JPH0552869U - 電子楽器システム - Google Patents

電子楽器システム

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JPH0552869U
JPH0552869U JP11201991U JP11201991U JPH0552869U JP H0552869 U JPH0552869 U JP H0552869U JP 11201991 U JP11201991 U JP 11201991U JP 11201991 U JP11201991 U JP 11201991U JP H0552869 U JPH0552869 U JP H0552869U
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直樹 高橋
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Casio Computer Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 教習指示位置の如何を問わず演奏操作装置か
ら離れた任意の場所から演奏操作教示装置によって演奏
操作すべき演奏操作装置の被演奏操作子を指示できる。 【構成・作用】 演奏操作教示装置100の演奏操作子
を操作すると、この演奏操作子の操作状態に対応した演
奏操作情報が演奏操作教示装置100の電波送信部15
0によって電波で演奏操作装置200に送信される。演
奏操作装置200では、演奏操作教示装置100の電波
送信部150から電波で送信された演奏操作情報を電波
受信部250によって受信し、演奏操作教示装置100
から送信された演奏操作情報に基づいて、演奏操作教示
装置100で操作された演奏操作子に対応した被演奏操
作子が演奏操作される。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、電子楽器システムに係り、特に、コードレス・リモート・コントロ ールにより、演奏操作の教習を行うことのできる電子楽器システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来において、電子楽器等における演奏操作を教習する演奏教習装置として、 特開昭56−88168号公報、実公昭60−22373号公報に提案されたも のがある。
【0003】 特開昭56−88168号公報に提案された演奏教習装置は、教師に提示され て生徒用の電子楽器である子機で演奏した和音が、教師用の電子楽器である親機 で操作した和音と一致していないときは、その旨を表示装置に表示するようにし たものである。
【0004】 また、実公昭60−22373号公報に提案された演奏教習装置は、親機の押 鍵状態と子機の押鍵状態を1つの表示装置の表示面に並べて表示し、親機の押鍵 状態と子機の押鍵状態を一見して比較可能にしたものである。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、いずれの演奏教習装置においても、教師が提示した鍵と生徒が操作し た鍵とが一致するか否かを表示装置に表示するだけであり、どの鍵を操作すべき かを直接指示するものではない。したがって、生徒は次にどの鍵を操作すべきか を教師の提示内容によって判断し、その判断結果にしたがって鍵を実際に操作す ることになる。このため、次はどの音であるかの判断よりも、どの位置の鍵であ るかの判断に思考の多くが費やされることが多くなり、聴覚および手の触覚で体 感的に演奏操作を習得するのが難しいという問題がある。
【0006】 そこで、本考案者は、先に教師が提示する演奏操作を体感的に、しかも容易に 練習することのできる電子楽器システムを提案している(特願平2−13639 0号)。
【0007】 この本考案者の先の出願は、複数の電子楽器を連結して一方(親機)から他方 (子機)に次々と演奏操作すべき演奏操作子(例えば、鍵)を半押下状態とする ことで指示するようにした教習システムである。
【0008】 しかしながら、先の出願にあっては、親機と子機の電子楽器を連結して使用す るようになっているため、連結された指示用の電子楽器から教習指示を行うよう になっており、子機から離れた任意の場所から演奏操作すべき演奏操作子を指示 することができず、操作性が悪いという問題点を有している。
【0009】 本考案は、従来の技術の有するこのような問題点に鑑みてなされたものであり 、その目的とするところは、教習指示位置を制限されることなく子機から離れた 任意の場所から親機によって演奏操作すべき被演奏操作子を指示することのでき る電子楽器システムを提供しようとするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本考案における電子楽器システムは、演奏操作情 報を操作に応じて発生する複数の演奏操作子と、前記演奏操作子の操作によって 発生する演奏操作情報を電波で送信する電波送信手段とを備えた演奏操作教示装 置と、演奏操作される複数の被演奏操作子と、前記電波送信手段から送信される 演奏操作情報を受信する電波受信手段と、前記電波受信手段によって受信した演 奏操作情報にしたがって前記被演奏操作子を演奏操作するように制御する制御手 段とを備えた演奏操作装置と、によって構成したものである。
