JPH0557269A - 針処理装置 - Google Patents

針処理装置

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JPH0557269A
JPH0557269A JP3220778A JP22077891A JPH0557269A JP H0557269 A JPH0557269 A JP H0557269A JP 3220778 A JP3220778 A JP 3220778A JP 22077891 A JP22077891 A JP 22077891A JP H0557269 A JPH0557269 A JP H0557269A
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JP
Japan
Prior art keywords
needle
electrode
main body
fusing
transformer
Prior art date
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Pending
Application number
JP3220778A
Other languages
English (en)
Inventor
Masateru Takimoto
正照 滝本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
TAKIMOTO GIKEN KOGYO KK
Original Assignee
TAKIMOTO GIKEN KOGYO KK
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Abstract

(57)【要約】 【目的】使用済の針を処理して、注射器を廃棄する場合
に好適な形態にする針処理装置を提供する。 【構成】請求項1の針処理装置は、本体1に変圧器12
を設けて一次コイル14を電源に接続し、本体1に二次
コイル15の両端に接続された溶断電極35を設け、挿
入口7から挿入された針9を溶断電極35に接触させる
ことにより変圧器12の二次回路を閉成するので、針9
に大電流が流れて溶断して受け箱20に収容され、針9
がすべて除去される。請求項2の針処理装置は、溶断電
極35を、針の進入路10に対して両側に位置して傾斜
状に形成された第1の電極30と第2の電極34とから
構成し、第2の電極34の先端部を第1の電極側30に
突出させたので、挿入された針9を針の進入路方向10
に誘導するので、針9の挿入操作が容易になる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、注射器を廃棄する場合
に好適な状態に針を処理する針処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】医療廃棄物は、家庭用廃棄物と同じよう
に捨てることはできず、厚生省医療廃棄物基準により規
制されている。例えば、注射器は、針が取り付いた形態
で堅牢な容器に入れ、官公庁が指定する業者を通じて廃
棄している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、注射器
の針は、注射器本体に比して長いので(10mlの注射
器においては針の長さが全体の30%を占める)、針が
取り付いた形態で注射器を容器に収容すると、容器が大
形になるという問題がある。本発明は、上記の事情に鑑
みてなされたもので、その目的は、使用済の針を処理し
て、注射器を廃棄する場合に好適な形態にする針処理装
置を提供するにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】請求項1の針処理装置
は、針の挿入口を備えた本体を設け、この本体に一次及
び二次コイルを備え一次コイルが電源に接続された変圧
器を設け、前記本体に前記変圧器の二次コイルの両端に
接続され前記挿入口から挿入された針が接触することに
より前記変圧器の二次回路を閉成し二次回路電流により
針を溶断する溶断電極を設け、この溶断電極の下方に位
置して前記本体に溶断された針の屑を収容する受け箱を
出入り可能に設けたところに特徴を有する。
【0005】請求項2の針処理装置は、溶断電極が、針
の進入路に対して一方の側に位置する第1の電極と他方
の側に位置する第2の電極とから構成され、第1の電極
は挿入口から遠ざかるに従って順次針の進入路に近寄る
様な傾斜状に形成され、第2の電極は第1の電極よりも
挿入口から離れて位置し挿入口から遠ざかるに従って順
次針の進入路に近寄る様な傾斜状に形成されるとともに
その先端部が針の進入路よりも第1の電極側に突出して
いるところに特徴を有する。
【0006】
【作用】請求項1の針処理装置によれば、本体の挿入口
から針を挿入すると、針が溶断電極に接触して、変圧器
の二次回路を閉成する。この結果、針に大電流が流れて
溶断して受け箱に収容され、針がすべて除去される。請
求項2の針処理装置によれば、溶断電極を構成する第1
の電極及び第2の電極が、挿入された針の方向がずれて
いる場合には、正しい方向即ち針の進入路方向に誘導す
るので、針の挿入操作が容易になる。
【0007】
【実施例】以下本発明の一実施例について図面を参照し
て説明する。先ず、図1乃至図3において、本体1は、
ダイキャスト製のケース2と、ケース2の底面に取り付
けられた底板3とから構成され、この底板3の四隅にゴ
ム製の脚4が取り付けられている。ケース2の上面開口
部2aには絶縁体5が取付けられ、この絶縁体5を覆う
ように化粧板6が取着されている。挿入口7は、絶縁体
5及び化粧板6を貫通するように形成されており、挿入
口7の縁部からケース2の長手方向に長孔部(図示せ
ず)が形成されている。そして、これらの上端縁部には
上方に至るに従って広くなるテーパー7aが形成されて
いる。使い捨て用の注射器8に取り付けられた針9は、
挿入口7の上方からその中心を通る鉛直線に沿って挿入
されるもので、以下この鉛直線を針の進入路10とい
う。
【0008】ケース2の下端には、基板11が取り付け
られ、これに変圧器12が取着されている。この変圧器
12は、鉄心13に一次コイル14及び二次コイル15
を巻回してなり、後述するように一次コイル14が電源
に接続され、二次コイル15の両端には6Vが供給され
るようになっている。フレーム16は、鉄板をコ字状に
成形して下端部が、基板11に取り付けられている。そ
して、フレーム16とケース2の内壁部で構成する空間
を溶断室17としている。フレーム16の両側の壁部1
6aには端部が側方に開口する案内溝18が形成されて
いる。
【0009】基板11に取り付けられた把持部19は、
弾性変形可能な二股状の腕部19aの先端にローラー1
9bを取付けて成り、フレーム16を貫通して溶断室1
7内に突出している。受け箱20は、耐熱材料により上
面が開放する箱状に形成され、外部に面する側面部20
aに把手21が取り付けられるとともに覗き窓22が設
けられており、両側面部20b,20cに、案内溝18
内を摺動する突起23が突設され、側面部20aに対向
する側面部20dに係止爪24が取り付けられている。
この受け箱20は、ケース2の側面に形成された開口部
2bを通って溶断室17に出入り可能に構成され、溶断
室17に収納されたときには、係止爪24が把持部19
に抜け止め状態に係合される。
