JPH0554214A - データの記録方法及びこの方法によりデータを印刷した印刷体 - Google Patents
データの記録方法及びこの方法によりデータを印刷した印刷体Info
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- JPH0554214A JPH0554214A JP3210578A JP21057891A JPH0554214A JP H0554214 A JPH0554214 A JP H0554214A JP 3210578 A JP3210578 A JP 3210578A JP 21057891 A JP21057891 A JP 21057891A JP H0554214 A JPH0554214 A JP H0554214A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 データの記録の困難性を解消することは勿
論、一つのコードマークによって大量のデータを記録で
きるデータの記録方法を提供すること 【構成】 本発明のデータの記録方法は、2進法で表わ
される数値の第1桁を表示する第1の桁表示欄2aと、この
数値の第2桁を表示する第2の桁表示欄2bと、この数値の
第3桁を表示する第3の桁表示欄2cと、この数値の第4桁
を表示する第4の桁表示欄2dとからなり、第1乃至第4の
桁表示欄2a,2b,2c,2dに印を付けて一つの2進数データを
表示する一単位のコードマークを物体に印刷するデータ
の記録方法において、一つの単一色からなるコードマー
クが一つの数値データを表示し、且つ、要素となる各々
の色が視認可能となるように、一つの数値データを表示
する単一色のコードマークの第1乃至第4の桁表示欄2a,2
b,2c,2dに、Ｎ種の単一色を混ぜて印刷することを特徴
とする。
論、一つのコードマークによって大量のデータを記録で
きるデータの記録方法を提供すること 【構成】 本発明のデータの記録方法は、2進法で表わ
される数値の第1桁を表示する第1の桁表示欄2aと、この
数値の第2桁を表示する第2の桁表示欄2bと、この数値の
第3桁を表示する第3の桁表示欄2cと、この数値の第4桁
を表示する第4の桁表示欄2dとからなり、第1乃至第4の
桁表示欄2a,2b,2c,2dに印を付けて一つの2進数データを
表示する一単位のコードマークを物体に印刷するデータ
の記録方法において、一つの単一色からなるコードマー
クが一つの数値データを表示し、且つ、要素となる各々
の色が視認可能となるように、一つの数値データを表示
する単一色のコードマークの第1乃至第4の桁表示欄2a,2
b,2c,2dに、Ｎ種の単一色を混ぜて印刷することを特徴
とする。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、2進数データを物体上
に表示するデータの記録方法及びこの記録方法によって
データを記録された印刷体に関する。
に表示するデータの記録方法及びこの記録方法によって
データを記録された印刷体に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、2進数データを物体上に表示する
データの記録方法としては、バーコードによって記録す
る方法がある。
データの記録方法としては、バーコードによって記録す
る方法がある。
【０００３】このバーコードによるデータ記録方法で
は、多様な幅間隔を有する黒線を線の幅方向に多数配列
表示して、データを記録するようになっている。データ
を読み取る際には、読取り装置により黒線の配列方向に
光ビームを走査し、黒線を印刷した台紙からの反射光を
時系列的に検出して光電変換することにより、記録デー
タを読み取るが、このようなバーコードに記録するデー
タが最近では非常に大きくなってきている。このため、
大量のデータを一つのバーコードによって記録すると、
バーコードの配列方向の長さが長くなり、バーコードの
読取り装置によるデータ読取りミスが発生するおそれが
ある。又、バーコードによるデータの記録方法の場合、
バーコードを構成する黒線の幅間隔の調整が難しいとい
う問題がある。
は、多様な幅間隔を有する黒線を線の幅方向に多数配列
表示して、データを記録するようになっている。データ
を読み取る際には、読取り装置により黒線の配列方向に
光ビームを走査し、黒線を印刷した台紙からの反射光を
時系列的に検出して光電変換することにより、記録デー
タを読み取るが、このようなバーコードに記録するデー
タが最近では非常に大きくなってきている。このため、
大量のデータを一つのバーコードによって記録すると、
バーコードの配列方向の長さが長くなり、バーコードの
読取り装置によるデータ読取りミスが発生するおそれが
ある。又、バーコードによるデータの記録方法の場合、
バーコードを構成する黒線の幅間隔の調整が難しいとい
う問題がある。
【０００４】一方、このようなデータの記録の簡略化を
