JPH0555326U - テープガイドローラの高さ調整構造 - Google Patents

テープガイドローラの高さ調整構造

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JPH0555326U
JPH0555326U JP11253091U JP11253091U JPH0555326U JP H0555326 U JPH0555326 U JP H0555326U JP 11253091 U JP11253091 U JP 11253091U JP 11253091 U JP11253091 U JP 11253091U JP H0555326 U JPH0555326 U JP H0555326U
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JP
Japan
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tape
guide roller
height adjusting
tape guide
roller
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JP11253091U
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喜明 涌井
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Victor Company of Japan Ltd
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Victor Company of Japan Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 磁気テープの走行時の高さをテープガイドロ
ーラの高さ調整構造により調整する。 【構成】 テープガイドローラ10は、磁気テープTの
上端部Tを規制する上フランジ部10aと、磁気テー
プTの下端部Tを規制する下フランジ部10bとの間
に垂設したシャフト部10cを中心としてローラ部10
dが回転自在に軸着されている。また、下フランジ部1
0bの下方には高さ調整用ネジ部10bが形成されて
いる。一方、ローディングべース9にはローラブッシュ
41が圧入されており、ローラブッシュ41の内部に
は、ローディングべース9の上面9a側に高さ調整用ネ
ジ孔41bが形成され、下フランジ部10bの高さ調整
用ネジ部10bが調整可能に螺合している。また、高
さ調整用ネジ孔41bはローディングべース9の側方か
らプラスチックネジ42により固定されている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、ヘリカルスキャン方式の磁気記録及び/又は再生装置において、磁 気テープを回転ドラムに添接させながら所定のテープパスに装填して記録及び/ 又は再生する際、磁気テープの走行時の高さをローディングべースに支持された テープガイドローラにより調整可能に構成したテープガイドローラの高さ調整構 造構造にに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
ビデオ・テープレコーダ(VTR)とか回転式デジタル・オーディオ・テープ レコーダ(R−DAT)などの磁気記録及び/又は再生装置では、磁気テープを テープカセットから引き出して、磁気ヘッドを備えた回転ドラムに磁気テープを 添接させながら、回転する磁気ヘッドによりヘリカルスキャンして記録及び/又 は再生することが周知である。
【0003】 図2は従来のテープガイドローラの高さ調整構造を示した縦断面図であり、図 3(A),(B)はテープガイドローラの高さ調整構造を採用した磁気記録及び /又は再生装置を説明するための構成図であり、(A)はテープローディング前 の状態を示した図、(B)はテープローディング完了状態を示した図である。
【0004】 まず、従来のテープガイドローラの高さ調整構造を説明する前に、テープガイ ドローラの高さ調整構造を採用したヘリカルスキャン方式の磁気記録及び/又は 再生装置について、図3(A),(B)を用いて簡略に説明する。
【0005】 図3(A)に示したヘリカルスキャン方式の磁気記録及び/又は再生装置1( 以下、装置1とも記す)において、装置1内に装着されたテープカセット2がテ ープローディング前の状態では、内部左右に設けた供給リール3と巻取リール4 との間に磁気テープTが巻回されており、更に、供給リール3から出た磁気テー プTは前面2a側の左右に設けた一対のテープガイド5,6に掛け渡されて巻取 リール4に巻かれている。
