JPH055317U - 穴加工装置 - Google Patents

穴加工装置

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JPH055317U
JPH055317U JP5352291U JP5352291U JPH055317U JP H055317 U JPH055317 U JP H055317U JP 5352291 U JP5352291 U JP 5352291U JP 5352291 U JP5352291 U JP 5352291U JP H055317 U JPH055317 U JP H055317U
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JP
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hole
hole drilling
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drilling machine
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JP5352291U
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正彦 龍輪
守 齋藤
信一 伊藤
雅人 山田
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 穴加工の作業性を向上する。 【構成】 クレーンにより定盤1を剪断機ケーシング4
の上に吊り下ろして,そこに固定し,次いでクレーンに
より穴加工機9を定盤1の上に吊り下ろして,穴加工機
9の環状位置決め部材10を定盤1の昇降ガイド穴7に
係合して,穴加工機9を定盤1上に位置決めするととも
に,固定機構のロツカーアーム11を定盤の固定穴に挿
入し,次いでマニプレータ18により,上記ロツカーア
ーム11を回して,穴加工機9を定盤1に着脱自在に固
定した後,穴加工機9の穴加工具15を回転させながら
環状ガイド部材10及び昇降ガイド穴7を経て剪断機ケ
ーシング4へ下降させて,同剪断機ケーシング4に蓋固
定用ボルト穴を加工する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、ケーシングの蓋取付面等の被加工物に蓋固定用ボルト穴等の穴を遠 隔操作により加工する穴加工装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
核燃料再処理施設の放射能濃度の高いセル内に設置されている構造物の被加工 面にボルト穴等の穴を加工するに当たっては、構造物を核燃料再処理施設のセル 内から除染セルへ移動し、次いで作業員が除染後の放射線量に応じたエアライン スーツまたはタイベツクスーツを着用して、被加工面にボルト穴を加工する。ま た構造物を核燃料再処理施設のセル内から除染セルへ移動できない場合には、作 業員が重装備のエアラインスーツ等を着用して、核燃料再処理施設のセル内へ入 り、時間を限って被加工面にボルト穴を加工するようにしている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
前記何れの場合にも、作業員がエアラインスーツ等を着用して、穴加工作業を 行うので、作業性が悪くて、作業時間が制限されるという問題があった。 本考案は前記の問題点に鑑み提案するものであり、その目的とする処は、穴加 工の作業性を向上できる穴加工装置を提供しようとする点にある。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本考案の穴加工装置は、被加工物に載置される定 盤と、同定盤上に載置される穴加工機とを有し、同定盤を上記被加工物に着脱自 在に固定する遠隔操作可能な固定機構と上記穴加工機に設けた穴加工具の昇降を ガイドする昇降ガイド穴と同穴加工機を固定する固定用穴とを同定盤の複数個所 にそれぞれ設け、上記穴加工機を上記固定用穴を介して上記定盤に着脱自在に固 定する遠隔操作可能な固定機構を同穴加工機に設けている。
【0005】
【作用】
本考案の穴加工装置は前記のように構成されており、クレーンを操作し、定盤 を被加工物の上に吊り下ろして、被加工物の既設の固定用ボルトを定盤に設けた ボルト穴に挿入し、次いでマニプレータを操作して、固定機構の固定用ボルトを ねじ込んで、定盤を被加工物に固定し、次いでクレーンを操作して、穴加工機を 定盤の上に吊り下ろす。このとき、穴加工機の位置決め部材を定盤の昇降ガイド 穴に係合して、穴加工機を定盤上に位置決めするとともに、固定機構のロツカー を定盤の固定用穴に挿入する。次いでマニプレータにより、固定機構のロツカー アームを回して、穴加工機を定盤に着脱自在に固定した後、穴加工機の穴加工具 を回転させながらガイド部材及び昇降ガイド穴を経て被加工物へ下降させて、同 被加工物の被加工面にボルト穴等の穴を加工する。それからも同じ要領で被加工 物の被加工面の他の個所にボルト穴等の穴を加工する。
【0006】
【実施例】
次に本考案の穴加工装置を剪断機ケーシングの蓋取付面の穴加工装置に適用し た図1乃至図12に示す一実施例より説明すると、1が定盤、2が同定盤1の下 面に一隅角部を挟んで固定した一対のストツパ、3がマニプレータにより遠隔操 作されるラチエツトレンチ、4が剪断機ケーシング、5,5が上記定盤1を同剪 断機ケーシング4に着脱自在に固定するための固定用ボルト(固定機構)で、同 各固定ボルト5が上記2つのストツパ2に対向した上記定盤1の2個所に設けら れている。
【0007】 第9,10,12図の6aが上記剪断機ケーシング4の蓋取付面に立設した既 設の複数本の蓋固定用ボルト、図1,図2の6bが同各蓋固定用ボルト6aに螺 合する蓋固定用ナツトである。 図2,図4の7が上記定盤1に穿設した複数個の長円状固定用穴、9が穴加工 機、13が同穴加工機9の下部に取付けたマグネツト(電磁石)、10が同穴加 工機9のマグネツト13に取付けた環状位置決め部材、図2乃至図6の11が同 穴加工機9の側部に回転可能に設けた固定機構の長円状ロツカー、12が同固定 機構のロツカーアーム、図7の14が上記ロツカー11を上記定盤1に止めるボ ールプランジヤ、図3、4の15が上記穴加工機9の穴加工具(ドリルまたはタ ツプ)で、図8(a)→(b)に示すように同穴加工具15のワンタツチ式替刃 16に把手17を取付けて、マニプレータ18により掴持可能にしている。また 図10に示すように上記定盤1に複数個の吊環19を取付けて、同定盤1をクレ ーンにより吊り上げ可能にしている。
【0008】 次に前記図1乃至図12に示す剪断機ケーシングの蓋取付面用穴加工装置の作 用を具体的に説明する。 先ずクレーンを操作して、定盤1を剪断機ケーシング4の既設の複数本の蓋固 定用ボルト6aを定盤1の各隅角部に設けたボルト穴に挿入する。 次いでマニプレータ18により、ラチエツトレンチ3,3を順次遠隔操作して 、固定機構の固定用ボルト5,5を対向するストツパ2,2の方向にねじ込み、 定盤1を図1の矢印方向に移動して、定盤1を剪断機ケーシング4に固定する。 このとき、定盤1の各隅角部のボルト穴に挿入した各蓋固定用ボルト6aに蓋固 定用ナツト6bをねじ込んで、この部分でも、定盤1を剪断機ケーシング4に固 定する。
【0009】 次いでクレーンを操作して、穴加工機9を定盤1の上に吊り下ろす。このとき 、穴加工機9の環状位置決め部材10を定盤1の昇降ガイド穴7に係合して、穴 加工機9を定盤1上に位置決めする。また固定機構の長円状ロツカー11を定盤 1の長円状固定用穴8に挿入する。さらに穴加工機9のマグネツト13を定盤1 に吸着して、穴加工機9を定盤1の所定位置にセツトする。
【0010】 次いでマニプレータ18により、固定機構のロツカーアーム12を図4の矢印 A方向に回し、長円状ロツカー11の長軸を長円状固定用穴8の長軸に交差させ て、穴加工機9を定盤1に着脱自在に固定する。 次いで遠隔操作により、穴加工機9の穴加工具15を回転させながら環状ガイ ド部材10及び昇降ガイド穴7を経て剪断機ケーシング4へ下降させて、同剪断 機ケーシング4に蓋固定用ボルト穴を加工する。また剪断機ケーシング4の別の 場所に蓋固定用ボルト穴を加工する場合にも上記と同じ要領で行う。
【0011】 従って蓋固定用ボルト穴加工の作業性を向上できる上に、作業員の被曝を回避 できる。
【0012】
【考案の効果】
本考案の穴加工装置は前記のようにボルト穴等の穴を遠隔操作により加工でき るので、穴加工の作業性を向上できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る穴加工装置の一実施例を示す斜視
図である。
【図2】同穴加工装置の斜視図である。
【図3】その側面図である。
【図4】穴加工機の固定機構及び穴加工具と定盤の昇降
ガイド穴及び固定用穴との位置関係を示す斜視図であ
る。
【図5】固定機構の作用説明図である。
【図6】固定機構の作用説明図である。
【図7】図6の矢視c部分の拡大側面図である。
【図8】(a)(b)は穴加工具とマニプレータとを示
す側面図である。
【図9】穴加工作業工程を示す説明図である。
【図10】穴加工作業工程を示す説明図である。
【図11】穴加工作業工程を示す説明図である。
【図12】穴加工作業工程を示す説明図である。
【符号の説明】
1 定盤 2 ストツパ 3 ラチエツトレンチ 4 剪断機ケーシング 5 固定機構の固定用ボルト 6a 剪断機ケーシング4の蓋固定用ボルト 6b 蓋固定用ナツト 7 昇降ガイド穴 8 固定用穴 9 穴加工機 10 位置決め部材 11 固定機構のロツカー 12 固定機構のロツカーアーム 13 マグネツト(電磁石) 14 ボールプランジヤ 15 穴加工具(ドリルまたはタツプ) 16 ワンタツチ式替刃 17 把手 18 マニプレータ 19 吊環
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 伊藤 信一 茨城県那珂郡東海村大字村松4番地33 動 力炉・核燃料開発事業団 東海事業所内 (72)考案者 山田 雅人 長崎県長崎市飽の浦町1番1号 三菱重工 業株式会社長崎造船所内

