JPH0555490A - バツフア回路 - Google Patents

バツフア回路

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JPH0555490A
JPH0555490A JP3211790A JP21179091A JPH0555490A JP H0555490 A JPH0555490 A JP H0555490A JP 3211790 A JP3211790 A JP 3211790A JP 21179091 A JP21179091 A JP 21179091A JP H0555490 A JPH0555490 A JP H0555490A
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JP
Japan
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voltage
transistor
transistors
gate
circuit
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Application number
JP3211790A
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English (en)
Inventor
Mitsuru Adachi
満 足立
Shoichi Kitagami
尚一 北上
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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  • Metal-Oxide And Bipolar Metal-Oxide Semiconductor Integrated Circuits (AREA)
  • Analogue/Digital Conversion (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 動作電圧範囲を、電源電位から接地電位まで
の広い範囲になし得るとともに、回路素子数を減少させ
る。 【構成】 バッファアンプ59及びこのバッファアンプ59
の入力電圧と基準電圧とを比較する電圧比較器6を備
え、電圧比較器6の出力電圧に応じてバッファアンプ59
の入力側に設けた切換スイッチを切換えてバッファアン
プ59の動作電圧範囲を変更するように構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はワンチップマイクロコン
ピュータに内蔵させるバッファアンプに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】マイクロコンピュータの分野では、シス
テムのワンチップ化がますます要求されてきており、従
来は外部に設けられていた各種のアナログ回路を内蔵さ
せるようになってきている。しかし、マイクロコンピュ
ータの電源(+5V)を使用することから生じる弊害が
少なくない。例えばデジタル/アナログ変換回路の出力
バッファアンプでは、通常、5Vの単一電源で0Vから
5Vまでフルスイングできるバッファアンプを備えるの
は非常に困難であり、フルスイングさせていないのが現
状である。
【0003】しかし、出力バッファアンプを外部に設け
る場合には、電源に例えば±8Vを用意すればすむこと
になる。図1は、マイクロコンピュータと同一チップに
備えた従来のバッファアンプのブロック図である。入力
電圧が入力される入力端子1は、第1バッファアンプ2
の正入力端子+と、第2のバッファアンプ3の正入力端
子+と、電圧比較器6の正入力端子+とに接続される。
【0004】バッファアンプ2の出力端子は、その負入
力端子−と接続され、また切換スイッチ4を介して出力
電圧を出力する出力端子5と接続される。バッファアン
プ3の出力端子はその負入力端子−と接続され、また切
換スイッチ4を介して出力端子5と接続される。電源10
は抵抗7と8との直列回路を介して接地9され、抵抗7
と8との共通接続部は電圧比較器6の負入力端子−と接
続される。電圧比較器6の出力端子は、切換スイッチ4
を切換制御すべく切換スイッチ4と接続される。
【0005】図2、図3、図4及び図5は、夫々第1の
バッファアンプ2、第2のバッファアンプ3、電圧比較
器6及び切換スイッチ4の構成を示す回路図である。こ
れらの回路には、エンハンスメント型MOS トランジスタ
を使用している。
【0006】図2に示すバッファアンプ2は、電源線11
と接地線12との間に、Nチャネルトランジスタ13及びN
チャネルトランジスタ14の直列回路と、Pチャネルトラ
