JPH0551230A - ガラス板の切断機械 - Google Patents

ガラス板の切断機械

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JPH0551230A
JPH0551230A JP23880091A JP23880091A JPH0551230A JP H0551230 A JPH0551230 A JP H0551230A JP 23880091 A JP23880091 A JP 23880091A JP 23880091 A JP23880091 A JP 23880091A JP H0551230 A JPH0551230 A JP H0551230A
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cut
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    • C03GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
    • C03BMANUFACTURE, SHAPING, OR SUPPLEMENTARY PROCESSES
    • C03B33/00Severing cooled glass
    • C03B33/02Cutting or splitting sheet glass or ribbons; Apparatus or machines therefor
    • C03B33/023Cutting or splitting sheet glass or ribbons; Apparatus or machines therefor the sheet or ribbon being in a horizontal position
    • C03B33/03Glass cutting tables; Apparatus for transporting or handling sheet glass during the cutting or breaking operations

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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Materials Engineering (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Re-Forming, After-Treatment, Cutting And Transporting Of Glass Products (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ガラス板通過後のウォータジェットを受容す
る受容器を特定の領域にのみ設けることができるガラス
板の切断機械を提供することにある。 【構成】 所定形状に切断されるべきガラス板2が載置
されるテーブル3と、テーブル3に載置されたガラス板
2を切断するウォータジェット4を噴射するヘッド5
と、ガラス板2の切断部に対してヘッド5を相対的に位
置決めする位置決め装置6と、ガラス板2をテーブル3
に固定する固定装置7とを具備しており、位置決め装置
6は、ヘッド5を水平面内の直線方向であるX方向に関
してガラス板2の切断部に対して位置決めすべく、X方
向にヘッド5を移動させる直線移動装置11と、ガラス
板2の切断部を水平面内の回転方向であるR方向に関し
てヘッド5に対して位置決めすべく、ガラス板2を回転
させる回転装置12とを具備するガラス板の切断機械
1。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、高圧水流、即ちウォー
タジェットを用いてガラス板を切断するガラス板の切断
機械に関する。
【0002】
【従来の技術】従来ガラス板の切断機械においては、切
断工具を平面内の互いに直交する二方向に夫々直線移動
させて、切断されるべきガラス板の切断部に切断工具を
位置決めするか、又は切断工具を平面内の一方向に移動
させる一方、切断されるべきガラス板を切断工具の移動
方向に直交する平面内の他の方向に移動させて、切断さ
れるべきガラス板の切断部に切断工具を位置決めし、こ
れにより例えば厚板ガラス板を切断している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで切断工具とし
てウォータジェット噴射用のヘッドを用いるガラス板の
切断機械の場合、ガラス板を切断、通過した後のウォー
タジェットは未だ十分なエネルギをもっているため、こ
のエネルギを消耗させるべく、ガラス板通過後のウォー
タジェットを受け止める受容器をヘッドに対向して配置
する。しかしながら上述のような切断工具を平面内の互
いに直交する二方向に夫々直線移動させるガラス板の切
断機械では、ガラス板通過後のウォータジェットの位置
は、切断しようとする形状に対応して決定される結果、
受容器もまた切断しようとする形状に対応して配置する
必要がある。従って種々の異なる形状にもガラス板を切
断し得るように汎用性をもってこの種切断機械を構成す
る場合には、直交する二方向で規定される面内の相当の
部位に受容器を配する必要があり、機械が大掛かりなも
のとなり、占有面積をかなり必要とする。
【0004】また従来のガラス板の切断機械では、複数
個のヘッドを設けて各ヘッドに切断領域を分担させて切
断を施し、これにより切断時間を短縮することが困難で
あって、短時間に大量の所定形状に切断されたガラス板
を得ることができない。加えて切断されるべきガラス板
をしっかりと支持する支持機構を設けることも困難であ
る。
【0005】以上のような問題は、切断工具を平面内の
一方向に移動させる一方、切断されるべきガラス板を切
断工具の移動方向に直交する平面内の他の方向に移動さ
せて、切断されるべきガラス板の切断部に切断工具を位
置決めするガラス板の切断機械においても同様に生じ
る。
【0006】本発明は前記諸点に鑑みてなされたもので
あり、その目的とするところは、ガラス板通過後のウォ
ータジェットを受容する受容器を特定の領域にのみ設け
ることができるガラス板の切断機械を提供することにあ
る。
【0007】本発明の他の目的は、複数のヘッドを設け
ることができ、これにより切断作業時間を短縮し得るガ
ラス板の切断機械を提供することにある。
【0008】本発明の更に他の目的は、ガラス板をしっ
かりと固定し得、これにより正確にガラス板を切断し得
るガラス板の切断機械を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明によれば前記目的
は、所定形状に切断されるべきガラス板が載置されるテ
ーブルとこのテーブルに載置されたガラス板を切断する
ウォータジェットを噴射するヘッドと、ガラス板の切断
部に対してヘッドを相対的に位置決めする位置決め装置
と、ガラス板をテーブルに固定する固定装置とを具備し
ており、位置決め装置は、ヘッドを一の平面内の一の直
線方向に関してガラス板の切断部に対して位置決めすべ
く、一の直線方向にヘッドを移動させる直線移動装置
と、ガラス板の切断部を一の平面内の回転方向に関して
ヘッドに対して位置決めすべく、ガラス板を回転させる
回転装置とを具備するガラス板の切断機械によって達成
される。
【0010】また本発明によれば前記目的は、切断され
るべきガラス板が載置されるテーブルと、このテーブル
に載置されたガラス板を切断するウォータジェットを、
一の平面内であってテーブルの周りの異なる位置で噴射
する複数のヘッドと、ガラス板の切断部に対して各ヘッ
ドを相対的に位置決めする位置決め装置と、ガラス板を
テーブルに固定する固定装置とを具備しており、位置決
め装置は、ヘッドの夫々を一の平面内の直線方向に関し
てガラス板の切断部に対して位置決めすべく、直線方向
にヘッドの夫々を移動させる複数の直線移動装置と、ガ
ラス板の切断部を一の平面内の回転方向に関して夫々の
ヘッドに対して位置決めすべく、ガラス板を回転させる
回転装置とを具備するガラス板の切断機械によって達成
される。
【0011】本発明の一つの好ましい例では、ガラス板
切断後のウォータジェットを受容する受容器を更に具備
しており、この受容器は、その開口がヘッドのウォータ
ジェットの噴射孔に対面し、且つヘッドの移動方向に沿
って伸びて、配されている。
【0012】
【作用】このように構成される本発明のガラス板の切断
機械では、テーブルに切断されるべきガラス板が載置さ
れ、この載置されたガラス板は固定装置によりテーブル
に固定される。テーブルに固定されたガラス板に対して
ヘッドから噴出されるウォータジェットにより切断が施
される。この切断において、ヘッドは、直線移動装置に
より一の平面内の一の直線方向に移動されてガラス板の
切断部に対して一の平面内の直線方向に関して位置決め
され、ガラス板は回転装置により回転されてガラス板の
切断部がヘッドに対して一の平面内の回転方向に関して
位置決めされ、その結果ヘッドから噴出されるウォータ
ジェットは、ガラス板の切断部に順次位置決めされるこ
ととなる。
【0013】以下本発明を、図面に示す好ましい具体例
に基づいて説明する。これにより前記発明及び更に他の
発明が明瞭となるであろう。尚、本発明はこれら具体例
に何等限定されないのである。
【0014】
【具体例】図1及び図2において、本例のガラス板の切
断機械1は、所定形状に切断されるべきガラス板2が載
置されるテーブル3と、テーブル3に載置されたガラス
板2を、噴出させる高圧水流、換言すればウォータジェ
ット4により切断するヘッド5と、ガラス板2の切断部
に対してヘッド5を相対的に位置決めする位置決め装置
6と、ガラス板2をテーブル3に固定する固定装置7
と、ガラス板2を切断してこれを通過した後のヘッド5
からのウォータジェット4を受容する受容器8と、一の
平面、本例では水平面に直交し且つ切断部を通る軸心9
の回りでヘッド5を旋回させる旋回装置10とを具備し
ており、位置決め装置6は、ヘッド5を水平面内の一の
直線方向であるX方向に関してガラス板2の切断部に対
して位置決めすべく、X方向にヘッド5を移動させる直
線移動装置11と、ガラス板2の切断部を水平面内の回
転方向、即ちR方向に関してヘッド5に対して位置決め
すべく、ガラス板2を回転させる回転装置12とを具備
している。
【0015】テーブル3は、中央に配置される中心台1
3と、中心台13を中心として放射状に多数配されたロ
ーラ14とを具備しており、ローラ14は、中心台13
の回りに配された支持台15に軸受16を介して回転自
在に設けられている。ローラ14は、軸心17を中心と
する中心台13のR方向の回転において、ガラス板2が
同方向に容易に回転されるようにしている。
【0016】ヘッド5は、切断すべきガラス板2の切断
部にウォータジェット4を噴射するためのものであっ
て、ジェット噴射用のノズル18とオンオフバルブ19
とを備えており、ヘッド5には、500kgf/cm2
から5000kgf/cm2 の水圧をもった超高圧水を
ヘッド5に供給するホース20、超高圧水に研磨材を混
入すべく、ヘッド5に研磨材を供給するホース21及び
バルブ19のオンオフを制御する油圧を供給するホース
22が夫々接続されている。本例では、このように研磨
材が供給されるようになっているため、ノズル18から
は研磨材が混入されたウォータジェット4が噴射され、
これにより切断効果が増大されるようになっている。
【0017】本例のガラス板の切断機械1では、ヘッド
5は、水平面内のP方向及びこのP方向に直交するQ方
向に関してヘッド5の位置を調節する調節機構25を介
してブラケット26に連結されている。調節機構25
は、P方向に移動自在にスライダ27に取付けられたス
ライダ28とスライダ27に対するスライダ28のP方
向の位置を調節する調節ノブ29とを具備するP方向調
節機構と、Q方向に移動自在にブラケット26に取付け
られたスライダ27とブラケット26に対するスライダ
27のQ方向の位置を調節する調節ノブ30とを具備す
るQ方向調節機構とからなり、ヘッド5は取付具31を
介してスライダ28に取付けられている。従ってノブ2
9及び30の夫々を回転させることによりスライダ27
に対するスライダ28のP方向の位置及びブラケット2
6に対するスライダ27のQ方向の位置が夫々調節さ
れ、結果としてヘッド5の水平面内におけるP及びQ方
向に関する位置を調整できるようになっている。
【0018】直線移動装置11は、機枠35に取付けら
れた電動モータ36と、X方向に沿って互いに平行に機
枠35に取付けられた一対のレール37と、スライダ3
8を介してレール37にX方向に移動自在に取付けられ
た移動台39と、軸受40及び41を介して機枠35に
回転自在に支持されたねじ軸42とを具備しており、モ
ータ36の出力回転軸に取付けられたプーリ43とねじ
軸42の一端に取付けられたプーリ44との間にはベル
ト45が掛け渡されており、ねじ軸42は、移動台39
に取付けられたナット46に螺合されている。モータ3
6の作動でその出力回転軸が回転されると、プーリ4
3、ベルト45、プーリ44を介してその回転がねじ軸
42に伝達され、ナット46に螺合したねじ軸42の回
転で移動台39はX方向に移動される。
【0019】ガラス板2を回転させる回転装置12は、
基台50上に固設された電動モータ51からなり、モー
タ51の出力回転軸52がテーブル3の中心台13に連
結されており、モータ51が作動されて出力回転軸52
が軸心17を中心としてR方向に回転されると、中心台
13、延いてはガラス板2が軸心17を中心としてR方
向に回転される。回転装置12はこうしてガラス板2の
切断部を水平面内の回転方向、即ちR方向に関してヘッ
ド5に対して位置決めする。
【0020】固定装置7は、本例では、中心台13に内
蔵された真空吸盤装置からなり、吸盤装置は中心台13
に載置されたガラス板2を真空吸引してこれを中心台1
3に固定する。
【0021】受容器8は、その開口55がヘッド5のウ
ォータジェット4の噴射孔に対面し、且つヘッド5の移
動方向であるX方向に沿って伸びて、支持台15に形成
された凹所56に配されている。一端面開放のX方向に
伸びる細長い箱状の容器からなる受容器8の内部には、
ガラス板2通過後のウォータジェット4のエネルギを減
衰させるべく、予め水が収容されている。
【0022】旋回装置10は、移動台39に取付けられ
た電動モータ60と、モータ60の出力回転軸に連結さ
れて軸受61を介して軸心9を中心としてA方向に回転
自在となるように移動台39に取付けられた回転軸62
とを具備しており、回転軸62の下端にブラケット26
が取付けられている。従ってモータ60の作動でその出
力回転軸が回転されると、回転軸62も軸心9を中心と
して回転され、これによりブラケット26の回転でヘッ
ド5は軸心9を中心として水平面内でA方向に旋回され
る。
【0023】尚、支持台15及び機枠35は、基台50
に取付けられている。
【0024】このように構成されたガラス板の切断機械
1において、バルブ19並びにモータ36、51及び6
0は、図示しない数値制御装置の予めプログラムされた
数値制御命令で作動される。
【0025】ガラス板の切断機械1は次のようにガラス
板2に対して所定形状の切断作業を行う。
【0026】まず、ノブ29及び30並びに移動台39
等を回転、移動させてヘッド5をP及びQ方向並びにX
方向に移動させ、ガラス板2の切断されるべき形状の初
期切断部にウォータジェット4が噴射されるように初期
設定する。尚、ガラス板2を水平面に対して直交する方
向に切断する場合には、軸心9の延長線上でウォータジ
ェット4がノズル18から噴出されるようにする。また
このように直交する方向にガラス板2を切断する場合に
は、旋回装置10はヘッド5を旋回させなくてもよい。
【0027】次に数値制御装置を作動させることによ
り、これに制御されてバルブ19並びにモータ36及び
51は作動され、移動台39のX方向の移動とガラス板
2のR方向の回転とでヘッド5は、予めプログラムされ
た切断されるべき形状に沿って相対的に位置決めされ、
これと共にウォータジェット4がガラス板2に噴出さ
れ、研磨材が混入されたウォータジェット4によりガラ
ス板2は所定形状に切断される。
【0028】ところで本例のガラス板の切断機械1で
は、ガラス板2をR方向に回転させる一方、ヘッド5を
X方向に直線的に移動させてウォータジェット4を相対
的に切断すべき形状に沿って移動させているため、ガラ
ス板2を通過後のウォータジェット4を受容してそのエ
ネルギを減衰させる受容器8の開口55は、単にX方向
に伸びていればよく、従って種々の形状でガラス板2を
切断する場合にも、特にそれに対応した開口形状をもっ
た受容器8を準備する必要がなく、また切断形状に対応
してその全域に渡って受容器8を配置する必要がないの
で、機械の小形化が図り得、占有面積の小さいガラス板
の切断機械を提供し得る。
【0029】尚、上述の例のガラス板の切断機械1は、
一個のヘッド5を設けてガラス板2を所定形状に切断す
るようにしたが、本発明はこれに限定されず、多数のヘ
ッドを設けてもよい。すなわち例えば図3に示すように
ヘッド5に加えて他のヘッド70を設けて、ヘッド5で
切断すべき所定形状の半分の領域を、ヘッド70で残り
の領域を夫々分担させてガラス板2を切断するようにガ
ラス板の切断機械200を形成して、作業時間の短縮を
図るようにしてもよい。
【0030】ガラス板の切断機械200においては、ヘ
ッド5側と同様に、切断すべきガラス板2の切断部にウ
ォータジェット71を噴射するためのヘッド70を、ジ
ェット噴射用のノズル72とオンオフバルブ73とで構
成し、ヘッド70には、500kgf/cm2 から50
00kgf/cm2の水圧をもった超高圧水をヘッド7
0に供給するホース74、超高圧水に研磨材を混入すべ
く、ヘッド70に研磨材を供給するホース75及びバル
ブ73のオンオフを制御する油圧を供給するホース76
を夫々接続し、水平面内のP方向及びこのP方向に直交
するQ方向に関してヘッド70の位置を調節する調節機
構77を介してヘッド70をブラケット78に連結し、
調節機構77を、P方向に移動自在にスライダ79に取
付けられたスライダ80とスライダ79に対するスライ
ダ80のP方向の位置を調節する調節ノブ81とを具備
するP方向調節機構と、ブラケット78に、Q方向に移
動自在に取付けられたスライダ79とブラケット78に
対するスライダ79のQ方向の位置を調節する調節ノブ
82とを具備するQ方向調節機構とで構成し、ヘッド7
0を取付具83を介してスライダ80に取付け、ノブ8
1及び82の夫々を回転させることによりスライダ79
に対するスライダ80のP方向の位置及びブラケット7
8に対するスライダ79のQ方向の位置を夫々調節し、
結果としてヘッド70の水平面内におけるP及びQ方向
に関する位置を調整できるようにする。
【0031】そしてまた直線移動装置11に相当する直
線移動装置90を、機枠35に取付けられた電動モータ
91と、X方向に沿って互いに平行に機枠35に取付け
られた一対のレール92と、スライダ(図示せず)を介
してレール92にX方向に移動自在に取付けられた移動
台94と、軸受95及び96を介して機枠35に回転自
在に支持されたねじ軸97とで構成し、モータ91の出
力回転軸に取付けられたプーリ98とねじ軸97の一端
に取付けられたプーリ99との間にはベルト100を掛
け渡し、ねじ軸97を、移動台94に取付けられたナッ
ト101に螺合させて、モータ91の作動でその出力回
転軸が回転されると、プーリ98、ベルト100、プー
リ99を介してその回転がねじ軸97に伝達され、ナッ
ト101に螺合したねじ軸97の回転で移動台94をX
方向に移動させるように構成し、受容器8と同様の受容
器110を軸心17に対して軸対称に基台15の凹所1
11に配置し、旋回装置120を、移動台94に取付け
られた電動モータ121とモータ121の出力回転軸に
連結されて軸受122を介して軸心123を中心として
B方向に回転自在となるように移動台94に取付けられ
た回転軸124とで構成し、回転軸124の下端にブラ
ケット78を取付け、モータ121の作動でヘッド70
を軸心123を中心として水平面内でB方向に旋回させ
るようにする。
【0032】ところで上述の例のガラス板の切断機械1
及び200の固定装置7は、中心台13に内蔵した真空
吸盤装置で具体化したが、例えば機枠35に押圧装置と
しての空気シリンダ装置を取付け、空気シリンダ装置の
ピストンロッドの先端に設けられた押圧パッドと中心台
13とでガラス板を空気弾性的に押圧挟持してガラス板
2を中心台13に固定するようにしてもよい。このよう
にガラス板の切断機械1及び200では、中心台13と
協同して切断されるべきガラス板2を押圧挟持する固定
装置を配置し得るため、ガラス板2を切断中しっかりと
固定し得、それにより正確な切断をガラス板2に施し得
る。
【0033】尚、ガラス板の切断機械1及び200で、
ガラス板2において傾斜した切断端面とする場合には、
ウォータジェット4及び71が斜め方向に噴出されるよ
うにヘッド5及び77を傾斜させる。この場合には、旋
回装置10及び120を作動させてウォータジェット4
及び71を曲面形状の頂部に沿って噴出させるようにす
る。
【0034】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、ガラス板
の切断部に対してヘッドを相対的に位置決めする位置決
め装置が、ヘッドを一の平面内の一の直線方向に関して
ガラス板の切断部に対して位置決めすべく、一の直線方
向にヘッドを移動させる直線移動装置と、ガラス板の切
断部を一の平面内の回転方向に関してヘッドに対して位
置決めすべく、ガラス板を回転させる回転装置とを具備
しているため、ガラス板通過後のウォータジェットを受
容する受容器を特定の領域にのみ設けることができ、機
械の小形化を図り得ると共に、複数のヘッドを設けるこ
とができ、これにより切断作業時間を短縮し得、加えて
ガラス板をしっかりと固定し得、正確にガラス板を切断
し得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の好ましい一具体例の正面図である。
【図2】図1に示す具体例の側面図である。
【図3】本発明の好ましい他の具体例の正面図である。
【符号の説明】
1 ガラス板の切断機械 2 ガラス板 3 テーブル 5 ヘッド 6 位置決め装置 7 固定装置 8 受容器 11 直線移動装置 12 回転装置

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定形状に切断されるべきガラス板が載
    置されるテーブルと、このテーブルに載置されたガラス
    板を切断するウォータジェットを噴射するヘッドと、ガ
    ラス板の切断部に対してヘッドを相対的に位置決めする
    位置決め装置と、ガラス板をテーブルに固定する固定装
    置とを具備しており、位置決め装置は、ヘッドを一の平
    面内の一の直線方向に関してガラス板の切断部に対して
    位置決めすべく、一の直線方向にヘッドを移動させる直
    線移動装置と、ガラス板の切断部を一の平面内の回転方
    向に関してヘッドに対して位置決めすべく、ガラス板を
    回転させる回転装置とを具備するガラス板の切断機械。
  2. 【請求項2】 ガラス板切断後のウォータジェットを受
    容する受容器を更に具備しており、この受容器は、その
    開口がヘッドのウォータジェットの噴射孔に対面し、且
    つヘッドの移動方向に沿って伸びて、配されている請求
    項1に記載のガラス板の切断機械。
  3. 【請求項3】 切断されるべきガラス板が載置されるテ
    ーブルと、このテーブルに載置されたガラス板を切断す
    るウォータジェットを、一の平面内であってテーブルの
    周りの異なる位置で噴射する複数のヘッドと、ガラス板
    の切断部に対して各ヘッドを相対的に位置決めする位置
    決め装置と、ガラス板をテーブルに固定する固定装置と
    を具備しており、位置決め装置は、ヘッドの夫々を一の
    平面内の直線方向に関してガラス板の切断部に対して位
    置決めすべく、直線方向にヘッドの夫々を移動させる複
    数の直線移動装置と、ガラス板の切断部を一の平面内の
    回転方向に関して夫々のヘッドに対して位置決めすべ
    く、ガラス板を回転させる回転装置とを具備するガラス
    板の切断機械。
  4. 【請求項4】 ガラス板切断後の各ウォータジェットを
    受容する複数の受容器を更に具備しており、この各受容
    器は、その開口が対応するヘッドのウォータジェットの
    噴射孔に対面し、且つ対応するヘッドの移動方向に沿っ
    て伸びて、配されている請求項3に記載のガラス板の切
    断機械。
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