【0006】 また、テープカセット2の前面2a側でテープガイド5とテープガイド6とを 挟んで底面側を大きく肉抜きした開口部2bが形成され、この開口部2bにはテ ープローディング時に磁気テープTをテープカセット2外の所定のテープパスに 引き出す装置1側のテープローディング構成部材が複数図示位置で待機している 。
【0007】 ここで、装置1側の複数のテープローディング構成部材として、供給側ではテ ンションアーム7に支持されたテンションローラ8と、ローディングべース9に 支持されたテープガイドローラ10及び傾斜ポール11とが開口部2b内に入り 込み、一方、巻取側ではローディングべース12に支持された傾斜ポール13及 びテープガイドローラ14と、ピンチローラアーム15に支持されたピンチロー ラ16と、ティクアップローラアーム17に支持されたティクアップローラ18 とが開口部2b内に入り込んでいる。
【0008】 また、供給側でテープカセット2の前面外側の近傍にテープガイド19が固定 され、且つ、装置1の奥方に回転自在に設けた回転ドラム20を中心として左右 に上記ローディングべース9,12を開口部2bから回転ドラム20方向に案内 する案内溝21,22が形成され、更に回転ドラム20の右方には磁気テープT をピンチローラ16との間で挟持しながら走行するキャプスタン23が設けられ ている。
【0009】 そして、図3(B)に示した如く、テープローディング時にテープカセット2 の開口部2bに入り込んだ上記ローディング構成部材を移動させ、磁気テープT を回転ドラム20に添接させながら所定のテープパスPに装填し、且つ、磁気テ ープTをピンチローラ16とキャプスタ23とにより挟持しながら走行して回転 ドラム20と一体に回転する磁気ヘッド(図示せず)により記録及び/又は再生 を行っている。
【0010】 また、磁気テープTを回転ドラム20に添接させながら所定のテープパスPに 装填する際、磁気テープTの走行時の高さをローディングべース9,12に支持 されたテープガイドローラ10,14により予め調整している。 即ち、供給側のテープガイドローラ10を所定の高さに予め調整することにより 、磁気テープTが所定の高さ位置で回転ドラム20に入り込むことができ、更に 、磁気テープTが回転ドラム20にヘリカルに添接しながら回転ドラム20を出 てた後、巻取側のテープガイドローラ14を所定の高さに予め調整することによ り、磁気テープTを巻取リール4側の高さ位置まで戻すことができるようになっ ている。
【0011】 この際、図2に示した如く、従来のテープガイドローラ10,14の高さ調整 構造30は、両テープガイドローラ10,14側とも同一構造に構成されており 、ここではテープガイドローラ10側についてのみ説明すると、ローディングべ ース9の上面9a側にはテープガイドローラ10が高さ調整可能に支持され、ロ ーディングべース9の下面9b側に突出形成した突出部9cが上記供給側の案内 溝21(図3)に移動自在に嵌合されている。尚、ローディングべース9の下面 9b側の左方には、案内溝21に嵌合する別なガイドシャフト24が圧入されて いる。
【0012】 また、テープガイドローラ10の構成は、磁気テープTの上端部Tを規制す る上フランジ部10aと、磁気テープTの下端部Tを規制する下フランジ部1 0bとの間に垂設したシャフト部10cを中心としてローラ部10dが回転自在 に軸着され、上フランジ部10a及び下フランジ部10bの中心部にシャフト部 10cが一体的に圧入されている。 更に、下フランジ部10bの下方に突出形成した高さ調整用ネジ部10bが、 ローディングべース9に形成した高さ調整用ネジ孔9eと高さ調整可能に螺合し 、且つ、シャフト部10cが下フランジ部10bより下方に長く突出して、高さ 調整用ネジ孔9eと同心的に下方に形成された位置決め孔9fに嵌合し、ローデ ィングべース9の側面に設けた固定ネジ31によりシャフト部10cの側方を固 定している。 従って、テープガイドローラ10はローディングべース9にネジ嵌合により高さ 調整可能に支持され、且つ、磁気テープTがテープガイドローラ10に添接しな がら走行する際には、ローラ部10dのみが回転するよう構成されている。
【0013】 ここで、磁気テープTの高さ調整,言い換えるとテープガイドローラ10の高 さ調整は、固定ネジ31を緩めた状態で、上フランジ部10aの上端に形成した 六角孔10aに六角レンチ(図示せず)を差し込んで、シャフト部10cを回 転させ、シャフト部10cに圧入した下フランジ部10bの回転により、高さ調 整用ネジ部10bと高さ調整用ネジ孔9eとのネジ嵌合を介してテープガイド ローラ10が上下方向(矢印A,A方向)に直線的に移動することにより行 われている。
