JPH0551128A - 連続供給される板状ワークの分割移送装置 - Google Patents

連続供給される板状ワークの分割移送装置

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JPH0551128A
JPH0551128A JP21390991A JP21390991A JPH0551128A JP H0551128 A JPH0551128 A JP H0551128A JP 21390991 A JP21390991 A JP 21390991A JP 21390991 A JP21390991 A JP 21390991A JP H0551128 A JPH0551128 A JP H0551128A
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JP
Japan
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work
transfer path
locking
locking means
lid
Prior art date
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Application number
JP21390991A
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English (en)
Inventor
Osamu Sakashita
修 坂下
Miharu Iizuka
美治 飯塚
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Hokkaican Co Ltd
Original Assignee
Hokkaican Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 積層された平板状のワークが加工機から連続
して送られた際に、その積層されたワークを移送しつつ
所定枚数毎に分割して、所定枚数のワーク群を迅速に形
成することができるワークの移送装置を提供する。 【構成】 積層されたワークWを導入する移送路1と、
ワーク群W1 が停留する揺動自在の停留部2とを設け
る。往復する第1係止手段3と第2係止手段4とを設け
る。第1係止手段3は、ワークWの先端側を係止して移
送路1の中間位置でその係止を第2係止手段4と交代す
る。往復する蓋切り手段6と第3係止手段5とそれらを
早送りする横動手段8を設ける。所定枚数のワーク群W
1 に分離してワーク群W1 の後端側と先端側とを係止す
る。蓋切り手段6に間隔形成手段7を設け、ワークW間
に隙間を開けて先端側を第1係止手段3により係止す
る。停留部2に載置部52を隣設し、停留部2上のワー
ク群W1 を受け取る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、加工機から排出されて
連続供給される板状ワークを所定枚数に分割して移送す
る板状ワークの分割移送装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、缶蓋を製造する際の缶蓋材の加工
は、互いに接続された複数の加工機によって構成される
缶蓋製造ラインにおいて行われることが知られている。
【0003】複数の加工機とは、アルミニウムやブリキ
等の金属製の板材を打ち抜いてカール部等を有する缶蓋
形状に成形する所謂「成形加工」を行うシェルプレス、
成形加工後の缶蓋を缶胴に巻締めたときその巻締部に高
い気密性を保持するため、缶蓋のシーミングパネル及び
カール部の内面にシーリングコンパウンドを塗布する所
謂「塗布加工」を行うライニングマシン、及び、塗布加
工後の缶蓋材をイージーオープン(EasyOpen)
缶蓋にするため、そのパネル部に一定の切り込みを入れ
て開口用のスコアを形成し、このスコアを破断する際に
手指を掛けるタブを取り付ける所謂「EO加工」を行う
コンバージョンプレス等である。
【0004】上記の各加工機の間は、缶蓋材を個別に案
内して移送するガイドシュート等によって接続され、ガ
イドシュートを介して缶蓋材が順次送られて、各加工機
による缶蓋材の加工が行われる。
【0005】しかし、上記のようにガイドシュートを介
して缶蓋材を移送すると、各加工機の加工速度の相違等
によって、ガイドシュート上の缶蓋の不在状態や、ガイ
ドシュート上での缶蓋の滞りが発生するおそれがある。
具体的には、例えば、加工機に投入する缶蓋を移送する
ガイドシュート上の缶蓋が不在状態となったときには、
加工機の加工能力よりも少ない量しか缶蓋が該加工機に
供給されないために該加工機による加工効率が低下する
不都合がある。また、加工機から排出する缶蓋を移送す
るガイドシュート上の缶蓋が滞ったときには、加工機か
らの缶蓋の排出を停止する必要があるために該加工機に
よる加工効率が低下する不都合がある。
【0006】そこで、本出願人は先に特願平3−990
83号によって、所定枚数を積層した缶蓋材群等のワー
ク群を複数搭載可能なトレーを積み重ねて、各加工機間
において一度に大量のワークを搬送する搬送装置を提案
した。これにより、各加工機間での缶蓋材の搬送を迅速
且つ円滑に行うことが可能となった。
【0007】しかし、更に効率の高い搬送を実現するた
めに、例えば、前記のトレー等に缶蓋材群を搭載する前
工程として、上流側の加工機から送られる連続して積層
された状態の缶蓋材の移送を停止させることなく、所定
枚数の缶蓋群を形成して分割移送する装置が望まれてい
た。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記の不都
合を解消して、積層された状態のワークが加工機から連
続して送られた際に、その積層されたワークを移送しつ
つ所定枚数毎に分割して、所定枚数のワーク群を迅速に
形成することができる連続供給される板状ワークの分割
移送装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明は、板状のワークを連続加工する加工機の
下流側で該加工機から排出された複数のワークを積層状
態で所定枚数に分割して移送するワークの分割移送装置
であって、前記加工機の排出箇所から積層状態で水平方
向に連続排出されるワークを移送する移送路と、該移送
路の終端に連設され、該移送路を移送されたワークを停
留する停留部と、前記移送路に案内されて移送する積層
されたワークの先端側の係止が自在であり、該移送路に
沿ってその所定位置とその下流側の中間位置との間を横
動手段により往復移動する第1係止手段と、前記移送路
の中間位置で前記第1係止手段がワークの係止を解除し
たとき、ワークの先端側の係止が自在であり、前記移送
路の中間位置とその下流側の終端位置との間を横動手段
により往復移動する第2係止手段と、前記移送路の終端
位置で前記第2係止手段がワークの係止を解除したと
き、ワークの先端側の係止が自在であり、前記停留部の
終端まで横動手段により往復移動する第3係止手段と、
前記移送路に連続して積層状態で導入されたワークの所
定枚数となる位置のワーク間に挿入して前記第3係止手
段との間に所定枚数のワーク群を形成すると共にその後
端側の係止が自在であり、移送路の所定位置と終端位置
との間を横動手段により往復移動する蓋切り手段と、該
蓋切り手段がワーク間に挿入されたとき、その挿入され
た部分の下流側のワークの後端を係止して前記第1係止
手段が挿入可能となる寸法だけワークを下流側に押し出
して間隔を形成する間隔形成手段と、該間隔形成手段に
よって形成された間隔に前記第1係止手段を挿入して、
移送路に案内されて移送される積層されたワークの先端
側を第1係止手段が係止すると同時に、前記蓋切り手段
を前記第3係止手段と共に前記停留部に早送りする横動
手段とからなることを特徴とする。
【0010】また、前記停留部は、ワークの周方向に揺
動自在であり、該停留部が揺動したとき該停留部上のワ
ーク群を受け取って載置する載置部を、前記停留部に平
行して隣設したことを特徴とする。
【0011】
【作用】本発明によれば、先ず、加工機の排出箇所から
連続排出されてた複数のワークは、移送路に沿って、積
層状態で水平方向に移送される。第1係止手段は、移送
路に案内されて移送される積層されたワークの先端側を
係止し、その状態で移送路に沿ってその中間位置まで移
動する。これにより、移送路に沿って移送されるワーク
の倒れ等を防止する。
【0012】次いで、第1係止手段によって先端側を係
止された状態でワークを移送路の中間位置に移送したと
き、第1係止手段がワークの係止を解除し、同時に第2
係止手段が積層されたワークの先端側を係止する。そし
て、第1係止手段は、横動手段によって移送路の所定位
置に戻され、第2係止手段は、積層されたワークの先端
側を係止した状態で移送路の終端位置までワークと共に
移動する。これにより、移送路に沿って移送されるワー
クの倒れ等を防止する。
【0013】その後、移送路の終端位置で前記第2係止
手段がワークの係止を解除して横動手段によって移送路
の中間位置に戻され、同時に第3係止手段が積層された
ワークの先端側を係止する。
【0014】一方、蓋切り手段は、移送路に移送された
ワークが所定枚数となったときにワーク間に挿入され
る。これにより、積層されたワークが所定枚数で分割さ
れてワーク群が形成され、蓋切り手段がワーク群の後端
側を係止する。このとき、ワーク群の先端側を前記第3
係止手段によって係止し、ワーク群の後端側を前記蓋切
り手段によって係止して、蓋切り手段と第3係止手段と
を前記横動手段によって移送路の積層されたワークと分
割して停留部に早送りする。
【0015】他方、蓋切り手段がワーク間に挿入された
とき、そのワーク間は間隔形成手段によって間隔が形成
される。この間隔に、前記第1係止手段を挿入すること
によって、蓋切り手段と第3係止手段によりワーク群が
分割された後に新たに先端側となるワークが迅速に係止
されてその倒れ等が防止される。
【0016】そして、分割されたワーク群が停留部に停
留されると同時に、蓋切り手段はワーク群の後端側の係
止を解除して横動手段により移送路の所定位置に戻さ
れ、第3係止手段はワーク群の後端側の係止を解除して
横動手段により導入通路の終端位置に戻される。このよ
うに、蓋切り手段と第3係止手段とが横動手段により戻
されている時間の間に、移送路上ではワークの連続供給
が続けられ、前述の通り第1係止手段及び第2係止手段
のワークの係止が行われる。
【0017】また、前記停留部を揺動させることによっ
て、該停留部に隣設された載置部にワーク群を移載す
る。
【0018】そして、前述のようなワークの分割移送を
繰り返し行うことにより、ワークの移送を停止させるこ
となく所定枚数のワーク群が形成される。
【0019】
【実施例】本発明の一実施例を図面に基づいて説明す
る。
【0020】図1及び図2は本実施例の構成の説明図、
図3は図1の III-III線断面図、図4は図2の正面視し
た説明図、図5(a)及び(b)は蓋切り手段の作動説
明図、図6(a)及び(d)は本発明の装置を簡略的に
示しその作動を説明する説明図、図7(a)及び(d)
は図6に続く作動を説明する説明図である。
【0021】本実施例のワークの移送装置は、図示しな
い缶蓋製造ラインの加工機の下流に連結して、ワークで
ある缶蓋材を積層された状態で連続して移送しつつ所定
枚数の缶蓋群を形成する缶蓋の移送装置である。
【0022】先ず、本実施例の構成を説明する。
【0023】図中、1は図示しない加工機の排出箇所か
ら積層状態で水平方向に連続排出された缶蓋材Wを移送
する移送路、2は移送路1に沿って送られた缶蓋材Wを
停留する停留部、3は移送路1に沿って移送される積層
された缶蓋材Wの先端側を係止する第1係止手段、4は
第1係止手段3の下流側に設けられ第1係止手段3と同
様にして缶蓋材Wの先端側を係止する第2係止手段、5
は第2係止手段4の下流側に設けられた缶蓋材Wの先端
側を係止する第3係止手段、6は移送路1に連続して移
送された缶蓋材Wの間に挿入して積層されて連続する缶
蓋材Wから所定枚数の缶蓋材群W1 のみを切り離す蓋切
り手段、7は缶蓋材Wの間に挿入して缶蓋材Wの間に間
隔を形成する間隔形成手段、8は切り離された缶蓋材W
を停留部2に向かって移送するために蓋切り手段6を移
動する横動手段である。
【0024】次に、各部を詳細に説明する。
【0025】移送路1は、図1に示すように、缶蓋材W
の移送方向に水平に延設されており、その始端から送ら
れた缶蓋材Wは、その表裏方向を進行方向として移送路
1に案内される。また、移送路1の底部には、図3に示
すように、その上下方向に貫通して移送路1の長手方向
に穴部1x が形成されている。後述する第1係止手段3
の係止爪9と第2係止手段4の係止爪10とは、移送路
1の穴部1x に沿って移動する。
【0026】第1係止手段3は、移送路1の下方に平行
する第1レール11に沿って摺動自在である基部12
と、基部12に起立する垂直レール13と、垂直レール
13に沿って昇降する昇降板14と、昇降板14に固定
された係止爪9と、昇降板14を昇降させる図示しない
昇降手段とによって構成されている。更に、基部12は
第1レール11に沿って延設された横動手段であるロッ
ドレスシリンダ11aによって往復摺動される。この第
1レール11は、移送路1の所定位置1aの近傍からそ
の下流側の中間位置1bまで延設されている。
【0027】第2係止手段4は、前述の第1係止手段3
と同様の構成であり、移送路1の下方に平行する第2レ
ール15に沿って摺動自在である基部16と、基部16
に起立する垂直レール17と、垂直レール17に沿って
昇降する昇降板18と、昇降板18に固定された係止爪
10と、昇降板18を昇降させる図示しない昇降手段と
によって構成されている。更に、基部16は第2レール
15に沿って延設された横動手段であるロッドレスシリ
ンダ15aによって第2レール15に沿って往復摺動さ
れる。この第2レール15は、移送路1の中間位置1b
で前記の第1レ−ル11と隣り合って中間位置1bから
その下流側の終端位置1cの近傍まで延設されている。
【0028】また、蓋切り手段6は、移送路1に沿って
停留部2まで延設された第3レール19と、第3レール
19に沿って摺動自在である基部20と、基部20に起
立する支柱21に固定された蓋切り部22とによって構
成されている。基部20は、その移動方向に延びる横動
手段であるロッドレスシリンダ23によって移送路1の
所定位置1aと終端位置1cとの間を往復移動される。
また、ロッドレスシリンダ23は前記横動手段8として
も作動する。蓋切り部22は、図1及び図3に示すよう
に、フレーム24に固定された支軸25に回動自在に支
持されて互いに開閉する一対の開閉爪26が設けられて
いる。また、フレーム24の上部に、揺動自在である揺
動アーム27が枢着されており、揺動アーム27の一方
端に開閉爪26の端部がシャフト28を介して連結さ
れ、他方端にシリンダ29のピストンロッド30が連結
されている。このように構成された蓋切り部22は、シ
リンダ29のピストンロッド30を収縮することによ
り、図4(a)に示すように、両開閉爪26が互いに離
反する方向に開き、移送路1上を移動する缶蓋材Wは両
開閉爪26の下部を通過可能となる。また、シリンダ2
9のピストンロッド30を伸長することにより、図4
(b)に示すように、両開閉爪26が互いに接近する方
向に閉じ、移送路1上を移動する缶蓋材Wの間に挿入さ
れる。
【0029】また、図1に示すように、両開閉爪26に
は、缶蓋材Wの間に挿入した後に缶蓋材Wの間に間隔を
形成する間隔形成手段7が設けられている。間隔形成手
段7は、開閉爪26の夫々の一方側面に固定されてピス
トンロッド32を他方側面側に突出するシリンダ33
と、ピストンロッド32の先端に連設された間隔形成板
34とによって構成されている。間隔形成板34は、開
閉爪26の側面に水平方向に延びる案内ロッド35に案
内される。これにより、間隔形成手段7は、両開閉爪2
6が移送路1上を移送される缶蓋材Wの間に挿入された
後に、ピストンロッド32を伸長して間隔形成板34を
開閉爪26から離反する方向に移動させることによっ
て、缶蓋材Wの間に隙間が形成され、その隙間に前記の
第1係止手段3の係止爪9を挿入することができる。
尚、本実施例においては、蓋切りと間隔形成を効率良く
行うために、間隔形成手段7が蓋切り手段6に一体に設
けられているが、例えば、図示しないが、間隔形成手段
7を移送路1に沿って移動自在に設けて、蓋切り手段の
開閉爪が缶蓋材の間に挿入されたときに同時に間隔形成
手段の間隔形成板を挿入してもよい。
【0030】また、第3係止手段5は、図1に示すよう
に、前記の第3レール19に沿って摺動自在である基部
36と、基部36に起立する支柱37と、支柱37の先
端にハイロータ38を介してその回転軸39に設けられ
た係止片40とによって構成されている。係止片40
は、図5に示すように、棒状に形成されており、その一
端がハイロータ38の回転軸39に連結されている。ま
た、図1に示すように、第3係止手段5の基部36と、
前記の蓋切り手段6の基部20とは、連結部材41によ
って連結されており、第3係止手段5は蓋切り手段6の
移動に伴って一体に移動する。
【0031】更に、前記の停留部2は、図2に示すよう
に、移送路1の終端位置1cに連接される始端位置2a
に、シリンダ42のピストンロッド43の伸縮によって
揺動する揺動自在の第1係止板44が設けられている。
また、停留部2の終端位置2cには、固定された第2係
止板45が設けられている。これにより、停留部2に缶
蓋材群W1 が停留されたときに缶蓋材群W1 の先端面が
第2係止板45に、後端面が第1係止板44によって係
止されて缶蓋材群W1 の両端部の倒れを防止することが
できる。
【0032】また、停留部2は、揺動手段46を備えて
揺動自在となっている。揺動手段46は、一対の支持部
材47間に両端を回転自在に支持されたシャフト48
と、シャフト48に停留部2を固定してシャフト48と
共に回転自在とする固定部材49と、シャフト48の一
端にピストンロッド50を連結したシリンダ51とによ
って構成されている。シリンダ51のピストンロッド5
0を伸縮させることによって、シャフト48が回転さ
れ、それに伴って停留部2が揺動される。
【0033】そして、図5に示すように、停留部2に平
行して停留部2と略同一の長さ寸法の載置部52が設け
られている。載置部52は、両端に固定された係止板5
3が設けられており、缶蓋材群W1 が載置されたときに
缶蓋材群W1 の両端の倒れを防止している。
【0034】次に、本実施例によって缶蓋材Wの移送を
行ったときの作動を説明する。
【0035】図6及び図7において、図示しない加工機
の排出箇所から連続排出されてた複数の缶蓋材Wが、移
送路1に沿って、積層状態で水平方向に移動する。
【0036】図6(a)に示すように、第1係止手段3
は、その係止爪9を移送路1の穴部1x を介して移送路
1の上方に突出させることにより移送路1に案内されて
移動する積層された缶蓋材Wの先端側を係止し、その状
態で移送路1に沿ってその中央部1bまで移動する。こ
れにより、缶蓋材Wは、その両端側が倒れることなく移
送路1に沿って移動することができる。
【0037】そして、図6(b)に示すように、第1係
止手段3の係止爪6によって先端側を係止された状態で
缶蓋材Wが移送路1の中央部に移動したとき、第1係止
手段3がその係止爪9を移送路1の下方に没入させるこ
とにより缶蓋材Wの係止を解除し、同時に第2係止手段
4が積層された缶蓋材Wの先端側を係止する。
【0038】続いて、図6(c)に示すように、第1係
止手段3は、その係止爪9を移送路1の下方に没入させ
たまま移送路1の所定位置1aの方向に戻り、それに代
わって第2係止手段4が、その係止爪10を移送路1の
穴部1x を介して移送路1の上方に突出させて積層され
た缶蓋材Wの先端側を係止し、移送路1の終端位置1c
まで缶蓋材Wと共に移動する。これにより、移送路1に
沿って移送する缶蓋材Wの倒れ等を防止することができ
る。更に、第1係止手段3は横動手段であるロッドレス
シリンダ11aにより移送路1の所定位置1aへの戻り
が迅速に行われる。
【0039】その後、図6(d)に示すように、蓋切り
手段6は、移送路1に導入された缶蓋材Wが所定枚数通
過したところで、前記の蓋切り部22を缶蓋材W間に挿
入する。これにより、積層された缶蓋材Wが所定枚数で
分割されて缶蓋材群W1 が形成され、蓋切り手段6が缶
蓋材群W1 の後端側を係止する。
【0040】そして、図7(a)に示すように、蓋切り
部22が缶蓋材W間に挿入されたとき、その缶蓋材W間
は間隔形成手段7によって間隔が形成される。この間隔
に、前記第1係止手段3の係止爪9が挿入される。これ
によって、缶蓋材群W1 が分離された後に新たに先端側
となる缶蓋材Wが迅速に係止されてその倒れ等を防止す
ることができる。同時に、移送路1の終端位置1cで前
記第2係止手段4の係止爪10が缶蓋材Wの係止を解除
して第3係止手段5の係止片40が積層された缶蓋材W
の先端側を係止する。第2係止手段4は、前記横動手段
であるロッドレスシリンダ15aにより移送路1の中間
位置1bに迅速に戻される。
【0041】次いで、図7(b)に示すように、所定枚
数の缶蓋材群W1 は、その両端側を蓋切り手段6と第3
係止手段5とに挟持されて、前記横動手段8によって缶
蓋材群W1 のみが停留部2に早送りされる。
【0042】そして、図7(c)に示すように、缶蓋材
群W1 が停留部2に停留されると同時に、缶蓋材群W1
の後端部が前記第1係止板44によって係止され、先端
部が第2係止板45によって係止される。
【0043】次いで、図7(d)に示すように、蓋切り
手段6は缶蓋材群W1 の後端側の係止を解除して移送路
1の所定位置1aに戻り、第3係止手段5は缶蓋材群W
1 の先端側の係止を解除して移送路1の終端位置1cに
戻る。
【0044】その後、図5に示すように、停留部2を揺
動させて缶蓋材群W1 を載置部52に移載する。このよ
うに、缶蓋材Wは、缶蓋材群W1を形成してその搬送が
容易な状態で載置部52に載置される。
【0045】以上のように、本実施例により、缶蓋材W
の移動を停止させることなく迅速に所定枚数の缶蓋材群
1 を形成することができる。
【0046】
【発明の効果】以上のことから明らかなように、本発明
によれば、第1係止手段及び第2係止手段によって積層
状態のワークの先端側の倒れを確実に防止して、ワーク
を移送路に沿って移動させることができる。特に、第1
係止手段は、移送路の中間位置で第2係止手段とワーク
の先端の係止を交代するので、迅速に移送路の所定位置
まで戻ることができる。
【0047】また、蓋切り手段が、連続する積層状態の
ワークを分割して所定枚数のワーク群を形成した後、間
隔形成手段によって連続する積層状態のワークとワーク
群との間に迅速に第1係止手段を挿入させることができ
る。
【0048】そして、第1係止手段が移送路を移送する
連続した積層状態のワークの先端側を係止する一方、ワ
ーク群の先端側と後端側とを、第3係止手段と蓋切り手
段とによって挟持して、その横動手段によってワーク群
を停留部に早送りすることができる。
【0049】従って、本発明によれば、複数枚に積層さ
れた状態のワークが加工機から連続して送られた際に、
その積層されたワークを移送しつつ所定枚数毎に分割し
て、所定枚数のワーク群を迅速に形成することができる
ので、例えば、所定枚数のワーク群を複数搭載するトレ
ー等に、迅速に搭載することも容易とすることができる
ワークの移送装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例の上流側半体の構成の説明図。
【図2】本実施例の下流側半体の構成の説明図。
【図3】図1の III-III線断面説明図。
【図4】図2の正面視した説明図。
【図5】蓋切り手段の作動説明図。
【図6】本発明の装置を簡略的に示しその作動を説明す
る説明図。
【図7】図6に続く作動を説明する説明図。
【符号の説明】
1…移送路、2…停留部、3…第1係止手段、4…第2
係止手段、5…第3係止手段、6…蓋切り手段、7、1
1a、15a…横動手段、8…間隔形成手段、52…載
置部、W…ワーク(缶蓋材)、W1 …ワーク群(缶蓋材
群)。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】板状のワークを連続加工する加工機の下流
    側で該加工機から排出された複数のワークを積層状態で
    所定枚数に分割して移送するワークの分割移送装置であ
    って、前記加工機の排出箇所から積層状態で水平方向に
    連続排出されるワークを移送する移送路と、該移送路の
    終端に連設され、該移送路を移送されたワークを停留す
    る停留部と、前記移送路に案内されて移送する積層され
    たワークの先端側の係止が自在であり、該移送路に沿っ
    てその所定位置とその下流側の中間位置との間を横動手
    段により往復移動する第1係止手段と、前記移送路の中
    間位置で前記第1係止手段がワークの係止を解除したと
    き、ワークの先端側の係止が自在であり、前記移送路の
    中間位置とその下流側の終端位置との間を横動手段によ
    り往復移動する第2係止手段と、前記移送路の終端位置
    で前記第2係止手段がワークの係止を解除したとき、ワ
    ークの先端側の係止が自在であり、前記停留部の終端ま
    で横動手段により往復移動する第3係止手段と、前記移
    送路に連続して積層状態で導入されたワークの所定枚数
    となる位置のワーク間に挿入して前記第3係止手段との
    間に所定枚数のワーク群を形成すると共にその後端側の
    係止が自在であり、移送路の所定位置と終端位置との間
    を横動手段により往復移動する蓋切り手段と、該蓋切り
    手段がワーク間に挿入されたとき、その挿入された部分
    の下流側のワークの後端を係止して前記第1係止手段が
    挿入可能となる寸法だけワークを下流側に押し出して間
    隔を形成する間隔形成手段と、該間隔形成手段によって
    形成された間隔に前記第1係止手段を挿入して、移送路
    に案内されて移送される積層されたワークの先端側を第
    1係止手段が係止すると同時に、前記蓋切り手段を前記
    第3係止手段と共に前記停留部に早送りする横動手段と
    からなることを特徴とする連続供給される板状ワークの
    分割移送装置。
  2. 【請求項2】前記停留部は、ワークの周方向に揺動自在
    であり、該停留部が揺動したとき該停留部上のワーク群
    を受け取って載置する載置部を、前記停留部に平行して
    隣設したことを特徴とする請求項1記載の連続供給され
    る板状ワークの分割移送装置。
JP21390991A 1991-08-26 1991-08-26 連続供給される板状ワークの分割移送装置 Pending JPH0551128A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR200448670Y1 (ko) * 2008-04-18 2010-05-06 신화철강주식회사 형강 가공장치
CN109455502A (zh) * 2018-11-26 2019-03-12 广东英达思迅智能制造有限公司 一种电机出力轴力矩自动检测设备

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