JPH055533Y2 - - Google Patents

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JPH055533Y2
JPH055533Y2 JP15413687U JP15413687U JPH055533Y2 JP H055533 Y2 JPH055533 Y2 JP H055533Y2 JP 15413687 U JP15413687 U JP 15413687U JP 15413687 U JP15413687 U JP 15413687U JP H055533 Y2 JPH055533 Y2 JP H055533Y2
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port
mirror
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【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は、例えば多芯光フアイバの接続部の
損失測定等の際に用いられるシヤツタ付光切替器
に関する。
(従来の技術) 従来の光切替器としては、例えば第4図及び第
5図に示すようなものがある。第4図中、21は
共通ポートであり、共通ポート21の光路22上
にミラー23が配設されている。ミラー23は、
パルスモータ24の出力軸25の先端部に、その
ミラー面が光路22に対して45°の傾斜を有する
ように取付けられており、そのパルスモータ24
の駆動により回動可能とされている。また、回動
に伴なうミラー23の反射光領域、即ち、光路2
2に対する直交面内、ミラー23の配設位置を中
心として所定角度θおきに複数の切替えポート2
6a〜26fが配設されている。切替えポート
は、図の上では、6個だけが示されているが図示
省略の部分にも所定角度θおきに配設されてお
り、総数で12個程度が配設されている。ここで、
以下、切替えポート26a,26b,26c,…
…を、それぞれチヤネル1、チヤネル2、チヤネ
ル3、……の切替えポートと云う。
第5図に示すように、各チヤネルの切替えポー
ト26a〜26fには、コネクタ27を介して被
測定光フアイバ28等が接続され、この被測定光
フアイバ28の他端に光パワーメータ29が接続
されている。
そして、いまパルスモータ24の回転位置が初
期位置にあるとき、共通ポート21とチヤネル1
の切替えポート26aとが接続関係にあり、共通
ポート21からの出射光がその切替えポート16
aに入射しているとすると、パルスモータ24
は、この初期位置から一定数のパルスが加えられ
るごとに所定角度θづつ回転して共通ポート21
がチヤネル2以下の各切替えポート26b〜26
fに切替えられ、共通ポート21からの出射光が
各切替えポート26b〜26fに切替え入射され
て、各切替えポート26a〜26fに接続された
被測定光フアイバ28の光損失等が光パワーメー
タ29等で順次測定される。
(考案が解決しようとする問題点) ところで、共通ポート21からの光が常時出射
状態にあり、この共通ポート21が例えばチヤネ
ル1の切替えポート26aからチヤネル2の切替
えポート26b等を飛越えてチヤネル3以降の目
的とする切替えポートに直接切替えられるような
場合がある。しかしながら、このような飛越し切
替えのとき、共通ポート21からの光が常時出射
状態になつていると、その飛越えた中間の切替え
ポートに瞬間的に光が入射され、誤測定又はその
切替えポートに接続されている測定用の受光器等
を破損するおそれがあるという問題点があつた。
この考案はこのような問題点に着目してなされ
たもので、飛越し切替えのときに、その飛越えた
中間の切替えポートに光が入射されることを防止
して、誤測定又はその切替えポートに接続された
受光器の破損等を防止することのできるシヤツタ
付光切替器を提供することを目的とする。
(問題点を解決するための手段) この考案は上記問題点を解決するために、共通
ポートの光路上に回動可能なミラーを配設し、回
動に伴なう該ミラーの反射光領域に当該ミラーを
中心として所定角度おきに複数の切替えポートを
配設し、前記ミラーの所要角度の回動により前記
共通ポートを前記複数の切替えポートの何れかに
切替え対応させる光切替器において、前記ミラー
の回動による切替え動作中には前記共通ポートの
光路を閉鎖し、当該ミラーが所要角度回動して切
替え動作の終了後に前記共通ポートの光路を開放
するシヤツタを設けたことを要旨とする。
(作用) ミラーの回動による目的とする切替えポートへ
の切替え動作中には、シヤツタにより共通ポート
の光路が閉鎖され、ミラーが所定角度回動して目
的とする切替えポートへの切替え動作の終了後に
共通ポートの光路が開放される。したがつて飛越
し切替えのとき、共通ポートからの光が常時出射
状態になつていても、その飛越えた中間の切替え