【0010】マイクロスイッチからなるセーフティスイ
ッチ25は、フレーム16の壁部16aの外側に取り付
けられ、これのアクチエータ26が案内溝18を横切っ
て下方へ延設されている。このセーフティスイッチ25
は、受け箱20が取り外された状態においてはオフ状態
になり、変圧器12が不作動状態になされており、受け
箱20が溶断室17に収納されると、突起23がアクチ
エータ26を押し上げてオン状態に切り換えられて変圧
器12が作動状態になる。
【0011】保持金具27は絶縁体5の下方に位置して
ケース2の内面部に取り付けられ、挿入口7の下方に円
弧状の切欠部27aが形成されている。耐熱ゴム製の飛
散防止部28は、切欠部27aを覆うように当て板29
を介して保持金具27に取り付けられ、中心部に切込み
28aが入れられており、先端部は斜め下方に折曲られ
て後述する溶断電極35の側方を覆っている。第1の電
極30は、基部30aが絶縁部材31及び32を介して
保持金具27に取り付けられている。この第1の電極3
0は、針の進入路10に対して一方の側に位置してお
り、先端部が斜め下方に折曲げられて挿入口7から遠ざ
かるに従って順次針の進入路10に近寄る様な傾斜状に
形成され、先端に耐アーク製の材料30bが張り付けら
れている。また、基部30aが変圧器12の二次コイル
15の一方の端子aに接続されている。
【0012】案内部33及び第2の電極34は、基部3
3a及び34aが絶縁部材35,36及び37を介して
保持金具27に取り付けられて針の進入路10に対して
他方の側に位置している。このうち案内部33は、針の
進入路10に対して第1の電極30と対称に位置し、先
端部が斜め下方に折曲げられて第1の電極30との間に
若干の隙間Gを存している。また、第2の電極34は、
案内部33よりも絶縁部材37の厚さ寸法だけ下方に位
置し即ち、第1の電極30よりも挿入口7から離れて位
置し、先端部を斜め下方に折曲げて挿入口7から遠ざか
るに従って順次針の進入路10に近寄る様な傾斜状に形
成されるとともに先端に張り付けられた耐アーク製の材
料34bcの先端部34cが針の進入路10よりも第1
の電極30側に突出している。また、基部34aが変圧
器12の二次コイル15の他方の端子15bに接続され
ている。そして、第1の電極30、第2の電極34及び
案内部33から溶断電極35を構成している。
【0013】次に図4により、電気的結線について説明
する。電源プラグ36の一方の線36aはケース2の上
面部に取り付けられたスイッチ37の一方の接点37a
に接続され、ケース2の側面部に取り付けられたヒュー
ズ38及びサーマルプロテクタ39を介して変圧器12
の一次コイル14の一方の端子14aに接続されてい
る。また、電源プラグ36の他方の線36bはスイッチ
37の他方の接点37bに接続され、セーフティスイッ
チ25を介して変圧器12の一次コイル14の他方の端
子14bに接続されている。また、アース線36cは、
変圧器12のコア13に接続されている。配線基板40
はケース2の上面部に取り付けられており、ここにダイ
オード41、抵抗42及び発光ダイオード43が取り付
けられている。これらのダイオード41、抵抗42及び
発光ダイオード43は、直列に接続されて変圧器12の
二次コイル15の両端に接続されており、発光ダイオー
ド43は、化粧板6を貫通して上方へ突出している。ま
た、変圧器12の二次コイル15の両端には、前述した
溶断電極35が接続されている。
【0014】つぎに、上記構成の作用について説明す
る。電源プラグ36を電源に接続し、受け箱20を溶断
室17内に押し込み、係止爪24を把持部19に抜け止
め状態に係合させる。すると、受け箱20の突起23が
アクチエータ26を押し上げてセーフティスイッチ25
がオン状態に切り換えられる。そこで、注射器8をもっ
て針9を上方から挿入口7に挿入すると、針9は針の進
入路10に沿って進入し、案内部33と第1の電極30
との間の隙間Gを通って先端9aが第2の電極34に当
接する。すると、針9は第2の電極34の傾斜に沿って
図1に示す右方向に誘導され、針9の中間部9bが第1
の電極30に接触する。
【0015】これにより、変圧器12の二次コイル15
の二次回路が閉成される。これはあたかも、二次コイル
15が針9により短絡された状態を呈するので、針9に
大電流が流れて高温になり、針9のうち、第1の電極3
0及び第2の電極34に接した9a,9b間が溶断す
る。そして、屑は下方へ落下して受け箱20内に収容さ
れる。針9が溶断する際飛散することがあるが、飛散し
た屑は、飛散防止部28又は溶断室17の内壁に当たっ
て落下して受け箱20内に収容されるので、屑が本体1
の外側に飛び散ることはない。
【0016】先端部が溶断したならば、さらに針9を押
し込んで、逐次残りの部分を溶断する。これを繰り返し
て針9の基部9cが第1の電極30に接触すると、針9
を全て溶断して除去することができる。ところで、針9
の挿入方向が針の進入路10からずれた場合は、針9の
先端9aが案内部33又は第1の電極30に当接する。
そして、その傾斜に沿って針の進入路10方向に誘導さ
れて案内部33と第1の電極30との間の隙間Gを通る
ように修正される。
【0017】上記実施例によれば、次の効果を奏するす
る。 (1)挿入した針9を溶断電極35に接触させて変圧器
12の二次コイル15の二次回路を閉成するので、針9
に大電流が流れて高温になって、針9を溶断してすべて
除去することができるので、注射器8の容積を減少させ
ることができる。 (2)変圧器12の二次電流により針9が高温になるの
で、針9についた菌を消毒することができ、また、先端
の鋭利な部分を除くことができるので、先端の鋭利な部
分による怪我の発生を防止できる。 (3)第2の電極34を、第1の電極30よりも挿入口
7から離れてたその下方に位置させ、先端部34bを針
の進入路10よりも第1の電極30側に突出させたの
で、隙間Gを通った針9の先端9aを確実に第2の電極
34に当接させることができるて、挿入操作を容易にす
ることができる。 (4)傾斜した案内部33を第1の電極30と対称な位
置に設けたので、針9の挿入方向が針の進入路10から
ずれた場合でも、正しい方向に修正でき、挿入操作が一
層容易にできる。尚、本発明は上記し図面に示す実施例
にのみ限定されるものではなく、要旨を逸脱しない範囲
で種々の変形が可能である。
【0018】
【発明の効果】請求項1の針処理装置は、挿入口から挿
入された注射器の針が溶断電極に接触することにより変
圧器の二次回路を閉成するようにしたので、針に大電流
が流れて溶断され受け箱に収容されるので、針をすべて
除去し得て、注射器の容積を減少させることができる。 請求項2の針処理装置は、溶断電極を構成する第2の電
極を第1の電極よりも挿入口から離れて位置させ、その
先端部を針の進入路よりも第1の電極側に突出させたの
で、針を溶断電極に確実に接触させることができて、挿
入操作を容易になし得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の縦断側面図
【図2】溶断室部分の分解斜視図
【図3】溶断電極の斜視図
【図4】電気的結線図
【符号の説明】
1 本体 7 挿入口 8 注射器 9 針 10 針の進入路 12 変圧器 14 一次コイル 15 二次コイル 20 受け箱 30 第1の電極 33 案内部 34 第2の電極 35 溶断電極