ンジスタ20、Nチャネルトランジスタ18及びNチャネル
トランジスタ15の直列回路とが夫々介装される。Pチャ
ネルトランジスタ20及びNチャネルトランジスタ18の直
列回路には、Pチャネルトランジスタ21及びNチャネル
トランジスタ19の直列回路が並列接続される。
【0007】また、電源線11と接地線12との間には、N
チャネルトランジスタ24及びNチャネルトランジスタ16
の直列回路と、Nチャネルトランジスタ22及びNチャネ
ルトランジスタ17の直列回路とが夫々介装される。トラ
ンジスタ13のゲートは電源線11に、トランジスタ14,15,
16,17 の各ゲートは共通接続されてトランジスタ13と14
との共通接続部に接続される。トランジスタ20,21の各
ゲートは共通接続されて、トランジスタ20と18との共通
接続部に接続される。
【0008】負入力端子−であるトランジスタ18のゲー
トはトランジスタ24のゲート、トランジスタ22と17との
共通接続部及び出力端子25と接続される。トランジスタ
19のゲートは正入力端子+と接続される。トランジスタ
21と19との共通接続部は、キャパシタ23を介してトラン
ジスタ24と16との共通接続部と接続され、また直接にト
ランジスタ22のゲートと接続される。
【0009】このバッファアンプ2におけるトランジス
タ13,14,15,16,17は電流源発生回路であり、トランジス
タ13,14 を流れる電流と等しい電流を、トランジスタ1
5,16,17とトランジスタ18,24,22との共通接続部側から
トランジスタ15,16,17に供給する。
【0010】トランジスタ18,19 とトランジスタ20,21
とトランジスタ15とにより差動増幅回路を構成してお
り、トランジスタ18,19 のゲート間の電圧を増幅してト
ランジスタ21と19との共通接続部へ出力する。トランジ
スタ22,17 は増幅回路を構成しており、差動増幅回路で
増幅した信号を更に増幅する。このように通常は、差動
増幅回路と増幅回路とで2段増幅する。
【0011】キャパシタ23は位相補償を行い発振を抑制
する。トランジスタ24と16とはバッファアンプの出力を
減らすためのバッファ回路である。このような構成によ
り、増幅された最終出力をトランジスタ18のゲート、即
ち負入力端子−へ帰還させることによって差動増幅器と
しての機能が、増幅率1の演算増幅器たるバッファアン
プとして機能する。
【0012】次に図3に示すバッファアンプ3は電源線
11と接地線12との間にPチャネルトランジスタ27と26と
の直列回路と、Pチャネルトランジスタ28とPチャネル
トランジスタ31とNチャネルトランジスタ33との直列回
路が夫々介装される。トランジスタ31と33との直列回路
には、Pチャネルトランジスタ32とNチャネルトランジ
スタ34との直列回路が並列接続される。
【0013】また電源線11と接地線12との間には、Pチ
ャネルトランジスタ29とPチャネルトランジスタ37との
直列回路と、Pチャネルトランジスタ30とNチャネルト
ランジスタ35との直列回路とが夫々介装される。トラン
ジスタ27,28,29,30 の各ゲートは共通接続され、トラン
ジスタ27と26との共通接続部と接続される。
【0014】トランジスタ26のゲートは接地線12と接続
される。負入力端子−たるトランジスタ31のゲートは、
トランジスタ37のゲートと、トランジスタ30と35との共
通接続部と出力端子38とに接続される。トランジスタ3
3,34 の各ゲートは共通接続されて、トランジスタ31と3
3との共通接続部と接続される。
【0015】トランジスタ32のゲートは正入力端子+と
接続される。トランジスタ32と34との共通接続部はキャ
パシタ36を介してトランジスタ29と37との共通接続部と
接続され、また直接にトランジスタ35のゲートと接続さ
れる。
【0016】このバッファ回路3におけるトランジスタ
26,27,28,29,30は電流源発生回路であり、トランジスタ
26,27 を流れる電流と等しい電流をトランジスタ28,29,
30とトランジスタ31,37,35との共通接続部へトランジス
タ28,29,30から供給する。トランジスタ31,32 とトラン
ジスタ33,34 と、トランジスタ28とで差動増幅回路を構
成しており、トランジスタ31,32 のゲート間の電圧を増
幅してトランジスタ34と32との共通接続部へ出力する。
【0017】トランジスタ30,35 は増幅回路を構成して
おり、差動増幅回路で増幅された信号を更に増幅する。
キャパシタ36は位相補償を行い発振を抑制する。トラン
ジスタ37と29とはアンプの出力を減らすためのバッファ
回路である。このような構成により、増幅された最終出
力をトランジスタ31のゲート、即ち負入力端子へ帰還す
ることによって差動増幅器としての機能が、増幅率1の