【0014】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、上記磁気記録及び/又は再生装置1において、磁気テープTの走行 時の高さをローディングべース9(12)に支持されたテープガイドローラ10 (14)により調整ができるものの、シャフト部10cの側方を固定ネジ31に より固定しているため、シャフト部10cを下フランジ部10bより下方に長く 突出しなければならず、ローディングべース9(12)の厚みLが厚くなって しまい、装置1の薄型化が困難になるなどの問題がある。
【0015】 更に、シャフト部10cを固定ネジ31によりローディングべース9(12) に固定しているため、シャフト部10cはステンレス材などを熱処理加工及び表 面研磨加工を施す必要があり、テープガイドローラ10(14)の部品コストが 高価となる問題も発生している。
【0016】
【課題を解決するための手段】 本考案は上記課題に鑑みてなされたものであり、第1の考案は、磁気テープを テープカセットから引き出し、且つ回転ドラムに添接して記録及び/又は再生す る磁気記録及び/又は再生装置に適用され、テープローディング前では該テープ カセットの開口部に位置し、テープローディング時に該開口部から該回転ドラム 方向に案内するローディングべースに支持されたテープガイドローラによって該 磁気テープを該回転ドラムに添接させると共に、該テープガイドローラと該ロー ディングべースとの間で該磁気テープの走行時の高さを調整可能に構成したテー プガイドローラの高さ調整構造であって、 該磁気テープが添接され、シャフト部を中心に回転自在なローラ部と、該ローラ 部の上下端に該シャフト部と一体に設けられ、該磁気テープの上端部及び/又は 下端部を規制する上フランジ部及び下フランジ部と、該下フランジ部の下方に突 出され、該下フランジ部又は該シャフト部に一体形成した高さ調整用ネジ部とを 有したテープガイドローラと、 該テープガイドローラを調整可能に支持する際、該テープガイドローラの高さ調 整用ネジ部が上方より螺合する高さ調整用ネジ孔と、側方から該高さ調整用ネジ 孔に挿通する固定用ネジ孔とを有したローディングべースと、 該ローディングべースの固定用ネジ孔に螺合すると共に、該テープガイドローラ の高さ調整用ネジ部を側方より固定するネジ部材とを具備したことを特徴とする テープガイドローラの高さ調整構造である。
【0017】 また、第2の考案は、請求項1記載の該ネジ部材を樹脂部材で形成したことを 特徴とするテープガイドローラの高さ調整構造である。
【0018】
【実施例】
以下に本考案に係わるテープガイドローラの高さ調整構造の一実施例を図1を 参照して詳細に説明する。尚、説明の便宜上、先に示した構成部材と同一構成部 材に対しては同一の符号を符し、先に示した構成部材は必要に応じて適宜説明し 、従来と異なる構成部材に新たな符号を符して説明する。
【0019】 本考案に係わるテープガイドローラの高さ調整構造を採用した磁気記録及び/ 又は再生装置1の構成及び動作は先に説明したとほぼ同一であるので、ここでは 図1及び先に説明した図3を併用して、本考案に係わるテープガイドローラの高 さ調整構造について説明する。
【0020】 図1は本考案に係わるテープガイドローラの高さ調整構造を示した縦断面図で ある。
【0021】 図1に示した本考案に係わるテープガイドローラの高さ調整構造40において 、テープガイドローラ10(14)は、磁気記録及び/又は再生装置1のテープ ローディング構成部材を構成する一部の部材であり、テープカセット2の開口部 2bから回転ドラム20近傍まで形成した案内溝21(22)にガイドされるロ ーディングべース9(12)に支持され、且つ、テープガイドローラ10(14 )とローディングべース9(12)との間で磁気テープTの走行時の高さを調整 可能に構成されていることは前記と同様である。 また、本考案に係わるテープガイドローラの高さ調整構造40では、両テープガ イドローラ10,14側とも前記と同様に同一構造に構成されており、ここでも テープガイドローラ10側についてのみ説明する。
