JPH0557075A - ミシンでワークピースを案内する装置 - Google Patents

ミシンでワークピースを案内する装置

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JPH0557075A
JPH0557075A JP4036739A JP3673992A JPH0557075A JP H0557075 A JPH0557075 A JP H0557075A JP 4036739 A JP4036739 A JP 4036739A JP 3673992 A JP3673992 A JP 3673992A JP H0557075 A JPH0557075 A JP H0557075A
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JP
Japan
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workpiece
work table
wheel
presurf
work piece
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Application number
JP4036739A
Other languages
English (en)
Inventor
Roberto Sanvito
ロベルト・サンビト
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
RIMORUDEI Srl
Rimoldi Srl
Original Assignee
RIMORUDEI Srl
Rimoldi Srl
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Filing date
Publication date
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Publication of JPH0557075A publication Critical patent/JPH0557075A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • DTEXTILES; PAPER
    • D05SEWING; EMBROIDERING; TUFTING
    • D05BSEWING
    • D05B35/00Work-feeding or -handling elements not otherwise provided for
    • D05B35/10Edge guides
    • D05B35/102Edge guide control systems with edge sensors
    • DTEXTILES; PAPER
    • D05SEWING; EMBROIDERING; TUFTING
    • D05BSEWING
    • D05B27/00Work-feeding means
    • D05B27/10Work-feeding means with rotary circular feed members
    • DTEXTILES; PAPER
    • D05SEWING; EMBROIDERING; TUFTING
    • D05DINDEXING SCHEME ASSOCIATED WITH SUBCLASSES D05B AND D05C, RELATING TO SEWING, EMBROIDERING AND TUFTING
    • D05D2207/00Use of special elements
    • D05D2207/02Pneumatic or hydraulic devices
    • D05D2207/04Suction or blowing devices

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Textile Engineering (AREA)
  • Sewing Machines And Sewing (AREA)
  • Treatment Of Fiber Materials (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】構成が簡単で、従来のミシンに重要な改良をし
なくてもミシンに組み合わせることができる。 【構成】ワークピースの搬送方向に対してプレサーフー
ト9の上流側で、ミシンのベース3内に回転可能に配置
され、搬送方向と平行な回転軸を有するホイール15を
具備する。このホイール15は、ワークテーブル4に形
成されたスリット16を介して上部が、ワークテーブル
より露出し、また周面に配設され、このホイールと同心
的な円に対して正接をなす回転軸を有する複数のアイド
ラーローラ17を有する。これらアイドラローラの少な
くとも1つがスリット16を介してワークテーブルから
部分的に突出している。少なくとも光電セル13からの
指令により駆動手段でホイールは回転される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ワークピースを支持す
るワークテーブルと、このワークテーブルに沿ってワー
クピースを搬送するワークピース搬送手段と、この搬送
手段上にワークピースを弾性的に押付けるプレサーフー
トと、プレサーフートの所でワークテーブルを通って動
作しワークピースに縫い目を形成する縫い手段とを有す
るミシンのワークピースを案内するための装置であり、
縫い手段に対するワークピースのエッジの位置を認識す