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 針の挿入口を備えた本体と、この本体に
    設けられ一次及び二次コイルを備え一次コイルが電源に
    接続された変圧器と、前記本体に設けられて前記変圧器
    の二次コイルの両端に接続され前記挿入口から挿入され
    た針が接触することにより前記変圧器の二次回路を閉成
    し二次回路電流により針を溶断する溶断電極と、この溶
    断電極の下方に位置して前記本体に出入り可能に設けら
    れ溶断された針の屑を収容する受け箱とを具備してなる
    針処理装置。
  2. 【請求項2】 溶断電極は、針の進入路に対して一方の
    側に位置する第1の電極と他方の側に位置する第2の電
    極とから構成され、第1の電極は挿入口から遠ざかるに
    従って順次針の進入路に近寄る様な傾斜状に形成され、
    第2の電極は第1の電極よりも挿入口から離れて位置し
    挿入口から遠ざかるに従って順次針の進入路に近寄る様
    な傾斜状に形成されるとともにその先端部が針の進入路
    よりも第1の電極側に突出していることを特徴とする請
    求項1記載の針処理装置。
JP3220778A 1991-08-31 1991-08-31 針処理装置 Pending JPH0557269A (ja)

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JP3220778A JPH0557269A (ja) 1991-08-31 1991-08-31 針処理装置

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JP3220778A Pending JPH0557269A (ja) 1991-08-31 1991-08-31 針処理装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009213861A (ja) * 2008-02-15 2009-09-24 Nippo Sewing Mach Kk 注射針処理装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009213861A (ja) * 2008-02-15 2009-09-24 Nippo Sewing Mach Kk 注射針処理装置

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