JPH0555402U - マルチカラーフラットランプ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【構成】 ホルダ１内面の下方のほぼ半分は段付に口径
が縮小されて図示しない電池及び配線収容室１ａが形成
されるとともに、該段部１ａ1 に発光色の異なる例えば
白色のＬＥＤ２ａ1 ，赤色のＬＥＤ２ａ2 及び緑色のＬ
ＥＤ２ａ3 が少なくとも１個挿着された基板２が配設さ
れ、該ＬＥＤ２ａ1 ，ＬＥＤ２ａ2 及びＬＥＤ２ａ3 の
一対の脚には図示しない電池から電池及び配線収容室１
ａ側面に装着されたＯＮ，ＯＦＦのスイッチ１ｂ1 ，１
ｂ2 及び１ｂ3 をそれぞれ経由して接続されている。
ホルダ１の内面上方には雌ねじ１ｃが形成されるととも
に、該雌ねじ１ｃに下方外面に雄ねじ３ａが形成された
合成樹脂からなる透明のカバー３が螺合され、ホルダ１
の底板１ｄの外面には、簡易接着手段たる吸盤４ａを有
する吸着盤４が接着されている。 【効果】 発光体が多色に且つ選択的に発光するととも
に、簡便に被取付物へ取付けられるので、ランドセル，
自転車，自動車のリヤパネル，危険物等に簡便に取り付
けられるマルチカラーフラットランプを特長とする。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

本考案は、識別用又は警告用等に使用する表示灯具に関するものである。

【０００２】

【従来の技術】

図３は従来例の灯具ａの縦断面図である。 図３において、ホルダｂに挿着された図示しないソケットにランプｃは挿着さ れるとともに、該ランプｃの上は透明カバーｄで覆われ該透明カバーｄは更に前 記ホルダｂに螺着されている。 ホルダｂの側端には取付け孔ｂ1 が形成され、ビスｅにより該ホルダｂの被取 付物への係止手段を構成している。

【０００３】 従来例は上記のように構成されているので、使用時においては、ビスｅを前記 取付け孔ｂ1 に挿通して、被取付物へ固定するとともに、ホルダｂを貫通してリ ード線を前記ソケットに接続してランプｃの中心電極と側面電極に所定の電流を 流し、ランプｃの発光をカバーｄを透視して視認するものである。 従って、従来例の灯具は簡単に被取付物へ取付けられず、発光色が１色であり 、特に腕章型照明やランドセル等には簡便に取り付けられない欠点があった。

【０００４】

【考案が解決しようとする課題】

本考案は、上記した点に鑑み、識別用又は警告用等に使用する表示灯具におい て、多色に且つ選択的に発光するとともに、簡便に被取付物へ取付けられる表示 灯具を提供することを目的とする。

【０００５】

【課題を解決するための手段】

上記の目的を達成するために、本考案は、ホルダに装着された発光体を透明カ バーで覆設された灯具において、異なる発光色のＬＥＤからなる発光体を前記ホ ルダに装着するとともに、該発光色の異なるＬＥＤにそれぞれ接続される電池か らの回路にスイッチ手段を設けた構成を採用した。 さらに、ホルダに装着された発光体を透明カバーで覆設された灯具において、 異なる発光色のＬＥＤからなる発光体を前記ホルダに装着するとともに、該発光 色の異なるＬＥＤにそれぞれ接続される電池からの回路にスイッチ手段を設け、 前記ホルダに簡易接着手段を設けた構成を採用した。

【０００６】

【作用】

ホルダに装着された発光体を透明カバーで覆設された灯具において、異なる発 光色のＬＥＤからなる発光体を前記ホルダに装着するとともに、該発光色の異な るＬＥＤにそれぞれ接続される電池からの回路にスイッチ手段を設けた構成を採 用したので、例えば赤色のＬＥＤを選択して発光したり、緑色のＬＥＤを選択し て発光したり所望の色の発光が選択的に出来る。 また、ホルダに簡易接着手段を設けたので、殆どの被取付物へ簡便に取付けら れる。