【0011】 そして、制御手段を、前記各被演奏操作子にそれぞれ対応して配置された表示 素子と、これら複数の表示素子を前記演奏操作情報にしたがって駆動表示する駆 動手段とをさらに備えるように構成するのが好ましい。
【0012】 また、制御手段を、前記演奏操作情報にしたがって、前記各演奏操作子を完全 演奏操作状態に変位させるように制御するようにすることもできる。
【0013】 さらに、制御手段を、前記演奏操作情報にしたがって、前記各被演奏操作子を 半演奏操作状態に変位させるように制御するようにすることもできる。
【0014】
【作用】
上記構成においては、演奏操作教示装置の演奏操作子を操作すると、この演奏 操作子の操作状態に対応した演奏操作情報が演奏操作教示装置の電波送信手段に よって電波で演奏操作装置に送信される。演奏操作装置では、演奏操作教示装置 の電波送信手段から電波で送信された演奏操作情報を電波受信手段によって受信 し、制御手段によって演奏操作教示装置から送信された演奏操作情報に基づいて 演奏操作教示装置で操作された演奏操作子に対応した楽音を発する被演奏操作子 を、 被演奏操作子のそれぞれに対応して配置された表示素子を演奏操作情報にした がって駆動する、 被演奏操作子のそれぞれに対応して配設された操作子駆動手段を演奏操作情報 に基づいて駆動し、各被演奏操作子を演奏状態または半演奏状態に変位させる、 などの方法により、演奏操作すべき被演奏操作子を直接指示する。
【0015】 したがって、教師は、親機によって指示された被演奏操作子がどれであるかを 生徒に、子機から離れた任意の場所から指示することができ、生徒は親機によっ て教師から指示された次に操作されるべき被演奏操作子がどれであるかを直ちに 知ることができ、教師から指示された被演奏操作子を実際に演奏操作することに より、教師が提示する演奏操作を聴覚および手の触覚で体感的に習得するのを容 易にすることができる。
【0016】
【実施例】
以下、本考案の実施例について説明する。 図1には、本考案に係る電子楽器システムの一実施例が示されている。
【0017】 図において、100は教師が使用する親機用電子楽器である演奏操作教示装置 で、150は演奏操作情報を電波によって送信する送信部である。200は生徒 が使用する子機用電子楽器である演奏操作装置で、250は演奏操作教示装置1 00の送信部150から電波で発信された演奏操作情報を受信する受信部である 。300は演奏操作教示装置100の送信部150から発信され演奏操作装置2 00の受信部250で受信される演奏操作情報の電波信号である。
【0018】 演奏操作教示装置100の送信部150から発信される演奏操作情報は、楽曲 の演奏操作に関連する情報PDと、教習モードにおける難易度を表すレベル情報 LDとで構成される。そして、楽曲の演奏操作に関連する情報PDは、演奏操作 子を鍵盤部の鍵で構成したものでは、各鍵の音高を表す音高データ、鍵タッチ状 態(イニシャルタッチ、アフタタッチ)を表す鍵タッチ情報等で構成され、教習 モードにおける難易度を表すレベル情報LDは、難易度が最も低いレベルA、中 程度のレベルB、最高難易度のレベルCの3つに区分されている。そして、これ らの演奏操作情報はMIDI規格にしたがって電波で伝送される。
【0019】 図2には、演奏操作教示装置100及び送信部150の詳細回路が示されてい る。 図において、101は所定の周波数で発振する発振回路で、102は発振回路 101で発振した所定の周波数の信号を分周する分周回路である。103は分周 回路102の分周信号と同期をとるタイミング発生回路で、104は教師が生徒 に指示する演奏操作情報を入力するキー入力装置(演奏操作子)である。105 は演奏操作子104によって入力されたキーに対応する信号を入力するI/Oで 、106はCPU、107はRAM、108はROMである。 151はCPU106から出力される演奏操作情報を送信する出力回路で、1 52は出力回路151によって制御され演奏操作情報を電波に乗せて発信する発 信回路である。この出力回路151と、発信回路152とによって送信部150 が構成されている。
