JPH0554838B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0554838B2
JPH0554838B2 JP3306405A JP30640591A JPH0554838B2 JP H0554838 B2 JPH0554838 B2 JP H0554838B2 JP 3306405 A JP3306405 A JP 3306405A JP 30640591 A JP30640591 A JP 30640591A JP H0554838 B2 JPH0554838 B2 JP H0554838B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
dye
group
substituted
color
formula
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP3306405A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH04269591A (ja
Inventor
Ebansu Suteiibun
Debitsudo Chatsupuman Dereku
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Eastman Kodak Co
Original Assignee
Eastman Kodak Co
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Eastman Kodak Co filed Critical Eastman Kodak Co
Publication of JPH04269591A publication Critical patent/JPH04269591A/ja
Publication of JPH0554838B2 publication Critical patent/JPH0554838B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41MPRINTING, DUPLICATING, MARKING, OR COPYING PROCESSES; COLOUR PRINTING
    • B41M5/00Duplicating or marking methods; Sheet materials for use therein
    • B41M5/26Thermography ; Marking by high energetic means, e.g. laser otherwise than by burning, and characterised by the material used
    • B41M5/382Contact thermal transfer or sublimation processes
    • B41M5/385Contact thermal transfer or sublimation processes characterised by the transferable dyes or pigments
    • B41M5/39Dyes containing one or more carbon-to-nitrogen double bonds, e.g. azomethine
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10STECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10S428/00Stock material or miscellaneous articles
    • Y10S428/913Material designed to be responsive to temperature, light, moisture
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10STECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10S428/00Stock material or miscellaneous articles
    • Y10S428/914Transfer or decalcomania
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10STECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10S430/00Radiation imagery chemistry: process, composition, or product thereof
    • Y10S430/146Laser beam
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T428/00Stock material or miscellaneous articles
    • Y10T428/24Structurally defined web or sheet [e.g., overall dimension, etc.]
    • Y10T428/24802Discontinuous or differential coating, impregnation or bond [e.g., artwork, printing, retouched photograph, etc.]

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Optics & Photonics (AREA)
  • Thermal Transfer Or Thermal Recording In General (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】 本発明は、印刷機から得
