JPH0556091A - 位相検出回路 - Google Patents
位相検出回路Info
- Publication number
- JPH0556091A JPH0556091A JP3209718A JP20971891A JPH0556091A JP H0556091 A JPH0556091 A JP H0556091A JP 3209718 A JP3209718 A JP 3209718A JP 20971891 A JP20971891 A JP 20971891A JP H0556091 A JPH0556091 A JP H0556091A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- phase
- signal
- modulator
- delay time
- band
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Digital Transmission Methods That Use Modulated Carrier Waves (AREA)
- Radio Transmission System (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【構成】クロック発生器１と、前記クロックに同期して
ランダムパターンを発生する擬似ランダムパターン発生
器２と、１列のベースバンド信号を２列に変換する１−
２列変換器と、２列のベースバンド信号を分岐入力して
第１の４相位相変調信号を出力する局部発振器を含む第
１の４相位相変調器１４と、２列のベースバンド信号を
分岐して遅延時間τに調整する可変シフトレジスター９
と、可変シフトレジスター９の出力信号および前記局部
発振信号を入力し第２の４相位相変調信号を出力する第
２の４相位相変調器１５と、第１の４相位相変調信号を
入力し遅延時間τを与える少なくとも１つの遅延線４１
を通過して出力される第３の４相位相変調信号と第２の
４相位相変調信号とを入力して位相復調し両信号の位相
差を検出して表示する位相復調手段とを有する。 【効果】位相特性のリップルを平均化して小さくできる
ので、その帯域にわたって正確な位相を求めることがで
きる。
ランダムパターンを発生する擬似ランダムパターン発生
器２と、１列のベースバンド信号を２列に変換する１−
２列変換器と、２列のベースバンド信号を分岐入力して
第１の４相位相変調信号を出力する局部発振器を含む第
１の４相位相変調器１４と、２列のベースバンド信号を
分岐して遅延時間τに調整する可変シフトレジスター９
と、可変シフトレジスター９の出力信号および前記局部
発振信号を入力し第２の４相位相変調信号を出力する第
２の４相位相変調器１５と、第１の４相位相変調信号を
入力し遅延時間τを与える少なくとも１つの遅延線４１
を通過して出力される第３の４相位相変調信号と第２の
４相位相変調信号とを入力して位相復調し両信号の位相
差を検出して表示する位相復調手段とを有する。 【効果】位相特性のリップルを平均化して小さくできる
ので、その帯域にわたって正確な位相を求めることがで
きる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は位相検出回路に関し、特
に見通し外通信における無線回線の２ルート間の位相を
検出する位相検出回路に関する。
に見通し外通信における無線回線の２ルート間の位相を
検出する位相検出回路に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来の見通し外通信に用いている適応型
受信機は、２ルート間の遅延時間差による位相差を補償
するために、トランスバーサルフィルター構成の適応整
合ろ波器及び同じくトランスバーサルフィルター構成の
自動等化器を有しており、そのタップ間の遅延時間の設
定に使用周波数帯域の中心周波数の連続波（ＣＷ）を使
用していた。すなわち、従来例の構成は図２に示すよう
に、３１は信号発生器、３２は分波器、４０はトランス
バーサルフィルター構成の適応整合ろ波器、４１，４
２，４３は遅延線、３３はπ／２分波器、３４は分波
器、３５，３６は位相復調器、３７は位相表示器であ
る。ここで信号発生器３１より出力するある周波数の連
続波（ＣＷ）は、分波器３２により２分岐し、片方は測
定すべき遅延量τを有する遅延線４１を通過し、他方は