演算増幅器たるバッファアンプとして機能する。
【0018】図4に示す電圧比較器6は、電源線11と接
地線12との間に、Pチャネルトランジスタ40とPチャネ
ルトランジスタ39との直列回路と、Pチャネルトランジ
スタ41とPチャネルトランジスタ45との直列回路と、P
チャネルトランジスタ42とPチャネルトランジスタ47と
Nチャネルトランジスタ49との直列回路が夫々介装され
る。Pチャネルトランジスタ47とNチャネルトランジス
タ49との直列回路には、Pチャネルトランジスタ48とN
チャネルトランジスタ56との直列回路が並列接続され
る。
【0019】また電源線11と接地線12との間には、Pチ
ャネルトランジスタ43とPチャネルトランジスタ46との
直列回路と、Pチャネルトランジスタ44とNチャネルト
ランジスタ51との直列回路が夫々介装される。トランジ
スタ40,41,42,43,44の各ゲートは共通接続されて、トラ
ンジスタ49と39との共通接続部と接続される。
【0020】トランジスタ39のゲートは接地線12と接続
される。トランジスタ45のゲートは負入力端子−と接続
される。トランジスタ47のゲートはトランジスタ41と45
との共通接続部と接続される。トランジスタ49と56の各
ゲートは共通接続され、トランジスタ47と49との共通接
続部と接続される。トランジスタ48のゲートはトランジ
スタ43と46の共通接続部と接続され、トランジスタ46の
ゲートは正入力端子+と接続される。
【0021】トランジスタ51のゲートはトランジスタ48
と56との共通接続部と接続される。そしてトランジスタ
44と51との共通接続部は出力端子52と接続される。この
電圧比較器6におけるトランジスタ39,40,41,42,43,44
は電流源発生回路であり、トランジスタ39,40 に流れる
電流と等しい電流を、トランジスタ41,42,43,44 からト
ランジスタ41,42,43,44 とトランジスタ45,47,46,51 と
の共通接続部に供給する。
【0022】トランジスタ45,46 はレベルシフト用であ
る。トランジスタ47,48,42とトランジスタ49,50 とで差
動増幅回路を構成している。ここではトランジスタ47,4
8 のゲート間の電圧を増幅してトランジスタ50と48との
共通接続部へ出力する。トランジスタ44,51 は増幅回路
を構成しており、差動増幅回路により増幅された信号を
更に増幅し、出力端子52に出力する。
【0023】次にこの電圧比較器6の動作を説明する。
トランジスタ39,40,41,42,43,44 は電流発生源であり、
トランジスタ39,40 に流れる電流と等しい電流をトラン
ジスタ41,42,43,44 からトランジスタ41,42,43,44 とト
ランジスタ45,47,46,51 との共通接続部に供給する。
【0024】トランジスタ45,46 はレベルシフト用であ
る。トランジスタ47,48,42と、トランジスタ49,50 とで
差動増幅回路を構成している。ここではトランジスタ4
7,48のゲート間の電圧を増幅してトランジスタ50と48と
の共通接続部へ出力する。トランジスタ44,51 は増幅回
路を構成しており、差動増幅回路により増幅された信号
を更に増幅して出力端子52に出力する。
【0025】図5に示す切換スイッチ4は、第1の入力
端子56と出力端子5との間に、トランスミッションゲー
ト53が介装され、第2の入力端子57と出力端子5との間
に、トランスミッションゲート54が介装される。制御信
号入力端子58はトランスミッションゲート53のNチャネ
ルトランジスタ53N のゲート及びトランスミッションゲ
ート54のPチャネルトランジスタ54P のゲートと接続さ
れる。
【0026】また、制御信号入力端子58はインバータ55
を介してトランスミッションゲート53のPチャネルトラ
ンジスタ53P のゲート及びトランスミッションゲート54
のNチャネルトランジスタ54N のゲートと接続される。
【0027】この切換スイッチ4は制御信号入力端子58
に「H」レベルの制御信号が入力されると、トランスミ
ッションゲート53がオンし、トランスミッションゲート
54がオフして第1の入力端子56と出力端子5とが接続さ
れる。一方、制御信号入力端子58に「L」レベルの制御
信号が入力されると、トランスミッションゲート54がオ
ンし、トランスミッションゲート53がオフして第2の信
号入力端子57と出力端子5とが接続される。
【0028】次に図1に示した従来のバッファ回路の動
作電圧範囲を、図2,図3,図4及び図5により説明す
る。先ず、図2に示すバッファアンプの動作電圧範囲を
説明する。電流源であるトランジスタ15は飽和領域で動
作させる必要があるため、ゲート,ソース間電圧から閾
値電圧を差し引いた電圧より、ドレイン電位を下げるこ
とができない。