られた印刷された色画像の色相を正確に表すカラ
ープルーフを得るために用いられる、感熱転写画
像化用のシアン色素供与体素子において色素混合
物を使用することに関する。
【0002】 IOP(ink−on−paper)印刷による連
続階調(写真)画像の外観に近づけるため、印刷
業界ではハーフトーン印刷として知られている方
法を用いている。ハーフトーン印刷では、写真印
刷で行われるように色濃度を連続的に変化させる
代わりに、色濃度は一定であるがいろいろな大き
さの網点または面積の印刷パターンにより、色濃
度階調が作り出されている。
【0003】 印刷機の運転を開始する前に、カラー
プルーフ画像を得たいという強い商業上のニーズ
がある。カラープルーフは、印刷機で得られた印
刷の少なくともデイテール及び色階調スケールを
正確に表すことが望まれる。多くの場合、カラー
プルーフはまた、印刷機で得られた印刷の画像品
質及びハーフトーンパターンを正確に表すことも
望まれる。インク印刷の完全色画像を作り出すの
に必要な一連の操作において、プルーフはまた、
色分解データの精度を調べるためにも必要とさ
れ、それから最終の三つ以上の印刷プレートまた
はシリンダーが作製される。従来より、このよう
な色分解プルーフには、ハロゲン化銀写真のハイ
コントラストリス系または非ハロゲン化銀感光系
が含まれるが、これらは、最終全色画像を集成す
るまでに、多くの露光及び処理段階を必要とす
る。
【0004】 印刷工業で用いられている色料は不溶
性顔料である。これら顔料特性のために、印刷イ
ンクの分光光度曲線が、深色または浅色側のどち
らかで異常に鮮鋭になることが多い。このこと
は、顔料に対立するものとして色素が用いられる
カラープルーフ系において問題を引き起こす可能
性がある。単一の色素を用いて特定のインクの色
相に合せることは非常に困難である。
【0005】 特願平3−92130号明細書には、原画
像の直接デジタルハーフトーンカラープルーフを
色素受容素子上に製造する方法が記述されてい
る。次いでこのプルーフを用いて、印刷機から得
られた印刷カラー画像を表すことができる。前記
明細書に記述されている方法は、 (a) 原画像の形状及び色スケールを表す一組の電
気信号を発生させる工程; (b) 色素層及び赤外吸収性材料を表面に担持する
支持体を含んで成る色素供与体素子を、ポリマー
性色素画像受容層を表面に担持する支持体を含ん
で成る第1色素受容体素子と接触させる工程; (c) 前記信号を用いてダイオードレーザーによつ
て前記色素供与体素子を像様加熱することで、色
素画像を前記第1色素受容素子に転写する工程;
及び (d) 印刷された色画像と同じ支持体を有する第2
色素画像受容素子に、前記色素画像を再転写する
工程、 を含んで成る。
【0006】 上述の方法では、プルーフ中に全範囲
の色を得るために複数の色素供与体が用いられ
る。例えば、完全カラープルーフ用には、4色:
シアン、マゼンタ、イエロー、及びブラツクが通
常用いられている。
【0007】 上述の方法を用いることによつて、赤
外吸収材料を含有する色素供与体をダイオードレ
ーザーで加熱して色素を昇華させることにより、
画像色素が転写される。ダイオードレーザービー
ムは原画像の形状及び色を表す一組の信号によつ
て変調され、それに応じて色素が加熱され、色素
受容層上に色素の存在を必要とする領域において
のみ昇華されて原画像が再現される。
【0008】 同様に、米国特許第4923846号明細書
に記述されているように、ダイオードレーザーの
代わりに熱ヘツドを用いることによつて熱転写プ
ルーフを発生させることができる。通常利用可能
な熱ヘツドは、多くの場合において満足のいく高
品質の連続階調プルーフ画像を製造することはで
きるが、十分な解像度を有するハーフトーン画像
を発生させることができない。
【0009】
【従来の技術】 米国特許第4923846号明細書は
また、感熱画像化プルーフ系に用いる色素混合物
の選択を開示している。色素は、色相エラー及び
濁度の値を基準にして選択されている。印刷技術
基礎調査報告第38番「色材料」(58−(5)293−301、
1985)にはこの方法が記載されている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】 上述の技術に
は、選ばれた色素混合物が、望まれるほどには標
準色基準に近いものでないという問題がある。
【0011】
【課題を解決するための手段】 色測定及び分析
の別のそしてより精密は方法は、試料をその分光
光度曲線、それが観測されるイルミナントの性
質、及び標準観測者の色視覚の点から数学的に解
析するCIELABとして知られている均等色空間の
概念を用いる。CIELAB及び色測定に関する説明
は、「Principles of Color Technology」(2nd
Edition、p.25−110、Wiley−Interscience)及び
「Optical Radiation Measurements」
(Volume2、p.33−145、Academic Press)を参
照のこと。
【0012】 CIELABを用いる際には、色は三つの
パラメーター:L*、a*、及びb*(L*は明度関数で
あり、そしてa*、及びb*は色空間における点を
規定する)に換算して表示することができる。従
つて、ある色試料に対するa*対b*値のプロツト
を用いて、その試料が色空間のどの位置にある
か、すなわちその色相が何であるかを正確に示す
ことが可能である。このことにより、異なる試料
が類似の濃度及びL*値を有する場合に、異なる
試料を色相に関して比較することが可能になる。
【0013】 印刷業界におけるカラープルーフで
は、プルーフインクを、International Prepress
Proofing Associationによつて提供されたプル
ーフインク基準に合せることが重要である。これ
らのインク基準は、標準4色プロセスインクで作
製した濃度パツチであり、そして、SWOP