遅延線４１を通さずにπ／２分波器３３と分波器３４と
位相復調器３５，３６とからなる位相検出器４４にて位
相を検出し位相表示器３７に遅延量τに相当する位相差
を表示していた。
受信機は、２ルート間の遅延時間差による位相差を補償
するために、トランスバーサルフィルター構成の適応整
合ろ波器及び同じくトランスバーサルフィルター構成の
自動等化器を有しており、そのタップ間の遅延時間の設
定に使用周波数帯域の中心周波数の連続波（ＣＷ）を使
用していた。すなわち、従来例の構成は図２に示すよう
に、３１は信号発生器、３２は分波器、４０はトランス
バーサルフィルター構成の適応整合ろ波器、４１，４
２，４３は遅延線、３３はπ／２分波器、３４は分波
器、３５，３６は位相復調器、３７は位相表示器であ
る。ここで信号発生器３１より出力するある周波数の連
続波（ＣＷ）は、分波器３２により２分岐し、片方は測
定すべき遅延量τを有する遅延線４１を通過し、他方は
遅延線４１を通さずにπ／２分波器３３と分波器３４と
位相復調器３５，３６とからなる位相検出器４４にて位
相を検出し位相表示器３７に遅延量τに相当する位相差
を表示していた。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の位相検
出器は、各タップ間の遅延線にケーブルを使用する場合
に、長いケーブルのインピーダンスの不整合によるエコ
ーにより、位相周波数特性にリップルが生ずる。また装
置の小型化・集積化のためＳＡＷ（Ｓｕｒｆａｃｅ Ａ
ｃｏｕｓｔｉｃ Ｗａｖｅ）遅延素子を使用する場合に
も素子の特性により、遅延時間・位相周波数特性にリッ
プルが生ずる。前述のように従来の方法は使用周波数帯
域の中心周波数を使用し遅延時間をそのポイントの周波
数の位相にて検出しているので、遅延時間・位相周波数
特性にリップルが有ると信号が通過する帯域にわたって
遅延時間を位相にて正確に検出できないという欠点があ
った。
出器は、各タップ間の遅延線にケーブルを使用する場合
に、長いケーブルのインピーダンスの不整合によるエコ
ーにより、位相周波数特性にリップルが生ずる。また装
置の小型化・集積化のためＳＡＷ（Ｓｕｒｆａｃｅ Ａ
ｃｏｕｓｔｉｃ Ｗａｖｅ）遅延素子を使用する場合に
も素子の特性により、遅延時間・位相周波数特性にリッ
プルが生ずる。前述のように従来の方法は使用周波数帯
域の中心周波数を使用し遅延時間をそのポイントの周波
数の位相にて検出しているので、遅延時間・位相周波数
特性にリップルが有ると信号が通過する帯域にわたって
遅延時間を位相にて正確に検出できないという欠点があ
った。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明の位相検出回路
は、位相変調信号の帯域を決定するクロック周波数を有
するクロック発生器と、前記クロックに同期してランダ
ムパターンのベースバンド信号を発生する擬似ランダム
パターン発生器と、一列のベースバンド信号を２列に変
換する１−２列変換器と、前記２列のベースバンド信号
を分岐入力して第１の４相位相変調信号を出力するため
の局部発振器を含む第１の４相位相変調器と、前記２列
のベースバンド信号を分岐して遅延時間τに調整する可
変シフトレジスターと前記可変シフトレジスターの出力
信号および前記局部発振器の局部発振信号を入力し第２
の４相位相変調信号を出力する第２の４相位相変調器
と、前記第１の４相位相変調信号を入力し遅延時間τを
与える少なくとも１つの遅延線を通過して出力される第
３の４相位相変調信号と前記第２の４相位相変調信号と
を入力して位相変調し両信号の位相差を検出して位相表
示を行う位相復調手段とを有する。
は、位相変調信号の帯域を決定するクロック周波数を有
するクロック発生器と、前記クロックに同期してランダ
ムパターンのベースバンド信号を発生する擬似ランダム
パターン発生器と、一列のベースバンド信号を２列に変
換する１−２列変換器と、前記２列のベースバンド信号
を分岐入力して第１の４相位相変調信号を出力するため
の局部発振器を含む第１の４相位相変調器と、前記２列
のベースバンド信号を分岐して遅延時間τに調整する可
変シフトレジスターと前記可変シフトレジスターの出力
信号および前記局部発振器の局部発振信号を入力し第２
の４相位相変調信号を出力する第２の４相位相変調器
と、前記第１の４相位相変調信号を入力し遅延時間τを
与える少なくとも１つの遅延線を通過して出力される第
３の４相位相変調信号と前記第２の４相位相変調信号と
