JPH0556461A - デイジタル交換機の電力供給方式 - Google Patents
デイジタル交換機の電力供給方式Info
- Publication number
- JPH0556461A JPH0556461A JP23891791A JP23891791A JPH0556461A JP H0556461 A JPH0556461 A JP H0556461A JP 23891791 A JP23891791 A JP 23891791A JP 23891791 A JP23891791 A JP 23891791A JP H0556461 A JPH0556461 A JP H0556461A
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- Japan
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- power
- distribution board
- power supply
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 ディジタル交換機のトラヒックの頻度に応じ
た経済的な電力運用を可能とする。 【構成】 商用交流電源が交流分電盤1の遮断器1aを
介して整流器ユニット2に供給され、この整流器ユニッ
ト2で変換された直流電源が負荷側のディジタル交換機
に給電されるとともに、この直流電源が蓄電池分電盤5
の切替えスイッチ5aを介して蓄電池4に供給されて蓄
電池4が充電され、低トラヒック時に作動する時限回路
6を備えた制御回路7によって交流分電盤1の遮断器1
aと蓄電池分電盤5の切替えスイッチ5aが切り替えら
れることで、低トラヒック時には交流分電盤1の遮断器
1aが作動して商用交流電源の整流器ユニット2への供
給が停止され、蓄電池4からの直流電源が蓄電池分電盤
5の切替えスイッチ5aを介して負荷側のディジタル交
換機に給電される。
た経済的な電力運用を可能とする。 【構成】 商用交流電源が交流分電盤1の遮断器1aを
介して整流器ユニット2に供給され、この整流器ユニッ
ト2で変換された直流電源が負荷側のディジタル交換機
に給電されるとともに、この直流電源が蓄電池分電盤5
の切替えスイッチ5aを介して蓄電池4に供給されて蓄
電池4が充電され、低トラヒック時に作動する時限回路
6を備えた制御回路7によって交流分電盤1の遮断器1
aと蓄電池分電盤5の切替えスイッチ5aが切り替えら
れることで、低トラヒック時には交流分電盤1の遮断器
1aが作動して商用交流電源の整流器ユニット2への供
給が停止され、蓄電池4からの直流電源が蓄電池分電盤
5の切替えスイッチ5aを介して負荷側のディジタル交
換機に給電される。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ディジタル交換機の電
力供給方式に関する。
力供給方式に関する。
【0002】
【従来の技術】ディジタル交換機に対する直流負荷電源
の供給は、整流装置から行なわれ、この整流装置の定格
容量は、ディジタル交換機が最も頻繁に稼働されるとき
である最繁時の消費電流ピーク値によって決定される。
の供給は、整流装置から行なわれ、この整流装置の定格
容量は、ディジタル交換機が最も頻繁に稼働されるとき
である最繁時の消費電流ピーク値によって決定される。
【0003】ディジタル交換機の消費電流は、トラヒッ
クの最繁時の値とトラヒックの最小時(無負荷時)を比
較した場合、電流値に大きな変化は見られない。これは
負荷であるディジタル交換機が、その構成部品に論理回
路を使用しているためであり、トラヒックの頻度によら
ず消費電流に大きな変化はない。
クの最繁時の値とトラヒックの最小時(無負荷時)を比
較した場合、電流値に大きな変化は見られない。これは
負荷であるディジタル交換機が、その構成部品に論理回
路を使用しているためであり、トラヒックの頻度によら
ず消費電流に大きな変化はない。
【0004】このため、トラヒックの最繁時の電流値と
夜間または休日などのトラヒックが非常に少ない時期に
おいても、ほぼ同一の消費電流が必要になり、整流装置
の定格容量もこの最繁時ピークの消費電流値で決定され
る。
夜間または休日などのトラヒックが非常に少ない時期に
おいても、ほぼ同一の消費電流が必要になり、整流装置
の定格容量もこの最繁時ピークの消費電流値で決定され
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このように従来のディ
ジタル交換機の整流装置は、トラヒックの最繁時および
最小時に関係なく、最繁時の値に近い電流が消費される
ため、整流装置の入力側の交流電力の消費量もトラヒッ
ク最繁時に相当する電力量が夜間、休日などにおいても
必要となる。
ジタル交換機の整流装置は、トラヒックの最繁時および
最小時に関係なく、最繁時の値に近い電流が消費される
ため、整流装置の入力側の交流電力の消費量もトラヒッ
ク最繁時に相当する電力量が夜間、休日などにおいても
必要となる。
【0006】この入力側交流電力Pはつぎの式で表わさ
れ、負荷電流値Aが一定であれば、電力Pも一定とな
る。なお、Vは負荷供給電圧であり、φは力率である。 P=V×A/COSφ これは整流装置が、ディジタル交換機の負荷消費電流特
性をそのままカバーするためであり、低トラヒックに対
応させた負荷電流値の制御が行なえないことによる。し