(Specfications Wed Offset Publications)色基
準として知られている。ウエブオフセツトプルー
フ用インクの色測定に関するさらなる情報につい
ては、「Advances inPrinting SCience and
Technology」(Proceedings of the 19th
International Conference of Printing
Research Institutes、Eisenstadt、Austria、
June 1987、J.T.Ling and R.Wanner、p.55)を
参照されたい。
【0014】 我々は、試料の色座標が、個別色素の
座標を結ぶ線の近くにある場合に、特定の試料に
対する好ましい色相調和が色素混合物によつて得
られるという知見を得た。したがつて、本発明
は、シアンSWOP色基準の色相調和に近づける
ために、感熱転写画像化用のシアン色素混合物を
使用することに関する。個別の色素自体は
SWOP色基準と調和しないが、適当な色素混合
物を使用すると良好な色空間(すなわち、色相)
調和が達成できる。さらに、本発明において記述
される色素混合物は、米国特許第4923846号明細
書に記述された好ましい色素混合物よりも
SWOP標準に近い色相調和を提供する。
【0015】 従つて、本発明は、ポリマーバインダ
ー中に分散させたシアン色素混合物を含んで成る
色素層を表面に担持する支持体を含んで成る、感
熱転写用シアン色素供与体素子であつて、前記シ
アン色素のうち少なくとも一種が式:
【0016】
【化3】
【化】 前記式中、 R1及びR2は各々独立して水素;炭素原子数1
〜6個のアルキル基;炭素原子数5〜7個のシク
ロアルキル基、;アリル基;又は1種もしくはそ
れ以上の基、例えば、アルキル、アリール、アル
コキシ、アリールオキシ、アミノ、ハロゲン、ニ
トロ、シアノ、チオシアノ、ヒドロキシ、アシル
オキシ、アシル、アルコキシカルボニル、アミノ
カルボニル、アルコキシカルボニルオキシ、カル
バモイルオキシ、アシルアミド、ウレイド、イミ
ド、アルキルスルホニル、アリールスルホニル、
アルキルスルホンアミド、アリールスルホンアミ
ド、アルキルチオ、アリールチオ、トリフルオロ
メチル等、例えば、メチル、エチル、プロピル、
イソプロピル、ブチル、ペンチル、ヘキシル、メ
トキシエチル、ベンジル、2−メタンスルホンア
ミドエチル、2−ヒドロキシエチル、2−シアノ
エチル、メトキシカルボニルメチル、シクロヘキ
シル、シクロペンチル、フエニル、ピリジル、ナ
フチル、チエニル、ピラゾリル、p−トリル、p
−クロロフエニル、m−(N−メチルスルフアモ
イル)フエニルメチル、メチルチオ、ブチルチ
オ、ベンジルチオ、メタンスルホニル、ペンタン
スルホニル、メトキシ、エトキシ、2−メタンス
ルホンアミドエチル、2−ヒドロキシエチル、2
−シアノエチル、メトキシカルボニルメチル、イ
ミダゾリル、ナフチルオキシ、フリル、p−トリ
ルスルホニル、p−クロロフエニルチオ、m−
(N−メチルスルフアモイル)フエノキシ、エト
キシカルボニル、メトキシエトキシカルボニル、
アリールオキシカルボニル、アセチル、ベンゾイ
ル、N,N−ジメチルカルバモイル、ジメチルア
ミノ、モルホリノ、アニリノ、ピロリジノ等で置
換された前記のアルキル、シクロアルキル、アリ
ル、アリール又はヘテアリール基を表し;又は
【0017】 R1及びR2は、一緒になつて、これら
が結合している窒素と共に5−〜7−員の複素環
式環、例えば、モルホリンもしくはピロリジンを
形成してもよく;又は R1及びR2のいずれか一方又は両方が1個又は
2個のR3と結合して5−〜7−員の複素環式環
を形成してもよく;
【0018】 各R3は独立して、R1及びR2について先に挙げ
たような置換もしくは非置換の、アルキル基、シ
クロアルキル基、アリル基、アリール基もしくは
ヘテアリール基;アルコキシ;アリールオキシ;
ハロゲン、ニトロ、シアノ、チオシアノ;ヒドロ
キシ、アシルオキシ、アシル、アルコキシカルボ
ニル、アミノカルボニル、アルコキシカルボニル
オキシ、カルバモイルオキシ、アシルアミド;ウ
レイド;イミド、アルキルスルホニル、アリール
スルホニル、アルキルスルホンアミド;アリール
スルホンアミド;アルキルチオ;アリールチオ又
はトリフルオロメチルを表すか;又は R3の任意の2個の隣接位の原子が一緒になつ
て5−もしくは6−員の炭環式環又は複素環式環
を形成してもよく;
【0019】 mは0〜4の整数であり; R4はR5、アルキルチオ又はアリールチオを表
し、この際R4がアルキルチオ又はアリールチオ
の場合は、mは少くとも1でなければならないと
いう条件があり;そして R5はR1及びR2について先に挙げたような置換
もしくは非置換のアリール又はヘテアリール基を
表す、 を有し、そして他の色素の少なくとも1つは式:
【0020】
【化4】
【化】 前記式中、 R1、R2、R3及びmは先に定義したと同じであ
り; Xは水素、ハロゲンを表すか又はYと結合して
6員の芳香族環を完成して縮合二環式キノンイミ
ン、例えば、ナフトキノンイミンを形成するのに
必要な原子を表してもよく;この際、Xが水素の
場合にはJはNHCORF(式中、RFは過フツ素化ア
ルキル又はアリール基を表す)を表すという条件
があり;Xがハロゲンの場合にはJはNHCOR6
NHCO2R6、NHCONHR。又はNHSO2R6を表
すという更なる条件があり;XがYと結合する場
合にはJはCONHR6、SO2NHR6、CN、SO2R6
又はSCNを表すという更なる条件があり、 R6は先のR1について挙げた置換もしくは非置
換のアルキル、シクロアルキル、アリル、アリー
ル又はヘテアリール基であり;そして YはR1、アシルアミノであるか又は先に挙げ
たようにXと結合してもよい、 を有することを特徴とする色素感熱転写用シアン
色素供与体素子に関する。
【0021】 本発明に用いる式の化合物について
の好ましい実施態様において、R1及びR2は各々
C2H5であり、R3は水素又はCH3である。更に別
の好ましい実施態様において、R4はC6H5又は
