JPH0555379B2 - - Google Patents

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JPH0555379B2
JPH0555379B2 JP8435443A JP3544384A JPH0555379B2 JP H0555379 B2 JPH0555379 B2 JP H0555379B2 JP 8435443 A JP8435443 A JP 8435443A JP 3544384 A JP3544384 A JP 3544384A JP H0555379 B2 JPH0555379 B2 JP H0555379B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
container
stopper
flexible
compartment
wall
Prior art date
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Application number
JP8435443A
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English (en)
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JPS59209535A (ja
Inventor
Erisu Raakin Maaku
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Abbott Laboratories
Original Assignee
Abbott Laboratories
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Filing date
Publication date
Application filed by Abbott Laboratories filed Critical Abbott Laboratories
Publication of JPS59209535A publication Critical patent/JPS59209535A/ja
Publication of JPH0555379B2 publication Critical patent/JPH0555379B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、容器の外側より手動操作し、二つの
区画の内容物を混合する部材を備えた二区画に仕
切られた容器に関する。更に特には、標準の食塩
溶液、デキストロース又は水の様な標準的稀釈剤
を入れた可撓性容器の一部分となつている添加物
容器に関する。かくて、予め定められた量の粉末
化したか液体の形の薬剤を添加物移送部材の起動
に依り、稀釈剤に添加し、得られる溶液を患者
(客体)に非経口的に投与することが可能である。
それらを後刻混ぜ合せることが可能な方法で異
なる二種以上の成分を別々に収容するために、単
一容器に別個の区画を設ける装置はNitardyへの
米国特許第2176923号、Davies等への米国特許第
3290017号及びBurke等への米国特許第3532254号
に記載されている。これらの装置は、混合すべき
二成分間を(混合迄)有効にシール(密封)して
おくことが出来ないという欠点がある。その上、
室間のバリヤーは厳しい取扱い及び輸送状況に充
分に耐えることが出来ず、水分が早々と無くなる
か乾燥した薬剤へと水分が漏れて来易い。保健衛
生の立場で使用される容器に関しては、無菌状態
を維持する必要がある。構成は単純であるが、先
行技術に見られる装置の部品の排列は、完全に無
菌の環境で全装置を組立てなければ、殺菌を困難
としている。かゝる製造方法は極めて高価なもの
である。
薬剤の小瓶を組合わせ且つ当初から可撓性容器
のエツジ部分を構成するか又は後刻それの内に収
容させ且つ固締することを特徴とする(二成分
を)保存し且つ薬剤を小瓶から溶液の容器へと移
送するための二区画に仕切つた容器は先行技術の
どこに於ても入手不可能である。混合前には薬剤
と稀釈剤を全く濡れ合うことなく隔離するための
多段の水分の隔膜シールのため条件を提供する二
区画に仕切つた容器内で添加剤容器を移送する機
構も先行技術は提供していない。先行技術は、単
一容器系で一つの区画の内容物を他の区画から一
時的にシーリングする単一の栓型の部材を明確に
指向している。ストツパーと小瓶との組合わせ
を、カバー又はストツパー取外し部材及びスリー
ブと組合わせで使用することに依り、二つの区画
間に多段の流体を通さぬか又は水分の隔膜シーリ
ングを確立する多段の条件を提供する。
従つて、先行技術の前記及びその他の欠点の影
響を受けない手動操作の二つの区画に仕切つた容
器(以下“二区画容器”と略記する)を提供する
ことが本発明の第一の利点である。実質上化学的
作用の無い、軽量でとてもコンパクトな手動操作
可能な二区画容器の提供が本発明の第二の利点で
ある。更に、二つの容器の内容物の迅速混合を提
供する手動操作可能な二区画容器の提供が本発明
の第三の利点である。本発明のその他の目的及び
利点は記述が進むにつれて明らかとなろう。
可撓性外側容器のエツジ部か又は管状口かの形
の側壁部材が外側容器の内側に位置するストツパ
ー取外し部材と共にストツパー付の容器小瓶の固
定部材を提供した本発明の手動操作の二区画容器
によつて前述の利点が達成され、先行技術の欠点
が克服される。小瓶及び可撓性容器の流体内容物
は、ストツパー取外し装置によるストツパーを外
す可撓性バツグの外側からの操作によつて、小瓶
の内側から外側の容器へと混合可能である。従つ
て、両区画の流体内容物の混合のための二区画間
の流体連絡が提供される。
好ましい態様 発明の一態様の詳細な説明に入り、手動操作の
二区画容器20は図1−4で一般的に示される。
これはエツジ21でつなぎ合わされ且つシールさ
れている相対する2枚の可撓性物質シートから成
る可撓性容器と共に使用するのが相応しい。容器
22は例えば29と31の様な相対する側壁体の
間に稀釈剤のための流体にタイトな区画25を提
供する様に構成されている。可撓性容器の区画2
5内の部分26と可撓性容器22のエツジ21の
外側の部分28を持つスリーブ24は、可撓性容
器のシールされているエツジ21の開口部86を
介してマンドレル・シール部材16によつてシー
ルされている。可撓性容器が2枚の相対する可撓
性物質のシートから形成され、スリーブ24が例
えば86で示す相対するエツジの間に置かれる目
的であることを理解されたい。
スリーブ中にタイトにはめ込む様に配置された
ガラス小瓶30は薬剤84が入つており、粉末の
形を図示してあるが液体でも良い。小瓶30をス
リーブ24内に位置させると、内側へと向いた環
状隆起88が小瓶30の曲つている壁部90と接
触する。小瓶30はストツパー32でシールされ
ており、ストツパー32には小瓶30の頸部58
の内にはめ込まれている小さくなつている部分3
4部分と小瓶30の頸部58から伸びている拡が
つた部分36がある。小瓶30の頸部58から伸
びているストツパー32の拡がつた部分36に雄
ねじ38があり、カバー42から延びた環50の
上に作られている雌ねじとかみ合う。その結果、
カバー42はストツパー32とねじ合わされてお
り、又スカート部分48の上に作られている環状
リツプ44によつてスリーブ24ともかみ合つて
いる。環状リツプ44は、スリーブ24の外壁5
2から伸びている外向きの環状隆起46とぱつく
りかみ合う様に作られている。従つて第一の流体
にタイトなシールはスカート48の内側面とスリ
ーブ24の外側面との接触面で形成される。第二
の流体にタイトなシールはカバー42から伸びて
いる環50の平坦部分56と接触しているスリー
ブ24の内壁54とで形成される。更なる流体に
タイトなシールは小瓶の縁(ヘリ)又は末端62
とストツパー32の肩60との間、及び小瓶30
ののど64と小瓶30の頸部58中に伸びている
ストツパー32の小さくなつている部分34の接
触端との間に提供される。製造を容易にし歪みを
防止するためにカバーの環状アライメント66を
ストツパー32に形成したリセス68中にはめ込
む。
小瓶30の外に伸びた部分は一般にキヤツプ構
造により被覆することが可能で、この構造は可撓
性容器22の外側のスリーブ24の(外側)部分
28上に形成されているフランジ80にシーリン
グをするフランジ72が含まれる。標準I.V.シス
テム(図示せず)の一部分となつている時の様
に、二区画容器のつり下げを容易にするためにつ
り手75がキヤツプ70の一部分として総体的に
形成されている。可撓性容器22の底部には一般
的に1個の口74があり、液体稀釈剤82で可撓
性容器22を満たし又は流体82と小瓶30の中
に保有されている薬剤84との混合物83を投与
するために使用出来る。口74は通常のダイヤフ
ラム76及びキヤツプ78をも有することが可能
である。
本発明の装置は、例えば図1〜25で一般的に
説明すると、第一の区画を取り囲む構成の第一の
容器22、而して該第一の容器は可撓性壁体部
材、例えば図1A及び図1Bの29,31及び少
なくとも二個の口を持つており; 第二の区画を取り囲む構成の第二の容器30、
而して該第二の容器は取り外し得るストツパー3
2を有しており; 該口の一つ、例えば図1の24、図14の14
が第二容器かみ合わせ部例えば、図1の88、図
14の15及びストツパーかみ合わせ部、例えば
