JPH0554982A - 調光装置 - Google Patents
調光装置Info
- Publication number
- JPH0554982A JPH0554982A JP3080189A JP8018991A JPH0554982A JP H0554982 A JPH0554982 A JP H0554982A JP 3080189 A JP3080189 A JP 3080189A JP 8018991 A JP8018991 A JP 8018991A JP H0554982 A JPH0554982 A JP H0554982A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- phase angle
- phase
- voltage
- power supply
- input signal
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Circuit Arrangement For Electric Light Sources In General (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 位相角を滑らかに変化する位相制御を行う。
【構成】 交流電源11からランプ12へ供給する電力
は、双方向性3端子サイリスタ13によって位相制御さ
れる。位相角は、入力電圧V1によって与えられる。双
方向性3端子サイリスタ13の位相制御は、位相制御回
路21によってトリガされて行われる。位相検出回路2
2は、位相制御されている位相角を検出する。ズレ検出
回路23は、入力信号V1によって表わされる位相角
と、位相検出回路22が検出した位相角とのズレを検出
する。ズレ検出回路23の出力は、遅延回路24を介し
て位相制御回路21に与えられ、位相制御回路21の制
御する位相角を、入力信号V1の表す位相角に追随する
ように変化させる。
は、双方向性3端子サイリスタ13によって位相制御さ
れる。位相角は、入力電圧V1によって与えられる。双
方向性3端子サイリスタ13の位相制御は、位相制御回
路21によってトリガされて行われる。位相検出回路2
2は、位相制御されている位相角を検出する。ズレ検出
回路23は、入力信号V1によって表わされる位相角
と、位相検出回路22が検出した位相角とのズレを検出
する。ズレ検出回路23の出力は、遅延回路24を介し
て位相制御回路21に与えられ、位相制御回路21の制
御する位相角を、入力信号V1の表す位相角に追随する
ように変化させる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、舞台やホールなどに設
けられるランプなどの光出力を交流電源から供給する電
力を位相制御することによって調光する装置に関する。
けられるランプなどの光出力を交流電源から供給する電
力を位相制御することによって調光する装置に関する。
【0002】
【従来の技術】調光装置は、舞台などの劇場照明やスタ
ジオ照明のようなものだけでなく、レストラン、ホテル
などのムード照明、一般家庭の居間の照明などに広い用
途で一般に使用されている。図12は、従来からの調光
装置の構成を示す。交流電源1と白熱灯などのランプ2
と双方向性3端子サイリスタ3とは、閉ループを形成す
る。交流電源1からの電力は、双方向性3端子サイリス
タ3によって位相制御され、ランプ2に供給される。入
力信号V1は、ホトカプラ4を介して双方向性3端子サ
イリスタ3のゲート回路に与えられ、双方向性3端子サ
イリスタ3をトリガする。ホトカプラ4には、光サイリ
スタ5と発光ダイオード(以下「LED」と略称す
る。)6とが含まれる。光サイリスタ5が導通すると、
抵抗7を介して双方向性3端子サイリスタ3のゲートが
トリガされる。光サイリスタ5の導通は、抵抗8を介し
て入力信号V1によってLED6が発光駆動されること
によって行われる。
ジオ照明のようなものだけでなく、レストラン、ホテル
などのムード照明、一般家庭の居間の照明などに広い用
途で一般に使用されている。図12は、従来からの調光
装置の構成を示す。交流電源1と白熱灯などのランプ2
と双方向性3端子サイリスタ3とは、閉ループを形成す
る。交流電源1からの電力は、双方向性3端子サイリス
タ3によって位相制御され、ランプ2に供給される。入
力信号V1は、ホトカプラ4を介して双方向性3端子サ
イリスタ3のゲート回路に与えられ、双方向性3端子サ
イリスタ3をトリガする。ホトカプラ4には、光サイリ
スタ5と発光ダイオード(以下「LED」と略称す
る。)6とが含まれる。光サイリスタ5が導通すると、
抵抗7を介して双方向性3端子サイリスタ3のゲートが
トリガされる。光サイリスタ5の導通は、抵抗8を介し
て入力信号V1によってLED6が発光駆動されること
によって行われる。
【0003】図13は、(1)で交流電源1の出力電圧
Viを、(2)で入力信号の電圧V1を、(3)でラン
プ2の両端の電圧VLをそれぞれ示す。入力信号V1が
ローレベルのときにLED6が駆動され、双方向性3端
子サイリスタ3が導通してランプ2の両端に交流電源1
からの電圧が印加される。
Viを、(2)で入力信号の電圧V1を、(3)でラン
プ2の両端の電圧VLをそれぞれ示す。入力信号V1が
ローレベルのときにLED6が駆動され、双方向性3端
子サイリスタ3が導通してランプ2の両端に交流電源1
からの電圧が印加される。
