JPH0554125B2 - - Google Patents

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JPH0554125B2
JPH0554125B2 JP59232564A JP23256484A JPH0554125B2 JP H0554125 B2 JPH0554125 B2 JP H0554125B2 JP 59232564 A JP59232564 A JP 59232564A JP 23256484 A JP23256484 A JP 23256484A JP H0554125 B2 JPH0554125 B2 JP H0554125B2
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coordinate system
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gate
origin
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Hideki Sasaki
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Hitachi Seiki Co Ltd
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Publication of JPH0554125B2 publication Critical patent/JPH0554125B2/ja
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    • G05BCONTROL OR REGULATING SYSTEMS IN GENERAL; FUNCTIONAL ELEMENTS OF SUCH SYSTEMS; MONITORING OR TESTING ARRANGEMENTS FOR SUCH SYSTEMS OR ELEMENTS
    • G05B19/00Programme-control systems
    • G05B19/02Programme-control systems electric
    • G05B19/18Numerical control [NC], i.e. automatically operating machines, in particular machine tools, e.g. in a manufacturing environment, so as to execute positioning, movement or co-ordinated operations by means of programme data in numerical form
    • G05B19/182Numerical control [NC], i.e. automatically operating machines, in particular machine tools, e.g. in a manufacturing environment, so as to execute positioning, movement or co-ordinated operations by means of programme data in numerical form characterised by the machine tool function, e.g. thread cutting, cam making, tool direction control
    • GPHYSICS
    • G05CONTROLLING; REGULATING
    • G05BCONTROL OR REGULATING SYSTEMS IN GENERAL; FUNCTIONAL ELEMENTS OF SUCH SYSTEMS; MONITORING OR TESTING ARRANGEMENTS FOR SUCH SYSTEMS OR ELEMENTS
    • G05B2219/00Program-control systems
    • G05B2219/30Nc systems
    • G05B2219/50Machine tool, machine tool null till machine tool work handling
    • G05B2219/50135Tool touches box, sensor to give a contact signal
