JPH0556242U - 遠心破砕機のロータにおけるチッププレート - Google Patents
遠心破砕機のロータにおけるチッププレートInfo
- Publication number
- JPH0556242U JPH0556242U JP61392U JP61392U JPH0556242U JP H0556242 U JPH0556242 U JP H0556242U JP 61392 U JP61392 U JP 61392U JP 61392 U JP61392 U JP 61392U JP H0556242 U JPH0556242 U JP H0556242U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cemented carbide
- tip
- rotor
- chip
- outlet
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Crushing And Pulverization Processes (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 チッププレート先端部に斜め内向きにして取
付けられる超硬チップ１１手前の母材が磨耗により抉ら
れる歯茎磨耗をなくして原料が超硬チップ１１に衝突す
ることのないようにし、原料の流れをスムースにして超
硬チップの磨耗を少なくし、脱落や破損をなくしてチッ
ププレートを長持ちさせる。 【構成】 超硬チップ１１の手前に更に別の超硬チップ
の小片１４を追加して設ける。
付けられる超硬チップ１１手前の母材が磨耗により抉ら
れる歯茎磨耗をなくして原料が超硬チップ１１に衝突す
ることのないようにし、原料の流れをスムースにして超
硬チップの磨耗を少なくし、脱落や破損をなくしてチッ
ププレートを長持ちさせる。 【構成】 超硬チップ１１の手前に更に別の超硬チップ
の小片１４を追加して設ける。
Description
【０００１】
本考案は、高速回転するロータの中心部より給鉱される岩石等の原料を遠心力 によってロータ周縁部の出口より接線方向に飛ばし、ロータ周囲の金属製の破砕 面或いは破砕された原料のチップで形成されるデッドベッドに衝突させて破砕す る遠心破砕機において、上記ロータの出口に設けられるチッププレートに関する 。
【０００２】
遠心破砕機におけるロータは通常、図１に示されるように、上下一対の円板１ と、両円板１を連結し、周縁部の出口２に至る通路を画成するための隔壁板３と 、出口２を除くロータ周縁を囲う周側板４とよりなり、中心部より給鉱される原 料を遠心力により出口２まで移動させたのち、これより接線方向に飛ばし、ロー タ周囲の金属製の破砕面或いは破砕された原料のチップで形成されるデッドベッ ドに衝突させて破砕するようになっており、隔壁板上には使用に伴い原料のチッ プよりなるデッドストック層５が形成され、隔壁板３を磨耗より保護するが、出 口には形成されず、出口では露出した素材上を原料が摺擦しながら飛び出してい くようになり、磨耗が激しい。そのために出口には磨耗防止のため、超硬チップ ６を斜め内向きにして埋設したチッププレート７が取付けられている。
【０００３】
チッププレート先端は通常、図２に示すように磨耗していき、歯茎磨耗を生ず るようになる。そのために原料が超硬チップ６に衝突して飛び出していくように なり、歯茎磨耗が進行するにつれ、超硬チップ６に加わる衝撃力が大となって脱 落したり磨耗が激しくなり、また超硬チップは靱性に乏しいため原料の衝突によ り破損することもあり、超硬チップが脱落すると、チッププレートの磨耗が急速 に進行し、ロータ自体を傷めるようにもなる。
【０００４】 本考案は、上記の問題を解消することを目的としてなされたもので、上述する ようなチッププレートの歯茎磨耗をなくしてチッププレートを長持ちさせるよう にしたものである。
【０００５】
本考案のチッププレートはそのため、超硬チップの手前の母材に副超硬チップ を１ないし数カ所取り付けたものである。 すなわち本考案は、上下一対の円板と、両円板を連結し、周縁部に設けられた 出口に至る通路を画成する隔壁板と、出口に配置され、超硬チップを斜め内向き にして取付けたチッププレートよりなり、中心部より給鉱された岩石等の原料を 遠心力により出口まで移動させ、これより接線方向に飛ばしてロータの周りに設 けた金属製の破砕面或いは破砕された原料のチップで形成されるデッドベッドに 衝突させて破砕する遠心破砕機のロータにおいて、チッププレート先端部に斜め 内向きにして取付けられる超硬チップの内側に更に別の超硬チップを１ないし数 個取付けたことを特徴とするものである。 別に追加して設けられる超硬チップは、主たる超硬チップと同一形状をなして いても、別の形状をなしていてもよく、形状やサイズは任意のものを用いること ができ、また複数個取り付ける場合でも、各チップはそれぞれ任意の形状及びサ イズのものとすることができ、そのピッチも任意のものとすることができる。
