JPH0552951A - 降雨レーダ装置 - Google Patents
降雨レーダ装置Info
- Publication number
- JPH0552951A JPH0552951A JP3209720A JP20972091A JPH0552951A JP H0552951 A JPH0552951 A JP H0552951A JP 3209720 A JP3209720 A JP 3209720A JP 20972091 A JP20972091 A JP 20972091A JP H0552951 A JPH0552951 A JP H0552951A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- reception
- pulse signal
- chirp pulse
- rainfall
- altitude
- Prior art date
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- Pending
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-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02A—TECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
- Y02A90/00—Technologies having an indirect contribution to adaptation to climate change
- Y02A90/10—Information and communication technologies [ICT] supporting adaptation to climate change, e.g. for weather forecasting or climate simulation
Landscapes
- Radar Systems Or Details Thereof (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】飛翔体の高度が変動しても、降雨レーダが常に
観測対象領域から受信エコーのみを受信できるようにす
る。 【構成】2周波数のチャープ信号を作る送信部1に高度
測定用のアンテナ部3と降雨レーダ用のアンテナ部7を
送受分波部2を介して接続する。送受分波部2には、さ
らに高度測定用の受信部4と受信制御部5が接続されて
いる。受信制御部5では受信エコーBから高度情報を分
析し、飛翔体の高度を測定する。そして測定高度をもと
に降雨レーダの受信エコーAのタイミングを決定し、降
雨レーダ用の受信部6の受信タイミングが制御される。
観測対象領域から受信エコーのみを受信できるようにす
る。 【構成】2周波数のチャープ信号を作る送信部1に高度
測定用のアンテナ部3と降雨レーダ用のアンテナ部7を
送受分波部2を介して接続する。送受分波部2には、さ
らに高度測定用の受信部4と受信制御部5が接続されて
いる。受信制御部5では受信エコーBから高度情報を分
析し、飛翔体の高度を測定する。そして測定高度をもと
に降雨レーダの受信エコーAのタイミングを決定し、降
雨レーダ用の受信部6の受信タイミングが制御される。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、降雨レーダ装置に関
し、特に降雨領域より上空を飛翔する飛翔体に搭載され
る降雨レーダ装置に関する。
し、特に降雨領域より上空を飛翔する飛翔体に搭載され
る降雨レーダ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の降雨レーダ装置では、図
2のジオメトリ図に示す様に、高度Hで飛行している飛
翔体10から地表20に向かって電波を直下方向に発射
した場合、一般に降雨領域30は地表20から5kmの
高度までに集中している。
2のジオメトリ図に示す様に、高度Hで飛行している飛
翔体10から地表20に向かって電波を直下方向に発射
した場合、一般に降雨領域30は地表20から5kmの
高度までに集中している。
【0003】図3の降雨レーダ装置の送信および受信タ
イミング図も参照すると、飛翔体10に搭載されている
降雨レーダ装置の高度がHのとき(図3(a)参照)、
送信パルスa1〜a3を放射すると、降雨領域30から
の受信エコーA1の受信タイミングTは、送信パルスa
1の送出時から計測して、始まりT1はT1=2(H−
Z)/C、終わりT2はT2=2H/Cとなる(ここで
Cは光速)。従って飛翔体10の高度Hが±△H変化す
ると(図3(b),(c)参照)、受信エコーA1の受
信タイミングT1,T2もそれに応じて△Tだけ変化す
る。
イミング図も参照すると、飛翔体10に搭載されている
降雨レーダ装置の高度がHのとき(図3(a)参照)、
送信パルスa1〜a3を放射すると、降雨領域30から
の受信エコーA1の受信タイミングTは、送信パルスa
