JPH0553528A - データ処理装置とその画面表示方法及び表示装置 - Google Patents

データ処理装置とその画面表示方法及び表示装置

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JPH0553528A
JPH0553528A JP3216991A JP21699191A JPH0553528A JP H0553528 A JPH0553528 A JP H0553528A JP 3216991 A JP3216991 A JP 3216991A JP 21699191 A JP21699191 A JP 21699191A JP H0553528 A JPH0553528 A JP H0553528A
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JP
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data
display
pixels
display device
video ram
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JP3216991A
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English (en)
Inventor
Masashi Isozaki
政志 磯崎
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication of JPH0553528A publication Critical patent/JPH0553528A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 データ処理装置、特に、バッテリ駆動型デー
タ処理装置における画面表示の節電を図る。 【構成】 カソードコントローラ1とアノードコントロ
ーラ2をタイミングジェネレータ3にて制御し、ビデオ
RAMからのデータDをドットマトリクスとして表示す
るに際し、PowerDown信号10を“0”にして節電モー
ドにしたとき、各ドットを表示制御するクロックCLK
を2分周した信号にてデータDを1ドットおきにマスク
し、このマスクしたデータ信号12にてタイミングジェ
ネレータ3を制御する。これにより、表示データは、通
常の表示におけるドットパターンに対し、ドットが間引
かれたパターンにて表示され、表示における消費電力が
低減される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はデータ処理装置に係り、
特に、画面表示の節電を図るに好適な表示装置を備えた
データ処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ブック型,ノート型と呼ばれる小型携帯
用のパーソナルコンピュータやワードプロセッサ専用機
等が普及してきている。これらの小型携帯用のデータ処
理装置は、バッテリや乾電池等の蓄電池にて動作させる
ようになっているため、節電対策が種々施されている。
装置の中で最も電力を消費するものとして画面表示があ
り、バックライトやサイドライト方式の液晶表示装置で
は、節電モード時に光量を低減させたり、消灯させたり
している。また、プラズマディスプレイ装置では、表示
輝度を低下させて節電を図っている。以下、例として、
プラズマディスプレイ装置での従来の節電方法を図4〜
図8を参考に説明する。
【0003】図4はプラズマディスプレイ装置の要部構
成図であり、タイミングジェネレータ3には垂直同期信
号(Vsync),水平同期信号(Hsync),クロック(C
LK),データ(D)が入力し、これらの信号に基づき
タイミングジェネレータ3はカソードコントローラ1と
アノードコントローラ2を制御する。マトリクス状に配
置された各画素電極4のアノードはアノードコントロー
ラ2に接続され、カソードはカソードコントローラ1に
接続されている。図5は、画素電極4の説明図である。
アノードライン5とカソードライン6との交点(画素電
極4)において、カソード6とアノード5との間に電圧
が印加されると両者の間で放電7が生じ、その画素が点
灯する。各々の画素電極を順次スキャニングし、“表示
有り”の画素の場合には当該画素のアノードランイ5と
カソードライン6との間に電圧を印加し、両ライン5,
6の交点の画素にて放電を発生させる。図8は、図4で
の垂直同期信号(Vsync),水平同期信号(Hsync),
クロック(CLK),データ(D)のタイミングチャー
トであり、画面8を構成する画素は画面の左上隅の画素
から右下隅の画素まで順次スキャニングされ、データD
の“表示有り”の画素については点灯される。
【0004】画素電極を放電により点灯させる場合、図
6に実線にて示す様に、点灯画素数が増加するに従い、
放電電流が増加するため消費電力もこれに比例して増加
する。そこで、従来は、1画素当りの表示放電時間を短
くすることで放電電流を減少させ、図6に点線にて示す
様に消費電力の低減を図っている。
【0005】上述した例は、消費電流を何分の1かに節
電するものであるが、電源投入時であってもプログラム
を実行していない場合には全画面の表示を消去し、キー
入力があったとき復電して画面表示を回復する従来例も
ある。この場合には、例えば図7に示す様に、データ処
理装置で実行中のプログラムの処理が終了したか否かを
判定し、プログラム実行中は節電処理は行わない。プロ
グラム実行が終了し、一定時間が経過した後に全画面の
表示を消去し(表示装置への給電を遮断する。)、この
状態でキー入力を待機する。そして、キー入力があった
ときは復電処理をして画面表示を再開(表示装置への給
電を再開する。)し、プログラム実行処理に戻る。
【0006】尚、従来技術に関連するものとして、例え
ば特開昭63−5390号,特開昭61−156097
号等がある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上述したプラズマディ
スプレイ装置での節電方法の様に、放電時間を短くする
と、消費電力は減るが、各画素の表示輝度が低下するの
で、画面が見づらくなるという問題がある。特に、節電
モードでない状態での画面表示から節電モードでの画面
表示に切り替えたときは、各画素の表示輝度の低下は実
際の輝度低下以上に画面が暗くなった印象を与え、オペ
レータに作業の違和感を与えることになり、作業効率に
悪影響を与える。
【0008】また、全画面表示を消去して節電を図る従
来例は、画面表示がないことからそのデータ処理装置が
何の処理を実行していたかの確認ができず、また、デー