【0004】近年では、調光装置である調光操作卓の高
機能化に伴い、マイクロコンピュータなどによって調光
レベルの制御を行うことが多くなっている。マイクロコ
ンピュータなどで調光レベルの制御を行うときはデジタ
ル処理が行われ、調光レベルは連続的なアナログ値では
なく、飛び飛びの値を取ることになる。たとえば、調光
レベルが8ビットのデータによって表されるとすると、
0〜100%は0〜255の256段階に分割される。
調光レベルを256段階のデジタル値で表すときには、
かなり細かく設定することができるけれども、連続とは
言えない。デジタル処理では、瞬間的に調光レベルが変
化しうる。
機能化に伴い、マイクロコンピュータなどによって調光
レベルの制御を行うことが多くなっている。マイクロコ
ンピュータなどで調光レベルの制御を行うときはデジタ
ル処理が行われ、調光レベルは連続的なアナログ値では
なく、飛び飛びの値を取ることになる。たとえば、調光
レベルが8ビットのデータによって表されるとすると、
0〜100%は0〜255の256段階に分割される。
調光レベルを256段階のデジタル値で表すときには、
かなり細かく設定することができるけれども、連続とは
言えない。デジタル処理では、瞬間的に調光レベルが変
化しうる。
【0005】また、最近の調光操作卓は、多くの照明負
荷に対する制御を行うことができるように構成される。
このような調光操作卓においては、照明負荷毎の調光レ
ベルの変化演算を、一定周期毎に行うようにする場合が
多い。たとえば、このような計算が、50m秒毎に行わ
れるとすると、調光レベルの変化を表す出力は、50m
秒毎に1回発生することになる。50Hzの交流電源を
用いる位相制御では、10m秒毎に位相制御を行うこと
が可能である。50m秒毎に出力が発生するときは、5
回に1回しか出力を変化させることができず、照明負荷
の明るさの変化が連続した感じにならない。
荷に対する制御を行うことができるように構成される。
このような調光操作卓においては、照明負荷毎の調光レ
ベルの変化演算を、一定周期毎に行うようにする場合が
多い。たとえば、このような計算が、50m秒毎に行わ
れるとすると、調光レベルの変化を表す出力は、50m
秒毎に1回発生することになる。50Hzの交流電源を
用いる位相制御では、10m秒毎に位相制御を行うこと
が可能である。50m秒毎に出力が発生するときは、5
回に1回しか出力を変化させることができず、照明負荷
の明るさの変化が連続した感じにならない。
【0006】以上のような理由で、マイクロコンピュー
タ制御の調光操作卓によって調光制御を行うと、照明負
荷の明るさがスムーズに変化せず、ステップ状に変化し
てしまう現象が多く見られる。このようなステップ状の
変化では、明るさを滑らかに変化させようとする照明演
出の意図に反し、充分な演出効果が得られない。
タ制御の調光操作卓によって調光制御を行うと、照明負
荷の明るさがスムーズに変化せず、ステップ状に変化し
てしまう現象が多く見られる。このようなステップ状の
変化では、明るさを滑らかに変化させようとする照明演
出の意図に反し、充分な演出効果が得られない。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、入力
信号の表す位相角が変化したとき、位相制御を行う位相
角を滑らかに変化させることができる調光装置を提供す
ることである。
信号の表す位相角が変化したとき、位相制御を行う位相
角を滑らかに変化させることができる調光装置を提供す
ることである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、交流電源と照
明負荷とスイッチング素子とは閉ループを形成してお
り、入力信号の表す位相角に対応するスイッチング素子
のスイッチング動作によって照明負荷へ供給する電力が
制御される調光装置において、スイッチング素子を交流
電源の半周期毎に、与えられる位相角に対応して導通す
るように制御する制御手段と、制御手段によってスイッ
チング素子が制御されている位相角を検出する検出手段
と、入力信号および検出手段からの出力に応答し、入力
信号の表す位相角と制御手段によって制御されている位
相角との差を検出し、制御手段が制御する位相角を、検
出された位相角の差に対応して、交流電源の半周期毎に
変化させ、入力信号の表す位相角に追随させる手段とを
含むことを特徴とする調光装置である。
明負荷とスイッチング素子とは閉ループを形成してお
り、入力信号の表す位相角に対応するスイッチング素子
のスイッチング動作によって照明負荷へ供給する電力が
制御される調光装置において、スイッチング素子を交流
電源の半周期毎に、与えられる位相角に対応して導通す
るように制御する制御手段と、制御手段によってスイッ
チング素子が制御されている位相角を検出する検出手段
と、入力信号および検出手段からの出力に応答し、入力
信号の表す位相角と制御手段によって制御されている位
相角との差を検出し、制御手段が制御する位相角を、検
出された位相角の差に対応して、交流電源の半周期毎に
変化させ、入力信号の表す位相角に追随させる手段とを
含むことを特徴とする調光装置である。
【0009】
【作用】本発明に従えば、交流電源から照明負荷へは、
スイッチング素子が導通することによって、電力が供給
される。制御手段は、交流電源の半周期毎にスイッチン
グ素子を位相角に対応して導通するように制御する。検
出手段は、制御手段によってスイッチング素子が制御さ
