JPH055477U - 熱転写リボンカセツト - Google Patents
熱転写リボンカセツトInfo
- Publication number
- JPH055477U JPH055477U JP5919491U JP5919491U JPH055477U JP H055477 U JPH055477 U JP H055477U JP 5919491 U JP5919491 U JP 5919491U JP 5919491 U JP5919491 U JP 5919491U JP H055477 U JPH055477 U JP H055477U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lid
- cassette body
- cassette
- recess
- thermal transfer
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Impression-Transfer Materials And Handling Thereof (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】蓋体をカセット本体に取付けるのに各ピンと各
孔の嵌入一を目で確認しなくても容易に装着でき、か
つ、蓋体をカセット本体から取外すにも特別の工具等が
なくても指で簡単に引き抜ける熱転写リボンカセットを
目的とする。 【構成】カセット本体の対向する2つの側片の開口縁部
に凹部をそれぞれ設け、蓋体に凹部と対応する箇所で凹
部とほぼ同一形状をなす突起を設けて、蓋体をカセット
本体にセットしたとき、突起が凹部に嵌入するよう形成
とする。
孔の嵌入一を目で確認しなくても容易に装着でき、か
つ、蓋体をカセット本体から取外すにも特別の工具等が
なくても指で簡単に引き抜ける熱転写リボンカセットを
目的とする。 【構成】カセット本体の対向する2つの側片の開口縁部
に凹部をそれぞれ設け、蓋体に凹部と対応する箇所で凹
部とほぼ同一形状をなす突起を設けて、蓋体をカセット
本体にセットしたとき、突起が凹部に嵌入するよう形成
とする。
Description
【0001】
本考案はサ−マルプリンタに使用される熱転写リボンカセットに関する。
【0002】
近来、ワ−プロ等が広く普及する中で、1〜2回の走行で新品と取り替えねば
ならない熱転写リボンカセットは、一般消費者にとってはかなり割高の消耗品で
あった。そのため、カセットの構造をできるだけ簡単にして組み立て易くしコス
トダウンできる熱転写リボンカセットが強く要望されている。特に、カセット本
体に蓋体を取付けるとき、蓋体に設けた多数のピンをカセット本体の各孔に嵌入
して両部品を装着するものは、各ピンと各孔の嵌入箇所を目視しながらの装着な
ので誰にでも簡単にできるものではなかった。また、蓋体をカセット本体から取
り外すときも指の掛かりがないため、あらかじめカセット本体上縁に切欠きを設
けて両部品間に隙間を形成し、その隙間に先端が薄平板状の工具を差し込んでこ
じ開けていたが、その工具がないと蓋を開けられなかったり、切欠きを形成する
ためコストアップになったりしていた。さらに、カセット本体と蓋を接着剤等で
固着するものもあるが、これらのものでも位置合わせが難しい等、種々の欠点が
あった。
【0003】
本考案はこれらの欠点を無くし、組み立て易い簡単な構造でありながら、蓋体
をカセット本体に取り付けるのに各ピンと各孔の嵌入位置を目で確認しなくても
容易に装着でき、かつ、蓋体をカセット本体から取り外すにも特別な工具等がな
くても指で簡単に引き抜ける熱転写リボンカセットの提供を目的とする。
【0004】
本考案者は前記課題を解決するため、熱転写リボンカセットを、底片と4つの
側片で箱型状に形成したカセット本体と、カセット本体と平面外形をほぼ同一形
状とした蓋体からなり、カセット本体の一側片に左右一対のサ−マルヘッド挿入
部を設け、その一側片に隣接して互いに対向する2つの側片の開口縁部に凹部を
設けるとともに、蓋体に凹部と対応する箇所で、凹部とほぼ同一形状をなす突起
を設けて、蓋体をカセット本体にセットしたとき突起が凹部に嵌入するような構
成とした。
【0005】
本考案において、蓋体の突起部の外表面に縞状の凹凸溝を設けると、蓋体をカ
セット本体に着脱するとき指でつまみ易くなる。また、カセット本体の側片の底
片側にも突起部と同様な凹凸模様を設けると、左右上下対称のバランスのとれた
意匠が可能となる。
【0006】
本考案はこれらの構成により、蓋体をカセット本体に装着するには、図1のよ
うに蓋体両側の突起部をカセット本体両側の凹部に位置合わせしながら嵌入すれ
ば、蓋体のピンとカセット本体の孔(図示せず)の各嵌入箇所を目で確認しなく
とも自動的に嵌入できて図2のような状態になり、組み立てがきわめて容易にで
きるようになった。また、蓋体をカセット本体から取外すには、図2の状態で蓋
体の両側の突起部に指を欠けてカセット本体と逆に引っ張れば、工具等を差し込
んでこじ開けなくても蓋体は指だけでカセット本体から外すことができる。さら
に、カセット本体に蓋体を接着剤等で固着するときも、両側の凹部と突起部で位
置を合わせながらの固着ができる。
【0007】
本考案の1実施例を図面により説明する。図1〜図2の実施例で1はカセット
本体で2は蓋体であり互いに平面外形を同一形状としてあり、カセット本体1は
底片3と4つの側片4,5,6,7で箱型状に形成し、一つの側片4に左右対称
で一対としたサ−マルヘッド挿入部8,8を設け、その側片4に隣接し互いに対
向する2つの側片5,6の開口縁部に円弧状の凹部9,9を設けてある。蓋体2