【０００６】
超硬チップの手前に副超硬チップを追加することにより、歯茎磨耗がなくなる か若しくは少なくなり、原料が図３に示すように、超硬チップ１１に衝突して飛 び出していくことがなくなって、デッドストック１２上からの軌跡がなだらかと なり、スムースな流れとなって超硬チップの磨耗が少なくなり、脱落や破損も生 じない。
【０００７】
図３は本考案の一実施例を示すもので、チッププレート１３の先端部に斜め内 向きにして取付けられる超硬チップ１１の内側に超硬チップの小片１４を二個、 一定の間隔で取付けてなるものである。
【０００８】
本考案のチッププレートは以上のように、先端部に斜め内向きにして取付けら れる超硬チップの手前に更に別の超硬チップを追加して設けたもので、磨耗によ りチップ手前の母材が抉られる歯茎磨耗がなくなるか若しくは少なくなるために 原料の超硬チップへの衝突がなくなって超硬チップの磨耗が少なくなり、脱落や 破損もなくなってチッププレートの寿命が延び、ロータ自体を傷めることもなく なる。
【図１】 ロータの横断面図。
【図２】 従来のチッププレート先端部の磨耗状態を示
す断面図。
す断面図。
【図３】 本考案に係るチッププレート先端部の磨耗状
態を示す断面図。
態を示す断面図。
１１・・・超硬チップ １２・・・デッド
ストック １３・・・チッププレート １４・・・超硬チ
ップの小片
ストック １３・・・チッププレート １４・・・超硬チ
ップの小片
Claims (1)
- 【請求項１】 上下一対の円板と、両円板を連結し、周
縁部に設けられた出口に至る通路を画成する隔壁板と、
出口に配置され、超硬チップを斜め内向きにして取付け
たチッププレートよりなり、中心部より給鉱された岩石
等の原料を遠心力により出口まで移動させ、これより接
線方向に飛ばしてロータの周りに設けた金属製の破砕面
或いは破砕された原料のチップで形成されるデッドベッ
ドに衝突させて破砕する遠心破砕機のロータにおいて、
チッププレート先端部に斜め内向きにして取付けられる
超硬チップの内側に更に別の超硬チップを１ないし数個
取付けたことを特徴とするチッププレート
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61392U JPH0556242U (ja) | 1992-01-10 | 1992-01-10 | 遠心破砕機のロータにおけるチッププレート |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61392U JPH0556242U (ja) | 1992-01-10 | 1992-01-10 | 遠心破砕機のロータにおけるチッププレート |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0556242U true JPH0556242U (ja) | 1993-07-27 |
Family
ID=11478590
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP61392U Pending JPH0556242U (ja) | 1992-01-10 | 1992-01-10 | 遠心破砕機のロータにおけるチッププレート |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0556242U (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100674654B1 (ko) * | 2006-07-12 | 2007-01-25 | 허홍순 | 로터의 트레일 플레이트 및 이를 갖는 수직축 임팩트크러셔 |
-
1992
- 1992-01-10 JP JP61392U patent/JPH0556242U/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100674654B1 (ko) * | 2006-07-12 | 2007-01-25 | 허홍순 | 로터의 트레일 플레이트 및 이를 갖는 수직축 임팩트크러셔 |
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