れている位相角を検出する。制御手段が制御する位相角
は、入力信号の表す位相角と検出手段が検出した制御手
段が制御する位相角との差に対応して、入力信号によっ
て表される位相角に追随するように、交流電源の半周期
毎に変化するように制御される。したがって、入力信号
によって表される位相角が急激に変化しても、スイッチ
ング素子が導通する位相角は、交流電源の半周期毎に変
化して追随するので、照明負荷の明るさの変化は滑らか
に行われる。
スイッチング素子が導通することによって、電力が供給
される。制御手段は、交流電源の半周期毎にスイッチン
グ素子を位相角に対応して導通するように制御する。検
出手段は、制御手段によってスイッチング素子が制御さ
れている位相角を検出する。制御手段が制御する位相角
は、入力信号の表す位相角と検出手段が検出した制御手
段が制御する位相角との差に対応して、入力信号によっ
て表される位相角に追随するように、交流電源の半周期
毎に変化するように制御される。したがって、入力信号
によって表される位相角が急激に変化しても、スイッチ
ング素子が導通する位相角は、交流電源の半周期毎に変
化して追随するので、照明負荷の明るさの変化は滑らか
に行われる。
【0010】
【実施例】図1は、本発明の一実施例の基本的構成を示
すブロック図である。交流電源11と、白熱灯などの照
明負荷12と、スイッチング素子である双方向性3端子
サイリスタ13とは閉ループを形成する。交流電源11
からランプ12に供給される電力は、入力信号V1によ
って表される位相角に対応して、双方向性3端子サイリ
スタ13が導通することによって位相制御される。双方
向性3端子サイリスタ13の位相制御は、ホトカプラ1
4を介する光信号によって、双方向性3端子サイリスタ
13がトリガされることによって行われる。ホトカプラ
14には、受光素子である光サイリスタ15と発光素子
であるLED16とが含まれる。光サイリスタ15とL
ED16との間は電気的に絶縁され、LED16が駆動
されて発光したとき、その光によって光サイリスタ15
は導通する。光サイリスタ15が導通すると、抵抗17
を介して双方向性3端子サイリスタ13がトリガされて
導通する。
すブロック図である。交流電源11と、白熱灯などの照
明負荷12と、スイッチング素子である双方向性3端子
サイリスタ13とは閉ループを形成する。交流電源11
からランプ12に供給される電力は、入力信号V1によ
って表される位相角に対応して、双方向性3端子サイリ
スタ13が導通することによって位相制御される。双方
向性3端子サイリスタ13の位相制御は、ホトカプラ1
4を介する光信号によって、双方向性3端子サイリスタ
13がトリガされることによって行われる。ホトカプラ
14には、受光素子である光サイリスタ15と発光素子
であるLED16とが含まれる。光サイリスタ15とL
ED16との間は電気的に絶縁され、LED16が駆動
されて発光したとき、その光によって光サイリスタ15
は導通する。光サイリスタ15が導通すると、抵抗17
を介して双方向性3端子サイリスタ13がトリガされて
導通する。
【0011】LED16は、抵抗18を介して、位相制
御回路21によって駆動される。位相制御回路21によ
って制御される位相角は、位相検出回路22によって検
出される。ズレ検出回路23は、入力信号V1によって
表される位相角と、位相検出回路22によって検出され
た位相角とのズレを検出する。ズレ検出回路23によっ
て検出された位相角のズレは、遅延回路24を介して、
位相制御回路21が制御する位相角を変化させる。
御回路21によって駆動される。位相制御回路21によ
って制御される位相角は、位相検出回路22によって検
出される。ズレ検出回路23は、入力信号V1によって
表される位相角と、位相検出回路22によって検出され
た位相角とのズレを検出する。ズレ検出回路23によっ
て検出された位相角のズレは、遅延回路24を介して、
位相制御回路21が制御する位相角を変化させる。
【0012】図2は、図1図示の位相制御回路21、位
相検出回路22、ズレ検出回路23および遅延回路24
についての電気的構成を示すブロック図である。LED
16は、位相制御回路21に含まれる比較器31の出力
がローレベルとなるときに駆動される。比較器31の出
力状態は、位相検出回路22に含まれる反転回路32に
よって検出される。反転回路32の出力は、ズレ検出回
路23に含まれるフリップフロップ33のクロック端子
CKに与えられる。フリップフロップ33のクリア端子
CLには、電源同期信号Vdが与えられる。フリップフ
ロップ33のデータ入力端子Dは電源電圧の+側に接続
され、常にハイレベルが与えられる。したがって、フリ
ップフロップ33はVdがローレベルとなるときにクリ
アされ、反転回路32からの出力電圧がローレベルから
ハイレベルに変化する立上がりエッジでセットされる。
相検出回路22、ズレ検出回路23および遅延回路24
についての電気的構成を示すブロック図である。LED
16は、位相制御回路21に含まれる比較器31の出力
がローレベルとなるときに駆動される。比較器31の出
力状態は、位相検出回路22に含まれる反転回路32に
よって検出される。反転回路32の出力は、ズレ検出回
路23に含まれるフリップフロップ33のクロック端子
CKに与えられる。フリップフロップ33のクリア端子
CLには、電源同期信号Vdが与えられる。フリップフ
ロップ33のデータ入力端子Dは電源電圧の+側に接続
され、常にハイレベルが与えられる。したがって、フリ