を入力して位相変調し両信号の位相差を検出して位相表
示を行う位相復調手段とを有する。
【０００５】
【実施例】次に、本発明について図面を参照して説明す
る。
る。
【０００６】図１は本発明の一実施例の構成図である。
図１において、１はクロック発生器、２は擬似ランダム
パターン発生器、３は１−２列変換器、９は可変シフト
レジスター、４相位相変調器１４の構成として、４，５
は位相変調器、６はπ／２分波器、７は局部発振器、８
は合波器である。９は可変シフトレジスター、もう一方
の４相位相変調器１５の構成として、１０，１１は位相
変調器、１２はπ／２分波器、１３は合波器で局部発振
器７は４相位相変調器１４と共用である。次に従来例と
同じトランスバーサルフィルタ構成の適応整合ろ波器４
０，位相復調器３５，３６、π／２分波器１６、分波器
３４、位相表示器３７が受信系として構成されている。
図１において、１はクロック発生器、２は擬似ランダム
パターン発生器、３は１−２列変換器、９は可変シフト
レジスター、４相位相変調器１４の構成として、４，５
は位相変調器、６はπ／２分波器、７は局部発振器、８
は合波器である。９は可変シフトレジスター、もう一方
の４相位相変調器１５の構成として、１０，１１は位相
変調器、１２はπ／２分波器、１３は合波器で局部発振
器７は４相位相変調器１４と共用である。次に従来例と
同じトランスバーサルフィルタ構成の適応整合ろ波器４
０，位相復調器３５，３６、π／２分波器１６、分波器
３４、位相表示器３７が受信系として構成されている。
【０００７】次に本実施例の動作を説明する。４相位相
変調器１４，１５により位相変調された信号帯域は、受
信系の位相復調器３５，３６の受信帯域に合わせて設定
される。本実施例では、この信号帯域における遅延時間
差から生ずる位相差を求める。この信号帯域はクロック
発生器１により遅延時間差つまり位相差を求める信号帯
域を決定する。擬似ランダムパターン発生器２はクロッ
ク発生器１により決定される帯域の実体に合わせてラン
ダムなパルス列のベースバンド信号を出力し、その片方
は、位相変調器４，５、π／２分波器６、局部発振器
７、合波器８により４相位相変調を行なう。また、他方
は遅延線４の遅延時間に相当する時間をシフトする可変
シフトレジスタ９を通過する。可変シフトレジスタ９は
遅延線４１に等しい遅延時間に合わせるために可変させ
る。さらに４相位相変調器１５である位相変調器１０，
１１、π／２分波器１２、合波器１３及び４相位相変調
器１４と共用の局部発振器７により同一局発周波数を使
用し、４相位相変調器１４と同一の４相位相変調を行い
基準信号として位相検出器の他方に入力する。このよう
に２系統の４相位相変調信号が一方はπ／２分波器３３
を介し、他方は分波器３４を介して位相復調器３５，３
６に入力され、位相変調により帯域のひろがった信号を
復調して位相差検出ができる。したがって、４相位相変
調器１４から遅延線４１を通過した変調信号と４相位相
変調器１５から可変シフトレジスター９を通過した変調
信号とは、遅延時間差が少なくとも中心周波数において
零であり、変調信号により生ずる位相差の２信号が位相
復調器３５，３６に入力される。さらに、この４相位相
変調信号の所定帯域にひろがった側帯波信号のエコーは
反射位相が平均化されるためにリップル成分が少なく眞
値の位相検出ができる。
変調器１４，１５により位相変調された信号帯域は、受
信系の位相復調器３５，３６の受信帯域に合わせて設定
される。本実施例では、この信号帯域における遅延時間
差から生ずる位相差を求める。この信号帯域はクロック
発生器１により遅延時間差つまり位相差を求める信号帯
域を決定する。擬似ランダムパターン発生器２はクロッ
ク発生器１により決定される帯域の実体に合わせてラン
ダムなパルス列のベースバンド信号を出力し、その片方
は、位相変調器４，５、π／２分波器６、局部発振器
７、合波器８により４相位相変調を行なう。また、他方
は遅延線４の遅延時間に相当する時間をシフトする可変
シフトレジスタ９を通過する。可変シフトレジスタ９は
遅延線４１に等しい遅延時間に合わせるために可変させ
る。さらに４相位相変調器１５である位相変調器１０，
１１、π／２分波器１２、合波器１３及び４相位相変調
器１４と共用の局部発振器７により同一局発周波数を使
用し、４相位相変調器１４と同一の４相位相変調を行い
基準信号として位相検出器の他方に入力する。このよう
に２系統の４相位相変調信号が一方はπ／２分波器３３
