JPH055562A - 空気調和機 - Google Patents

空気調和機

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Publication number
JPH055562A
JPH055562A JP3157111A JP15711191A JPH055562A JP H055562 A JPH055562 A JP H055562A JP 3157111 A JP3157111 A JP 3157111A JP 15711191 A JP15711191 A JP 15711191A JP H055562 A JPH055562 A JP H055562A
Authority
JP
Japan
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dilution
degree
value
expansion valve
electronic expansion
Prior art date
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Pending
Application number
JP3157111A
Other languages
English (en)
Inventor
Akira Terasaki
崎 明 寺
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Toshiba AVE Co Ltd
Original Assignee
Toshiba Corp
Toshiba AVE Co Ltd
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Publication date
Application filed by Toshiba Corp, Toshiba AVE Co Ltd filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP3157111A priority Critical patent/JPH055562A/ja
Publication of JPH055562A publication Critical patent/JPH055562A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F25REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
    • F25BREFRIGERATION MACHINES, PLANTS OR SYSTEMS; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS
    • F25B2600/00Control issues
    • F25B2600/21Refrigerant outlet evaporator temperature

Landscapes

  • Air Conditioning Control Device (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 負荷が急激に変動した場合においても十分に
早い応答性で希釈度を求め、この希釈度に応じて電子膨
張弁を制御できる空気調和機を提供する。 【構成】 空気調和機は、圧縮器1と凝縮器3と電子膨
張弁4と蒸発器5とを備えている。電子膨張弁4を所定
の過熱度設定値に基づいて制御し、圧縮器1内に設けら
れ潤滑油に溶け込んだ冷媒の割合を示す希釈度を測定す
る希釈度センサ20と、この希釈度センサ20に接続さ
れ希釈度kが第1所定値Kを越えた場合には電子膨張弁
20の過熱度設定値Tを通常の設定値より高く設定し、
希釈度kが第2所定値K−γより低い場合には過熱度設
定値Tを通常の設定値に設定する制御手段12とを有す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、空気調和機に係り、特
に、電子膨張弁を所定の過熱度設定値に基づいて制御す
る空気調和機に関する。
【0002】
【従来の技術】電子膨張弁を用いた従来の空気調和機を
図5を参照して説明する。図5において、矢印は冷房運
転時におけるフロン等の冷媒の流れを表し、符号1は低
圧の気体状態にある冷媒を断熱圧縮する圧縮機を示す。
圧縮機1から排出された高圧常温の気体状態にある冷媒
は、冷房サイクルと暖房サイクルとの切替えをする四方
弁2を介して凝縮器3に送られる。凝縮器3に入った高
圧常温の気体状態にある冷媒は、外部へ放熱し、高圧常
温の液体状態となる。
【0003】凝縮器3から排出される液体状態の冷媒は
電子膨張弁4に入り、ここで冷媒は断熱膨張されて低圧
低温の液体と気体の混合状態になる。この場合、低温の
程度は電子膨張弁4の弁の開度によって制御できる。次
に電子膨張弁4から排出された冷媒は蒸発器5に送られ
る。
【0004】蒸発器5に送られた液体と気体の混合状態
にある冷媒の液体部分は、蒸発器5の入口から出口へ移