図1の50、図14の59,63,95,67,
55と続く部材を形成しており;而して該ストツ
パーかみ合わせ部の少なくとも一部は該可撓性壁
体部材越しに操作するために該第一の区画中に配
置されており、該壁体部材越しに該ストツパーか
み合わせ部を操作するために該壁体部材が内側に
変形し得る様に該可撓性壁体部材が材質選定且つ
構成されており; 該第二の容器は該第二容器かみ合わせ部と相互
接続するための第一の相補的かみ合わせ部、例え
ば図14の13、図17の62を有しており、且
つ該ストツパーは該第一の相補的かみ合わせ部を
該第二容器かみ合わせ部、例えば図1の88、図
14の15と相互接続させる場合、該ストツパー
かみ合わせ部、例えば、図1の42,50,40
の部分、図14の59,63,95の部分と相互
接続するための第二の相補的かみ合わせ部、例え
ば図1の38、図14の65を有しており、さら
に該ストツパーを取り外すための部分を有し; もつて次に該ストツパーかみ合わせ部の該可撓
性壁体の外側からの外側操作が該ストツパーの該
第二容器からの取外しに有効に働き、該容器の流
体内容物を該第一容器中での混合を可能としてい
ることを特徴とする取外し得るストツパーで容器
を区切つた少なくとも二個の容器の流体内容物を
別々に保存し、次にこれを混合する装置である。
図5−13は数個の態様を表現しており、ここ
では図1の態様と同一の機能、構造及び相対的配
置を持つた構成材を示すために、図1に使用した
のと同一の照合番号を用いてある。どの態様に於
ても、小瓶又は内側容器は外側容器中のストツパ
ー部分でシールされていることを理解されたい。
図5及び5Aはカバー42とスリーブ24との
接続がスリーブ24の両側に設けたトグル部材1
88である第二の態様120を一般的に表わす、
トグル部材188はスリーブ24の両側に可撓性
部194で結合している一対のアーム部材190
及び192を有する。トグル部材188を図5に
示される如く外側に曲げた時は小瓶30及びスリ
ーブ24に関してストツパー32とカバー42は
流体をシールした関係にある。図5Aの如く伸ば
すか又は内側に曲げた時は、トグル部材188は
カバー42とストツパー32との組合せを小瓶3
0から引離して、その結果、小瓶30中の薬剤8
4を可撓性容器22中の稀釈剤82へと移動させ
る。
図6及び6Aはカバー42のスリーブ24への
接続がストラツプ296である第三の態様220を
一般的に表わす。ストラツプ296はストツパー
32とカバー42との組合わせを、小瓶30とス
リーブ42それぞれに関して流体シールした関係
にさせるが、然し図6Aに示される如く小瓶30
中の薬剤84と可撓性容器22中の希釈剤82の
混合を望む時には、ストツパー32とカバー42
との組合わせをスリーブ24から振り離してスリ
ーブ24と小瓶30とを一体とさせる。
図7はカバー342にタブ部材398が付属し
ている第四の態様を一般的に表わす。タブ部材3
98は容器22の可撓性側面、例えば29の外側
から掴むことが出来、カバー342とストツパー
32との組合わせをスリーブ24及び小瓶30か
らそれぞれ外す場合に使用者の便宜をはかるため
に使われる。
図8は可撓性容器に空容器22に稀釈剤を入れ
る為、カバー42を外して小瓶を起動させて後に
混合物をサンプリングする為又はI.V.投与セツト
に連結する為に注射器カニユーレ404又はスパ
イク406の挿入する目的で使用出来る別の出入
口部材402をも含んでいる第五の態様420を一
般的に表わす。
図9は一般的に508で示される中央ラツチ部
材をストツパー532の中央部に設けたリセス5
68の中に配置してある、一般的に520で示さ
れる第六の態様を表わす。これは図1,5,6及
び7で示したねじのかみ合わせ38,40の代り
に、カバー542をストツパー532に固締する
のに用いられる。リセス568はストツパー53
2のリセス568へとカバー542から伸びてい
るラツチアーム514の突起512とかみ合わせ
るために、その外縁にぐるりと内側に向いたリツ
プ511を持つ。可撓性バツグ22中のスリーブ
524の下部526は外向きにテーパーした部分
516に終つており、これはカバー542の突起
540のテーパーと対応している。フランジのあ
るテーパー付きの環518がスリーブ524を滑
り降りテーパー部分516を突起540に対して
外から締付ける。この方法でカバー542がスリ
ーブ524上の保持されている。ストラツプ59
6がフランジ付のテーパー付きの環518をカバ
ー542の基部に結びつけている。従つてフラン
ジのあるテーパー付の環518とラツチ部材とが
協同してカバー542をスリーブ524上の位置
に保持し且つストツパー532と接触させる様に
働く。
図10はカバー642をゴム・ストツパー63
2及びスリーブ24にだけでなく小瓶630にも
固締するために別に設けた第二の回転し得るかみ
合わせ部材608を使用した第七の態様620を一
般的に表わす。カバー642上に形成した環状部
650には雌ねじかみ合わせ640及び、第二の
回転し得るかみ合わせ部材608の突出部分61
2がある延長部分610とを含んでいる。突出部
分612は小瓶630の口又は末端のぐるりに外
向きに伸びた環状リツプ660の側面に形成され
ている雌ねじ部分614と有効にかみ合う。雄ね
じ638の内側へとストツパー632上に圧縮リ
ング690が形成される。カバー642の環状シ
ヨルダー680から小瓶の末端662に向つて圧
縮リング690の力によつて別のシールが形成さ
れる。
図11はカバー742をゴム・ストツパー73
2及びスリーブ24だけでなく小瓶30へも固締
するために取外し可能な別のシーリング部材(一
般的に708で表わす)を用いる第八の態様720
を一般的に表わす。カバー742に作つた環状部
750には雌ねじ740及び伸びたラツチ部分7
10を含む。伸びたラツチ部分710には突起7
12があり、小瓶30の口の周りの外側へ伸びて
いる環状リツプ760の下側とスナツプ−フイト
(snap−fit)によつてかみ合う。雄ねじ738の
内側へとストツパー732上に圧縮リング790
が形成される。シヨルダー780から末端762
へ向けての圧縮リング790の力によつて別の流
体にタイトなシールが形成される。
図12は可撓性容器22中へ伸びているスリー
ブ824の底部にフランジ部材846を形成した
第九の態様820を一般的に表わす。図1に示した
如くカバー842はストツパー32と結合してい
るが、スリーブ824には例えば850で示すカ
バー842のフランジ部分843がフランジ部材
846と接触している弱い溶着によつて固締され
ている。タブ部材が、部材の起動に際してスリー
ブ824からカバー842をはがすために使われ
ている。
図13は一般的に923で示す閉じた末端の小
瓶収容ケーシングが可撓性容器22のエツジ21
中にシールされている第十の態様920を一般的に
表わす。つり下げ装置975は小瓶収容ケーシン
グ923の末端925に付属している。二重壁部
927は小瓶収容ケーシング923へのバツグ2
2のRF溶着が便利な内部マンドレル支持面に対
する空間を提供する。
図14−25は例えば30の様な別個の種類の
小瓶が可撓性容器22とは別に充填、包装される
本発明の別の態様を示している。従つて、容器壁
体を通してスリーブ24によつてシールされてい
るよりも、小瓶は壁体部材を通して受入れ及び相
互接続によつて口14の中へ固締されよう。この
相互接続は例えば病院の薬局で有用であろう。記
載された態様10,110,210,310,410及び510で、
先に記載したのと同一の番号によつて同一の構成
材が参照される。
図14では、それより外に伸びたねじ山13の
ある通常の頸部12を持つた小瓶11を含む態様
10が一般的に示されている。対応するねじ15は
16で可撓性容器22がマンドレル・シールされ
ている口14から内側へと伸びている。実質上J
の形をいた断面のガスケツト18は口14の横の
シヨルダー31にのり、かつ小瓶の末端51とシ
ーリングするための脚部33を持つ。ガスケツト
18は環状フランジ17上に配置するためにガス
ケツト18のリセス19を通して口14に更に固
締する。カバー55及び特に環状壁67との密封
可能なかみ合わせのためにガスケツト18から環
状又はリング部分27が伸びている。カバー55
には摩擦力でかみ合い口14のシヨルダー73と
あたるラツチ部分69があり、シヨルダーはラツ
チ部分69のリツプ71と接触させるのに役に立
つ。小瓶11は、小半径の部分47及び大半径の
部分45を持つたストツパー41で稀釈剤から更
にシールされている。各部分は、例えば小瓶頸部
49及び小瓶末端部53の様な小瓶11の内側と
密封可能なかみ合わせのための環状部又はリング
39を持つている。ストツパー41はフランジ6
5付きのリセス61を持つ。リセス61は突起5
9を受ける様になつており、フランジ65とかみ
合うリツプ63及びカバー55との接続部分57
を持つ。カバー55には環状壁67との内部接続
のための横壁95も含まれる。
図15,16及び17は別の態様110を一般的
に示しており、図15について説明する。小瓶3
0は容器22と別個に包装されており、ストツパ
ー部分141以外はスリーブ124が小瓶30を
包んでいる。カバー・キヤツプ101はフランジ
80付きのスリーブを密閉している。同様にカバ
ー・キヤツプ102が口114の上に位置してい
るだろうし、つり手(ハンガー)の形をしてい
る。特に図17を参照すると、口114は内側に
伸びたフランジ115を持ち、そのフランジの下
側にはスリーブ124の上に環状の突起部146
