JPH0555674B2 - - Google Patents

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JPH0555674B2
JPH0555674B2 JP23559585A JP23559585A JPH0555674B2 JP H0555674 B2 JPH0555674 B2 JP H0555674B2 JP 23559585 A JP23559585 A JP 23559585A JP 23559585 A JP23559585 A JP 23559585A JP H0555674 B2 JPH0555674 B2 JP H0555674B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
concrete
hopper
screw
tremie pipe
tremie
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP23559585A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6294652A (ja
Inventor
Makoto Ichikawa
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shimizu Construction Co Ltd
Original Assignee
Shimizu Construction Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Shimizu Construction Co Ltd filed Critical Shimizu Construction Co Ltd
Priority to JP23559585A priority Critical patent/JPS6294652A/ja
Publication of JPS6294652A publication Critical patent/JPS6294652A/ja
Publication of JPH0555674B2 publication Critical patent/JPH0555674B2/ja
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  • Underground Or Underwater Handling Of Building Materials (AREA)
  • On-Site Construction Work That Accompanies The Preparation And Application Of Concrete (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、コンクリートを打設するコンクリ
ート打設装置に関するものである。
〔従来の技術〕
西独において開発された粘稠性コンクリート
は、分離現象を起こさせることなく水の中に打設
できるコンクリートであるため、近年、日本にお
いてもその需要が伸びつつある。この粘稠性コン
クリートは、通常コンクリート打設装置によつて
打設される。従来、この種のコンクリート打設装
置として、第7図に示したコンクリート打設装置
Aが知られている。コンクリートの打設装置A
は、水中のコンクリート打設場所1近傍に、コン
クリートを供給するトレミー管2を略垂直方向に
配設し、このトレミー管の上端にホツパー3を固
定し、このホツパー3にコンクリート輸送パイプ
4からコンクリートを流し込み、トレミー管3を
通じてコンクリート打設場所1にコンクリートを
供給し、打設するものである。
〔発明が解決しようとする問題点〕
ところで、上記のコンクリートの打設装置Aに
おいては、トレミー管2内のコンクリートを重力
によつて移送するため、粘稠性の高いコンクリー
トの場合、トレミー管2内でコンクリートの流動
不良が起き易く、同トレミー管2内で一定の速度
でコンクリートを打設することができないという
問題があつた。また、上記のコンクリートの打設
装置Aにおいては、トレミー管2内のコンクリー
トの移動速度が変動するため、コンクリートの変
動した移動速度に合わせてホツパー3にコンクリ
ートを供給しなければならないという問題があつ
た。しかして、上記のコンクリート打設装置Aで
は、コンクリートの打設能率が悪いという問題が
あつた。
この発明は、上記の事情に鑑みてなされたもの
で、上記の欠点を解消し得るコンクリートの打設
装置を何如に実現するかを問題としている。
〔問題点を解決するための手段〕
この発明は、コンクリートを供給するトレミー
管と、トレミー管の上端に取付られたホツパーと
を備えてなるコンクリートの打設装置において、
前記ホツパー下端の前記トレミー管の接続部に配
設されるスクリユーと、このスクリユーをホツパ
ー内と前記トレミー管の上端部内との間で移動す
る移動機構と、前記スクリユーを駆動する駆動装
置とを設けてなるものである。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を第1図ないし第6図を
参照して説明する。第1図ないし第6図は、コン
クリートの打設装置Bの構成を示す図であつて、
まず、第1図において符号10はコンクリートを
供給するトレミー管である。トレミー管10の上
端にはコンクリートを案内するホツパー11が固
定され、ホツパー11には支持部材12が取付ら
れている。支持部材12は、ホツパー11の上面
に略水平となるように固定された杆状の支持部1
2aと、支持部12aの端部に、同端部から斜め
