JPH0552660A - 温度センサ - Google Patents
温度センサInfo
- Publication number
- JPH0552660A JPH0552660A JP24017291A JP24017291A JPH0552660A JP H0552660 A JPH0552660 A JP H0552660A JP 24017291 A JP24017291 A JP 24017291A JP 24017291 A JP24017291 A JP 24017291A JP H0552660 A JPH0552660 A JP H0552660A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- temperature
- fluid
- tube
- sensitive portion
- eccentrically
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
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- Measuring Temperature Or Quantity Of Heat (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 温度変化に対する追従性がよく、熱衝撃に耐
えて破損し難い温度センサを得る。 【構成】 感温部2の周囲に穴あき保護管5を設けた温
度センサにおいて、保護管5の穴6を径方向から偏心傾
斜させて形成した。
えて破損し難い温度センサを得る。 【構成】 感温部2の周囲に穴あき保護管5を設けた温
度センサにおいて、保護管5の穴6を径方向から偏心傾
斜させて形成した。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、流れる流体中に挿入
して、その流体温度を検出する温度センサ、特に、温度
変化が激しい流体温度を検出する温度センサに関するも
のである。
して、その流体温度を検出する温度センサ、特に、温度
変化が激しい流体温度を検出する温度センサに関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】図2は従来の温度センサの横断面図であ
る。感温部2の周囲に保護管5が設けられており、保護
管5には多数の穴6があけられている。流体は保護管5
の上流側の穴6から保護管5内に入り、下流側の穴6か
ら流出する。感温部2は保護管5内に入った流体の温度
を即時に検出する。
る。感温部2の周囲に保護管5が設けられており、保護
管5には多数の穴6があけられている。流体は保護管5
の上流側の穴6から保護管5内に入り、下流側の穴6か
ら流出する。感温部2は保護管5内に入った流体の温度
を即時に検出する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の温度センサは上
記のようであるが、流体の温度が急激に変化する場合、
感温部2の上流側の部分と下流側の部分とで温度が異な
るなどして、感温部2が熱衝撃に耐えられずに破損する
ことがある。また、密閉保護管にすると温度変化に対す
る応答性追従性が悪くなるというような課題があった。
記のようであるが、流体の温度が急激に変化する場合、
感温部2の上流側の部分と下流側の部分とで温度が異な
るなどして、感温部2が熱衝撃に耐えられずに破損する
ことがある。また、密閉保護管にすると温度変化に対す
る応答性追従性が悪くなるというような課題があった。
【0004】この発明は上記課題を解消するためになさ
れたもので、温度変化に対する追従性がよく、熱衝撃に
耐えて破損し難い温度センサを得ることを目的とする。
れたもので、温度変化に対する追従性がよく、熱衝撃に
耐えて破損し難い温度センサを得ることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明に係る温度セン
サは、感温部の周囲に設けた保護管の穴を径方向から偏
心傾斜させて形成したものである。
サは、感温部の周囲に設けた保護管の穴を径方向から偏
心傾斜させて形成したものである。
【0006】
【作用】この発明における温度センサの感温部の周囲に
設けた保護管の穴は、径方向から偏心傾斜させて形成さ
れているので、流れる流体がこの保護管の穴を通過する
とき、その流体の流れ方向を偏心させ、保護管内に旋回
流を生じさせる。この旋回流により保護管内の流体は攪
拌され、感温部の温度分布は均一化され、かつ、温度変
化に即時に追従する。
設けた保護管の穴は、径方向から偏心傾斜させて形成さ
れているので、流れる流体がこの保護管の穴を通過する
とき、その流体の流れ方向を偏心させ、保護管内に旋回
流を生じさせる。この旋回流により保護管内の流体は攪
拌され、感温部の温度分布は均一化され、かつ、温度変
化に即時に追従する。
【0007】
【実施例】以下、この発明の一実施例を図について説明
する。図1において、2は感温部、5は保護管、6は保
護管5に明けられた穴である。保護管5は感温部2の周
囲に、感温部2を保護するように設けられている。穴6
は保護管5の長さ方向及び周囲方向に分布して多数明け
られている。穴6の個数や径等は各種条件によって決定
すればよい。穴6の貫通方向は保護管5の径方向から偏
心した方向に傾斜して明けられている。各穴6の偏心傾
斜角度はすべて同じ方向で同じ角度としてある。
する。図1において、2は感温部、5は保護管、6は保
護管5に明けられた穴である。保護管5は感温部2の周
囲に、感温部2を保護するように設けられている。穴6
は保護管5の長さ方向及び周囲方向に分布して多数明け
られている。穴6の個数や径等は各種条件によって決定
すればよい。穴6の貫通方向は保護管5の径方向から偏
心した方向に傾斜して明けられている。各穴6の偏心傾
斜角度はすべて同じ方向で同じ角度としてある。
【0008】次に、動作について説明する。物体壁面か
ら、この温度センサの先端部にある保護管5に保護され
た感温部2を、流れる流体中に突き出す。流体はほぼ壁
面に添って流れるので、流れる流体は、図1に示すよう
に、この温度センサの軸方向にほぼ直角方向から当た
る。穴6が、例えば、図示のように、右方へ偏心傾斜さ
せて形成されているとすれば、この温度センサの保護管
5に当たった流体は、上流乃至左側の穴6を通過して保
護管5内に入る。この流入流体は偏心して流入するの
で、保護管5内の流体は、図1(A)において、反時計
方向に旋回流が生じる。保護管5内に入った量と同じ量
の流体は、保護管5の下流乃至右側の穴6から流出す