C6H5SでありそしてR5はC6H5である。なお更に
別の好ましい実施態様において、R1及びR2
各々C2H5であり、R3は水素でありそしてR4及び
R5は各々C6H5である。なお更に別の好ましい実
施態様において、R1及びR2は各々C2H5であり、
R3はメチルであり、R4はC6H5SでありそしてR5
はC6H5である。
【0022】 本発明に用いる式の範囲に含まれる
化合物としては以下のものが挙げられる:
【化5】
【化】 ■■■ 亀の甲 [0057] ■■■
【0023】
【化6】
【化】 ■■■ 亀の甲 [0058] ■■■
【0024】
【化7】
【化】
【化】
【化】
【0025】 上記色素は米国特許第4788284号明細
書に記載されている方法と同様にして製造するこ
とができる。 上記式の範囲内に含まれるシアン色素として
は以下に示すものが挙げられる:
【化8】
【化】 ■■■ 亀の甲 [0059] ■■■
【0026】
【化9】
【化】
【化】
【化】
【0027】
【化10】
【化】
【化】
【0028】 本発明に用いられる式の化合物につ
いての好ましい実施態様において、R3はH、
CH3、OCH3又はOC2H5であり、YはC2H5又は
NHCOCH2OCH3である。別の好ましい実施態様
においてXはHでありかつJはNHCOC3F7であ
るか;又はXはClでありかつJは
NHCOCH2OCH3である。更に別の好ましい実施
態様においてY及びXは一緒になつて6員芳香族
環を形成しかつJはCONHCH3である。更に別
の好ましい実施態様において、XはClであり、J
はNHCOCH2OCH3であり、R3はCH3でありそし
てYはC2H5である。なお更に別の好ましい実施
態様において、JはCONHCH3でありR3はCH3
でありそしてX及びYは一緒になつて6員の芳香
族環を形成する。
【0029】 本発明に用いる上記式の化合物は、
米国特許第4695287号及び英国特許第2161824号明
細書に開示されている方法のいずれかにより製造
することができる。 本発明の色素供与体に色素混合物を使用する
と、各種の印刷用インクにより近似的に合つた色
相を可能にする色相及び色を広範囲に選択でき、
また必要に応じて1回以上の回数にわたつて画像
を受容体へ容易に転写できるようになる。複数の
種類の色素を使用すると、画像濃度を任意の望ま
しいレベルに容易に調整できるようになる。本発
明の色素供与体素子の色素は約0.05〜約1g/m2
の被覆量で用いることができる。
【0030】 本発明の色素供与体中の色素は、ポリ
マー性バインダー、例えばセルロース誘導体、例
えばセルロースアセトハイドロジエンフタレー
ト、セルロースアセテート、セルロースアセトプ
ロピオネート、セルロースアセトブチレート、セ
ルローストリアセテート又は米国特許第4700207
号に記載されている材料;ポリカーボネート;ポ
リビニルアセテート;ポリ(スチレン−コ−アク
リロニトリル);ポリ(スルホン)又はポリ(フ
エニレンオキシド)中に分散させる。バインダー
は約0.1〜約5g/m2の被覆量で用いてよい。
【0031】 色素供与体素子の色素層は支持体上に
コーテイングしてもよいし又はグラビア法のよう
な印刷法で支持体上にプリントしてもよい。
【0032】 寸法安定性がありしかもレーザー又は
熱ヘツドの熱に耐えられるものであれば、任意の
材料を本発明の色素供与体素子用の支持体として
用いることができる。このような材料としてはポ
リエステル類、例えば、ポリ(エチレンテレフタ
レート);ポリアミド類;ポリカーボネート類;
セルロースエステル類;フルオリンポリマー;ポ
リエーテル類、ポリアセタール類;ポリオレフイ
ン類;及びポリイミド類が挙げられる。支持体の
厚さは一般に約5〜約200μmである。支持体は
また、必要ならば下塗り層、例えば、米国特許第
4695288号又は第4737486号各明細書に記載されて
いる材料をコーテイングしてもよい。
【0033】 プリンテイングヘツドが色素供与体素
子に付着しないように、色素供与体素子の反対側
面に滑り層をコーテイングしてもよい。このよう
な滑り層は、ポリマー性バインダー又は界面活性
剤と共に又はそれらを含まずに、固体状又は液体
状潤滑材料からなるであろう。好ましい潤滑材料
としてはオイル又は100℃以下で溶融する半結晶
性有機固体、例えば、ポリ(ビニルステアレー
ト)、蜜蝋、過フツ素化アルキルエステルポリエ
ーテル類、ポリ(カプロラクトン)、シリコーン
オイル、ポリ(テトラフルオロエチレン)、カー
ボワツクス、ポリ(エチレングリコール類)又は
米国特許第4717711号;第4717712号;第4737485
号;及び第4738950号各明細書に開示されている
材料が挙げられる。滑り層用に適したポリマー性
バインダーとしてはポリ(ビニルアルコール−コ
−ブチラール)、ポリ(ビニルアルコール−コ−
アセタール)、ポリ(スチレン)、ポリ(ビニルア
セテート)、セルロースアセトブチレート、セル
ロースアセトプロピオネート、セルロースアセテ
ート又はエチルセルロースが挙げられる。
【0034】 滑り層への潤滑材料の使用量は潤滑材
料のタイプにより大きく左右されるが、一般に約
0.001〜約2g/m2の範囲である。ポリマー性バ
インダーを用いる場合には、潤滑材料は用いたポ
リマー性バインダーの0.1〜50重量%、好ましく
は0.5〜40重量%の範囲で存在する。
【0035】 本発明の色素供与体素子と共に用いる
色素受容素子は通常、その表面に色素画像受容層
を有する支持体を含んでなる。支持体は透明フイ
ルム、例えば、ポリ(エーテルスルホン)、ポリ
イミド、セルロースエステル、例えば、セルロー
スアセレート、ポリ(ビニルアルコール−コ−ア
セタール)又はポリ(エチレンテレフタレート)
であつてよい。色素受容素子用の支持体はまた反
射性のもの、例えば、バライタ被覆紙、ポリエチ
レン被覆紙、アイボリー紙、コンデンサー紙又は
合成紙、例えば、duPont Tyvek(登録商標)で
あつてもよい。顔料入り支持体、例えば、白色ポ
リエステル(白色顔料を混入した透明ポリエステ