が配置されている。これ迄、環状突起146はカ
バー・キヤツプ101を保持していたのであろう
事を指摘すべきである。口114のこの位置で、
スリーブ・フランジ80は口のフランジ179と
接触するであろう。ガスケツト118を口114
の内側に入れ、このガスケツトには口114のシ
ヨルダー131に収まるシヨルダー193があ
る。口114と密封可能なかみ合わせのためにフ
ランジ117がガスケツト118から伸びてい
る。環状リセス191はガスケツト118中で小
瓶30の縁(ヘリ)62を受ける役割並びに末端
51でシールする役割を持つ。小瓶30の内容物
を稀釈剤82から更にシーリングするために小瓶
の頸部58の内側をシールするであろう環状リン
グ39のあるストツパー141が有効である。末
端51とかみ合うストツパー141から伸びたリ
ツプ185がそれ以外の流体にタイトなシーリン
グを果している。連結部57から伸びたリツプ6
3と接触するために区画又はリセス中に伸びたフ
ランジ65は反対側を密封している。連結部57
を持つカバー55のその他の部分は態様10に関連
して記載したのと同一であり、敢て繰返す必要は
ない。
図18について説明する。この態様に於ては、
容器22の稀釈剤82と小瓶30の薬剤84との
相互接続及びシーリング(方法)が態様10及び
110とは異なつている。この態様210に於ては、小
瓶30の縁(ヘリ)62はリセス297を用いて
ガスケツト218へと位置し、口214中にシー
ルされているであろう。ガスケツト218は、リ
セス201並びに口214から伸びているフラン
ジ219を受けるリセス298をガスケツト21
8に設けることによつて、口214中に保持され
ているであろう。ストツパー141は、容器(小
瓶)のリツプ62とかみ合うためのリツプ185
を含んでいる以外は、態様110で先に記述したも
のと実質上同一であり、またカバー55及び連結
部57とかみ合つていることも図から読み取れる
であろう。従つて、これら同一の構成材及び要素
は同一の照合番号を付されている。
図19,20及び21の態様310では、薬剤8
4で満たされた時、口構造体314に直接的にヒ
ート・シール出来る小瓶部材30を一般的に示し
ている。この態様では、ストツパー341が頸部
58を閉じており、接続部357の突起359を
受ける区画361を持つ。突起359とかみ合う
ためにストツパー341からフランジ365が伸
びており、ストツパー341上に相補型の壁面と
接触する横の壁面395がある。容器のリツプ6
2の上に、それと部分はめ合いのためのリセス3
01のある環状体300が伸びている。容器口3
14は可撓性容器22の上に広がつているオーバ
ラツプ302へ例えば323でシールされている
であろう。ガスケツト304が、容器22と口3
14との間に十分なシールを実施する目的で口3
14のリセス305に受入れられよう。ガスケツ
ト304は例えばR.F.溶着で容器22に324で
シールされているが、口314には摩擦シールさ
れている。一般的に示すカバー342はガスケツ
ト307を持つ区画306を口314を取囲むた
めに持つている。ラツチ部369は口314のシ
ヨルダー373とかみ合うリツプ371によつ
て、カバー342が口314に取外し得る接続機
構を提供している。カバー342には後の操作法
で説明するインサート358をシールするための
末端壁308で終る環状壁367も含まれる。口
314の反対側の端にフランジ379が口から横
に伸びている。
図21で見られる如く、オーバラツプ302は
581で溶着シールされており、口314を取囲
んでいるであろう。常用引裂き部309がオーバ
ラツプの取外しのためにそなえられている。
図22A,22B及び23−25に示した態様
410及び510は容器口414及び515をそれぞれ
容器リツプ又は縁62に固締するために400及
び500の様なラツチング・カラーを使用する態
様を表わす。特に態様410を説明する。410には多
成分の収容、密封システムが含まれ、そこには末
端62の上にフエルール(押え口金)403が置
かれ、シユラウド・チユーブ418を縁部62と
接触させ保持していることが読み取れるであろ
う。シユラウド・チユーブ418は容器30の末
端51と接触し、シユラウド・チユーブ418の
延長412を受けるリセス411のあるガスケツ
ト407へに対してシールをするため下方に伸び
ている。口414にはガスケツト407のスロツ
ト408にはまるフランジ409もある。カバー
55の環状壁67に対するシールのためガスケツ
ト407から環状部439が伸びている。付属の
連結部57でストツパー141とかみ合うカバー
55は(この部分については)態様10に関連して
記載したものと同一の参照番号で示した如く同一
である。この点は以下に説明する態様510に関し
ても同じである。
態様510は容器小瓶30を口構造515中にシ
ールする別の部材を表わす。この特定態様では、
口515はT型の頭部517と相互接続する脚部
531を持つ。この構成で、頭部517を受ける
スロツト509並びに頭部517の一部分を部分
的に包み込む延長部521を有するガスケツト5
19が置かれている。シーリング・リング539
がカバー55の環状壁67とかみ合うためにガス
ケツト519から伸びている。カラー500はフ
ランジ579を取囲み並びにリツプ62の上部と
接触するリセス501を持つ。
図23−25はカラー500及び小瓶30に関
するカラー500のラツチング関係を特に示して
いる。カラー500にはヒンジ(丁番)部504
によつて接続される弓形の壁502及び503で
取囲まれたリセス501がある。カラー500の
一端から、開口513の中にはまり、壁522で
保持されるためのあご部507を持つたラツチ部
材506が伸びている。(図24参照)吊り手5
75が、図25に特に示した様な小瓶30及び容
器22を保持、相互接続するカラー500から伸
びている。カラー400はカラー500に類似し
た構成で、態様510について記載したのと同様な
方法で小瓶410の縁62及びフランジ479を
包みこむ。
操 作 本発明の手動操作の二区画容器の特長は、その
操作方法を記述することによつて、より良く理解
されるであろう。容器20,120,220,3
20,420,520,620,720,820
及び920の操作を先ず述べる。
二区画容器20は一般に、図1に示した如く、
保健職員によつて受領されるであろう。図2に示
した様に二区画容器の起動を始める。キヤツプ7
0を親指と食指(人さし指)でつかみ、カバー4
2を可撓性容器22の中央部へと押す。ここに開
示する二区画容器の操作のし易さにとつて本質的
なものではないが、上のシヨルダー23を弓形に
し、スリーブ24の両側の縦方向の継ぎ目21を
内側へ傾斜させる様な形に可撓性バツグ22をす
ると、スリーブ24を可撓性容器22の内側区画
へ押込むのに必要な力が減る。一たびカバー42
が可撓性容器22の中央部へ押込んでしまえば、
壁体29と向い合う31(図1B参照)のキヤツ
プに近い部分を圧縮することによつてカバー42
は容器22の例えば29の可撓性側板の外側から
掴める。この操作を容易にするためにカバー42
にはフランジ43が付けてある。キヤツプ70を
持ち、可撓性容器22の外側からカバー42とス
トツパー32の組合わせを操作することに依り、
図3に示した様にストツパー32とカバー42の
組合せを小瓶30から、取外すことが出来る。こ
れは薬剤84を小瓶30の中から可撓性容器22
の区画25中の稀釈剤82中へと落す結果とな
る。セフアロチン、オキサシリン、ナフシリン、
アンピシリン、チカルシリン、カルベニシリン、
エリスロマイシン、ニトロプルシド及びスクシニ
ルコリン等の抗生物質、ビタミン又は滋養調合剤
の様な粉末化した又は液体の様々の医薬製品の一
つの様な薬剤84が水又はデキストロース又は食
塩溶液の様な稀釈剤82と完全に混合して混合物
83を形成するのを助けるために可撓性容器22
の外壁を更に操作することも可能である。混合す
ると、図4に示す様にストツパー32とカバー4
2の組合わせが混合物83中にあることが観察さ
れ、二区画容器が起動されたことを示しているで
あろう。つり手75は二区画容器20をI.V.ポー
ルからのフツク77に取付けるのに使用出来る。
図5−9及び9−13に示した態様は以下に特
記する点を除けば、図1−4について記載したの
と同様な方法で操作される。図5及び5Aに示し
た態様を特に説明すると、可撓性容器の壁体29
及び31を向き合わせて押すとトグル部材188
に触れる。トグル部材188を内側へと圧迫し二
つの区画の間を流体連絡させる。トグル部材18
8を真直に伸す動作はストツパー32とカバー3
0の組合わせを小瓶30の頸部から引離すことに
なり、図5Aに示す様に薬剤84を稀釈剤82へ
と移動させる。
図6の態様では、ストツパー32とカバー42
との組合わせが混合物83中に落下せず、ストラ
ツプ296によつてスリーブ24に付いている。
図7の態様は、可撓性容器22の壁体29及び
31を通してストツパー32とカバー342の組
合わせを操作する代りに、ストツパー32とカバ
ー342の組合わせを外すためにタブ部材398
を容器22の可撓性側面の一方からのみ掴む以外
は、図1と同様に操作する。
図8では、態様420、二区画容器を容器22に
稀釈剤の無い状態で示した。この条件で、稀釈剤
は口74に挿入された注射器カニユーラ404又
はスパイク406から添加出来る。容器22に稀
釈剤を入れてしまつた後、二区画容器を起動し、
薬剤を稀釈剤と混合する、スパイク406はI.V.