可能とするために、2進法で表わされる数値の第1桁を表
示する第1の桁表示欄と、前記数値の第2桁を表示する第
2の桁表示欄と、前記数値の第3桁を表示する第3の桁表
示欄と、前記数値の第4桁を表示する第4の桁表示欄とか
らなり、前記第1乃至第4の桁表示欄に印を付けて一つの
2進数データを表示する一単位のコードマークを物体に
印刷するデータの記録方法が提案されている（特開昭63
-132093号公報参照）。
可能とするために、2進法で表わされる数値の第1桁を表
示する第1の桁表示欄と、前記数値の第2桁を表示する第
2の桁表示欄と、前記数値の第3桁を表示する第3の桁表
示欄と、前記数値の第4桁を表示する第4の桁表示欄とか
らなり、前記第1乃至第4の桁表示欄に印を付けて一つの
2進数データを表示する一単位のコードマークを物体に
印刷するデータの記録方法が提案されている（特開昭63
-132093号公報参照）。
【０００５】このデータの記録方法では、例えば、第1
の桁表示欄と第4の桁表示欄を塗りつぶせば、2進法で10
01（10進法では9）という数値を記録できることとな
る。
の桁表示欄と第4の桁表示欄を塗りつぶせば、2進法で10
01（10進法では9）という数値を記録できることとな
る。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、特開昭
63-132093号にかかるコードマーク方式では、データの
記録の困難性が解消されているが、大量の異なったデー
タを表示する場合に、多数のコードマークを並べなけれ
ばならない必要がある。
63-132093号にかかるコードマーク方式では、データの
記録の困難性が解消されているが、大量の異なったデー
タを表示する場合に、多数のコードマークを並べなけれ
ばならない必要がある。
【０００７】
【発明の目的】本発明は、このような課題に着目してな
されたものであり、データの記録の困難性を解消するこ
とは勿論、一つのコードマークによって大量のデータを
記録できるデータの記録方法を提供することを目的とす
る。
されたものであり、データの記録の困難性を解消するこ
とは勿論、一つのコードマークによって大量のデータを
記録できるデータの記録方法を提供することを目的とす
る。
【０００８】
【課題を解決するための手段】上記目的を解決するため
に、本発明の請求項1にかかるデータの記録方法は、2進
法で表わされる数値の第1桁を表示する第1の桁表示欄
と、前記数値の第2桁を表示する第2の桁表示欄と、前記
数値の第3桁を表示する第3の桁表示欄と、前記数値の第
4桁を表示する第4の桁表示欄とからなり、前記第1乃至
第4の桁表示欄に印を付けて一つの2進数データを表示す
る一単位のコードマークを物体に印刷するデータの記録
方法において、一つの単一色からなるコードマークが一
つの数値データを表示し、且つ、要素となる各々の色が
視認可能となるように、一つの数値データを表示する単
一色のコードマークの第1乃至第4の桁表示欄に、Ｎ種の
単一色を混ぜて印刷することを特徴とする。
に、本発明の請求項1にかかるデータの記録方法は、2進
法で表わされる数値の第1桁を表示する第1の桁表示欄
と、前記数値の第2桁を表示する第2の桁表示欄と、前記
数値の第3桁を表示する第3の桁表示欄と、前記数値の第
4桁を表示する第4の桁表示欄とからなり、前記第1乃至
第4の桁表示欄に印を付けて一つの2進数データを表示す
る一単位のコードマークを物体に印刷するデータの記録
方法において、一つの単一色からなるコードマークが一
つの数値データを表示し、且つ、要素となる各々の色が
視認可能となるように、一つの数値データを表示する単
一色のコードマークの第1乃至第4の桁表示欄に、Ｎ種の
単一色を混ぜて印刷することを特徴とする。
【０００９】又、本発明の請求項2にかかるコードマー
クの印刷体は、2進法で表わされる数値の第1桁を表示す
る第1の桁表示欄と、前記数値の第2桁を表示する第2の
桁表示欄と、前記数値の第3桁を表示する第3の桁表示欄
と、前記数値の第4桁を表示する第4の桁表示欄とからな
り、前記第1乃至第4の桁表示欄に印を付けて一つの2進
数データを表示する一単位のコードマークが印刷された
コードマークの印刷体であって、一つの単一色からなる
コードマークが一つの数値データを表示し、且つ、要素
となる各々の色が視認可能となるように、一つの数値デ
ータを表示する単一色のコードマークの第1乃至第4の桁
表示欄に、Ｎ種の単一色が混ぜて印刷されていることを
特徴とする。
クの印刷体は、2進法で表わされる数値の第1桁を表示す
る第1の桁表示欄と、前記数値の第2桁を表示する第2の
桁表示欄と、前記数値の第3桁を表示する第3の桁表示欄
と、前記数値の第4桁を表示する第4の桁表示欄とからな
り、前記第1乃至第4の桁表示欄に印を付けて一つの2進
数データを表示する一単位のコードマークが印刷された
コードマークの印刷体であって、一つの単一色からなる
コードマークが一つの数値データを表示し、且つ、要素