るように、プレサーフート方向にワークピースの搬送方
向に対して横方向にずれたワークテーブル上に配置され
た少なくとも1つの光電セルと、光電セルにより駆動さ
れ、ワークピースを進行方向に直交する方向に移動させ
て、縫い手段により形成される縫い目をエッジから所定
の距離に平行に維持する案内手段とを具備する装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】ミシンのワークテーブル上のワークピー
スを案内する装置として、ミシンがワークピースのエッ
ジに平行に縫うことができるようにする装置が知られて
いる。このような縫製は、例えば、ワークピースのエッ
ジにテープもしくは弾性バンドを縫い付けたりワークピ
ースに予め折られたエッジを留めたりするのに利用され
ている。
【0003】このような装置の1つとして、米国特許N
o.4,813,364号に開示されたものがある。こ
の装置はプレサーフートの側方に配置された案内部材
と、ワークピースのエッジの送りライン上に配置された
複数の検出部材との組合わせにより構成されている。
【0004】前記案内部材は、一方が駆動プーリである
2つのプーリ間に係合したコグベルトを有する。一方、
前記検出部材は、互いに側方に位置する2つの光電セル
からなっている。通常の動作においては、案内部材のコ
グベルトの周速度は、フレサーフートとフイードドック
との組合わせによりコグベルトへと搬送されるワークピ
ースの搬送速度と同じになっており、この結果、ワーク
ピースのエッジは第1並びに第2の光電セル間の搬送ラ
インに沿って搬送される。
【0005】この搬送の間、ワークピースのエッジは右
もしくは左に動いて、第1もしくは第2の光電セルを覆
つたり覆わなくなったりすると、信号が案内部材に送ら
れて、ベルトの周速度を増減している。この結果、ワー
クピースの搬送ラインを第1と第2の光電セル間に戻す
ために、時計方向もしくは反時計方向の回転トルクがワ
ークピースに生じる。
【0006】上記のように、フレサーフートとフイード
ドックとの組合わせによりワークピースに付与される駆
動速度に対してワークピースの駆動速度を変化させる装
置により、所定の搬送ラインに沿ってワークピースのエ
ッジを維持することが可能になっている。
【0007】上記形式の別の装置として、米国特許N
o.4,827,856号に開示されたものが知られて
いる。この装置も前記装置と同様に、プレサーフートの
側方に配置された案内部材と、ワークピースのエッジの
送りライン上に配置された複数の検出部材との組合わせ
により構成されている。
【0008】この案内部材は、ミシンのワークテーブル
の一端部と回転可能に係合したほぼ円筒形の回転体によ
り構成されている。また、検出部材は、少なくとも光電
セルにより構成されている。通常の動作においては、案
内部材の回転体の周速度は、フレサーフートとフイード
ドックとの組合わせにより得られる、縫製されるワーク
ピースの搬送速度と同じになっており、この結果、ワー
クピースのエッジは上記光電セルにより規定される搬送
ラインに沿って搬送される。
【0009】この搬送の間、ワークピースのエッジは右
もしくは左に動いて、光電セルを完全に覆つたり覆わな
くなったりすると、信号が案内部材に送られて、回転体
の周速度を増減している。この結果、ワークピースの搬
送ラインを光電セルに再びアラインメントさせるため
に、時計方向もしくは反時計方向の回転トルクがワーク
ピースに生じる。
【0010】上記のように、この装置においても、フレ
サーフートとフイードドックとの組合わせによりワーク
ピースに付与される駆動速度に対してワークピースの駆
動速度を変化させる装置により、所定の搬送ラインに沿
ってワークピースのエッジを維持することが可能になっ
ている。
【0011】さらに別の装置として、米国特許No.
4,467,734号に開示されたものが知られてい
る。この装置は、プレサーフートの上流側と下流側とに
夫々配設された2つの案内部材と、ワークピースのエッ
ジの送りライン上に配置された複数の検出部材との組合
わせにより構成されている。
【0012】各案内部材は、ミシンに接続されたモータ
により回転され、布の搬送方向に直交する軸を有するほ
ぼドーム形状の構造体と、この構造体と同軸的に配置さ
れたホイールとにより構成されている。このホイールに
は、この外周に、この軸に垂直な軸に従って配置されま
第2のモータにより回転される複数のローラが設けられ
ている。また、前記検出部材は、光電センサー等により
構成されている。通常の動作においては、上述したよう
に、ドーム形状の構造体と、ロールが設けられたホイー
ルとの組み合わせである案内部材は、フレサーフートと
フイードドックとの組合わせにより得られる、縫製され
るワークピースの搬送速度と同じ周速度で回転される。
このとき、前記ホイールのローラは製紙されている。こ
の結果、ワークピースのエッジは上記光電センサー等に
より規定される搬送ラインに沿って搬送される。
【0013】この搬送の間、ワークピースのエッジは右
もしくは左に動いて、所定の搬送ラインとのアラインメ
ントから外れると、ローラが設けられた前記ホイールの
回転速度はドーム形状の構造体に対して変化される。こ
の結果、ローラは、構造体の回転軸に垂直な前記軸に従
いかつワークピースの搬送ラインに平行に回転し、ワー
クピースのエッジを光電センサー等に再びアラインメン
トさせる。
【0014】この装置において、構造体と、ローラが設
けられたホイールとの間の相対回転速度を変えることに
より、ローラを下院状態にセットし、ワークピースの相
対的変位を果たす組合わせ装置により、所定の搬送ライ
ンに沿ってワークピースのエッジを維持することが可能
になっている。
【0015】また、他の装置として、米国特許No.