ル)を用いてもよい。
【0036】 色素画像受容層は、例えば、ポリカー
ボネート、ポリウレタン、ポリエステル、ポリ塩
化ビニル、ポリ(スチレン−コ−アクリロニトリ
ル)、ポリ(カプロラクトン)、ポリ(ビニルアセ
タール)、例えば、ポリ(ビニルアルコール−コ
−ブチラール)、ポリ(ビニルアルコール−コ−
ベンザール)、ポリ(ビニルアルコール−コ−ア
セタール)又はこれらの混合物からなつてよい。
色素画像受容層は意図する目的を達成するのに有
効な量存在させる。一般に濃度約1〜約5g/m2
で良好な結果が得られている。
【0037】 上述したように、本発明の色素供与体
素子を用いて色素転写画像を形成する。上記工程
には、上述のように色素供与体素子を像様加熱
し、次いで色素画像を色素受容素子へ転写して色
素転写画像を形成することが含まれている。
【0038】 本発明の色素供与体素子はシート状又
は、連続ロール又はリボン状で用いてもよい。連
続ロール又はリボンを用いる場合には、上述した
ように単一の色素だけを用いてもよいし、また他
の異なる色素又は組合せ、例えば、昇華性シアン
及び/又はイエロー及び/又は黒もしくは他の色
素を互いちがいに用いてもよい。このような色素
は米国特許第4541730号明細書に開示されている。
従つて、一色、二色、三色又は四色(又はそれ以
上の色のもの)素子は本発明の範囲内に含まれ
る。
【0039】 本発明の色素供与体素子から色素を転
写するのにレーザーを用いてもよい。レーザーを
用いる場合には、サイズが小さいこと、低コス
ト、安定性、信頼性、一様性及び調整が容易なこ
と等の点で実質的利点のあるダイオードレーザー
を用いるのが好ましい。実施に当つては、色素供
与体素子を加熱するのにレーザーの使用を可能に
するためには、素子に赤外線吸収性材料、例え
ば、カーボンブラツク、米国特許第4973572号明
細書に記載されているようなシアニン赤外線吸収
色素;又は以下の米国特許第4948777号、第
4950640号、第4950639号、第4948776号、第
4948778号、第4942141号、第4952552号及び第
4912083号、特願平第2−15738号、第2−157385
号及び第2−157383号並びに米国特許出願番号第
369492号各明細書に記載されているような他の材
料を含有させなければならない。そうすれば、レ
ーザー放射線は色素層に吸収され次いで内部変換
として知られる分子プロセスにより熱に交換され
る。したがつて、有用な色素層の構造は、画像色
素の色相、転写性及び強度のみならず色素層の放
射線吸収能、その熱変換能にも左右される。
【0040】 色素転写の際に色素供与体を色素受容
体から分離し、それにより転写画像の均一性及び
濃度を高めるために、上記のレーザー工程におい
ては、色素供与体の色素層上の別の層にスペーサ
ービーズを使用してもよい。かかる発明について
は、米国特許第4772582号明細書にさらに詳細に
記載されている。別法として、米国特許第
4876235号明細書に記載されているように上記の
色素受容体の受容層にスペーサービーズを使用し
てもよい。望ましい場合にはポリマー性バインダ
ーをスペーサービーズに被覆してもよい。
【0041】 本発明において、中間受容体を用い、
続いて第二受容素子へ再転写することもまた可能
である。多数の異なる支持体を用いて、好ましく
は印刷機の運転に使用されるものと同じ支持体で
あるカラープルーフ(第二受容体)を作製するこ
とができる。このように、この一つの中間受容体
を、色素のにじみまたは結晶化のない効率的な色
素の取込みのために利用することができる。
【0042】 第二受容素子(カラープルーフ)に使
用できる支持体の例として、以下のものが含まれ
る;Flo Koto Cove(登録商標)(S.D.Warren
Co.)、Champion Textwed(登録商標)
(Champion Paper Co.)、Quintessence Gloss
(登録商標)(Potlatch Inc.).Vintage Gloss(登
録商標)(Potlatch Inc.)、Khrome Kote(登録
商標)(Champion Paper Co.)、Ad−Proof
Paper(登録商標)(Appleton Papers、Inc.)、
Consolith Gloss(登録商標)(Cosolidated
Paper Co.)、及びMountie Matte(登録商標)
(Potlatch Inc.)。
【0043】 上述のように、色素画像が第一色素受
容素子上に得られた後、それが第二色素画像受容
素子に再転写される。このことは、例えば一対の
加熱したローラーの間にその二つの受容体を通過
させることによつて達成することができる。加熱
定盤の使用、圧力及び熱の使用、外部加熱などの
ような、色素画像を再転写する他の方法もまた採
用することが可能であろう。
【0044】 上述したように、またカラープルーフ
作製において、原画像の形状及び色を表す一組の
電気信号を発生させる。このことは、例えば原画
像を走査する工程、その画像をフイルターにかけ
て所望の加法混合の原色(赤、青、及び緑)に分
解する工程、次いで光学エネルギーを電気エネル
ギーに変換する工程、によつて行うことができ
る。次いでその電気信号を計算機により改変して
色分解データを作成し、そしてこのデータを用い
てハーフトーンカラープルーフを作製する。原対
象物体を走査して電気信号を得る代わりに、信号
を計算機により発生させることも可能である。こ
の方法は、Graphic Arts Manual、Janet Field
ed.、Arno Press、New York 1980(p.358以降)
にさらに詳しく記述されている。
【0045】 本発明の色素感熱転写アセンブリー
は、 (a) 上記の色素供与体素子及び (b) 上記の色素受容素子 を含んでなり、色素受容素子は、色素供与体素子
の色素層が色素受容素子の色素画像受容層と接触
するように色素供与体素子と重ね合された関係に
ある。
【0046】 これら2種の素子からなる上記アセン
ブリは、単一色の像を得たい場合には、一体ユニ