投与セツトに付けることも可能である。別の方法
として、第二の口402を、通常の方法で容器2
2中に添加剤物質を添加するために、使用するこ
とも可能である。
図9、態様520では、フランジのあるテーパー
付きのリング518をスリーブ524の外向きに
傾斜した部分516に関して上側へと動かす。こ
の外向きの動作はテーパー付きの部分516に加
えられている圧力をゆるめ、その結果カバー54
2をスリーブ524に保持している突起540に
かゝる力を減らす。フランジ付のテーパー付のリ
ング518はストラツプ596が完全に伸び切る
迄、スリーブ524上を上方へ外側へと動くこと
が出来る。カバー542からの突起512がスト
ツパー532のリツプ511の下側へと外れる
と、カバー542に下向きの力が働いた時にスト
ツパー532が小瓶530から離れる原因とな
る。かくて薬剤84は容器22中の稀釈剤82と
合一する。
図10及び11に示した態様ではそれぞれ延長
部分610と710があり、より良い密封結合に
有効であり、操作性を損つていない。
図12に示した態様は容器22の例えば29の
可撓性側面の一方を通して掴み、カバー842を
フランジ846に接合させる弱い溶着をはがし、
ストツパー32を小瓶30から外すタブ部材89
8の利点を提供する。図13に示した態様920は
図1と全く同様に操作する。
次に図14−25に示した態様の操作を述べ
る。先に示した如く、小瓶11及び30は可撓性
容器22とは別個に供給され、図15に示した方
法で包装されているであろう。この場合の小瓶3
0はカバーキヤツプ101で被覆されたストツパ
ー141が含まれていよう。小瓶30の内容物を
容器22の溶液中に混合することを所望された場
合、キヤツプ101及び102を外し、スリーブ
124の隣接部を口114に挿入し環状隆起14
6が口114のフランジ115を乗越える様にす
る(図17参照)。同時に小瓶の縁62がストツ
パー118の環状リセス191と密封可能なかみ
合わせをするであろう。同時に連結部57のリツ
プ63がリセス61及び隣接したフランジ65に
はまり込むであろう。延長部119がカバー55
の壁67に対してシールされるのでガスケツト1
18によつて別のシーリングが施されることにな
る。所望に依り、39の様なシーリング・リング
を壁体67と接触させるために延長部119上に
設けることも可能である。カバー55並びにガス
ケツト118はこれ迄、容器22の範囲内に置か
れたカバー55で口114の内に配置されたこと
を理解されたい。態様110は、“20”シリーズの番
号を付した態様についてこれ迄記載した方法で起
動されよう。これは図2に示した如く小瓶30を
容器22の本体中に押すことによつて果され、そ
の位置はシヨルダー23のたわみによつて可能で
ある。小瓶30が図2に示した位置にあると仮定
すると、カバー55は、好ましくは親指及び食指
によつて、フランジ179に助けられて、掴まれ
るであろう。小瓶30から引はがす作用はラツチ
部69がシヨルダー73から外れる原因となる。
これは次に、ストツパー141を引離す作用とし
て働き、その力は連結部52を通してストツパー
フランジ65上に働く突起リツプ63に伝達され
る。連続的な引離す動作はかくてストツパー14
1が小瓶30の頸部58から離れ、従つて薬剤8
4を稀釈剤82中に落下させる原因となる。従つ
て、連結部57及び突起リツプ63を持つカバー
55はストツパー取外し部材となる。
小瓶30が口114の中に置かれリツプ63が
リセス61に入つた時は、小瓶30を引離そうと
する如何なる企図もストツパー141を外すのに
働き粉末84の流出が容易に認められるタンパー
指示系を態様110が提供することを理解されたい。
態様110は予備組立の融通性も提供する。これは
スリーブ・フランジ80を口のフランジ179に
シーリングすることによつて果される。
態様10での小瓶11の口14中への相互接続は
態様110について先に記載したのと実質上同一で
あり、相違点は、口へのスリーブ及び容器末端の
フランジ型はめ合いの代りに、相互にねじ切りを
行つたねじ13及び15によつて提供されるねじ
の作用である。ねじの作用は小瓶の末端51がガ
スケツト18上で止る迄続く、同時に突起59が
リセス61に収り、その結果ストツパー41は、
カバー55を口14から外すことによつて態様
110に関連して先に記載されている方法で取外す
ことが出来る。
態様210を説明すると、その操作の特徴は小瓶
30の口214の内側への固締方法である。図に
見られる如く、小瓶の縁62をガスケツト218
のリセス297中に収まらせることにより小瓶3
0を付属のストツパー141と共に口214中に
位置させる。小瓶を適切に収まらせると、リテー
ナー・プラグ270は、それを固締するために容
器30の末端上に位置するであろう。リテーナ
ー・プラグ270はフランジ280にかみ合つて
いるシヨルダー部200があり、そのシヨルダー
が事実上フランジ287によつて形作られている
ことを記憶すべきである。リテーナー・プラグは
口214とかみ合つているアンダーカツト273
によつて口214とかみ合わせることもねらつて
いる。短い小瓶を用いる場合は、より大きな、よ
り深いプラグ271を使用することが出来、それ
でプラグ270に関して記述したのと同一の方法
でプラグ271を口214中に保持することであ
ろう。先に述べた態様と同様に、小瓶30の口2
14への固定では、リツプ63付きの連結部57
がストツパー141のフランジ65とかみ合うで
あろう。この特定容器システムの起動は先述の態
様110及び10中で示したのと同様であろう。
態様310では、容器30が全体的に口314に
連結されており、しかもこれが製造時に行なわれ
ているという点で先述のものと異なる。これはホ
ツト・プレート又はバー303を用いて行なわれ
ているだろうし、図19に示す如く、303は環
300の隣接部分とフランジ379とを並びに末
端壁308とインサート358とを接触させるで
あろう。加熱状態の時、加熱されている熱可塑性
(樹脂)の面がそれらを次に固定して図20に示
されている様に容器系をするであろう。この加熱
方法は環300へのフランジ379の、インサー
ト358への末端壁308の殺菌隣接(接触)表
面が出来るという利点を提供する。この容器系の
起動には、リツプ371を口314から外すこと
に依りカバー342を口314からフリーにし
て、その結果、引つぱり動作とストツパー341
が外れることで末端壁308と横壁395が一体
となつて連結部357を形成することになる。
態様40及び510の操作はラツチング・カラー4
00及び500を用いる点で先述のものとは異な
る。ラツチング・カラー400及び500は、
(小瓶の)縁62をシユラウド・チユーブ418
及びガスケツト519にそれぞれかみ合わせて収
めて小瓶30を口の中に置いた時、容器30をそ
れぞれ口414及び515と接続して保持するで
あろう。図22A,22B及び25で見られる如
く、カラー400及び500は、501の様なリ
セス中に上部3形壁402及び502で態様410
ではフエルール403をリツプ62と接触させ、
態様510ではリツプ62に直接接触させ、フラン
ジ479及び579をそれぞれとらえるであろ
う。カラー400及び500でそれぞれラツチン
グして後は、これらの容器系410及び510の
いずれでの起動も先に述べたのと同じの、カバー
55の取外し、及び連結部57によるストツパー
141上に働く引寄せ動作である。
二区画容器の製造及び組立ての方法は色々ある
が、側壁29及び31を形成するために可撓性材
料の二枚のシートから可撓性容器を形成すること
で始めるのが好ましい。スリーブ24又は口1
4,114,414及び515のために容器の上
部に開口86を設けておき、容器の底に口74の
ための開口を設けておく。カバー42,55,3
42、スリーブ24及び口は無菌条件で組立て可
撓性容器22のエツジを通してRFマンドレルシ
ール又はヒートシールする。同様に口74も可撓
性容器22へRFシール又はヒートシールする。
その結果、可撓性容器22は口74を過して稀釈
剤82を無菌的に充填出来る。充填後“H”型の
投与口76及びキヤツプ78を口74にかぶせ
