JPH0552957B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0552957B2 JPH0552957B2 JP59200866A JP20086684A JPH0552957B2 JP H0552957 B2 JPH0552957 B2 JP H0552957B2 JP 59200866 A JP59200866 A JP 59200866A JP 20086684 A JP20086684 A JP 20086684A JP H0552957 B2 JPH0552957 B2 JP H0552957B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- hiragana
- speech
- sentence
- kana
- constant
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 239000002245 particle Substances 0.000 claims description 17
- 235000016496 Panda oleosa Nutrition 0.000 claims description 16
- 240000000220 Panda oleosa Species 0.000 claims description 16
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 claims description 9
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- 241001417093 Moridae Species 0.000 claims description 7
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- 241000282412 Homo Species 0.000 description 3
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Description
産業上の利用分野
本発明は、漢字かな混り文章を音声に変換する
文・音声変換装置における文・音声変換方法に関
するものである。 従来の構成とその問題点 第1図は、文・音声変換装置の概要を示してい
る。第1図において、入力された漢字かな混り文
章は、漢字かな変換部1において読みとアクセン
トが付与され、カナ文字列として音声合成部2に
渡される。音声合成部2では、カナ文字列とアク
セントから音声パラメータを生成し、音声を合成
し、スピーカ3より出力する。 上記従来例において、入力された漢字かな混り
文章に、読みとアクセントを付与した後、カナ文
字列に変換する時、累積モーラ数m(休止区間の
設定された位置から累積する)がM1mM2の
ときは助詞のうしろ、M2mの時は助詞のうし
ろ、記号位置、ひらがなからひらがな以外の文字
種への移行点、および平がな以外の文字種から構
成される単語の境界の内初めに見つかつた位置に
休止区間を設定していた。たとえば、M1=5,
M2=10とすると、下記の第1文例の漢字かな混
り文章は、第2文例のようなカナ文字列に変換さ
れていた。但し、〓は休止区間を表わす。
文・音声変換装置における文・音声変換方法に関
するものである。 従来の構成とその問題点 第1図は、文・音声変換装置の概要を示してい
る。第1図において、入力された漢字かな混り文
章は、漢字かな変換部1において読みとアクセン
トが付与され、カナ文字列として音声合成部2に
渡される。音声合成部2では、カナ文字列とアク
セントから音声パラメータを生成し、音声を合成
し、スピーカ3より出力する。 上記従来例において、入力された漢字かな混り
文章に、読みとアクセントを付与した後、カナ文
字列に変換する時、累積モーラ数m(休止区間の
設定された位置から累積する)がM1mM2の
ときは助詞のうしろ、M2mの時は助詞のうし
ろ、記号位置、ひらがなからひらがな以外の文字
種への移行点、および平がな以外の文字種から構
成される単語の境界の内初めに見つかつた位置に
休止区間を設定していた。たとえば、M1=5,
M2=10とすると、下記の第1文例の漢字かな混
り文章は、第2文例のようなカナ文字列に変換さ
れていた。但し、〓は休止区間を表わす。
【表】
しかし、人間が発生する場合には、休止区間が
設定される位置に優先順位がある。この優先順位
は、文法的な切れ目としての自然さから決まり、
最も優先順位の高い位置としては、句読点位置、
助詞のうしろが挙げられる。上記第1文例におい
てこの優先順位を考慮すれば、19モーラ目の
“ノ”のうしろに休止区間が生じるはずである。
従来例のように、休止区間を設定する時に優先順
位を設けない方法では、人間の発生した場合と異
なる位置に休止区間が設定されることが多く、文
章の自然性が悪くなるという欠点を有していた。 発明の目的 本発明は、上記従来例の欠点を除去するもので
あり、変換された音声の不自然さをなくし、文章
の了解度を向上させることを目的とするものであ
る。 発明の構成 漢字かな混り文章を音声に変換するに際して、
直前の休止位置からの累積モーラ数に応じて場合
分けを行い、それぞれの場合における一定の条件
に基づいて漢字かな混り文章をいくつかの句に区
切り、上記句の間に休止区間を設定して音声に変
換することにより、複雑な構文解析等の複雑な処
理をすることなく、音声変換を行つたときに、文
章の了解度の向上をはかり、文節の途中での不自
然な休止がなく、人間の発声にきわめて近い自然
な音声出力が得られるというものである。 実施例の説明 以下に、本発明の一実施例について説明する。
人間の発声は10〜20モーラを単位として息継ぎを
する場合が最も多い。また、文法的には格助詞
(が、の、を、に、へ、と、より等)、接続助詞
(ば、ど、ども、と、とも、つつ等)、間投助詞
(ね、な、さ等)、終助詞(ぜ、そ、とも、かな
