JPH0555365U - ディスク駆動装置 - Google Patents

ディスク駆動装置

Info

Publication number
JPH0555365U
JPH0555365U JP11263991U JP11263991U JPH0555365U JP H0555365 U JPH0555365 U JP H0555365U JP 11263991 U JP11263991 U JP 11263991U JP 11263991 U JP11263991 U JP 11263991U JP H0555365 U JPH0555365 U JP H0555365U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
disk
disc
carrier
carrier pin
holder
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP11263991U
Other languages
English (en)
Other versions
JP2534221Y2 (ja
Inventor
均 天野
久輝 小松
博行 武田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsumi Electric Co Ltd
Original Assignee
Mitsumi Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsumi Electric Co Ltd filed Critical Mitsumi Electric Co Ltd
Priority to JP11263991U priority Critical patent/JP2534221Y2/ja
Publication of JPH0555365U publication Critical patent/JPH0555365U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2534221Y2 publication Critical patent/JP2534221Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【目的】キャリアを枢支するキャリアピンの抜け防止
を、極めて簡単かつ合理的に達成し得るようにされたデ
ィスク駆動装置を提供する。 【構成】磁気ヘッド3を保持した状態でディスク装着時
にはディスクDに近づけられ、ディスク脱着時にはディ
スクDから遠ざけられるようにフレーム等の固定部分に
対して揺動可能に支持されたヘッドホルダー9を、ディ
スク脱着時にはディスクDから遠ざけるべく持ち上げ、
ディスク装着時には該持ち上げ動作を解除できるように
キャリアピン13に枢支されたキャリア10と、ディス
ク装着時にディスクDをフレーム底面側へ押圧するシー
ト状のホルダーばね20と、を備える。そして、上記ホ
ルダーばね20の上記キャリア側端部に折り曲がって立
ち上がる立上係止部22が形成され、この立上係止部2
2にキャリアピン13の一端部分が係止されるように構
成されている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、コンピューター用の情報記録媒体として用いられる、3.5インチ フロッピーディスクや光磁気ディスク等の、カバーケース付きのディスクに対す る読み出し・書き込みを行うようにされたディスク駆動装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
この種のディスク駆動装置は、近年益々、小型・薄型化及び低コスト化への要 求が強くなってきており、それに応えるべく、各機構部分や構造部分に様々な工 夫が凝らされている。このようなディスク駆動装置、特に、ノートブック型と称 される軽量で薄型のパーソナルコンピューター等の内蔵記憶装置用として好適な ものに以下のものが開発されている。
【0003】 すなわち、カバーケース付きのディスクに対する読み出し・書き込みを行う磁 気ヘッドを、フレーム等の固定部分にヒンジもしくは弾性部材を介して揺動可能 に支持されたヘッドホルダーで保持させ、このヘッドホルダーを磁気ヘッドを伴 った状態で、ディスク装着時にはディスクに近づけ、ディスク脱着時にはディス クから遠ざけるべく、図3及び図4に示される如くに、ディスク脱着時には上記 ヘッドホルダー9を持ち上げ、ディスク装着時には該持ち上げ動作を解除するよ うにされた、両端に折曲立上部11を備えた偏平状の揺動部材とされるキャリア 10を備えたものが開発されている。
【0004】 かかるディスク駆動装置において、上記キャリア10は、その折曲立上部11 がフレーム等に固定された支持ブラケット15に緩く挿入されたキャリアピン1 3に枢支されていて、ディスクの装着・脱着に連動してキャリアピン13を枢軸 として全体が上下に揺動するようにされている。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】 上記キャリア10を枢支するキャリアピン13は、キャリア10及び支持ブラ ケット15からの抜け防止のため、一端側には大径頭部13aが、また、他端側 には小径溝13bが形成されてそこにE形止め輪16が外嵌されている。
【0006】 しかしながら、このようにキャリアピン13の抜け防止のため、それに小径溝 13bを形成してE形止め輪16を外嵌させることは、手間がかかり、部品点数 が増え、E形止め輪16は脱落し易い等の改善すべき課題を有していた。
【0007】 かかる点に鑑み本考案は、ディスク脱着時にはヘッドホルダーを持ち上げ、デ ィスク装着時には該持ち上げ動作を解除するようにされたキャリアを枢支するキ ャリアピンの抜け防止を、極めて簡単かつ合理的に達成し得るようにされたディ スク駆動装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上述の目的を達成すべく、本考案に係るディスク駆動装置は、カバーケース付 きのディスクに対する読み出し・書き込みを行う磁気ヘッドを保持した状態でデ ィスク装着時にはディスクに近づけられ、ディスク脱着時にはディスクから遠ざ けられるようにフレーム等の固定部分に対して揺動可能に支持されたヘッドホル ダーと、ディスク脱着時には上記ヘッドホルダーをディスクから遠ざけるべく持 ち上げ、ディスク装着時には該持ち上げ動作を解除できるようにキャリアピンに 枢支されたキャリアと、ディスク装着時にディスクをフレーム底面側へ押圧する シート状のホルダーばねと、を備え、上記ホルダーばねの上記キャリア側端部に 折り曲がって立ち上がる立上係止部が形成され、この立上係止部に上記キャリア ピンの一端部分が係止されるように構成される。