4,200,049号に開示されたものがある。この装
置はプレサーフートの側方に配置された案内部材と、予
めセットされ入力された縫製動作を検出する部材との組
合わせにより構成されている。さらに詳しく説明する
と、この案内部材は、ワークピース上方に配置され、ワ
ークピースの搬送方向に平行な回転軸を有し、かつワー
クピースの搬送ラインに夫々の軸が直交する複数のアイ
ドラーローラが周囲に配設された1つの駆動ホイール
と、ワークピースの下方に設けられかつ前記駆動ホイー
ルのアイドラーローラと当接する1つのベベルギヤとの
組み合わせにより構成されている。また、前記検出部材
は、ワークピースの縫い目の予め入力された延長ライン
を常時検出する読取り部材からなっている。読取り部材
により連続した信号が、アイドラーローラが設けられた
駆動ホイールに供給され、このホイールはワークピース
を右もしくは左に刻々動かし、予め入力された縫製動作
が行われる。
【0016】読取り部材と、ワークピースの縫い目の予
め入力された延長ラインとの間のアラインメントは、読
取り部材とベベルギヤとの間の堅い接続により維持され
る。このベベルギヤは上に配置されかつアイドラーロー
ラが設けられた駆動ホイールにより、ワークピースがこ
れらの間に挿入された後に、回転される。
【0017】即ち、この制御装置はパンタグラフ形式の
装置であり、連続して回転されるローラにより、予め入
力された縫製動作の延長ラインのみを排他的に再現する
ことができる。
【0018】さらに他の装置として、米国特許No.
4,098,204号に開示されたものがある。この装
置はプレサーフートの前方に配置された案内部材と、ワ
ークピースの搬送ライン上に配置された複数の検出部材
との組合わせにより構成されている。
【0019】前記案内部材は、垂直軸を有し、ミシンの
ワークテーブルの前端部に接続されたほぼ円筒状の回転
体により構成されている。一方、前記検出部材は、少な
くとも光電セルであるる。動作においては、ワークピー
スのエッジが、検出部材により予め設定された搬送ライ
ンから外れて右もしくは左に移動したときに、案内部材
は、ワークピースを正確な搬送状態にもたらすことがで
きる回転トルクをワークピースに供給するように時計も
しくは反時計方向に回転される。
【0020】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、構成
が簡単で、従来のミシンに重要な改良をしなくてもミシ
ンに組み合わせることができるミシンのワークピースを
案内するための装置を提供することである。
【0021】
【課題を解決するための手段】上記目的並びに他の目的
を達成するために本発明におけるミシンのワークピース
を案内するための装置においては、案内手段は、ワーク
ピースの搬送方向に対してプレサーフートの上流側で、
ミシンのベース内に回転可能に配置され、搬送方向と平
行な回転軸を有し、ワークテーブルに形成されたスリッ
トを介して上部が、ワークテーブルより露出しているホ
イールと;このホイールの周面に配設され、このホイー
ルと同心的な円に対して正接をなす回転軸を有し、少な
くとも1つが前記スリットを介してワークテーブルから
部分的に突出している複数のアイドラーローラと;第1
の光電セルからの指令により作動して前記ホイールを回
転させる駆動手段とを具備する
【0022】
【実施例】図中、本発明に係わるミシンのワークピース
を案内するための装置は参照符号1で示されている。
【0023】この装置1は、既知のように、図1で仮想
線で示すワークピース5が上面で前方に搬送される水平
ワークテーブル4を規定したベース3を備えたミシン2
と組み合わされている。このベース3の一側にはスタン
ダード6が起立され、このスタンダード6の上部から
は、ワークテーブル4の上方に位置するヘッド8を支持
するオーバハンギングアーム7が延出している。プレサ
ーフート9は、ヘッド8に往復動可能に支持されてお
り、ワークピース5をワークテーブルに押し付けるよう
にワークテーブル4方向に弾性的に付勢される。複数の
搬送ドッグ9aが、縫製動作中、ワークピース5を前方
に搬送するようにプレサーフート9の下方に設けられて
いる。ニードルバー10が7中に動作可能に収容され、
1つもしくは複数のニードル11,12をプレサーフー
ト9とワークテーブル4とを貫通して往復動可能に支持
している。これらニードル11,12は、既知の方法
で、ワークピースに縫い目5aを形成するようにベース
3内に設けられた縫製手段と互いに共同する。
【0024】前記装置1は、ニードル11,12に対す
るワークピース5のエッジ5bの位置を認識できるよう
に、プレサーフート9方向にワークピース5の進行方向
