JPH0556490U - 石筆用保護ケース - Google Patents

石筆用保護ケース

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JPH0556490U
JPH0556490U JP24692U JP24692U JPH0556490U JP H0556490 U JPH0556490 U JP H0556490U JP 24692 U JP24692 U JP 24692U JP 24692 U JP24692 U JP 24692U JP H0556490 U JPH0556490 U JP H0556490U
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stone
stone brush
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JP24692U
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實 岡田
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實 岡田
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 石筆をケース本体1により保護することがで
き、しかも石筆を有効に利用する。 【構成】 一端1aに形成した開口部3から内部2に石
筆20を収容し得るようにしたケース本体1に、該ケー
ス本体1の開口部3から石筆20を出し入れ自在に固定
し得る石筆固定部材10を設けて構成している。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、鉄工所や造船所その他道路工事現場等で使用する石筆を保護するた めの石筆用保護ケースに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
例えば、道路上に横断歩道等を描く場合には、先ず道路上に石筆により下書き をして横断歩道を道路上に描くようにしている。そして、この石筆は、下書きし 易くなるように先端を鋭角に研いだ細長状(例えば縦、横の各長さが5〜10mm 、長さが50〜100mmの長さの細長状)のものが使用されており、一方、この 石筆を使用しない時にこれを持ち運ぶ際には、石筆を裸の状態で作業者のポケッ ト等に入れて持ち運んでいるのが現状である。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
ところが、石筆を持ち運ぶときにこれを裸の状態で作業者のポケット等に入れ ておくと、石筆が細長状で且つその先端が鋭角状に研がれているため、ポケット 内の石筆が他のものにあたった場合には、その衝撃により石筆がその先端や中程 から折損し易くなり、このように石筆が折れたときには、その都度、石筆先端や 中程の折れた部分を(書き易くするために)再度鋭角状に研ぐ作業が必要になると いう問題がある。又、従来の石筆では、石筆を使ったりあるいは折損して石筆を 手に持って書くことができ難いような短い長さ(例えば、長さが約20〜40m
m 程度の長さ)になった場合には、短くなった石筆が使用不可能になってそのまま 捨てられているのが現状である。
【0004】 本考案は、上記の如き問題点に鑑み、石筆を外部の衝撃から保護することがで き、しかも石筆を有効に利用し得るようにした石筆用保護ケースを提供すること を目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案は、上記の目的を達成すべくなされたもので、一端に形成した開口部か ら内部に石筆を収容し得るようにしたケース本体に、該ケース本体の開口部から 石筆を出し入れ自在に固定し得る石筆固定部材を設けたことを特徴としている。
【0006】
【作用】
本考案の石筆用保護ケースによれば、ケース本体の内部に石筆を収容できるの で、ケース本体により石筆を外部から受ける衝撃から保護することができる。し かも、本考案の石筆用保護ケースは、石筆固定部材により石筆をケース本体内に 出し入れ自在に固定できるので、石筆固定部材が石筆の長さを適宜長さに調節し て石筆をケース本体に固定し得る。
【0007】
【考案の効果】
従って、本考案の石筆用保護ケースでは、ケース本体により石筆を外部の衝撃 から保護できるので、例えば石筆用保護ケース内に収容した石筆を作業者のポケ ット等に入れた時に外部から衝撃を受けた場合であっても、ケース本体が石筆あ るいは石筆先端部を折損しないように保護でき、その結果、裸の状態で持ち運ぶ ような従来の石筆に比して石筆の先端部を研ぐ作業を削除することができるとい う効果がある。しかも、本考案の石筆用保護ケースでは、石筆固定部材により石 筆の長さを調節して石筆をケース本体に固定できるので、例えば石筆を手に持っ て書くことができ難いような短い長さになった場合であっても、その短い石筆を 石筆固定部材によりケース本体に固定して使用できることから、石筆を有効に利 用し得る効果もある。
【0008】
【実施例】
以下、図1〜図3を参照して本考案の実施例を説明すると、この実施例の石筆 用保護ケースXは、内部2に石筆20を収容するためのケース本体1に、該ケー ス本体1の内部2に石筆20を出し入れ自在に固定するための石筆固定部材10 を設けて構成されている。