【0029】いま、ゲート電位がトランジスタ13,14 の
ゲートサイズの調整により1V程度に設定されており、
また閾値電圧が0.8 Vであるとすると、トランジスタ15
のドレイン、即ちトランジスタ15とトランジスタ18と19
との共通接続部の電位は最低0.2 Vまでとなる。
【0030】更に、トランジスタ18と19とが動作するた
めには、両トランジスタのゲート,ソース間電圧が、ト
ランジスタ15によって供給される電流の半分の電流を流
れるだけ必要である。このときのゲート,ソース間電圧
を1Vとする。これによりバッファアンプとしての接地
電位VGND 方向の動作電圧限界は1.2 Vmin となる。ま
たトランジスタ20のドレイン, ソース間電圧は、トラン
ジスタ15によって供給される電流の半分の電流が流れる
際の電圧となる。この電圧を1Vとする。
【0031】トランジスタ18も、また飽和領域で動作す
る必要があるためソース, ドレイン間電圧は、ゲート,
ソース間電圧1Vから閾値電圧0.8 Vを差し引いた電圧
の0.2 V以上となる。つまり、トランジスタ18と15との
共通接続部の電位は、電源電位VCCから1.2 V以下とな
る。
【0032】トランジスタ18のゲート, ソース間電圧は
1Vであるからバッファアンプとしての電源電位VCC方向
の動作電圧限界はVCC−0.2 Vmax となる。これらのこ
とから図2のバッファアンプは接地電位VGND 付近では
使用できない。
【0033】次に図3に示すバッファアンプの動作電圧
範囲を説明する。電流源であるトランジスタ28は飽和領
域で動作させる必要があるため、ゲート, ソース間電圧
から閾値電圧を差し引いた電圧よりもドレイン電位を上
げることができない。いま、ゲート電位はトランジスタ
26及び27のゲートサイズの調整によりVCC−1V程度に
設定されており、また閾値電圧が−0.8 Vであるとする
と、トランジスタ28のドレイン、つまりトランジスタ3
1,32 とトランジスタ28との共通接続部の電位は最高で
CC−0.2 Vまでとなる。
【0034】更にトランジスタ31と32とが動作するため
には両トランジスタのゲート, ソース間電圧がトランジ
スタ28によって供給される電流の半分の電流を流せるだ
け必要である。このときのゲート, ソース間電圧を1V
とする。以上によりバッファアンプとしての電源電位V
CC方向の動作電圧限界はVCC−1.2 Vmax となる。また
トランジスタ33のドレイン, ソース間電圧はトランジス
タ28によって供給される電流の半分の電流が流れる際の
電圧となる。
【0035】このときの電圧を1Vとする。トランジス
タ31もまた飽和領域で動作する必要があるためソース,
ドレイン間電圧はゲート, ソース間電圧1Vから閾値電
圧0.8 Vを差し引いた電圧の0.2 V以上となる。つま
り、トランジスタ31と33との共通接続部の電位は接地電
位VGND から1.2 V以下となる。
【0036】トランジスタ31のゲート, ソース間電圧は
1Vであるからバッファアンプとしての接地電位VGND
方向の動作限界は0.2 Vmin となる。これらのことから
図3のバッファアンプは電源電位VCC付近では使用でき
ない。
【0037】次に図4に示す電圧比較器6の動作を説明
する。トランジスタ45,46 のゲート電圧VIN(−)、V
IN(+)が等しいときは、トランジスタ47,48 のソー
ス, ゲート電圧も等しいため、トランジスタ47と48とを
流れる電流は等しい。したがって、トランジスタ50と48
との共通接続部の電位はトランジスタ49と47との共通接
続部の電位と等しい値となる。
【0038】トランジスタ45のゲート電圧VIN(−)が
トランジスタ46のゲート電圧VIN(+)より低いとき、
トランジスタ47のゲート, ソース間電圧はトランジスタ
48のゲート, ソース間電圧より高いためトランジスタ48
よりもトランジスタ47を流れる電流の方が大きい。した
がって、トランジスタ48から流出する電流よりもトラン
ジスタ50が流入させ得る電流の方が大きいため、トラン
ジスタ50は非飽和領域に入り、トランジスタ50のドレイ
ン電圧、即ちトランジスタ51のゲート電圧は略0Vにな
る。これによりトランジスタ51はオフし、出力端子52は
略VCCになる。
【0039】トランジスタ45のゲート電圧VIN(−)
が、トランジスタ46のゲート電圧VIN(+)より高いと
き、トランジスタ47のゲート, ソース間電圧はトランジ
スタ48のゲート, ソース間電圧より低いためトランジス
タ47よりもトランジスタ48を流れる電流の方が大きい。
したがってトランジスタ48から流出する電流の方が、ト
ランジスタ50が流入させ得る電流よりも大きいため、ト
ランジスタ48は非飽和領域に入り、トランジスタ50のド
レイン電圧、即ちトランジスタ51のゲート電圧は略電源
