JPH055626U - ウオツシヤノズル付ワイパ装置 - Google Patents

ウオツシヤノズル付ワイパ装置

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JPH055626U
JPH055626U JP5259391U JP5259391U JPH055626U JP H055626 U JPH055626 U JP H055626U JP 5259391 U JP5259391 U JP 5259391U JP 5259391 U JP5259391 U JP 5259391U JP H055626 U JPH055626 U JP H055626U
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clip
cleaning liquid
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ワイパブレードの付け外し作業時の工程数を
減らし、容易に付け外しの出来ると共に、コストを低減
出来るウォッシャノズル付ワイパ装置を提供することを
課題とする。 【構成】 洗浄液が通る洗浄液通路30を車体側からワ
イパアーム15先端部のフック16まで延長してこのフ
ック16にアーム側連通開口16cを形成している。ク
リップ23にはクリップ側洗浄液通路が形成され、前記
フック16嵌合時に前記アーム側連通開口16cと前記
クリップ側洗浄液通路の一端のブレード側連通開口23
dとが一致すると共に、前記クリップ側洗浄液通路の他
端のチューブ取付開口からチューブ25,25を延設し
ている。そして、このチューブ25,25の先端に設け
られたウォッシャノズル24,24から前記洗浄液wを
噴出する様にしたウォッシャノズル付ワイパ装置を特徴
としている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、主に車両のウインドウパネルの払拭に用いられるウォッシャノズ ル付ワイパ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来のワイパ装置は、図7及び図8に示すようにピボット軸4にワイパアーム 1が取り付けられ、このワイパアーム1にウインドウパネル14を払拭するワイ パブレード7が配設されて構成されている。
【0003】 詳しくは、前記ワイパアーム1は、基端部2が車体3から突出するピボット軸 4に固定されると共に、先端部に嵌合部としてのU字状のフック6が形成されて いる。そして、このフック6が前記ワイパブレード7に取り付けられたクリップ 13に嵌合されてワイパアーム1とワイパブレード7とが接続されている。この ワイパブレード7は、プライマリーレバー9及びセカンダリーレバー10等を有 するレバー部8と、このレバー部8に取付けられたブレードラバー11とから構 成されている。前記クリップ13は軸12を介してプライマリーレバー9に回動 自在に取付けられている。かかるワイパ装置では、ピボット軸4の回動にてワイ パアーム1を揺動させることにより、ブレードラバー11でウインドウパネル1 4上を払拭するようにしている。
【0004】 また、他の従来例として、前記ワイパブレード7上の所定位置にウォッシャノ ズルを配設し、洗浄効果を向上させているものがある(特開昭55−1236号公報参 照)。このウォッシャノズル付ワイパ装置では、ウォッシャタンクから延長され たチューブはワイパアームの裏面側を通り、ワイパブレードまで配索され、この チューブの先端部にウォッシャノズルが設けられている。これにより、ウォッシ ャタンク内の洗浄液がチューブを介してワイパブレードのウォッシャノズルから 噴射されてウインドウパネルを洗浄するようにしている。
【0005】 他のこの種のものとしては、実開昭57-48162号,実開昭57-125661号及び実開 昭61-97059号公報等が知られている。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、前者のU字状のフック6等を有する構造のワイパ装置に、後者のウォ ッシャノズル付ワイパ装置を適用して、ワイパブレード7にウォッシャノズルを 配設する場合には、ワイパアーム1からワイパブレード7へチューブを配索する 必要があるが、この際にはチューブを長めに設定しなければならない。つまり、 前記ワイパアーム1とワイパブレード7とは軸12を中心として相対位置が変化 する。この相対位置の変化量は軸12の位置で最小となり、軸12から離れる程 大きくなるので、前記チューブのワイパアーム1からワイパブレード7に移行す る際の配設経路は、軸12の位置を通るように設けることにより最短となる。し かし、この軸12は所定の大きさを有する前記クリップ13の一部に設けられて いるため、このクリップ13を迂回せざるを得ず、迂回させて配設した場合には 、チューブが前記クリップ13に干渉しないようにこのチューブの長さに一定の 余裕を持たせる必要がある。干渉すればワイパブレード7の回動を妨げる虞があ る。