1の送出時から計測して、始まりT1はT1=2(H−
Z)/C、終わりT2はT2=2H/Cとなる(ここで
Cは光速)。従って飛翔体10の高度Hが±△H変化す
ると(図3(b),(c)参照)、受信エコーA1の受
信タイミングT1,T2もそれに応じて△Tだけ変化す
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の降雨レ
ーダは、観測対象の降雨領域の受信エコーを受信する為
にあらかじめ、飛翔体の高度変動を予測し、高度変動分
も包括できる様に受信タイミング幅を決めていた。その
ため、観測対象以外の部分の受信エコーも受信データと
して取り込んでしまうので、所要データ数が多くなり、
全体の取扱データ量に制約がある飛翔体、例えば人工衛
星では、運用が困難になるといった欠点があった。
ーダは、観測対象の降雨領域の受信エコーを受信する為
にあらかじめ、飛翔体の高度変動を予測し、高度変動分
も包括できる様に受信タイミング幅を決めていた。その
ため、観測対象以外の部分の受信エコーも受信データと
して取り込んでしまうので、所要データ数が多くなり、
全体の取扱データ量に制約がある飛翔体、例えば人工衛
星では、運用が困難になるといった欠点があった。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の降雨レーダは、
降雨領域より上空を飛翔する飛翔体より地上方向に源チ
ャープパルス信号から作成した第1のチャープパルス信
号を送信し前記第1のチャープパルス信号の受信エコー
から前記降雨領域の降雨情報を収集する降雨レーダ装置
において、前記源チャープパルス信号から前記第1のチ
ャープパルス信号とは異なる周波数の第2のチャープパ
ルス信号を作成する送信部と、前記第2のチャープパル
ス信号を地表に放射するとともに前記地表からの前記第
2のチャープパルス信号の受信エコーを受けるアンテナ
部と、前記アンテナ部から前記第2のチャープパルス信
号の受信エコーを受信する受信部と、前記受信部の受け
た前記第2のチャープパルス信号の受信エコーから前記
飛翔体の高度を測定し、前記測定高度をもとに前記第1
のチャープパルス信号の受信エコーの受信タイミングを
前記降雨領域からの受信エコーのタイミングに限定する
受信制御部とを含んでいる。
降雨領域より上空を飛翔する飛翔体より地上方向に源チ
ャープパルス信号から作成した第1のチャープパルス信
号を送信し前記第1のチャープパルス信号の受信エコー
から前記降雨領域の降雨情報を収集する降雨レーダ装置
において、前記源チャープパルス信号から前記第1のチ
ャープパルス信号とは異なる周波数の第2のチャープパ
ルス信号を作成する送信部と、前記第2のチャープパル
ス信号を地表に放射するとともに前記地表からの前記第
2のチャープパルス信号の受信エコーを受けるアンテナ
部と、前記アンテナ部から前記第2のチャープパルス信
号の受信エコーを受信する受信部と、前記受信部の受け
た前記第2のチャープパルス信号の受信エコーから前記
飛翔体の高度を測定し、前記測定高度をもとに前記第1
のチャープパルス信号の受信エコーの受信タイミングを
前記降雨領域からの受信エコーのタイミングに限定する
受信制御部とを含んでいる。
【0006】
【実施例】次に本発明について図面を参照して説明す
る。
る。
【0007】図1は本発明の一実施例を示す降雨レーダ
装置のシステムブロック図である。送信部1では1つの
源チャープパルス信号を周波数の異なる2つのチャープ
パルス信号a,bに周波数変換する。そのうち第2のチ
ャープパルス信号bを送受分波部2を介してアンテナ部
3へ送出し、飛翔体10の直下点の地表20から反射し
てきた受信エコーBを再度アンテナ部3で受け、送受分
波部2を介して受信部4でこれを受信し、受信制御部5
へ送る。受信制御部5では、入力した受信エコーBから
飛翔体10の高度情報を分析して高度を測定する。そし
て、測定高度をもとに観測対象領域、即ち、降雨領域3
0からの第1のチャープパルス信号aの受信エコーAが
反射してくる時間を計算し、降雨領域30からのみの受
信エコーAを取得する受信タイミングTを決定する。そ
して、受信制御部5は、受信部6へ制御信号Cを送り受
信部6の受信タイミングTを制御する。
装置のシステムブロック図である。送信部1では1つの
源チャープパルス信号を周波数の異なる2つのチャープ
パルス信号a,bに周波数変換する。そのうち第2のチ
ャープパルス信号bを送受分波部2を介してアンテナ部
3へ送出し、飛翔体10の直下点の地表20から反射し
てきた受信エコーBを再度アンテナ部3で受け、送受分
波部2を介して受信部4でこれを受信し、受信制御部5
へ送る。受信制御部5では、入力した受信エコーBから
飛翔体10の高度情報を分析して高度を測定する。そし
て、測定高度をもとに観測対象領域、即ち、降雨領域3
0からの第1のチャープパルス信号aの受信エコーAが
反射してくる時間を計算し、降雨領域30からのみの受
信エコーAを取得する受信タイミングTを決定する。そ
して、受信制御部5は、受信部6へ制御信号Cを送り受
信部6の受信タイミングTを制御する。
