーリンクプレート3
bを受け止めるためのものとして構成してもよい。
【0046】(ホ) 上述の第3実施例において、各
掛換補助突起23,24にアウターリンクプレート3a
が引っ掛かることを防止するための手段を講じるに、円
弧状に切り欠いた凹部23a,24aを設けたが、この
凹部23a,24aは必ずしも円弧状に切り欠く必要は
なく、例えば直線状に切り欠いてもよい。又、前記横方
向Hに対する切り欠きの深さも適当に変更できる。さら
に、引っ掛かり防止手段を、凹部としてではなく、掛換
補助突起23,24全体を薄肉に形成することによって
構成することもできる。
【0047】(ヘ) 上述の各実施例においては前記
掛換補助突起16,18,19,23,24を歯として
形成したが、歯以外の各種形状に形成してもよい。
【0048】尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を
便利にするために符号を記すが、該記入により本発明は
添付図面の構成に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】チエンの掛け換え時におけるスプロケットの軸
方向から視た側面図
【図2】図1の半径方向から視た平面図
【図3】掛換補助突起の拡大側面図
【図4】図3の平面図
【図5】掛換補助突起を示す中径スプロケットの要部縦
断面図
【図6】図3の裏面を示す側面図
【図7】チエンの掛け換えが終了した状態を示す要部側
面図
【図8】自転車の駆動系を示す側面図
【図9】歯底面及び歯面の改変例を示す要部側面図
【図10】第2実施例を示す図1に相当する図
【図11】第2実施例を示す図2に相当する図
【図12】第2実施例を示す側面図
【図13】第2実施例を示す平面図
【図14】第3実施例を示す図1に相当する図
【符号の説明】
12 小径スプロケット 13 大径スプロケット 3 チエン 16,18,23,24 掛換補助突起 15c,17c 第1の歯 15a,17a 第2の歯 3b チエンリンクプレート 15a’,17a’,17c’ ガイド面 16a,18a 傾斜面

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 小径スプロケット(12)を設け、前記
    小径スプロケット(12)と同軸上に大径スプロケット
    (13)を並設し、前記大径スプロケット(13)に前
    記小径スプロケット(12)から前記大径スプロケット
    (13)へのチエン3の移行を補助する掛換補助突起
    (16),(18),(23),(24)を設けた自転
    車用多段スプロケット装置において、前記移行するチエ
    ン部分が噛み合う前記大径スプロケット(13)の第1
    の歯(15c),(17c)のチエン駆動方向前側に隣
    合う第2の歯(15a),(17a)の前記小径スプロ
    ケット(12)側の側面であって、そのチエン(3)の
    リンクプレート(3b)外側面をガイドするガイド面
    (15a’),(17a’),(17c’)を設け、前
    記掛換補助突起(16),(18),(23),(2
    4)を前記移行するチエン部分の前記第1の歯(15
    c),(17c)との噛み合い位置から前記駆動方向前
    側に前記大径スプロケット(13)の歯の周設ピッチの
    ほぼ整数倍離れた位置で前記チエン(3)と噛み合うよ
    うに、前記小径スプロケット(12)の方に変位し、前
    記掛換補助突起(16),(18),(23),(2
    4)の前記大径スプロケット(13)側の側面に歯元側
    ほど大径スプロケット(13)側に近接する傾斜面(1
    6a),(18a)を設け、前記ガイド面(15
    a’),(17a’),(17c’)を、前記傾斜面
    (16a),(18a)と共に前記移行するチエン部分
    に当接させることによって、前記掛換補助突起(1
    6),(18),(23),(24)に噛み込む前記チ
    エン(3)が半径方向視において前記移行するチエン部
    分全体の軌跡に対し大きく傾かない状態で、且つ、前記
    スプロケットの軸方向視において前記移行するチエン部
    分全体の軌跡が滑らかになる状態に、このチエン(3)
    が前記掛換補助突起(16),(18),(23),
    (24)に深く噛み込むことを防止できるように構成し
    た自転車用多段スプロケット装置。
  2. 【請求項2】 小径スプロケット(12)を設け、前記
    小径スプロケット(12)と同軸上に大径スプロケット
    (13)を並設し、前記大径スプロケット(13)に前
    記小径スプロケット(12)から前記大径スプロケット
    (13)へのチエン(3)の移行を補助する掛換補助突
    起(16),(18),(23),(24)を設けた自
    転車用多段スプロケット装置において、前記移行するチ
    エン部分が噛み合う前記大径スプロケット(13)の第
    1の歯(15c),(17c)のチエン駆動方向前側に
    隣合う第2の歯(15a),(17a)の前記小径スプ
    ロケット(12)側の側面であって、そのチエン(3)
    のリンクプレート(3b)外側面をガイドするガイド面
    (15a’),(17a’),(17c’)を設け、前
    記掛換補助突起(16),(18),(23),(2
    4)を前記移行するチエン部分の前記第1の歯(15
    c),(17c)との噛み合い位置から前記駆動方向前
    側に前記大径スプロケット(13)の歯の周設ピッチの
    ほぼ整数倍離れた位置で前記チエン(3)と噛み合うよ
    うに、前記小径スプロケット(12)の方に変位し、前
    記掛換補助突起(16),(18),(23),(2
    4)の前記大径スプロケット(13)側の側面に歯元側
    ほど大径スプロケット(13)側に近接する傾斜面(1
    6a),(18a)を設け、前記掛換補助突起(1
    6),(18),(23),(24)の丈を、この補助
    突起が前記大径スプロケット(13)での前記チエン
    (3)の駆動回転移動軌跡内に入らない程度の高さに形
    成してある自転車用多段スプロケット装置。
  3. 【請求項3】 前記移行するチエン部分のリンクプレー
    トのうちインナーリンクプレート(3b)の側方に前記
    掛換補助突起(23),(24)が位置したときに、そ
    のインナーリンクプレート(3b)に対する前記駆動方
    向前側に隣接するアウターリンクプレート(3a)がこ
    の掛換補助突起(23),(24)に引っ掛かることを
    防止して半径方向に対して小径側スプロケット(12)
    に近接することを許容する前記チエン(3)の引っ掛か
    り防止手段(23a),(24a)を前記掛換補助突起
    (23),(24)の前記小径側スプロケット(12)
    側の側面に設けてある請求項2の自転車用多段スプロケ
    ット装置。
  4. 【請求項4】 前記掛換補助突起(18)に対する前記
    駆動方向後側にこの掛換補助突起(18)とほぼ同等の
    副掛換補助突起(19)を、前記ピッチのほぼ1倍の距
    離を隔てて設けてある請求項2の自転車用多段スプロケ
    ット装置。
  5. 【請求項5】 前記チエン(3)を受け止める受部(2
    1)を前記掛換補助突起(18)の前記駆動方向前側に
    設けてある請求項4の自転車用多段スプロケット装置。
  6. 【請求項6】 前記整数倍が2倍である請求項1〜5の
    いずれかに記載の自転車用多段スプロケット装置。
  7. 【請求項7】 前記掛換補助突起(18),(19)を
    前記大径スプロケット(13)と別体で構成し、前記大
    径スプロケット(13)に着脱自在に固定してある請求
    項1〜5のいずれかに記載の自転車用多段スプロケット
    装置。
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