【0022】 上記テープガイドローラ10は、磁気テープTが添接され、シャフト部10c を中心に回転自在なローラ部10dと、ローラ部10dの上下端にシャフト部1 0cと一体に設けられ、磁気テープTの上端部T及び/又は下端部Tを規制 する上フランジ部10a及び下フランジ部10bと、下フランジ部10bの下方 に突出され、下フランジ部10b又はシャフト部10cに一体形成した高さ調整 用ネジ部10bとから構成されている。即ち、上フランジ部10a及び下フラ ンジ部10bはシャフト部10cに一体的に圧入されている状態は前記と同様で ある。 尚、上フランジ部10aと下フランジ部10bとでの磁気テープTの上端部T 及び下端部Tを同時に規制する場合と、上フランジ部10aにより磁気テープ Tの上端部Tのみを規制したり、下フランジ部10bにより磁気テープTの下 端部Tのみを規制する場合もある。この際には、規制側でない下フランジ部1 0b又は上フランジ部10aは磁気テープTの脱線を防いでいる。
【0023】 ここで、本考案に係わるテープガイドローラの高さ調整構造40は、前記した 従来のテープガイドローラの高さ調整構造30(図2)とはテープガイドローラ 10をローディングべース9に固定する構造が一部異なっており、一部異なる構 造部分が本考案の要部となるものである。
【0024】 即ち、下フランジ部10bを圧入したシャフト部10cの下端は、下フランジ 部10bより下方に極く僅か突出しており、且つ、下フランジ部10bの下方に は高さ調整用ネジ部10bが突出形成されている。 尚、シャフト部10cと下フランジ部10bとを、ステンレス材などの同一材料 を用いて上記とほぼ同一形状に一体形成し、シャフト部(10c)相当に下フラ ンジ部10b及び高さ調整用ネジ部10bを一体に設けても良い。
【0025】 一方、ローディングべース9の下面9b側からは、ローラブッシュ41が圧入 されており、且つ、ローラブッシュ41の上端はローディングべース9の上面9 aと同一高さ面に一致させ、更に、ローラブッシュ41の下端は案内溝21に嵌 合するガイド部41aが突出形成されている。 また、上記ローラブッシュ41の内部では、ローディングべース9の上面9a側 に高さ調整用ネジ孔41bが形成され、この高さ調整用ネジ孔41bより下方に 高さ調整用ネジ孔41bと同心的に位置決め孔41cが連接して穿設されている 。更に、ローディングべース9にローラブッシュ41を圧入後、ローディングべ ース9の側面9dより固定用ネジ孔9gが高さ調整用ネジ孔41bに挿通して形 成され、この固定用ネジ孔9gには樹脂材で形成されたネジ部材42(以下、プ ラスチックネジ42とも記す)が螺合している。 尚、ローラブッシュ41をローディングべース9に圧入した理由は、ローディン グべース9の材料の節約のためであり、従ってローラブッシュ41を圧入するこ となく、ローディングべース9に上記ローラブッシュ41とほぼ同形状に一体形 成しても良い。
【0026】 ここで、上記した下フランジ部10bに形成した高さ調整用ネジ部10bは 、ローディングべース9の上面9a側よりローラブッシュ41の内部に形成した 高さ調整用ネジ孔41bに調整可能に螺合しており、且つ、下フランジ部10b より下方に極く僅か突出したシャフト部10cが高さ調整用ネジ孔41bと同心 的に穿設した位置決め孔41cに嵌合している。 この状態で、上フランジ部10aの上端に形成した六角孔10aに六角レンチ (図示せず)を差し込んで、シャフト部10cを回転させ、シャフト部10cに 圧入した下フランジ部10bの回転により、高さ調整用ネジ部10bと高さ調 整用ネジ孔41bとのネジ嵌合を介してテープガイドローラ10が上下方向(矢 印A,A方向)に直線的に移動でき、磁気テープTの所定の高さ位置でシャ フト部10cの回転を停止する。そして、テープガイドローラ10が所定の高さ 位置に調整された後、ローディングべース9の側面9dから高さ調整用ネジ部1 0bの側方をプラスチックネジ42により締めつけ固定している。
【0027】 このようにして調整されたテープガイドローラ10(14)は、供給側のテー プガイドローラ10が磁気テープTを所定の高さ位置で回転ドラム20に入り込 ますことができ、更に、回転ドラム20にヘリカルに添接した磁気テープTを巻 取側のテープガイドローラ14が巻取リール4側の高さ位置まで戻すことができ るので、装置1の磁気テープTの走行が安定となる。
【0028】 以上詳述した本考案に係わるテープガイドローラの高さ調整構造40によると 、テープガイドローラ10(14)をローディングべース9(12)に高さ調整 可能に支持させる際、下フランジ部10bの下方に突出形成した高さ調整用ネジ 部10bを、ローディングべース9に形成した高さ調整用ネジ孔41bに螺合 させ、且つ、高さ調整用ネジ部10bの側方をネジ部材(プラスチックネジ) 42を用いて固定しているため、例えば下フランジ部10bの下方に突出したシ ャフト部10cの下端を短い長さに形成でき、これによりローディングべース9 の厚みLも薄く形成できるので、このテープガイドローラの高さ調整構造40 を採用した磁気記録及び/又は再生装置1を薄型化することが可能となる。