にはカセット本体1の凹部9と対応する箇所に、凹部9と同形の円弧状よりなる
突起部10,10を設けてあり、蓋体2をカセット本体1に装着したとき、突起部10
が凹部9に嵌入するよう形成してある。
【0008】
カセット本体1の底片3と蓋体2には、互いに対向する孔11と孔12を2個づつ
設け、それで巻取り用および供給用のリボンスプ−ル(図示せず)を回転自在に
軸支させ、熱転写インキリボン(図示せず)が両スプ−ル間を移動してサ−マル
ヘッド挿入部8で印字できるようにしてある。
【0009】
蓋体2の突起部10には突出方向の縦縞をなす浅い凹凸溝13を設けるとともに、
蓋体2の表面にも中央に向かって同形の円弧状をなす浅い凹凸溝13を設けてある
。また、カセット本体1の側片5,6で凹部9と対向する底片3側の箇所にも、
中央に向かって同形の円弧状をなす浅い凹凸溝13を設けてある。
【0010】
本考案の実施例で蓋体2をカセット本体1に装着するには、ピンと孔による嵌
入でも(図示せず)接着剤による固着でも(図示せず)いずれも同じであるが、
指で蓋体2の突起部10,10を外側からつまみ、円弧状のカセット本体1の凹部9
,9に位置を合わせながら挿入し蓋体2全体をカセット本体1に装着する。この
とき、2つの円弧状による互いの嵌入の位置合わせにのみ気を付ければ、他のピ
ンや孔等の嵌入箇所を目で確認しなくても、2部品は容易に、かつ正確に装着で
きる。
【0011】
蓋体2をカセット本体1から取り外すときは、同じように指で蓋体2の突起部
10,10を外側から摘み、多少左右の力を入れ替えつつ外側に引っ張れば、工具等
がなくても指だけで蓋体2を取り外すことができる。
【0012】
本考案はカセット本体の凹部に蓋体の突起部を嵌入させて2部品を装着させる
構成であるので、蓋体は各ピン等の嵌入位置を目で確認しなくても、その突起部
をカセット本体両側の凹部に位置合わせすれば正確に誰でも簡単に装着できる。
また、蓋体は特別な工具等がなくても指だけで簡単に取り外すことができる等の
効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例の蓋体を外した状態を示す斜視
図である。
図である。
【図2】同実施例の蓋体を装着した状態を示す斜視図で
ある。
ある。
1 カセット本体
2 蓋体
3 底片
4 側片
5 側片
6 側片
7 側片
8 サ−マルヘッド挿入孔
9 凹部
10 突起部
13 凹凸溝
Claims (2)
- 【請求項1】底片(3)と4つの側片(4),(5),
(6),(7)で箱型状に形成したカセット本体(1)
と、カセット本体(1)と平面外形をほぼ同一形状とし
た蓋体(2)からなり、カセット本体(1)の一側片
(4)に左右一対のサ−マルヘッド挿入部(8),
(8)を設け、その一側片(4)に隣接して互いに対向
する2つの側片(5),(6)の開口縁部に凹部(9)
を設けるとともに、蓋体(2)に凹部(9)と対応する
箇所で、凹部(9)とほぼ同一形状をなす突起部(10)
を設けて、蓋体(2)をカセット本体(1)にセットし
たとき突起(10)が凹部(9)内に嵌入するよう形成し
たことを特徴とする、熱転写リボンカセット。 - 【請求項2】蓋体(2)の突起部(10)に凹凸溝(13)
を設けてなる、請求項1記載の熱転写リボンカセット。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5919491U JPH055477U (ja) | 1991-07-02 | 1991-07-02 | 熱転写リボンカセツト |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5919491U JPH055477U (ja) | 1991-07-02 | 1991-07-02 | 熱転写リボンカセツト |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH055477U true JPH055477U (ja) | 1993-01-26 |
Family
ID=13106368
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5919491U Pending JPH055477U (ja) | 1991-07-02 | 1991-07-02 | 熱転写リボンカセツト |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH055477U (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4325035Y1 (ja) * | 1965-09-03 | 1968-10-21 | ||
JPS60217193A (ja) * | 1984-04-12 | 1985-10-30 | Hitachi Ltd | 熱転写プリンタ |
-
1991
- 1991-07-02 JP JP5919491U patent/JPH055477U/ja active Pending
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4325035Y1 (ja) * | 1965-09-03 | 1968-10-21 | ||
JPS60217193A (ja) * | 1984-04-12 | 1985-10-30 | Hitachi Ltd | 熱転写プリンタ |
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