【０００７】

【実施例】

図１は本考案による表示灯具たる第１実施例のマルチカラーフラットランプＡ の分解斜視図である。 図１において、マルチカラーフラットランプＡは、空盒状のホルダ１内面の下 方のほぼ半分は段付に口径が縮小されて図示しない電池及び配線収容室１ａが形 成されるとともに、該段部１ａ1 に発光色の異なる例えば白色のＬＥＤ２ａ1 ， 赤色のＬＥＤ２ａ2 及び緑色のＬＥＤ２ａ3 が少なくとも１個挿着された基板２ が配設され、該ＬＥＤ２ａ1 ，ＬＥＤ２ａ2 及びＬＥＤ２ａ3 の一対の脚には図 示しない電池から電池及び配線収容室１ａ側面に装着されたスイッチ手段たるＯ Ｎ，ＯＦＦのスイッチ１ｂ1 ，１ｂ2 及び１ｂ3 をそれぞれ経由して接続されて いる。

【０００８】 ホルダ１の内面上方には雌ねじ１ｃが形成されるとともに、該雌ねじ１ｃに下 方外面に雄ねじ３ａが形成された合成樹脂からなる透明のカバー３が螺合されて いて、ホルダ１の底板１ｄの外面には、簡易接着手段たる吸盤４ａを有する吸着 盤４が接着されている。 本考案による第１実施例は上記のように構成されているので、使用時には、表 面が平滑な被取付物へホルダ１の底面の吸盤４ａを押圧して簡単に取り付け、該 マルチカラーフラットランプＡを白色に発光したいときは、スイッチ１ｂ1 を押 して該スイッチ１ｂ1 を閉成して白色のＬＥＤ２ａ1 に図示しない電池からの電 流を供給してやれば該マルチカラーフラットランプＡは白色に発光し続ける。

【０００９】 白色の発光を止めたいときは、スイッチ１ｂ1 をもう一度押すことによりスイ ッチ１ｂ1 は開成して、図示しない電池からの電流はＯＦＦとなり発光は停止す る。 赤色又は緑色についてもそれぞれスイッチ１ｂ2 又は１ｂ3 を前記白色の発光 と同様に操作すれば良いので説明は省略する。 次に、本考案による第２実施例について、図２（Ａ）に基づき説明する。 図２（Ａ）は本考案による第２実施例のマルチカラーフラットランプＡ2 の側 面図であるが、４2 は簡易接着手段たる磁石であり、該磁石４2 がホルダ１2 の 底板外面に接着されている他は第１実施例と同様の構成である。

【００１０】 第２実施例のマルチカラーフラットランプＡ2 は上記のように構成されている ので、使用時には、鉄板等からなる被取付物へホルダ１2 の底面を載置するのみ で前記磁石４2 と被取付物の鉄板等と磁気誘導により相互に吸引して係止される 。 次に、本考案による第３実施例について、図２（Ｂ）に基づき説明する。 図２（Ｂ）は本考案による第３実施例のマルチカラーフラットランプＡ3 の側 面図であるが、４3 は簡易接着手段たるマジックテープであり、該マジックテー プ４3 がホルダ１3 の底板外面に接着されている他は第１実施例と同様の構成で ある。

【００１１】 第３実施例のマルチカラーフラットランプＡ3 は上記のように構成されている ので、使用時には、他のマジックテープを接着した被取付物へホルダ１3 の底面 のマジックテープ４3 を押し付けるのみで前記マジックテープ４3 と被取付物の 他のマジックテープとが等と接着して係止される。 次に、本考案による第４実施例について、図２（Ｃ）に基づき説明する。 図２（Ｃ）は本考案による第４実施例のマルチカラーフラットランプＡ4 の側 面図であるが、４4 は簡易接着手段たる板ばねクリップであり、該板ばねクリッ プ４4 の一方の端部がホルダ１4 の底板外面に接着されている他は第１実施例と 同様の構成である。

