JPH0554226U - 液体収容用容器 - Google Patents

液体収容用容器

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Publication number
JPH0554226U
JPH0554226U JP11297191U JP11297191U JPH0554226U JP H0554226 U JPH0554226 U JP H0554226U JP 11297191 U JP11297191 U JP 11297191U JP 11297191 U JP11297191 U JP 11297191U JP H0554226 U JPH0554226 U JP H0554226U
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JP
Japan
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container body
container
discharge hole
convex portion
liquid storage
Prior art date
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Pending
Application number
JP11297191U
Other languages
English (en)
Inventor
勇 宮
Original Assignee
アイ・シー電子工業株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】液体収容用容器の移動作業が簡単に行え、しか
も大容量とすることができることを目的とする。 【構成】上下に積み重ねてなる複数の密閉状容器2にお
ける各上面部3に下方へ窪む凹部4を形成し、この凹部
4には上方へ突出する突出部6を設けると共に、この突
出部6の周囲の前記凹部4には外部と内部とを連通する
給入孔7を形成し、前記容器本体2の下面部9に前記容
器本体2と別体且つ同構造の容器本体2に設けた前記上
面部3の凹部4に嵌合する凸部10を形成し、この凸部
10には外部と内部とを連通する排出孔11を設け、前
記凸部にはバネ18で付勢されて前記排出孔11を閉塞
する止栓13を設けてなる液体収容用容器である。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は液体収容用容器、例えば、水、石油などの液体を収容する容器に関す るものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、液体収容用容器、例えば水を収容する容器は、大型化とすると、確かに 、容器内に水を充分に満たすことができるが、容器の重量が増し、この容器を移 動する際、その作業に労力を要するという不具合がある。 一方、容器を小型化し、その容量を小容量とすると、確かに、容器の移動が容 易であるが、何回も水の補給をしなければならず、補給の作業に労力を要すると いう不具合がある。 そこで、本考案は斯様な不具合を解消すべくなされたものであり、移動し易く 且つ液体補給の作業も簡単に行えることを目的とする。
【0003】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本考案による液体収容用容器は、上下に積み重ねて なる複数の密閉状容器本体における各上面部に下方へ窪む凹部を形成し、この凹 部には上方へ突出する突出部を設けると共に、この突出部の周囲の前記凹部内に は外部と内部とを連通する給入孔を形成し、前記容器本体の下面部に、前記容器 本体と別体且つ同構造の容器本体に設けた上面部の凹部に嵌合する凸部を形成し 、この凸部には外部と内部とを連通する排出孔を設け、前記凸部にはバネで付勢 されて前記排出孔を閉塞する止栓を設けてなるものである。
【0004】
【作用】
密閉状容器本体を積み重ねると、下段の容器本体の上面部に形成した凹部に、 上段の容器本体の下面部に形成した凸部が嵌合し、下段の容器本体の突出部が上 段の容器本体の止栓を上方へ押し上げる。 上段の容器本体の止栓は凸部の排出孔をバネで付勢されて閉塞していたが、下 段の容器本体の突出部により、上方へ押し上げられるので、上段の容器本体の凸 部に形成した排出孔が開く。 その為、上段の容器本体の排出孔を介して下段の容器本体に形成した凹部の給 入孔から、上段の容器本体の内容物が下段の容器本体内へ落下し、下段の容器本 体へ液体を給水することができる。
【0005】
【実施例】
本考案に係る実施例を図1乃至図4に基づいて説明する。 容器本体2は合成樹脂製密閉状ボックス体からなり、この容器本体2の上面部 3には下方向(内部方向)へ窪む凹部4が形成されている。 この凹部4は外形形状が円すいの下部を倒立した形状からなり、凹部4の底部 5にはその中央に上方へ突出する略円すい状の突出部6が設けられている。 更に、凹部4には突出部6の周囲の底部5に、容器本体2の内部と外部とを連 通する給入孔7、7…が形成されている。 尚、8は凹部4を塞ぐ蓋で、この蓋8は取り外し可能である。 一方、容器本体2の下面部9には下方向(外部方向)へ突出する凸部10が形 成されている。 この凸部10は外形形状が円すいの下部を倒立した形状からなり、前記上面部 3の凹部4に嵌合する大きさからなっている。 凸部10の底部には内部と外部とを連通する排出孔11が形成されている。 そして、容器本体2にはその内部に固定片12が設けられ、この固定片12が 下面部9に内部から固定している。 固定片12には凸部10の排出孔11を開閉する止栓13が取付けられている 。 止栓13は固定片12に貫通し且つ上、下方向へ移動可能な軸14と、この軸 14の上端に設け且つ固定片12に係止可能な係止片15と、軸14の下端に設 け且つ凸部10の周壁22に係止可能な円板片16とからなり、この円板片16 が排出孔11を閉塞している。 円板片16はその下面に弾性を有するゴム材からなるシール17が取付けられ 、円板片16が排出孔11を閉塞した際、シール材17が凸部10の周壁22に 密接し、容器本体2の内部からの液体の漏れを防止している。 更に、止栓13にはその軸14にリングバネ18が巻回し、このリングバネ1 8の一端19が円板片16に当接し、リングバネ18の他端20が固定片12に 当接し、リングバネ18の付勢力により、円板片16を凸部10の周壁22へ付 勢している。 尚、21は凸部10を塞ぐ蓋で、この蓋21は取り外し可能である。