【0009】 石筆20は、この実施例では縦、横の各長さが約7mm程度、長さが約80mm程 度の直方体状のものが使用されており、その先端部20aが一片を鋭角に研いで 傾斜させた三角形状に形成されている。
【0010】 ケース本体1は、図1及び図2に示す如く、薄板状(例えば厚さ約1mm程度)の 合成樹脂製または金属製で略箱型形状に形成されており、その一端1aに石筆2 0をケース本体内部2内に出し入れするための開口部3が形成されている。該ケ ース本体1は、その内部2内に石筆20を出し入れする際に、石筆20がガタつ かずスムーズに出し入れできる形状(例えば縦、横の各長さが8mm、長さが10 0mm程度)に形成されている。
【0011】 開口部3は、石筆20をスムーズにケース本体内部2内に収容できる如く石筆 20よりもやや大きく形成されており、その縦、横の各長さが約8mm程度の正方 形状に形成されている。尚、ケース本体1の開口部3と石筆20の側面20B( 反傾斜面側)との間には、石筆20を使用する際に、石筆側面20Bを定規等に 当てがえる如くぬすみ部が形成されている。又、ケース本体1の開口部3の上部 側3aと下部3b側には、石筆20の先端20a部分を補強するための補強リブ6, 6が一体的に形成されている。
【0012】 補強リブ6,6は、その先端が開口部3から適宜長さ(長さが約15mm程度)だ け突出する如く形成されており、石筆20を使用する場合に、石筆先端20aに 邪魔にならないように石筆先端20a部分と同形状で且つ石筆先端20a部分の大 きさよりもやや小さい三角形状に形成されている。該各補強リブ6,6の外側面 には、該補強リブ6,6を補強するための補強材9,9がそれぞれ設けられている 。各補強材9,9は、金属製で補強リブ6,6と同形状で且つやや小さい略三角形 状に形成されている。
【0013】 又、ケース本体1の上板材4には、その開口部3の近傍位置を上方に突出させ て石筆固定部材10を収容するための収容室8が形成されている。該上板材4は 、その石筆固定部材収容室後部寄り位置4aに石筆固定部材10の押ボタン15 を挿入するための穴26が形成されており、その後端部が石筆を使用する時に手 で握り易くなるようにするために適宜角度に傾斜させて形成されている。
【0014】 石筆固定部材収容室8は、略断面矩形状に形成されており、その高さが約5mm 、その長さがケース本体開口部3から約40mm程度の長さに形成されている。尚 、図2において符号27はケース本体1内に砂やゴミ等が入って石筆20を出し 入れし難くなったときに、石筆後端部20bを押して石筆20を出し入れできる ように溶接棒等の細棒を挿入するための穴である。
【0015】 石筆固定部材10は、図2及び図3に示す如く、石筆20を前記ケース本体1 内に固定するための固定材13と該固定材13の先端部分13Aを石筆20先端 側の上面20Aに接離自在に操作するための押ボタン15とを備えている。
【0016】 固定材13は、薄板状の板バネで形成されており、前記石筆固定部材収容室8 内に収容できる如く、その幅が約5mm、その長さが約35mm程度の長さに形成さ れている。該板バネ13は、その先端部分13Aを適宜角度(例えば角度20〜 30°程度)で傾斜する如く適宜長さ(長さが約5〜10mm程度)だけ上方に向け て折曲形成する一方、その後端部13Bには該板バネ13を押圧操作するための 押ボタン15が取付けられている。板バネ13の先端部13Aは、石筆20の先 端上面部20Aを適宜長さ(例えば約10〜15mm程度)押圧するための押え片1 6と該押え片16を石筆20を押圧し得る如く付勢せしめるための傾斜片17が 形成されている。又、該板バネ13は、その略中央部分が前記ケース本体上板材 4の側壁4A,4A間に跨って架設された支持ピン19に支持されている。そし て、板バネ13の先端部13Aは、その押え片16が支持ピン19を支点にして 上下方向に向けて上下動するとともに傾斜片17の先端17aが前記ケース本体 1の上板材4の先端側内面4bに当接されている。
【0017】 押ボタン15は、板バネ13の後端部13Bに上下動自在に取付けられており 、前記ケース本体1の上面1Aから適宜長さ突出する如く押ボタン挿入穴26内 に挿入されている。該押ボタン15の中央部には、該押ボタン15が下側に向け て抜けないようにストッパー25が形成されている。
【0018】 そして、該石筆固定部材10は、ケース本体1の内部2内に石筆20を収容し たときに押ボタン15をフリー状態にすると、板バネ13の押え片16がその傾 斜片17の付勢力により石筆20の先端上面20Aを押圧して石筆20をケース 本体1内に固定することができるようになっており(図2の実線図示の状態)、押 ボタン15を押す(図2の符号15′)と、その押圧力が傾斜片17の付勢力に抗 して押え片16を石筆20から離れる如く上方に移動せしめ(図2の符号16′) 、これにより石筆20が自由状態になってケース本体1内で矢印A−B方向に移 動自在に摺動し得るようになっている。