る。小瓶30は薬剤84で満たされ、ストツパー
32で無菌条件に密封されている。図1−13に
示した態様の場合、一たび組立てられ、充填さ
れ、栓をした小瓶30は無菌条件下でスリーブ2
4に挿入され、ストツパー32とカバー42を使
用可能にかみ合わせる。キヤツプ70は、RF溶
着又はヒート・シーリング・フランジ80のフラ
ンジ72への溶着によつて、今やスリーブ24に
付着可能である。図14−22Bに示した態様の
場合は、小瓶30又は11は中味を充填し栓をし
た後、101の様なクロージヤ・キヤツプで覆わ
れるであろうし、容器の口も114の様なクリー
ジヤ・キヤツプで覆われるであろう。
図13に示した態様は別の製造手段を提供す
る。他の態様でのスリーブ24の頂部から小瓶3
0を挿入する代りに、可撓性容器22のエツジ2
1中に小瓶収容ケーシング923をシーリングし
て、前もつて充填、殺菌し、キヤツプをかぶせた
小瓶を可撓性容器の中へ、小瓶収容ケーシング9
23中へと挿入できる様にする。小瓶30を可撓
性容器22の中へ、小瓶収容ケーシング中へと挿
入する前にカバー42をストツパー22の上に置
く。図1に示されたのと同様な方法でカバー42
上のリツプ44の小瓶収容ケーシング923の隆
起946の上へのスナツプ・フイツトによつて小
瓶はその場に保持される。
態様10,110,210,310,410及び510に於て、
小瓶容器11及び30と可撓性容器22の相互接
続は可撓性容器口に備えられている容器口のかみ
合わせ部材と容器小瓶11及び30に備えられて
いるそれと補い合う(相補的)かみ合わせ部材に
よつてもたらされていることを理解されたい。容
器口に設けられているかみ合わせ部材は、態様10
のねじ15、態様110のフランジ115、態様210
のガスケツト218のリセス297、態様310の
フランジ379、態様410のガスケツト407及
び態様510のガスケツト519で代表される。そ
れに対応する、小瓶容器11及び30の相補的か
み合わせ部材は、態様10のねじ13、態様110の
フランジ146、態様310の環300、態様410の
シユラウド・チユーブ418及び態様510の小瓶
の縁62で代表される。
可撓性容器キヤツプ70、スリーブ24、及び
小瓶受入れ口を製造するための好ましい材料は半
透明のポリエステル又はポリプロピレンのプラス
チツク材料である。然し、ポリ塩化ビニル又はポ
リエチレンの様な他の樹脂物質も使用し得る。カ
バー42,55及び342に対する好ましい材料
はポリエチレンであるが;然しポリエステル又は
ポリプロピレンも使用し得る。32,41,14
1,341の様なストツパー並びに18,11
8,218,418,519の様なガスケツトは
ゴムから製作されるが、熱可塑性樹脂の様な可撓
性プラスチツクを使用し得る。小瓶11及び30
は好ましくはガラスで製造されるが、然しポリプ
ロピレン又はポリカーボネートの様な硬質又は半
硬質樹脂でガラスを代用することも可能である。
本発明の二区画容器をこれ迄小瓶中の粉末化し
た薬剤とバツグ中の液体に関して好ましいものと
して記載して来たが、この容器は如何なる流体物
質に関しても役立つことは明白である。この二区
画容器システムは他の分野にも応用出来ることを
理解されたい。例えば、混合、使用する直前迄二
つの物質を別々の条件に(離して)保持する必要
のある場合、及び周囲の条件の影響を受ける物質
の一つを保存しておく場合等で流体物質について
の利用度を持つているであろう。用語“流体物
質”又は“流体内容物”は明細書又は特許請求の
範囲中で、液体、固体又は気体で一方の容器から
他方へと流れるであろう一切の薬剤又は稀釈剤物
質を意味しているものと理解されたい。
本発明によつて、容易に製造し且つ使用し得る
手動操作し得る二区画容器が今や提供されること
は明らかである。本発明の容器システムは貯蔵並
びに混合期間中、如何なるタイプの流体物質に対
しても無菌の環境をもたらし、その上に安価なシ
ステムが提供される。新規なシーリング(装置)
の構成は適切な水分に対するバリヤーを提供し、
激しい混合を望む迄は、一つの物質の他方への伝
播を実質上無くしている。
本発明はさらに次のような具体的な態様を含む
ものである。
1 第一の区画を囲む構成の可撓性外側容器、而
して該外側容器はエツジ及び相対する側壁を有
しており; 該可撓性外側容器のエツジを貫通して配置さ
れており且つ該区画中への入口を形成している
部分; 第二の区画を囲む小瓶であつて、且つ小瓶の
のど及び該のどの内に少なくとも部分的に配置
されている取り外し得るストツパーを有し、該
のど及び該ストツパーを用いて該可撓性容器の
該入口に向き合つて配置されている該小瓶; 該可撓性外側容壁の該側壁越しの操作により
該ストツパーを取り外すための該第一の区画内
に配置されている部材; より成り、且つ 該可撓性外側容器は該ストツパーを取り外し
用該部材の操作を行うためにその該側壁が内側
へ変形し得る様な材料と構造であり; もつて可撓性外側容器の一側壁又は両側壁か
らの外部操作により小瓶からストツパーを取り
外し、該小瓶及び該可撓性容器の流体内容物の
該小瓶ののどを通しての混合を可能としている
ことを特徴とする区画内の流体内容物の混合装
置を持つ二区画に仕切つた容器、 2 該可撓性外側容器のエツジを貫通して配置さ
れ且つ該第一の区画中への入口を形成している
部分が吊り下げ部材を含む前項1に記載の二区
画に仕切つた容器、 3 該可撓性外側容器のエツジを貫通して配置さ
れ且つ該第一の区画中への入口を形成している
部分が該側壁と密封関係にある口である前項1
に記載の二区画に仕切つた容器、 4 該第一の区画中への入口形成部がスリーブ、
及び該第二の容器の密封外囲いを形成している
キヤツプを有する前項1又は3に記載の二区画
に仕切つた容器、 5 該第二の容器が該のどを囲む出口部分を有
し、かつ該第一の区画中への入口形成部が該第
二の容器とかみ合いそして該出口部分の該入口
を取り囲む該部材との密封を果たす部材を有し
ている前項1又は3に記載の二区画に仕切つた
容器、 6 該可撓性容器がエツジで相互にシールされて
おり且つ該第一の区画中への入口形成部にシー
ルされてそれとの密封関係を形成するそれぞれ
のエツジ部分を有している2枚の可撓性物質シ
ートから成る前項1又は3に記載の二区画に仕
切つた容器、 7 該可撓性容器が容易に変形し得るものであ
り、且つそのため該第一の区画中への入口形成
部が使用者の該ストツパー取り外し部材のかか
る操作により該可撓性容器の区画に対して内向
きに及び外向きに移動し得る構造である前項1
又は2に記載の容器、 8 該小瓶が該のどの周りに出口部分を有し、か
つ該第一の区画中への入口を形成している部分
が該小瓶とかみ合い且つ該出口部分の該入口の
周りの該部との密封かみ合いを果たしている部
材を有する前項1に記載の容器、 9 無菌の流体を保存し且つ添加物容器かみ合わ
せ部及びストツパーかみ合わせ部を備えた口構
造を有する可撓性容器の流体内容物と混合する
ための添加物容器で、該ストツパーかみ合わせ
部接続用の部材のある取り外し得るストツパー
を有する容器より成り;該容器に該添加物容器
かみ合わせ部と相互接続する相補的かみ合わせ
部を包含させ、該容器の相補的かみ合わせ部を
該可撓性容器の添加物容器かみ合わせ部に相互
接続し、該ストツパーの該接続部を該容器スト
ツパーとかみ合う該可撓性容器の該ストツパー
かみ合わせ部と相互接続し、且つ該可撓性容器
の外側からの、該ストツパーかみ合わせ部の外
側からの操作を行つた時、該容器からの該スト
ツパーを外し、該可撓性容器中で容器の流体内
容物の混合が可能であることを特徴とする添加
物容器、 10 流体保存用であり且つ密封用バリヤーで閉じ
られている出口開口を有する独立した薬剤容器
から薬剤を受け入れる流体容器であつて; 滅菌液体保存用の密封区画を形成する構成の
該流体容器、而して該流体容器は可撓性壁体を
有しており; 該壁体を貫通する該区画への入口通路が形成
されており、且つ該薬剤容器の開口が該通路に
連絡し且つ該密封用バリヤーを該通路に向けて
該独立した薬剤容器を該流体容器に固定するた
めの部分を有する該流体容器の部分;及び 該区画内にあり且つ該可撓性壁体越しに操作
可能な、該固定用部材により固定された薬剤容