(図1で矢印Aで示す)に対して横方向にずれたワーク
テーブル4上に配置された第1の光電セル13を具備す
る。この装置は、また光電セル13により駆動される案
内手段14を具備する。この案内手段14は、ワークピ
ース5を進行方向に直交する方向に移動させて、ワーク
ピース5に形成される縫い目5aを常時エッジ5bから
所定の距離に維持する。
【0025】このために、案内手段14は、ワークピー
ス5の搬送方向から見てプレサーフート9の上流側で、
ベース3内に回転可能に配置されたホイール15を有す
る。このホイール15は、搬送方向と平行な軸を中心と
して回転される。また、このホイール15は、ワークテ
ーブルに形成されたスリット16を介して上部が、ワー
クテーブルより搬送方向に対して横方向に延びて露出し
ている。
【0026】前記装置1は、また、ホイール15の周面
に、周方向に互いに所定間隔を有して配設された複数の
アイドラーローラ17を具備する。これらアイドラーロ
ーラ17は、ホイールと同心的な円に対して正接をなす
回転軸を有する。これらアイドラーローラ17の数とホ
イール15の配設は、アイドラーローラ17の少なくと
も1つがスリット16を介してワークテーブル4から部
分的に突出するように設定されている。
【0027】前記ホイール15は、駆動ベルト19並び
にプーリ20,21を介して、電動モータ18により駆
動去れる。このモータ18はDCモータでもステップモ
ータでも良い。このモータ18は、光電セル13からの
指令により、既知の、かくして個々では説明を省略する
電気制御装置により駆動される。好ましくは、ホイール
15並びにモータ18はミシン2に着脱可能に装着され
るベース3のボックス部22中に収容されている。この
ボックス部22の上面23はワークテーブル4の延長部
を構成し、ここに前記スリット16が形成されている。
【0028】前記装置1は、さらに、ワークテーブル4
の前端26に形成されたハウジング25中に回転可能に
支持され、ホイール15の上流側に位置する水平ロール
24を具備する。この水平ロール24は布の搬送方向に
ほぼ直交する軸に沿って延出しており、ワークテーブル
4の前端26から部分的に突出している。
【0029】前記装置1は、また、ワークテーブル4の
上方に位置し、特にホイール15の方に指向した2つの
ブローノズル27,28から実質的になる押圧手段を具
備刷る。さらに、少なくとも1つの補助ノズル29が、
前端26の前に位置し、水平ロール24の下側でベース
3に斜めからエアーブローを送るように、好ましくは設
けられている。これらノズル27,28,29は、ワー
クテーブル4上方に互いに平行設けられたパイプ30,
31,32の先端に夫々位置している。これらパイプ3
0,31,32には図示しない圧縮エアー源からエアー
が供給される。これらノズル27,28,29は、ワー
クピース5にパイプで運ばれた圧縮エアーを吹き付け
て、ワークピースをホイール15と水平ロール24とに
付着させる機能を奏する。
【0030】前記装置1は、また、ワークテーブル4上
方で、プレサーフート9の横に、これに沿って位置した
搬送ロール33を具備する。この搬送ロール33は、こ
れの回転軸がワークピース5の搬送方向に直交し、かつ
ニードル11,12の少し後方に位置するようにして、
支持アーム34の一端に回転可能に装着されている。ま
た、この搬送ロール33はアーム34を付勢するばね3
5により、ワークテーブル4に弾性的に押圧される。こ
のアーム34はミシン2のヘッド8に揺動可能に枢支さ
れている。さらに搬送ロール33は、モータ36により
プーリ37、38並びに駆動ベルト39,40を介して
回転されるように設定されている。この搬送ロール33
はスポンジで形成され、縫製動作中、ワークピースをワ
ークテーブル4に対して円滑にし、搬送ドッグと共同し
てワークピース5を搬送方向Aに移動させる機能を果た
す。
【0031】最後に、前記装置1は案内部材41を具備
する。この案内部材41は、これがワークピース5から
離れた休止位置から、ワークピースのエッジ5bと係合
してワークピースを搬送方向に案内する動作位置へと搬
送方向に直交する方向に、ワークテーブル4上で移動可
能となっている。この案内部材41の移動は、ベース3
の前端26に近接して設けられた第2の光電セル43に
より制御される流体作動アクチュエータ42により、行
われる。この第2の光電セル43は、光ビームがワーク
ピース5により遮断されないときに、案内部材41の変
位を動作位置に制御するように設定されている。次に、
上記構成の本発明に係わる装置の動作を説明する。
【0032】縫製をおこなうとき、ワークピース5は、
搬送ドッグ9aと搬送ロール33との働きによりワーク