ップフロップ33はVdがローレベルとなるときにクリ
アされ、反転回路32からの出力電圧がローレベルから
ハイレベルに変化する立上がりエッジでセットされる。
【0013】ズレ検出回路23において、入力信号V1
は、反転回路34を介してUP側のANDゲート35の
一方入力端子に与えられ、DOWN側のANDゲート3
6の一方端子には直接与えられる。
は、反転回路34を介してUP側のANDゲート35の
一方入力端子に与えられ、DOWN側のANDゲート3
6の一方端子には直接与えられる。
【0014】遅延回路24には、R1で示される抵抗3
7を介して直流電源の+側に接続されるSW1で示され
るスイッチ38が含まれる。スイッチ38は、ズレ検出
回路23のANDゲート35からの出力がハイレベルの
ときに導通するように制御される。スイッチ38が導通
するときは、Cで示されるコンデンサ39が充電され
る。コンデンサ39は、SW2で示されるスイッチ40
が導通するとき、R2で示される抵抗41を介して放電
される。スイッチ40は、ズレ検出回路23のANDゲ
ート36の出力がハイレベルのときに導通する。
7を介して直流電源の+側に接続されるSW1で示され
るスイッチ38が含まれる。スイッチ38は、ズレ検出
回路23のANDゲート35からの出力がハイレベルの
ときに導通するように制御される。スイッチ38が導通
するときは、Cで示されるコンデンサ39が充電され
る。コンデンサ39は、SW2で示されるスイッチ40
が導通するとき、R2で示される抵抗41を介して放電
される。スイッチ40は、ズレ検出回路23のANDゲ
ート36の出力がハイレベルのときに導通する。
【0015】位相制御回路21の比較器31は、遅延回
路24のコンデンサ39の電圧VCと、基準レベル電圧
Vfとを比較し、コンデンサ39の電圧VCが基準電圧
Vf以上に大きくなると、出力がローレベルとなってL
ED16が駆動される。コンデンサ39の電圧VCが基
準電圧Vfよりも小さいときは、比較器31の出力はハ
イレベルであり、LED16は駆動されない。
路24のコンデンサ39の電圧VCと、基準レベル電圧
Vfとを比較し、コンデンサ39の電圧VCが基準電圧
Vf以上に大きくなると、出力がローレベルとなってL
ED16が駆動される。コンデンサ39の電圧VCが基
準電圧Vfよりも小さいときは、比較器31の出力はハ
イレベルであり、LED16は駆動されない。
【0016】図3、図4および図5は、図2図示の各回
路の動作を説明するための波形図である。図3は、入力
信号によって表される位相角と位相制御回路21によっ
て制御される位相角と差がないときの状態を示す。
(1)は、交流電源の出力電圧Viを示す。(2)は、
電源同期信号Vdを示す。交流電源電圧Viのゼロクロ
ス点で、Vdはローレベルとなる。(3)は、関数電圧
Vfを示す。電圧Vfは、交流電源のゼロクロス点に同
期して、信号レベルが連続的に変化する、いわゆるラン
プ波形である。(4)は、比較器31の出力電圧V0を
示す。(3)で、ランプ波形の電圧Vfがコンデンサ3
9の両端電圧未満になると、V0はローレベルとなる。
(5)は、ランプ12の両端の電圧を示す。(4)のV
0がローレベルのときに、双方向性3端子サイリスタ1
3が導通して、ランプ12の両端に電圧が印加される。
路の動作を説明するための波形図である。図3は、入力
信号によって表される位相角と位相制御回路21によっ
て制御される位相角と差がないときの状態を示す。
(1)は、交流電源の出力電圧Viを示す。(2)は、
電源同期信号Vdを示す。交流電源電圧Viのゼロクロ
ス点で、Vdはローレベルとなる。(3)は、関数電圧
Vfを示す。電圧Vfは、交流電源のゼロクロス点に同
期して、信号レベルが連続的に変化する、いわゆるラン
プ波形である。(4)は、比較器31の出力電圧V0を
示す。(3)で、ランプ波形の電圧Vfがコンデンサ3
9の両端電圧未満になると、V0はローレベルとなる。
(5)は、ランプ12の両端の電圧を示す。(4)のV
0がローレベルのときに、双方向性3端子サイリスタ1
3が導通して、ランプ12の両端に電圧が印加される。
【0017】図4は、入力電圧V1によって表される位
相角が、位相制御回路21によって位相制御されている
位相角よりも小さいときの動作を説明する。(1)で示
される交流電源の出力電圧波形の半周期毎に、位相制御
すべき位相角を示す入力電圧V1が(2)に示すように
与えられる。(2)で示されるローレベルの期間は、位
相制御回路21が制御している位相角に対応する、
(3)で示されるV0のローレベルの期間よりも遅く開
始される。ズレ検出回路23のフリップフロップ33
は、(3)で示されるV0の反転した波形によってトリ
ガされて(4)に示すように、出力Qが次のゼロクロス
点までハイレベルとなる。したがって、(5)で示すよ
うに、DOWN側のAND回路36からV1とQとの論
理積に相当する出力が得られる。このとき、UP側のA
NDゲート35の出力は常にローレベルとなる。このた
め、遅延回路24のスイッチ38は遮断され、スイッチ
40が(5)のハイレベルの期間だけ導通する。スイッ
チ40が導通している期間だけ、コンデンサ39はC×
R2の時定数にしたがって放電される。コンデンサ39
が放電することによって両端電圧VCは低下し、図3
(3)に示すVCのレベルが低下して、図3(4)に示
すV0のローレベルの期間が短くなる。このようにし
て、図4(3)に示すV0の波形は、図4(2)に示す