    • GPHYSICS
    • G05CONTROLLING; REGULATING
    • G05BCONTROL OR REGULATING SYSTEMS IN GENERAL; FUNCTIONAL ELEMENTS OF SUCH SYSTEMS; MONITORING OR TESTING ARRANGEMENTS FOR SUCH SYSTEMS OR ELEMENTS
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    • G05B2219/30Nc systems
    • G05B2219/50Machine tool, machine tool null till machine tool work handling
    • G05B2219/50137Contact in probe, touch probe to detect contact, touch trigger
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    • G05CONTROLLING; REGULATING
    • G05BCONTROL OR REGULATING SYSTEMS IN GENERAL; FUNCTIONAL ELEMENTS OF SUCH SYSTEMS; MONITORING OR TESTING ARRANGEMENTS FOR SUCH SYSTEMS OR ELEMENTS
    • G05B2219/00Program-control systems
    • G05B2219/30Nc systems
    • G05B2219/50Machine tool, machine tool null till machine tool work handling
    • G05B2219/50291Multi-tool, several tools

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Human Computer Interaction (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Automation & Control Theory (AREA)
  • Numerical Control (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (1) 産業上の技術分野 本発明は工作機械特に旋削加工機でワークを加
工する際のワーク取付面側からの位置を基準にし
た工作機械の座標系設定装置に関する。
(2) 従来の技術 従来、工作機械のNC加工機では、機械制御用
の座標とワーク加工用の座標の2つを有し、旋削
加工に先だつて機械座標系位置を確認した後、加
工プログラムに対するワーク取付位置の変化分を
手動操作で補正していた。
(3) 発明が解決しようとする問題点 しかしながら、前述した従来の手動操作による
補正には、計測操作と手計算とを必要とし、更に
複雑な機械操作が伴つている。この為、誤動作、
段取り時間の長期化および不良品の発生等をもた
らすという問題点があつた。また、作業者がワー
クのどの点を基準(プログラム原点)にして加工
プログラムを作成するか、さらに加工に先立つ取
り代とその振分けによつてプログラム原点そのも
のが機械原点に対して変動することが自動化にお
ける問題点として残つていた。
(4) 目的 本発明の目的は上記事情に鑑み、問題を解決す
るために提案されたものであつて、刃物台側の計
測手段でワーク取付面の位置を測定し、加工プロ
グラムに沿つた座標系を設定することにより自動
操作で、かつ容易に行えるようにした工作機械の
座標系設定装置を提供するにある。
(5) 問題を解決するための手段と作用 本発明は工作機械の座標系設定装置の改良であ
つて、刃物台側に取付けた計測手段で、ワーク取
付面の位置を測定し加工プログラムに沿つた座標
系を自動で設定し、ワークに所定の旋削加工をす
るようにしたものである。
すなわち、本発明は主軸台の主軸に取付けら
れ、ワーク把持用の爪を有したチヤツクと、該チ
ヤツクに把持されたワークを加工するため直交す
る2平面内を移動可能な刃物台と、該刃物台に取
付けられ、検知箇所が爪の面かワークの面かの違
いを示す信号を出力する計測手段と、該計測手段
の信号で機械原点からの刃物台の移動量を検知す
る位置検知手段と、前記計測手段の基準長さを設
定する手段と、前記計測手段の信号で検知箇所が