【0008】なお、送信部1では、第1のチャープパル
ス信号aを降雨情報を収集する降雨レーダ用のアンテナ
部7へ送出し、アンテナ部7は地表20方向へ電波を放
射する。降雨領域30における降雨で反射された第1の
チャープパルス信号aの受信エコーAはアンテナ部7で
受信され、受信エコーAは受信制御部5によって制御さ
れた受信タイミングTで、受信部6でデータとして取得
されて降雨情報のデータ処理がされる。
ス信号aを降雨情報を収集する降雨レーダ用のアンテナ
部7へ送出し、アンテナ部7は地表20方向へ電波を放
射する。降雨領域30における降雨で反射された第1の
チャープパルス信号aの受信エコーAはアンテナ部7で
受信され、受信エコーAは受信制御部5によって制御さ
れた受信タイミングTで、受信部6でデータとして取得
されて降雨情報のデータ処理がされる。
【0009】
【発明の効果】以上説明したように本発明による降雨レ
ーダ装置は、降雨レーダに使用する第1のチャープパル
ス信号とは異なる周波数の第2のチャープパルス信号を
地表方向に放射し、その反射してきた受信エコーから飛
翔体の高度を測定し、その高度情報をもとに、観測対象
領域からの降雨レーダ用受信エコーのみを受信する様に
降雨レーダの受信タイミングを自動的に制御しているの
で、たとえ飛翔体の高度が変動しても降雨レーダは常に
必要最小限の降雨情報データのみを取得することがで
き、全体の取得データ量を減らすことができるという効
果がある。
ーダ装置は、降雨レーダに使用する第1のチャープパル
ス信号とは異なる周波数の第2のチャープパルス信号を
地表方向に放射し、その反射してきた受信エコーから飛
翔体の高度を測定し、その高度情報をもとに、観測対象
領域からの降雨レーダ用受信エコーのみを受信する様に
降雨レーダの受信タイミングを自動的に制御しているの
で、たとえ飛翔体の高度が変動しても降雨レーダは常に
必要最小限の降雨情報データのみを取得することがで
き、全体の取得データ量を減らすことができるという効
果がある。
【図1】本発明による降雨レーダ装置の一実施例を示す
システムブロック図である。
システムブロック図である。
【図2】降雨レーダのジオメトリ図である。
【図3】降雨レーダ装置の送信及び受信のタイミングを
表わした図である。
表わした図である。
【符号の説明】 1 送信部 2 送受分波部 3,7 アンテナ部 4,6 受信部 5 受信制御部 10 飛翔体 20 地表 30 降雨領域 a 第1のチャープパルス信号 b 第2のチャープパルス信号 c 制御信号 A 第1のチャープパルス信号aの受信エコー B 第2のチャープパルス信号bの受信エコー
Claims (1)
- 【請求項1】 降雨領域より上空を飛翔する飛翔体より
地上方向に源チャープパルス信号から作成した第1のチ
ャープパルス信号を送信し前記第1のチャープパルス信
号の受信エコーから前記降雨領域の降雨情報を収集する
降雨レーダ装置において、前記源チャープパルス信号か
ら前記第1のチャープパルス信号とは異なる周波数の第
2のチャープパルス信号を作成する送信部と、前記第2
のチャープパルス信号を地表に放射するとともに前記地
表からの前記第2のチャープパルス信号の受信エコーを
受けるアンテナ部と、前記アンテナ部から前記第2のチ
ャープパルス信号の受信エコーを受信する受信部と、前
記受信部の受けた前記第2のチャープパルス信号の受信
エコーから前記飛翔体の高度を測定し、前記測定高度を
もとに前記第1のチャープパルス信号の受信エコーの受
信タイミングを前記降雨領域からの受信エコーのタイミ
ングに限定する受信制御部とを含むことを特徴とする降
雨レーダ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3209720A JPH0552951A (ja) | 1991-08-22 | 1991-08-22 | 降雨レーダ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3209720A JPH0552951A (ja) | 1991-08-22 | 1991-08-22 | 降雨レーダ装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0552951A true JPH0552951A (ja) | 1993-03-02 |
Family
ID=16577534
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3209720A Pending JPH0552951A (ja) | 1991-08-22 | 1991-08-22 | 降雨レーダ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0552951A (ja) |
-
1991
- 1991-08-22 JP JP3209720A patent/JPH0552951A/ja active Pending
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 19990608 |