JPH0552910U - 温度制御装置 - Google Patents

温度制御装置

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JPH0552910U
JPH0552910U JP9990691U JP9990691U JPH0552910U JP H0552910 U JPH0552910 U JP H0552910U JP 9990691 U JP9990691 U JP 9990691U JP 9990691 U JP9990691 U JP 9990691U JP H0552910 U JPH0552910 U JP H0552910U
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JP
Japan
Prior art keywords
temperature
transmitter
circuit
control device
temperature control
Prior art date
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Pending
Application number
JP9990691U
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English (en)
Inventor
法弘 上田
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Omron Corp
Original Assignee
Omron Corp
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Publication date
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  • Measuring Temperature Or Quantity Of Heat (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 防爆バリア内の対象物や、回転する対象物の
温度測定を誤差少なく行う。 【構成】 対象物1に取り付けられる温度センサ3と、
この温度センサ3から有線で入力した検出情報を無線信
号に変換して送信する送信器4と、受信した温度検出情
報に基づいて対象物1に対する温度調節手段へ温度制御
信号を出力する調温器本体5とを備える。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、主として防爆バリア内の対象物や、回転する対象物などに対する温 度制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
図5に、防爆バリア2内の対象物1に対する従来の温度制御装置の概略が示さ れており、防爆バリア2内の対象物1に取り付けた温度センサ3(熱電対や白金 測温抵抗など)と防爆バリア2外の調温器本体5とがバリアターミナル26を介 して配線接続されている。
【0003】 また、図6に、回転する対象物1に対する従来の温度制御装置の概略が示され ており、対象物1に取り付けた温度センサ3と調温器本体5とがスリップリング 27を介して配線接続されている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、前者の構成においては、バリアターミナル26の抵抗により検出値に 誤差が発生しやすく、また、後者の構成においては、スリップリング27での接 触不良によって検出誤差がでやすいものであった。
【0005】 また、検出部と調温器本体5とを接近して設置できないような場合には、配線 が長くなってその線抵抗により一層誤差が生じやすくなっていた。
【0006】 本考案は、このような有線式の温度制御装置にみられる上記不具合を解消する ことを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本考案の温度制御装置は、対象物に取り付けられ る温度センサと、この温度センサから有線で入力した検出情報を無線信号に変換 して送信する送信器と、該送信器から受信した温度検出情報に基づいて対象物に 対する温度調節手段へ温度制御信号を出力する調温器本体とを備えてなる構成と した。
【0008】
【作用】
上記構成によると、温度センサからの検出情報は短い有線回路で送信器に取り 入れられ、無線信号に変換して送信される。この無線信号は調温器本体で受信さ れて温度変換され、対象物を所定の温度に維持するため、あるいは所定の温度以 上に維持するため、あるいは所定の温度以下に維持するための温度制御信号や、 温度表示信号を出力する。
【0009】
【実施例】
以下、本考案の実施例を図に基づいて説明する。
【0010】 図1は、防爆バリア2内の対象物1に対する温度制御装置の概略が示されてい る。
【0011】 この対象物1の適所には熱電対や白金測温抵抗などからなる温度センサ3が取 り付けられ、この温度センサ3に配線接続した送信器4が防爆バリア2内に配備 される。そして、防爆バリア2の外に、送信器4からの無線信号を受信する調温 器本体5が配備される。
【0012】 図3(a),(b)に、アナログ通信方式を採用した前記送信器4と調温器本 体5の具体的な回路構成の一例を示す。
【0013】 この場合、送信器4は、温度センサ3からの入力を電圧増幅する増幅回路6、 これからの電圧を周波数に変換するV/F変換回路7、周波数信号をPFM変調 して送信する電波出力回路8、および、調温器本体5からの無線指令によって電 波出力回路8からの送信を断続する指令電波受信回路9を備えている。
【0014】 他方、調温器本体5は、前記電波出力回路8からの情報電波を受信して周波数 信号に復調する受信(復調)回路10、復調された周波数信号を一定時間(送信 時間と同調)計数するカウンタ回路11、このように計数された信号を温度変換 するCPU(中央演算回路)12、変換された検出温度に基づいて温度制御信号 を図外の温度調節手段に出力する出力回路13、図外の温度表示器に表示信号を 出力する表示回路14、CPU12に対する各種設定を行う設定回路15、およ び、前記電波出力回路8の送信作動を制御する指令電波送信回路16を備えてい る。
【0015】 なお、送信器4から連続して検出情報を送信する場合には、前記送信器4の指 令電波受信回路9と調温器本体5の指令電波送信回路16を省略する。
【0016】 図4(a),(b)に、ディジタル通信方式を採用した前記送信器4と調温器 本体5の具体的な回路構成の一例が示されている。
【0017】 この場合、送信器4は、増幅回路17、A/D変換回路18、CPU19,電 波出力回路20を備えて構成されるとともに、他方、調温器本体5は、受信(復 調)回路21、CPU22、設定回路23、出力回路24、および表示回路24 を備えて構成され、温度検出情報をディジタル通信方式で送信するようになって いる。
【0018】 図2は、回転する対象物1に対する温度制御装置の概略が示されており、この 場合は、前記送信器4が温度センサ3とともに対象物1に取り付けられる。
【0019】 なお、図中に示すように、回転する対象物1と固定の対象物1とを、共通の調 温器本体5に対応させることもでき、その個数も任意に設定できる。
【0020】
【考案の効果】
以上の説明から明らかなように、本考案によると、有線通信方式にみられた不 具合を一掃して、誤差の少ない温度測定を行うことができ、特に、防爆バリア内 の対象物や、回転する対象物の温度測定に有効に利用できる。
【0021】 また、調温器本体の設置制約が少なく、任意の位置からの温度測定ができると ともに、複数の対象物あるいは複数箇所の温度測定が共通の調温器本体により容 易に行える。
【図面の簡単な説明】
【図1】防爆バリア内の対象物に対する温度制御装置の
概略図
【図2】回転する対象物に対する温度制御装置の概略図
【図3】アナログ通信方式の回路構成を示すブロック図
であり、(a)は送信器を、(b)は調温器本体を夫々
示す
【図4】ディジタル通信方式の回路構成を示すブロック
図であり、(a)は送信器を、(b)は調温器本体を夫
々示す
【図5】防爆バリア内の対象物に対する従来の温度制御
装置の概略図
【図6】回転する対象物に対する従来の温度制御装置の
概略図
【符号の説明】
1 対象物 3 温度センサ 4 送信器 5 調温器本体

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 対象物1に取り付けられる温度センサ3
    と、この温度センサ3からの検出情報を無線信号に変換
    して送信する送信器4と、該送信器4から受信した温度
    検出情報に基づいて対象物1に対する温度調節手段へ温
    度制御信号を出力する調温器本体5とを備えた温度制御
    装置。
JP9990691U 1991-12-04 1991-12-04 温度制御装置 Pending JPH0552910U (ja)

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JP9990691U JPH0552910U (ja) 1991-12-04 1991-12-04 温度制御装置

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JP9990691U JPH0552910U (ja) 1991-12-04 1991-12-04 温度制御装置

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JPH0552910U true JPH0552910U (ja) 1993-07-13

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ID=14259824

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