爪の面かワークの面かを判別する手段と、ワーク
の長さと、取り代の量およびプログラム原点が爪
側のワーク基準か刃物台側のワーク基準かを設定
する入力手段と、前記判別手段による検知箇所の
判定や前記各入力手段の入力設定に基づき、前記
計測手段の基準長さや刃物台の移動量やワークの
長さや取り代の量を演算して機械原点からプログ
ラム原点までの座標系設定値を求める演算手段と
から構成されている。
而して本発明の座標系設定装置を採用すること
により手動操作で補正するのでなく、自動操作
で、かつ容易に補正することができる。
(6) 実施例 以下、本発明の一実施態様を、図面に基づいて
詳細に説明する。
第1図は本発明の座標系設定装置を説明するた
めの概略構成図である。第1図において、主軸台
Hに軸承された主軸Sの先端部にチヤツクCが取
付けられている。該チヤツクCの先端部における
爪DによりワークWを把持する。該チヤツクCに
対向する側に機械原点OMを有している。また該
チヤツクCに対向する側に刃物台Trが設けられ、
X軸とZ軸の2平面内に移動し得るようになつて
いる。
刃物台Trの前面にはタレツトThが割出し可能
に取付けられている。該タレツトThには工具ホ
ルダTaが固定され、その工具ホルダTaに、後に
詳述される本発明装置に使用するタツチセンサ
TSが挿脱可能に取付けられている。タツチセン
サTSは常時前方へスプリングSPにより付勢され、
かつ刃物台Trには高精度リミツトスイツチLS
取付けられている。ワークWの端面あるいは爪D
の端面への刃物台Trの移動によりタツチセンサ
TSが接触することにより、タツチセンサTSの後
端部がリミツトスイツイLSを踏接することによつ
て移動位置を検知するようになつている。
また、このタツチセンサTSを使用して各工具
の補正も求めることができる。工具刃先の補正値
すなわち取付偏差値を検出する手段としては、近
時、同一出願人の実願昭58−171627号に明示され
ているようなツールプリセツタと呼ばれる自動検
出手段が使用されている。これは工作機械の主軸
台Hに揺動自在に取付けられたアームLの先端に
X軸およびZ軸それぞれ双方向のプリセツトセン
サPSを備えたもので、アームLにより検出位置と
待機位置とを有し、検出位置になる時は、第1図
に示す如くプリセツトセンサPSは、機械原点OM
からの相対位置が常に一定で、パラメータ入力が
出来るようになつている。このプリセツトセンサ
PSはZ軸の2方向およびX軸の2方向の計4方向
で検出できる構成となつている。第1図では+Z
軸方向のパラメータ値ZQのみ示してある。
プリセツトセサPSにタツチセンサTSあるいは
各工具の刃先を接触させその都度、機械原点OM
からの座標値を検出することにより、各工具の補
正値を得ることができる。
すなわち、計測手段であるタツチセンサTS
設定長さをZP、各工具における機械原点OMから
プリセツトセンサPSまでの刃物台Trの移動量を
Zoとすれば、各工具の補正値ZOFo=(ZQ−ZP)−Zo で求めることが出来る。従つて、本発明は座標系
設定値を求めると共に各工具の補正値も求められ
る。なお、第1図でZWはワーク素材Wの長さ、
δはワーク素材Wの取り代量である。
次に、本発明の具体的な例について説明する。
ここで、機械原点OMからプログラム原点までの
座標系設定値を求める場合、タツチセンサTS
爪の端面あるいはワーク端面にあてて位置検知を
行なうのか、また、プログラム原点基準を爪の端
面側にするのか、ワーク端面であるのかは、その
都度任意のことであり、取り代量δの加味につい
ても同様であつて、座標系設定値は機械固有のも
のではなく、変動するため、自動設定を行なうに
は柔軟な設定が必要である。第2図のA〜Hは前
述した第1図におけるタツチセンサTSによりZ
軸方向の座標系設定値を求める場合の種々の適用
例である。すなわちタツチセンサTSの検知箇所
がワーク端面かあるいは爪端面であるかの違い、
プログラム原点OPが爪端面であるか、ワーク端
面であるかの違いおよび取り代量δが有るか無い
か(すなわち、第1工程か第2工程であるか)の
場合の例で、8通りの例を示したものである。な
お、プリセツトセンサPSはすでに待機位置にあ
る。
(A) 第2図AはタツチセンサTSの検知箇所がワ
ーク端面であつて、プログラム原点OPが爪端
面にあり、取り代量δが無い場合の例である。
第1の仮りの座標系設定値ZO′として、ZO′=
ZP+ZMを求め、次にプログラム原点OPによる
真の座標系設定値ZOは、 ZO=ZO′+ZW(=ZP+ZM+ZW) で求められる。