る。流れる流体の温度が急激に変化しても、保護管5内
のこの旋回流により攪拌されて、迅速に流体温度の変化
に追従して温度が変化し、かつ、感温部2の表面はすべ
て同じ温度となる。かくして、流体の温度が急激に変化
しても感温部2の温度分布が不均一になることなく、破
損等が生じることが防止される。また、温度変化に迅速
に追従して変化する温度を即時に検出する。
ら、この温度センサの先端部にある保護管5に保護され
た感温部2を、流れる流体中に突き出す。流体はほぼ壁
面に添って流れるので、流れる流体は、図1に示すよう
に、この温度センサの軸方向にほぼ直角方向から当た
る。穴6が、例えば、図示のように、右方へ偏心傾斜さ
せて形成されているとすれば、この温度センサの保護管
5に当たった流体は、上流乃至左側の穴6を通過して保
護管5内に入る。この流入流体は偏心して流入するの
で、保護管5内の流体は、図1(A)において、反時計
方向に旋回流が生じる。保護管5内に入った量と同じ量
の流体は、保護管5の下流乃至右側の穴6から流出す
る。流れる流体の温度が急激に変化しても、保護管5内
のこの旋回流により攪拌されて、迅速に流体温度の変化
に追従して温度が変化し、かつ、感温部2の表面はすべ
て同じ温度となる。かくして、流体の温度が急激に変化
しても感温部2の温度分布が不均一になることなく、破
損等が生じることが防止される。また、温度変化に迅速
に追従して変化する温度を即時に検出する。
【0009】なお、上記実施例では、各穴6の偏心傾斜
角度はすべて同じ方向で同じ角度(右へ約40度)とし
たが、この温度センサが、流体の流れ方向に対して常に
同じ角度位置で使用するものであれば、保護管5内によ
りよい旋回流が生じるように、各穴6の偏心傾斜角度は
異ならせて形成してもよい。
角度はすべて同じ方向で同じ角度(右へ約40度)とし
たが、この温度センサが、流体の流れ方向に対して常に
同じ角度位置で使用するものであれば、保護管5内によ
りよい旋回流が生じるように、各穴6の偏心傾斜角度は
異ならせて形成してもよい。
【0010】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、保護
管の穴を偏心傾斜させて形成したので、保護管内に旋回
流が生じて攪拌し、感温部が均一な温度となり、破損し
難く、かつ、温度変化に迅速に追従して検出する温度セ
ンサが得られる。
管の穴を偏心傾斜させて形成したので、保護管内に旋回
流が生じて攪拌し、感温部が均一な温度となり、破損し
難く、かつ、温度変化に迅速に追従して検出する温度セ
ンサが得られる。
【図1】この発明の一実施例による温度センサを示し、
(A)は横断面図、(B)は縦断面図である。
(A)は横断面図、(B)は縦断面図である。
【図2】従来の温度センサの横断面図である。
2:感温部、 5:保護管、 6:穴。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 荒川 治彦 名古屋市港区大江町10番地 三菱重工業株 式会社名古屋航空宇宙システム製作所内
Claims (1)
- 【請求項1】 感温部の周囲に穴あき保護管を設けた温
度センサにおいて、前記保護管の穴を径方向から偏心傾
斜させて形成したことを特徴とする温度センサ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24017291A JPH0552660A (ja) | 1991-08-28 | 1991-08-28 | 温度センサ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24017291A JPH0552660A (ja) | 1991-08-28 | 1991-08-28 | 温度センサ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0552660A true JPH0552660A (ja) | 1993-03-02 |
Family
ID=17055552
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP24017291A Withdrawn JPH0552660A (ja) | 1991-08-28 | 1991-08-28 | 温度センサ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0552660A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US9064634B2 (en) | 2010-08-25 | 2015-06-23 | Kitagawa Industries Co., Ltd. | Capacitor holder |
WO2020017198A1 (ja) * | 2018-07-19 | 2020-01-23 | 株式会社デンソー | 圧力温度センサ |
JP2020034381A (ja) * | 2018-08-29 | 2020-03-05 | 光洋サーモシステム株式会社 | 温度測定器 |
JP2022132659A (ja) * | 2018-08-29 | 2022-09-08 | 株式会社ジェイテクトサーモシステム | 温度測定器 |
-
1991
- 1991-08-28 JP JP24017291A patent/JPH0552660A/ja not_active Withdrawn
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US9064634B2 (en) | 2010-08-25 | 2015-06-23 | Kitagawa Industries Co., Ltd. | Capacitor holder |
WO2020017198A1 (ja) * | 2018-07-19 | 2020-01-23 | 株式会社デンソー | 圧力温度センサ |
JP2020012751A (ja) * | 2018-07-19 | 2020-01-23 | 株式会社デンソー | 圧力温度センサ |
JP2020034381A (ja) * | 2018-08-29 | 2020-03-05 | 光洋サーモシステム株式会社 | 温度測定器 |
JP2022132659A (ja) * | 2018-08-29 | 2022-09-08 | 株式会社ジェイテクトサーモシステム | 温度測定器 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19981112 |