【0020】 図3には、演奏操作装置200の詳細回路が示されている。 図において、1は被演奏操作子で、所定のオクターブ音域に渡る複数の鍵1− 1〜1−nを備えており、演奏操作教示装置100の演奏操作子104の操作に 対応した楽音を発するように構成されている。 2はソレノイド部で、被演奏操作子1の各鍵1−1〜1−nにそれぞれ対応し たソレノイド2−1〜2−nを備えている。 3はドライバ回路で、ソレノイド部2の各ソレノイド2−1〜2−nを励磁す るためのものである。各ソレノイド2−1〜2−nの励磁は、トランジスタ3− 1〜3−nをスイッチングしてソレノイド2−1〜2−nに励磁電流を流すこと によって行われる。4はD/A変換器で、CPU6にバスラインで接続されCP U6から出力されてくるスイッチングするトランジスタ3−1〜3−nのデータ と励磁すべきソレノイドのプランジャの吸引力を示すデータを対応する振幅レベ ルのデジタル励磁信号をアナログ励磁信号に変換するためのものである。 5はマルチプレクサで、D/A変換器4から出力されるアナログ励磁信号に基 づいて励磁するソレノイド2−1〜2−nに対応したトランジスタ3−1〜3− nを選択してベース電流を印加するものである。このベース電流を印加によって トランジスタ3−1〜3−nのうちの選択されたトランジスタがスイッチングさ れ、マルチプレクサ5から入力された励磁信号を電流増幅して対応するソレノイ ド2−1〜2−nに対して励磁電流として印加する。 6はCPU(中央演算処理装置)で、教習演奏モードでは演奏操作教示装置1 00の送信部150から発信されてくる演奏操作情報を受信する受信部250か らバスラインを介して入力し、その演奏操作情報にしたがって次に押下されるべ き鍵に関する駆動データを順次に出力すると共に、被演奏操作子1の複数の鍵1 −1〜1−nのうちどの鍵が押下されたかを検出するものである。 7はスイッチ部で、CPU6に対して通常演奏モードまたは教習モードを指示 するためのものである。8はROMで、楽音の生成に必要な各種のデータやプロ グラムを記憶した読み出し専用メモリである。9はRAMで、楽音の生成過程で の各種データを格納するメモリである。
【0021】 KNは発生すべき楽音の音高を表す音高データ、KONは発音開始を指示する タイミング信号、TDは鍵タッチ情報である。10は楽音生成回路で、音高デー タKN、タイミング信号KON、鍵タッチ情報TDがCPU6から与えられるこ とによって、音高データKNに対応した音高の楽音波形データを生成して、この 楽音波形データに対して、鍵タッチ情報TDおよびタイミング信号KONに同期 して生成されるエンベロープ波形によって振幅制御を行って、楽音波形データ出 力するものである。 11はD/A変換器で、楽音生成回路10からデジタル信号で出力される楽音 波形データをアナログの楽音信号に変換するものである。12は増幅器で、13 はスピーカである。 14はLED群で、被演奏操作子1の各鍵1−1〜1−nのそれぞれに対応し て設けられる発光ダイオード14−1〜14−nによって構成されている。この LED群14は、演奏操作教示装置100の送信部150から発信され演奏操作 装置200の受信部250によって受信されバスラインを介してCPU6に入力 された演奏操作情報に基づいてCPU6によって次に押下すべき鍵を指示するも のである。
【0022】 ソレノイド部2のソレノイド2−1〜2−nは、それぞれ同一の構成となって いる。このソレノイド部2のうちの1つのソレノイド2−1を代表して示すと、 図4の縦断面図に示す如き構成となっている。すなわち、ソレノイド2−1は、 鍵1−1の下方の取り付け板15に固着されており、ソレノイド2−1の内筒に プランジャ16が上下動可能に貫通されている。そして、このプランジャ16の 上側端部は、鍵1−1を下方向から上方向に貫き、鍵1−1の上側表面に鍔17 によって固着されている。 また、鍵1−1は、図4の縦断面図に示す如く、一方の端部が支軸18に所定 角度回動可能に支持されると共に、支軸18近傍の下面側に配設されたスプリン グ19によって上面方向に常時付勢されている。また、鍵1−1の他方の端部は 、ストッパ板26によって上方向への変位が規制されており、この上方向への変 位が規制されることにより、鍵1−1は待機状態で実線に示す位置に支持されて いる。この鍵1−1には、長さの異なる2つの突起片20、21が設けられてい る。この2つの突起片20、21の長さをそれぞれ異ならせているのは、押鍵の 速さ(イニシャルタッチ)を検出して楽音の立上がり特性等を変化させるためで ある。この2つの突起片20、21の先端部下方の所定距離隔てた位置には、2 つのスイッチ部22、23が対向配置されている。この2つのスイッチ部22、 23は、指24による押鍵操作によって第1の突起片20が第1のスイッチ部2 2を押圧したタイミングから第2の突起片21が第2のスイッチ部23を押圧す るタイミングまでの時間差によって押鍵速度を検出するものである。また、押鍵 後の押し下げ力の変化であるアフタタッチは、スイッチ部24によって検出する ように構成されている。 鍵1−1の支軸18側の端部上面には、押下すべき鍵を指示するための発光ダ イオード14−1が取り付けられており、発光ダイオード14−1の発光面は操 作端側に向かって設けられている。 なお、鍵1−1〜1−nのうちのいずれの鍵が押下されたかの検出は、CPU 6が鍵1−1〜1−nのうちの押下された鍵の第1の突起片20が第1のスイッ チ部24を押圧した時の信号によって行うように構成されている。 なお、マルチプレクサ5は、押下すべき鍵の音高データKNによって励磁信号 の配分先を決定する。そして、この音高データKNとプランジャの吸引力を示す データは、押下すべき鍵のそれぞれに対応して一組の駆動データとなって鍵別に CPU6から入力され、しかも押下タイミングに同期して入力される。