電位VCCになる。
【0040】これによりトランジスタ51オンし、出力端
子52は略0Vになる。したがって、VIN(−)<V
IN(+)のとき、出力端子52は「H」レベルに、V
IN(−)>VIN(+)のとき、出力端子52は「L」レベ
ルになる。このような動作により、接地電位VGND 付近
(0.2V)から電源電位VCC付近(VCC−0.2)までの電圧
をバッファリングしようとすると、電源電位VCC付近
(VCC−0.2)まで動作するバッファアンプと、接地電位
GND 付近(0.2V)まで動作するバッファアンプとを備
えて、図4に示すように択一的に切換えて使用すること
になる。
【0041】図1に示すバッファ回路においては、電圧
比較器6の負入力端子−を電源10の電位VCCを抵抗7,
8で分圧した基準電圧VCC/2に設定してある。入力端子
1にVCC/2以下の電圧が入力されたとき、電圧比較器6
は基準電圧VCC/2と入力端子1の入力電圧とを比較し、
その結果、切換スイッチ4に「L」レベルの信号を出力
する。
【0042】切換スイッチ4は「L」レベルの信号入力
により、バッファアンプ3の出力を出力端子5に出力す
るよう切換わる。一方、入力端子1に基準電圧VCC/2以
上の電圧が入力されたとき、電圧比較器6は基準電圧V
CC/2と入力端子1の電圧とを比較し、その結果、切換ス
イッチ4に「H」レベルの信号を出力する。切換スイッ
チ4は「H」レベルの信号入力によりバッファアンプ2
の出力を出力端子5に出力するよう切換わる。即ち、入
力電圧に応じてバッファアンプ2の出力とバッファアン
プ3の出力とを択一的に選択して、接地電位VGND 付近
から電源電位VCC付近までの電圧のバッファリングを可
能にしている。
【0043】
【発明が解決しようとする課題】しかし乍ら、従来のバ
ッファ回路は前述したように2組のバッファアンプを必
要とするから回路素子数が極めて多い。そのため多くの
バッファ回路を用いる場合には、回路が複雑化し、回路
素子の数を無視できないという問題がある。本発明は斯
かる問題に鑑み、回路素子数が少ないバッファ回路を提
供することを目的とする。
【0044】
【課題を解決するための手段】本発明に係るバッファ回
路は、バッファアンプの入力側にバッファアンプの入力
電圧と第1所定電圧とを比較する電圧比較器の出力電圧
に応じて切換わる切換手段を備え、この切換手段により
前記入力電圧及び第2所定電圧に択一的に切換えること
によりバッファアンプの動作電圧範囲を変更可能に構成
する。
【0045】
【作用】バッファアンプの入力電圧が第1所定電圧以下
になると電圧比較器の出力電圧が反転し、切換手段は入
力電圧側に切換わり、バッファアンプの動作電圧範囲は
接地電位付近までになる。入力電圧が第1所定電圧以上
になると電圧比較器の出力電圧が反転し、切換手段は第
2所定電圧側に切換わりバッファアンプの動作電圧範囲
は電源電位付近までになる。これにより、1組のバッフ
ァアンプを用いて、動作電圧範囲を広くできる。
【0046】
【実施例】以下本発明をその実施例を示す図面により詳
述する。図6は本発明に係るバッファ回路の構成を示す
ブロック図である。入力電圧を入力する入力端子1はバ
ッファアンプ59の正入力端子+と、電圧比較器6の正入
力端子+と接続される。バッファアンプ59の出力端子
は、その負入力端子−及び出力端子5と接続される。電
源電位VCCの電源10は抵抗7と8との直列回路を介して
接地9される。抵抗7と8との共通接続部は電圧比較器
6の負入力端子−と接続され、その出力端子はバッファ
アンプ59の後述する切換スイッチ66,67 の制御信号入力
端子58と接続される。
【0047】電圧比較器6は図4に示した同様の回路で
構成される。図7はバッファアンプ59の構成を示す回路
図である。電源線11と接地線12との間には、Pチャネル
トランジスタ27とPチャネルトランジスタ26との直列回
路と、Pチャネルトランジスタ60とNチャネルトランジ
スタ61との直列回路と、Nチャネルトランジスタ64とN
チャネルトランジスタ62との直列回路と、Pチャネルト
ランジスタ28とPチャネルトランジスタ31とNチャネル
トランジスタ33との直列回路とが夫々介装される。
【0048】Pチャネルトランジスタ31とNチャネルト
ランジスタ33との直列回路には、Pチャネルトランジス
タ32とNチャネルトランジスタ34との直列回路が並列接
続される。また電源線11と接地線12との間には、Nチャ
ネルトランジスタ65とNチャネルトランジスタ63との直
列回路と、Pチャネルトランジスタ29とPチャネルトラ
ンジスタ37との直列回路と、Pチャネルトランジスタ30
とNチャネルトランジスタ35との直列回路とが夫々介装
される。
【0049】トランジスタ27,60,28,29,30の各ゲートは