V1の波形に交流電源の半周期毎に変化しながら追随す
る。
相角が、位相制御回路21によって位相制御されている
位相角よりも小さいときの動作を説明する。(1)で示
される交流電源の出力電圧波形の半周期毎に、位相制御
すべき位相角を示す入力電圧V1が(2)に示すように
与えられる。(2)で示されるローレベルの期間は、位
相制御回路21が制御している位相角に対応する、
(3)で示されるV0のローレベルの期間よりも遅く開
始される。ズレ検出回路23のフリップフロップ33
は、(3)で示されるV0の反転した波形によってトリ
ガされて(4)に示すように、出力Qが次のゼロクロス
点までハイレベルとなる。したがって、(5)で示すよ
うに、DOWN側のAND回路36からV1とQとの論
理積に相当する出力が得られる。このとき、UP側のA
NDゲート35の出力は常にローレベルとなる。このた
め、遅延回路24のスイッチ38は遮断され、スイッチ
40が(5)のハイレベルの期間だけ導通する。スイッ
チ40が導通している期間だけ、コンデンサ39はC×
R2の時定数にしたがって放電される。コンデンサ39
が放電することによって両端電圧VCは低下し、図3
(3)に示すVCのレベルが低下して、図3(4)に示
すV0のローレベルの期間が短くなる。このようにし
て、図4(3)に示すV0の波形は、図4(2)に示す
V1の波形に交流電源の半周期毎に変化しながら追随す
る。
【0018】図5は、位相制御回路21によって制御さ
れる位相角よりも入力信号V1によって表される位相角
が大きく変化する場合を示す。(1)は交流電源の電圧
波形Viを示し、(2)は入力電圧V1を示し、(3)
は位相制御回路21の出力電圧V0を示す。V0の立下
がり時にフリップフロップ33はトリガされ、(4)で
示す反転出力QQは、次のゼロクロス点までローレベル
となる。これによって、(5)で示すように、UP側の
ANDゲート35が、(2)に示すV1がローレベルと
なってから(4)に示すQQがローレベルとなるまでの
期間ハイレベルとなる。DOWN側のANDゲート36
の出力は、常にローレベルとなる。したがって、遅延回
路24のスイッチ38は、(5)に示すハイレベルの期
間のみ導通し、スイッチ40は常に遮断している。これ
によって、コンデンサ39はスイッチ38が導通すると
きだけ時定数C×R1にしたがって充電される。コンデ
ンサ39が充電されると、その両端電圧VCは上昇し、
図3(3)に示すVCのレベルが上昇し、図3(4)に
示すように、比較器31の出力電圧V0のローレベルの
期間が長くなる。このようにして、図5(3)に示すV
0のローレベルの期間は、図5(2)に示すV1のロー
レベルの期間に追随して、交流電源の半周期毎に増加す
るように変化する。
れる位相角よりも入力信号V1によって表される位相角
が大きく変化する場合を示す。(1)は交流電源の電圧
波形Viを示し、(2)は入力電圧V1を示し、(3)
は位相制御回路21の出力電圧V0を示す。V0の立下
がり時にフリップフロップ33はトリガされ、(4)で
示す反転出力QQは、次のゼロクロス点までローレベル
となる。これによって、(5)で示すように、UP側の
ANDゲート35が、(2)に示すV1がローレベルと
なってから(4)に示すQQがローレベルとなるまでの
期間ハイレベルとなる。DOWN側のANDゲート36
の出力は、常にローレベルとなる。したがって、遅延回
路24のスイッチ38は、(5)に示すハイレベルの期
間のみ導通し、スイッチ40は常に遮断している。これ
によって、コンデンサ39はスイッチ38が導通すると
きだけ時定数C×R1にしたがって充電される。コンデ
ンサ39が充電されると、その両端電圧VCは上昇し、
図3(3)に示すVCのレベルが上昇し、図3(4)に
示すように、比較器31の出力電圧V0のローレベルの
期間が長くなる。このようにして、図5(3)に示すV
0のローレベルの期間は、図5(2)に示すV1のロー
レベルの期間に追随して、交流電源の半周期毎に増加す
るように変化する。
【0019】図6は、本発明の他の実施例の基本的構成
を示すブロック図である。本実施例は、図1図示の実施
例に類似し、対応する部分には同一の参照符を付す。注
目すべきは、位相制御回路51および位相検出回路52
の構成が、図1図示の位相制御回路21および位相検出
回路22と異なることである。
を示すブロック図である。本実施例は、図1図示の実施
例に類似し、対応する部分には同一の参照符を付す。注
目すべきは、位相制御回路51および位相検出回路52
の構成が、図1図示の位相制御回路21および位相検出
回路22と異なることである。
【0020】図7は、位相制御回路51、位相検出回路
52、ズレ検出回路23および遅延回路24の電気的構
成を示すブロック図である。図2図示の構成に対応する
部分には、同一の参照符を付す。R3で示される抵抗5
3は、遅延回路24のスイッチ38,40が両方とも遮
断された状態で、コンデンサ39の電荷が抵抗54およ
びトランジスタ55のベース回路を介して微少電流とし
て流れ、電圧VCが低下することを補正するために設け
られる。トランジスタ55は、この微少電流を増幅し
て、ホトカプラ56に含まれるLED57を駆動する。
LED57には、電流調整用の抵抗58が直列に接続さ
れる。ホトカプラ56には、硫化カドミウム(CdS)
による光導電セル59が含まれる。光導電セル59の抵
抗値は、LED57からの光出力に対応して減少する。
