JPH0556236B2 - - Google Patents

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JPH0556236B2
JPH0556236B2 JP61161984A JP16198486A JPH0556236B2 JP H0556236 B2 JPH0556236 B2 JP H0556236B2 JP 61161984 A JP61161984 A JP 61161984A JP 16198486 A JP16198486 A JP 16198486A JP H0556236 B2 JPH0556236 B2 JP H0556236B2
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JP
Japan
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current
current setting
signal
welding
welding machine
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP61161984A
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English (en)
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JPS6320165A (ja
Inventor
Takayuki Kashima
Akira Sakabe
Yoshifumi Yamanaka
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Via Mechanics Ltd
Original Assignee
Hitachi Seiko Ltd
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 本発明はTIG溶接機やプラズマ溶接機など、非
消耗電極を用いたアーク溶接機、中でも3種以上
の電流設定機能をもつた定電流制御のアーク溶接
機に関するものである。
〔発明の背景〕
非消耗電極を用いたTIG溶接機は高品質な溶接
ができ、広く用いられている。このTIG溶接機で
は定電流制御で溶接品質を上げるため、第4図に
示すように電流(溶接電流)を、溶接開始時の溶
け落ち防止のためのスタート電流IS、定常溶接時
での溶接電流Iw、溶接終了後の割れの防止のため
のクレータ電流ICの3種に変えられている。ま
た、パイプ相互の溶接や板厚の異なる部材の溶接
には第5図に示すような、電流をパルス電流IP
ベース電流IBとで周期的に変化させるパルス機能
をもたせ、それらの電流IP,IBを各々一定(定電
流特性)としたものもある。
第6図は第5図の電流パターンを実現する従来
の溶接機のブロツク図で、これは、入力電流1を
制御素子2で制御して出力するが、この際、出力
電流3を検出器4で検出し、比較増幅器5にフイ
ードバツクする。比較増幅器5は、フイードバツ
クされた出力電流検出信号と、電流設定器11〜
14からの各設定信号とを比較し、出力電流3が
設定値になるよう制御素子2を制御して定電流特
性を得ている。この場合、電流設定器11〜14
はスタート電流IS,ベース電流IB,パルス電流IP
及びクレータ電流ICの各々について所定値に設定
する。その電流設定器11〜14からの各設定信
号は、シーケンス回路6からの信号によつて所定
の順序でオン、オフ切り換えされる切換回路7〜
10を介して前記比較増幅器5に与えられ、上述
したように定電流制御を行つている。これにより
出力電流は比較増幅器5に入力される出力設定信
号と同様に切り換わり、制御される。
このような従来溶接機では、溶接電流の設定つ
まみ(電流設定器11〜14の各操作つまみ)が
多く、操作パネル面も複雑になり、操作自体も複
雑なつた。また、第4図には示されていないが、
電流ISからIWへは漸増させるアツプスロープや、
電流IwからICへは漸減させるダウンスロープな
ど:さらには電流IPやIBのパルス周期やその比率
など、各種調整機能を備え、それだけ調整つまみ
や調整手順の種類が多くなり、初心者には扱いに
くかつた。また、一旦最適条件に調整されても、
何らかの原因でその調整が狂つた場合の再調整
や、全く新規な条件に調整する場合、再び上述し
たような煩雑な調整操作手順を経なければならな
いなどの問題点があつた。
〔発明の目的〕
本発明は上述したような問題点を解消するため
になされたもので、溶接機械操作パネル面の調
整、操作用のつまみを減少させ、取り扱いを簡単
にしたアーク溶接機を提供することを目的とす
る。
〔発明の概要〕
本発明溶接機は、1つの電流設定器によつて、
スタート電流IS、ベース電流IB、パルス電流IP
びクレータ電流ICなどのうち、少なくとも3種の
電流の設定を連動して同時に行い、上述目的を達
成するようにしたものである。〔発明の実施例〕 以下、図面を参照して本発明の実施例を説明す
る。第1図は本発明によるアーク溶接機の一実施
例を示すブロツク図で、図中1〜10は各々第6
図と同様である。15〜17は各々信号変換器
で、そのうち15及び17は減衰器、16は増幅
器からなる。18はベース電流IB設定器で、この
設定器18によるベース電流IBの設定で、スター
ト電流IS、パルス電流IP及びクレータ電流ICも同
時に設定される。
この設定器18から切換回路8までの信号線及
び前記信号変換器15〜17は、切換回路7〜1
0とで、電流設定信号出力手段(設定器18から
の1種類の電流設定信号に基づき3種類以上の電
流設定信号を得、これをシーケンス回路6からの
信号に従つた順序及びタイミングで出力する回
路)の主構成をなす。
すなわち本発明溶接機は、1つの電流設定器で
3種以上の電流が同時設定されるようにしたもの
で、本実施例は次の点に着目して構成された。
TIG溶接のスタート電流ISやクレータ電流ICを調
べると、多くは定常溶接時での溶接電流Iwやベー
ス電流の30〜50%程度に設定している。またパル
ス電流IPとベース電流IBの比率も、被溶接物によ
つて変わるが2:1程度の場合が多い。このよう
な観点から、初心者用など簡便に使えるアーク溶
接機として、定常溶接時溶接電流Iw、ベース電流
IBに対するスタート電流IS、クレータ電流IC及び
パルス電流IPの比率を一定値にする方式を採つ
た。すなわちベース電流設定器18からのベース
電流設定信号は、まずそのままベース電流設定信
号として切換回路8に入力され、また信号変換器