となる各々の色が視認可能となるように、一つの数値デ
ータを表示する単一色のコードマークの第1乃至第4の桁
表示欄に、Ｎ種の単一色が混ぜて印刷されていることを
特徴とする。
【００１０】
【作用】本発明の請求項1にかかるデータの記録方法及
び請求項2にかかるコードマークの印刷体によれば、Ｎ
色のコードマークがそれぞれ数値データを表示するの
で、Ｎ個の数値データを一つのコードマークにより記録
することが出来る。
び請求項2にかかるコードマークの印刷体によれば、Ｎ
色のコードマークがそれぞれ数値データを表示するの
で、Ｎ個の数値データを一つのコードマークにより記録
することが出来る。
【００１１】又、本発明はエリア型ＣＣＤセンサによっ
てコードマークを画像として読み取ることが出来るの
で、コードマーク情報を２次元情報として捉えられる。
従ってバーコードのようなコードマークに対する読取り
操作方向の制約がない。
てコードマークを画像として読み取ることが出来るの
で、コードマーク情報を２次元情報として捉えられる。
従ってバーコードのようなコードマークに対する読取り
操作方向の制約がない。
【００１２】
【実施例】以下、本発明の実施例にかかるデータの記録
方法及びこの方法によりデータを記録した印刷体に付い
て図面を参照にしつつ説明する。
方法及びこの方法によりデータを記録した印刷体に付い
て図面を参照にしつつ説明する。
【００１３】第6図は、第1実施例にかかるデータの記録
方法によりデータを記録したカードであり、カード1に
は第1図に示すコードマーク2が記録されている。コード
マーク2は、第5図に示すように、2進数の第1の桁を表示
する第1桁表示欄2aと、2進数の第2の桁を表示する第2桁
表示欄2bと、2進数の第3の桁を表示する第3桁表示欄2c
と、2進数の第4の桁を表示する第4桁表示欄2dを有して
いる。
方法によりデータを記録したカードであり、カード1に
は第1図に示すコードマーク2が記録されている。コード
マーク2は、第5図に示すように、2進数の第1の桁を表示
する第1桁表示欄2aと、2進数の第2の桁を表示する第2桁
表示欄2bと、2進数の第3の桁を表示する第3桁表示欄2c
と、2進数の第4の桁を表示する第4桁表示欄2dを有して
いる。
【００１４】第1桁表示欄2aは10進法の「1」又は「0」
を表わし、第1桁表示欄2aに塗りつぶし等の印を付ける
と、コードマーク2は10進法の数値「1」を含んでいるこ
とが表わす。第1桁表示欄2aに印が付けられていないと
き、第1桁表示欄2aは10進法の「0」であることを表わ
す。
を表わし、第1桁表示欄2aに塗りつぶし等の印を付ける
と、コードマーク2は10進法の数値「1」を含んでいるこ
とが表わす。第1桁表示欄2aに印が付けられていないと
き、第1桁表示欄2aは10進法の「0」であることを表わ
す。
【００１５】第2桁表示欄2bは10進法の数値「2」を表わ
す。この第2桁表示欄2bを例えば塗りつぶすことによっ
てコードマーク2は10進法の数値「2」を含んでいること
を表わし、第2桁表示欄2bに印が付けられていないとき
には第2桁表示欄2bは「0」である。
す。この第2桁表示欄2bを例えば塗りつぶすことによっ
てコードマーク2は10進法の数値「2」を含んでいること
を表わし、第2桁表示欄2bに印が付けられていないとき
には第2桁表示欄2bは「0」である。
【００１６】第3桁表示欄2cはコードマーク2における10
進法の数値「4」の存否を表わしており、第3桁表示欄2c
を塗りつぶすと、コードマーク2は10進法の数値「4」を
含んでいることを表わす。第3桁表示欄2cに印が付けら
れていない場合には、第3桁表示欄2cは「0」を表わす。
進法の数値「4」の存否を表わしており、第3桁表示欄2c
を塗りつぶすと、コードマーク2は10進法の数値「4」を
含んでいることを表わす。第3桁表示欄2cに印が付けら
れていない場合には、第3桁表示欄2cは「0」を表わす。
【００１７】第4桁表示欄2dはコードマーク2における10
進法の数値「8」の存否を表わす。第4桁表示欄2dに印が
付けられているときコードマーク2は10進法の数値「8」
を含んでいることを表わす。第4桁表示欄2dに印が付け
られていないとき、第4桁表示欄2dは「0」である。
進法の数値「8」の存否を表わす。第4桁表示欄2dに印が
付けられているときコードマーク2は10進法の数値「8」
を含んでいることを表わす。第4桁表示欄2dに印が付け
られていないとき、第4桁表示欄2dは「0」である。
【００１８】従って、第1図に示すように、第1桁表示欄
2a乃至第4桁表示欄2dの全てに印が付けられていると
き、コードマーク2は、第1桁表示欄2aの「1」と第2桁表
示欄2bの「2」と第3桁表示欄2cの「4」と第4桁表示欄2d
の「8」とを合計した10進法の数値10進法の数値「15」
を表わす。又、第1桁表示欄2a乃至第4桁表示欄2dの何れ
にも印が付けられていないとき、コードマーク2の表わ