光導電セル59には、C1で示されるコンデンサ60が
直列に接続される。光導電セル59およびコンデンサ6
0の直列回路は、双方向性3端子サイリスタ13の両端
に接続される。コンデンサ60の両端の電圧VC1は、
ホトカプラ61に含まれるLED62および63を介し
てシリコン双方向スイッチ(以下「SBS」と略称す
る。)64の一端に与えられる。SBS64の他端は、
双方向性3端子サイリスタ13のゲートに接続される。
SBS64は、コンデンサ60の両端の電圧VC1がタ
ーンオーバ電圧を超えると導通し、双方向性3端子サイ
リスタ13をトリガする。SBS64が導通するとき、
逆並列接続されたLED62または63のいずれか一方
が駆動され、ホトトランジスタ65に光信号が与えられ
る。ホトトランジスタ65のコレクタは、抵抗66を介
して直流電源の+側に接続されており、光信号が与えら
れないときハイレベル、光信号が与えられたときローレ
ベルの出力となる。この出力は、反転回路32によって
検出される。
52、ズレ検出回路23および遅延回路24の電気的構
成を示すブロック図である。図2図示の構成に対応する
部分には、同一の参照符を付す。R3で示される抵抗5
3は、遅延回路24のスイッチ38,40が両方とも遮
断された状態で、コンデンサ39の電荷が抵抗54およ
びトランジスタ55のベース回路を介して微少電流とし
て流れ、電圧VCが低下することを補正するために設け
られる。トランジスタ55は、この微少電流を増幅し
て、ホトカプラ56に含まれるLED57を駆動する。
LED57には、電流調整用の抵抗58が直列に接続さ
れる。ホトカプラ56には、硫化カドミウム(CdS)
による光導電セル59が含まれる。光導電セル59の抵
抗値は、LED57からの光出力に対応して減少する。
光導電セル59には、C1で示されるコンデンサ60が
直列に接続される。光導電セル59およびコンデンサ6
0の直列回路は、双方向性3端子サイリスタ13の両端
に接続される。コンデンサ60の両端の電圧VC1は、
ホトカプラ61に含まれるLED62および63を介し
てシリコン双方向スイッチ(以下「SBS」と略称す
る。)64の一端に与えられる。SBS64の他端は、
双方向性3端子サイリスタ13のゲートに接続される。
SBS64は、コンデンサ60の両端の電圧VC1がタ
ーンオーバ電圧を超えると導通し、双方向性3端子サイ
リスタ13をトリガする。SBS64が導通するとき、
逆並列接続されたLED62または63のいずれか一方
が駆動され、ホトトランジスタ65に光信号が与えられ
る。ホトトランジスタ65のコレクタは、抵抗66を介
して直流電源の+側に接続されており、光信号が与えら
れないときハイレベル、光信号が与えられたときローレ
ベルの出力となる。この出力は、反転回路32によって
検出される。
【0021】図8、図9および図10は、図7図示の動
作を説明するための波形図である。図8は、入力信号V
1の表す位相角が、位相制御回路51の制御する位相角
に等しいときの動作波形である。(1)は交流電源の出
力電圧Viを示し、(2)はゼロクロス点に対応する電
源同期信号Vdを示す。(3)は、コンデンサ60の両
端電圧VC1を示す。コンデンサ60の両端電圧VC1
がSBS64のターンオーバ電圧を超えるとSBS64
が導通し、コンデンサ60の電荷は放電される。このS
BS64の導通状態に対応して、(4)に示すように双
方向性3端子サイリスタ13が導通し、ランプ12の両
端に電圧VLが印加される。
作を説明するための波形図である。図8は、入力信号V
1の表す位相角が、位相制御回路51の制御する位相角
に等しいときの動作波形である。(1)は交流電源の出
力電圧Viを示し、(2)はゼロクロス点に対応する電
源同期信号Vdを示す。(3)は、コンデンサ60の両
端電圧VC1を示す。コンデンサ60の両端電圧VC1
がSBS64のターンオーバ電圧を超えるとSBS64
が導通し、コンデンサ60の電荷は放電される。このS
BS64の導通状態に対応して、(4)に示すように双
方向性3端子サイリスタ13が導通し、ランプ12の両
端に電圧VLが印加される。
【0022】図9は、入力電圧V1によって示される位
相角が、位相制御回路51によって制御されている位相
角よりも小さくなるように変化したときの動作を示す。
(3)で示すV0の波形が図4とは異なるけれども、V
0の立下がりでフリップフロップ33がトリガされるの
は同様であるので、図4と同様の動作を行う。すなわ
ち、(5)に示すDOWN側のANDゲート36の出力
電圧がハイレベルのときにのみ、コンデンサ39がC×
R2の時定数に従って放電され、電圧VCが低下する。
これにしたがって、LED57の電流が低下し、光導電
セル59の抵抗値が増加し、コンデンサ60の両端電圧
VC1の増加も小さくなる。これによって、SBS64
が導通するタイミングが遅れ、(3)に示すV0がロー
レベルに変化するタイミングも遅れて、(2)に示す入
力信号V1の立下がりに近づく。
相角が、位相制御回路51によって制御されている位相
角よりも小さくなるように変化したときの動作を示す。
(3)で示すV0の波形が図4とは異なるけれども、V
0の立下がりでフリップフロップ33がトリガされるの
は同様であるので、図4と同様の動作を行う。すなわ
ち、(5)に示すDOWN側のANDゲート36の出力
電圧がハイレベルのときにのみ、コンデンサ39がC×
R2の時定数に従って放電され、電圧VCが低下する。
これにしたがって、LED57の電流が低下し、光導電
