JPH0555058A - 端子装置 - Google Patents

端子装置

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Publication number
JPH0555058A
JPH0555058A JP3215392A JP21539291A JPH0555058A JP H0555058 A JPH0555058 A JP H0555058A JP 3215392 A JP3215392 A JP 3215392A JP 21539291 A JP21539291 A JP 21539291A JP H0555058 A JPH0555058 A JP H0555058A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wire
terminal
conductor
lead wire
caulking
Prior art date
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Pending
Application number
JP3215392A
Other languages
English (en)
Inventor
Mamoru Katsumata
衛 勝又
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba TEC Corp
Original Assignee
Tokyo Electric Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Tokyo Electric Co Ltd filed Critical Tokyo Electric Co Ltd
Priority to JP3215392A priority Critical patent/JPH0555058A/ja
Publication of JPH0555058A publication Critical patent/JPH0555058A/ja
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  • Coils Of Transformers For General Uses (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【構成】 導電板の基板部16から側板部17を屈曲形成す
る。下部の取付部22を安定器の端子台に埋め込み固定す
る。基板部16に引出線巻付部24を切り起こし形成する。
この引出線巻付部24にコイルワイヤの引出線12を巻き付
けて電気的および機械的に接続する。側板部17にかしめ
接続部31を屈曲形成する。このかしめ接続部31に導線係
止部35を切り起こし形成する。このかしめ接続部31に端
子線63、リード線66を電気的および機械的に接続する。 【効果】 引出線12と端子線63、リード線66とを確実に
接続できる。かしめ接続部31は、かしめ接続により端子
線63、リード線66を容易に接続できる。導線係止部35に
より、接続工程における端子線63、リード線66の脱落を
防止し、かつ正確に位置決めして接続し、接続の品質を
向上できる。一体成形により、製造効率を向上できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば電磁機器などに
取付けられ、導線を接続する端子装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の端子装置としては、例え
ば電磁機器のコイルボビンに取付けられて、コイルワイ
ヤの端部と外部のリード線とを接続する導電性の端子金
具が用いられている。そして、この端子金具において、
外部のリード線を電気的および機械的に接続保持する接
続部分については、単なる半田付けによるもの、あるい
は、断面略V字形状の接続部を形成し、リード線をこの
接続部内に挿入した後に両側から圧着してかしめること
により、このリード線を挾持して電気的および機械的に
接続するものが知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のような単なる半田付けによる接続は、早期に接続部
分が酸化しやすく耐久性に欠ける問題を有している。
【0004】また、リード線を挿入した断面略V字形状
の接続部を両側から圧着してかしめることによる接続
は、比較的に酸化しにくく耐久性を有するが、かしめる
際に、一般的には丸形であるリード線が、断面略V字形
状の接続部の開口部に向かって移動して脱落しやすく、
電磁機器とリード線とが接続不良になるおそれがある問
題を有している。
【0005】本発明は、このような点に鑑みなされたも
ので、簡易かつ確実に導線を接続し得る端子装置を提供
することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の端子装置は、導
電板からなる基板部と、この基板部から屈曲形成された
側板部と、前記基板部に一体的に設けられ第1の導線を
接続する第1の接続部と、前記側板部に一体的に設けら
れ第2の導線をかしめ接続する第2の接続部と、前記第
2の接続部に一体的に設けられ前記第2の導線の移動を
阻止する導線係止部とを具備したものである。
【0007】
【作用】本発明の端子装置では、導電板からなる基板部
に設けられた第1の接続部に第1の導線を接続し、基板
部から屈曲形成された側板部に設けられた第2の接続部
に第2の導線を接続し、第1の導線と第2の導線とが接
続される。そして、第2の接続部には、かしめ接続によ
り第2の導線が容易に接続されるとともに、導線係止部
により第2の導線の脱落が防止されかつ位置決めされ、
第2の導線が確実に接続保持され取付品質が向上する。
【0008】
【実施例】以下、本発明の端子装置の一実施例の構成を
図面を参照して説明する。
【0009】図2および図3において、1は電磁機器と