共通接続されてトランジスタ27と26との共通接続部と接
続される。トランジスタ26のゲートは接地線12と接続さ
れる。トランジスタ61,62,63の各ゲートは共通接続さ
れ、トランジスタ60と61との共通接続部と接続される。
トランジスタ64のゲートは、切換スイッチ66を介してト
ランジスタ31のゲートと接続され、また直接に出力端子
38とトランジスタ37のゲートと、トランジスタ30と35と
の共通接続部とに接続される。トランジスタ31のゲート
はまた切換スイッチ66を介してトランジスタ64と62との
共通接続部と接続される。
【0050】トランジスタ33,34 の各ゲートは共通接続
され、トランジスタ31と33との共通接続部と接続され
る。トランジスタ32のゲートは、切換スイッチ67を介し
て正入力端子68 (+) 及びトランジスタ65のゲートと接
続され、また切換スイッチ67を介してトランジスタ65と
63との共通接続部と接続される。トランジスタ32と34と
の共通接続部は、キャパシタ36を介してトランジスタ29
と37との共通接続部と接続され、また直接にトランジス
タ35のゲートと接続される。
【0051】前記切換スイッチ66,67 には、図5に示し
た切換スイッチ4を用いる。切換スイッチ66では、切換
スイッチ4(図5参照)の出力側(出力端子5と接続す
る側)をトランジスタ31のゲートと、第1の入力端子56
をトランジスタ64と62との共通接続部と、第2の入力端
子57を出力端子38及びトランジスタ64のゲートと接続さ
れる。
【0052】一方、切換スイッチ67では、切換スイッチ
4(図5参照)の出力側(出力端子5と接続する側)を
トランジスタ32のゲートと、第1の入力端子56をトラン
ジスタ65と63との共通接続部と、第2の入力端子57を正
入力端子+及びトランジスタ65のゲートと接続される。
【0053】前記トランジスタ26,27,60,28,29,30 及び
トランジスタ61,62,63は電流源発生回路であり、トラン
ジスタ26,27,60,61 を流れる電流と等しい電流を、トラ
ンジスタ62,63 及びトランジスタ28,29,30に供給する。
トランジスタ28,31,32及びトランジスタ33,34 は差動増
幅回路を構成しており、トランジスタ31,32 のゲート間
の電圧を増幅してトランジスタ32と34との共通接続部へ
出力する。
【0054】キャパシタ36は位相補償を行って発振を抑
制する。トランジスタ30,35 は増幅回路を構成してお
り、前記差動増幅回路で増幅された電圧を更に増幅す
る。トランジスタ37及び29はアンプの出力容量を減らす
ためのバッファ回路である。
【0055】図8は切換スイッチ66,67 を第2の入力端
子57,57 側に切換えたときのバッファアンプ59の等価回
路図であり、図7に示すバッファアンプ59からトランジ
スタ60,61,64,62,65,63 を除いており、それ以外の構成
部分は図7に示すバッファアンプ59と同様に構成されて
いる。そして同一構成部分には同符号を付している。
【0056】図9は切換スイッチ66,67 を第1の入力端
子56,56 側に切換えたときのバッファアンプ59の等価回
路図であり、図7に示すバッファアンプ59と同様に構成
されている。そして同一構成部分には同符号を付してい
る。
【0057】次にこのように構成したバッファアンプ59
の動作を説明する。電圧比較器6(図6参照)の負入力
端子−には、抵抗7,8により電源10の電位VCCを分圧
した基準電位VCC/2が入力されている。いま、入力端子
1に基準電位VCC/2以下の電位が与えられると、図4に
よって前述したように電圧比較器6の出力端子52の出力
電圧は「L」レベルになる。
【0058】この出力電圧が切換スイッチ66,67 に用い
ている切換スイッチ4の制御信号入力端子58 (図5参
照)に入力されて、トランスミッションゲート54がオン
し、53がオフしてトランジスタ31のゲートと出力端子38
とを接続し、またトランジスタ32のゲートと正入力端子
68 (+) とを接続する。
【0059】これによって図7に示すバッファアンプは
図8に示す等価回路で表される。そして図8に示すバッ
ファアンプの等価回路は、従来のバッファ回路に用いた
図3に示す第1のバッファアンプと等しい回路となる。
したがって、図8に示すバッファアンプは略接地電位付
近(≒0.2 V)までの動作が可能となる。
【0060】次に、入力端子1に基準電位VCC/2以上の
電位が与えられた場合、電圧比較器6の出力電圧は
「H」レベルになる。この出力電圧が切換スイッチ66,6
7 に用いている切換スイッチ4の制御信号入力端子58
(図5参照)に入力されて、トランスミッションゲート
53がオンし、54がオフする。そして切換スイッチ66はト
ランジスタ31のゲートと、トランジスタ64と62との共通