ツトとして予め組み合せておいてもよい。この場
合、2種の素子の周辺を合せて一時的に接着する
ことにより組み合せてもよい。転写後、色素受容
素子をこの時点でひき剥がすと色素転写画像が現
れる。
【0047】 三色画像を得たい場合には、異なる色
素供与体素子を用いて、上記のアセンブリを3回
形成する。第1の色素を転写した後、素子をひき
剥がす。第2の色素供与体素子(又は異なる色素
域を有する色素供与体素子の別の色素域)を色素
受容素子とぴつたり合せた状態に置いて同一の操
作を繰り返す。第3の色素も同様にして得られ
る。
【0048】 以下に実施例を挙げて本発明を説明す
る。 例1−化合物1の合成 個々のシアン色素供与体素子は (1) アクリロニトリル−塩化ビニリデン−アクリ
ル酸共重合体(重量比=14:79:7)の下塗層
(0.054g/m2);及び (2) 以下に示し且つ先に例示した色素(総被覆量
0.27g/m2)及び以下で例示するシアニン赤外線
吸収性染料(0.054g/m2)の混合物を、セルロ
ースアセトプロピオネートバインダー(2.5%ア
セチル、45%プロピオニル)(0.27g/m2)中に
含有する、ジクロロメタンを用いてコーテイング
した色素層、 を100μm厚のポリ(エチレンテレフタレート)
支持体にコーテイングすることによつて作製し
た。
【0049】 本発明の個々のシアン色素を用いた比
較用色素供与体、及び米国特許第4923849号に記
載されかつ以下に示す色素混合物を有する対照用
色素供与体もまた、各々0.27g/m2で作製した。
【0050】 シアニン赤外線吸収性色素
【化11】
【化】
【0051】 中間色素受容素子は、スチレン−ジビ
ニルベンゼン共重合体架橋ビーズ(平均粒径14ミ
クロン)(0.11g/m2)、トリエタノールアミン
(0.09g/m2)、及びDC−510(登録商標)Silicone
Fluid(Dow Corning Company)(0.01g/m2
を、Butvar(登録商標)76バインダー、ビニルア
ルコール−ブチラール共重合体(Monsanto
Compawy)(4.0g/m2)中に含有する層を、1,
1,2−トリクロロエタンまたはジクロロメタン
を用いて、下塗りしていない100μm厚のポリ
(エチレンテレフタレート)支持体にコーテイン
グすることによつて作製した。
【0052】 米国特許第4876235号明細書に記載さ
れているようなレーザー画像形成装置を用いて色
素供与体から受容体へ以下に述べるようにして単
色画像をプリントした。上記したレーザー画像形
成装置は、トランスレーシヨンステージ上に載置
され色素供与体層上に焦点を合せたレンズアセン
ブリに連結された単一のダイオードレーザーから
なる。
【0053】 色素受容素子は、受容量を外側へ向け
た状態でダイオードレーザー画像形成装置のドラ
ムに固定した。色素供与素子は受容素子と向い合
せで接触する状態で固定した。
【0054】 使用したダイオードレーザーは
Spectra Diode Labs No.SDL−2430−H2であ
り、レーザビーム出力用の光フアイバーを一体の
付属品として有するものであり波長816nm、そ
してその光フアイバー末端における公称出力は
250ミリワツトであつた。光フアイバー(コア直
径100ミクロン)の開裂端面が、トランスレーシ
ヨンステージに取り付けられた0.33倍率レンズア
センブリを用いて色素供与体平面上に画像形成さ
れて、33ミクロンの公称スポツト寸法及び115ミ
リワツトの焦点面における実測出力を与えた。
【0055】 ドラム(外周312mm)を500rpmで回転
させ、そして画像形成電子装置を作動させた。ト
ランスレーシヨンステージは、マイクロステツピ
ングモーターにより回転する親ねじを用いて色素
供与体を横切つて進み、中心−中心線距離14ミク
ロン(1センチメートル当り714線、または1イ
ンチ当り1800線)を与えた。レーザーに供給する
電力を100%から16%まで4%単位で変調して、
連続階調段階化画像を得た。
【0056】 レーザーがおよそ12mm走査した後、レ
ーザー露光装置を停止させ、そして中間受容体を
色素供与体から分離した。段階化色素画像を含有
する中間受容体を、120℃に加熱した一対のゴム
ローラー間を通過させることにより、Ad−Proof
紙(登録商標;Appleton Papers、Inc.)の60ポ
ンド原紙に重ね合せた。次いでポリエチレンテレ
フタレート支持体を剥離して、色素画像及びビニ
ルアルコール−ブチラール共重合体をしつかりと
紙に付着させた。原紙は、印刷機から得られた印
刷されたインク画像用の支持体を代表するように
選ばれた。
【0057】 段階化された各画像のステータスT濃
度はX−Rite418(登録商標)濃度計を用いて読み
取り、単一の段階画像がSWOP色基準の0.05濃度
単位内にあることが判明した。シアン標準に対し
ては、この濃度は1.4であつた。
【0058】 転写された色素または色素混合物の特
定の段階化画像のa*及びb*値を、D50イルミナン
ト及び10度視野観測者用に設定したX−Rite918
(登録商標)比色計で読み取り、SWOP色基準の
それと比較した。L*読み取り値が、感知される
ほどには基準と違わないことを確認した。a*
びb*読み取り値を記録し、そしてSWOP色基準
からの距離を、a*及びb*の差の自乗を足して平
方根をとることにより計算した。すなわち、
【0059】
【数1】 √(* e* s2+(* e* s
【0060】 (式中、e=実験値(転写色素)、及
びs=SWOP色基準である)。色相角もまた次の
ようにして算出した: 色相角=アークタンジエントb*/a* 以下の結果が得られた。
【0061】
【表1】 ■■■ 亀の甲 [0060] ■■■
【0062】** 米国特許第4923846号明細書、表
C−2(例C−2)に示されているような、対照
1Sudan Blue GA(Solvent Blue 63異性体)及
び対照2、Foron Brilliant Blue SRの混合物
(比=5:20)からなる。 *** 米国特許第4923846号明細書、表C−5
