JPH0556895B2 - - Google Patents

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JPH0556895B2
JPH0556895B2 JP3873789A JP3873789A JPH0556895B2 JP H0556895 B2 JPH0556895 B2 JP H0556895B2 JP 3873789 A JP3873789 A JP 3873789A JP 3873789 A JP3873789 A JP 3873789A JP H0556895 B2 JPH0556895 B2 JP H0556895B2
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JP
Japan
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dust
water tank
water
suction
tube
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP3873789A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH02215435A (ja
Inventor
Akihiko Kurioka
Shinji Asanaka
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Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本発明は、水タンクに貯溜した水で塵埃を捕集
するようにした電気掃除機に関する。
(ロ) 従来の技術 本発明に先行する技術として、例えば実開昭61
−31351号公報に塵埃を含む吸込空気を水タンク
内の水に吹き当てることにより塵埃を分離させる
ようにした電気掃除機が示されている。
しかしながら、この従来技術においては、水タ
ンク内の塵埃及び水を廃棄する際には、水タンク
の上面中央に設けた電動送風機への連通口から、
あるいは吸込ホース接続用吸込筒から廃棄する
が、連通口から廃棄する場合には、水タンクを上
下逆さまにしなければならず、廃棄作業がしにく
い欠点がある。また、吸込ホース接続用吸込筒か
ら廃棄すると、吸込筒に吸込ホースを接続した
際、吸込ホースの接続部に塵埃及び水が付着し、
吸込ホースの着脱作業時に手指等が汚れると共
に、吸込ホース接続部に付着した塵埃によつて吸
込ホースの接続部と吸込筒が傷付き、長期間の使
用によつて接続部と吸込筒との間に間〓が生じ、
集塵能力が低下する恐れがある。
(ハ) 発明が解決しようとする課題 本発明は、上記欠点に鑑みなされたもので、簡
単な構成で、水に溜つた塵埃を容易に廃棄できる
と共に、清潔なゴミ捨て作業ができるようにした
電気掃除機を提供することを課題とする。
(ニ) 課題を解決するための手段 本発明の電気掃除機は、上蓋を有し、水を貯溜
した円筒型水タンクと、該水タンクを着脱自在に
収納する本体下ケースと、電動送風機を内蔵する
と共に前記本体下ケースの上部に配設される本体
上ケースとからなり、前記上蓋の中央部には前記
電動送風機に連通する連通口を、前記上蓋の側部
には前記水タンク内で周方向に向けて開口した出
口部を有する吸込ホース接続用吸込筒を、前記上
蓋の他の側部には前記本体上ケースの底壁で閉塞
される塵埃排出筒を、夫々設けたことを特徴とす
る。
(ホ) 作用 上記構成により、電動送風機を駆動すると、塵
埃を含んだ吸込空気が吸込ホース接続用吸込筒の
出口部から円筒型水タンク内の内周壁に沿つて渦
状に流れて水に吹き当てられ、水を渦状に回転さ
せ、且つ水との接触により塵埃を分離し、分離さ
れた塵埃は水中に捕集される。この時、塵埃排出
筒は上ケースの下部仕切壁で閉塞されているの
で、塵埃排出筒から空気を吸い込むことがない。
従つて、水タンク内の吸込空気の渦状の流れが乱
れることがなく、集塵効率が低下することがな
い。
ごみ捨て時には、水タンクの塵埃排出筒から水
と塵埃を廃棄する。塵埃排出筒は水タンクの側部
に形成しているので、容易に水タンク内の水と塵