【0006】 上記構成によれば、図2に示す様に、下段の容器本体2からその上面部3の蓋 8を取り外し、この容器本体2に蓋21を取り外した上段の容器本体2を積み重 ねると、下段の容器本体の上面部3に形成した凹部4に、上段の容器2の下面部 9に形成した凸部10が嵌合する。 上段の容器本体2は止栓13がバネ18により付勢されているので、凸部10 の排出孔11が閉塞しているが、下段の容器本体2の上面部3に形成した突出部 6が止栓13を上方へ押し上げ、上段の容器本体2の排出孔11が開孔する。 その為、上段の容器本体2の内部に収容した例えば水は排出孔11から下段の 容器本体2の上面部3に形成した給入孔7を介して、下段の容器本体2の内部へ 落下する。 そして、図4に示す様に、前記容器本体2を収容する大容器200に蛇口23 を設け、この大容器200内に同構造の容器本体2、2…を積み重ね、大容器2 00の蛇口23から上段の容器本体2内の水をも給水することができ、容器本体 2を2段、3段と積み重ねることにより、給水量が増す。 一方、容器本体2、2…を移動する際には、大容器200内から上段の容器本 体2を持ち上げると、その下面部9の凸部10に形成した排出孔11は、止栓1 3がバネ18により付勢されているので、止栓13のゴム材17が周壁22に密 接し、止栓13によって閉塞する。 従って、各容器本体2を各々移動すればよく、大型の容器を移動する労力に比 し、移動し易くなる。 上記実施例では、容器本体に水を収容した場合について説明したが、内容物は 水に限らず、石油などの液体であってもよく、これらの容器にも用いることがで きる。
【0007】
【考案の効果】
本考案によれば、容器本体を積み重ねると、下段の容器本体の上面部に形成し た凹部に、上段の容器本体の下面部に形成した凸部が嵌合し、下段の容器本体の 突出部が上段の容器本体の止栓を上方へ押し上げる。 上段の容器本体の止栓は凸部の排出孔をバネで付勢されて閉塞していたが、下 段の容器本体の突出部により、上方へ押し上げられるので、上段の容器本体の凸 部に形成した排出孔が開く。 その為、上段の容器本体の排出孔を介して下段の容器本体に形成した凹部の給 入孔から、上段の容器本体の液体が下段の容器本体内へ落下し、下段の容器本体 の液体を補給することができる。 従って、容器本体を積み重ねることにより、大容量の容器とすることができ、 容器本体内が空となっても、上段の容器本体から液体が補給されるので、液体の 補給作業が不要となる。 又、移動する際には、容器を本体毎に移動できるので、大型の容器を移動する よりも移動作業が容易化する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本案に係る容器本体の断面図である。
【図2】図1に示す容器本体を積み重ねた状態の断面図
である。
【図3】図2に示すA部分の拡大図である。
【図4】図1に示す容器本体の使用状態を示す断面図で
ある。
【符号の説明】
2 容器本体 3 上面部 4 凹部 6 突出部 7 給入孔 9 下面部 10 凸部 11 排出孔 13 止栓 18 バネ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上下に積み重ねてなる複数の密閉状容器
    本体における各上面部に下方へ窪む凹部を形成し、この
    凹部には上方へ突出する突出部を設けると共に、この突
    出部の周囲の前記凹部内には外部と内部とを連通する給
    入孔を形成し、前記容器本体の下面部に、前記容器本体
    と別体且つ同構造の容器本体に設けた前記上面部の凹部
    に嵌合する凸部を形成し、この凸部には外部と内部とを
    連通する排出孔を設け、前記凸部にはバネで付勢されて
    前記排出孔を閉塞する止栓を設けてなることを特徴とす
    る液体収容用容器。
JP11297191U 1991-12-30 1991-12-30 液体収容用容器 Pending JPH0554226U (ja)

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JP11297191U JPH0554226U (ja) 1991-12-30 1991-12-30 液体収容用容器

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JPH0554226U true JPH0554226U (ja) 1993-07-20

Family

ID=14600146

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JP11297191U Pending JPH0554226U (ja) 1991-12-30 1991-12-30 液体収容用容器

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09174021A (ja) * 1995-10-24 1997-07-08 Sony Corp 廃棄物処理装置、廃棄物回収システム及び液体容器
JP2016044498A (ja) * 2014-08-26 2016-04-04 少銘 梁 非常用活水貯蔵器

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6167821A (ja) * 1984-09-12 1986-04-08 Toshiba Corp 反射光学装置

Patent Citations (1)

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