JPH0556230U - 膜モジュール装置 - Google Patents

膜モジュール装置

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JPH0556230U
JPH0556230U JP10759691U JP10759691U JPH0556230U JP H0556230 U JPH0556230 U JP H0556230U JP 10759691 U JP10759691 U JP 10759691U JP 10759691 U JP10759691 U JP 10759691U JP H0556230 U JPH0556230 U JP H0556230U
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JP
Japan
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membrane module
ball
cleaning
membrane
semipermeable membrane
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Pending
Application number
JP10759691U
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English (en)
Inventor
茂雄 戸井田
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Trinity Industrial Corp
Original Assignee
Trinity Industrial Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】処理液を変質させずに濃縮等の所定処理を円滑
に行うことができ,しかも迅速かつ確実に膜モジュール
の管状半透膜を洗浄できるようにする。 【構成】管状半透膜(12)を有する膜モジュール(1
1)と、この膜モジュール(11)の入口側(11a)
に接続された供給配管(15)と、膜モジュール(1
1)の出口側(11b)に接続された排出配管(16)
と、供給配管(15)の上流側および下流側部分(15
a,15b)に第1連結管(25)を介して連結されか
つ半透膜洗浄用のボール(19)を捕捉可能なボールキ
ャッチャー(22)を有する第1洗浄部(21)と、排
出配管(16)の上流側および下流側部分(16a,1
6b)に第2連結管(35)を介して連結されかつ半透
膜洗浄用のボール(19)を捕捉可能なボールキャッチ
ャー(32)を有する第2洗浄部(31)と、各連結管
(25,35)を開閉可能な開閉手段(40)と、を設
ける。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、膜モジュール装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
図2に従来の膜モジュール装置の代表的例であるチューブラ型膜モジュール装 置の概略構成を示す。 図において、11は、チューブラ型膜モジュールである。チューブラ型膜モジ ュール11は、例えば耐圧支持管に装着された単管膜(管状半透膜12)を18 本まとめて筒状のケース13に収容した構成とされている。この膜モジュール1 1の入口側11aには供給配管15が接続されており,出口側11bには排出配 管16が接続されている。供給配管15および排出配管16の各途中部分には、 管状半透膜12洗浄用の所定個数のボール19を捕捉可能なボールキャッチャー 17,17が装着されている。なお、いずれか一方のボールキャッチャー17の パンチングメタル18に、ボール19が捕捉されている。このパンチングメタル 18は、例えばボール19の直径の半分のメッシュを有する構成とされている。
【0003】 このボール19は、スポンジ状に形成されており,管状半透膜12の内径より 径小とされている。
【0004】 しかして、供給配管15から膜モジュール11に供給された処理液は、管状半 透膜12の濾過作用により濃縮されて排出配管16から排出される。ここで、処 理液の濃縮作業等を相当期間行うと、管状半透膜12は汚れ機能が低下してくる 。そこで、定期的に管状半透膜12をボール19で洗浄している。