【0023】 次に、本実施例の動作について図5〜図8のフローチャートを参照して説明す る。
【0024】 図5は、演奏操作装置200を教習モードに設定したときの演奏操作装置20 0の動作を示すゼネラルフローである。
【0025】 まず、スイッチ部7で教習モードを設定する。すると、CPU6は教習モード となり、受信部250を介して演奏操作教示装置100からの演奏操作情報の受 信待ち態勢になる。一方、演奏操作教示装置100の演奏者である教師は、生徒 の能力に応じた難易度をレベルA、レベルB、レベルCの中から選択する。する と、演奏操作教示装置100は難易度を表す情報LDをMIDI規格の伝送手順 で送信部150から送出する。 この状態で、演奏操作教示装置100で教師がキー入力装置104を用いて教 習用楽曲の演奏操作を行うと、演奏操作教示装置100はその演奏操作状態を検 出し、該演奏操作状態に対応して、音高データKN、鍵タッチ情報TD、発音タ イミング信号KONからなる1組の情報を1音分づつ順次にMIDI規格の伝送 手順で送信部150から送出する。 演奏操作教示装置100からの演奏操作状態の待ち受け状態にあった演奏操作 装置200は、送信部150から送出されてくるこれらの情報LD、KN、TD 、KONを受信部250によって受信したことにより、図5のステップ40から ステップ41に進み、ここで難易度の判定を行い、演奏操作教示装置100から 指定された難易度のレベルA、レベルB、レベルCに応じて各レベルに対応した サブルーチン42、43、44を選択し、その選択したサブルーチンで教習する ための処理を行う。次のステップ45で楽音発生回路10に対する制御等の各種 処理を行う。演奏操作装置200は以上の動作を音高データKN、鍵タッチ情報 TD、タイミング信号KONが伝送されてくる度に実行し、音高データKNに対 応した音高で、かつ鍵タッチ情報TD対応した振幅あるいは音色を持つ楽音を発 生する。そして、スイッチ部7で教習モードが解除されると、ステップ46の判 断により、教習モードを終了する。
【0026】 図6は、最低難易度のレベルAの教習モードの処理を示すサブルーチン42の 詳細を示すフローチャートである。このレベルAは、教師の演奏操作にしたがっ てLED群14の発光ダイオード14−1〜14−nを点灯させて操作すべき鍵 1−1〜1−nを生徒に知らせると同時に、鍵1−1〜1−nを、生徒の演奏操 作によらずソレノイド部2によって自動的に押し下げて楽音を発生する。このよ うにして、レベルAの教習モードは、LED群14の点灯によって押下すべき鍵 を視覚的に指示し、また鍵1−1〜1−nの自動押下によって押下すべき鍵に対 応した楽音の音高を視覚的に指示するものであり、生徒はLED群14の点灯と 、鍵1−1〜1−nの自動押下による楽音の発音によって教師の演奏操作を学習 することになる。 すなわち、CPU6は、図6に示す如く、演奏操作教示装置100から受信し た音高データKN、鍵タッチ情報TD、タイミング信号KONを調べ(ステップ 50)、KON=“1”であれば、音高データKNおよび鍵タッチ情報TDをド ライバ回路3に入力する(ステップ51)。同時に、LED群14の発光ダイオ ード14−1〜14−nのうち音高データKNに対応した発光ダイオード14− i(i=1〜14)に対する点灯駆動信号を出力する。 これにより、教師の演奏操作に従いLED群14の発光ダイオード14−1〜 14−nが点灯され、押下すべき鍵が視覚的に指示される。 一方、ドライバ回路3のD/A変換器4は鍵タッチ情報TDが入力されると、 このデータTDに対応する振幅レベルを有するアナログの励磁信号に変換し、マ ルチプレクサ5に入力する。マルチプレクサ5は入力されたアナログの励磁信号 をCPU6から入力された音高データKNによって目的とする鍵1−1〜1−n に対応したトランジスタ3−1〜3−nのベースに配送する。 例えば、励磁信号がトランジスタ3−1のベースに入力されたものとすると、 この励磁信号はトランジスタ3−1によって電流増幅されることにより励磁電流 となってソレノイド部2のソレノイド2−1に印加される。これにより、ソレノ イド2−1が励磁され、その内筒に上下動自在に配置されたプランジャ16が吸 引され、これに伴って、鍵1−1が下方向に引下げられる。この場合の引っ張り 力は、鍵タッチ情報TDに対応しているので、鍵1−1は教師の演奏操作と同様 の速度で押下される。
【0027】 鍵1−1が押下されると、ソレノイド2−1のプランジャ16によって鍵1− 1の支軸18近傍に設けた2つの突起片20、21のうち垂下方向への長さが長 いほうの突起片20が、まず、その対向位置に配置されている第1のスイッチ部 22を押圧し、次に短い方の他方の突起片21がその対向位置に配置されている スイッチ部23を押下したときの信号に基づき、押下鍵が鍵1−1であることを 認識する。同時に、突起片20と突起片21がそれぞれ対向するスイッチ部22 、23を順次押圧する時間差によって押鍵速度を検出し、このことを表すイニシ ャルタッチ情報ITDを押鍵鍵1−1の音高データKNと共に楽音発生回路10 に転送し、さらにタイミング信号KONを転送して発音の開始を指示する。