接続部とを接続し、切換スイッチ67はトランジスタ32の
ゲートと、トランジスタ65と63との共通接続部とを接続
する。
【0061】これによって図7に示すバッファアンプは
図9に示す等価回路で表される。ここで電流源であるト
ランジスタ28を、飽和領域で動作させる必要があるた
め、そのゲート, ソース間電圧から閾値電圧を差し引い
た電圧よりもドレイン電圧を高くすることができない。
いま、ゲート電圧は図8に示す場合と同様にVCC−1V
程度に設定しており、また閾値電圧が−0.8 Vであると
すると、トランジスタ28と、トランジスタ31,32 との共
通接続部の電圧は最高VCC−0.2 Vまでとなる。
【0062】トランジスタ31,32 が動作するためのゲー
ト, ソース間電圧を1Vとするとトランジスタ31,32 の
ゲート電圧即ち、トランジスタ64と62との共通接続部及
びトランジスタ65と63との共通接続部の各電圧はVCC
1.2 Vまでとなる。更に、トランジスタ64,65 が動作す
るためのゲート, ソース間電圧を1Vとすると、トラン
ジスタ64,65 のゲート電圧はVCC−0.2 Vまでとなる。
【0063】つまり、図9に示す等価回路のバッファア
ンプの電源電位VCC方向の動作電圧限界はVCC−0.2 V
max となり、略電源電位VCC付近までの動作が可能とな
る。以上詳述したように図6のバッファ回路は入力電圧
に応じてバッファアンプの入力を、入力電圧又はトラン
ジスタ65と63との共通接続部の電圧に切換えることによ
り、接地電位VGND 付近の電位から電源電位VCC付近の
電位までのバッファリングが可能になる。
【0064】なお、本実施例ではMOS トランジスタを用
いた場合について説明したが、バイポーラトランジスタ
を用いた場合でも同様の効果が得られるのは言うまでも
ない。またバッファアンプの回路型式に限定されるもの
ではない。
【0065】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、1
組のバッファアンプを用いて、その動作電圧範囲を広く
することができ、切換手段のみが僅かに増加するだけ
で、他の回路素子を大幅に減少させることができる。し
たがって、回路が複雑化せず、半導体集積回路に用いる
のに適したバッファ回路を提供できる優れた効果を奏す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来のバッファ回路の構成を示すブロック図で
ある。
【図2】図1における一方のバッファアンプの回路図で
ある。
【図3】図1における他方のバッファアンプの回路図で
ある。
【図4】図1における電圧比較器の回路図である。
【図5】図1における切換スイッチの回路図である。
【図6】本発明に係るバッファ回路の構成を示すブロッ
ク図である。
【図7】図6におけるバッファアンプの回路図である。
【図8】切換スイッチを一側に切換えたときのバッファ
アンプの等価回路図である。
【図9】切換スイッチを他側に切換えたときのバッファ
アンプの等価回路図である。
【符号の説明】
1 入力端子 5 出力端子 6 電圧比較器 7,8 抵抗 10 電源 26,27,28,29,30,31,32,37 Pチャネルトランジスタ 59 バッファアンプ 33,34,35,60,61,62,63,64,65 Nチャネルトランジスタ 66,67 切換スイッチ
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成4年6月5日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0011
【補正方法】変更
【補正内容】
【0011】キャパシタ23は位相補償を行い発振を抑制
する。トランジスタ24と16とはバッファアンプの出力
を減らすためのバッファ回路である。このような構成
により、増幅された最終出力をトランジスタ18のゲー
ト、即ち負入力端子−へ帰還させることによって差動増
幅器としての機能が、増幅率1の演算増幅器たるバッフ
ァアンプとして機能する。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0017
【補正方法】変更
【補正内容】
【0017】トランジスタ30,35 は増幅回路を構成して
おり、差動増幅回路で増幅された信号を更に増幅する。
キャパシタ36は位相補償を行い発振を抑制する。トラン
ジスタ37と29とはアンプの出力容量を減らすためのバッ
ファ回路である。このような構成により、増幅された最
終出力をトランジスタ31のゲート、即ち負入力端子へ帰
還することによって差動増幅器としての機能が、増幅率
1の演算増幅器たるバッファアンプとして機能する。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0018