【0005】 かかるボール洗浄を行うには、供給配管15側から洗浄液(洗浄水)を供給す る。すると、ボールキャッチャー17内のボール19は、当該洗浄水とともに膜 モジュール11に送られて,その管状半透膜12内を流動して洗浄する。そして 、ボール19は排出側のボールキャッチャー17のパンチングメタル18によっ て捕捉される。次に、今度は排出配管16側から洗浄水を流すと,ボールキャッ チャー17内のボール19は膜モジュール11の管状半透膜12内を前回とは逆 方向に流動して洗浄する。かかる操作を複数回繰り返すことにより、膜モジュー ル11の管状半透膜12の洗浄を行う。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、処理液(例えば、ゴムの原料であるラテックス液)によっては,ボ ールキャッチャー17のパンチングメタル18を通過する際に生じる摩擦熱等に より変質してしまうことがある。
【0007】 また、ボールキャッチャー17のパンチングメタル18が汚れると流動抵抗が 大きくなって処理液が流れにくくなるので,かかる場合にはパンチングメタル1 8の清掃・交換等を行う必要があるが、かかる交換等を行うには運転を中止しな ければならず手間がかかる不都合を有する。
【0008】 本考案の目的は、上記事情に鑑み、処理液を変質させずに濃縮等の所定処理を 円滑に行うことができ,しかも迅速かつ確実に膜モジュールの管状半透膜を洗浄 することができる膜モジュール装置を提供することにある。
【0009】
【考案を解決するための手段】
本考案に係る膜モジュール装置は、管状半透膜を有する膜モジュールと、この 膜モジュールの入口側に接続された供給配管と、前記膜モジュールの出口側に接 続された排出配管と、前記供給配管の上流側および下流側部分に第1連結管を介 して連結されかつ半透膜洗浄用のボールを捕捉可能なボールキャッチャーを有す る第1洗浄部と、前記排出配管の上流側および下流側部分に第2連結管を介して 連結されかつ半透膜洗浄用のボールを捕捉可能なボールキャッチャーを有する第 2洗浄部と、前記各連結管を開閉可能な開閉手段と、を設けたことを特徴とする 。
【0010】
【作用】
本考案では、処理液を濃縮等所定処理する場合には、開閉手段により連結管を 閉鎖しておく。これにより、処理液は、ボールキャッチャーを通過することなく 膜モジュールへ送られる。したがって、処理液が安定性の悪い液(例えばラテッ クス液)であってもボールキャッチャー通過時に発生する摩擦熱等により変質す るのを防止することができる。
【0011】 また、処理液は、ボールキャッチャーを通過することなく膜モジュールへ送ら れ所定処理されるので、当該処理中でもボールキャッチャーの清掃・点検等を行 うことができる。
【0012】 したがって、処理液を変質させずに濃縮等の所定処理を円滑に行うことができ ,しかも迅速かつ確実に膜モジュールの管状半透膜を洗浄することができる。
【0013】
【実施例】
本考案の一実施例を図面に基づき説明する。 本実施例に係る膜モジュール装置は、図1に示す如く,膜モジュール11,供 給配管15,排出配管16ならびに本装置の特徴部である第1洗浄部21,第2 洗浄部31および開閉手段40を含み構成されている。 なお、図2に示した構成要素と同一のものについては同一の符号を付し、その 説明を省略もしくは簡略化する。
【0014】 ここで、第1洗浄部21は、供給配管15の上流側および下流側部分15a, 15bに第1連結管25を介して連結されており,半透膜洗浄用のボール19を 捕捉可能なボールキャッチャー22を有する構成とされている。
【0015】 また、第2洗浄部31は、排出配管16の上流側および下流側部分16a,1 6bに第2連結管35を介して連結されており,半透膜洗浄用のボール19を捕 捉可能なボールキャッチャー32を有する構成とされている。
【0016】 なお、ボールキャッチャー22,32の各パンチングメタル23,33は、ボ ール19の直径の半分のメッシュを有する構成とされている。
【0017】 また、開閉手段40は、各連結管25,35を開閉するための手段である。本 実施例においては、開閉手段40は、供給配管用切替弁41および第1連結管用 切替弁42,43と,排出配管用切替弁45および第2連結管用切替弁46,4 7とから構成されている。各切替弁41,42,43,45,46,47は、電 磁弁とされており,図示しない切替制御手段によって駆動制御される構成とされ ている。切替制御手段は、CPU,ROM,RAM等から構成されている。
【0018】 しかして、切替制御手段は、供給配管用および排出配管用切替弁41,45を 開放した場合には第1連結管用切替弁42,43および第2連結管用切替弁46 ,47を閉鎖し,切替弁41,45を閉鎖した場合には切替弁42,43,46 ,47を開放するように各切替弁(41,42,43,45,46,47)を駆 動制御する構成とされている。
【0019】 次に作用について説明する。 処理液を濃縮等所定処理する場合には、切替制御手段により,供給配管用およ び排出配管用切替弁41,45が開放され,かつ第1連結管用切替弁42,43 および第2連結管用切替弁46,47が閉鎖される。これにより、処理液は、ボ ールキャッチャー22を通過することなく供給配管15を介して膜モジュール1 1へ送られる。したがって、処理液が安定性の悪い液(例えばラテックス液)で あってもボールキャッチャー22のパンチングメタル23通過時に発生する摩擦 熱等により変質するのを防止することができる。