【0007】 また、チューブをワイパアーム1からワイパブレード7まで配設するには、ワ イパアーム1の先端部をワイパブレード7に取り付けた後、ワイパアーム1側の チューブをワイパブレード7側のチューブにチューブジョイント等を用いて接続 し、これらのチューブをワイパアーム1側からワイパブレード7側まで配索しな ければならず、部品点数が多くなると共に作業工程が増大する。
【0008】 そこで、この考案は、ワイパブレード回動動作を妨げることなく、かつ従来よ りチューブを短くでき、又、部品点数を減らして組立作業を簡単に行なうことが 出来るウォッシャノズル付ワイパ装置を提供することを課題とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
この考案は、かかる課題に着目してなされたもので、基端部がピボット軸に取 付けられ、先端部に嵌合部が設けられたワイパアームと、レバー部及びブレード ラバーを有するワイパブレードとを具備し、前記レバー部に回動自在にクリップ が取付けられ、該クリップに前記嵌合部が嵌合され、更に、前記ワイパブレード にウォッシャノズルが設けられたウォッシャノズル付ワイパ装置において、 洗浄液が通る洗浄液通路を車体側から前記嵌合部まで形成し、該洗浄液通路の 嵌合部側の一端にアーム側連通開口を形成する一方、前記クリップに、一端にブ レード側連通開口を他端にチューブ取付開口を有するクリップ側洗浄液通路を形 成し、前記嵌合部がクリップに嵌合した状態で該ブレード側連通開口と前記アー ム側連通開口とが一致するように設定すると共に、前記チューブ取付開口にチュ ーブを接続して、該チューブの先端に設けられたウォッシャノズルをワイパブレ ードの所定位置に配置したウォッシャノズル付ワイパ装置を特徴としている。
【0010】
【作 用】
かかる手段によれば、ワイパアーム先端部の嵌合部がレバー部のクリップに嵌 合されて取付けられると、この嵌合部のアーム側連通開口と前記クリップのブレ ード側連通開口とが一致し、アーム側の洗浄液通路とクリップ側洗浄液通路とが 連通される。このため、ワイパブレード取付け時に、従来のようにチューブジョ イント等を用いてワイパアーム側とワイパブレード側のチューブを接続する作業 が不要となり、作業工程数が減少し、ワイパブレードの取付作業が容易に行える と共に、チューブジョイント等の部品点数の削減も図ることが出来る。
【0011】 取付け後、車体側から洗浄液通路を介して供給された洗浄液はアーム側連通開 口からブレード側連通開口を通り、クリップ内に流入する。クリップ内に流入し た洗浄液はクリップ側洗浄液通路を通り、このクリップ側洗浄液通路の他端に設 けられたチューブ取付開口から延設されるチューブに流出し、このチューブの先 端に設けられたウォッシャノズルから噴出して満遍無くウインドウパネル上に吹 き付けられる。
【0012】 この考案によれば、従来のように長いチューブを必要とせず、しかも、ワイパ ブレードのワイパアームに対する回動を妨げることがなく、ワイパブレードによ る払拭作業を確保できる。すなわち、ワイパアーム側の洗浄液通路と、ワイパブ レード側のチューブとを回動中心を有するクリップのクリップ側洗浄液通路を介 して連通させている。従って、従来のように、このクリップを迂回してチューブ を配設する必要なく、クリップ側洗浄液通路を回動中心と交差するように形成す ることが出来、また、交差しなくとも回動中心の近傍を通るように形成すること が出来る。してみれば、従来のようにワイパアームに対するワイパブレードの回 動を考慮して、チューブを長めに設定する必要がなく、従来よりチューブを短く してもクリップと干渉するという不具合も無く、ワイパブレードの回動、ひいて はワイパブレードによるウインドウパネルの払拭作業を円滑に行なうことが出来 る。
【0013】
【実施例】
以下、この考案を実施例に基づいて説明する。
【0014】 図1から図6は、この考案の実施例のウォッシャノズル付ワイパ装置を説明す る図である。従来のワイパ装置と同一の部分については同一の符号を付して説明 する。
【0015】 まず構成を説明すると、車体から突出するピボット軸4にワイパアーム15の 基端部が取り付けられ、このワイパアーム15の先端部にウインドウパネル14 を払拭するワイパブレード17が設けられてワイパ装置が構成されている。