たがって、従来の電力供給方式では電力消費の面から見
て、運用コストが常にトラヒック最繁時と同じとなって
しまういう欠点があった。
れ、負荷電流値Aが一定であれば、電力Pも一定とな
る。なお、Vは負荷供給電圧であり、φは力率である。 P=V×A/COSφ これは整流装置が、ディジタル交換機の負荷消費電流特
性をそのままカバーするためであり、低トラヒックに対
応させた負荷電流値の制御が行なえないことによる。し
たがって、従来の電力供給方式では電力消費の面から見
て、運用コストが常にトラヒック最繁時と同じとなって
しまういう欠点があった。
【0007】本発明は、このような従来の技術が有する
課題を解決するために提案されたものであり、トラヒッ
クの頻度に応じた経済的な電力運用が可能なディジタル
交換機の電力供給方式を提供することを目的とする。
課題を解決するために提案されたものであり、トラヒッ
クの頻度に応じた経済的な電力運用が可能なディジタル
交換機の電力供給方式を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明によるディジタル交換機の電力供給方式は、商
用交流電源が交流分電盤の遮断器を介して整流器ユニッ
トに供給され、この整流器ユニットで変換された直流電
源が負荷側のディジタル交換機に給電されるとともに、
この直流電源が蓄電池分電盤の切替えスイッチを介して
蓄電池に供給されて蓄電池が充電され、低トラヒック時
に作動する時限回路を備えた制御回路によって上記交流
分電盤の遮断器と上記蓄電池分電盤の切替えスイッチが
切り替えられることで、低トラヒック時には、交流分電
盤の遮断器が作動して商用交流電源の整流器ユニットへ
の供給が停止され、蓄電池からの直流電源が蓄電池分電
盤の切替えスイッチを介して負荷側のディジタル交換機
に給電される構成としてある。
に本発明によるディジタル交換機の電力供給方式は、商
用交流電源が交流分電盤の遮断器を介して整流器ユニッ
トに供給され、この整流器ユニットで変換された直流電
源が負荷側のディジタル交換機に給電されるとともに、
この直流電源が蓄電池分電盤の切替えスイッチを介して
蓄電池に供給されて蓄電池が充電され、低トラヒック時
に作動する時限回路を備えた制御回路によって上記交流
分電盤の遮断器と上記蓄電池分電盤の切替えスイッチが
切り替えられることで、低トラヒック時には、交流分電
盤の遮断器が作動して商用交流電源の整流器ユニットへ
の供給が停止され、蓄電池からの直流電源が蓄電池分電
盤の切替えスイッチを介して負荷側のディジタル交換機
に給電される構成としてある。
【0009】
【作用】上述した構成によれば、夜間や休日などの低ト
ラヒック時の一定時間だけ交流入力を遮断し、蓄電池か
らディジタル交換機に給電できるので、交流電力の消費
を軽減できる。
ラヒック時の一定時間だけ交流入力を遮断し、蓄電池か
らディジタル交換機に給電できるので、交流電力の消費
を軽減できる。
【0010】
【実施例】以下、本発明によるディジタル交換機の電力
供給方式の具体的な実施例を図面に基づき詳細に説明す
る。図1のブロック図に、この電力供給方式による整流
装置の一実施例を示す。
供給方式の具体的な実施例を図面に基づき詳細に説明す
る。図1のブロック図に、この電力供給方式による整流
装置の一実施例を示す。
【0011】この図で、商用交流電源(AC電源)は交
流分電盤1の遮断器1aを経由して複数の並列接続され
た整流器ユニット2に供給され、これら整流器ユニット
2で直流電源に変換される。整流器ユニット2からの直
流電源は直流分電盤3を経由して負荷側のディジタル交
換機に給電される。また整流器ユニット2からの直流電
源により、蓄電池4が蓄電池分電盤5の切替えスイッチ
5aを介して充電できるようになっている。交流分電盤
1と蓄電池分電盤5とは、時限回路6を備えた制御回路
7によって切り替えが行なわれる。
流分電盤1の遮断器1aを経由して複数の並列接続され
た整流器ユニット2に供給され、これら整流器ユニット
2で直流電源に変換される。整流器ユニット2からの直
流電源は直流分電盤3を経由して負荷側のディジタル交
換機に給電される。また整流器ユニット2からの直流電
源により、蓄電池4が蓄電池分電盤5の切替えスイッチ
5aを介して充電できるようになっている。交流分電盤
1と蓄電池分電盤5とは、時限回路6を備えた制御回路
7によって切り替えが行なわれる。
【0012】つぎに、このように構成される整流装置U
1の動作を説明する。時限回路6は、夜間の低トラヒッ
ク時に作動し、この時限回路6の信号を受ける制御回路
7によって交流分電盤1の遮断器1aがオフされるとと
もに、蓄電池分電盤5の切替えスイッチ5aがオンされ
る。
1の動作を説明する。時限回路6は、夜間の低トラヒッ
ク時に作動し、この時限回路6の信号を受ける制御回路
7によって交流分電盤1の遮断器1aがオフされるとと
もに、蓄電池分電盤5の切替えスイッチ5aがオンされ
る。
【0013】これにより整流器ユニット2への商用交流
電源の入力が遮断され、負荷のディジタル交換機には蓄
電池4から直流電源が分電盤5を介して供給される。一
定時間経過後は、再び時限回路6を作動させ、制御回路
7により交流分電盤1の遮断器1aをオンし、商用交流
電源を整流器ユニット2に供給し、整流器ユニット2か
らの直流電源を負荷に供給する。このとき整流器ユニッ
ト2からの直流電源が分電盤5を介して蓄電池4に供給