【0009】
【作用】
上述の如くの構成とされた本考案に係るディスク駆動装置においては、キャリ アピンの一端がホルダーばねの立上係止部に係止されるので、キャリアピンの抜 け防止が極めて簡単かつ合理的に行われることになり、従来において必要であっ た、キャリアピンに小径溝を形成してそれにE形止め輪等を外嵌させるという手 間のかかる作業が省略できるとともに、部品点数が削減でき、しかも、立上係止 部はE形止め輪のように脱落することはないから信頼性も向上する。
【0010】
【実施例】
以下、本考案の実施例を図面を参照しつつ説明する。 図1は本考案に係るディスク駆動装置の一実施例の全体を、ハウジングカバー を取り除きかつ、カバーケース付きのディスク(3.5インチフロッピーディス ク)Dを装着した状態で示す平面図である。なお、以下の説明においては、前述 した図3及び図4に示される従来のディスク駆動装置の各部に対応する部分には 共通の符号を付して、その重複説明を省略する。
【0011】 この例のディスク駆動装置は、フレームハウジング1内の上部側に、ディスク Dに対する読み出し・書き込みを行うアッパー磁気ヘッド3を保持した状態でデ ィスク装着時にはディスクDに近づけられ、ディスク脱着時にはディスクDから 遠ざけられるように固定部分に対して上下に揺動可能に支持されたヘッドホルダ ー9と、ディスク脱着時にはディスクDの挿入口4近傍に設けられたイジェクト ボタン5の押圧操作に連動して上記ヘッドホルダー9をディスクDから遠ざける べく持ち上げ、ディスク装着時には該持ち上げ動作を解除できるようにキャリア ピン13に枢支されたアッパーキャリア10と、ディスク装着時にディスクDの 外面をフレーム底面側へ押圧すべく、ディスクホルダー17上に配されたシート 状のホルダーばね20と、を備えている。
【0012】 そして、上記ホルダーばね20の上記キャリア10側端部には、図2に詳細に 示される如くに、キャリアピン13の一端部分に設けられた大径頭部13a近傍 にてその端面に対向するように折り曲がって立ち上がる立上係止部22が形成さ れている。また、この立上係止部22には、キャリア10を下方に付勢する押圧 ばね25が側方に突出して設けられている。
【0013】 このように構成される本例のディスク駆動装置では、キャリアピン13の反頭 部側には何も設けられていないため、キャリアピン13は図2の矢印Pで示され る方向に移動可能であるが、キャリアピン13がアッパーキャリア10及び支持 ブラケット15から抜けようとして矢印P方向に移動すると、その大径頭部13 aがホルダーばね20に設けられた立上係止部22に係止される。
【0014】 従って、かかる構成のもとでは、キャリアピン13の一端がホルダーばね20 の立上係止部22に係止されるので、キャリアピン13の抜け防止が極めて簡単 かつ合理的に行われることになり、従来において必要であった、キャリアピン1 3に小径溝を形成してそれにE形止め輪等を外嵌させるという手間のかかる作業 が省略できるとともに、部品点数が削減でき、しかも、立上係止部22はE形止 め輪のように脱落することはないから信頼性も向上する。
【0015】
【考案の効果】
以上の説明から明らかな如く、本考案に係るディスク駆動装置は、ディスク脱 着時にはヘッドホルダーを持ち上げ、ディスク装着時には該持ち上げ動作を解除 するようにされたキャリアを枢支するキャリアピンの一端がホルダーばねの立上 係止部に係止されるように構成されているので、キャリアピンの抜け防止が極め て簡単かつ合理的に行われることになる。 従って、従来において必要であった、キャリアピンに小径溝を形成してそれに E形止め輪等を外嵌させるという手間のかかる作業が省略できるとともに、部品 点数が削減でき、しかも、立上係止部はE形止め輪のように脱落することはない から信頼性も向上するという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係るディスク駆動装置の一実施例を示
す平面図。
【図2】図1の実施例のキャリアピンの抜け防止構造を
示す図。
【図3】従来のディスク駆動装置のキャリアピンの抜け
防止構造を示す図。
【図4】図3のキャリアピン及びキャリアの説明に供さ
れる図。
【符号の説明】
1 フレームハウジング 3 磁気ヘッド 4 ディスク挿入口 5 イジェクトボタン 9 アッパーヘッドホルダー 10 アッパーキャリア 11 折曲立上部 13 キャリアピン 13a 大径頭部 15 支持ブラケット 17 ディスクホルダー 20 ホルダーばね 22 立上係止部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カバーケース付きのディスクに対する読
    み出し・書き込みを行う磁気ヘッドを保持した状態でデ
    ィスク装着時にはディスクに近づけられ、ディスク脱着
    時にはディスクから遠ざけられるようにフレーム等の固
    定部分に対して揺動可能に支持されたヘッドホルダー
    と、ディスク脱着時には上記ヘッドホルダーをディスク
    から遠ざけるべく持ち上げ、ディスク装着時には該持ち
    上げ動作を解除できるようにキャリアピンに枢支された
    キャリアと、ディスク装着時にディスクをフレーム底面
    側へ押圧するシート状のホルダーばねと、を備えたディ
    スク駆動装置において、上記ホルダーばねの上記キャリ
    ア側端部に折り曲がって立ち上がる立上係止部が形成さ
    れ、この立上係止部に上記キャリアピンの一端部分が係
    止されるように構成されていることを特徴とするディス
    ク駆動装置。
JP11263991U 1991-12-26 1991-12-26 ディスク駆動装置 Expired - Fee Related JP2534221Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11263991U JP2534221Y2 (ja) 1991-12-26 1991-12-26 ディスク駆動装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11263991U JP2534221Y2 (ja) 1991-12-26 1991-12-26 ディスク駆動装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0555365U true JPH0555365U (ja) 1993-07-23
JP2534221Y2 JP2534221Y2 (ja) 1997-04-30