ZO′:仮の座標系設定値 ZP:タツチセンサTSの設定長さ ZM:機械原点OMからの刃物台の移動量 ZO:真の座標系設定値 ZW:ワーク素材の長さ すなわち、予めZP,ZWを求めて入力されて
いるので、刃物台の移動量ZMのみを求めるこ
とによつて、真の座標系設定値が求められるの
である。
(B) 第2図BはタツチセンサTSの検知箇所がワ
ーク端面であつて、プログラム原点OPが爪端
面にあり、取り代量δが有る場合の例である。
仮の座標系設定値ZO′は、ZO′=ZP+ZMとな
り、プログラム原点OPによる真の座標系設定
値ZOは、 ZO=ZO′+ZW+δ(=ZP+ZM+ZW+δ)で求
められる。
従つて、取り代量δの加算によつて求められ
た真の座標系設定値ZOはワークWがあたかも、
第2図Bの二点鎖線(想像線)の位置にあるか
の如くとなる。
前述したAと同様に、予めZP,ZWおよびδ
を求めて入力されているので、やはり刃物台の
移動量ZMのみを求めることによつて、真の座
標系設定値ZOが求められるのである。
(C) タツチセンサTSの検知箇所がワーク端面で
あつて、プログラム原点もワーク端面にあり、
取り代量δが無い場合の例は第2図のCに示し
た通りである。
仮の座標系設定値ZO′は、ZO′=ZP+ZMとな
り、プログラム原点OPによる真の座標系設定
値ZOは、 ZO=ZO′(=ZP+ZM) で求められる。
(D) タツチセンサTSの検知箇所がワーク端面で
あつて、プログラム原点が上記(C)と同様にワー
ク端面にあり、取り代量δが有る場合の例は第
2図のDに示した通りである。
仮の座標系設定値ZO′はZO′=ZP+ZMとなり、
プログラム原点OPによる真の座標系設定値ZO
は、ZO=ZO′+δ(=ZP+ZM+δ) で求められる。
(E) タツチセンサTSの検知箇所が爪端面であつ
て、プログラム原点OPも爪端面にあり、取り
代量δが無い場合の例は第2図のEに示した通
りである。
仮の座標系設定値ZO′はZO′=ZP+ZMとなり、
プログラム原点OPによる真の座標系設定値ZO
は、 ZO=ZO′(=ZP+ZM) で求められる。
(F) タツチセンサTSの検知箇所が爪端面であつ
て、プログラム原点OPも爪端面であり、取り
代量δが有る場合の例は第2図のFに示した通
りである。
仮の座標系設定値ZO′は、ZO′=ZP+ZMとな
り、プログラム原点OPによる真の座標系設定
値ZOは、 ZO=ZO′+δ(=ZP+ZM+δ) で求められる。
(G) タツチセンサTSの検知箇所が爪端面であつ
て、プログラム原点OPがワーク端面にあり、
取り代量δが無い場合の例は第2図のGに示し
た通りである。
仮の座標系設定値ZO′は、ZO′=ZP+ZMとな
り、プログラム原点OPによる真の座標系設定
値ZOは、 ZO=ZO′−ZW(=ZP+ZM−ZW) で求められる。
(H) タツチセンサTSの検知箇所が爪端面であつ
て、プログラム原点OPがワーク端面にあり、
取り代量δが有る場合の例は第2図のHに示し
た通りである。
仮の座標系設定値ZO′は、ZO′=ZP+ZMとな
り、プログラム原点OPによる真の座標系設定
値ZOは、 ZO=ZO′−ZW+δ(=ZP+ZM−ZW+δ)で求め
られる。
上述した(A)〜(H)の真の座標系設定値ZOをまとめ
ると、 ZO=ZP+ZM+ZW……例(A)の場合 ZO=ZP+ZM+ZW+δ……例(B)の場合 ZO=ZP+ZM……例(C)、(E)の場合 ZO=ZP+ZM+δ……例(D)、(F)の場合 ZO=ZP+ZM−ZW+δ……例(H)の場合 ZO=ZP+ZM−ZW……例(G)の場合 となる。
これらのZOの値はワーク長さZWのプラス、マ
イナス、取り代量δの値がOであることも考慮す
れば、ZO=ZP+ZM+ZW+δが一般解となる。
第3図は本発明を実施した座標系設定装置の一
例を示す構成ブロツク図である。第3図におい
て、NCデータを読み取るテープリーダ1からの
入力回路1aを介してCPU100によりNCデー
タが入力され、加工プログラム、・メモリ6に一
時格納されて記憶される。
ワークの長さZW、タツチセンサTSの設定長さ
ZPおよび加工すべきワークWの取り代量δの値は
予め設定されて、夫々入力手段である画面付キー
ボード2から、その入出力回路2aを介して夫々
のワーク長さZWのメモリ7、タツチセンサの設
定長さZPのメモリ8および加工すべきワークWの
取り代量δのメモリ9に一旦記憶される。
タツチセンサTSをワークWの端面あるいは爪
端面に接触させて、刃物台Trの移動量であるZM
を計測し、入出力回路3を介してその移動量ZM
を入力する。
プリセツトセンサPSの機械原点OMからの位置
ZQを計測し、プリセツトセンサ位置設定データ3
4にフアイルする。