タ処理装置の電源をOFFにしたときの状態との区別が
できず、電源スイッチの切り忘れが発生し易いという問
題がある。
【0009】本発明の目的は、節電モードで消費電流を
抑制ししかもオペレータの作業能率をあまり低下させな
いデータ処理装置と画面表示方法及び表示装置を提供す
ることにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的は、画素がマト
リクス状に配置された表示装置と、表示するデータを前
記画素対応に展開して記憶するビデオRAMと、該ビデ
オRAM上のデータに対応する前記表示装置の各画素を
点灯制御する表示制御手段とを備えるデータ処理装置に
おいて、節電モード時に前記ビデオRAM上のデータを
構成する画素を間引き間引いた画素については消灯制御
することで、達成される。
【0011】
【作用】例えば100ドットのパターンで表示される文
字を2ドットにつき1ドットを間引いて表示した場合、
その文字についての消費電流は半減する。ドット抜けの
文字のため高精細な表示はできないが、各ドットの輝度
は低減させないので、文字の識別について画面が暗いと
いう印象を与えることはなく、節電モードであることを
認識してさえいればオペレータにとっては違和感はな
い。
【0012】例えばドットの間引きであるが、1ドット
ラインおきに点灯させないラインを設けることで、間引
き処理のための構成が簡単になる。また、入力している
部分のみ高精細な表示が欲しい場合には、カーソルのあ
る行のみは間引き処理をせずに他の入力済みの行の表示
のみ間引き処理することも可能である。
【0013】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面を参照して説
明する。図1は、本発明の一実施例に係るデータ処理装
置が備える表示装置の構成図である。この表示装置は、
図4に示した従来の表示装置と同様に、タイミングジェ
ネレータ3と、カソードコントローラ1と、アノードコ
ントローラ3と、マトリクス状に配置された640×4
00の画素電極(図示せず)の他に、ドット間引き回路
13を備えている。
【0014】ドット間引き回路13は、D型フリップフ
ロップ9と、該フリップフロップ9のQ出力及びビデオ
RAM(図示せず)からのデータD入力の論理積をとる
アンド回路14と、データD入力及びPowerDown信号1
0の論理積をとるアンド回路15と、両アンド回路1
4,15の出力の論理和ととってタイミングジェネレー
タ3のデータ入力とするオア回路16と、PowerDown信
号10を反転させてフリップフロップ9のCLR端子に
入力するインバータ17からなり、クロック信号CLK
はタイミングジェネレータに与えられると共にフリップ
フロップ9にも与えられ、フリップフロップ9の反転Q
出力とD入力端子とが接続されている。つまり、このフ
リップフロップ9は、CLR入力によって、クロック信
号CLKを2分周したマスク信号11をQ出力端子から
出力するようになっている。
【0015】図2は、図1の回路動作を示すタイミング
チャートである。通常の節電を行わないモードでは、Po
werDown信号10は“1”状態にあり、このためアンド
回路15はスルー状態となる。つまり、アンド回路15
の他方の入力信号Dがそのままアンド回路15の出力と
なる。一方、フリップフロップ9のCLR端子入力は、
PowerDown信号10の反転信号“0”が入力するため、
そのQ出力つまりマスク信号11は“0”の状態になっ
ている。このため、アンド回路14の出力は常に“0”
となり、これがオア回路16の一方の入力となるので、
オア回路16からはアンド回路15からの出力がそのま
ま出力される。つまり、タイミングジェネレータ3のデ
ータ入力はビデオRAMからのデータD信号となる。こ
のため、画面には通常の表示がされる。
【0016】データ処理装置をバッテリ駆動するため節
電モードにすると、PowerDown信号10が“0”とな
る。このため、アンド回路15の出力は常に“0”とな
り、オア回路16はアンド回路14の出力をそのまま出
力する状態になる。フリップフロップ9のCLR端子の
入力は“1”となるので、このフリップフロップ9はク
ロックCLKを2分周したマスク信号11を出力する。
このため、アンド回路14は、ビデオRAMからのデー
タDを1ドットおきにマスクした信号つまり間引き信号
12をタイミングジェネレータ3に入力する。これによ
り、画面の縦1ドットラインおきにビデオRAMからの
データに基づいた点灯制御がされ、間の1ドットライン
ではビデオRAMからのデータいかんに拘らず消灯制御
がされる。これにより、消費電力は、図3に示す様に、
点灯画素数を半分にしたときの値となり節電が図れる。
【0017】上述した実施例によれば、ビデオRAMに
展開された表示データのドットパターンは書き換える必
要はなく、表示するときに間引き処理を行うので、間引
き回路を付加するのみでよいという利点がある。
【0018】
【発明の効果】本発明によれば、オペレータの作業に違
和感を与えることなく表示装置の節電を図ることができ
るという効果があり、特に、蓄電池駆動型のデータ処理
装置に有効である。現在のノート型のデータ処理装置で
は、表示装置の画素数は640×400が主流である
が、高精細な画面へのユーザの要望が高いので、近い将
来にはノート型の表示画面もその画素数を多くすること
が予想される。画素数が今以上に多くなる表示装置で
は、特に本発明の間引き処理は、間引き後の表示が見や
すくなるためその有効性が高くなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係るデータ処理装置が備え
る表示装置の構成図である。
【図2】図1に示す表示装置の動作タイミングチャート
である。
【図3】図1に示す実施例での節電効果を示すグラフで
ある。
【図4】従来の表示装置の構成図である。
【図5】プラズマディスプレイ装置の原理説明図であ
る。
【図6】従来の方法による節電効果を説明する図であ
る。
【図7】従来の方法を実施する処理手順を示すフローチ
ャートである。
【図8】図1に示す従来の表示装置の動作タイミングチ
ャートである。
【符号の説明】
1…カソードコントローラ、2…アノードコントロー
ラ、3…タイミングジェネレータ、4…画素電極、9…
フリップフロップ、10…PowerDown信号、11…マス
ク信号、12…間引きデータ信号、13…間引き回路、
14,15…アンド回路、16…オア回路、17…イン
バータ、D…ビデオRAMからのデータ信号、CLK…
クロック。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G09G 5/36 8121−5G