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 【請求項1】 被加工用に載置される定盤と、同定盤上
    に載置される穴加工機とを有し、同定盤を上記被加工物
    に着脱自在に固定する遠隔操作可能な固定機構と上記穴
    加工機に設けた穴加工具の昇降をガイドする昇降ガイド
    穴と同穴加工機を固定する固定用穴とを同定盤の複数個
    所にそれぞれ設け、上記穴加工機を上記固定用穴を介し
    て上記定盤に着脱自在に固定する遠隔操作可能な固定機
    構を同穴加工機に設けたことを特徴とする穴加工装置。
JP1991053522U 1991-07-10 1991-07-10 穴加工装置 Expired - Lifetime JP2521574Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1991053522U JP2521574Y2 (ja) 1991-07-10 1991-07-10 穴加工装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP1991053522U JP2521574Y2 (ja) 1991-07-10 1991-07-10 穴加工装置

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JPH055317U true JPH055317U (ja) 1993-01-26
JP2521574Y2 JP2521574Y2 (ja) 1996-12-25

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020501932A (ja) * 2016-11-08 2020-01-23 ウェスティングハウス・エレクトリック・ジャーマニー・ゲーエムベーハーWestinghouse Electric Germany GmbH 放射性環境における管を機械加工するための穿孔機器
JP2020082229A (ja) * 2018-11-19 2020-06-04 株式会社エムオーテック 鋼管の孔開け用治具及び孔開け方法

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS49104377A (ja) * 1973-02-13 1974-10-02

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