【0016】 詳しくは、前記ワイパアーム15は、その基端部側のアームヘッド15aがピ ボット軸4に固定されると共に、リテーナ15bを介してアームピース15cが 前記アームヘッド15aに接続されることにより構成されている。このアームピ ース15cの先端部には嵌合部としてのU字状のフック16が形成されている。 そして、前記ワイパブレード17に取り付けられたクリップ23に、このフック 16が嵌合されてワイパアーム15とワイパブレード17とが接続されている。 このワイパブレード17は、プライマリーレバー19及びセカンダリーレバー2 0等を有するレバー部18と、このレバー部18に取付けられたブレードラバー 21とより主に構成されている。前記クリップ23は軸22を介してプライマリ ーレバー9の略中央部に回動自在に取付けられている。
【0017】 前記アームピース15cのフック16は側面形状が前記のようにU字状に形成 されると共に、平面形状が前端部16aに向かって幅広となるようなテーパ形状 に形成されている。また、このアームピース15cの内部には車体側端部から前 記フック16までアームピース内洗浄液通路15dが形成されている。そして、 このアームピース内洗浄液通路15dの前記車体側端部の開口はウォッシャタン クから延設されたホース15eに接続することにより、このホース15e,アー ムピース内洗浄液通路15d等により洗浄液通路30が形成される。ワイパアー ム15先端部の前記フック16の左右両側面には、このアームピース内洗浄液通 路15dの一端である一対のアーム側連通開口16c,16cがそれぞれ形成さ れている。そして、ウォッシャタンク内の洗浄液wが、この洗浄液通路30をホ ース15e,アームピース内洗浄液通路15dの順序で通り、前記フック16の アーム側連通開口16c,16cまで供給される。
【0018】 この様な形状を呈するアームピース15cは主に次のようにして製作される。 すなわち、無垢の棒材にドリル等を用いて孔開け加工を行ないアームピース内洗 浄液通路15dを形成する。その後、プレス等を施して先端をU字状に曲げてフ ック16を形成する。
【0019】 一方、ワイパブレード17は、プライマリーレバー19若しくはセカンダリー レバー20を有するレバー部18と、このレバー部18に取り付けられるブレー ドラバー21とにより主に構成されている。そしてこのプライマリーレバー19 に取付けられた前記クリップ23は、前記フック16と嵌合するように長手方向 に溝状部23aを設け、前記フック16のU字形状に合わせて円弧を形成すると ともに、この溝状部23aを両側から挟むように側壁部23b,23bを形成し ている。この側壁部23b,23bの前記フック16が当接する部分には、開放 方向に向けて幅広となるようにテーパ形状部23c,23cを設けている。そし てこのテーパ形状部23c,23cの先端の間隔は前記フック16の前端部16 aの幅よりもやや狭く設定されることにより、フック16嵌合時に前記テーパ形 状部23c,23cの間隔が弾性力に抗してやや開き、両部材同士が密着するよ うに設定されている。このクリップ23には洗浄液が通る一対のクリップ側洗浄 液通路23e,23eが形成されている。
【0020】 前記テーパ形状部23c,23cの内側のフック16と密着する面にはこのク リップ側洗浄液通路23e,23eのそれぞれの一端であるブレード側連通開口 23d,23dが形成されている。このブレード側連通開口23d,23dは前 記フック16の側面に設けられたアーム側連通開口16c,16cに対応した位 置に設けられ、フック16嵌合時に多少のズレを生じた場合でも前記アーム側連 通開口16cとブレード側連通開口23dとが連通するように所定の方向に長軸 を有する長円形状を呈している。そして、このクリップ側洗浄液通路23eはブ レード側連通開口23dから前記軸22の近傍を通り、このクリップ23の裏側 に至るまで形成されている。
【0021】 このクリップ側洗浄液通路23e,23eの他端にはチューブ取付開口23f ,23fが形成されている。そしてこのチューブ取付開口23f,23fには2 本のチューブ25,25の一端がそれぞれ連結されている。そしてこのチューブ 25,25はそれぞれこのクリップ23から反対方向に延長され、その先端は、 前記プライマリーレバー19に所定の間隔をもって配設されるウォッシャノズル 24,24に接続されている。このウォッシャノズル24,24には、各々2つ の開口が前記ウインドウパネル14側の斜め下方へ向けて形成されている。そし て前記チューブ25,25の長さは前記ワイパブレード17の回動を妨げること のない長さに設定されている。
【0022】 次にかかる構成よりなるウォッシャノズル付ワイパ装置の作用について説明す る。