さらに、送出する位置データ送出手段5から、
刃物台の移動に応じた機械原点OMからの位置デ
ータZoを、座標値データZoのメモリ11に転送す
る。
CPU100で処理され、夫々記憶されている
ワーク長さZW、取り代データδ、タツチセンサ
設定長さZPおよび座標値データZoが演算手段12
に次の順序で取り込まれ演算処理される。
まず、タツチセンサTSは、爪の端面かワーク
の端面にあてることによつてタツチセンサ信号を
発するが、このタツチセンサ信号でメモリ11に
記憶されている座標値データZoはアンドゲート1
3を通過し、センサ座標値Zoとしてを取り込ま
れ、センサ座標値メモリ14に記憶される。
(ZM=Zo) メモリ8に記憶されているタツチセンサ設定長
さZPと、メモリ14に記憶されたセンサ座標値
ZMが演算部15によつて、ZO′=ZP+ZMの仮の座
標系設定値ZO′が演算される。
演算部15で演算された仮の座標系設定値ZO
は、アンド・ゲート16にワーク端面タツチ信号
が取り込まれると、アンド・ゲート16を閉じ仮
の座標系設定値ZO′を通過させる。またアンド・
ゲート18に爪端面基準プログラム信号が取り込
まれると、仮の座標系設定値ZO′がアンド・ゲー
ト18を通過して演算部22に取り込まれる。
一方、アンド・ゲート16を通過した仮の座標
系設定値ZO′は、アンド・ゲート19にワーク端
面基準プログラム信号が取り込まれると、仮の座
標系設定値ZO′がアンド・ゲート19を通過し、
オア・ゲート23を通過する。
また、演算部15で演算処理された仮の座標系
設定値ZO′は、アンド・ゲート17に爪端面タツ
チ信号が取り込まれると、仮の座標系設定値ZO
がアンド・ゲート17を通過する。仮の座標系設
定値ZO′は、アンド・ゲート20に爪端面基準プ
ログラム信号が取り込まれると、仮の座標系設定
値ZO′がアンド・ゲート20を通過し、オアゲー
ト23を通過する。
アンド・ゲート17を通過した仮の座標系設定
値ZO′は、アンド・ゲート21にワーク端面基準
プログラム信号を取り込ませると、仮の座標系設
定値ZO′がアンド・ゲート21を通過し演算部2
4に取り込まれる。
演算部22では、アンド・ゲート18を通過し
て取り込まれた仮の座標系設定値ZO′と、ワーク
長さZWメモリ7に記憶されていたワーク長さZW
が取り込まれて、ZI=ZO′+ZWの演算処理が行な
われ、その演算された値ZIがオアゲート25を通
過する。アンド・ゲート19あるいはアンド・ゲ
ート20を通過した仮の座標系設定値ZO′は、
夫々そのまま通過し(この場合ZW=Oであるた
め、ZI=ZO′である。)、ZIの値がオア・ゲート2
5を通過する。
演算部24では、アンド・ゲート21を通過し
取り込まれた仮の座標系設定値ZO′と、ワーク長
さZWメモリ7に記憶されていたワーク長さZW
取り込まれて、ZI=ZO′−ZWの演算処理が行なわ
れ、その演算された値ZIがオア・ゲート25を通
過する。
オア・ゲート25を通過したZIの値は、取り代
データ有の信号がアンド・ゲート26に取り込ま
れると、ZIの値がアンド・ゲート26を通過して
演算部28に取り込まれ、さらに取り代データ
δ・メモリ9に記憶されていた取り代データδが
演算部28に取り込まれる。演算部28で、ZO
ZI+δの演算処理が行なわれる。
オア・ゲート25を通過したZIの値は、取り代
データ無の信号がアンド・ゲート27に取り込れ
ると、アンド・ゲート27を通過し、そのまま演
算部29に取り込まれる。演算部29では、取り
代データδが無いので、ZO=ZIとして代入処理さ
れる。演算部28もしくは演算部29で演算処理
されたZOの値がオア・ゲート30を通過し、真の
座標系設定データZOとして、メモリ31に真の座
標系データZOを記憶する。さらにメモリ31から
の真の座標系設定データZOを加工プログラム・メ
モリ6に記憶する。
次に、ワークWを加工するのに使用される各工
具の補正について説明する。
プリセツトサンセPSにおける+Z用の機械原点
OMからの座標値(設定データ)ZQはプリセツト
位置設定データ34にフアイルされている。本実
施例では後で述べる通り+Z用の設定データZQ
使用して各工具の補正値を求める説明しかしてい
ないが、実際は、一Z用、+X用および−X用の
設定データもフアイルし使用するが、これらの説
明は+Z用と同じであるので省略する。
刃物台の移動によつて工具がプリセツトセンサ
PSの+Z用センサに接触するとプリセツトセンサ
PSは+Z用プリセツトセンサ信号をアンド・ゲー
ト32に取り込む。この信号で、刃物台のその時
点の座標値データメモリ11にある、座標値デー
タZoがアンド・ゲート32を通過し、演算部33