す10進法の数値は「0」である。このように、コードマ
ーク2は、第1桁表示欄2a乃至第4桁表示欄2dに印を付け
ることによって、「0」から「15」までの16通りの数値
データを表わすことが出来る。
2a乃至第4桁表示欄2dの全てに印が付けられていると
き、コードマーク2は、第1桁表示欄2aの「1」と第2桁表
示欄2bの「2」と第3桁表示欄2cの「4」と第4桁表示欄2d
の「8」とを合計した10進法の数値10進法の数値「15」
を表わす。又、第1桁表示欄2a乃至第4桁表示欄2dの何れ
にも印が付けられていないとき、コードマーク2の表わ
す10進法の数値は「0」である。このように、コードマ
ーク2は、第1桁表示欄2a乃至第4桁表示欄2dに印を付け
ることによって、「0」から「15」までの16通りの数値
データを表わすことが出来る。
【００１９】本実施例では、コードマーク2は、この黄
色のコードマーク3と、青のコードマーク4と、赤のコー
ドマーク5とによって構成されており、コードマーク2の
第1桁表示欄2a乃至第4の桁表示欄2dは、3原色の網点が
混ざりあって印刷されている。3原色の網点が混ざりあ
って印刷されることにより、第1桁表示欄2a乃至第4桁表
示欄2dは、例えば、緑、茶、紫になるが、これによって
3原色の何れのデータが記録されているかが容易に目視
できる。
色のコードマーク3と、青のコードマーク4と、赤のコー
ドマーク5とによって構成されており、コードマーク2の
第1桁表示欄2a乃至第4の桁表示欄2dは、3原色の網点が
混ざりあって印刷されている。3原色の網点が混ざりあ
って印刷されることにより、第1桁表示欄2a乃至第4桁表
示欄2dは、例えば、緑、茶、紫になるが、これによって
3原色の何れのデータが記録されているかが容易に目視
できる。
【００２０】即ち、第2図に示す黄色の網点が印刷され
たコードマーク3は2進法の「0011」（即ち10進法の3）
を表わし、青の網点によって印刷された第3図のコード
マーク4は、2進法の「1001」（即ち10進法で9）を表わ
し、赤の網点によって印刷された第4図のコードマーク5
は、2進法の「1100」（10進法で12）を表わしている。
たコードマーク3は2進法の「0011」（即ち10進法の3）
を表わし、青の網点によって印刷された第3図のコード
マーク4は、2進法の「1001」（即ち10進法で9）を表わ
し、赤の網点によって印刷された第4図のコードマーク5
は、2進法の「1100」（10進法で12）を表わしている。
【００２１】即ち、黄色、青、赤の網点が印刷されたコ
ードマーク2には、3個の数値データ「0011」と「1001」
と「1100」とが記録され、数値データ「0011」と、数値
データ「1001」と、数値データ「1100」とを乗算する場
合には、2進法で「100100110」（10進法で294）なる数
値データが記録可能となる。そして、コードマーク3,4,
5はそれぞれ16個の数値データを表現可能であるから、
一つのコードマーク2が4096通り（＝16×16×16）のデ
ータを表現できることとなり、コードマーク2によって
表わす数値データを大量に記録できる。もちろん、コー
ドマーク3、4、5を各々独立した数値データとしても用
いることもできる。
ードマーク2には、3個の数値データ「0011」と「1001」
と「1100」とが記録され、数値データ「0011」と、数値
データ「1001」と、数値データ「1100」とを乗算する場
合には、2進法で「100100110」（10進法で294）なる数
値データが記録可能となる。そして、コードマーク3,4,
5はそれぞれ16個の数値データを表現可能であるから、
一つのコードマーク2が4096通り（＝16×16×16）のデ
ータを表現できることとなり、コードマーク2によって
表わす数値データを大量に記録できる。もちろん、コー
ドマーク3、4、5を各々独立した数値データとしても用
いることもできる。
【００２２】従って、例えば、商品のロット等を表わす
データとして3原色からなるコードマーク2を例えば3個
カードに形成することによって4096×4096×4096通り
（略687億通り）のデータをカードに表示できることと
なる。
データとして3原色からなるコードマーク2を例えば3個
カードに形成することによって4096×4096×4096通り
（略687億通り）のデータをカードに表示できることと
なる。
【００２３】尚、上記の実施例では3原色を用いたが、2
色によって網点を構成してもよいし、網点の比率配分に
よりより多様な数値データを記録することが出来る。
色によって網点を構成してもよいし、網点の比率配分に
よりより多様な数値データを記録することが出来る。
【００２４】尚、このようなコードマークから数値デー
タを読み取る場合には、コードマーク2の第1桁表示欄2a
乃至第4桁表示欄2dに第5図に示す数値「1」「2」「4」
「8」を明示して方向を定め、目視により読み取ること
も可能であるが、例えば、第6図のコードマーク2の第1