動する間に気体状態になる。この際、室内空気等の被冷
却物から潜熱として熱を奪い被冷却物を冷却する。
【0005】次に蒸発器5から排出された冷媒は四方弁
2を介して圧縮機1に戻される。
【0006】一般に蒸発器5の入口において液体状態に
ある冷媒は、蒸発器5の出口へ到達する前に大部分気体
になり、この気体になった冷媒は出口から排出されるま
でにはさらに過熱され。この過熱される度合いである過
熱度は、電子膨張弁4の弁の開度によって制御すること
ができる。
【0007】従来、電子膨張弁4による加熱度設定値は
図5および図6に示すように、蒸発器5における冷媒の
飽和温度を検出する飽和温度検出センサ10と、圧縮機
1に吸入される冷媒の吸入温度を検出するサクション温
度検出センサ11によって得られる検出温度によって制
御されていた。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】一般に、蒸発器5から
排出された冷媒は圧縮機1に戻される際に圧縮機1の潤
滑油の中にいくらか溶け込む。潤滑油に溶け込んだ冷媒
の割合を示す希釈度は、(潤滑油に溶け込んだ冷媒重
量)/(潤滑油に溶け込んだ冷媒重量 + 潤滑油重
量)として定義される。
【0009】希釈度が所定の値より高い場合、すなわち
潤滑油に溶け込んだ冷媒重量が所定値より多い場合は、
圧縮機1の実質的な動作に必要な潤滑油が不足し、圧縮
機1は円滑に作動しにくくなり、停止することがある。
このようなことを避けるために、希釈度が所定の値より
低くする必要がある。
【0010】蒸発器5の過熱度を上げることによって、
蒸発器5から排出される冷媒の中の液体状態として残留
する部分の割合が減少し、潤滑油に溶解しにくい気体状
態の割合が増加し、このことによって希釈度を下げるこ
とができるからである。
【0011】従来、このように希釈度が所定の値より高
くならないようにするために、飽和温度検出センサ10
とサクション温度検出センサ11によって得られる検出
温度によって希釈度を求め、この希釈度の値に応じて電
子膨張弁4の弁の開度を調整して過熱度を制御をしてい
た。
【0012】しかしながら、飽和温度検出センサ10や
サクション温度検出センサ11等の温度センサを介して
希釈度を求める従来のやり方では、空気調和機の負荷が
急激に変動した場合や除霜時の過渡的段階に十分に追従
できないという問題点があった。このために、高い希釈
度における空気調和機の運転を余儀無くされたり、潤滑
油の不足による圧縮機の作動停止の生じるおそれがあっ
た。
【0013】そこで本発明の目的は、上記従来技術が有
する問題点を解消し、負荷が急激に変動した場合におい
ても十分に早い応答性で希釈度を求め、この希釈度に応
じて電子膨張弁を制御できる空気調和機を提供すること
である。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、圧縮機と凝縮器と電子膨張弁と蒸発器と
を備え、前記電子膨張弁を所定の過熱度設定値に基づい
て制御する空気調和機において、前記圧縮機内に潤滑油
に溶け込んだ冷媒の割合を示す希釈度測定用の希釈度セ
ンサを設け、この希釈度センサに希釈度が第1所定値を
越えた場合には前記電子膨張弁の過熱度設定値を通常の
設定値より高く設定し、希釈度が第2所定値より低い場
合には過熱度設定値を通常の設定値に設定する制御手段
を接続したことを特徴とする。
【0015】
【作用】圧縮機内に設けられた希釈度センサによって圧
縮機の潤滑油に溶け込んだ冷媒の割合を示す希釈度を測
定する。この測定された希釈度の値を基に制御手段によ
り次のように電子膨張弁を制御する。測定された希釈度
の値が第1所定値を越えた場合には、蒸発器の加熱度が
通常より高くなるように過熱度設定値を設定し、この過
熱度設定値に応じて電子膨張弁の開度を調節する。ま
た、測定された希釈度の値が第2所定値より低い場合に
は、蒸発器の加熱度が通常の値に戻るように過熱度設定
値を設定してから電子膨張弁の開度を調節する。
【0016】
【実施例】以下本発明による空気調和機の実施例を図1
乃至図4を参照して説明する。
【0017】図1に電子膨張弁を用いた空気調和機をブ
ロック図を示す。図1において、矢印は冷房運転時にお
けるフロン等の冷媒の流れを表す。図5に示した従来の
空気調和機と同一部材には同一の符号を付して示す。
【0018】図1において、圧縮機1は低圧の気体状態
にある冷媒を断熱圧縮する。圧縮機1の内部には、潤滑
油に溶け込んだ冷媒の割合を示す希釈度を測定する希釈
度センサ20が設けられている。
【0019】圧縮機1から排出された高圧常温の気体状
態にある冷媒は、冷房サイクルと暖房サイクルとの切替
えをする四方弁2を介して凝縮器3に送られる。凝縮器
3に入った高圧常温の気体状態にある冷媒は、外部へ放
熱し、高圧常温の液体状態となる。
【0020】凝縮器3から排出される液体状態の冷媒は
電子膨張弁4に入り、ここで冷媒は断熱膨張して低圧低
温の液体と気体の混合状態になる。電子膨張弁4から排
出された冷媒は蒸発器5に送られる。
【0021】蒸発器5に送られた液体と気体の混合状態