器から該密封用バリヤーを取り外し、固定され
た薬剤容器を開口するための部材から成り、 而してかつ該可撓性壁体は、該壁体が内側に
変形して該壁体越しの該密封用バリヤーを取り
外すための該取り外し用部材の操作が可能な様
な、材料と構成であつて; もつて固定された薬剤容器から該通路を通し
て該区画中に薬剤を流入することを特徴とする
流体容器、 11 該流体容器が容易に変形し且つ該バリヤーを
取り外し用の部材の利用者による操作によつて
該入口通路を形成する部分が該区画の内側及び
外側に向かい動き得る構造である前項10に記載
の流体容器、 12 流体保存用であり且つ取り外し得る密封用バ
リヤーによつて閉じられている出口開口を有す
る独立した薬剤容器から薬剤を受け入れる流体
容器であつて; 滅菌液体保存用の密封区画を形成する構成の
該流体容器、而して該流体容器は可撓性壁体を
有しており; 該区画への入口通路を形成する該流体容器部
分; 該通路を閉じている密封用バリヤー; 独立した薬剤容器を該流体容器に、薬剤容器
の開口が該通路に連絡して配置され且つ該薬剤
容器の該密封用バリヤーが通路越しに該区画に
向く様に、固定するための該流体容器上の部
材; 該区画内にあり且つ該可撓性壁体越しに操作
可能な、該通路の該密封用バリヤーと該固定用
部材によつて固定された薬剤容器の該密封用バ
リヤーの両方を取り外して固定された薬剤容器
と該通路とを開口させるための部材から成り; 而して該可撓性壁体は、該壁体が内側に変形
して該壁体越しの該密封用バリヤーを取り外す
ための該取り外し用部材の操作が可能な様な、
材料と構成であつて; もつて固定された薬剤容器から該通路を通し
て該区画中に薬剤を流入することを特徴とする
流体容器、 13 該流体容器が容易に変形し且つバリヤー取り
外し用の該部材の利用者による操作によつて入
口通路を形成する該部分が該区画の内側及び外
側に向つて動き得る構造である前項12に記載の
流体容器、 14 流体保存用であり且つ取り外し可能なストツ
パーによつて閉じられている出口開口を有する
独立した薬剤容器から薬剤を受け入れる流体容
器であつて; 滅菌液体保存用の密封区画を形成する構成の
該流体容器、而して該流体容器は可撓性壁体を
有する; 該区画への入口通路を形成する該流体容器部
分; 該通路を閉じている密封用バリヤー; 独立した薬剤容器を該流体容器に、薬剤容器
の開口が該通路に通ずる様に配置し且つ該薬剤
容器の該ストツパーが通路越しに該区画に向く
様に、固定するための該流体容器上の部材; 該区画内にあり且つ該可撓性壁体越しに操作
可能な、該密封用バリヤー取り外し用部材; 而して該可撓性壁体は、該壁体が内側に変形
して該壁体越しの該密封用バリヤーを取り外す
ための該取り外し用部材の操作が可能な様な、
材料と構成であり; 該固定用部材によつて固定された薬剤容器か
ら、該密封用バリヤー取り外し時に、ストツパ
ーを取り外して、それによつて固定された薬剤
容器と該通路の両方を開くための部材から成
り、 もつて該通路を通して該区画中に固定された
薬剤容器から薬剤が流入することを特徴とする
流体容器、 15 該固定用部材が該可撓性容器壁体と密封的に
かみ合い、且つ貫通する入口通路が形成されて
いる口構造構成部材を含む前項14に記載の流体
容器、 16 該口構造構成部材がスリーブと薬剤容器上に
密封閉止を形成するためのキヤツプを含む前項
15に記載の流体容器、 17 該口構造構成部材が該開口に隣接する薬剤容
器の少なくとも末端部分を受け入れる構造であ
り、且つ該開口のまわりの末端部分と該入口通
路のまわりの該流体容器の部分の間に密封的か
み合わせを行うための部材を含む前項15に記載
の流体容器、 18 該口構造構成部材に薬剤容器上の相補的ねじ
山とかみ合うねじ山を含む前項17に記載の流体
容器、 19 該開口のまわりに取り付けた容器の末端部分
と該通路のまわりの該流体容器との間に密封的
かみ合わせを実施させるための部材を含む前項
14に記載の流体容器、 20 該固定用部材に、薬剤容器上の相補的部材と
食込み式にかみ合うためのフランジ部材を含む
前項17又は19に記載の流体容器、 21 該固定用部材に、薬剤容器上の相補的ねじ山
とかみ合うねじ山を含む前項17又は19に記載の
流体容器、 22 該通路の該密封用バリヤーが該管状口構成部
材の内側末端を密封している取り外し得るカバ
ーから成る前項15に記載の流体容器、 23 該口構成部分が該可撓性容器中及び該カバー
に取り付けた該カバー取り外し用の該壁体越し
に人手でかみ合わせるための部材中に伸びてい
る前項22に記載の流体容器、 24 該固定用部材によつて固定された薬剤容器中
の取り外し得るストツパーとかみ合い且つ該カ
バーが取り外された時にストツパーを引き出す
ための該カバーに取り付けられた部材を含む前
項23に記載の流体容器、 25 該管状口構成部材の外側端を密閉している取
り外し得るカバーを含む前項21,22,23又は24
に記載の流体容器、 26 該口構造構成部材の外側端を密閉している取
り外し得るカバーを含む前項15に記載の流体容
器、 27 該可撓性容器がエツジで相互にシールされて
おり且つ該口構造構成部材にシールされており
それとの密封結合を果たしているそれぞれのエ
ツジ部分を有している2枚の可撓性物質シート
から形成されている前項15に記載の流体容器、 28 該流体容器のエツジ部分が該口構造構成部材
の両側に弓形のシヨルダー及び内側へとテーパ
ーした縦方向の継目を形成して該壁体越しの該
操作可能な部材操作用に該壁体を撓み易くして
いる前項15に記載の流体容器、及び 29 該流体容器が容易に変形し且つ該バリヤー及
びストツパー取り外し用の該部材の利用者によ
る操作によつて入口通路を形成する該部が該区
画の内側及び外側に向かつて動き得る構造であ
る前項14,15,16,17,18,19,22,23,24,
26又は27に記載の流体容器。
本発明に従えば次のような態様もあげられる。
A 第一の区画を取り囲む構成の第一の容器、而
して該第一の容器は可撓性壁体部材及び少なく
とも二個の口を持つており; 第二の区画を取り囲む構成の第二の容器、而
して該第二の容器は取外し得るストツパーを有
しており; 該第一の容器の口の一つが第二容器かみ合わ
せ部及びストツパーかみ合わせ部を形成してお
り;而して該ストツパーかみ合わせ部の少なく
とも一部は該可撓性壁体部材越しに操作するた
めに該第一の区画中に配置されており、 該壁体部材越しに該ストツパーかみ合わせ部
を操作するために該壁体部材が内側に変形し得
る様に該可撓性壁体部材が材質選定且つ構成さ
れており; 該第二の容器は該第二容器かみ合わせ部と相
互接続するための第一の相補的かみ合わせ部を
有しており、且つ該ストツパーは該第一の相補
的かみ合わせ部を該第二容器かみ合わせ部と相
互接続する場合、該ストツパーかみ合わせ部と
相互接続するための第二の相補的かみ合わせ部
を有しておりさらに該ストツパーを取外すため
の部分を有し; もつて次に該ストツパーかみ合わせ部の該可
撓性壁体の外側から外側操作が該ストツパーの
該第二容器からの取外しに有効に働き、該容器
の流体内容物を該第一容器中での混合を可能と
していることを特徴とする取外し得るストツパ
ーで容器を区切つた少なくとも二個の容器の流
体内容物を別々に保存し、次にこれを混合する
装置。
さらに本発明の概念に従えば、次のような形態
をも着想しうるものであることが理解されよう。
B 該第二の容器かみ合わせ部及び該第一の相補
的かみ合わせ部がスリーブより伸長している隆
起部を有するスリーブ部及びそれとかみ合う該
口14より伸長してるフランジによつて形成さ
れ且つ該ストツパーかみ合わせ部57,67,
55は該ストツパーのリセスと嵌合し、該リセ
スとかみ合う接続部57が設けられている前記
A記載の装置。
C 該第二の容器かみ合わせ部及び該第一の相補
的かみ合わせ部が該口14より外側へ伸長して
いるフランジ部、該第二容器の頸部より横に伸
長している環状部及び該フランジ部及び該環状
部とかみ合うカラー部によつて形成され;且つ
該ストツパーかみ合わせ部は該ストツパーのリ
セスと嵌合し、該リセスとかみ合う接続部によ
つて形成されている前記A記載の装置。
D 該第二容器かみ合わせ部及び該第一の相補的