(例C−5)に示されているような、対照3、シ
アン色素#3及び対照2、Foron Brilliant Blue
SRの混合物(比=7.5:17)からなる。
【0063】
【化12】 対照 1
【化】 Sudan Blue GA (Solvent Blue 63 異性体) 対照 2
【化】 Foron Brilliant Blue SR 対照 3
【化】
【0064】
【発明の効果】 上述の結果は、本発明の色素混
合物を適当な比率で使用することにより、シアン
SWOP色基準の色相によく対応する色相が得ら
れ、これと対照的に個々のシアン色素による画像
又は先行技術の対照色素混合物はSWOP色基準
からはるかに離れたものであつた。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ポリマー性バインダー中に分散さ
    れたシアン色素混合物からなる色素層をその表面
    に有する支持体を含んでなる色素感熱転写用シア
    ン色素供与体素子であつて、前記シアン色素の少
    なくとも1種が式: 【化1】 【化】 前記式中、 R1及びR2は各々独立して水素;置換もしくは
    非置換の、炭素原子数1〜6個のアルキル基;置
    換もしくは非置換の、炭素原子数5〜7個のシク
    ロアルキル基;置換もしくは非置換のアリル基;
    又は置換もしくは非置換の、炭素原子数6〜10個
    のアリール基もしくはヘテアリール基を表し;又
    は R1及びR2は、一緒になつて、これらが結合し
    ている窒素と共に5−〜7−員の複素環式環を形
    成してもよく;又は R1及びR2のいずれか一方又は両方がR3の1個
    又は2個と結合して5−〜7−員の複素環式環を
    形成してもよく; 各R3は独立して、先にR1及びR2について挙げ
    たような、置換もしくは非置換の、アルキル基、
    シクロアルキル基、アリル基、アリール基もしく
    はヘテアリール基;アルコキシ、アリールオキ
    シ、ハロゲン、ニトロ、シアノ、チオシアノ、ヒ
    ドロキシ、アシルオキシ、アシル、アルコキシカ
    ルボニル、アミノカルボニル、アルコキシカルボ
    ニルオキシ、カルバモイルオキシ、アシルアミ
    ド、ウレイド、イミド、アルキルスルホニル、ア
    リールスルホニル、アルキルスルホンアミド、ア
    リールスルホンアミド、アルキルチオ、アリール
    チオ又はトリフルオロメチルを表すか;又は R3の任意の2個の隣接位の原子が一緒になつ
    て5−もしくは6−員の炭環式環又は複素環式環
    を形成してもよく; mは0〜4の整数であり; R4はR5、アルキルチオ又はアリールチオを表
    し、この際R4がアルキルチオ又はアリールチオ
    の場合は、mは少くとも1でなければならないと
    いう条件があり;そして R5はR1及びR2について先に挙げたような、置
    換もしくは非置換のアリール又はヘテアリール基
    を表す、 を有し、そして他の色素の少なくとも1種は式: 【化2】 【化】 前記式中、 R1、R2、R3及びmは先に定義したと同じであ
    り; Xは水素、ハロゲンを表すか又はYと結合して
    6員の芳香族環を完成して縮合二環式キノンイミ
    ン、例えば、ナフトキノンイミンを形成するのに
    必要な原子を表してもよく;この際、Xが水素の
    場合にはJはNHCORF(式中、RFは過フツ素化ア
    ルキル又はアリール基を表す)を表すという条件
    があり;Xがハロゲンの場合にはJはNHCOR6
    NHCO2R6、NHCONHR6又はNHSO2R6を表す
    という更なる条件があり;XがYと結合する場合
    にはJはCONHR6、SO2NHR6、CN、SO2R6
    はSCNを表すという更なる条件があり、 R6は先のR1について挙げたような置換もしく
    は非置換の、アルキル、シクロアルキル、アリ
    ル、アリール又はヘテアリール基であり;そして YはR1、アシルアミノであるか又は先に挙げ
    たようにXと結合してもよい、を有することを特
    徴とする色素感熱転写用シアン色素供与体素子。
JP3306405A 1990-11-21 1991-11-21 色素感熱転写用混合シアン色素供与体素子 Granted JPH04269591A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US616524 1984-06-04
US07/616,524 US5026679A (en) 1990-11-21 1990-11-21 Mixture of dyes for cyan dye donor for thermal color proofing

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH04269591A JPH04269591A (ja) 1992-09-25
JPH0554838B2 true JPH0554838B2 (ja) 1993-08-13

Family

ID=24469847

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3306405A Granted JPH04269591A (ja) 1990-11-21 1991-11-21 色素感熱転写用混合シアン色素供与体素子

Country Status (5)

Country Link
US (1) US5026679A (ja)
EP (1) EP0486994B1 (ja)
JP (1) JPH04269591A (ja)
CA (1) CA2054448A1 (ja)
DE (1) DE69102976T2 (ja)

Families Citing this family (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2911548B2 (ja) * 1989-08-02 1999-06-23 大日本印刷株式会社 熱転写シート