に取り込まれる。演算部33では、タツチセンサ
設定長さZP・メモリ8に記憶されているタツチセ
ンサ設定長さZPを取り込み、かつプリセツト位置
設定データフアイル34よりプリセツトセンサ設
定データZQメモリ10に記憶されているプリセツ
トセンサ設定データZQを取り込ませる。
演算部33では、ZOFo=(ZQ−ZP)−Zoの演算処
理が行なわれ、演算部33から補正データ・メモ
リ35中のZOF項の各工具ごとにフアイルされる。
同様に、説明を省略しているが、X軸の補正も行
なつてXOF項にフアイルされる。補正データ・メ
モリ35中のR項は刃先半径によつて鋭利度を示
し、T項はタツチセンサの刃先位置の識別番号で
ある。
工具の補正データ・メモリ35から補正データ
ZOFoを加工プログラム・メモリ6へ送ることによ
つて座標系設定と工具の補正が行なわれ、加工プ
ログラムに従つて旋削加工が施工される。
本発明の動作を、第4図のフローチヤートに基
づいて説明する。第4図において、まず第段と
してプリセツトセンサPSにタツチセンサTSを接
触せしめて、プリセツトセンサPSの設定データZQ
を入力させてプリセツトセンサ位置設定データ・
フアイル34にフアイルする。第段として予め
設定されているタツチセンサPSの設定長さZPを画
面付キーボード2から、入出力回路2aを介し
て、メモリ8に記憶させる。
第段として座標系設定モードを選択し、以後
の座標系設定を行なう。第段で刃物台Trを移
動し、タツチセンサTSを爪の端面またはワーク
の端面にあてる。タツチセンサTSが爪の端面ま
たはワークの端面にあたると、第段で刃物台
Trの移動が自動停止する。次に第段として、
アンド・ゲート13にタツチセンサ信号が取り込
まれるので、座標値データZoがアンド・ゲート1
3を通過し、演算部14に入り、センサ座標値
ZM=Zoの処理が行なわれて、センサ座標値ZM
値が演算部15に入り、さらにメモリ8からタツ
チセンサ設定長さZPが演算部15に入つて、仮の
座標系設定値ZO′=ZP+ZMの演算処理が行なわれ
る。
第段としてタツチセンサの検知箇所が爪の端
面かワークの端面かを信号により判別し、爪の端
面である場合は、第で、プログラム原点がワー
ク端面基準であるか、爪端面基準であるかを判断
し、ワーク端面基準の場合には、第段として演
算部24でZI=ZO′−ZWの演算処理が施こされ
る。すなわち演算部15より仮の座標系設定値
ZO′が爪端面タツチ信号によつてアンド・ゲート
17に取り込まれて、仮の座標系設定値ZO′がア
ンド・ゲート17を通過し、さらにワーク端面基
準プログラム信号によつて、仮の座標系設定値
ZO′がアンド・ゲート21を通過して演算部24
に取り込み、かつメモリ7よりワーク長さZW
演算部24に取り込ませることによつて上述のZI
=ZO′−ZWの演算処理が行なわれる。第段で爪
端面基準であると判断されると、第段に移り、
オア・ゲート23を通過しZI=ZO′として取り込
まれる。すなわち、アンド・ゲート17を通過し
た仮の座標系設定値ZO′が爪端面基準プログラム
信号によつてアンド・ゲート20を通過し、ZI
ZO′としてオア・ゲート23を通過する。
第段でタツチセンサの検知箇所がワーク端面
であると、第段で、さらにプログラム原点がワ
ーク端面基準であるか、爪端面基準であるか判断
し、ワーク端面基準と判断されると、第段と同
様にZI=ZO′の処理が行なわれる。すなわち演算
部15で演算処理された仮の座標値ZO′がワーク
端面タツチ信号によつてアンド・ゲート16を通
過する。さらにワーク端面基準プログラム信号を
アンド・ゲート19に取り込ませることによつ
て、仮の座標系設定値ZO′がアンド・ゲート19
を通過しZI=ZO′としてオア・ゲート23を通過
する。
第段でプログラム原点が爪端面基準として判
断されると、第段でZI=ZO′+ZWの演算処理が
行われる。すなわちアンド・ゲート16を通過し
た仮の座標系設定値ZO′が爪端面基準プログラム
信号によつてアンド・ゲート18を通過して演算
部22に取り込む。演算部22にはメモリ7から
ワーク長さZWを取り込んで、ZI=ZO′+ZWの演算
処理が演算部22でうなわれる。
演算部22、オア・ゲート23および演算部2
4を通過したZIの値はオア・ゲート25を通過す
る。
次に第段で加工するワークWに取り代量が有
るか、あるいは無いかを判断する。取り代量δが
ある場合には第段で、ZO=ZI+δの演算処理が
なされる。すなわち、オア・ゲート25を通過し
たZIの値が取り代データ有の信号によつてアン
ド・ゲート26を通過し、演算部28に取り込
み、さらに、メモリ9が取り代量δを演算部28