【0029】 更に、テープガイドローラ10に形成した高さ調整用ネジ部10bをローデ ィングべース9に固定する際、プラスチックネジ42を用いているので、高さ調 整用ネジ部10bをキズつけることがなく、従来のようなシャフト部10cの 熱処理加工などを施す必要がないので、テープガイドローラ10(14)が安価 に製作できる利点がある。
【0030】
【考案の効果】
以上詳述した本考案に係わるテープガイドローラの高さ調整構造によると、請 求項1記載においては、テープガイドローラをローディングべースに高さ調整可 能に支持させる際、下フランジ部の下方に突出形成した高さ調整用ネジ部を、ロ ーディングべースに形成した高さ調整用ネジ孔に螺合させ、且つ、高さ調整用ネ ジ部の側方をネジ部材を用いて固定しているため、例えば下フランジ部の下方に 突出したシャフトの下端を短い長さに形成でき、これによりローディングべース の厚みも薄く形成できるので、このテープガイドローラの高さ調整構造を採用し た磁気記録及び/又は再生装置を薄型化することが可能となる。
【0031】 更に、請求項2記載においては、テープガイドローラに形成した高さ調整用ネ ジ部をローディングべースに固定する際、プラスチックネジを用いているので、 高さ調整用ネジ部をキズつけることがなく、従来のようなシャフトの熱処理加工 などを施す必要がないので、テープガイドローラが安価に製作できる利点がある 。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係わるテープガイドローラの高さ調整
構造を示した縦断面図である。
【図2】従来のテープガイドローラの高さ調整構造を示
した縦断面図である。
【図3】(A),(B)はテープガイドローラの高さ調
整構造を採用した磁気記録及び/又は再生装置を説明す
るための構成図であり、(A)はテープローディング前
の状態を示した図、(B)はテープローディング完了状
態を示した図である。
【符号の説明】
1…磁気記録及び/又は再生装置、2…テープカセッ
ト、2b…開口部、9…ローディングべース、9a…上
面、9d…側面、9g…固定用ネジ孔、10…テープガ
イドローラ、10a…上フランジ部、10b…下フラン
ジ部、10b…高さ調整用ネジ部、10c…シャフト
部、10d…ローラ部、12…ローディングべース、1
4…テープガイドローラ、20…回転ドラム、40…テ
ープガイドローラの高さ調整構造、41…ローラブッシ
ュ、41b…高さ調整用ネジ孔、42…ネジ部材(プラ
スチックネジ)、T…磁気テープ。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】磁気テープをテープカセットから引き出
    し、且つ回転ドラムに添接して記録及び/又は再生する
    磁気記録及び/又は再生装置に適用され、テープローデ
    ィング前では該テープカセットの開口部に位置し、テー
    プローディング時に該開口部から該回転ドラム方向に案
    内するローディングべースに支持されたテープガイドロ
    ーラによって該磁気テープを該回転ドラムに添接させる
    と共に、該テープガイドローラと該ローディングべース
    との間で該磁気テープの走行時の高さを調整可能に構成
    したテープガイドローラの高さ調整構造であって、 該磁気テープが添接され、シャフト部を中心に回転自在
    なローラ部と、該ローラ部の上下端に該シャフト部と一
    体に設けられ、該磁気テープの上端部及び/又は下端部
    を規制する上フランジ部及び下フランジ部と、該下フラ
    ンジ部の下方に突出され、該下フランジ部又は該シャフ
    ト部に一体形成した高さ調整用ネジ部とを有したテープ
    ガイドローラと、 該テープガイドローラを調整可能に支持する際、該テー
    プガイドローラの高さ調整用ネジ部が上方より螺合する
    高さ調整用ネジ孔と、側方から該高さ調整用ネジ孔に挿
    通する固定用ネジ孔とを有したローディングべースと、 該ローディングべースの固定用ネジ孔に螺合すると共
    に、該テープガイドローラの高さ調整用ネジ部を側方よ
    り固定するネジ部材とを具備したことを特徴とするテー
    プガイドローラの高さ調整構造。
  2. 【請求項2】請求項1記載の該ネジ部材を樹脂部材で形
    成したことを特徴とするテープガイドローラの高さ調整
    構造。
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