桁表示欄2a及び第2桁表示欄2bの側方に、読出し開始用
の基準マーク6を表示しておき、エリア型のCCDカメラを
用いてコードマーク2を観察し、CCDカメラで検出した信
号を、予めコードマーク2のパターンを記憶させたマイ
クロコンピュータで処理して数値データを取出しても良
い。この場合、第1乃至第3のCCDカメラの対物レンズ光
学系に3原色のフィルターをそれぞれ設け、コードマー
ク2の黄色、青色、赤色等を透過若しくは遮光して読み
取る。
タを読み取る場合には、コードマーク2の第1桁表示欄2a
乃至第4桁表示欄2dに第5図に示す数値「1」「2」「4」
「8」を明示して方向を定め、目視により読み取ること
も可能であるが、例えば、第6図のコードマーク2の第1
桁表示欄2a及び第2桁表示欄2bの側方に、読出し開始用
の基準マーク6を表示しておき、エリア型のCCDカメラを
用いてコードマーク2を観察し、CCDカメラで検出した信
号を、予めコードマーク2のパターンを記憶させたマイ
クロコンピュータで処理して数値データを取出しても良
い。この場合、第1乃至第3のCCDカメラの対物レンズ光
学系に3原色のフィルターをそれぞれ設け、コードマー
ク2の黄色、青色、赤色等を透過若しくは遮光して読み
取る。
【００２５】例えば、黄色のみのコードマークの塗潰し
状態のみを第1のCCDカメラで観察し、青色のみのコード
マークの塗潰し状態を第2のCCDカメラで観察し、赤色の
みのコードマークの塗潰し状態を第3のCCDカメラで観察
し、第1乃至第3のCCDカメラからの検出信号からコード
マーク2の数値データを光学的に読み取って、第1乃至第
3のCCDカメラの検出信号をマイクロコンピュータに入力
しマイクロコンピュータの制御により数値データに変換
する。
状態のみを第1のCCDカメラで観察し、青色のみのコード
マークの塗潰し状態を第2のCCDカメラで観察し、赤色の
みのコードマークの塗潰し状態を第3のCCDカメラで観察
し、第1乃至第3のCCDカメラからの検出信号からコード
マーク2の数値データを光学的に読み取って、第1乃至第
3のCCDカメラの検出信号をマイクロコンピュータに入力
しマイクロコンピュータの制御により数値データに変換
する。
【００２６】従って、網点の配合比率を多様に構成する
と、一つのコードマーク2により非常に多くの数値デー
タを記録することが出来、又、その記録データを正確に
CCDカメラにより読み取ることが出来る。
と、一つのコードマーク2により非常に多くの数値デー
タを記録することが出来、又、その記録データを正確に
CCDカメラにより読み取ることが出来る。
【００２７】
【効果】本発明にかかるデータの記録方法及びこの方法
によりデータを印刷した印刷体は、以上説明したように
構成したので、データの記録が容易なものとなりバーコ
ードのように線の太さの管理のような困難性を解消する
ことは勿論、一つのコードマークによって大量のデータ
を記録できることとなる。
によりデータを印刷した印刷体は、以上説明したように
構成したので、データの記録が容易なものとなりバーコ
ードのように線の太さの管理のような困難性を解消する
ことは勿論、一つのコードマークによって大量のデータ
を記録できることとなる。
【図１】 本発明の実施例にかかるコードマークの説明
図である。
図である。
【図２】 黄色の網点により構成されたコードマークの
説明図である。
説明図である。
【図３】 青色の網点により構成されたコードマークの
説明図である。
説明図である。
【図４】 赤色の網点により構成されたコードマークの
説明図である。
説明図である。
【図５】 第1図のコードマークの第1桁表示欄乃至第4
桁表示欄の説明図である。
桁表示欄の説明図である。
【図６】 本発明の実施例にかかるコードマークにより
データを記録された印刷体としてのカードの説明図であ
る。
データを記録された印刷体としてのカードの説明図であ
る。
1…カード、2…コードマーク 2a…第1桁表示欄 2b…第2桁表示欄 2c…第3桁表示欄 2d…第4桁表示欄
Claims (2)
- 【請求項１】 2進法で表わされる数値の第1桁を表示す
る第1の桁表示欄と、前記数値の第2桁を表示する第2の
桁表示欄と、前記数値の第3桁を表示する第3の桁表示欄
と、前記数値の第4桁を表示する第4の桁表示欄とからな
り、前記第1乃至第4の桁表示欄に印を付けて一つの2進
数データを表示する一単位のコードマークを物体に表示
するデータの記録方法において、 一つの単一色からなるコードマークが一つの数値データ
を表示し、且つ、要素となる各々の色が視認可能となる
ように、一つの数値データを表示する単一色のコードマ
ークの第1乃至第4の桁表示欄に、Ｎ種の単一色を混ぜて
表示することを特徴とするデータの記録方法。 - 【請求項２】 2進法で表わされる数値の第1桁を表示す
る第1の桁表示欄と、前記数値の第2桁を表示する第2の
桁表示欄と、前記数値の第3桁を表示する第3の桁表示欄