【0028】 楽音発生回路10は、入力された音高データKNに対応した音高の楽音波形デ ータを生成し、さらに、該楽音波形データに対してタイミング信号KONに同期 して生成されるエンブロープ波形により振幅制御を行う。さらにイニシャルタッ チ情報制御によっても振幅制御(あるいは、必要に応じて音色制御)を行った後 、D/A変換器11に入力する。D/A変換器11は入力された楽音波形データ を対応する振幅レベルのアナログ楽音信号に変換し、増幅器12で増幅させた後 、スピーカ13から楽音として発音させる。
【0029】 次に、演奏操作教示装置100の送信部150から発信され受信部250で受 信した演奏操作情報の音高データKN、鍵タッチ情報TD、タイミング信号KO Nのうち、タイミング信号KONが“0”(KON=“0”)であれば、受信し たKNで示される押下中の鍵を離鍵状態に復帰させるべく、CPU6は、ドライ バ回路3に対する音高データKN、鍵タッチデータTDの送出を停止し、さらに 音高データKNに対応した発光ダイオード14−1に対する点灯駆動信号を停止 する(ステップ52)。 これにより、ソレノイド2−1で押し下げられていた音高データKNに対応す る鍵1−1は離鍵状態に復帰され、または発光ダイオード14−1も消灯される 。 また、演奏操作教示装置100から受信した情報がKONでなく、その他の 情報、例えば鍵押下後の押圧強さを示す鍵タッチ情報TD(例えば、アフタタッ チ情報)であれば、CPU6はこの鍵タッチ情報TDをドライバ回路3のD/A 変換器4に入力し、押下中の鍵に対応するソレノイド2−1の励磁電流を鍵タッ チ情報TDに対応した電流に制御し、押下中の鍵1−1の押し下げ力を制御する (ステップ53)。 この押し下げ力の変化は、スイッチ部22によって検出されてCPU6に入力 され、該CPU6を通じて楽音発生回路10に鍵タッチ情報TD(アフタタッチ 情報)として入力される。これにより、鍵押下後の音量や音色が鍵タッチ情報T D(アフタタッチ情報)にしたがって変化する。 したがって、このレベルAの教習モードでは、LED群14の発光ダイオード 14−1〜14−nの点灯表示と鍵1−1〜1−nの押し下げ状態を見ながら、 かつ自動的に発音される楽音によって教師の演奏操作を生徒に指示することにな るので、初心者の教習に適している。
【0030】 図7は、中程度の難易度のレベルBの教習モードの処理を示すサブルーチン4 3の詳細を示すフローチャートである。 このレベルBは、教師の演奏操作にしたがってLED群14の発光ダイオード 14−1〜14−nを点灯させて操作すべき鍵を生徒に知らせると同時に、鍵1 −1〜1−nを、ソレノイド部2を用いて通常の押下状態に至らない半押下状態 に押し下げることによっても、押下すべき鍵を指示し、半押下状態の鍵を生徒が さらに押し下げることによって初めて楽音を発生し、LED群14の発光ダイオ ード14−1〜14−nの点灯と鍵1−1〜1−nの半押下状態によって押下す べき鍵を視覚的に指示し、また半押下状態の鍵1−1〜1−nを生徒がさらに押 し下げることにより、押下すべき鍵に対応した楽音を発音させ、その音高を視覚 的に指示するものである。 図7において、CPU6は演奏操作教示装置100の送信部150から送信さ れた演奏操作情報を受信したときに、音高データKN、鍵タッチ情報TD、タイ ミング信号KONを調べ(ステップ60)、タイミング信号KONが、KON= “1”であれば、音高データKNおよび鍵タッチ情報TDをドライバ回路3に入 力する。同時に、LED群14の発光ダイオード14−1〜14−nのうち音高 データKNに対応した発光ダイオード14−i(i=1〜14)に対する点灯駆 動信号を出力する(ステップ61)。 これにより、教師の演奏操作に従いLED群14の発光ダイオード14−1〜 14−nが点灯されて押下すべき鍵が視覚的に指示される。 一方、ドライバ回路3のD/A変換器4は、レベルAと同様にして鍵タッチ情 報TDを対応する振幅レベルのアナログ励磁信号に変換し、マルチプレクサ5を 介して目的とするソレノイド、例えばソレノイド2−1が接続されているトラン ジスタ3−1のベースに入力することにより、ソレノイド2−1のプランジャ1 6を吸引させる。
【0031】 このとき、レベルBの鍵タッチ情報TDは、レベルAでの値の1/2程度の値 にCPU6によって変更されてドライバ回路3に入力される。鍵タッチ情報TD の大きさがレベルAのときの1/2程度に減じられていると、プランジャ16に よる吸引力も1/2程度に減少するため、プランジャ16は鍵1−1をレベルA の場合と同じ深さまで引っ張ることができなくなる。このため、鍵1−1は図3 に破線25で示すように押下可能な深さの1/2程度までしか引っ張られず、し かも2つの突起片20、21がスイッチ部22、23を押圧する手前で停止する 半押鍵状態となる。 このとき、鍵1−1のみが半押鍵状態に押下され、それに隣接する鍵は押下さ れていないため、半押下状態の鍵1−1が次に押下されるべき鍵であるものとし て、生徒に対して視覚によって指示される。 そこで、この半押下状態の鍵1−1を次に押下されるべき鍵と認識した生徒が 当該鍵1−1を押下すると、ここで初めて、突起片20によりスイッチ部22が 押圧されるので、CPU6はこのことによって半押下状態の鍵1−1が通常演奏 と同様に押下されたものと検出する。
