JPH0556371U - 工具吊下げ移動装置 - Google Patents
工具吊下げ移動装置Info
- Publication number
- JPH0556371U JPH0556371U JP75992U JP75992U JPH0556371U JP H0556371 U JPH0556371 U JP H0556371U JP 75992 U JP75992 U JP 75992U JP 75992 U JP75992 U JP 75992U JP H0556371 U JPH0556371 U JP H0556371U
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tool
- manifold
- tools
- pipe
- moving device
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- Carriers, Traveling Bodies, And Overhead Traveling Cranes (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 工具使用時における工具の配管同士の絡みつ
きなどをなくし、作業性を改善して作業能率の向上を図
ることのできる工具吊下げ移動装置を提供する。 【構成】 トラックレール4に工具吊持用集合マニホー
ルド8を移動自在に設け、このマニホールド8とメイン
エア供給管1とを配管10により接続し、前記マニホー
ルド8に複数の工具21 ,22 …の各配管131 ,13
2 …を接続したことを特徴とする。
きなどをなくし、作業性を改善して作業能率の向上を図
ることのできる工具吊下げ移動装置を提供する。 【構成】 トラックレール4に工具吊持用集合マニホー
ルド8を移動自在に設け、このマニホールド8とメイン
エア供給管1とを配管10により接続し、前記マニホー
ルド8に複数の工具21 ,22 …の各配管131 ,13
2 …を接続したことを特徴とする。
Description
【0001】
本考案は、工場生産ライン等において用いられるエア作動の工具を移動可能に 吊持する工具吊下げ移動装置に関する。
【0002】
工場においける生産ラインにおいては、作業場所の近傍にその作業に必要な工 具が吊下げられ、その工具を使用して組立等の作業を行なうようにしている。な かでもエア工具(インパクト)は、その使用目的に応じ使い分けられるよう複数 種のものが1人の作業者用としてその作業場所に吊下げられ、作業内容に応じて 選択使用するようになされている。
【0003】 従来のこの種エア工具の吊下げ移動装置は、図4に正面を、図5に側面をそれ ぞれに示すように建屋の内部上方に架設されるメインエア供給管1に各工具 21 、22 、23 個有の可撓性および伸縮性を与えるためコイル状に巻成された 配管31 、32 、33 (ビニールホース)が接続され、これら工具21 、22 、 23 は建屋内に架設の吊下げ用トラックレール4にローラ51 、52 、53 によ り移動自在に支持されたバランサ61 、62 、63 を介し索条71 、72 、 73 により吊持されている。
【0004】 したがって工具21 、22 、23 のいずれか一つを持って作業箇所へ引寄せれ ば、索条71 、72 、73 を介してバランサ61 、62 、63 ごとトラックレー ル4にそって移動し、その工具21 、22 、23 による作業を行なうことができ る。
【0005】
しかして上記従来の工具吊下げ移動装置では、メインエア供給管1から工具21 、22 、23 までの間が1対1の関係として1本ずつの配管31 、32 、 33 で接続されているので、一つの工具21 を持って移動させるとその配管 31 がメインエア供給管1からトラックレール4を経由して一緒に移動すること になり、そのため使用工具が他の工具を越えて反対側に引張られるときなど図6 のように配管31 、32 、33 同士が互いに絡み合ってしまい、工具使用後絡み を解くのに手間どるという問題がある。また一つの工具21 を引張って使用した のち他の工具22 、23 を使用するときその工具22 、23 が垂下している箇所 までとりに行かねばならないという問題がある。
【0006】 これらにより流れ作業にあっては作業の遅延を招き、作業能率に大きな影響を 及ぼすことになる。
【0007】 本考案はこれに鑑み、工具の使用時に工具の配管同士の絡み合いをなくし、作 業性を改善して作業能率の向上を図ることができる工具の吊下げ移動装置を提供 することを目的としてなされたものである。
【0008】
上記従来の技術が有する課題を解決するため、本考案は、トラックレールに工 具吊持用集合マニホールドを移動自在に設け、このマニホールドとメインエア供 給管とを配管により接続し、前記マニホールドに複数の工具の各配管を接続した ことを特徴とするものである。
【0009】
工具の一つを選択して引寄せると、それに応じてマニホールドがトラックレー ルにそって移動し、その工具を所定の場所で使用することができる。このとき他 の工具もマニホールドと共に移動して作業場所の近傍におかれるので、他の工具 を使用する場合も至近距離で掴みとることができる。したがってマニホールドの 移動時にはそのマニホールドとメインエア供給管とを継ぐ配管のみがマニホール ドと一緒に動くだけであるから配管同上の絡み合いは生じない。
【0010】
以下、本考案を図面に示す実施例を参照して説明する。
【0011】 図1に本考案の一実施例の正面を、図2に側面を示すように、従来と同様に建 屋内にメインエア供給管1が架設され、それより下位にトラックレール4が架設 されており、本考案においてはこのトラックレール4に工具吊持用集合マニホー ルド8の上部に軸支されたローラ9、9が係合されてこのマニホールド8がトラ ックレール4にそって移動自在に懸吊支持されている。このマニホールド8と前 記メインエア供給管1とは1本の配管10で接続されている。