と、前記数値の第4桁を表示する第4の桁表示欄とからな
り、前記第1乃至第4の桁表示欄に印を付けて一つの2進
数データを表示する一単位のコードマークが印刷された
印刷体であって、 一つの単一色からなるコードマークが一つの数値データ
を表示し、且つ、要素となる各々の色が視認可能となる
ように、一つの数値データを表示する単一色のコードマ
ークの第1乃至第4の桁表示欄に、Ｎ種の単一色が混ぜて
印刷されていることを特徴とする印刷体。
Priority Applications (5)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3210578A JPH0554214A (ja) | 1991-08-22 | 1991-08-22 | データの記録方法及びこの方法によりデータを印刷した印刷体 |
| PCT/JP1991/001632 WO1992009972A1 (fr) | 1990-11-28 | 1991-11-27 | Procede d'enregistrement de donnees, corps imprime selon le procede, support d'enregistrement de donnees et procede de lecture de donnees enregistrees sur le support |
| EP19910920689 EP0513375A4 (en) | 1990-11-28 | 1991-11-27 | Method for recording data, and printed body printed by the method, and data recording medium, and method for reading data from data recording the medium |
| CA002074728A CA2074728A1 (en) | 1990-11-28 | 1991-11-27 | Method for recording data, and printed body printed by the method, and data recording medium, and method for reading data from data recording the medium |
| US07/915,830 US5355001A (en) | 1990-11-28 | 1991-11-27 | Method for recording data, and printed body printed by the method, and data recording medium, and method for reading data from data recording the medium |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3210578A JPH0554214A (ja) | 1991-08-22 | 1991-08-22 | データの記録方法及びこの方法によりデータを印刷した印刷体 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0554214A true JPH0554214A (ja) | 1993-03-05 |
Family
ID=16591634
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3210578A Pending JPH0554214A (ja) | 1990-11-28 | 1991-08-22 | データの記録方法及びこの方法によりデータを印刷した印刷体 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0554214A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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| JP2021096517A (ja) * | 2019-12-13 | 2021-06-24 | 株式会社東芝 | コード描画物、コード読取装置、およびコード読取方法 |
-
1991
- 1991-08-22 JP JP3210578A patent/JPH0554214A/ja active Pending
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| JP2021096517A (ja) * | 2019-12-13 | 2021-06-24 | 株式会社東芝 | コード描画物、コード読取装置、およびコード読取方法 |
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