Family

ID=14591765

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11263991U Expired - Fee Related JP2534221Y2 (ja) 1991-12-26 1991-12-26 ディスク駆動装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2534221Y2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100420830B1 (ko) * 2001-08-18 2004-03-02 서울대학교 공과대학 교육연구재단 단과 횡방향 미소 요철구조를 이용한 선박용 공기윤활장치 및 방법

Also Published As

Publication number Publication date
JP2534221Y2 (ja) 1997-04-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5333085A (en) Read/write gimbal with limited range of motion
US7536771B2 (en) Method for loading single head in a hard disk drive
EP1313099A3 (en) Disk recording or playback device and process for assembling the device
JP3583008B2 (ja) 磁気ヘッド支持機構と磁気ディスク装置
US6714507B2 (en) Disc device
JP2002096888A (ja) 情報を含むディスク用の保管ケース
US5482164A (en) E-block shipping comb
JPH0555365U (ja) ディスク駆動装置
TW519621B (en) Disc clamp mechanism for disc apparatus
KR100379349B1 (ko) 디스크 장치의 디스크 클램프 기구
JPWO2008059820A1 (ja) ディスク装置
KR950012240B1 (ko) 헤드 캐리지 장치
US5196975A (en) Magnetic disk apparatus having head arm elastically supported on head carriage
US20070039011A1 (en) Optical disc drive
JPS6220186A (ja) 磁気ヘツド保持機構
JPS63298878A (ja) ハ−ドディスクのドライブ装置
JPS6367266B2 (ja)
JPS6364827B2 (ja)
JP3351321B2 (ja) 磁気ディスク装置
JP2724582B2 (ja) 磁気バイアスユニット等の移動装置
JPS59116957A (ja) 磁気デイスク装置
JP2003077239A (ja) 磁気記録装置
JPH064961U (ja) ポータブル型記録再生装置
JPH04216366A (ja) ヘッドキャリッジ装置
JPS62195250U (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees