JPH0552504A - 紙葉状媒体の厚み測定センサ装置 - Google Patents
紙葉状媒体の厚み測定センサ装置Info
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- JPH0552504A JPH0552504A JP24271491A JP24271491A JPH0552504A JP H0552504 A JPH0552504 A JP H0552504A JP 24271491 A JP24271491 A JP 24271491A JP 24271491 A JP24271491 A JP 24271491A JP H0552504 A JPH0552504 A JP H0552504A
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- series
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 装置構成が簡易で高分解能の紙葉状媒体の厚
み測定センサ装置を提供する。 【構成】 紙葉状媒体1の走査方向に直交する方向に第
1系列から第3系列の検出電極3,4,5を配列し、各
系列の検出電極3,4,5を対応する各系列の別個独立
のセラミック共振器15に接続する。各系列のセンサ回路
は発振回路14と、共振回路21と、検波回路16と、増幅回
路17とによって構成し、各系列のセンサ回路の発振回路
14は1個の発振回路14を共有にして構成する。
み測定センサ装置を提供する。 【構成】 紙葉状媒体1の走査方向に直交する方向に第
1系列から第3系列の検出電極3,4,5を配列し、各
系列の検出電極3,4,5を対応する各系列の別個独立
のセラミック共振器15に接続する。各系列のセンサ回路
は発振回路14と、共振回路21と、検波回路16と、増幅回
路17とによって構成し、各系列のセンサ回路の発振回路
14は1個の発振回路14を共有にして構成する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ATM(Automated Te
llerMachine)装置、紙幣識別装置、改札装置、製紙産
業、パルプ、製版、木工等の分野で紙葉状媒体の厚みや
性状を測定するセンサ装置に関するものである。
llerMachine)装置、紙幣識別装置、改札装置、製紙産
業、パルプ、製版、木工等の分野で紙葉状媒体の厚みや
性状を測定するセンサ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ATM装置や紙幣識別装置等において
は、紙幣等の紙葉状媒体に貼られたテープ等の検出や、
紙幣の2枚送り等を検出するために、ポテンショメータ
を用いた厚み測定装置が使用されている。この装置は、
ポテンショメータの回転軸にアームを取り付け、このア
ームの先端にローラを回転自在に装着し、走査する紙葉
状媒体上にローラをばね圧を利用して押し付け、紙葉状
媒体の厚み変化をポテンショメータの回転軸の回転量の
変化に変換して測定するものである。
は、紙幣等の紙葉状媒体に貼られたテープ等の検出や、
紙幣の2枚送り等を検出するために、ポテンショメータ
を用いた厚み測定装置が使用されている。この装置は、
ポテンショメータの回転軸にアームを取り付け、このア
ームの先端にローラを回転自在に装着し、走査する紙葉
状媒体上にローラをばね圧を利用して押し付け、紙葉状
媒体の厚み変化をポテンショメータの回転軸の回転量の
変化に変換して測定するものである。
【0003】しかしながら、このポテンショメータを用
いた接触式の厚み測定装置では、紙葉状媒体の走査速度
が速くなると、紙葉状媒体の厚み変化に対してローラの
動きが追従できず、厚み測定の信頼性が損なわれるとい
う欠点があった。
いた接触式の厚み測定装置では、紙葉状媒体の走査速度
が速くなると、紙葉状媒体の厚み変化に対してローラの
動きが追従できず、厚み測定の信頼性が損なわれるとい
う欠点があった。
【0004】本出願人は、先に、1×10-5PFという高感
度のもとで微小静電容量の変化を検出することができる
静電センサ装置を特開平1-126234号において提案してい
る。この提案装置は、図10に示すように、セラミック共
振器19を備えた発振回路14と、この発振回路14のセラミ
ック共振器19とは別個独立のセラミック共振器15を有し
て構成される共振回路21と、検波回路16と、増幅回路17
と、AFC(Automatic Frequency Control )回路18と
からなるセンサ回路と、検出電極20とを有して構成され
ている。
度のもとで微小静電容量の変化を検出することができる
静電センサ装置を特開平1-126234号において提案してい
る。この提案装置は、図10に示すように、セラミック共
振器19を備えた発振回路14と、この発振回路14のセラミ
ック共振器19とは別個独立のセラミック共振器15を有し
て構成される共振回路21と、検波回路16と、増幅回路17
と、AFC(Automatic Frequency Control )回路18と
からなるセンサ回路と、検出電極20とを有して構成され
ている。
【0005】前記発振回路14は0.5 GHz〜10GHzの固定
した高周波数の発振周波数信号を出力する。検出電極20
は被検出体に対向配置され、被検出体との微小静電容量
の変化を検出し、これを共振回路21に加える。共振回路
21は検出電極20から加えられる微小静電容量の変化に応
じて共振周波数を変化させ、発振回路14の発振周波数信
号を搬送波として共振周波数の変化に対応する振幅変調
信号を作り出し、これを検出信号として検波回路16に加
える。検波回路16はこの検出信号を包絡線検波し、前記
検出電極20が検出する微小静電容量の検出帯域の信号に
変換し、これを増幅回路17に加える。増幅回路17は検波
回路16から加えられる包絡線検波信号を所望の信号処理
回路に加える。AFC回路18は環境変化等の影響によっ
て偏倚する共振回路の共振周波数を補正し、共振周波数
の安定化を行うものである。
した高周波数の発振周波数信号を出力する。検出電極20
は被検出体に対向配置され、被検出体との微小静電容量
の変化を検出し、これを共振回路21に加える。共振回路
21は検出電極20から加えられる微小静電容量の変化に応
じて共振周波数を変化させ、発振回路14の発振周波数信
号を搬送波として共振周波数の変化に対応する振幅変調
信号を作り出し、これを検出信号として検波回路16に加
える。検波回路16はこの検出信号を包絡線検波し、前記
検出電極20が検出する微小静電容量の検出帯域の信号に
変換し、これを増幅回路17に加える。増幅回路17は検波
回路16から加えられる包絡線検波信号を所望の信号処理
回路に加える。AFC回路18は環境変化等の影響によっ
て偏倚する共振回路の共振周波数を補正し、共振周波数
の安定化を行うものである。
【0006】この提案装置によれば、検出電極20で検出
される微小静電容量の変化を共振回路の共振周波数の変
化として検出するものであるため、1×10-5PFというそ
れまで不可能であった微小静電容量の変化を高感度のも
とで検出することが可能になった。
される微小静電容量の変化を共振回路の共振周波数の変
化として検出するものであるため、1×10-5PFというそ
れまで不可能であった微小静電容量の変化を高感度のも
とで検出することが可能になった。
【0007】本発明者はこの提案装置の性能に着目し、
この提案装置を利用して紙葉状媒体の厚み測定に適した
装置の開発を進めている。
この提案装置を利用して紙葉状媒体の厚み測定に適した
装置の開発を進めている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】前記提案装置を紙葉状
媒体の厚み測定に適用するに際しては、図8に示すよう
に、検出電極20を紙葉状媒体1とほぼ同一幅の長さをも
った板状の電極板となし、例えば図7に示すように、そ
の検出電極20に紙葉状媒体1の通過間隙2を介してアー
ス電極3を対向配置し、検出電極20とアース電極3との
間を紙葉状媒体1が通過するときの静電容量の変化を検
出電極20で検出し、これを前記図10に示す回路のセラミ
ック共振器15に加え、紙葉状媒体1の厚みや吸湿状態や
表面の凹凸や異物付着状態等の性状を検出する装置構成
とすることができる。
媒体の厚み測定に適用するに際しては、図8に示すよう
に、検出電極20を紙葉状媒体1とほぼ同一幅の長さをも
った板状の電極板となし、例えば図7に示すように、そ
の検出電極20に紙葉状媒体1の通過間隙2を介してアー
ス電極3を対向配置し、検出電極20とアース電極3との
間を紙葉状媒体1が通過するときの静電容量の変化を検
出電極20で検出し、これを前記図10に示す回路のセラミ
ック共振器15に加え、紙葉状媒体1の厚みや吸湿状態や
表面の凹凸や異物付着状態等の性状を検出する装置構成
とすることができる。
【0009】しかしながら、図8に示すように検出電極
20を紙葉状媒体1の幅とほぼ等しい長さの電極にする
と、検出電極20の表面積が大きくなるために、検出電極
20の固定容量C0 が大きくなり、その上、検出電極20を
紙葉状媒体1に対して平行配置するのが難しくなって検
出電極20の各部と紙葉状媒体1との間隔にばらつきが生
じ易くなり(この間隔のばらつきは検出電極20の各部の
感度のばらつきに結びつく) 、微小静電容量の検出を行
う上で、分解能(検出能)が低下してしまうという問題
が生じる。このような問題を解消するためには、図9に
示すように、紙葉状媒体1の走査方向と直交する方向に
小形の検出電極20を複数配列配置し、各検出電極20を前
記図10に示すセンサ回路に接続することが考えられる。
しかし、このようにセンサ回路を複数隣接配置すると、
各装置の発振回路14の発振周波数が僅かにずれた場合に
は、隣同志の回路の発振周波数が相互に干渉し、微小静
電容量の検出能力が低下してしまうという問題がある。
その上、複数の検出電極20の個々にセンサ回路を配設す
ると、センサ回路の数が非常に多くなり、装置構成が大
掛かりとなって装置コストも高価になるという問題があ
る。
20を紙葉状媒体1の幅とほぼ等しい長さの電極にする
と、検出電極20の表面積が大きくなるために、検出電極
20の固定容量C0 が大きくなり、その上、検出電極20を
紙葉状媒体1に対して平行配置するのが難しくなって検
出電極20の各部と紙葉状媒体1との間隔にばらつきが生
じ易くなり(この間隔のばらつきは検出電極20の各部の
感度のばらつきに結びつく) 、微小静電容量の検出を行
う上で、分解能(検出能)が低下してしまうという問題
が生じる。このような問題を解消するためには、図9に
示すように、紙葉状媒体1の走査方向と直交する方向に
小形の検出電極20を複数配列配置し、各検出電極20を前
記図10に示すセンサ回路に接続することが考えられる。
しかし、このようにセンサ回路を複数隣接配置すると、
各装置の発振回路14の発振周波数が僅かにずれた場合に
は、隣同志の回路の発振周波数が相互に干渉し、微小静
電容量の検出能力が低下してしまうという問題がある。
その上、複数の検出電極20の個々にセンサ回路を配設す
ると、センサ回路の数が非常に多くなり、装置構成が大
掛かりとなって装置コストも高価になるという問題があ
る。
【0010】本発明は上記課題を解決するためになされ
たものであり、その目的は、少ない数のセンサ回路を用
い、紙葉状媒体の厚みや性状を高い分解能で検出するこ
とが可能な紙葉状媒体の厚み測定センサ装置を提供する
ことにある。
たものであり、その目的は、少ない数のセンサ回路を用
い、紙葉状媒体の厚みや性状を高い分解能で検出するこ
とが可能な紙葉状媒体の厚み測定センサ装置を提供する
ことにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、次のように構成されている。すなわち、本
発明の装置は、紙葉状媒体の走査方向と交差する方向に
複数系列の検出電極が配列されており、各系列の検出電
極は別個独立の共振器に接続され、各共振器には1個の
共通の発振回路から発振周波数信号が加えられているこ
とを特徴として構成されており、また、前記各系列の検
出電極は複数に分割されていることも本発明の特徴的な
構成とされている。
するために、次のように構成されている。すなわち、本
発明の装置は、紙葉状媒体の走査方向と交差する方向に
複数系列の検出電極が配列されており、各系列の検出電
極は別個独立の共振器に接続され、各共振器には1個の
共通の発振回路から発振周波数信号が加えられているこ
とを特徴として構成されており、また、前記各系列の検
出電極は複数に分割されていることも本発明の特徴的な
構成とされている。
【0012】
【作用】上記構成の本発明において、紙葉状媒体が検出
電極に対向しながら通過するとき、各系列の検出電極に
よって紙葉状媒体の厚みや性状に応じた静電容量の変化
が検出され、この静電容量の変化情報は各系列の検出電
極から対応する別個独立の共振器に加えられる。各共振
器には1個の共通の発振回路から発振周波数信号が加え
られており、各共振器は検出電極から加えられる静電容
量の変化に応じて共振周波数を変化させ、この共振周波
数の変化に対応する電圧変化を発振周波数信号を搬送波
として変調し、これを検出信号として出力する。
電極に対向しながら通過するとき、各系列の検出電極に
よって紙葉状媒体の厚みや性状に応じた静電容量の変化
が検出され、この静電容量の変化情報は各系列の検出電
極から対応する別個独立の共振器に加えられる。各共振
器には1個の共通の発振回路から発振周波数信号が加え
られており、各共振器は検出電極から加えられる静電容
量の変化に応じて共振周波数を変化させ、この共振周波
数の変化に対応する電圧変化を発振周波数信号を搬送波
として変調し、これを検出信号として出力する。
【0013】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1には本発明に係る紙葉状媒体の厚み測定セン
サ装置の一実施例が示されている。同図において、紙幣
等の紙葉状媒体1の走査方向に対して交差する方向、こ
の実施例では走査方向に対して直交する方向に第1系列
の検出電極3と、第2系列の検出電極4と、第3系列の
検出電極5とが配列されている。この実施例では第1系
列の検出電極3は2個の検出電極3a,3bに分割され
ており、同様に、第2系列の検出電極4は4aと4b
に、第3系列の検出電極5は5aと5bにそれぞれ分割
されている。そして、各系列の分割された2個の検出電
極はインダクタンス又はキャパシタンスのインピーダン
ス、この実施例ではインダクタンス6のリアクタンスで
接続されており、これらの各系列の検出電極3,4,5
は各系列のセンサ回路に接続されている。これら各系列
のセンサ回路は発振回路14と、セラミック共振器15を備
えた共振回路21と、検波回路16と、増幅回路17とによっ
て構成され、前記図10に示した静電センサ回路とほぼ同
様な回路構成となっている。なお、本実施例の各センサ
回路には図10の回路中のAFC回路18は省略されている
が、もちろんこのAFC回路18を設けることもできる。
する。図1には本発明に係る紙葉状媒体の厚み測定セン
サ装置の一実施例が示されている。同図において、紙幣
等の紙葉状媒体1の走査方向に対して交差する方向、こ
の実施例では走査方向に対して直交する方向に第1系列
の検出電極3と、第2系列の検出電極4と、第3系列の
検出電極5とが配列されている。この実施例では第1系
列の検出電極3は2個の検出電極3a,3bに分割され
ており、同様に、第2系列の検出電極4は4aと4b
に、第3系列の検出電極5は5aと5bにそれぞれ分割
されている。そして、各系列の分割された2個の検出電
極はインダクタンス又はキャパシタンスのインピーダン
ス、この実施例ではインダクタンス6のリアクタンスで
接続されており、これらの各系列の検出電極3,4,5
は各系列のセンサ回路に接続されている。これら各系列
のセンサ回路は発振回路14と、セラミック共振器15を備
えた共振回路21と、検波回路16と、増幅回路17とによっ
て構成され、前記図10に示した静電センサ回路とほぼ同
様な回路構成となっている。なお、本実施例の各センサ
回路には図10の回路中のAFC回路18は省略されている
が、もちろんこのAFC回路18を設けることもできる。
【0014】本実施例において特徴的なことは、1個の
共通の発振回路14から発振周波数信号を各系列の共振回
路21に加えるようにしたことと、各系列の検出電極3,
4,5を対応する別個独立のセラミック共振器15にカッ
プリングコンデンサ7を介して接続したことである。本
実施例の各系列のセンサ回路の動作は前記図10に示した
静電センサ回路と同様に動作し、各系列の検出電極3,
4,5で検出された紙葉状媒体1の厚みや性状等による
静電容量の変化は対応する各系列のセラミック共振器15
に加えられ、この静電容量の変化に対応する共振周波数
の変化が電圧信号に変換され、この電圧変化が発振周波
数信号を搬送波として振幅変調され、この振幅変調信号
が検出信号として検波回路16に加えられるのである。そ
して、検波回路16で包絡線検波が行われた後、増幅回路
17で増幅されて各系列毎に検出信号S1 ,S2 ,S3 が
出力され、所望の信号処理が行われるのである。
共通の発振回路14から発振周波数信号を各系列の共振回
路21に加えるようにしたことと、各系列の検出電極3,
4,5を対応する別個独立のセラミック共振器15にカッ
プリングコンデンサ7を介して接続したことである。本
実施例の各系列のセンサ回路の動作は前記図10に示した
静電センサ回路と同様に動作し、各系列の検出電極3,
4,5で検出された紙葉状媒体1の厚みや性状等による
静電容量の変化は対応する各系列のセラミック共振器15
に加えられ、この静電容量の変化に対応する共振周波数
の変化が電圧信号に変換され、この電圧変化が発振周波
数信号を搬送波として振幅変調され、この振幅変調信号
が検出信号として検波回路16に加えられるのである。そ
して、検波回路16で包絡線検波が行われた後、増幅回路
17で増幅されて各系列毎に検出信号S1 ,S2 ,S3 が
出力され、所望の信号処理が行われるのである。
【0015】本実施例では各系列のセンサ回路の出力信
号S1 ,S2 ,S3 は図2に示すように合成回路8に加
えられるようになっており、この合成回路8により各系
列の検出信号S1 ,S2,S3 は加算されて出力され
る。
号S1 ,S2 ,S3 は図2に示すように合成回路8に加
えられるようになっており、この合成回路8により各系
列の検出信号S1 ,S2,S3 は加算されて出力され
る。
【0016】次に、本実施例の装置を用いた紙葉状媒体
1の異物検出例について説明する。図3に示すように、
紙幣等の紙葉状媒体1に異物9,10が付着している場合
について説明する。この異物9,10は、例えば、紙幣上
にテープ等が貼られている場合として想定される。紙葉
状媒体1が走査方向に走査すると、第1系列の検出電極
3によって異物9が検出され、第1系列のセンサ回路か
ら検出信号S1 が出力される。この検出信号S1 のレベ
ルVs は紙葉状媒体1の厚みのレベルを示しており、こ
の紙葉状媒体1の厚みに上乗せされているレベルV1 は
異物9の厚みと幅Wとに比例した電圧レベルとして得ら
れている。
1の異物検出例について説明する。図3に示すように、
紙幣等の紙葉状媒体1に異物9,10が付着している場合
について説明する。この異物9,10は、例えば、紙幣上
にテープ等が貼られている場合として想定される。紙葉
状媒体1が走査方向に走査すると、第1系列の検出電極
3によって異物9が検出され、第1系列のセンサ回路か
ら検出信号S1 が出力される。この検出信号S1 のレベ
ルVs は紙葉状媒体1の厚みのレベルを示しており、こ
の紙葉状媒体1の厚みに上乗せされているレベルV1 は
異物9の厚みと幅Wとに比例した電圧レベルとして得ら
れている。
【0017】異物10は第2系列の検出電極4と第3系列
の検出電極5によってそれぞれ検出され、第2系列のセ
ンサ回路からは検出信号S2 が出力される。この検出信
号S2 のレベルVs は同様に紙葉状媒体1の厚みのレベ
ルを示しており、V2 は異物10の厚みとこの異物10が第
2系列の検出電極4を通過する幅に比例した電圧レベル
となっている。同様に、第3系列のセンサ回路から得ら
れる検出信号S3 のレベルVs は紙葉状媒体1の厚みレ
ベルを示しており、V3は異物10の厚みとこの異物10が
第3系列の検出電極5を通る幅に比例した電圧レベルと
して得られている。この異物10の検出は第2系列の検出
電極4では検出電極4bによって行われ、第3系列の検
出電極5では検出電極5a,5bによって行われてお
り、異物10が検出電極5aと5bを横切る幅は検出電極
4bを横切る幅よりも広いので、第2系列のセンサ回路
によって検出されるレベルV2 よりも第3系列のセンサ
回路によって検出される検出信号S3 のレベルV3 の方
が大きくなっている。
の検出電極5によってそれぞれ検出され、第2系列のセ
ンサ回路からは検出信号S2 が出力される。この検出信
号S2 のレベルVs は同様に紙葉状媒体1の厚みのレベ
ルを示しており、V2 は異物10の厚みとこの異物10が第
2系列の検出電極4を通過する幅に比例した電圧レベル
となっている。同様に、第3系列のセンサ回路から得ら
れる検出信号S3 のレベルVs は紙葉状媒体1の厚みレ
ベルを示しており、V3は異物10の厚みとこの異物10が
第3系列の検出電極5を通る幅に比例した電圧レベルと
して得られている。この異物10の検出は第2系列の検出
電極4では検出電極4bによって行われ、第3系列の検
出電極5では検出電極5a,5bによって行われてお
り、異物10が検出電極5aと5bを横切る幅は検出電極
4bを横切る幅よりも広いので、第2系列のセンサ回路
によって検出されるレベルV2 よりも第3系列のセンサ
回路によって検出される検出信号S3 のレベルV3 の方
が大きくなっている。
【0018】これら各系列のセンサ回路の検出信号
S1 ,S2 ,S3 は合成回路8により合成され、図4に
示すように、検出信号S1 ,S2 ,S3 を加算したレベ
ルの信号が得られる。したがって、使用目的に応じ、適
宜のレベルにスレッシュホールドレベルVthを設けるこ
とにより、このスレッシュホールドレベルVthを越えた
レベルの合成信号が得られたときにはその紙葉状媒体1
を排除する等の処理を行うことができる。
S1 ,S2 ,S3 は合成回路8により合成され、図4に
示すように、検出信号S1 ,S2 ,S3 を加算したレベ
ルの信号が得られる。したがって、使用目的に応じ、適
宜のレベルにスレッシュホールドレベルVthを設けるこ
とにより、このスレッシュホールドレベルVthを越えた
レベルの合成信号が得られたときにはその紙葉状媒体1
を排除する等の処理を行うことができる。
【0019】図5には本実施例の装置によって得られた
検出信号S1 ,S2 ,S3 を信号処理するための好適な
信号処理回路が示されている。この信号処理回路は、検
出信号S1 ,S2 ,S3 を合成する合成回路8と、コン
パレータ回路11と、微分回路12と、タイマ回路13と、比
較判定回路22とを有している。図6は信号処理回路の各
部の信号波形を示したもので、図6の(a)は合成回路
8の出力波形(図5のVa ラインの出力波形)を示して
おり、説明を簡単にするために、この出力波形は紙葉状
媒体1に異物10のみが付着されているときの場合で示さ
れている。コンパレータ回路11にはスレッシュホールド
レベルVthが与えられており、このスレッシュホールド
レベルVthと合成回路8の出力レベルとを比較し、スレ
ッシュホールドレベルVthを越えた異物10のレベルをコ
ンパレータ出力VCとして出力する。
検出信号S1 ,S2 ,S3 を信号処理するための好適な
信号処理回路が示されている。この信号処理回路は、検
出信号S1 ,S2 ,S3 を合成する合成回路8と、コン
パレータ回路11と、微分回路12と、タイマ回路13と、比
較判定回路22とを有している。図6は信号処理回路の各
部の信号波形を示したもので、図6の(a)は合成回路
8の出力波形(図5のVa ラインの出力波形)を示して
おり、説明を簡単にするために、この出力波形は紙葉状
媒体1に異物10のみが付着されているときの場合で示さ
れている。コンパレータ回路11にはスレッシュホールド
レベルVthが与えられており、このスレッシュホールド
レベルVthと合成回路8の出力レベルとを比較し、スレ
ッシュホールドレベルVthを越えた異物10のレベルをコ
ンパレータ出力VCとして出力する。
【0020】微分回路12は合成回路8の出力信号を微分
し、図6の(c)に示す微分波形の信号を出力する。こ
の微分波形で、P1 は紙葉状媒体1の始端の立ち上がり
ピークを示しており、P2 は異物10の始端の立ち上がり
ピークを示している。また、P3 は異物10の終端の立ち
下がりピークを示しており、P4 は紙葉状媒体1の終端
の立ち下がりピークを示している。
し、図6の(c)に示す微分波形の信号を出力する。こ
の微分波形で、P1 は紙葉状媒体1の始端の立ち上がり
ピークを示しており、P2 は異物10の始端の立ち上がり
ピークを示している。また、P3 は異物10の終端の立ち
下がりピークを示しており、P4 は紙葉状媒体1の終端
の立ち下がりピークを示している。
【0021】タイマ回路13は前記微分回路から出力され
る微分波形の最初の立ち上がりピーク位置でセットし、
最初の立ち下がりピーク位置でリセットとする信号Vb
を出力する。
る微分波形の最初の立ち上がりピーク位置でセットし、
最初の立ち下がりピーク位置でリセットとする信号Vb
を出力する。
【0022】これら合成回路8の出力信号Va とタイマ
回路13の出力信号Vb とコンパレータ回路11の出力信号
Vc はそれぞれ比較判定回路22に加えられる。比較判定
回路22はこれらの信号Va ,Vb ,Vc を受けて紙葉状
媒体1の様々な検出情報をもとに、紙葉状媒体1の処理
判断の判定等を行う。例えば、合成信号8の信号Va に
より紙葉状媒体1上に異物10が付着しているか否かの情
報がスレッシュホールドレベルVthとの比較を行うこと
によって得られるとともに、その異物10の厚みと幅に比
例した情報がレベルV4 (V4 =V2 +V3 )によって
得られる。また、コンパレータ回路11の出力信号Vc に
よって、異物10の有無やこの異物10の走査方向の長さが
パルス幅Pw によって得られる。また、タイマ回路13か
らの出力波形Vb により、紙葉状媒体1の始端の位置か
ら異物10の終端の位置までの長さ情報がパルス幅Pb に
よって得られる。比較判定回路22はこれら各情報に対応
させて判定基準値を予め与えておき、この基準値と各信
号Va ,Vb ,Vc の情報を比較することにより、これ
らの基準値から外れた場合にはその紙葉状媒体1を排除
する等の様々な処理判断を行うことができ、しかも1つ
の判断を行うのに複数のチェック機能を働かせることが
できるので、紙葉状媒体1の処理判断の信頼性を大幅に
高めることが可能となる。これらの動作はマイクロコン
ピュータを用いて構成することができる。
回路13の出力信号Vb とコンパレータ回路11の出力信号
Vc はそれぞれ比較判定回路22に加えられる。比較判定
回路22はこれらの信号Va ,Vb ,Vc を受けて紙葉状
媒体1の様々な検出情報をもとに、紙葉状媒体1の処理
判断の判定等を行う。例えば、合成信号8の信号Va に
より紙葉状媒体1上に異物10が付着しているか否かの情
報がスレッシュホールドレベルVthとの比較を行うこと
によって得られるとともに、その異物10の厚みと幅に比
例した情報がレベルV4 (V4 =V2 +V3 )によって
得られる。また、コンパレータ回路11の出力信号Vc に
よって、異物10の有無やこの異物10の走査方向の長さが
パルス幅Pw によって得られる。また、タイマ回路13か
らの出力波形Vb により、紙葉状媒体1の始端の位置か
ら異物10の終端の位置までの長さ情報がパルス幅Pb に
よって得られる。比較判定回路22はこれら各情報に対応
させて判定基準値を予め与えておき、この基準値と各信
号Va ,Vb ,Vc の情報を比較することにより、これ
らの基準値から外れた場合にはその紙葉状媒体1を排除
する等の様々な処理判断を行うことができ、しかも1つ
の判断を行うのに複数のチェック機能を働かせることが
できるので、紙葉状媒体1の処理判断の信頼性を大幅に
高めることが可能となる。これらの動作はマイクロコン
ピュータを用いて構成することができる。
【0023】なお、本発明は上記実施例に限定されるこ
とはなく、様々な実施の態様を採り得る。例えば上記実
施例では、紙葉状媒体1の走査方向に対して直交する方
向に第1系列から第3系列の検出電極を配置したが、こ
の検出電極の系列の数は任意であり、紙葉状媒体1の幅
が広くなるにつれて配置する検出電極の系列数を大きく
すればよい。
とはなく、様々な実施の態様を採り得る。例えば上記実
施例では、紙葉状媒体1の走査方向に対して直交する方
向に第1系列から第3系列の検出電極を配置したが、こ
の検出電極の系列の数は任意であり、紙葉状媒体1の幅
が広くなるにつれて配置する検出電極の系列数を大きく
すればよい。
【0024】また、1系列の検出電極を2個に分割して
いるが、この1系列の検出電極は分割せずに1系列につ
き1個の検出電極にしてもよく、1系列につき3個以上
の検出電極に分割してもよく、さらにまた、系列数およ
び検出電極の分割数は、測定する紙葉状媒体1の幅およ
び発振回路14の発振周波数に応じて適宜に設定すればよ
い。
いるが、この1系列の検出電極は分割せずに1系列につ
き1個の検出電極にしてもよく、1系列につき3個以上
の検出電極に分割してもよく、さらにまた、系列数およ
び検出電極の分割数は、測定する紙葉状媒体1の幅およ
び発振回路14の発振周波数に応じて適宜に設定すればよ
い。
【0025】さらに、上記実施例では各系列の分割した
検出電極をインダクタンス6によって接続したが、これ
を図1の破線で示すようにコンデンサで接続してもよ
い。
検出電極をインダクタンス6によって接続したが、これ
を図1の破線で示すようにコンデンサで接続してもよ
い。
【0026】さらに、上記実施例では各系列の検出電極
を紙葉状媒体1の走査方向に対して直交する方向に配列
したが、走査方向に対して斜め方向に配列してもよい。
を紙葉状媒体1の走査方向に対して直交する方向に配列
したが、走査方向に対して斜め方向に配列してもよい。
【0027】
【発明の効果】本発明は、紙葉状媒体の走査方向と交差
する方向に複数系列の検出電極を配列したものであるか
ら、紙葉状媒体の全幅方向に1個の検出電極を 配置す
る場合に比べ、検出電極の面積を小さくすることがで
き、これにより、検出電極の固定容量を小さくすること
ができるとともに、検出電極と紙葉状媒体との間隔をば
らつきなくほぼ一定に設定して検出電極各部の感度のば
らつきをなくすことができるので、検出分解能を大幅に
高めることができる。この場合、各系列の検出電極を分
割することによりその効果はさらに顕著となる。
する方向に複数系列の検出電極を配列したものであるか
ら、紙葉状媒体の全幅方向に1個の検出電極を 配置す
る場合に比べ、検出電極の面積を小さくすることがで
き、これにより、検出電極の固定容量を小さくすること
ができるとともに、検出電極と紙葉状媒体との間隔をば
らつきなくほぼ一定に設定して検出電極各部の感度のば
らつきをなくすことができるので、検出分解能を大幅に
高めることができる。この場合、各系列の検出電極を分
割することによりその効果はさらに顕著となる。
【0028】また、各系列の共振器には共通の1個の発
振回路から発振周波数信号が加えられるように構成され
ているから、各共振器毎に別個独立の発振回路を接続す
る場合に比べ、装置構成の簡易化が達成され、装置コス
トの大幅な低減化が可能となる。また、1個の発振回路
から各系列の共振器に発振周波数信号を加えることによ
り、各共振器の発振周波数信号が相互にずれて干渉を起
こすということもなくなり、検出測定の信頼性を飛躍的
に高めることが可能となる。
振回路から発振周波数信号が加えられるように構成され
ているから、各共振器毎に別個独立の発振回路を接続す
る場合に比べ、装置構成の簡易化が達成され、装置コス
トの大幅な低減化が可能となる。また、1個の発振回路
から各系列の共振器に発振周波数信号を加えることによ
り、各共振器の発振周波数信号が相互にずれて干渉を起
こすということもなくなり、検出測定の信頼性を飛躍的
に高めることが可能となる。
【図1】本発明に係る紙葉状媒体の厚み測定センサ装置
の一実施例の構成図である。
の一実施例の構成図である。
【図2】同実施例のセンサ装置の信号合成を行う合成回
路の回路図である。
路の回路図である。
【図3】本実施例の装置を用いた紙葉状媒体の異物検出
例の説明図である。
例の説明図である。
【図4】図3の3系列の検出信号を合成したレベル波形
の説明図である。
の説明図である。
【図5】本実施例のセンサ装置に接続される好適な信号
処理回路の回路図である。
処理回路の回路図である。
【図6】図5の信号処理回路の各部の出力波形の説明図
である。
である。
【図7】出願人が先に提案した静電センサ装置を用い
て、紙葉状媒体の検出を行う装置として考えられる装置
例の説明図である。
て、紙葉状媒体の検出を行う装置として考えられる装置
例の説明図である。
【図8】図7の検出電極の形状を紙葉状媒体とともに示
す説明図である。
す説明図である。
【図9】出願人が先に提案した静電センサ装置を用いて
紙葉状媒体の厚み等の検出を行う装置として考えられる
他の装置例を示す説明図である。
紙葉状媒体の厚み等の検出を行う装置として考えられる
他の装置例を示す説明図である。
【図10】出願人が先に提案した静電センサ装置の回路図
である。
である。
1 紙葉状媒体 3 第1系列の検出電極 4 第2系列の検出電極 5 第3系列の検出電極 14 発振回路 15 セラミック共振器 16 検波回路 17 増幅回路 21 共振回路
Claims (2)
- 【請求項1】 紙葉状媒体の走査方向と交差する方向に
複数系列の検出電極が配列されており、各系列の検出電
極は別個独立の共振器に接続され、各共振器には1個の
共通の発振回路から発振周波数信号が加えられている紙
葉状媒体の厚み測定センサ装置。 - 【請求項2】 各系列の検出電極は複数に分割されてい
る請求項1記載の紙葉状媒体の厚み測定センサ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24271491A JPH0552504A (ja) | 1991-08-28 | 1991-08-28 | 紙葉状媒体の厚み測定センサ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24271491A JPH0552504A (ja) | 1991-08-28 | 1991-08-28 | 紙葉状媒体の厚み測定センサ装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0552504A true JPH0552504A (ja) | 1993-03-02 |
Family
ID=17093153
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP24271491A Pending JPH0552504A (ja) | 1991-08-28 | 1991-08-28 | 紙葉状媒体の厚み測定センサ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0552504A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN103985189A (zh) * | 2014-05-13 | 2014-08-13 | 威海华菱光电股份有限公司 | 纸币厚度的测量装置 |
US10269200B2 (en) | 2015-04-23 | 2019-04-23 | Fujitsu Frontech Limited | Paper sheet thickness detecting sensor and banknote classifying unit |
-
1991
- 1991-08-28 JP JP24271491A patent/JPH0552504A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN103985189A (zh) * | 2014-05-13 | 2014-08-13 | 威海华菱光电股份有限公司 | 纸币厚度的测量装置 |
US10269200B2 (en) | 2015-04-23 | 2019-04-23 | Fujitsu Frontech Limited | Paper sheet thickness detecting sensor and banknote classifying unit |
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