【0020】 また、処理液は、ボールキャッチャー22,32を通過することなく膜モジュ ール11において所定処理され排出されるので、当該処理中でもボールキャッチ ャー22,32の清掃・点検等を行うことができる。
【0021】 しかして、この実施例によれば、管状半透膜12を有する膜モジュール11と 、この膜モジュール11の入口側11aに接続された供給配管15と、膜モジュ ール11の出口側11bに接続された排出配管16と、供給配管15の上流側お よび下流側部分15a,15bに第1連結管25を介して連結されかつ半透膜洗 浄用のボール19を捕捉可能なボールキャッチャー22を有する第1洗浄部21 と、排出配管16の上流側および下流側部分16a,16bに第2連結管35を 介して連結されかつ半透膜洗浄用のボール19を捕捉可能なボールキャッチャー 32を有する第2洗浄部31と、各連結管25,35を開閉可能な開閉手段40 とを設けた構成としたので、処理液を変質させずに濃縮等の所定処理を円滑に行 うことができ,しかも迅速かつ確実に膜モジュール11の管状半透膜膜12を洗 浄することができる。
【0022】 また、第1洗浄部21は、第1連結管25を介して供給配管15の上流側およ び下流側部分15a,15bに連結される構成とされているので,第1連結管2 5の配置等を考慮することによりメンテナンスしやすいようにレイアウトするこ とができる。これにより、第1洗浄部21を一段と容易にメンテナンスすること ができる。同様に、第2洗浄部31も、メンテナンスしやすいようにレイアウト することができ,メンテナンス容易性を向上させることができる。
【0023】 また、処理液が、ボールキャッチャー22,32を通過することなく膜モジュ ール11において所定処理され排出される構成とされているので、ボールキャッ チャー22,32の汚れが大幅に減少する。そのため、ボールキャッチャー22 ,32を機能低下させることなく長期間に渡って使用することができる。また、 ボール19およびボールキャッチャー22,32が処理液送り時の抵抗とはなら ないので、当該処理液の送りを円滑に行うことができる。
【0024】 さらに、各切替弁(41,42,43,45,46,47)を電磁弁とし切替 制御手段によって駆動制御する構成としたので、一段と手間をかけることなく管 状半透膜12をボール洗浄することができる。
【0025】 なお、各切替弁(41,42,43,45,46,47)の開閉を自動制御す る構成としたが、手動操作する構成としてもよい。
【0026】
【考案の効果】
本考案によれば、管状半透膜を有する膜モジュールと、この膜モジュールの入 口側に接続された供給配管と、膜モジュールの出口側に接続された排出配管と、 供給配管の上流側および下流側部分に第1連結管を介して連結されかつ半透膜洗 浄用のボールを捕捉可能なボールキャッチャーを有する第1洗浄部と、排出配管 の上流側および下流側部分に第2連結管を介して連結されかつ半透膜洗浄用のボ ールを捕捉可能なボールキャッチャーを有する第2洗浄部と、各連結管を開閉可 能な開閉手段とを設けた構成としたので、処理液を変質させずに濃縮等の所定処 理を円滑に行うことができ,しかも迅速かつ確実に膜モジュールの管状半透膜を 洗浄することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例の要部を説明するための図で
ある。
【図2】従来のチューブラ型膜モジュールを説明するた
めの図である。
【符号の説明】
11 膜モジュール 15 供給配管 16 排出配管 19 ボール 21 第1洗浄部 22 ボールキャッチャー 25 第1連結管 32 ボールキャッチャー 35 第2連結管 40 開閉手段

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 管状半透膜を有する膜モジュールと、 この膜モジュールの入口側に接続された供給配管と、 前記膜モジュールの出口側に接続された排出配管と、 前記供給配管の上流側および下流側部分に第1連結管を
    介して連結されかつ半透膜洗浄用のボールを捕捉可能な
    ボールキャッチャーを有する第1洗浄部と、 前記排出配管の上流側および下流側部分に第2連結管を
    介して連結されかつ半透膜洗浄用のボールを捕捉可能な
    ボールキャッチャーを有する第2洗浄部と、 前記各連結管を開閉可能な開閉手段と、 を設けたことを特徴とする膜モジュール装置。
JP10759691U 1991-12-27 1991-12-27 膜モジュール装置 Pending JPH0556230U (ja)

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