テーブル4上で前方に移動される。この移動の間、ワー
クピース5は、水平ロール24と、スリット16から突
出したホイール15のアイドラーローラ17との上を連
続して通過する。これらアイドラーローラ17はホイー
ル15に自由に回転するように設けられているので、搬
送方向へのワークピース5の摺動に対して大きな障害と
はならない。この移動の間、光電セル13により布のエ
ッジ5bは検出される。光電セル13からの光ビームが
ワークピース5により遮られると、上述した電気装置に
よりモータ18でホイール15が反時計方向に回転され
る。この結果、ワークピースは図面上左側に少し変位さ
れる。明らかに、この側方への変位は、搬送ドッグと搬
送ロール33とにより既に行われているワークピースの
搬送に付加される。この左方向のワークピース5の変位
は、光電セル13により射出されている光ビームがワー
クピースにより遮断されなくなるまで、即ち、ワークテ
ーブル4により反射されるようになるまで、続けられ
る。そして、この状態になると、光電セル13によりホ
イール15は時計方向に回転されてワークピースを右方
向に変位させる。このワークピースの右方向の変位は、
光電セル13により射出されている光ビームがワークピ
ースにより再び遮断されるようになるまで続けられ、か
くして、ワークピースの左方向の新たな変位となる。
【0033】上記状態で、布には常時右もしくは左への
僅かな連続した摺動が生じている。この摺動により、縫
い目5aはエッジ5bから所定の距離の所に維持され
る。これらの側方への摺動が僅かなために、形成される
縫い目の質に悪影響を与えることがない。
【0034】ステッチ動作の間、圧縮エアーがノズル2
7,28によりワークピース5に吹き付けられているの
で、ホイール15のガイド機能を損なうワークピースが
アイドラーローラ17上をスリップすることが防止され
る。
【0035】さらに、ワークピース5に対するアイドラ
ーローラ17の変位機能をより向上させるために、これ
らローラとワークピースとの間の摩擦を増すように、こ
れらアイドラーローラ17は凹凸のある周面を有してい
る。代わって、これらアイドラーローラ17は、上記目
的を好ましく果たすゴムで形成されても良い。
【0036】前記水平ロール24の上方に位置する第3
のノズル29は、しわが形成されるのを防止して、水平
ロール24に沿うワークピースの円滑性を向上させてい
る。前記第2の光電セル43は、光ビームがワークピー
スにより遮断されなくなったときにワークピース5に対
する縫製動作の終了が近ずいたことを検知する。この状
態で、第2の光電セル43により、流体作動アクチュエ
ータ42は休止位置からエッジ5bと係合する作動位置
へと移動される。従って、ワークピースの端部がスリッ
ト16に押圧されていることによるアイドラーローラ1
7の案内機能が不可能になっても、ワークピースの端部
に沿う縫い目5aを形成することができる。
【0037】
【発明の効果】本発明は意図した目的を達成する。実
際、本装置はワークピースを非常に効率良くかつ信頼性
のある方法で案内することができる。同時に、本装置は
構成が簡単であり、既知のミシンに実質的な改良を加え
ることが無く直接装着することができる。
【0038】明らかに、本発明は、特徴とする範囲を逸
脱しないで種々の変形並びに変更が可能である。例え
ば、複数の光電セルは、より確実な縫製をするために設
けられている。
【図面の簡単な説明】
【図1】ミシンと組み合わせられた本発明に係わる装置
を一部切断して示す斜視図である。
【図2】図1に示す装置の一部を一部切断して示す斜視
図である。
【符号の説明】
1…装置、2…ミシン、3…ベース、4…ワークテーブ
ル、5…ワークピース、13…光電セル、14…案内手
段、15…ホイール、17…アイドラローラ、16…ス
リット、18…モータ。

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ワークピースを支持するワークテーブル
    (4)と、このワークテーブル(4)に沿ってワークピ
    ースを搬送するワークピース搬送手段(9a)と、この
    搬送手段(9a)上にワークピースを弾性的に押付ける
    プレサーフート(9)と、プレサーフート(9)の所で
    ワークテーブル(4)を通って動作しワークピース
    (5)に縫い目を形成する縫い手段(11,12)とを
    有するミシンのワークピースを案内するための装置であ
    り、 縫い手段(11,12)に対するワークピース(5)の
    エッジ(5b)の位置を認識するように、プレサーフー
    ト(9)方向にワークピース(5)の搬送方向に対して