され、蓄電池4の充電が行なわれる。蓄電池4が初期容
量まで回復すると分電盤5のスイッチ5aがオフされ
る。
電源の入力が遮断され、負荷のディジタル交換機には蓄
電池4から直流電源が分電盤5を介して供給される。一
定時間経過後は、再び時限回路6を作動させ、制御回路
7により交流分電盤1の遮断器1aをオンし、商用交流
電源を整流器ユニット2に供給し、整流器ユニット2か
らの直流電源を負荷に供給する。このとき整流器ユニッ
ト2からの直流電源が分電盤5を介して蓄電池4に供給
され、蓄電池4の充電が行なわれる。蓄電池4が初期容
量まで回復すると分電盤5のスイッチ5aがオフされ
る。
【0014】ここで、時限回路6は蓄電池4の固有の放
電時間の範囲でプリセットが行なわれるよう設定され
る。一例として放電時間が6時間の蓄電池であれば、約
80%の5時間の一定時間だけを夜間の低トラヒック時
に交流入力を遮断して、蓄電池4からの負荷電流の供給
が可能なように設定できる。この動作を24時間毎に行
なうことにより、連続した切替え運転が可能である。
電時間の範囲でプリセットが行なわれるよう設定され
る。一例として放電時間が6時間の蓄電池であれば、約
80%の5時間の一定時間だけを夜間の低トラヒック時
に交流入力を遮断して、蓄電池4からの負荷電流の供給
が可能なように設定できる。この動作を24時間毎に行
なうことにより、連続した切替え運転が可能である。
【0015】なお、本発明は上述した実施例に限定され
るものではなく、要旨の範囲内で種々の変更実施が可能
である。
るものではなく、要旨の範囲内で種々の変更実施が可能
である。
【0016】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、低
トラヒック時の一定時間だけ交流入力を遮断して、蓄電
池から負荷側のディジタル交換機に直流電源が供給され
るようにしたので、交流電力の消費が軽減され、電力消
費の面から見て運用コストの経済化が図れるという効果
がある。
トラヒック時の一定時間だけ交流入力を遮断して、蓄電
池から負荷側のディジタル交換機に直流電源が供給され
るようにしたので、交流電力の消費が軽減され、電力消
費の面から見て運用コストの経済化が図れるという効果
がある。
【図1】本発明によるディジタル交換機の電力供給方式
の一実施例を示すブロック図である。
の一実施例を示すブロック図である。
U1 整流装置 1 交流分電盤 1a 遮断器 2 整流器ユニット 3 直流分電盤 4 蓄電池 5 蓄電池分電盤 5a 切替えスイッチ 6 時限回路 7 制御回路
Claims (1)
- 【請求項1】 商用交流電源が交流分電盤の遮断器を介
して整流器ユニットに供給され、この整流器ユニットで
変換された直流電源が負荷側のディジタル交換機に給電
されるとともに、この直流電源が蓄電池分電盤の切替え
スイッチを介して蓄電池に供給されて蓄電池が充電さ
れ、低トラヒック時に作動する時限回路を備えた制御回
路によって上記交流分電盤の遮断器と上記蓄電池分電盤
の切替えスイッチが切り替えられることで、低トラヒッ
ク時には交流分電盤の遮断器が作動して商用交流電源の
整流器ユニットへの供給が停止され、蓄電池からの直流
電源が蓄電池分電盤の切替えスイッチを介して負荷側の
ディジタル交換機に給電されることを特徴とするディジ
タル交換機の電力供給方式。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23891791A JPH0556461A (ja) | 1991-08-27 | 1991-08-27 | デイジタル交換機の電力供給方式 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23891791A JPH0556461A (ja) | 1991-08-27 | 1991-08-27 | デイジタル交換機の電力供給方式 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0556461A true JPH0556461A (ja) | 1993-03-05 |
Family
ID=17037198
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP23891791A Pending JPH0556461A (ja) | 1991-08-27 | 1991-08-27 | デイジタル交換機の電力供給方式 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0556461A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011139558A (ja) * | 2009-12-28 | 2011-07-14 | Rohm Co Ltd | 配電システム |
-
1991
- 1991-08-27 JP JP23891791A patent/JPH0556461A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011139558A (ja) * | 2009-12-28 | 2011-07-14 | Rohm Co Ltd | 配電システム |
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