してのたとえば安定器で、この安定器1はE、E形積層
鉄芯2,2を互いに対向して突き合せ、その接合部分を
溶接接続し、これらのE形積層鉄心2,2間に、プラス
ティック製のコイルボビン3を挟持装着している。
【0010】このコイルボビン3は、中央に巻胴部4が
形成されており、この巻胴部4の両側にフランジ部5,
6が対向して形成されている。そして、一方のフランジ
部6に、端子台7が一体的に形成されている。また、こ
の端子台7には、一対の端子取付孔8,8および各端子
取付孔8,8から巻胴部4に連通する切欠9,9が切欠
形成されている。
【0011】そして、巻胴部4には、コイルワイヤ10が
巻回され、コイル11が形成装着されている。このコイル
ワイヤ10は、外周に絶縁被膜がなされた絶縁電線からな
り、両端部は巻胴部4から引き出されて第1の導線とし
ての引出線12,12とされている。
【0012】また、15,15は端子装置としての端子金具
で、各端子金具15は、例えばりん青銅などの導電性の帯
状金属板からプレス成形により連続して成形され、図1
に示すように、細長略矩形板状の基板部16を有してお
り、この基板部16の一側に側板部17が屈曲成形されると
ともに、基板部16の他側の下部に補強部18が側板部17と
同じ方向に屈曲成形されている。そして、基板部16の下
部中央部には、下部の連結部20a を残して側板部17と同
じ方向に長手方向に沿って切り起こされ端子金具15の取
付け後における脱落を防止する係止片部20が形成されて
おり、さらに、基板部16の下端部には幅狭の挿入部21が
形成され、端子金具15の下部が、上記の端子取付孔8に
圧入係合して取付けられる横断面略コの字状の取付部22
として形成されている。
【0013】また、この基板部16の上部中央部は、上部
の連結部24aを残して長手方向に沿って側板部17と反対
方向に切り起こされ、上方に向かって折り返されて、第
1の接続部としての引出線巻付部24が形成されている。
【0014】そして、基板部16の他側上部の引出線巻付
部24近傍には、導線切断部26が突設されており、この導
線切断部26の下部には下方に向けて拡開された鋭角な略
V字状の刃部26a が切欠形成されている。
【0015】また、側板部17の上部には、第2の接続部
としてのかしめ接続部31が形成されている。このかしめ
接続部31は、側板部17の上部から水平方向に延設された
かしめ片部32が外側に折り返されており、このかしめ片
部32と側板部17の上部とで、一側部を開口部33とした横
断面略V字状に形成されている。
【0016】また、かしめ片部32の略中央部には、導線
係止部35が、かしめ接続部31の開口部33近傍の連結部35
a を残して、かしめ接続部31の内側に向かって切り起こ
し形成されている。
【0017】そして、図1ないし図3に示すように、安
定器1の各端子取付孔8に取付部22を圧入係合して取付
けられた各端子金具15の各引出線巻付部24に、コイルワ
イヤ10の各引出線12を切欠9を挿通して巻き付け、ヒュ
ージングなどにより溶着するとともに各引出線巻付部24
を基板部16に圧着し、各引出線12と各端子金具15とを電
気的および機械的に接続する。そして、各導線切断部26
の刃部26a に各引出線12の先端を案内し、各引出線12を
上方に引くことにより、各引出線12の余部を切断する。
【0018】次に、この安定器1を電球型の照明器具41
に配設する動作を図4ないし図7を参照して説明する。
【0019】図4に示すように、この照明器具41は、一
方の基底部42に口金43を取付け他方を開口部44とした椀
型の基体45と、この基体45の外径と略同一径の外径で一
方を開口部46とした断面略U字型の透光性のランプカバ
ー47とを有し、これらの開口部44,46の内周面から内方
に向けてそれぞれ突出形成された係止突部48,49同士を
接合して、電球形状を呈している。
【0020】また、51は略短円柱形状の安定器取付体
で、この安定器取付体51は、上記の係止突部48,49の内
周に外周部52を嵌合するとともに、一端側から外周方向
に突設したフランジ部54を基体45の係止突部48と係合す
ることにより、照明器具41内に取付け収納されている。
【0021】また、この安定器取付体51の一端部には取
付凹部55が形成されており、この取付凹部55に、安定器
1が収納されシリコン樹脂56がポッティングされて固定
されている。
【0022】また、この安定器取付体51の他端部には、
一対の略円柱形状の放電ランプ取付部58,58が突出形成
されており、これらの放電ランプ取付部58,58間に、略
U字型の放電ランプ61が装着されている。
【0023】そして、この放電ランプ61の一端からは、
第2の導線としての端子線63と、端子線64とが導出され
ている。そして、一方の端子線63は安定器1の一方の端
子金具15のかしめ接続部31に接続され、他方の端子線64
は、中間部を絶縁チューブ65で被覆されて、口金43の端
部に形成された電極43a に接続されている。
【0024】また、この口金43のねじ部に形成された電
極43b は、第2の導線としてのリード線66にて他方の端
子金具15のかしめ接続部31に接続されている。
【0025】そして、このように構成された照明器具41
の口金43を図示しない放電ランプ用のソケットに装着し
て放電ランプ41を点灯させる。
【0026】次に、上記のリード線66と、端子金具15の
かしめ接続部31との接続動作を、図5ないし図7を参照
して説明する。
【0027】まず、図5に示すように、かしめ接続部31
の開口部33にリード線66の端部を沿わせる。そして、図
6に示すように、このリード線66を開口部33からかしめ
接続部31の内部に押し込み、導線係止部35を通過させ、
この導線係止部35にてリード線66を係止して、開口部33
側への移動を阻止する。
【0028】そして、この状態で、図7に示すように、
かしめ接続部31を外側から圧着してかしめ、リード線66
と端子金具15のかしめ接続部31とを電気的および機械的