上方に延びるように固定された杆状の支持部12
b,12bと、支持部12b,12bの上端部間
に連設された図示しない杆状の支持部とから構成
されたものである。支持部材12には垂直方向に
レール13,13が固定され、これらレール1
3,13には取付台14が上下方向(矢印a−b
方向)移動自在に取付られている。この取付台1
4は、その背面に、第3図の如くレール13,1
3に係合される係合部15,15を設け、第2図
の如くボールネジ16(後述する)に噛合される
ボールネジ挿通孔17を有する噛合部18を設け
てなるものである。前記取付台14の噛合部18
は、ボールネジ挿通孔17(雌ネジが形成されて
いる)にボールネジ16(雄ネジが形成されてい
る)を挿通させて同ボールネジ16に噛合されて
いる。
前記ボールネジ16は、垂直方向に立設され
て、レール13,13の端部間に固定されたボー
ルネジ支持部20,20に軸21,21を介して
回転自在に設けられている。ボールネジ16の上
端には、ホイルギア22が設けられている。この
ホイルギア22は、支持部材12上面の軸受部2
3,23に、軸部24,24を介して設けられた
ウオームギア25に噛合されている。このウオー
ムギア25は軸24の端部に取付られたハンドル
26によつて回転させられるようになつている。
このハンドル26は、ウオームギア25を回転さ
せて、ホイルギア22と共に、ボールネジ16を
回転させ、噛合部18と共に取付台14を上下方
向に移動させるものである。
前記取付台14の正面には、可変速減速機(図
示せず)を備えたモータ30が取付られ、このモ
ータ30の回転軸31にはプーリ32が取付られ
ている。また、取付台14の正面には、プーリ3
3を有するスクリユー軸34が設けられ、このス
クリユー軸34に取付られたプーリ33と前記プ
ーリ32との間には、ベルト35が巻回されてい
る。ここで、前記スクリユー軸34は、下端部に
スクリユー36が固定された軸であり、軸支持部
37,37によつて取付台14に回転自在に設け
られている。スクリユー軸34に固定されたスク
リユー36は、ホツパー11内のコンクリート、
およびトレミー管10のコンクリートを下方に移
送するものである。上記コンクリート打設装置B
は、ハンドル26を回転させた場合に、ウオーム
ギア25が回転し、これによつて、ホイルギア2
2と共にボールネジ16が回転し、ボールネジ1
6の回転に伴ない噛合部18と共に取付台14が
上下方向に移動して、スクリユー36が上下方向
に移動するようにしたものである。ここで、モー
タ30、回転軸31、プーリ32,33、ベルト
35、スクリユー軸34は、駆動装置38を構成
している。
一方、トレミー管10の下端部外面には、半径
方向外方に突出するように円盤状の板体39が固
定されている。板体39は、トレミー管10から
供給されたコンクリートを略一定の厚さにするも
のである。
次に、上記の構成からなるコンクリート打設装
置Bにより水中にコンクリートを打設する方法
を、第4図〜第6図を参照して説明する。まず、
第4図に示したようにトレミー管10の下端部を
水中のコンクリート打設場所40の近傍に位置さ
せ、コンクリートを輸送するコンクリート輸送管
41をホツパー内部11aに位置させると共に、
スクリユー36をハンドル26によつて矢印a方
向に移動させてホツパー内部11aに位置させ
る。次に、トレミー管10の内壁に当接して、コ
ンクリート輸送管41の輸送したコンクリートと
水42との混合を防止するプランジヤー43をト
レミー管内部10aに取付けた上でコンクリート
輸送管41からホツパー内部11aにコンクリー
トを供給する。ホツパー内部11aに供給された
コンクリートは、重力によつて下方に移動し、プ
ランジヤー43を押し下げながらトレミー管10
内を矢印b方向に移動する。コンクリートおよび
プランジヤー43が、第4図に示したようにトレ
ミー管10の下端にまで達したならば、ハンドル
26によつてスクリユー36を矢印b方向に移動
させて、スクリユー36をトレミー管内部10a
に位置させる。これと同時に、第6図に示したよ
うにトレミー管10の下端部からプランジヤー4
3を取出すために、トレミー管10を上方に僅か
に移動させる。この状態で可変速モータ30を動
作させてスクリユー36を回転させれば、ホツパ
ー内部11aのコンクリートは、順次トレミー管
10に送られ、同トレミー管10を通じてコンク
リート打設場所40に打設される。このとき、コ
ンクリート打設場所40に打設されたコンクリー
トは、板体39によつて矢印cで示した如く移動
し、この結果コンクリート打設場所40には、第
6図の如く略等しい厚さのコンクリートが打設さ
れる。以上の動作によつて水中のコンクリート打
設場所40には、コンクリートが打設される。
上記のようなコンクリート打設装置Bにおいて
は、ホツパー内部11aおよびトレミー管内部1
0aのコンクリートをスクリユー36の動作によ
つて移送するようにしたことから、トレミー管内
部10aでコンクリートの流動不良が起きること
なく、一定の速度でコンクリートを打設すること
ができる。しかして、上記のコンクリート打設装
置Bでは、粘稠性の高いコンクリートであつても
効率よく打設することができる。また、上記コン
クリート打設装置Bにおいては、スクリユー36
を可変速減速機を備えたモータ30によつて動作
させたことから、コンクリート輸送管41による
コンクリート供給量の変動に対し、コンクリート
の打設速度を調節することで対応できるという利
点がある。
また、スクリユー36を上方に移動させてホツ
パ11内に配置させることにより、トレミー管内
部10aにプランジヤー43を挿入することがで
き、これによりトレミー管内部10a内に輸送さ
れたコンクリートと水との混合を防止することが