にある冷媒の液体部分は、蒸発器5の入口から出口へ移
動する間に、室内空気等の被冷却物から潜熱として熱を
奪い被冷却物を冷却しながら気体状態になる。
【0022】蒸発器5から排出された冷媒は四方弁2を
介して圧縮機1に戻される。
【0023】また蒸発器5には、冷媒の飽和温度を検出
する飽和温度検出センサ10が設けられている。また、
四方弁2から圧縮機1に至る管路には、圧縮機1に吸入
される冷媒の吸入温度を検出するサクション温度検出セ
ンサ11が設けられている。これらの飽和温度検出セン
サ10およびサクション温度検出センサ11は、これら
の検出温度から蒸発器5の加熱度を演算するためのもの
である。
【0024】図2に示すように、希釈度センサ20、飽
和温度検出センサ10およびサクション温度検出センサ
11の出力信号は制御手段としてのマイクロコンピュタ
12のI/O端子に送られる。また、マイクロコンピュ
タ12のI/O端子には電子膨張弁4の制御端子が接続
されている。符号13は電源であり、圧縮機1とマイク
ロコンピュタ12に電流を供給する。
【0025】次に、図3を参照して前述した希釈度セン
サ20について詳細に説明する。
【0026】希釈度センサ20は、平行に並設された銅
板21a、21bおよび21cと、銅板21aと21b
の間および銅板21bと21cの間に嵌設されたテフロ
ン部材22とを有している。また、希釈度センサ20は
銅板21a、21bおよび21cを電極とし、テフロン
部材22を誘電媒質とするコンデンサである。
【0027】各テフロン部材22の間には、銅板21a
と21bに挟まれた孔部23a、および銅板21bと2
1cに挟まれた孔部23bが形成されている。希釈度セ
ンサ20は圧縮機1の潤滑油の中に浸して用いるので、
使用時においてこれらの孔部23a、23bは冷媒の溶
け込んだ潤滑油で充満されている。
【0028】このようなコンデンサを形成する希釈度セ
ンサ20において、潤滑油に溶け込む冷媒の量が変化し
て希釈度が変化すると、孔部23a、23bにおける比
誘電率が変化してコンデンサの容量が変化する。このコ
ンデンサの容量の変化を検出することにより希釈度を求
めることができる。
【0029】次にこのような構成からなる本実施例の作
用について説明する。
【0030】圧縮機1の潤滑油の中に浸された希釈度セ
ンサ20によって希釈度が測定され、この測定結果がマ
イクロコンピュタ12に送られメモリに記憶される。ま
たマイクロコンピュタ12のメモリには、蒸発器5の過
熱度を設定する値である加熱度設定値が記憶されてい
る。
【0031】また、飽和温度検出センサ10およびサク
ション温度検出センサ11による測定結果が、マイクロ
コンピュタ12に送られる。この測定結果から蒸発器5
の実際の加熱度がマイクロコンピュタ12で演算して求
められ、メモリに記憶される。
【0032】次に希釈度センサ20によって測定された
希釈度の値が予め設定された所定の値の範囲にあるか否
かが判定される。
【0033】測定された希釈度の値が所定の値の範囲に
ある場合には、加熱度設定値として通常の値の加熱度設
定値が記憶される。次に飽和温度検出センサ10および
サクション温度検出センサ11による測定結果から求め
られた加熱度がメモリに記憶されている通常の加熱度設
定値と比較して高すぎるか低すぎるかが判断される。蒸
発器5の実際の加熱度が高すぎると判断された場合は、
電子膨張弁4の弁の開度は大きくなるように制御され
る。また蒸発器5の実際の加熱度が低すぎると判断され
た場合は、電子膨張弁4の弁の開度は小さくなるように
制御される。電子膨張弁4の弁の開度を調節する制御信
号はマイクロコンピュタ12から電子膨張弁4の図示し
ない制御端子に送られる。
【0034】一方、希釈度センサ20によって測定され
た希釈度の値が予め設定された所定の値の範囲を越えた
と判定された場合は、メモリに記憶されていた通常の加
熱度設定値は通常の値よりも高い値の加熱度設定値に置
換される。そして、飽和温度検出センサ10およびサク
ション温度検出センサ11による測定結果から求めた加
熱度がこの高い値に設定された加熱度設定値と比較して
高すぎるか低すぎるかが判断される。次に希釈度の測定
値が所定の値の範囲にある場合と同様に、電子膨張弁4
の弁の開度の調節が行われる。
【0035】ここで、希釈度の測定値が所定の値の範囲
を越えた場合に、加熱度設定値を通常の値よりも高い値
の加熱度設定値に置換する理由は次の理由による。すな
わち加熱度設定値を高くして実質的により高い加熱度で
蒸発器5を作動させることにより、蒸発器5から排出さ
れる混合状態にある冷媒のうちの液体状態にある冷媒の
割合を減少させることができる。このように液体状態に
ある冷媒の割合を減少させることにより、希釈度を減少
させることができる。
【0036】次に図4に示すフロ−チャ−トを参照し
て、制御手段としてのマイクロコンピュタ12による制
御手順を説明する。
【0037】図4において電源13がONされた後、ス
テップ(a)において希釈度センサ20による測定値で
ある測定希釈度kを、第1所定値としての予め設定され
た設定希釈度Kと比較する。測定希釈度kが設定希釈度