埃を廃棄することができる。
(ヘ) 実施例 以下、本発明電気掃除機の一実施例を図面に基
づいて説明する。
1は電気掃除機の掃除機本体ケースで、取り外
し自在な本体上ケース2と本体下ケース3からな
る。
4は前記本体上ケース2内に縦方向に収納され
る送風機収納筒、5は前記送風機収納筒4の下端
に位置して本体上ケース2の下部開口部を被い、
本体上ケース2底壁を構成する下部仕切壁で、中
央に吸気孔6を有している。
7は前記本体上ケース1の上部に取り付けられ
る電動送風機で、該電動送風機7はその吸気側8
を下向きにして前記送風機収納筒4内に上下の緩
衝体9a,9bを介して収納されることで、前記
吸気側8が前記吸気孔6から下向きに臨むように
して収納される。
10は前記電動送風機7のモータ部を覆うモー
タカバーで、モータ部後部から吸い込まれたモー
タ冷却空気を前記送風機収納筒4外部に導く冷却
空気導出筒10aを備えている。11は前記送風
機収納筒4上部の排気用開口12の周囲に設けた
排気フイルター、13は前記本体上ケース2に設
けた開閉蓋13a付の集中排気孔、14…は分散
排気孔で、前記電動送風機7のフアン部周囲の排
気口15…から出た吸込空気は前記排気用開口1
2から排気フイルター11を介し、本体上ケース
2の集中排気孔13あるいは分散排気孔14から
排気されるようになつている。さらに、前記吸気
孔6の口縁には環状パツキン18を嵌着してあ
る。
19は前記本体下ケース3内に着脱自在に収納
装備された円筒型水タンクで、集塵フイルターと
しての水20を貯溜する上面開口21の円筒型下
容器22と、この上面開口22を覆つてクランプ
手段(図示せず)等により取り付けられる上蓋2
3とからなつている。
前記上蓋23はその中央部に、吸気孔6に環状
パツキン18を介して密着連通する連通口24を
穿設すると共に、その一側部に吸込ホース接続用
吸込筒25を形成している。前記吸込筒25は前
記本体上ケース2の覆蓋26a付吸込筒露出開口
26を介して前記本体上ケース2外部に開口した
吸込ホース接続口27を有すると共に、前記上蓋
23を貫通して前記上蓋23裏面側に連通するよ
うに形成され、さらに前記水タンク19の周方向
に向けて横向きに開口した横向き出口28を有し
ている。また、前記吸込筒25は前記上蓋23に
形成することで、前記水20の静止状態の水面A
より上部に位置せしめている。
また、前記上蓋23には、前記連通口24を中
心として、前記吸込筒25が形成された一側部と
対称な他の側部に、直管状塵埃排出筒29を上向
きに突出形成している。前記塵埃排出筒29は、
水タンク19の本体下ケース3への収納状態で、
その上端開口部30が前記下部仕切壁5に圧接さ
れて閉塞されるようになつている。尚、前記塵埃
排出筒29の太さは吸込ホース等の太さに関係な
く任意に設定できる。
さらに、前記上蓋23の前記連通口24周縁部
分には、前記上蓋23の裏面側から下向きに環状
壁31を垂下形成している。
32は前記連通口24を覆うように前記上蓋2
3に垂下形成した網状フイルター筒で、塵埃が電
動送風機7に吸い込まれるのを防止する。
33は前記吸込筒25から前記水タンク19内
に水等の液体を多量に吸い込んだときに浮き上つ
て前記連通口24を前記水タンク19内側から閉
塞する止水用フロート弁体である。
34は前記塵埃排出筒29に着脱自在に嵌合取
付される粗塵捕集筒で、開口端部に粗塵捕集網3
5を張設している。
而して、掃除時には吸込ホース接続用吸込筒2
5の吸込ホース接続口27に吸込ホース(図示せ
ず)を接続して電動送風機7を駆動すると、塵埃
を含んだ吸込空気が前記吸込筒25を介して水タ
ンク19内に吸い込まれる。このとき、吸込筒2
5の横向き出口28は水タンク19の周方向に横
向きに開口しているから、吸込空気は水タンク1
9内の内周壁19aに沿つて渦状に流れて水20
に吹き当てられ、水20が渦状に回転し、この回
転する水20の遠心力により第1図にて二点鎖線
で示すように外周部が高くなる凹面状の水面Bを
形成する。そして、吸込空気は外周部の水面Bに
主として吹き当てられ、水20との接触により塵
埃が分離され、塵埃は水20中に捕集されて貯溜
する。このとき、塵埃排出筒29は下部仕切壁5