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画素がマトリクス状に配置された表示装
    置と、表示するデータを前記画素対応に展開して記憶す
    るビデオRAMと、該ビデオRAM上のデータに対応す
    る前記表示装置の各画素を点灯制御する表示制御手段と
    を備えるデータ処理装置において、節電モード時に前記
    ビデオRAM上のデータを構成する画素を間引き間引い
    た画素については消灯制御する節電手段を備えることを
    特徴とするデータ処理装置。
  2. 【請求項2】 画素がマトリクス状に配置されたプラズ
    マディスプレイ装置と、表示するデータを前記画素対応
    に展開して記憶するビデオRAMと、該ビデオRAM上
    のデータに対応する前記プラズマディスプレイ装置の各
    画素を点灯制御する表示制御手段と、前記プラズマディ
    スプレイ装置の電源としての蓄電池とを備えるデータ処
    理装置において、節電モード時に前記ビデオRAM上の
    データを構成する画素を間引き間引いた画素については
    消灯制御する節電手段を備えることを特徴とするデータ
    処理装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2において、画素
    の間引きは1ドットラインおきに行うことを特徴とする
    データ処理装置。
  4. 【請求項4】 マトリクス状に配置された画素をビデオ
    RAM上の表示データに基づき点灯制御する表示装置に
    おいて、節電モード時に前記ビデオRAM上のデータに
    て前記表示装置の各画素を点灯制御するとき表示対象デ
    ータの構成画素を間引き間引いた画素については点灯さ
    せない手段を備えることを特徴とする表示装置。
  5. 【請求項5】 ビデオRAM上のデータを順次画面上に
    サイクリックに表示するスキャン型の表示装置におい
    て、画面上の所要間隔毎の画素ラインについては前記ビ
    デオRAM上のデータにかかわらず点灯させない節電手
    段を備えることを特徴とする表示装置。
  6. 【請求項6】 表示対象データを画面上にドットパター
    ンとして表示する画面表示方法において、節電モード時
    には表示対象データを表すドットパターンの構成ドット
    を間引いたパターンにて表示することを特徴とする画面
    表示方法。
JP3216991A 1991-08-28 1991-08-28 データ処理装置とその画面表示方法及び表示装置 Pending JPH0553528A (ja)

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JPH0553528A true JPH0553528A (ja) 1993-03-05

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004354951A (ja) * 2003-05-30 2004-12-16 Seiko Epson Corp 電気光学装置の駆動方法、電気光学装置及び電子機器

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004354951A (ja) * 2003-05-30 2004-12-16 Seiko Epson Corp 電気光学装置の駆動方法、電気光学装置及び電子機器

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