Kより小さいならば、潤滑油に溶け込んでいる冷媒の割
合は許容範囲にあるので、加熱度設定値Tを変えること
なく通常の値のままにしてステップ(c)に進む。
【0038】一方、測定希釈度kが設定希釈度K以上な
らば、潤滑油に溶け込んでいる冷媒の割合が高すぎて許
容範囲を越えているので、許容範囲の目安となる加熱度
設定値変化幅αを加熱度設定値Tに加えて、T+αを新
たな加熱度設定値Tとして置換し、ステップ(c)に進
む。
【0039】ステップ(c)乃至ステップ(f)におい
ては、飽和温度検出センサ10およびサクション温度検
出センサ11による測定結果から求めた加熱度変化値t
が加熱度設定値Tを中心とする所定範囲にあるか否かが
判定され、この判定結果に基づいて電子膨張弁4の弁の
開度が調節される。
【0040】加熱度の変化の許容範囲の目安である加熱
度変化幅をβとすると、加熱度変化値tがT−βとT+
βの間にある限り電子膨張弁4の弁の開度は変化しな
い。この場合、弁が開いている場合は開いたまま、また
弁が閉じている場合は閉じたままにする。
【0041】ステップ(c)において、加熱度変化値t
がT+β以上であるか否かを判定し、YESの場合はス
テップ(d)で電子膨張弁4の弁を開き、ステップ
(g)に進む。ステップ(c)においてNOの場合は、
ステップ(e)に進む。ステップ(e)においては、加
熱度変化値tがT−βより小さいか否かを判定し、YE
Sの場合はステップ(f)で電子膨張弁4の弁を閉じ、
ステップ(g)に進む。ステップ(e)においてNOの
場合は、ステップ(a)に戻り、再度ステップ(a)に
おいて測定希釈度kを設定希釈度Kと比較する。
【0042】ステップ(g)においては、測定希釈度k
が第2所定値としてのK−γ以下であるかを判定する。
ここで、γは希釈度変化幅であり、測定希釈度kがK−
γとKとの間の範囲にあれば潤滑油の溶け込んだ冷媒の
割合は許容範囲にあるとするものである。測定希釈度k
がK−γ以下の場合はステップ(h)に進む。ステップ
(h)においては、ステップ(b)で設定された通常よ
りも高い値の加熱度設定値Tを通常の加熱度設定値Tに
戻す。一方、測定希釈度kがK−γより小さい場合はス
テップ(c)に戻り、再度加熱度変化値tがT+β以上
であるか否かを判定する。
【0043】上述のように本実施例の構成によれば、早
い応答性を有する希釈度センサ20により直接的に希釈
度を求めるので、空気調和機の負荷が急激に変動した場
合や除霜時の過渡的段階においても十分に早い応答性で
希釈度を求めることができる。
【0044】また、この応答性の早い希釈度センサ20
により求めた希釈度に基づいて、制御手段としてのマイ
クロコンピュタ12により電子膨張弁4の弁の開度を調
節することができるので、希釈度が許容範囲の値よりも
高い場合に、通常より高い加熱度で蒸発器5が作動する
ようにすることができる。そして、空気調和機の負荷が
急激に変動した場合や除霜時の過渡的段階においても十
分に早い応答時間で希釈度を許容範囲の値にすることが
できる。この結果、液バックによる高い希釈度における
空気調和機の運転を抑制することができるとともに、潤
滑油の不足による圧縮機1の作動停止のおそれを防止す
ることができる。
【0045】また、希釈度センサ20はコンデンサを形
成する構成であるので小型にすることができ、容易に圧
縮機1の内部に設置することができる。また、希釈度セ
ンサ20はコンデンサの容量の変化により希釈度を測定
するので、高精度で希釈度を測定することができる。
【0046】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように本発明に
よれば、応答性の早い希釈度センサにより求めた希釈度
に基づいて、制御手段により電子膨張弁の弁の開度を調
節することができるので、希釈度が許容範囲の値よりも
高い場合に、通常より高い加熱度で蒸発器が作動するよ
うにして、空気調和機の負荷が急激に変動した場合や除
霜時の過渡的段階においても十分に早い応答時間で希釈
度を許容範囲の値にすることができる。この結果、高い
希釈度における空気調和機の運転を抑制することが出来
るとともに、潤滑油の不足による圧縮機の作動停止のお
それを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による空気調和機の実施例を示すブロッ
ク図。
【図2】本発明による空気調和機の実施例における制御
手段と希釈度センサの関係を示すブロック図。
【図3】本発明による空気調和機の実施例における希釈
度センサを示す斜視図。
【図4】本発明による空気調和機の実施例における制御
手段による制御手順を示すフロ−チャ−ト図。
【図5】従来の空気調和機を示すブロック図。
【図6】従来の空気調和機における制御手段と圧縮機の
関係を示すブロック図。
【符号の説明】 1 圧縮機 2 四方弁 3 凝縮器 4 電子膨張弁 5 蒸発器 10 飽和温度検出センサ 11 サクション温度検出センサ 12 マイクロコンピュタ 13 電源 20 希釈度センサ 21a、21b、21c 銅板 22 テフロン部材