【００１２】 第４実施例のマルチカラーフラットランプＡ4 は上記のように構成されている ので、使用時には、被取付物へホルダ１4 の底面の板ばねクリップ４4 の他方の 端部を差し込んで係止される。 次に、本考案による第５実施例について、図２（Ｄ）に基づき説明する。 図２（Ｄ）は本考案による第５実施例のマルチカラーフラットランプＡ5 の側 面図であるが、４5 は簡易接着手段たる両面接着テープであり、該両面接着テー プ４5 の一方の接着面がホルダ１5 の底板外面に接着されている他は第１実施例 と同様の構成である。

【００１３】 第５実施例のマルチカラーフラットランプＡ5 は上記のように構成されている ので、使用時には、被取付物へホルダ１5 の底面の両面接着テープ４5 の接着面 の被覆を剥がして押し付けるのみで被取付物と該マルチカラーフラットランプＡ 5 のホルダ１5 とが接着して係止される。

【００１４】 次に、本考案による第６実施例について、図２（Ｅ）に基づき説明する。 図２（Ｅ）は本考案による第６実施例のマルチカラーフラットランプＡ6 の側 面図であるが、４6 は簡易接着手段たるゴムバンドであり、該ゴムバンド４6 は ホルダ１6 の底板外面に形成された挿通孔１6 ′に挿通されている他は第１実施 例と同様の構成である。 第６実施例のマルチカラーフラットランプＡ6 は上記のように構成されている ので、使用時には、被取付物たる人の腕を前記ゴムバンド４6 に挿通してマルチ カラーフラットランプＡ6 は腕章替わりに腕外面に係止される。

【００１５】 なお、本考案による実施例においては、各発光体たるＬＥＤがスイッチ手段に より連続点灯するが、回路に電流の断続手段を付加して点滅点灯としても良い。

【００１６】

【考案の効果】

本考案は上記したように、識別用又は警告用等に使用する表示灯具において、 発光体が多色に且つ選択的に発光するとともに、簡便に被取付物へ取付けられる ので、ランドセル，自転車，自動車のリヤパネル，危険物等に簡便に取り付けら れるマルチカラーフラットランプを特長とする。 又、夜間スキー等においてインストラクタの腕に緑の発光の識別表示をしたり 、救護員に赤の発光の識別表示をしたり極めて効果的である。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案による第１実施例の分解斜視図である。

【図２】（Ａ）は本考案による第２実施例の側面図であ
る。（Ｂ）は本考案による第３実施例の側面図である。
（Ｃ）は本考案による第４実施例の側面図である。
（Ｄ）は本考案による第５実施例の側面図である。
（Ｅ）は本考案による第６実施例の側面図である。

【図３】従来例の縦断面図である。

【符号の説明】

Ａ マルチカラーフラットランプ １ ホルダ １ｂ1 ，１ｂ2 ，１ｂ3 スイッチ ２ 基板 ２ａ1 ，２ａ2 ，２ａ3 ＬＥＤ ３ カバー ４ 吸着盤

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.⁵ 識別記号 庁内整理番号 ＦＩ 技術表示箇所 Ｇ０８Ｂ 5/36 Ｋ 6376−5Ｇ Ｇ０９Ｆ 13/20 Ｇ 7319−5Ｇ Ｈ０１Ｌ 33/00 Ｈ 8934−4Ｍ

Claims (2)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 ホルダに装着された発光体を透明カバー
   で覆設された灯具において、異なる発光色のＬＥＤから
   なる発光体を前記ホルダに装着するとともに、該発光色
   の異なるＬＥＤにそれぞれ接続される電池からの回路に
   スイッチ手段を設けたことを特徴とするマルチカラーフ
   ラットランプ。
2. 【請求項２】 ホルダに装着された発光体を透明カバー
   で覆設された灯具において、異なる発光色のＬＥＤから
   なる発光体を前記ホルダに装着するとともに、該発光色
   の異なるＬＥＤにそれぞれ接続される電池からの回路に
   スイッチ手段を設け、前記ホルダに簡易接着手段を設け
   たことを特徴とするマルチカラーフラットランプ。