    横方向にずれたワークテーブル(4)上に配置された少
    なくとも1つの光電セル(13)と、 光電セル(13)により駆動され、ワークピース(5)
    を進行方向に直交する方向に移動させて、縫い手段(1
    1,12)により形成される縫い目(5a)をエッジ
    (5b)から所定の距離に平行に維持する案内手段(1
    4)とを具備し、この案内手段(14)は、 ワークピース(5)の搬送方向に対してプレサーフート
    (9)の上流側で、ベース(3)内に回転可能に配置さ
    れ、搬送方向と平行な回転軸を有し、ワークテーブル
    (4)に形成されたスリット(16)を介して上部が、
    ワークテーブルより露出しているホイール(15)と、 このホイール(15)の周面に配設され、このホイール
    と同心的な円に対して正接をなす回転軸を有し、少なく
    とも1つがスリット(16)を介してワークテーブル
    (4)から部分的に突出している複数のアイドラーロー
    ラ(17)と、前記光電セル(13)からの指令により
    作動して前記ホイール(15)を回転させる駆動手段
    (18,19,29,21)とを具備する装置。
  2. 【請求項2】 前記ベース(3)は、ミシンに着脱可能
    に装着され、前記ホイール(15)と駆動手段(18,
    19,29,21)とを支持し、上面がワークテーブル
    (4)の延長部を構成するボックス部(22)を有する
    請求項1に記載の装置。
  3. 【請求項3】 ワークピースをワークテーブル(4)に
    押圧する押圧手段(27,28,29)を、さらに具備
    する請求項1に記載の装置。
  4. 【請求項4】 前記押圧手段は複数のブローノズル(2
    7,28)を有する請求項3に記載の装置。
  5. 【請求項5】 前記ノズル(27,28)は、ホイール
    (15)の領域にワークテーブル(4)上方から指向さ
    れている請求項4に記載の装置。
  6. 【請求項6】 前記押圧手段は、さらに、ワークピース
    (5)の搬送方向に対してベース(3)の前端(26)
    の前に位置され、この前端の下側でベースに斜めからエ
    アーブローを与えるように配設された少なくとも1つの
    補助ノズル(29)を有する請求項5に記載の装置。
  7. 【請求項7】 プレサーフート(9)の横に、これに沿
    って位置し、前記ワークピースの搬送方向に直交する回
    転軸を有し、ワークピース(5)を弾性的に押圧してワ
    ークピースのワークテーブル(4)上での搬送を円滑に
    する搬送ロール(33)を、さらに具備する請求項1に
    記載の装置。
  8. 【請求項8】 前記駆動手段(18,19,29,2
    1)は電動ステップモータ(18)である請求項1に記
    載の装置。
  9. 【請求項9】 前記駆動手段は電動DCモータ(18)
    である請求項1に記載の装置。
  10. 【請求項10】 案内部材(41)をさらに具備し、こ
    の案内部材(41)は、これがワークピース(5)から
    離れた休止位置から、ワークピースのエッジ(5b)と
    係合してワークピースを搬送方向に案内する動作位置へ
    と搬送方向に直交する方向に、ワークテーブル(4)上
    で移動可能となっており、この案内部材(41)の移動
    は、搬送方向に対してベース(3)の前端(26)に近
    接して設けられた第2の光電セル(43)により制御さ
    れる流体作動アクチュエータ(42)により、行われ、
    光ビームがワークピース(5)により遮断されないとき
    に、案内部材(41)の変位を動作位置に制御するよう
    に設定されている請求項1に記載の装置。
  11. 【請求項11】 ワークピースの搬送方向に対して前記
    ベース(3)の前端(26)には水平ロール(24)が
    設けられ、この水平ロール(24)は前記前端(26)
    に形成されたボックス部(25)内でワークピースの搬
    送方向にほぼ直交する回転軸を中心として回転可能に支
    承されている請求項1に記載の装置。
  12. 【請求項12】 前記水平ロール(24)は、前記ワー
    クテーブル(4)の前端(26)から部分的に突出して
    いる請求項2に記載の装置。
JP4036739A 1991-02-27 1992-02-24 ミシンでワークピースを案内する装置 Pending JPH0557075A (ja)

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