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】圧縮機と凝縮器と電子膨張弁と蒸発器とを
    備え、前記電子膨張弁を所定の過熱度設定値に基づいて
    制御する空気調和機において、前記圧縮機内に潤滑油に
    溶け込んだ冷媒の割合を示す希釈度測定用の希釈度セン
    サを設け、この希釈度センサに希釈度が第1所定値を越
    えた場合には前記電子膨張弁の過熱度設定値を通常の設
    定値より高く設定し、希釈度が第2所定値より低い場合
    には過熱度設定値を通常の設定値に設定する制御手段を
    接続したことを特徴とする空気調和機。
JP3157111A 1991-06-27 1991-06-27 空気調和機 Pending JPH055562A (ja)

Priority Applications (1)

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JP3157111A JPH055562A (ja) 1991-06-27 1991-06-27 空気調和機

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JP3157111A JPH055562A (ja) 1991-06-27 1991-06-27 空気調和機

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103206820A (zh) * 2013-04-27 2013-07-17 海尔集团公司 防止膨胀阀振荡的膨胀阀开度控制方法
JP2014020613A (ja) * 2012-07-13 2014-02-03 Fujitsu General Ltd 空気調和装置
JP2015190679A (ja) * 2014-03-28 2015-11-02 株式会社富士通ゼネラル 空気調和機
CN106197530A (zh) * 2015-05-08 2016-12-07 丹佛斯(天津)有限公司 测量润滑油稀释度的方法、传感器和检测油位的方法

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