【0019】 続いてこの実施例の石筆用保護ケースXの使用方法及び作用を説明すると、例 えば石筆20を道路上に横断歩道等を描くときに使用する際には、先ず、図2に 示す如く、石筆固定部材10の押ボタン15を押すと、板バネ13の押え片16 が傾斜片17の付勢力に抗して上方に移動せしめられる(図2の鎖線図示の状態) 。これにより、ケース本体1の内部2に開口部3から石筆20を収容できる状態 となり、この状態で先端20aを鋭角に研いだ石筆20をその先端20aがケース 本体開口部3の補強リブ6,6に対応する如くケース本体1の開口部3からケー ス本体内部2内に挿入して収容する。続いて、石筆20の先端部20aを道路上 に横断歩道の下書きできる如くケース本体1の開口部3から適宜長さだけ突出さ せた状態で、押ボタン15を離してフリー状態にすると、石筆固定部材10の押 え片16がその傾斜片17の付勢力により石筆20の先端側上面20Aを押圧し て石筆20をケース本体1に固定する(図1及び図2の実線図示の状態)。さらに 、この状態で石筆用保護ケースXの胴部を手で握って定規等に石筆20の側面2 0Bを当てがって道路上に横断歩道等の下書きをする。そして、この下書き中に おいて、石筆先端部20aが禿びて書き難くなったりあるいは石筆20が短くな った場合には、上記と同様に押ボタン15を押して石筆先端部20aをケース本 体1の開口部3から適宜長さだけ突出させた状態で押ボタン15を離し、再び石 筆先端部20aを鋭角に研ぐ。このようにすると、石筆先端部20aが禿びたり又 は石筆20が短くなった場合であっても、石筆先端部20aをケース本体1の開 口部3から適宜長さに調節して石筆20を使用することができる。さらに続いて 、石筆20を使用しない場合には、押ボタン15を押して石筆20を矢印B方向 に移動させながら石筆先端部20aを補強リブ6,6で保護する位置まで石筆20 をケース本体1の内部2に収容した状態で、押ボタン15を離して石筆固定部材 10の押え片16により石筆20の上面20Aを押圧固定させる。そして、この 石筆用保護ケースXを作業者のポケット等の中に入れて保管する。このとき、ケ ース本体1及び補強リブ6,6が石筆20及びその先端部20aを覆っているので 、ケース本体1や補強リブ6,6により石筆20やその石筆先端部20aを損傷し ないように外部の衝撃から保護することができる。このように、この実施例の石 筆用保護ケースXでは、ケース本体1の内部2内に石筆20を収容できるので、 例えば作業者がポケット内に入れた状態で外部から衝撃を受けた場合であっても 、ケース本体1が石筆20の先端部20aあるいは石筆20胴部を損傷しないよ うに外部の衝撃から保護し得る。しかも、石筆固定部材10の押ボタン15のボ タン操作をするだけで、石筆固定部材10の押え片16により石筆20をケース 本体1に出し入れ自在に固定できるので、ケース本体1の開口部3からの石筆先 端部20aの突出長さを調節でき、しかも、例えば石筆20を手に持つことがで きないような石筆20であっても、その石筆20をケース本体1に固定して有効 に利用にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例に係る石筆用保護ケースの全体
斜視図である。
【図2】図1のII−II断面図である。
【図3】図1の石筆用保護ケースの要部斜視図である。
【符号の説明】
1はケース本体、1aは一端、2は内部、3は開口部、
10は石筆固定部材、20は石筆である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一端(1a)に形成した開口部(3)から内
    部(2)に石筆(20)を収容し得るようにしたケース本体
    (1)に、該ケース本体(1)の開口部(3)から石筆(20)
    を出し入れ自在に固定し得る石筆固定部材(10)を設け
    たことを特徴とする石筆用保護ケース。
JP24692U 1992-01-08 1992-01-08 石筆用保護ケース Pending JPH0556490U (ja)

Priority Applications (1)

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JP24692U JPH0556490U (ja) 1992-01-08 1992-01-08 石筆用保護ケース

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JP24692U JPH0556490U (ja) 1992-01-08 1992-01-08 石筆用保護ケース

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JPH0556490U true JPH0556490U (ja) 1993-07-27

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102729695A (zh) * 2012-06-19 2012-10-17 无锡市优耐特石化装备有限公司 一种石笔套

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0512455U (ja) * 1991-07-30 1993-02-19 村田機械株式会社 糸吹上ガイド
JPH063792U (ja) * 1991-02-04 1994-01-18 博司 友松 自転車の緩衝装置

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