ポートに瞬間的に光の入射することが防止され
る。
(実施例) 以下、この考案の実施例を第1図及び第2図に
基づいて説明する。
まず、シヤツタ付光切替器の構成を説明する
と、第1図中、1は共通ポート、2は共通ポート
の光路、3はミラー、4は第1のパルスモータ、
5は第1のパルスモータ4の出力軸、6a,6
b,6c,……はそれぞれチヤネル1、チヤネル
2、チヤネル3、……の切替えポートであり、こ
れらの各部材及び機器については、前記第4図の
ものとほぼ同様の関係で構成されている。
8は第1のパルスモータ4の初期位置検出用の
デイスクであり、出力軸5に取付けられている。
デイスク8には凹部9が切り欠かれ、この凹部9
の回動径路上には、凹部9を検出することにより
第1のパルスモータ4の初期位置を検出するため
の第1のフオトインタラプタ10が配設されてい
る。
そしてさらに、この実施例では、共通ポート1
の光路2上でデイスク状のシヤツタ11が配設さ
れている。シヤツタ11は、第2のパルスモータ
14の出力軸15に取付けられ、この第2のパル
スモータ14の駆動制御により、ミラー3の回動
による切替動作中には光路2を閉鎖しミラー3が
所要角度回動して切替え動作の終了後にその光路
2を開放するためのものである。シヤツタ11に
は初期位置検出用兼開路用の凹部12が切り欠か
れ、この凹部12の回動径路上には、凹部12を
検出することにより第2のパルスモータ14の初
期位置を検出するための第2のフオトインタラプ
タ13が配設されている。なお、シヤツタ11上
には、初期位置検出用の凹部と、開放用の凹部と
を各別に形成してもよい。
第2図に示すように、上述の各部材は、ケース
体16中に構成されており、共通ポート1及び各
チヤネルの切替えポート6a〜6fは、ケース体
16のパネルに取付けられたコネクタ7a,7
b,……に、それぞれ接続されている。各チヤネ
ルの切替えポート6a〜6fには、前記第5図に
示したものと同様に、これらのコネクタ7b,7
c,……を介して被測定光フアイバ等が接続さ
れ、その被測定光フアイバの他端に光パワーメー
タ等が接続される。
次に、上述のように構成されたシヤツタ付光切
替器の動作を説明する。
いま、デイスク8に設けられた凹部9が第1の
フオトインタラプタ10により検出されて、第1
のパルスモータ4が初期位置にあるとき、共通ポ
ート1とチヤネル1の切替えポート6aとが接続
関係となり、また、第1のパルスモータ4は、こ
の初期位置から3個のパルスが加えられて3ステ
ツプ回転するごとに、ミラー3が所定角度θづつ
回転して共通ポート1がチヤネル2以下の各切替
えポート6b〜6fに順次切替えられるような関
係になるものとする。
そして、まず第1のフオトインタラプタ10に
よりデイスク8上の凹部9が検出されて第1のパ
ルスモータ4が初期位置にあるとき、第2のパル
スモータ14側においても、第2のフオトインタ
ラプタ13により凹部12が検出されて初期位置
が検出され、共通ポート1からの光路2がシヤツ
タ11により閉鎖状態とされる。
この状態で、第2のパルスモータ14が所要ス
テツプ数だけ時計回り方向(以下、時計回り方向
をCW方向、反時計回り方向をCCW方向と云う)
に回転されると凹部12が共通ポート1の光路2
上に位置されて光路2が開放され、共通ポート1
からの出射光がチヤネル1の切替えポート6aに
入射される。そして、光パワーメータによりチヤ
ネル1の切替えポート6aに接続された被測定光
フアイバの光損失の測定等が終了すると、第2の
パルスモータ14がCCW方向に所要ステツプ数
だけ回転されて、第2のパルスモータ14が初期
位置に復帰されて、光路2は再び閉鎖される。
次いで、チヤネル1の切替えポート6aからチ
ヤネル2の切替えポート6bを飛越してチヤネル
3の切替えポート6cに直接切替える必要のある
場合には、第1のパルスモータ4がCW方向に6
ステツプだけ回転されて共通ポート1がチヤネル
3の切替えポート6cに接続される。そしてこの
切替え接続後に、前記と同様にして、第2のパル
スモータ14がCW方向に所要ステツプ数だけ回
転されて光路2が開放され、共通ポート1からの
出射光がチヤネル3の切替えポート6cに入射さ
れ、この切替えポート6cに接続された被測定光
フアイバの光損失の測定等が行なわれる。
そして、上述のように飛越し切替えが行なわれ
るとき、シヤツタ11により切替えポート1の光
路2は閉鎖状態とされるので、この飛越し切替え
の動作中に、共通ポート1からの光が常時出射状
態になつていても、中間のチヤネル2の切替えポ
ート6bには瞬間的に光の入射することが防止さ
れて、誤測定又は受光器の破損等が適切に防止さ
れる。
次に第3図には、シヤツタ部分の変形例を示
す。
この変形例は、デイスク状のシヤツタの一部
に、例えば透光性の基板部に金属の膜を蒸着して
形成した光減衰器17を構成して減衰器付シヤツ
タ18としたものである。
第1図及び第2図中には、図示省略されている