US5270284A (en) * 1990-04-19 1993-12-14 Dai Nippon Insatsu Kabushiki Kaisha Heat transfer sheet
US5179069A (en) * 1990-04-19 1993-01-12 Dai Nippon Insatsu Kabushiki Kaisha Heat transfer sheet
JPH04173290A (ja) * 1990-11-06 1992-06-19 Fuji Photo Film Co Ltd 熱転写色素供与材料
EP0567172B1 (en) * 1992-04-21 1996-09-18 Agfa-Gevaert N.V. Dye-donor element for use in thermal dye sublimation transfer
DE69304772T2 (de) * 1992-04-21 1997-03-27 Agfa Gevaert Nv Farbstoffdonorelement zur Anwendung in der thermischen Farbstoffsublimationsübertragung
EP0691213A1 (en) * 1994-07-04 1996-01-10 Agfa-Gevaert N.V. Dye donor element for use in thermal transfer printing
US5874196A (en) * 1997-08-29 1999-02-23 Eastman Kodak Company Cyan dye mixtures for thermal color proofing

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4695287A (en) * 1985-12-24 1987-09-22 Eastman Kodak Company Cyan dye-donor element used in thermal dye transfer
US4923846A (en) * 1986-04-30 1990-05-08 Dai Nippon Insatsu Kabushiki Kaisha Heat transfer sheet for color image formation
JPS63113077A (ja) * 1986-06-13 1988-05-18 Konica Corp 分光吸収特性等に優れたジフエニルイミダゾ−ル系染料
US4990484A (en) * 1988-09-12 1991-02-05 Dai Nippon Insatsu Kabushiki Kaisha Heat transfer sheets
JPH02161824A (ja) * 1988-12-14 1990-06-21 Yokogawa Electric Corp 周波数標準器
EP0383212B1 (en) * 1989-02-15 1996-05-08 Dai Nippon Insatsu Kabushiki Kaisha Heat transfer sheet

Also Published As

Publication number Publication date
US5026679A (en) 1991-06-25
EP0486994B1 (en) 1994-07-20
EP0486994A1 (en) 1992-05-27
DE69102976T2 (de) 1995-03-23
CA2054448A1 (en) 1992-05-22
DE69102976D1 (de) 1994-08-25
JPH04269591A (ja) 1992-09-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH04265798A (ja) 色素感熱転写用混合シアン色素供与体素子
EP0490340B1 (en) Yellow dye mixture for thermal color proofing
JPH0554833B2 (ja)
EP0491267B1 (en) Yellow dye mixture for thermal color proofing
JPH0554838B2 (ja)
EP0490339B1 (en) Yellow dye mixture for thermal color proofing
EP0490337B1 (en) Yellow dye mixture for thermal color proofing
EP0490338B1 (en) Yellow dye mixture for thermal color proofing
JP2675722B2 (ja) 感熱色素転写用ブラック色素供与体素子
EP0490336B1 (en) Yellow dye mixture for thermal color proofing
JPH05201158A (ja) 感熱色素転写用ブラック色素供与体素子
US5132275A (en) Mixture of dyes for black dye donor for thermal color proofing
EP0532007B1 (en) Mixture of dyes for black dye donor for thermal color proofing
EP0532006B1 (en) Mixture of dyes for black dye donor for thermal color proofing
EP0532009B1 (en) Mixture of dyes for black dye donor for thermal color proofing
JPH05201156A (ja) 感熱色素転写用ブラック色素供与体素子
JPH04269590A (ja) 感熱カラープルーフ用のマゼンタ色素供与体の色素混合物
JPH0554837B2 (ja)