で閉塞されているので、塵埃排出筒29から空気
を吸い込むことがない。
ごみ捨て時には、水タンク19を本体下ケース
3から取り出し、粗塵捕集筒34を塵埃排出筒2
9に取り付けて水タンク19を傾倒すれば、塵埃
及び水20が塵埃排出筒29から流出して廃棄さ
れる。このとき、紙切れや糸屑等の粗塵は粗塵捕
集筒34で捕集されるので、粗塵捕集筒34を外
して粗塵をゴミ箱等に廃棄すればよい。ここで、
塵埃排出同29は直管状であるから、塵埃に前記
のような粗塵が含まれていても、塵埃排出用筒2
9の内部で引つ掛かつたり目詰まりすることなく
スムーズに且つ確実に廃棄できる。また、塵埃排
出筒29は上蓋23の側部に突出して形成されて
いるから、水や塵埃が上蓋23の外表面を伝わつ
て流れることがなく、清潔なごみ捨て作業ができ
る。
尚、第4図には本発明の他の実施例を示すが同
図に示されるように、上端開口部36aに粗塵捕
集網37を取り付けた塵埃排出筒38を上蓋23
と別体で形成し、塵埃排出筒38を上蓋23の塵
埃排出口39に着脱自在に取りつけることで上蓋
23に塵埃排出筒38を上向きに形成してもよ
い。この場合、粗塵捕集筒34の機能が塵埃排出
筒38で兼用され、使用しやすいものとなる。
(ト) 発明の効果 以上の如く、本発明によれば、円筒型水タンク
の上蓋に、吸込ホース接続用吸込筒とは別に塵埃
排出筒を設けているから、水及び塵埃を容易に且
つ確実に廃棄することができる。また、塵埃排出
筒は上ケースの下部仕切壁で閉塞されるので、塵
埃排出筒から空気を吸い込んで水タンク内の吸込
空気の流れを乱すことがなく、集塵効率を低下さ
せることがない等の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
図面はいずれも本発明による電気掃除機の実施
例に関し、第1図は縦断面図、第2図は第1図X
−X断面図、第3図は粗塵捕集筒を取り付けた円
筒型水タンクの縦断面図、第4図は他の実施例の
円筒型水タンクの縦断面図である。 2……本体上ケース、3……本体下ケース、6
……下部仕切壁(底壁)、19……円筒型水タン
ク、23……上蓋、24……連通口、25……吸
込ホース接続用吸込筒、29,38……塵埃排出
筒。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 上蓋を有し、水を貯溜した円筒型水タンク
    と、該水タンクを着脱自在に収納する本体下ケー
    スと、電動送風機を内蔵すると共に前記本体下ケ
    ースの上部に配設される本体上ケースとからな
    り、前記上蓋の中央部には前記電動送風機に連通
    する連通口を、前記上蓋の側部には前記水タンク
    内で周方向に向けて開口した出口部を有する吸込
    ホース接続用吸込筒を、前記上蓋の他の側部には
    前記本体上ケースの底壁で閉塞される塵埃排出筒
    を、夫々設けたことを特徴とする電気掃除機。
JP3873789A 1989-02-17 1989-02-17 電気掃除機 Granted JPH02215435A (ja)

Priority Applications (1)

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JP3873789A JPH02215435A (ja) 1989-02-17 1989-02-17 電気掃除機

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JPH02215435A JPH02215435A (ja) 1990-08-28
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JP3873789A Granted JPH02215435A (ja) 1989-02-17 1989-02-17 電気掃除機

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JPH02215435A (ja) 1990-08-28

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