が、共通ポート1及び各切替えポート6a〜6f
の前部には、通常、集光用のレンズが配設され、
このレンズの前後方向への位置調整及び各切替え
ポート6a〜6fを、その光軸と直交する方向へ
位置調整することにより、共通ポート1と各切替
えポート6a〜6f間の光軸合わせが行なわれ
る。しかし共通ポート1に対し各切替えポート6
a〜6fを全く同一に軸合わせすることは難し
く、その軸合わせ損失には通常僅かの差が生じ
る。また、各切替えポート6a〜6fに接続され
ているコネクタ7a,7b,……の接続損失も、
通常同一ではなく、コネクタごとに僅かに異なつ
ている。
したがつて上記の軸合わせ損失及び接続損失等
を加えた総合の結合損失は、各切替えポート6a
〜6fごとに例えば共通ポート1とチヤネル1の
切替えポート6a間では、−5dB、チヤネル2の
切替えポート6bとの間では−5.3dB、チヤネル
3の切替えポート6cとの間では−5.5dBという
ように僅かに異なつている。
そこで、光減衰器17により、チヤネル1の切
替えポート6aに切替えられたときは0.5dBの損
失を加え、またチヤネル2の切替えポート6bに
切替えられたときには0.2dBの損失を加えるよう
にすれば、何れのチヤネルに切替えられた場合に
も結合損失は−5.5dBで一定にすることができ
る。
減衰器付シヤツタ18は、上述のような結合損
失のレベル調整に使用されるものであり、光減衰
器17を円周方向に連続可変形の減衰器とし、上
述の例で云えば、第2のパルスモータ14の回転
ステツプ数を、チヤネル1の切替えポート6a及
びチヤネル2の切替えポート6b等ごとに予め設
定しておくことにより、共通ポート1が各切替え
ポート6a〜6fに切替えられたとき、第2のパ
ルスモータ14を、その切替えポートに対応した
ステツプ数だけ回転させて、結合損失に、前述の
0.5dB又は0.2dB等の所要の損失量を加えること
ができる。
そして、上述の減衰器付シヤツタ18を使用す
れば、共通ポート1が何れの切替えポート6a〜
6fに切替えられた場合にも、各切替えポート6
a〜6fからの光出力のレベルを一定とすること
ができて、各切替えポート6a〜6fに接続され
た被測定光フアイバ等の各損失測定値等の比較を
補正値なしで正確に行なうことができる。
[考案の効果] 以上説明したように、この考案によれば、ミラ
ーの回動による目的とする切替えポートへの切替
え動作中には共通ポートの光路を閉鎖し、ミラー
が所要角度回動して目的とする切替えポートへの
切替え動作の終了後にその共通ポートの光路を開
放するシヤツタを設けたので、飛越し切替えのと
きに、共通ポートからの光が常時出射状態になつ
ていても、その飛越えた中間の切替えポートに瞬
間的に光の入射することが防止されて、誤測定等
又はその中間の切替えポートに接続された受光器
の破損等を防止することができるという利点があ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案に係るシヤツタ付光切替器の
実施例を示す斜視図、第2図はケース体中に構成
された同上実施例の構成図、第3図は同上実施例
におけるシヤツタ部分の変形例を示す平面図、第
4図は従来の光切替器の斜視図、第5図は同上従
来例の平面図である。 1……共通ポート、2……共通ポートの光路、
3……ミラー、4……第1のパルスモータ、6a
〜6f……切替えポート、11……シヤツタ、1
4……第2のパルスモータ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 共通ポートの光路上に回動可能なミラーを配設
    し、回動に伴なう該ミラーの反射光領域に当該ミ
    ラーを中心として所定角度おきに複数の切替えポ
    ートを配設し、前記ミラーの所要角度の回動によ
    り前記共通ポートを前記複数の切替えポートの何
    れかに切替え対応させる光切替器において、 前記ミラーの回動による切替え動作中には前記
    共通ポートの光路を閉鎖し、当該ミラーが所要角
    度回動して切替え動作の終了後に前記共通ポート
    の光路を開放するシヤツタを設けたことを特徴と
    するシヤツタ付光切替器。
JP15413687U 1987-10-09 1987-10-09 Expired - Lifetime JPH055533Y2 (ja)

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JP15413687U JPH055533Y2 (ja) 1987-10-09 1987-10-09

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JPH0159215U JPH0159215U (ja) 1989-04-13
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