【0023】 ワイパアーム15の先端部のフック16がレバー部18のクリップ23に嵌合 されると、このクリップ23のテーパ形状部23c,23cが外側に若干押し広 げられつつ取付けられる。この取付と同時に前記フック16のアーム側連通開口 16cの位置と前記クリップ23に形成されたブレード側連通開口23dの位置 とが一致して、アームピース内洗浄液通路15dとクリップ側洗浄液通路23e とが連通される。前記クリップ23のブレード側連通開口23dは所定の方向を 長軸とする長円形状を呈しているため、フック16の取付け位置が嵌合時に所定 の方向に多少ずれても、このずれ幅を吸収して前記アームピース内洗浄液通路1 5dとクリップ側洗浄液通路23eとを連通させることができる。嵌合時、前記 テーパ形状部23c,23cとフック16のテーパ形状とが一致すると共に、こ のテーパ形状部23c,23cが基の状態に戻ろうとする弾性力によってフック 16は両側から挟みつけられるので、前記嵌合によりフック16とクリップ23 とは密着し、洗浄液wがこの嵌合した部分から漏れる虞が無い。そして、従来の ようにチューブの先端をワイパブレード17側のウォッシャノズル24に接続す る作業が不要となり、作業工程数が減少し、ワイパブレード17の付け外しが容 易に行える。更に、ワイパアーム15側のホース15eとワイパブレード17側 のチューブ25との連結に用いていたチューブジョイント等も不要となり、部品 点数の削減を図ることが出来る。
【0024】 取付け後、ウォッシャ装置のスイッチを入れると、車体側からアームピース内 洗浄液通路15dを介して供給された洗浄液wはアーム側連通開口16cからブ レード側連通開口23dを通り、クリップ23内のクリップ側洗浄液通路23e ,23eに流入する。クリップ側洗浄液通路23e,23eに流入した洗浄液w はこのクリップ側洗浄液通路23e,23eの他端に設けられたチューブ取付開 口23f,23fからチューブ25,25へ流出し、このそれぞれ反対方向に延 長されたチューブ25,25の先端に所定の間隔をもって設けられたウォッシャ ノズル24,24から噴出して満遍無くウインドウパネル14上に吹き付けられ る。このとき、ウォッシャノズル24,24がプライマリーレバー19の所定位 置に配設されているので、前記ワイパアーム15等にこれらのウォッシャノズル 24を取り付けた場合に比べて、ブレードラバー21が払拭する寸前のウインド ウパネル14に満遍無く洗浄液wを吹き付けることが可能となり、洗浄効果を向 上させることができる。
【0025】 この実施例のウォッシャノズル付ワイパ装置では、従来のように長いチューブ を必要とせず、しかも、ワイパブレード17のワイパアーム15に対する回動動 作を妨げることなく、ワイパブレード17による払拭作業を行なうことが出来る 。すなわち、ワイパアーム15側のアームピース内洗浄液通路15dとワイパブ レード側のチューブ25,25とを回動中心である軸22を有するクリップ23 内に形成されたクリップ側洗浄液通路23eを介して連通させている。従って、 従来のように、このクリップ23を迂回してチューブを配索する必要がない。し てみれば、従来のようにワイパアーム15に対するワイパブレード17の回動を 考慮して、チューブを長めに設定する必要がなく、従来よりチューブを短くして もクリップ23と干渉するという不具合も無く、ワイパブレード17の回動、ひ いてはワイパブレード17によるウインドウパネル14の払拭作業を円滑に行な うことが出来る。また、チューブ25,25等の製造コストも長いチューブが不 要となると共に、前記のようにチューブジョイント等の他の接続部品を必要とし ない分、従来に比して低く押えることが出来る。
【0026】 この実施例では、フック16の側面にアーム側連通開口16cを設け、クリッ プ23のテーパ形状部23cに設けられたブレード側連通開口23dとこのアー ム側連通開口16cとをフック16の嵌合により一致させてアーム側の洗浄液通 路30とクリップ側洗浄液通路23eとを接続するようにしているが、両開口1 6c,23dは特にこの位置に形成される必要はなく、例えばフック16の裏側 16d等、フック16の嵌合によりフック16がクリップ23と接触する箇所で 有ればどの位置にアーム側連通開口16cとブレード側連通口23dとを形成し ても良い。
【0027】 そして、この実施例では、アームピース15cの先端部の嵌合部を側面形状が U字状であると共に、平面形状が前端部16aに向かって幅広となるようなテー パ形状に形成されたフック16によって構成しているが、特にこの形状に限られ ず、クリップ23に嵌合する形状のものならばどの様な形状のものであっても良 い。