かみ合わせ部が第二の容器の頸部から横に伸長
しているリツプ部、該口から横方向に伸長して
いるフランジ部、該リツプ部及び該フランジ部
の一部を収容するリセスを持つ環状部によつて
形成され;且つ該ストツパーかみ合わせ部35
9,357が該ストツパーのリセスと嵌合し、
且つ該第二相補的かみ合わせ部395が該リセ
スとかみ合う連結部357と嵌合している前記
A記載の装置。
E 該第二容器かみ合わせ部及び該第一相補的か
み合わせ部が該第二容器の縁(ヘリ)部、該縁
部の少なくとも一部分の上に配置した熱可塑性
物質の環状部、該ストツパーかみ合わせ部の一
部をその内に配置した部分を有し、且つ熱可塑
性物質より形成された熱可塑性の口構造によつ
て形成され; 該環状部及び該口構造の部分が相互にはめこ
まれており、且つ第二の相補的かみ合わせ部が
該ストツパーに連結され且つ該ストツパーかみ
合わせ部材を該取外し得るストツパーにはめ込
んでいる熱可塑性要素を有する前記A記載の装
置。
前述の発明は今や当業者によつて実施可能とな
つた。当業者は、本発明がここに示した特定の態
様のみに限定されるものではないことを熟知して
いるであろう。本発明の範囲は前述の発明の詳細
な説明によつて説明され、特許請求の範囲で定義
されている。
【図面の簡単な説明】
図1は垂直断面図を併せ示した二区画容器の正
面図。図1Aは図1の二区画容器の平面図。図1
Bは図1のB−Bの線での水平断面図。図2,3
及び4は、図1に示した二区画容器の操作を例示
する図1と同様な正面図。図5は図1と同様な正
面図で、図5Aは起動のためにスリーブとカバー
の間にトグル部材を設けた第二の態様を示す図5
の部分図。図6及び図6Aはスリーブとカバーの
間にストラツプ部材を設けた第三の態様を示す図
5Aと同様な部分図。図7はカバーと関連してタ
ブ部材を設けた、第四の示す図1と同様な正面
図。図8は注射器又は移送スパイクの使用に適応
した別の出口部材を設けた図1に示したのと同様
な二区画容器の正面図。図9は小瓶の起動のため
に、カバーに関連してハンドル部材とテーパ付の
ストラツプを設けた、第六の態様を示す図1と同
な二区画容器の部分図。図10はカバーと小瓶と
の間に付加シーリング部材を設けた図9と同様な
部分図。図11は二区画容器のためカバーと小瓶
との間に別の付加シーリング部材を示した図10
と同様な部分図。図12はカバーをスリーブに取
着けるためにフランジ溶着を示した第九の態様の
図1と同様な正面図。図13は可撓性容器でのシ
ーリングのために付加的ケーシングを持つスリー
ブを表現した二区画容器の第十の態様の図12と
同様な正面図。図14は薬剤の小瓶が可撓性容器
にねじ込まれてはめ込まれている本発明の別の態
様の部分側面図及び部分垂直断面図。図15及び
16は薬剤の小瓶を可撓性容器に固締する前及び
固締後の側面図。図17は図15及び16の容器
系を詳示する図14と同様な部分側面図及び部分
垂直断面図。図18は可撓性容器に固締してある
別の態様の薬剤の小瓶を表現している図14と同
様な部分側面図及び部分断面図。図19及び20
は可撓性容器の口への薬剤の小瓶の固締方法を示
す図14と同様な部分側面図及び部分垂直断面
図。図21はオーバーラツプ・バツク中に包装し
た時の図20で示した二区画容器を示す側面図。
図22は薬剤の小瓶と容器の口との接続機構シス
テムを示す部分側面図(垂直部分断面図)であ
り、図22Aと22Bは別々の態様を二つに分割
して示している。図23は図22A及び22Bで
示された容器系に関連して使用されるラツチン
グ・カラー部材の透視図。図24は締めた場合の
図23で示したラツチング・カラーの平面図。図
25は図22Bの容器系に図23及び24で示し
たカラーの固定を表現している部分側面図及び部
分垂直断面図。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 第一の区画を囲む構成の第一の可撓性容器、
    而して該容器は可撓性壁体部材及び少なくとも一
    個の口を有しており; 第二の区画を囲む構成の第二の容器、而して第
    二の容器はのど及び該のど内に少なくとも部分的
    に配置されている取外し得るストツパーを有して
    おり、該第二の容器は、該のど及び該第二の区画
    に対して内向きに配置されたストツパーを用いて
    該第一の可撓性容器の該壁体部材を貫通して該第
    一の可撓性容器に固締されており; 該第一の区画内の操作可能な位置に配置された
    部分を有し且つ該ストツパーを取外すために該取
    外し得るストツパーと連結されているストツパー
    取外し部材、より成り、且つ 該可撓性壁体部材は、該壁体部材越しの該スト
    ツパー取外し部材の操作を行うために壁体部材が
    内側へ変形し得る様な、材料と構造であり、; 該ストツパーは該可撓性壁体部材の外側からの
    該ストツパー取外し部材の操作に依り該第二の容
    器から取外し得る様、構成、配列されており、 もつて、該可撓性容器の該壁体部材の外側から
    の外部操作により該第二の容器のストツパーを該
    第二の容器より取外し、第二の容器ののどを通し
    て両容器の流体内容物の混合を可能としているこ
    とを特徴とする、 取外し得るバリヤーが両容器を分離しており、
    二個の容器の流体内容物を別々に保存し、且つつ
    いで両容器の流体内容物を混合する装置。 2 該第一の容器がエツジ部を持つ壁体部材を含
    み、且つ該第二の容器が該エツジ部を貫いて固定
    的に配置されている特許請求の範囲第1項記載の
    装置。 3 該可撓性容器がエツジ部を有する壁体部材、
    該エツジ部を貫通して配置した該第二の容器に対
    する容器受入れ部材を含み且つ該第二の容器が該
    第二容器受入れ部材とかみ合う相補的受入れ部材
    を持つ特許請求の範囲第1項記載の装置。 4 該第一の容器が該容器内に配置されたストツ
    パー取外し部材を有する口構造構成部材を含む特
    許請求の範囲第3項記載の装置。 5 該壁体部材を貫いて配置されており且つ該可
    撓性容器の該区画への入口を形成している部材を
    含み、而して第二の容器が該のど及び該入口と向
    き合つているストツパーを用いて該部材に固締さ
    れている特許請求の範囲第1項記載の装置。 6 該可撓性容器が容易に変形し得るものであ
    り、且つそのため該第二の容器が使用者の該スト
    ツパー該取外し部材の操作に依り、該可撓性容器
    に対して内向きに及び外向きに移動し得る構造で
    ある特許請求の範囲第1,2,3及び4項のいず
    れかに記載の装置。 7 該可撓性容器が容易に変形し得るものであ
    り、且つそのため該部材が使用者の該ストツパー
    取外し部材のかかる操作に依り、該可撓性容器の
    区画に対して内向きに及び外向きに移動し得る構
    造である特許請求の範囲第5項記載の装置。 8 流体を取り囲む構成で、 エツジ、相対する側壁及び少なくとも一個の口
    を有する第一の可撓性外側容器; その中に流体物質を封じ込めており且つのど及
    び該のどの内に少なくとも部分的に配置されたス
    トツパーを有する第二の容器であつて、該第一の
    容器中に位置する該第二の容器のストツパーを用
    いた該第一の可撓性外側容器のエツジを貫通して
    固定的に配置した該第二の容器; 該可撓性外側容器内に配置された、該容器の該
    側壁越しの操作に依り該第二の容器から該ストツ
    パーを取外すための部材から成り; 而して該可撓性外側容器はその該側壁が該スト
    ツパー取外し用の該部材の操作のために内側に変
    形し得る様、材料、構成、配列されており、 該口より該第一の可撓性容器中に流体物質が導
    入可能で且つ該第一の可撓性容器の側壁又は両側
    壁からの外部操作により第二の容器からストツパ
    ーを取外し該第二の容器ののどを通しての両容器
    の流体内容物の混合を可能としていることを特徴
    とする、取外し得るバリヤーで区画を分離した二
    区画の流体内容物を別々に保存し且つ次に区画の