【補正方法】変更
【補正内容】
【0018】図4に示す電圧比較器6は、電源線11と接
地線12との間に、Pチャネルトランジスタ40とPチャネ
ルトランジスタ39との直列回路と、Pチャネルトランジ
スタ41とPチャネルトランジスタ45との直列回路と、P
チャネルトランジスタ42とPチャネルトランジスタ47と
Nチャネルトランジスタ49との直列回路が夫々介装され
る。Pチャネルトランジスタ47とNチャネルトランジス
タ49との直列回路には、Pチャネルトランジスタ48とN
チャネルトランジスタ50との直列回路が並列接続され
る。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0019
【補正方法】変更
【補正内容】
【0019】また電源線11と接地線12との間には、Pチ
ャネルトランジスタ43とPチャネルトランジスタ46との
直列回路と、Pチャネルトランジスタ44とNチャネルト
ランジスタ51との直列回路が夫々介装される。トランジ
スタ40,41,42,43,44の各ゲートは共通接続されて、トラ
ンジスタ40と39との共通接続部と接続される。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0020
【補正方法】変更
【補正内容】
【0020】トランジスタ39のゲートは接地線12と接続
される。トランジスタ45のゲートは負入力端子−と接続
される。トランジスタ47のゲートはトランジスタ41と45
との共通接続部と接続される。トランジスタ49と50の各
ゲートは共通接続され、トランジスタ47と49との共通接
続部と接続される。トランジスタ48のゲートはトランジ
スタ43と46の共通接続部と接続され、トランジスタ46の
ゲートは正入力端子+と接続される。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0021
【補正方法】変更
【補正内容】
【0021】トランジスタ51のゲートはトランジスタ48
50との共通接続部と接続される。そしてトランジスタ
44と51との共通接続部は出力端子52と接続される。この
電圧比較器6におけるトランジスタ39,40,41,42,43,44
は電流源発生回路であり、トランジスタ39,40 に流れる
電流と等しい電流を、トランジスタ41,42,43,44 からト
ランジスタ41,42,43,44 とトランジスタ45,47,46,51 と
の共通接続部に供給する。
【手続補正7】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図4
【補正方法】変更
【補正内容】
【図4】

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力電圧を差動増幅するバッファアンプ
    の動作電圧範囲を、入力電圧と第1所定電圧とを比較す
    る電圧比較器の出力電圧に応じて変更するバッファ回路
    において、 前記バッファアンプの入力側に、前記入力電圧及び第2
    所定電圧に択一的に切換える切換手段を備え、該切換手
    段を前記電圧比較器の出力電圧に応じて切換えることに
    より、バッファアンプの動作電圧範囲を変更する構成に
    してあることを特徴とするバッファ回路。
JP3211790A 1991-08-23 1991-08-23 バツフア回路 Pending JPH0555490A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7176608B2 (en) 2003-10-24 2007-02-13 Denso Corporation Spark plug
US7183702B2 (en) 2004-01-30 2007-02-27 Denso Corporation Spark plug with high insulation properties and high capability to ignite air-fuel mixture
KR100834038B1 (ko) * 2007-01-04 2008-05-30 램스웨이 주식회사 저 왜곡 반전증폭회로 및 그 반전증폭회로를 이용한아날로그 신호처리장치
KR100858314B1 (ko) * 2006-12-28 2008-09-11 (주)위더스비젼 저 왜곡 반전 증폭회로
JP2013532914A (ja) * 2011-01-06 2013-08-19 旭化成エレクトロニクス株式会社 レベルシフタを備えたループフィルタバッファ

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