【0012】 上記マニホールド8には、作業者1人分の複数(図では3個)の工具21 、 22 、23 がバランサ111 、112 、113 を介して索条121 、122 、 123 により吊持され、このマニホールド8と各工具21 、22 、23 とは個々 の配管131 、132 、133 で接続されている。
【0013】 本考案は上記の構成としたので、マニホールド8から垂下されている工具 21 、22 、23 のうちの一つ(例えば21 )を選択して図3の矢印a方向に引 寄せると、それに伴なってマニホールド8もそのローラ9,9がトラックレール 4上を転走することにより矢印b方向に移動し、その工具21 を所定の場所で使 用することができる。このとき他の使用しない工具22 、23 も共に移動するの で工具21 、22 、23 間の間隔が空かず、その配管131 、132 、133 同 士も絡み合うことがない。そして他の工具22 、23 に持ち替えるときもその工 具22 ,23 が近傍におかれているので即座に掴みとることができ、作業性がよ い。マニホールド8の移動時にはマニホールド8は1本の配管10を引張るだけ であるから絡み合うことは全く生じない。
【0014】 なおマニホールド8に吊持する工具の数は、マニホールド8の容量に対応した 数を選定することで任意に設置することができる。
【0015】
以上説明したように本考案によれば、トラックレールに工具吊持用集合マニホ ールドを移動自在に設け、このマニホールドとメインエア供給管とを配管により 接続し、前記マニホールドに複数の工具の各配管を接続したので、工具使用時に は各工具が一定の間隔を保ったまま移動し、そのため各工具の配管同士が絡みつ くことがなく、他の工具使用時に即座にその工具を使用することができ、作業性 が著しく改善され、作業能率を大巾に向上させることができる。またメインエア 供給管に接続される配管の数が少なくできるのでメンテナンス性がよいなどの種 々の効果が得られる。
【図1】本考案による工具吊下げ移動装置の一実施例を
示す正面図、
示す正面図、
【図2】同、側面図、
【図3】同、使用状態を示す正面図、
【図4】従来の工具吊下げ移動装置の正面図、
【図5】同、側面図、
【図6】同、使用時の不具合状態を示す正面図、
1 メインエア供給管 21 〜23 工具 31 〜33 配管 4 トラックレール 71 〜73 索条 8 工具吊持用集合マニホールド 10 配管 131 〜133 工具の配管
Claims (1)
- 【請求項1】トラックレールに工具吊持用集合マニホー
ルドを移動自在に設け、このマニホールドとメインエア
供給管とを配管により接続し、前記マニホールドに複数
の工具の各配管を接続したことを特徴とする工具吊下げ
移動装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1992000759U JP2557053Y2 (ja) | 1992-01-13 | 1992-01-13 | 工具吊下げ移動装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1992000759U JP2557053Y2 (ja) | 1992-01-13 | 1992-01-13 | 工具吊下げ移動装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0556371U true JPH0556371U (ja) | 1993-07-27 |
JP2557053Y2 JP2557053Y2 (ja) | 1997-12-08 |
Family
ID=11482625
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1992000759U Expired - Lifetime JP2557053Y2 (ja) | 1992-01-13 | 1992-01-13 | 工具吊下げ移動装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2557053Y2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101407217B1 (ko) * | 2013-04-18 | 2014-06-27 | 유승광 | 에어공구레일 유닛 및 그 유닛을 포함한 에어공구 시스템 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58223573A (ja) * | 1982-06-22 | 1983-12-26 | 松下電器産業株式会社 | 治工具吊り下げ装置 |
JPS60197937A (ja) * | 1984-03-21 | 1985-10-07 | Nec Home Electronics Ltd | ビデオデイスク |
-
1992
- 1992-01-13 JP JP1992000759U patent/JP2557053Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58223573A (ja) * | 1982-06-22 | 1983-12-26 | 松下電器産業株式会社 | 治工具吊り下げ装置 |
JPS60197937A (ja) * | 1984-03-21 | 1985-10-07 | Nec Home Electronics Ltd | ビデオデイスク |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101407217B1 (ko) * | 2013-04-18 | 2014-06-27 | 유승광 | 에어공구레일 유닛 및 그 유닛을 포함한 에어공구 시스템 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2557053Y2 (ja) | 1997-12-08 |
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