セル59の抵抗値が増加し、コンデンサ60の両端電圧
VC1の増加も小さくなる。これによって、SBS64
が導通するタイミングが遅れ、(3)に示すV0がロー
レベルに変化するタイミングも遅れて、(2)に示す入
力信号V1の立下がりに近づく。
【0023】図10は、入力信号V1によって表される
位相角が位相制御回路51が制御している位相角よりも
大きく変化するときの動作を示す。図5と同様に、入力
電圧に追随して、位相角が増加する。すなわち、コンデ
ンサ39の両端電圧VCは、C×R1の時定数で充電さ
れて上昇し、光導電セル59の抵抗値が低下し、コンデ
ンサ60の両端電圧VC1の電圧上昇が大きくなる。
位相角が位相制御回路51が制御している位相角よりも
大きく変化するときの動作を示す。図5と同様に、入力
電圧に追随して、位相角が増加する。すなわち、コンデ
ンサ39の両端電圧VCは、C×R1の時定数で充電さ
れて上昇し、光導電セル59の抵抗値が低下し、コンデ
ンサ60の両端電圧VC1の電圧上昇が大きくなる。
【0024】図11は、本発明のさらに他の実施例の電
気的構成を示すブロック図である。注目すべきは、2つ
の照明負荷を同一の電源同期信号によって個別的に調光
制御することができることである。照明負荷回路は、交
流電源11とランプ12およびこれらと閉ループを構成
する逆並列接続されるサイリスタ71,72によって構
成される。位相制御するための入力信号は、CNT−A
およびCNT−B端子に与えられる。これらの入力端子
は、抵抗101,201によってそれぞれプルアップさ
れており、反転回路102,202の入力にそれぞれ与
えられる。前述の実施例に対応する部分には、下位2桁
に同一の参照符を付す。ANDゲート135,136;
235,236の出力によって制御されるスイッチに
は、アナログゲート138,140;238,240を
用いる。光導電セル159,259には、並列に抵抗1
03,203が接続されて、抵抗値の変化を補償する。
コンデンサ160,260の放電は、ブリッジ回路10
4,204および抵抗105,106;205,206
によって交流電源電圧が逆極性に変化するときに迅速に
行われる。このコンデンサ160,260に与える電圧
は、ブリッジ回路107,207を介して接続される定
電圧ダイオード108,208によって安定化される。
位相制御は、ホトカプラ111,116;211,21
6を介して行われる。各ホトカプラ111,116;2
11,216には、光サイリスタ113,118;21
3,218が含まれる。
気的構成を示すブロック図である。注目すべきは、2つ
の照明負荷を同一の電源同期信号によって個別的に調光
制御することができることである。照明負荷回路は、交
流電源11とランプ12およびこれらと閉ループを構成
する逆並列接続されるサイリスタ71,72によって構
成される。位相制御するための入力信号は、CNT−A
およびCNT−B端子に与えられる。これらの入力端子
は、抵抗101,201によってそれぞれプルアップさ
れており、反転回路102,202の入力にそれぞれ与
えられる。前述の実施例に対応する部分には、下位2桁
に同一の参照符を付す。ANDゲート135,136;
235,236の出力によって制御されるスイッチに
は、アナログゲート138,140;238,240を
用いる。光導電セル159,259には、並列に抵抗1
03,203が接続されて、抵抗値の変化を補償する。
コンデンサ160,260の放電は、ブリッジ回路10
4,204および抵抗105,106;205,206
によって交流電源電圧が逆極性に変化するときに迅速に
行われる。このコンデンサ160,260に与える電圧
は、ブリッジ回路107,207を介して接続される定
電圧ダイオード108,208によって安定化される。
位相制御は、ホトカプラ111,116;211,21
6を介して行われる。各ホトカプラ111,116;2
11,216には、光サイリスタ113,118;21
3,218が含まれる。
【0025】以上の各実施例においては、入力信号が、
そのローレベルの期間で位相角を表すようにされている
けれども、調光レベルを表す信号が与えられてもよいこ
とは勿論である。たとえば、0〜10Vの調光レベルを
表す信号が与えられたときには、位相角を表す信号に変
換してからズレ検出回路23に与えることによって、、
上述の実施例と同様の効果を奏することができるのは勿
論である。また、デジタル信号として与えられ、演算処
理によって、交流電源の半周期毎に位相角を変化するよ
うにしてもよいことは勿論である。
そのローレベルの期間で位相角を表すようにされている
けれども、調光レベルを表す信号が与えられてもよいこ
とは勿論である。たとえば、0〜10Vの調光レベルを
表す信号が与えられたときには、位相角を表す信号に変
換してからズレ検出回路23に与えることによって、、
上述の実施例と同様の効果を奏することができるのは勿
論である。また、デジタル信号として与えられ、演算処
理によって、交流電源の半周期毎に位相角を変化するよ
うにしてもよいことは勿論である。
【0026】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、入力信号
の表す位相角が変化してから、交流電源の半周期毎に位
相角が変化して追随するので、照明負荷の明るさを円滑
に変化することができる。
の表す位相角が変化してから、交流電源の半周期毎に位
相角が変化して追随するので、照明負荷の明るさを円滑