等)の後ろ、読点の位置に優先的に休止区間が生
じ、またこれらの候補がない場合には単語境界等
の意味上の切れ目に休止区間が生じる。この休止
区間の設定を厳密に行なおうとすると構文解析を
行なわねばならず非常に繁雑なものとなるが、簡
単でかつ非常に有効な方法として、文字種の変移
点を用いる方法がある。本実施例では、これらの
点を考慮して、次のように休止区間を設定する。 文章中の読点位置には、常に休止区間を設定す
る。更に、10前後の整数M1,20前後の整数M2を
用いて、次のように休止区間を設定する。カナ文
字列の累積モーラ数mがm<M1のときは、息継
ぎとして最も自然な格助詞、接続助詞、間投助
詞、または終助詞のうしろに休止区間を設定す
る。カナ文字列の累積モーラ数mがM1mM2
の範囲内においては、次に優先順位に従つて休止
区間を設定する。すなわち、優先順位の高い方か
ら (1) 格助詞、接続助詞、間投助詞、または終助詞
のうしろ (2) 平がなから平がな以外の文字種へ変移する位
置 (3) 平がな以外の文字種から平がなへ変移し且つ
単語の境界である位置 (4) 平がな以外の文字種から構成される単語の境
界位置 また、候補が見つからずにM2<mとなつた場
合は、これらの候補の内最初に見つかつた位置に
休止区間を設定する。これは人間の発声でも、息
継ぎなしに発声できるモーラ数は20前後であるこ
とからも妥当である。 次に、M1=10、M2=20として、それぞれの優
先順位が適用されるいくつかの例を示す。前記の
第1文例の漢字かな混り文は、候補1が適用され
て、下記第3文例のような文字例に変換され、従
来例により休止区間を設定した第2文例に比べ、
人間の発声により近くなる。
設定される位置に優先順位がある。この優先順位
は、文法的な切れ目としての自然さから決まり、
最も優先順位の高い位置としては、句読点位置、
助詞のうしろが挙げられる。上記第1文例におい
てこの優先順位を考慮すれば、19モーラ目の
“ノ”のうしろに休止区間が生じるはずである。
従来例のように、休止区間を設定する時に優先順
位を設けない方法では、人間の発生した場合と異
なる位置に休止区間が設定されることが多く、文
章の自然性が悪くなるという欠点を有していた。 発明の目的 本発明は、上記従来例の欠点を除去するもので
あり、変換された音声の不自然さをなくし、文章
の了解度を向上させることを目的とするものであ
る。 発明の構成 漢字かな混り文章を音声に変換するに際して、
直前の休止位置からの累積モーラ数に応じて場合
分けを行い、それぞれの場合における一定の条件
に基づいて漢字かな混り文章をいくつかの句に区
切り、上記句の間に休止区間を設定して音声に変
換することにより、複雑な構文解析等の複雑な処
理をすることなく、音声変換を行つたときに、文
章の了解度の向上をはかり、文節の途中での不自
然な休止がなく、人間の発声にきわめて近い自然
な音声出力が得られるというものである。 実施例の説明 以下に、本発明の一実施例について説明する。
人間の発声は10〜20モーラを単位として息継ぎを
する場合が最も多い。また、文法的には格助詞
(が、の、を、に、へ、と、より等)、接続助詞
(ば、ど、ども、と、とも、つつ等)、間投助詞
(ね、な、さ等)、終助詞(ぜ、そ、とも、かな
等)の後ろ、読点の位置に優先的に休止区間が生
じ、またこれらの候補がない場合には単語境界等
の意味上の切れ目に休止区間が生じる。この休止
区間の設定を厳密に行なおうとすると構文解析を
行なわねばならず非常に繁雑なものとなるが、簡
単でかつ非常に有効な方法として、文字種の変移
点を用いる方法がある。本実施例では、これらの
点を考慮して、次のように休止区間を設定する。 文章中の読点位置には、常に休止区間を設定す
る。更に、10前後の整数M1,20前後の整数M2を
用いて、次のように休止区間を設定する。カナ文
字列の累積モーラ数mがm<M1のときは、息継
ぎとして最も自然な格助詞、接続助詞、間投助
詞、または終助詞のうしろに休止区間を設定す
る。カナ文字列の累積モーラ数mがM1mM2
の範囲内においては、次に優先順位に従つて休止
区間を設定する。すなわち、優先順位の高い方か
ら (1) 格助詞、接続助詞、間投助詞、または終助詞
のうしろ (2) 平がなから平がな以外の文字種へ変移する位
置 (3) 平がな以外の文字種から平がなへ変移し且つ
単語の境界である位置 (4) 平がな以外の文字種から構成される単語の境
界位置 また、候補が見つからずにM2<mとなつた場
合は、これらの候補の内最初に見つかつた位置に
休止区間を設定する。これは人間の発声でも、息
継ぎなしに発声できるモーラ数は20前後であるこ
とからも妥当である。 次に、M1=10、M2=20として、それぞれの優
先順位が適用されるいくつかの例を示す。前記の
第1文例の漢字かな混り文は、候補1が適用され
て、下記第3文例のような文字例に変換され、従
来例により休止区間を設定した第2文例に比べ、
人間の発声により近くなる。
【表】
また、第4文例は、候補3および候補1が適用
され、第5文例のように、第6文例は候補2およ
び候補1が適用され、第7文例のように休止区間
が設定される。
され、第5文例のように、第6文例は候補2およ
び候補1が適用され、第7文例のように休止区間
が設定される。
【表】
第2図は、上記処理の概略の流れ図を示してい
る。本発明では、上記のように休止区間を設定し
ているので、最も自然な位置で息継ぎをしようと
する人間の発声に近い自然な音声が出力され、文
章の了解度が向上する利点がある。 発明の効果 上記実施例からも明らかなように、漢字かな混
り文章を音声に変換するに際して、直前の休止位
置からの累積モーラ数に応じて場合分けを行い、
それぞれの場合における一定の条件に基づいて漢
字かな混り文章をいくつかの句に区切り、上記句
の間に休止区間を設定して音声に変換することに
より、複雑な構文解析等の複雑な処理をすること
なく、音声変換を行つたときに、文章の了解度の
向上をはかり、文節の途中での不自然な休止がな
く、人間の発声にきわめて近い自然な音声出力を