できる。
さらに、スクリユー36を下方に移動させてホ
ツパー11の内部からトレミー管内部10aに配
置すると、ホツパー11とトレミー管10との間
にスクリユー36が介在することになり、ホツパ
ー11内のコンクリートがトレミー管10内に流
入することが防止される。したがつて、ホツパー
10内にコンクリートを貯留した状態で、トレミ
ー管10を継ぎ足したり取り外したりすることが
できる。
なお、上記において用いたコンクリートは、粘
稠性コンクリートである。また、支持部材12
は、取付台14等を支持できるものであれば必ず
しも上記のような構成にする必要がない。更に、
スクリユー36の移動手段は、上述したようなボ
ールネジ16、噛合部18、ホイルギア22、ウ
オームギア25、ハンドル26等を用いた手段に
よらず、他の移動手段によつても良い。
〔発明の効果〕
以上説明したようにこの発明のコンクリート打
設装置によれば、コンクリートを供給するトレミ
ー管と、トレミー管の上端に取付られたホツパー
とを備えてなるコンクリートの打設装置におい
て、前記ホツパー下端の前記トレミー管の接続部
に配設されるスクリユーと、このスクリユーをホ
ツパー内と前記トレミー管の上端部内との間で移
動する移動機構と、前記スクリユーを駆動する駆
動装置とを設けたから、ホツパーおよびトレミー
管にコンクリートを供給した場合に、駆動装置に
よるスクリユーの回転によつてホツパーおよびト
レミー管内のコンクリートを移送することがで
き、従つて、粘稠性の高いコンクリートであつて
も、トレミー管の内部でコンクリートの流動不良
を起こさせることなく、一定の速度でコンクリー
トを能率よく打設することができ、また、駆動装
置によつてスクリユーの回転速度を変化させるこ
とでコンクリートの打設速度を調節することがで
きる等の利点がある。また、スクリユーを上方に
移動させてホツパ内に配置させることにより、ト
レミー管内部にプランジヤーを挿入することがで
き、これによりトレミー管内部内に輸送されたコ
ンクリートと水との混合を防止することができ
る。さらに、スクリユーを下方に移動させてホツ
パーの内部からトレミー管内部に配置すると、ホ
ツパーとトレミー管との間にスクリユーが介在す
ることになり、ホツパー内のコンクリートがトレ
ミー管内に流入することが防止され、ホツパー内
にコンクリートを貯留した状態で、トレミー管を
継ぎ足したり取り外したりすることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第3図は本発明の一実施例として示し
たコンクリート打設装置Bの構成を示す図であつ
て、第1図はその正面図、第2図は取付台付近の
部分側面図、第3図はレールと係合部との係合状
態を示す部分断面図、第4図〜第6図はコンクリ
ート打設装置Bの使用法を説明するための説明
図、第7図は従来のコンクリート打設装置Aを示
す正面図である。 B……コンクリート打設装置、10……トレミ
ー管、11……ホツパー、14……取付台、16
……ボールネジ、36……スクリユー、38……
駆動装置。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 コンクリートを供給するトレミー管と、トレ
    ミー管の上端に取付られたホツパーとを備えてな
    るコンクリートの打設装置において、前記ホツパ
    ー下端の前記トレミー管の接続部に配設されるス
    クリユーと、このスクリユーをホツパー内と前記
    トレミー管の上端部内との間で移動する移動機構
    と、前記スクリユーを駆動する駆動装置とを具備
    したなるコンクリートの打設装置。
JP23559585A 1985-10-22 1985-10-22 コンクリ−トの打設装置 Granted JPS6294652A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP23559585A JPS6294652A (ja) 1985-10-22 1985-10-22 コンクリ−トの打設装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP23559585A JPS6294652A (ja) 1985-10-22 1985-10-22 コンクリ−トの打設装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6294652A JPS6294652A (ja) 1987-05-01
JPH0555674B2 true JPH0555674B2 (ja) 1993-08-17

Family

ID=16988327

Family Applications (1)

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JP23559585A Granted JPS6294652A (ja) 1985-10-22 1985-10-22 コンクリ−トの打設装置

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4896256B2 (ja) * 2010-09-24 2012-03-14 株式会社フジタ 水中打設工法
CN106812327A (zh) * 2015-11-30 2017-06-09 池州学院 一种水泥浇注溜筒

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6294652A (ja) 1987-05-01

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