【0032】 この後は、レベルAの場合と同様に、第1のスイッチ部22のスイッチング時 点から第2のスイッチ部23のスイッチング時点までの間の時間差に対応するイ ニシャルタッチ情報ITDを押下鍵1−1の音高データKNと共に楽音生成回路 10に転送したうえ、さらにテイミング信号KONを転送して発音の開始を指示 し、音高データKNに対応した音高の楽音をスピーカ13から発音させる。
【0033】 このように、レベルBでは、発光ダイオード14−1〜14−nの点灯表示に 加え、次に押下すべき鍵1−1〜1−nを判押下状態にすることによって生徒に 指示しているため、生徒は視覚によって次に押下すべき鍵がどれであるかを知り 、その後に実際の自己の指24で押下したときに発音される楽音の高さによって 、押下した鍵の音高がどの音高であるかを知ることができる。したがって、視覚 だけでなく、触覚と聴覚によって押鍵位置と音階を練習することができる。 特に、判押鍵状態を作り出して押下すべき鍵を指示しているので、視覚を用い ず、手の触覚のみに頼って教習を受けられる。この結果、教師の演奏操作を体感 的に習得するという学習効果は極めて大きい。 なお、タイミング信号KONがKON=“0”の時の処理を示すステップ62 は、図6のステップ52と同一であるので、その説明は省略する。また、アフタ タッチ情報ATDを受信したときのその他の処理を示すステップ53は、図6の ステップ63からアフタタッチ情報ATDをドライバ回路3に入力する手順が削 除されているのみであるため、その説明は省略する。
【0034】 図8は、最高難易度のレベルCの処理を示すサブルーチン44の詳細を示すフ ローチャートである。 このレベルCは、教師の演奏操作にしたがってLED群14の発光ダイオード 14−1〜14−nの点灯のみによって、操作すべき鍵を生徒に指示するもので ある。 図8において、CPU6は演奏操作教示装置100の送信部150から受信し た演奏操作情報の音高データKN、鍵タッチ情報TD、タイミング信号を調べ (ステップ70)、タイミング信号KONがKON=“1”であれば、図6のレ ベルAと異なり、音高データKNおよび鍵タッチ情報TDはドライバ回路3に入 力せず、LED群14の発光ダイオード14−1〜14−nのうち音高データK Nに対応した発光ダイオード14−i(i=1〜14)に対する点灯駆動信号の みを出力する(ステップ71)。 これにより、教師の演奏操作に従いLED群14の発光ダイオード14−1〜 14−nのみが点灯されて押下すべき鍵が視覚的に教示される。 なお、タイミング信号KONがKON=“0”のときの処理を示すステップ7 2は図6のステップ52と同一であるので、その説明は省略する。また、アフタ タッチ情報ATDを受信した時などのその他の処理を示すステップ73は、図6 のステップ53からアフタタッチ情報ATDをドライバ回路3に入力する手順が 削除されているのみであるため、その説明は省略する。 したがって、このレベルCでは、LED群14の発光ダイオード14−1〜1 4−nの点灯指示に従い、指示された鍵1−1〜1−nを生徒が実際に操作して 楽音を発生させるという教習方法となる。したがって、レベルの高い生徒の教習 に適している。
【0035】 前記実施例は、演奏操作教示装置100に演奏操作情報を入力するキー入力装 置(演奏操作子)を、演奏操作装置200の被演奏操作子の数と同数用意したも のである。しかし、例えば、電子ピアノのように演奏操作子(鍵)が多いものの 場合は、オクターブ位置の切り替えを行うキーを設けオクターブ位置の切替えを 指示することにより、被演奏操作子の数よりも少ない数のキー入力装置(演奏操 作子)とすることができコンパクトに構成することができる。 また、オクターブコードを指定する2進のキーを設けることにより、1オクタ ーブ分の被演奏操作子で全てのオクターブの半押を行うことができる。 さらに、コードフォームキーを用いてコードの半押状態を作るようにしてもよ い。
【0036】 ところで、上記各実施例は、判押下状態の鍵を押鍵操作した場合に、それに応 答して電子的に楽音を生成するものであるが、この考案はこれに限定されず、判 押鍵状態の鍵を押鍵操作した場合に、それに応答して、弦などの発音体を実際に 振動させる自然楽器にも適用することができる。