【0028】 また、この実施例では、車体側のアームピース内洗浄液通路15dをアームピ ース15c内に形成し、アームピース15cの車体側後端部にウォッシャタンク から延設されるホース15eに接続して、このアームピース内洗浄液通路15d とホース15eとによって洗浄液通路30を構成しているが、この洗浄液通路3 0はウォッシャタンクと前記アーム側連通開口16cとを連結するものであるな らば、ウォッシャタンクからこのアーム側連通開口16cの近傍までホースを延 設し、このアーム側連通開口16cの少し手前でアームピース15c内に洗浄液 通路30を導入して構成する等、どのような構成としても良い。
【0029】 さらに、この実施例ではウォッシャノズル24,24がプライマリーレバー1 9の2箇所に配設されているが、該ウォッシャノズル24から噴出した洗浄液w が、ウインドウパネル14上に吹き付けられる位置であるならば、この位置に限 らず、セカンダリーレバー20やブレードラバー21上等、ワイパブレード17 のどの位置に配設されてもよく、ウォッシャノズルの数も2箇所に限られること なく、1箇所若しくは3箇所以上としても良い。
【0030】
【考案の効果】
以上説明してきたように、この考案によれば、ワイパアームの先端部の嵌合部 をワイパブレードのクリップに嵌合させるだけで、アーム側連通開口とブレード 側連通開口とが連通され、従来のようにチューブの先端をウォッシャノズルに接 続する必要が無い。このため、組立作業を簡単に行なうことが出来ると共にチュ ーブジョイント等の部品点数の削減を図ることが出来る。
【0031】 又、前記クリップにクリップ側洗浄液通路を形成しているので、従来のように クリップを迂回させてチューブを配索する必要がない。このため、短いチューブ を用いてもワイパブレード回動動作を妨げることがなく、チューブ等の製造コス トを低く押えることが出来るという実用上有益な効果を発揮する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の実施例のウォッシャノズル付ワイパ
装置のワイパブレード付近の斜視図である。
【図2】この考案の実施例のウォッシャノズル付ワイパ
装置のワイパアームとプライマリーレバーとの様子を示
す斜視図である。
【図3】この考案の実施例のウォッシャノズル付ワイパ
装置のフックとクリップとの様子を示す部分拡大図であ
る。
【図4】この考案の実施例のウォッシャノズル付ワイパ
装置のフックとクリップとを上方から見た様子を示す部
分拡大図である。
【図5】この考案の実施例のウォッシャノズル付ワイパ
装置のフックとクリップとを示し、図4のA−A断面図
である。
【図6】この考案の実施例のウォッシャノズル付ワイパ
装置のブレード付近の側面図である。
【図7】従来例のワイパ装置を示す全体図である。
【図8】従来例のワイパ装置のうち、U字状のフック近
傍を示す説明図である。
【符号の説明】
4 ピボット軸 15 ワイパアーム 30 洗浄液通路 15d アームピース内洗浄液通路 15e ホース 16 フック(嵌合部) 16c アーム側連通開口 17 ワイパブレード 18 レバー部 19 プライマリーレバー 20 セカンダリーレバー 21 ブレードラバー 23 クリップ 23d ブレード側連通開口 23e クリップ側洗浄液通路 23f チューブ取付開口 24 ウォッシャノズル 25 チューブ

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 【請求項1】基端部がピボット軸に取付けられ、先端部
    に嵌合部が設けられたワイパアームと、レバー部及びブ
    レードラバーを有するワイパブレードとを具備し、前記
    レバー部に回動自在にクリップが取付けられ、該クリッ
    プに前記嵌合部が嵌合され、更に、前記ワイパブレード
    にウォッシャノズルが設けられたウォッシャノズル付ワ
    イパ装置において、 洗浄液が通る洗浄液通路を車体側から前記嵌合部まで形
    成し、該洗浄液通路の嵌合部側の一端にアーム側連通開
    口を形成する一方、前記クリップに、一端にブレード側
    連通開口を他端にチューブ取付開口を有するクリップ側
    洗浄液通路を形成し、前記嵌合部がクリップに嵌合した
    状態で該ブレード側連通開口と前記アーム側連通開口と
    が一致するように設定すると共に、前記チューブ取付開
    口にチューブを接続して、該チューブの先端に設けられ
    たウォッシャノズルをワイパブレードの所定位置に配置
    したことを特徴とするウォッシャノズル付ワイパ装置。
JP5259391U 1991-07-08 1991-07-08 ウオツシヤノズル付ワイパ装置 Pending JPH055626U (ja)

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