に取り込ませて、ZO=ZI+δの演算処理が行なわ
れ、オア・ゲート30を通り、座標系設定データ
メモリ31に記憶される。
第段で、取り代量が無い場合には、第段で
ZO=ZIの代入処理が行なわれる。オア・ゲート2
5を通過したZIの値が取り代データ無の信号によ
つてアンド・ゲート27を通過し演算部29でZO
=ZIの代入処理が行なわれて、オア・ゲート30
を通つて、メモリ31に真の座標系設定値ZOが座
標系設定データ31に一旦記憶される。
第段までで座標系設定が終了すると、第段
で刃物台Trを原点に復帰させる。第段でタツ
チセンサTSを刃物台から取り外し、この位置に
工具があれば取付ける。
次に、第段で工具補正モードを選択し、第
段で工具補正動作を開始する。すなわちプリセツ
トセンサPSを主軸台Hから振り込んでセツトし、
各工具の補正値を求める。第段でZOFo=(ZQ
ZP)−Zoの演算処理を行う。すなわちメモリ11
にある座標値データZoは、+Z用プリセツトセン
サ信号によつてアンド・ゲート32を通過して演
算部33に取り込ませる。さらに演算部33に、
メモリ8からタツチセンサ設定長さZP、メモリ1
0からプリセツトセンサ設定長さZQを夫々取り込
ませることによつて、ZOFo=(ZQ−ZP)−Zoの演算
処理をして工具補正量ZOFoが求まり、補正デー
タ・メモリ35に記憶させる。第段で通常モー
ドに選択し、第段で、加工プログラム・メモリ
6から加工プログラムを取り出し、工作機械で所
定の加工を行う。
なお、本発明の実施例では刃物台にタツチセン
サを取付けて座標系設定値を求めたが、主軸台の
固定側にセンサを配し、ワークあるいはチヤツク
爪に、刃物台に固定された工具あるいは基準片と
が導体接触した瞬間に閉回路を形成して閉回路に
流れる電磁誘導等で検出して座標系設定値を求め
ても一向に構わない。
(7) 効果 以上説明したとおり、本発明によれば刃物台側
の計測手段でワークW取付面側の位置を測定する
ことによつて、真の座標系設定値を演算手段で演
算し、プログラム原点からワーク加工を容易に自
動設定出来る工作機械の座標系設定装置であつ
て、正確かつ容易に制御できる。従つて、誤動作
が生じずに加工作業の精度向上およびオートメー
シヨン化と能率向上に貢献するのである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の座標系設定装置を説明するた
めの概略構成図である。第2図のA〜Hは第1図
におけるタツチセンサTSの検知箇所、プログラ
ム原点の位置および取り代量の有無を変えた場合
の実施例図である。第3図は、本発明を実施した
座標系設定装置の一例を示す構成ブロツク図であ
る。第4図は本発明の動作を説明するためのフロ
ーチヤート図である。 H……主軸台、S……主軸、C……チヤツク、
D……爪、OM……機械原点、OP……プログラム
原点、Tr……刃物台、Th……タレツト、TS……
タツチセンサ、PS……プリセツトセンサ、LS……
リミツトスイツチ、L……アーム、ZP……タツチ
センサの長さ、ZW……ワーク素材の長さ、δ…
…取り代量、ZM……刃物台の移動量、ZQ……プ
リセツトセンサの移動量、ZO……真の座標系設定
値、ZO′……仮の座標系設定値、ZP……タツチセ
ンサの長さ、100……CPU、12……演算手
段、15,22,28……演算部。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 主軸台の主軸に取付けられ、ワーク把持用の
    爪を有したチヤツクと、 該チヤツクに把持されたワークを加工するため
    直交する2平面内を移動可能な刃物台と、 該刃物台に取付けられ、検知箇所が爪の面かワ
    ークの面かの違いを示す信号を出力する計測手段
    と、 該計測手段の信号で機械原点からの刃物台の移
    動量を検知する位置検知手段と、 前記計測手段の基準長さを設定する手段と、 前記計測手段の信号で検知箇所が爪の面かワー
    クの面かを判別する手段と、 ワークの長さと、取り代の量およびプログラム
    原点が爪側のワーク基準か刃物台側のワーク基準
    かを設定する入力手段と、 前記判別手段による検知箇所の判定や前記各入
    力手段の入力設定に基づき、前記計測手段の基準
    長さや刃物台の移動量やワークの長さや取り代の
    量を演算して機械原点からプログラム原点までの
    座標系設定値を求める演算手段とからなることを
    特徴とする工作機械の座標系設定装置。
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