【0037】 図9はこのような自然楽器の一種であるアコースチックピアノに、この考案を 適用した場合の鍵1−1の縦断面図である。 すなわち、この実施例では、支持板27に支柱28を立設し、この支柱28の 先端の支軸29にハンマアーム30を回動自在に取り付けたうえ、破線25で示 す半押鍵状態で演奏者の押鍵操作があったときにはハンマアーム30の背面の突 起31を鍵1−1の端部が押し上げることにより、弦32を叩くハンマ33をハ ンマアーム30内の錘34の慣性力を利用して時計回りに回動させ、弦32を叩 き、打弦後はハンマアーム30及びハンマアーム30に内蔵させた錘34によっ て元の位置に復帰させるように構成されている。そして、鍵1−1は図3と同様 にソレノイド2−1のプランジャ16によって半押下状態に駆動できるように構 成されている。これらの手段が実際に弦32を叩いて楽音を発生させる楽音発生 手段を構成し、この楽音発生手段が前述の実施例の楽音発生手段を構成する楽音 生成回路10、D/A変換器11、増幅器12、スピーカ13の代わりに設けら れている。 この構成においても図4の実施例と同様の効果が得られる。すなわち、演奏操 作教示装置100から受信した音高データKN、鍵タッチ情報TD、タイミング 信号KONのうち音高データKNおよび鍵タッチ情報TDをドライバ回路3に入 力すると、ドライバ回路3のD/A変換器4は鍵タッチ情報TDを対応する振幅 レベルを有するアナログの励磁信号に変換し、マルチプレクサ5に入力する。マ ルチプレクサ5は入力されたアナログの励磁信号をCPU6から入力された音高 データKNによって目的とする鍵(1−1〜1−n)に対応したトランジスタ (3−1〜3−n)のベースに配送する。 例えば、励磁信号がトランジスタ3−1のベースに入力されたものとすると、 この励磁信号はトランジスタ3−1によって電流増幅されることにより励磁電流 となってソレノイド部2のソレノイド2−1に印加される。これにより、ソレノ イド2−1が励磁され、その内筒に上下動自在に配置されたプランジャ16が吸 引され、これに伴って、鍵1−1が下方向に引き下げられる。この場合の引っ張 り力は、鍵タッチ情報TDに依存する。 したがって、音高データKNに対応する鍵1−1のソレノイド2−1内で上下 動可能なプランジャ16が鍵1−1を指22で押下したのと同様の速度で引っ張 り、鍵1−1を押下状態とする。 鍵1−1が押下されると、鍵1−1の端部がハンマアーム30の背面の突起3 1を押し上げることにより、弦32を叩くハンマ33をハンマアーム30内の錘 34の慣性力を利用して時計回りに回動させる。これにより、弦32が叩かれ、 弦32の固有振動数に対応した音高で、かつハンマ33の打弦力に対応した音量 の楽音が発音される。打弦後は、鍵1−1はハンマアーム30及びハンマアーム 30に内蔵させた錘34によって元の位置に復帰する。
【0038】 以上はレベルAの場合の動作であるが、レベルBの場合は、鍵タッチ情報TD がレベルAの場合の1/2程度の値となっている。 このため、鍵1−1は図9に破線25で示すように押下可能な深さの1/2程 度までしか引っ張られず、しかもハンマアーム30を時計回りに回動させるに至 らない程度の変位状態で停止する半押鍵状態が作り出される。 この時、鍵1−1のみが半押鍵状態に押下され、それに隣接する鍵は押下され ていないため、半押下状態の鍵1−1が次に押下されるべき鍵であるものとして 練習者に対し、視覚によって認識させることができる。 そこで、この半押下状態の鍵1−1を次に押下されるべき鍵と認識した生徒が 当該鍵1−1を押下すると、ここで初めて、ハンマアーム30が時計回りに回動 され、ハンマアーム30の先端のハンマ33が弦32を叩く。これにより、弦3 2が叩かれ、弦32をの固有振動数に対応した音高で、かつハンマ33の打弦力 に対応した音量の楽音が発音される。打弦後は、鍵1−1はハンマアーム30及 びハンマアーム30に内蔵させた錘34によって元の位置に復帰する。
【0039】 このように、弦などの発音体を実際に叩いて楽音を発音する楽器においても、 次に押下すべき鍵を半押下状態にすることによって生徒に教示しているため、生 徒は視覚によって次に押下すべき鍵がどれであるかを知り、その後に実際に自己 の指24で押下したときに発音される楽音の高さによって、押下した鍵の音高が どの音高であるかを知ることができる。したがって、視覚だけでなく、触覚と聴 覚によって押鍵位置と音階を学習することができるので、楽曲練習効果は飛躍的 に向上する。
【0040】 なお、ハンマ33により弦を叩く代わりに圧力センサを押圧し、この圧力セン サの出力により楽音を電子的に生成する構成にしてもよい。
【0041】 また、鍵盤を持つ電子楽器に着いて説明したが、フレットスイッチなどの演奏 操作子で演奏操作を行う管楽器など、他の楽器についても適用することができる 。例えば管楽器の場合、指が主に押さえるスイッチの位置はほぼ決まっており、 指の移動は必要がない。したがって、この考案を適用すると、特に第1、第2レ ベルの教習時においては、指に感じる半演奏感覚や演奏感覚のみで教習を受ける ことができる。
【0042】
【考案の効果】
本考案は、上述のとおり構成されているので、次に記載する効果を奏する。
【0043】 請求項1の電子楽器システムは、教師側が演奏操作教示装置の演奏操作子によ って作り出された演奏操作情報を電波送信手段で電波によって送信し、生徒側が 演奏操作装置の電波受信手段で演奏操作情報を受信して演奏操作教示装置から送 信されてくる演奏操作情報にもとづいて演奏操作すべき被演奏操作子を指示する ように構成してあるため、教習指示位置を制限されることなく子機から離れた任 意の場所から親機によって演奏操作すべき被演奏操作子を指示することができ、 教師の演奏操作を体感的に、しかも容易に練習することができ、効果的に教師の 演奏操作を習得することができる。
【0044】 そして、演奏操作指示手段を、表示素子で構成したものでは、演奏操作指示手 段自体を安価に構成することができる。
【0045】 また、演奏操作子を演奏状態に変位させることにより、演奏操作すべき演奏操 作子を指示するものでは、実際に演奏音を聴きながら演奏操作すべき演奏操作子 を知り得るので、初心者の学習意欲を沸き立たせたうえで教習を行うことができ る。
【0046】 また、演奏操作子を半演奏状態に変位させることにより、演奏操作すべき演奏 操作子を指示するものでは、視覚に頼らず、手の触覚のみによって演奏操作すべ き演奏操作子を知り得、次に半演奏状態の演奏操作子を生徒が演奏状態に操作す ることによって該演奏操作子に対応した楽音を確認するという学習方法になるの で、教師が提示する演奏操作を聴覚および手の触覚という複数の感覚で体感的に 習得するのが容易になり、その結果、所望の楽曲の演奏操作技術の急速な上達を 図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る電子楽器システムの実施例を示す
ブロック図である。
【図2】図1に図示の演奏操作教示装置の詳細回路図で
ある。
【図3】図1に図示の演奏操作装置の詳細回路図であ
る。
【図4】鍵とその駆動手段の構成を示す断面図である。
【図5】教習モードの動作を示すゼネラルフローチャー
ト図である。
【図6】最低難易度のレベルAの動作を示すフローチャ
ートである。
【図7】中程度のレベルBの動作を示すフローチャート
である。
【図8】最高の難易度のレベルCの動作を示すフローチ
ャートである。
【図9】鍵とその駆動手段の他の実施例の構成を示す断
面図である。
【符号の説明】
1………………………………………………被演奏操作子 1−1〜1−n………………………………鍵 2………………………………………………ソレノイド部 2−1〜2−n………………………………ソレノイド 3………………………………………………ドライバ回路 6………………………………………………CPU 7………………………………………………スイッチ部 4,11………………………………………D/A変換器 14……………………………………………LED群 14−1〜14−n…………………………発光ダイオー
ド 100…………………………………………演奏操作教示
装置 104…………………………………………キー入力装置
(演奏操作子) 150…………………………………………送信部 200…………………………………………演奏操作装置 250…………………………………………受信部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G10H 1/32 Z 7345−5H

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】(1)演奏操作情報を操作に応じて発生す
    る複数の演奏操作子と、前記演奏操作子の操作によって
    発生する演奏操作情報を電波で送信する電波送信手段と
    を備えた演奏操作教示装置と、 (2)演奏操作される複数の被演奏操作子と、前記電波
    送信手段から送信される演奏操作情報を受信する電波受
    信手段と、前記電波受信手段によって受信した演奏操作
    情報にしたがって前記被演奏操作子を演奏操作するよう
    に制御する制御手段とを備えた演奏操作装置と、 を備えていることを特徴とする電子楽器システム。
  2. 【請求項2】 前記制御手段は、前記各被演奏操作子に
    それぞれ対応して配置された表示素子と、これら複数の
    表示素子を前記演奏操作情報にしたがって駆動表示する
    駆動手段とをさらに備えているものである請求項1記載
    の電子楽器システム。
  3. 【請求項3】 前記制御手段は、前記演奏操作情報にし
    たがって、前記各演奏操作子を完全演奏操作状態に変位
    させるように制御するものである請求項1記載の電子楽
    器システム。
  4. 【請求項4】 前記制御手段は、前記演奏操作情報にし
    たがって、前記各被演奏操作子を半演奏操作状態に変位
    させるように制御するものである請求項1記載の電子楽
    器システム。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009098683A (ja) * 2007-09-28 2009-05-07 Yamaha Corp 演奏システム
WO2023195333A1 (ja) * 2022-04-06 2023-10-12 ヤマハ株式会社 制御装置

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