JPH055116B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH055116B2 JPH055116B2 JP59063935A JP6393584A JPH055116B2 JP H055116 B2 JPH055116 B2 JP H055116B2 JP 59063935 A JP59063935 A JP 59063935A JP 6393584 A JP6393584 A JP 6393584A JP H055116 B2 JPH055116 B2 JP H055116B2
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- section
- speech
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Links
- 230000015572 biosynthetic process Effects 0.000 claims description 19
- 238000003786 synthesis reaction Methods 0.000 claims description 19
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 description 6
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 4
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 2
- 239000000284 extract Substances 0.000 description 2
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
Description
【発明の詳細な説明】
(イ) 発明の技術分野
本発明は、任意の入力話について合成音声を出
力する音声合成装置に関する。
力する音声合成装置に関する。
(ロ) 従来技術と問題点
音声合成装置は、近年、各種の分野で使用され
ており、例えば、任意の入力文を音声出力する文
章読上げ装置等に使用されている。音声合成処理
を行なう場合には、ある単語に対して音声パラメ
ータ情報と韻律情報(ピツチパターン情報)を求
め、これらを合成して音声出力するわけである
が、従来方式においては、任意文を音声合成する
際の韻律情報は規則によつて合成していたため、
不自然さを伴なつていた。
ており、例えば、任意の入力文を音声出力する文
章読上げ装置等に使用されている。音声合成処理
を行なう場合には、ある単語に対して音声パラメ
ータ情報と韻律情報(ピツチパターン情報)を求
め、これらを合成して音声出力するわけである
が、従来方式においては、任意文を音声合成する
際の韻律情報は規則によつて合成していたため、
不自然さを伴なつていた。
(ハ) 発明の目的
本発明は上記の点を解決し、自然発生にきわめ
て近い韻律をもつ任意文の音声合成を可能にする
ことを目的とする。
て近い韻律をもつ任意文の音声合成を可能にする
ことを目的とする。
(ニ) 発明の構成
上記目的を達成するために本発明は、音声合成
装置において、連続して発声された自然音声から
抽出した文あるいは連続する数単語にわたるピツ
チパターン情報を、当該文あるいは連続する数単
語のアクセント型情報および拍数情報等の組合せ
に対応させて格納するピツチパターン情報格納部
と、個々の入力語についての拍数情報およびアク
セント型情報および文法情報等にもとづいて該
個々の入力語を文あるいは連続する数単語に区分
するとともに該文あるいは連続する数単語に対し
て新たなアクセント型情報および拍数情報等の組
合せを作成する韻律制御部をそなえ、任意の入力
文について上記韻律制御部により区分し作成し
た、文あるいは連続する数単語単位に関するアク
セント型情報および拍数情報等の組合せと一致も
しくは類似するものが上記ピツチパターン情報格
納部に存在するとき、上記ピツチパターン情報格
納部より対応するピツチパターン情報を取出して
音声合成処理を行なうよう構成したことを特徴と
する。
装置において、連続して発声された自然音声から
抽出した文あるいは連続する数単語にわたるピツ
チパターン情報を、当該文あるいは連続する数単
語のアクセント型情報および拍数情報等の組合せ
に対応させて格納するピツチパターン情報格納部
と、個々の入力語についての拍数情報およびアク
セント型情報および文法情報等にもとづいて該
個々の入力語を文あるいは連続する数単語に区分
するとともに該文あるいは連続する数単語に対し
て新たなアクセント型情報および拍数情報等の組
合せを作成する韻律制御部をそなえ、任意の入力
文について上記韻律制御部により区分し作成し
た、文あるいは連続する数単語単位に関するアク
セント型情報および拍数情報等の組合せと一致も
しくは類似するものが上記ピツチパターン情報格
納部に存在するとき、上記ピツチパターン情報格
納部より対応するピツチパターン情報を取出して
音声合成処理を行なうよう構成したことを特徴と
する。
(ホ) 発明の実施例
以下本発明を図面により説明する。
第1図は、本発明による1実施例の音声合成装
置のブロツク図であり、図中、1は任意文保持
部、2は文章解析部、3は単語辞書部、4はパラ
メータ変換部、5はパラメータ格納部、6は韻律
制御部、7はピツチパターン設定部、8はピツチ
パターン格納部、9は音声合成部である。
置のブロツク図であり、図中、1は任意文保持
部、2は文章解析部、3は単語辞書部、4はパラ
メータ変換部、5はパラメータ格納部、6は韻律
制御部、7はピツチパターン設定部、8はピツチ
パターン格納部、9は音声合成部である。
第1図の動作は以下の通りである。
まず、任意文保持部1から取出された一連の文
章は、文章解析部2に入力される。文章解析部2
においては、単語辞書部3を参照して、入力され
た文章を単語に区切るとともに、単語に読みを与
える。
章は、文章解析部2に入力される。文章解析部2
においては、単語辞書部3を参照して、入力され
た文章を単語に区切るとともに、単語に読みを与
える。
例えば、「任意文を合成する」という文に対し
ては、「任意」、「文」、「を」、「合成」、「する」
、と
いうように単語を分けるとともに、「にんい」、
「ぶん」、「を」、「ごうせい」、「する」、という読
み
の列を作成する。
ては、「任意」、「文」、「を」、「合成」、「する」
、と
いうように単語を分けるとともに、「にんい」、
「ぶん」、「を」、「ごうせい」、「する」、という読
み
の列を作成する。
次に、これらの単語の読みの列は、パラメータ
変換部4と韻律制御部6に入力される。ここで、
パラメータ変換部4は、パラメータ格納部5を参
照して、入力された読みに対応する音声パラメー
タを取出し、1つの単語についての音声パラメー
タ時系列を作成し、音声合成部9に送出するもの
である。このパラメータ変換部4は、本発明には
直接関係しない部分である。
変換部4と韻律制御部6に入力される。ここで、
パラメータ変換部4は、パラメータ格納部5を参
照して、入力された読みに対応する音声パラメー
タを取出し、1つの単語についての音声パラメー
タ時系列を作成し、音声合成部9に送出するもの
である。このパラメータ変換部4は、本発明には
直接関係しない部分である。
一方、単語辞書部3には、単語の読みととも
に、その単語のアクセント型情報、拍数情報、文
法情報等が格納されており、韻律制御部6には、
これらの情報が全て入力される。
に、その単語のアクセント型情報、拍数情報、文
法情報等が格納されており、韻律制御部6には、
これらの情報が全て入力される。
韻律制御部6は、入力されてきた単語につい
て、その拍数情報、アクセント型情報および文法
情報等にもとづいて個々の単語を文あるいは連続
する数単語に区分する。そして、さらに、韻律制
御部6は、この区分した文あるいは数単語に対し
て新たなアクセント型情報および拍数情報等の組
合せを作成する。
て、その拍数情報、アクセント型情報および文法
情報等にもとづいて個々の単語を文あるいは連続
する数単語に区分する。そして、さらに、韻律制
御部6は、この区分した文あるいは数単語に対し
て新たなアクセント型情報および拍数情報等の組
合せを作成する。
例えば、入力されてきた、「任意」(3拍1型)、
「文」(2拍1型)、「を」(1拍、アクセントな
し)、「合成」(4拍0型)、「する」(2拍、アクセ
ントなし)の単語列を、「任意文を」(6泊0型)、
「合成する」(6拍0型)の形式に変換する。な
お、このような変換アルゴリズムは、公知であ
り、各種の手法が提案されている。
「文」(2拍1型)、「を」(1拍、アクセントな
し)、「合成」(4拍0型)、「する」(2拍、アクセ
ントなし)の単語列を、「任意文を」(6泊0型)、
「合成する」(6拍0型)の形式に変換する。な
お、このような変換アルゴリズムは、公知であ
り、各種の手法が提案されている。
次に、ピツチパターン設定部7は、韻律制御部
6で新たに作成された拍数情報、アクセント型情
報等の組合せにもとづいてピツチパターン格納部
8を参照し、同一または類似の組合せが、ピツチ
パターン格納部8に存在するとき、それらの組合
せに対応して格納されているピツチパターン情報
を取り出し、音声合成部9へ送出する。
6で新たに作成された拍数情報、アクセント型情
報等の組合せにもとづいてピツチパターン格納部
8を参照し、同一または類似の組合せが、ピツチ
パターン格納部8に存在するとき、それらの組合
せに対応して格納されているピツチパターン情報
を取り出し、音声合成部9へ送出する。
また、同一または類似の組合せがピツチパター
ン格納部8に存在しないときは、従来方式と同様
にして、所定の関数式に、拍数情報およびアクセ
ント型情報等を代入して所要のピツチパターン情
報を作成する。
ン格納部8に存在しないときは、従来方式と同様
にして、所定の関数式に、拍数情報およびアクセ
ント型情報等を代入して所要のピツチパターン情
報を作成する。
次に、音声合成部9では、ピツチパターン設定
部7からのピツチパターン情報と、パラメータ変
換部4からの音声パラメータ時系列とにもとづい
て音声合成処理を行ない、所要の音声出力を行な
う。第2図は、ピツチパターン格納部8に記憶さ
れているピツチパターンの1例を示す図である。
第2図の例のピツチパターンは、4拍0型、9拍
5型、4拍1型の組合せのものを連続して発声し
た自然音声から抽出したものである。
部7からのピツチパターン情報と、パラメータ変
換部4からの音声パラメータ時系列とにもとづい
て音声合成処理を行ない、所要の音声出力を行な
う。第2図は、ピツチパターン格納部8に記憶さ
れているピツチパターンの1例を示す図である。
第2図の例のピツチパターンは、4拍0型、9拍
5型、4拍1型の組合せのものを連続して発声し
た自然音声から抽出したものである。
ピツチパターン格納部8に格納するピツチパタ
ーンの数としては最大100万個程度考えられるが、
現時点では、記憶容量あるいは処理能力の関係
で、実際には、一万個程度が妥当な値である。
ーンの数としては最大100万個程度考えられるが、
現時点では、記憶容量あるいは処理能力の関係
で、実際には、一万個程度が妥当な値である。
(ヘ) 発明の効果
本発明によれば、任意文の音声合成において、
文あるいは連続する数単語にわたる韻律情報を連
続して発声された自然音声から抽出し、その韻律
情報を、その文あるいは連続する数単語の例えば
アクセント型と拍数の組合せなどに対応させて記
憶し、入力された文あるいは連続する数単語がそ
の組合せのときに対応する韻律情報を読み出して
音声合成の際の韻律情報として使用するようにし
たので、自然発声にきわめて近い任意文の音声合
成ができる。
文あるいは連続する数単語にわたる韻律情報を連
続して発声された自然音声から抽出し、その韻律
情報を、その文あるいは連続する数単語の例えば
アクセント型と拍数の組合せなどに対応させて記
憶し、入力された文あるいは連続する数単語がそ
の組合せのときに対応する韻律情報を読み出して
音声合成の際の韻律情報として使用するようにし
たので、自然発声にきわめて近い任意文の音声合
成ができる。
第1図は本発明による1実施例の音声合成装置
のブロツク図、第2図はピツチパターン格納部に
記憶されているピツチパターンの1例を示す図で
ある。 第1図において、1は任意文保持部、2は文章
解析部、3は単語辞書部、6は韻律制御部、7は
ピツチパターン設定部、8はピツチパターン格納
部、9は音声合成部である。
のブロツク図、第2図はピツチパターン格納部に
記憶されているピツチパターンの1例を示す図で
ある。 第1図において、1は任意文保持部、2は文章
解析部、3は単語辞書部、6は韻律制御部、7は
ピツチパターン設定部、8はピツチパターン格納
部、9は音声合成部である。
Claims (1)
- 1 音声合成装置において、連続して発声された
自然音声から抽出した文あるいは連続する数単語
にわたるピツチパターン情報を、当該文あるいは
連続する数単語のアクセント型情報および拍数情
報等の組合せに対応させて格納するピツチパター
ン情報格納部と、個々の入力語についての拍数情
報およびアクセント型情報および文法情報等にも
とづいて該個々の入力語を文あるいは連続する数
単語に区分するとともに該文あるいは連続する数
単語に対して新たなアクセント型情報および拍数
情報等の組合せを作成する韻律制御部をそなえ、
任意の入力文について上記韻律制御部により区分
し作成した、文あるいは連続する数単語単位に関
するアクセント型情報および拍数情報等の組合せ
と一致もしくは類似するものが上記ピツチパター
ン情報格納部に存在するとき、上記ピツチパター
ン情報格納部より対応するピツチパターン情報を
取出して音声合成処理を行なうよう構成したこと
を特徴とする音声合成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59063935A JPS60205596A (ja) | 1984-03-30 | 1984-03-30 | 音声合成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59063935A JPS60205596A (ja) | 1984-03-30 | 1984-03-30 | 音声合成装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60205596A JPS60205596A (ja) | 1985-10-17 |
JPH055116B2 true JPH055116B2 (ja) | 1993-01-21 |
Family
ID=13243697
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP59063935A Granted JPS60205596A (ja) | 1984-03-30 | 1984-03-30 | 音声合成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60205596A (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH02110600A (ja) * | 1988-10-20 | 1990-04-23 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 音声規則合成装置 |
JPH03196198A (ja) * | 1989-12-26 | 1991-08-27 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 音声規則合成装置 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5514440A (en) * | 1978-07-15 | 1980-01-31 | Yamatake Honeywell Co Ltd | Combustion controller for kerosene bath boiler |
JPS5688200A (en) * | 1979-12-20 | 1981-07-17 | Nippon Electric Co | Accent pattern generator |
-
1984
- 1984-03-30 JP JP59063935A patent/JPS60205596A/ja active Granted
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5514440A (en) * | 1978-07-15 | 1980-01-31 | Yamatake Honeywell Co Ltd | Combustion controller for kerosene bath boiler |
JPS5688200A (en) * | 1979-12-20 | 1981-07-17 | Nippon Electric Co | Accent pattern generator |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS60205596A (ja) | 1985-10-17 |
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