得ることができる。
る。本発明では、上記のように休止区間を設定し
ているので、最も自然な位置で息継ぎをしようと
する人間の発声に近い自然な音声が出力され、文
章の了解度が向上する利点がある。 発明の効果 上記実施例からも明らかなように、漢字かな混
り文章を音声に変換するに際して、直前の休止位
置からの累積モーラ数に応じて場合分けを行い、
それぞれの場合における一定の条件に基づいて漢
字かな混り文章をいくつかの句に区切り、上記句
の間に休止区間を設定して音声に変換することに
より、複雑な構文解析等の複雑な処理をすること
なく、音声変換を行つたときに、文章の了解度の
向上をはかり、文節の途中での不自然な休止がな
く、人間の発声にきわめて近い自然な音声出力を
得ることができる。
第1図は、文・音声変換方法の処理概要を示す
図、第2図は、本発明の一実施例における文・音
声変換方法の休止区間設定処理の概略流れ図であ
る。 1……漢字かな変換部、2……音声合成部、3
……スピーカ。
図、第2図は、本発明の一実施例における文・音
声変換方法の休止区間設定処理の概略流れ図であ
る。 1……漢字かな変換部、2……音声合成部、3
……スピーカ。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 漢字かな混り文章を、下記(1)〜(3)の場合にそ
れぞれの条件に基づいていくつかの句に区切り、 (1) 直前の休止位置からの累積モーラ数が第1の
定数より小さいときには助詞のうしろ、 (2) 上方累積モーラ数が第1の定数以上で上記第
1の定数より大なる第2の定数以下のときに
は、〜の優先順位にしたがつて、 助詞のうしろ 平がなから平がな以外の文字種に変移する
位置 平がな以外の文字種から平がなに変移し、
且つ単語の境界となる位置 平がな以外の文字種から構成される単語の
境界 (3) 上記累積モーラ数が上記第2の定数より大き
いときには上記〜のうち最初に出現する位
置、 上記句の間に休止区間を設定して音声に変換す
ることを特徴とする文・音声変換方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59200866A JPS6177896A (ja) | 1984-09-26 | 1984-09-26 | 文・音声変換方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59200866A JPS6177896A (ja) | 1984-09-26 | 1984-09-26 | 文・音声変換方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6177896A JPS6177896A (ja) | 1986-04-21 |
JPH0552957B2 true JPH0552957B2 (ja) | 1993-08-06 |
Family
ID=16431522
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP59200866A Granted JPS6177896A (ja) | 1984-09-26 | 1984-09-26 | 文・音声変換方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6177896A (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6435498A (en) * | 1987-07-30 | 1989-02-06 | Sanyo Electric Co | Voice synthesizer |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS56158389A (en) * | 1980-05-13 | 1981-12-07 | Casio Computer Co Ltd | Voice output system |
JPS58161024A (ja) * | 1982-03-19 | 1983-09-24 | Hitachi Ltd | 文書編集装置の音声確認方法 |
JPS5948798A (ja) * | 1982-09-11 | 1984-03-21 | 富士通株式会社 | 音声の規則合成装置 |
JPS59165097A (ja) * | 1983-03-11 | 1984-09-18 | 株式会社東芝 | 音声デ−タの出力方法 |
-
1984
- 1984-09-26 JP JP59200866A patent/JPS6177896A/ja active Granted
Patent Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS56158389A (en) * | 1980-05-13 | 1981-12-07 | Casio Computer Co Ltd | Voice output system |
JPS58161024A (ja) * | 1982-03-19 | 1983-09-24 | Hitachi Ltd | 文書編集装置の音声確認方法 |
JPS5948798A (ja) * | 1982-09-11 | 1984-03-21 | 富士通株式会社 | 音声の規則合成装置 |
JPS59165097A (ja) * | 1983-03-11 | 1984-09-18 | 株式会社東芝 | 音声デ−タの出力方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6177896A (ja) | 1986-04-21 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
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EXPY | Cancellation because of completion of term |