    一つの中で両流体内容物を混合する特許請求の範
    囲第1項記載の装置。 9 該口を当初充填用カニユーラ又はスパイクを
    且つ次にI.V投与セツトのカニユーラ又はスパイ
    クを収容する様に構成、配列した特許請求の範囲
    第8項記載の装置。 10 該可撓性容器が容易に変形し得るものであ
    り、且つそのため該第二の容器が使用者の該スト
    ツパー該取外し部の操作に依り、該可撓性容器に
    対して内向きに及び外向きに移動し得る構造であ
    る特許請求の範囲第8項又は第9項に記載の装
    置。 11 第一の区画を取り囲む構成の第一の容器、
    而して該第一の容器は可撓性壁体部材及び少なく
    とも二個の口を持つており; 第二の区画を取り囲む構成の第二の容器、而し
    て該第二の容器は取外し得るストツパーを有して
    おり; 該第一の容器の口の一つが第二容器かみ合わせ
    部及びストツパーかみ合わせ部を形成しており;
    而して該ストツパーかみ合わせ部の少なくとも一
    部は該可撓性壁体部材越しに操作するために該第
    一の区画中に配置されており、 該壁体部材越しに該ストツパーかみ合わせ部を
    操作するために該壁体部材が内側に変形し得る様
    に該可撓性壁体部材が材質選定且つ構成されてお
    り; 該第二の容器は該第二容器かみ合わせ部と相互
    接続するための第一の相補的かみ合わせ部を有し
    ており、且つ該ストツパーは該第一の相補的かみ
    合わせ部を該第二容器かみ合わせ部と相互接続す
    る場合、該ストツパーかみ合わせ部と相互接続す
    るための第二の相補的かみ合わせ部を有しており
    さらに該ストツパーを取外すための部分を有し; もつて次に該ストツパーかみ合わせ部の該可撓
    性壁体の外側からの外側操作が該ストツパーの該
    第二容器からの取外しに有効に働き、該容器の流
    体内容物を該第一容器中での混合を可能としてい
    ることを特徴とする取外し得るストツパーで容器
    を区切つた少なくとも二個の容器の流体内容物を
    別々に保存し、次にこれを混合する装置。 12 該第二の容器かみ合わせ部及び該第一の相
    補的かみ合わせ部に該口14より伸長している雌
    ねじ15及び該第二の容器の頸部から伸長してい
    る雄ねじ13を設け、且つ該ストツパーかみ合わ
    せ部は該ストツパーのリセスと嵌合し、該リセス
    にかみ合う接続部57が設けられている特許請求
    の範囲第11項記載の装置。 13 該第二の容器かみ合わせ部及び該第一の相
    補的かみ合わせ部が該第二の容器の頸部から横に
    伸長している環状部及び該環状部とかみ合うリセ
    スを有するガスケツト部によつて形成され;且つ
    該ストツパーかみ合わせ部67は該ストツパーの
    リセスと嵌合し、該リセスとかみ合う接続部が設
    けられている特許請求の範囲第11項記載の装
    置。 14 該第二容器かみ合わせ及び第一相補的かみ
    合わせ部が更にフエルールに依り該第二容器の該
    環状部材へ固締された管状シユラウド部材、及び
    該シユラウド部材とかみ合う該口に固締されてい
    るガスケツト部によつて形成される特許請求の範
    囲第11項記載の装置。 15 該第一容器が容易に変形し且つ、該ストツ
    パー取外し用の該ストツパーかみ合わせ部材の利
    用者による操作により該口の該一個が該第一容器
    の該区画に対して内側及び外側に動き得る構造で
    ある特許請求の範囲第11,12,13,14項
    のいずれかに記載の装置。 16 滅菌液体保存用の第一の密封区画を形成す
    る構成の流体容器、而して該液体容器は可撓性壁
    体を有する; 第二の区画を囲む構成で且つ密封用バリヤーに
    依り閉じられている出口開口を有する独立した薬
    剤容器; 該流体容器はその一部分に該壁体を貫通する該
    第一区画への入口通路が形成され且つ該独立した
    薬剤容器を、該流体容器に、該薬剤容器の開口を
    該通路に連絡して配置し且つ該薬剤容器の密封用
    バリヤーを該通路に向ける様に、固定する部材を
    有しており、; 而して該薬剤容器は該部材によつて固定されて
    おり;及び 該第一区画内にあり且つ該薬剤容器を開口させ
    るのに該密封様バリヤーを取外すための該可撓性
    壁体越しに操作し得る部材から成り; 該可撓性壁体は、該壁体越しの該密封様バリヤ
    ーの除去のための該取外し用部材の操作用に外壁
    体が内側に変形し得る様な、材料と構造であり、 もつて薬剤が外薬剤容器から外通路を通つて外
    第一区画中に流入することを特徴とする二個の容
    器の流体内容物を別々に保存し、且つ次に混合す
    る装置。 17 該密封用バリヤーが取外し得るストツパー
    であり且つ該取外し用部材が該ストツパー取外し
    用部材を有する特許請求の範囲第16項記載の装
    置。 18 該入口通路を密封する取外し得る要素を有
    し;該取外し得る要素、該密封用バリヤー及び該
    取外し用部材が結合されており、そのため該取外
    し用部材の操作によつて取外し得る要素及び該密
    封用バリヤーを取外して該入口通路及び該薬剤容
    器を開口させることが出来る特許請求の範囲第1
    6項記載の装置。 19 該流体容器が容易に変形し且つバリヤー取
    外し用の該部材の利用者による操作によつて入口
    通路を形成する該部分が該区画の内側及び外側に
    向かい動き得る構造である特許請求の範囲第1
    6、第17項又は第18項のいずれかに記載の装
    置。 20 出口開口から引出されることによつて取外
    し得るストツパーによつて閉じられた出口開口を
    有する第一の容器中に薬剤を入れ; 可撓性壁体及び該壁体を貫通する入口通路を有
    する稀釈剤容器を準備し、而して該稀釈剤容器は
    流体の稀釈剤を入れて保有している密封区画及び
    薬剤容器ストツパーかみ合い部材のある形状を有
    しており、 該薬剤容器を該稀釈剤容器に、該出口開口及び
    該通路越しに該密封区画の内側へと露出している
    ストツパーを用い且つ該ストツパー該かみ合い部
    材を用いて、装着し; 該稀釈剤容器及び該第一容器の関連壁体部分
    を、該容器壁体を変形することに依り、該区画の
    内側へと動かし; 該ストツパーかみ合い部剤を該可撓性壁体越し
    につかみ;且つ 該ストツパーかみ合い部材を保持しつつ該稀釈
    剤容器及び該第一の容器の関連部分を引込めて、
    該ストツパーの引きを行い、該薬剤を該開口を通
    して密封区画中の稀釈剤中への流入を可能にす
    る、 諸工程を有することを特徴とする薬剤と稀釈剤と
    の混合方法。 21 出口開口から引出されることによつて取外
    し得るストツパーによつて閉じられた出口開口を
    有する第一の容器中に薬剤を入れ; 可撓性壁体及び該壁体を貫通している入口通路
    を有する入口通路の内側に密封的締切りを有し、
    稀釈剤容器を準備し、而して該稀釈剤容器は流体
    の稀釈剤を中に保有している密封区画及び該薬剤
    容器のストツパーとかみ合う部材を該密封的締切
    りに有している形状であり; 該薬剤容器を該口中に、該出口開口及び該密封
    区画の内側に露出しているストツパーとを用いて
    挿入して該ストツパーを該ストツパーかみ合い部
    材とかみ合わせ; 該可撓性壁体越しに該密封区画をつかみ;且つ 該稀釈剤容器及び該第一容器の関連壁体部分
    を、該密封的締切りを保持しつつ、引込めて該密
    封的締切りの取外しと該ストツパーの引抜きを行
    い、該薬剤を該開口を通して該区画中の稀釈剤中
    への流入を可能にする、 諸工程を有することを特徴とする特許請求の範囲
    第20項に記載の薬剤と稀釈剤との混合方法。
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