を介し、他方は分波器３４を介して位相復調器３５，３
６に入力され、位相変調により帯域のひろがった信号を
復調して位相差検出ができる。したがって、４相位相変
調器１４から遅延線４１を通過した変調信号と４相位相
変調器１５から可変シフトレジスター９を通過した変調
信号とは、遅延時間差が少なくとも中心周波数において
零であり、変調信号により生ずる位相差の２信号が位相
復調器３５，３６に入力される。さらに、この４相位相
変調信号の所定帯域にひろがった側帯波信号のエコーは
反射位相が平均化されるためにリップル成分が少なく眞
値の位相検出ができる。
【０００８】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、クロック
発生器、擬似ランダムパターン発生器、１−２列変調
器、可変シフトレジスタ、２系統の４相位相変調器を有
することにより、位相特性のリップルを平均化して小さ
くできるので、その帯域にわたって正確な位相を求める
ことができる効果がある。また、これによりＳＡＷ遅延
線も使用でき、装置の小型化・集積化が可能となる。
発生器、擬似ランダムパターン発生器、１−２列変調
器、可変シフトレジスタ、２系統の４相位相変調器を有
することにより、位相特性のリップルを平均化して小さ
くできるので、その帯域にわたって正確な位相を求める
ことができる効果がある。また、これによりＳＡＷ遅延
線も使用でき、装置の小型化・集積化が可能となる。
【図１】本発明の一実施例の構成図である。
【図２】従来の位相検出回路の構成図である。
１ クロック発生器 ２ 擬似ランダムパターン発生器 ３ １−２列変換器 ４，５，１０，１１ 位相変調器 ６，１２，３３ π／２分波器 ７ 局部発振器 ８，１３ 合波器 ３４ 分波器 ９ 可変シフトレジスター １４，１５ ４相位相変調器 ３５，３６ 位相変調器 ３７ 位相表示器 ４０ 適応整合ろ波器 ４１，４２，４３ 遅延線
Claims (1)
- 【請求項１】 位相変調信号の帯域を決定するクロック
周波数を有するクロック発生器と、前記クロックに同期
してランダムパターンのベースバンド信号を発生する擬
似ランダムパターン発生器と、１列のベースバンド信号
を２列に変換する１−２列変換器と、前記２列のベース
バンド信号を分岐入力して第１の４相位相変調信号を出
力するための局部発振器を含む第１の４相位相変調器
と、前記２列のベースバンド信号を分岐して遅延時間τ
に調整する可変シフトレジスターと、前記可変シフトレ
ジスターの出力信号および前記局部発振器の局部発振信
号を入力し第２の４相位相変調信号を出力する第２の４
相位相変調器と、前記第１の４相位相変調信号を入力し
遅延時間τを与える少なくとも１つの遅延線を通過して
出力される第３の４相位相変調信号と前記第２の４相位
相変調信号とを入力して位相変調し両信号の位相差を検
出して位相表示を行う位相復調手段とを有することを特
徴とする位相検出回路。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3209718A JPH0556091A (ja) | 1991-08-22 | 1991-08-22 | 位相検出回路 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3209718A JPH0556091A (ja) | 1991-08-22 | 1991-08-22 | 位相検出回路 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0556091A true JPH0556091A (ja) | 1993-03-05 |
Family
ID=16577498
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3209718A Pending JPH0556091A (ja) | 1991-08-22 | 1991-08-22 | 位相検出回路 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0556091A (ja) |
-
1991
- 1991-08-22 JP JP3209718A patent/JPH0556091A/ja active Pending
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