JPH0553757A - 音声出力多項目表示装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【構成】 株価等の変化情報を表示部８，９に表示する
とともに、音声合成部７の出力によりスピーカー１０で
通報する。 【効果】 常に表示装置を見ていないでも、変化を把握
できる。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】本発明は、音声出力多項目表示装
置、特に、株価あるいは経済指標等の各種の多項目情報
の表示装置に関し、特に表示のみでなくある条件を見た
した時に、表示と同時に音声による表示データの読み上
げを行う音声出力多項目表示装置に関する。

【０００２】

【従来の技術】従来、この種の表示装置は、株価あるい
は経済指標等の数値データを表示し、時時刻刻と変化す
るデータを、変化した事を示すために点滅表示をしてい
た。またあらかじめ設定した値を表示データ値が越えた
場合に、数値データを表示する表示素子とは別の表示素
子、例えばＬＥＤを点灯することで設定値を越えた事を
通知していた。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】上述した従来の表示装
置は、表示データが変化した事を示すために表示素子の
点滅あるいは、別の表示素子の点灯によって通知するよ
うになっているため、常に表示装置を見ていないと変化
した事がわからないという欠点がある。

【０００４】

【課題を解決するための手段】本発明の音声出力多項目
表示装置は、ホストコンピュータから送信される電文を
受信するデータ受信部と受信したデータを格納しあらか
じめ決められた規則に従い、編集するデータ格納落／編
集部と格納編集されたデータを表示制御部へ出力する出
力制御部と、オペレータから指示を入力するキーボード
／ディスプレイ部と前述の４つの処理部を制御する中央
処理部を有する端末制御部と端末制御部に接続される表
示制御部からの出力コードにより音声を合成して出力す
る音声合成部と表示制御部からの表示データを入力とし
て表示を行う２種類の表示部と音声合成部からの出力に
より音声を発するスピーカーとを含んで構成される。

【０００５】

【実施例】次に本発明について図面を参照して詳細に説
明する。図１は本発明の一実施例を示すブロック図であ
る。オペレータはキーボード／ディスプレイ部５を操作
して特定した表示データの変化がある一定の値を越えた
時に、音声でその表示データの数値を読み上げる設定を
行う。キーボード／ディスプレイ部５からの設定データ
は、中央制御部１のメモリ内に格納しておく。データ受
信部２はホストコンピュータからのデータを受信すると
順次中央制御部を経由してデータ格納／編集部３へ出力
する。

【０００６】データ格納／編集部３は、データを蓄積
し、表示制御部６への出力フォーマットに編集し、中央
制御部１へ出力する。中央制御部１はデータ格納／編集
部３からの出力が前記のオレータからの指示条件と一致
する場合は音声出力を指示する情報および第２の表示部
９への表示フォーマットをデータ格納／編集部３からの
出力に付加して、出力制御部４に出力する。出力制御部
４は、中央制御部１からの出力を順次表示制御部６へ出
力する。

【０００７】表示制御部６は表示フォーマットに従って
第１の表示部８へデータを出力するとともに、音声出力
を指示する情報および第２の表示部９への表示フォーマ
ットが付加されている場合は、音声合成部７へデータを
出力し、第２の表示部９への表示フォーマットに従って
第２の表示部９へデータを出力する。第１の表示部８と
第２の表示部９はそれぞれの表示フォーマットに従って
データを表示する。音声合成部７は、表示制御部６から
出力データを音声に交換してスピーカー１０により発生
する。

【０００８】図２（ａ），（ｂ）は、図１に示す表示部
８の表示例を示す図である。データ表示部のみ可変であ
り、銘柄固定部は例えばシール等で実現される。図２
（ｂ）は図１に示す表示部９の表示例を示す図である。
銘柄，データ共に可変であり、条件を満たした銘柄の銘
柄名とデータを表示する。

【０００９】

【発明の効果】以上発明したように本発明によればあら
かじめオペレータが設定した条件と一致した表示データ
を表示するときに、音声でそのデータを読み上げること
と第１の表示部とは別の第２表示部への注意を喚起する
表示を行うことにより、常に表示装置を見ていなくても
変化したデータを受信した事が容易にわかり、特定の表
示部を注目するだけで繰り返しデータを確認することが
出来るという効果がある。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の一実施例を示すブロック図である。

【図２】（ａ），（ｂ）は図１に示す表示部の表示例を
示す図である。

【符号の説明】

１ 中央制御部 ２ データ受信部 ３ データ格納／編集部 ４ 出力制御部 ５ キーボード／ディスプレィ部 ６ 表示制御部 ７ 音声合成部 ８ 第１の表示部 ９ 第２の表示部 １０ スピーカー

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 ホストコンピュータから送信される電文
   を受信するデータ受信部と、受信したデータを格納しあ
   らかじめ決められた規則に従い編集するデータ格納／編
   集部と、格納／編集されたデータを表示制御部へ出力す
   る出力制御部と、オペレータからの指示を入力するキー
   ボード／ディスプレイ部と、前記４つの処理部を制御す
   る中央制御部を有する端末制御部と、端末制御部に接続
   される表示制御部と、表示制御部からの出力コードによ
   り音声を合成して出力する音声合成部と、表示制御部か
   らの表示データを入力として表示する２種類の表示部
   と、音声合成部からの表示データを入力として表示する
   ２種類の表示部と、音声合成部からの出力により音声を
   発するスピーカーとを含むことを特徴とする音声出力多
   項目表示装置。