に強固に接続する。
【0029】このかしめ時において、リード線66は断面
円形状であるため、かしめ接続部31の内面を摺動して開
口部33方向に移動しようとするが、導線係止部35により
係止されて位置決めされ、正確な位置で固定される。
【0030】また、端子線63と端子金具15のかしめ接続
部31とも同様に接続される。
【0031】このように、本実施例の端子金具15によれ
ば、基板部16に切り起こし形成した引出線巻付部24にコ
イルワイヤ10の引出線12を電気的および機械的に接続
し、基板部16から屈曲形成された側板部17に屈曲形成し
たかしめ接続部31に端子線63、リード線66を電気的およ
び機械的に接続し、引出線巻付部24とかしめ接続部31と
は、互いに直交する面上に形成されているため、それぞ
れの接続作業時に互いに干渉することなく、円滑に接続
することができる。
【0032】そして、かしめ接続部31には、かしめ接続
により端子線63、リード線66を容易に接続することがで
きるとともに、このかしめ接続部31に切り起こし形成し
た導線係止部35により、接続工程における端子線63、リ
ード線66の脱落が防止され、かつ正確に位置決めされて
接続され、接続の品質を向上することができる。また、
この導線係止部35は、開口部33近傍の連結部35a を残し
てかしめ接続部31の内側に向かって切り起こし形成され
ているため、端子線63、リード線66の挿入も容易にでき
る。
【0033】また、側板部17は基板部16から屈曲形成さ
れているため、側板部17に形成されたかしめ接続部31を
かしめる際にも、基板部16の変形を抑止することができ
る。
【0034】なお、導線係止部35の形状は、本実施例の
ものに限られるものではなく、図8に示すように、かし
め接続部31のかしめ片部32の内面に、開口部33に沿って
凹溝71を設けることもできる。
【0035】
【発明の効果】本発明の端子装置によれば、導電板から
なる基板部に設けられた第1の接続部に第1の導線を接
続し、基板部から屈曲形成された側板部に設けられた第
2の接続部に第2の導線を接続し、第1の導線と第2の
導線とを接続することができる。そして、第2の接続部
には、かしめ接続により第2の導線を容易に接続するこ
とができるとともに、導線係止部により第2の導線の脱
落が防止されかつ位置決めされ、第2の導線を確実に接
続保持して接続の品質を向上することができる。また、
側板部は基板部から屈曲形成されているため、側板部に
形成された第2の接続部をかしめる際にも、基板部の変
形を抑止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の端子装置の一実施例を示す斜視図であ
る。
【図2】同上端子装置が取付けられた安定器の正面図で
ある。
【図3】同上安定器の平面図である。
【図4】同上安定器が取付けられた照明器具を示す断面
図である。
【図5】同上端子装置にリード線を接続する作業工程図
である。
【図6】図5に続く作業工程図である。
【図7】図6に続く作業工程図である。
【図8】本発明の端子装置の他の実施例を示す平面図で
ある。
【符号の説明】
12 第1の導線としての引出線 15 端子装置としての端子金具 16 基板部 17 側板部 24 第1の接続部としての引出線巻付部 31 第2の接続部としてのかしめ接続部 35 導線係止部 63 第2の導線としての端子線 66 第2の導線としてのリード線

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 導電板からなる基板部と、 この基板部から屈曲形成された側板部と、 前記基板部に一体的に設けられ第1の導線を接続する第
    1の接続部と、 前記側板部に一体的に設けられ第2の導線をかしめ接続
    する第2の接続部と、 前記第2の接続部に一体的に設けられ前記第2の導線の
    移動を阻止する導線係止部とを具備したことを特徴とす
    る端子装置。
JP3215392A 1991-08-27 1991-08-27 端子装置 Pending JPH0555058A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3215392A JPH0555058A (ja) 1991-08-27 1991-08-27 端子装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3215392A JPH0555058A (ja) 1991-08-27 1991-08-27 端子装置

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Publication Number Publication Date
JPH0555058A true JPH0555058A (ja) 1993-03-05

Family

ID=16671558

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3215392A Pending JPH0555058A (ja) 1991-08-27 1991-08-27 端子装置

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JP (1) JPH0555058A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003007544A (ja) * 2001-06-18 2003-01-10 Mikuni Adec Corp コイルコンプリート

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003007544A (ja) * 2001-06-18 2003-01-10 Mikuni Adec Corp コイルコンプリート

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