(減衰器)15,17で各々減衰されて、ベース
電流IBに対する一定比率のスタート電流IS、クレ
ータ電流ICの各設定信号として切換回路7,10
に入力される。ベース電流設定信号は、さらに信
号変換器(増幅器)16で2倍に増幅され、パル
ス電流IP設定として切換回路9に入力される。こ
れにより、1つの電流設定器18によつて4つの
電流(IS,IB,IP,IC)の設定が同時に行われるこ
とになり、従来の場合と同様に、シースケンス回
路6が動作することにより第5図に示す電流パタ
ーンの溶接電流が得られる。
なお19は最小電流設定器で、ベース電流設定
器18によるベース電流IB設定値が最小のとき、
一定比率の減衰器からなる信号変換器15,17
によつたのでは電流IS,ICが低くなり過ぎるので、
これを補償するために設けたものである。また最
大電流設定器20は、ベース電流設定器18によ
る電流IB設定値が最大のとき、パルス電流IPが流
れ過ぎないようにリミツタをかけるものである
が、これら両設定器19,20とも必ず設けなけ
ればならないというものではない。
上述実施例では、1つの電流設定器としてベー
ス電流設定器18を設け、ベース電流設定値を基
準として他の電流IS,IP,ICの設定を行うように
したが、これのみに限定されることはなく、例え
ばパルス電流IP設定器を設け、パルス電流設定値
を基準として同様に他の電流設定を行うようにし
てもよい。また第2図に示すように、電流IS,IB
IP,ICから独立した電流設定器21を設け、その
独立電流設定値を基準として電流IS,IB,IP,IC
全ての設定を行うようにしてもよい。この場合に
は、図示するように電流設定器21の切換回路8
の間に信号変換器22が設けられる。この信号変
換器22として、増幅率1程度の増幅器を用いれ
ば、実質的に上述実施例と同様になる。
また信号変換器15〜17,22を、例えばマ
イクロコンピユータなどを用いた演算回路に代え
てもよい。
さらに上述実施例において、電流設定器18に
独立して各電流を微調整(設定)できる微設定器
を設けてもよい。第3図はその一例を示す図で、
ここではパルス電流IPのみを微設定器23で微調
整できる場合を例示したが、これのみに限定され
ることはない。
また上述実施例では、第5図に示す電流パター
ンで溶接電流を流す溶接機を中心に説明したが、
本発明は他の電流パターン、例えば第4図に示す
電流パターンで溶接電流を流す溶接機、あるいは
両機能を兼備する溶接機にも適用でき、さらに
TIG溶接機のみならずプラズマ溶接機にも適用で
きることは勿論である。
(発明の効果) 以上述べたように本発明は、1つの電流設定器
によつて少なくとも3種の電流設定を同時に行う
ようにしたので、溶接機操作パネル面での電流調
整、操作用のつまみ数を減少させることができ、
初心者であつても簡単に取り扱うことができると
いう効果がある。
なお本発明においても、信号変換器の減衰率や
増幅率の設定は必要であるが、その設定を、前述
したような電流比率に従つた値で、製品として工
場を出荷する前に、あるいは出荷後、使用前に1
回だけ行つておけば、それ以後は、前記1つの電
流設定器の調整のみで、上記電流比率自体は変ら
ないが、ほぼ全ての範囲で、溶接作業に必要な3
種以上の電流設定を同時に行える。これにより、
労少なくして極めて多種の電流設定が可能とな
り、初心者でも簡単に取り扱うことができる。こ
のことは、生産、加工機械である溶接機におい
て、初心者が作業をしても失敗品を極力出さない
ために有効であり、実用上の効果は極めて大であ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明溶接機の一実施例を示すブロツ
ク図、第2図及び第3図は同じく他の実施例の要
部を示すブロツク図、第4図及び第5図はアーク
溶接機の溶接電流パターンの例を示す図、第6図
は従来溶接機のブロツク図である。 2……制御素子、4……出力電流検出器、5…
…比較増幅器、6……シーケンス回路、7〜10
……切換回路、15〜17……信号変換器、18
……ベース電流設定器。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 3種以上の電流設定機能をもつ、非消耗電極
    を用いた定電流制御のアーク溶接機において、 溶接機操作パネル面にその操作つまみが設けら
    れ、1種類の電流設定信号を出力する1つの電流
    設定器18と、 この電流設定器からの電流設定信号(原電流設
    定信号)をそのまま出力する直接出力線、前記原
    電流設定信号を所定の減衰率で減衰して出力する
    信号変換器15,17及び前記原電流設定信号を
    所定の増幅率で増幅して出力する信号変換器16
    のうちの少なくとも2種類の出力手段を備えて3
    種類以上の電流設定信号を得、これをシーケンス
    回路6からの信号に従つた順序及びタイミングで
    出力する電流設定信号出力手段とを、具備するこ
    とを特徴とするアーク溶接機。
JP16198486A 1986-07-11 1986-07-11 ア−ク溶接機 Granted JPS6320165A (ja)

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JP16198486A JPS6320165A (ja) 1986-07-11 1986-07-11 ア−ク溶接機

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JPS6320165A JPS6320165A (ja) 1988-01-27
JPH0556236B2 true JPH0556236B2 (ja) 1993-08-19

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5198648A (ja) * 1975-02-26 1976-08-31 Jidoyosetsusochi

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5650409Y2 (ja) * 1975-06-18 1981-11-25

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JPS5198648A (ja) * 1975-02-26 1976-08-31 Jidoyosetsusochi

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