に変化することができる。
【0027】また、入力信号にノイズなどが混入したと
きにおいても、照明負荷の明るさの変化は即応しないの
で、調光装置としての誤動作を少なくすることができ
る。
きにおいても、照明負荷の明るさの変化は即応しないの
で、調光装置としての誤動作を少なくすることができ
る。
【0028】さらに、白熱灯などの照明負荷を、消灯状
態から点灯状態とするときに、電気抵抗値の低い低温状
態では位相角が小さいので、白熱灯へのラッシュ電流を
減少させることができる。これによって、白熱灯などの
寿命を延ばし、ラッシュ電流による雑音発生などを防止
することができる。
態から点灯状態とするときに、電気抵抗値の低い低温状
態では位相角が小さいので、白熱灯へのラッシュ電流を
減少させることができる。これによって、白熱灯などの
寿命を延ばし、ラッシュ電流による雑音発生などを防止
することができる。
【図1】本発明の一実施例の基本的構成を示すブロック
図である。
図である。
【図2】図1図示の電気的構成を示すブロック図であ
る。
る。
【図3】図1図示の動作を説明するための波形図であ
る。
る。
【図4】図1図示の実施例の動作を説明するための波形
図である。
図である。
【図5】図1図示の実施例の動作を説明するための波形
図である。
図である。
【図6】本発明の他の実施例の基本的構成を示すブロッ
ク図である。
ク図である。
【図7】図6図示の実施例の電気的構成を示すブロック
図である。
図である。
【図8】図6図示の動作を説明するための波形図であ
る。
る。
【図9】図6図示の実施例の動作を説明するための波形
図である。
図である。
【図10】図6図示の実施例の動作を説明するための波
形図である。
形図である。
【図11】本発明のさらに他の実施例の電気的構成を示
すブロック図である。
すブロック図である。
【図12】従来からの調光装置の電気的構成を示すブロ
ック図である。
ック図である。
【図13】図12の構成の動作を説明するための波形図
である。
である。
11 交流電源 12 ランプ 13 双方向性3端子サイリスタ 21,51 位相制御回路 22,52 位相検出回路 23 ズレ検出回路 24 遅延回路 71,72 サイリスタ
Claims (1)
- 【請求項1】 交流電源と照明負荷とスイッチング素子
とは閉ループを形成しており、入力信号の表す位相角に
対応するスイッチング素子のスイッチング動作によって
照明負荷へ供給する電力が制御される調光装置におい
て、 スイッチング素子を交流電源の半周期毎に、与えられる
位相角に対応して導通するように制御する制御手段と、 制御手段によってスイッチング素子が制御されている位
相角を検出する検出手段と、 入力信号および検出手段からの出力に応答し、入力信号
の表す位相角と制御手段によって制御されている位相角
との差を検出し、制御手段が制御する位相角を、検出さ
れた位相角の差に対応して、交流電源の半周期毎に変化
させ、入力信号の表す位相角に追随させる手段とを含む
ことを特徴とする調光装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3080189A JPH0554982A (ja) | 1991-04-12 | 1991-04-12 | 調光装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3080189A JPH0554982A (ja) | 1991-04-12 | 1991-04-12 | 調光装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0554982A true JPH0554982A (ja) | 1993-03-05 |
Family
ID=13711431
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3080189A Pending JPH0554982A (ja) | 1991-04-12 | 1991-04-12 | 調光装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0554982A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8536798B2 (en) | 2010-09-22 | 2013-09-17 | Sharp Kabushiki Kaisha | LED drive circuit, LED illumination component, LED illumination device, and LED illumination system |
-
1991
- 1991-04-12 JP JP3080189A patent/JPH0554982A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8536798B2 (en) | 2010-09-22 | 2013-09-17 | Sharp Kabushiki Kaisha | LED drive circuit, LED illumination component, LED illumination device, and LED illumination system |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |