JPH0550992U - 電源制御回路 - Google Patents

電源制御回路

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JPH0550992U
JPH0550992U JP109174U JP10917491U JPH0550992U JP H0550992 U JPH0550992 U JP H0550992U JP 109174 U JP109174 U JP 109174U JP 10917491 U JP10917491 U JP 10917491U JP H0550992 U JPH0550992 U JP H0550992U
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voltage
power supply
control circuit
circuit
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JP109174U
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哲郎 内田
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Mitsumi Electric Co Ltd
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Mitsumi Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】本考案は、入力電圧が印加されたときに、タイ
マラッチ式短絡保護回路が誤動作しないようにした、電
源制御回路を提供することを目的とする。 【構成】スイッチング電源装置のスイッチング素子に対
して、該スイッチング電源装置の出力電圧を基準電圧出
力端子15dの出力電圧を分圧抵抗16により分圧され
た設定電圧と比較することにより、該スイッチング素子
をPWM制御電すると共に、電源投入時には、デッドタ
イムコントロール回路によって、該PWM制御の出力を
抑止するようにし、さらにタイマラッチ式短絡保護回路
を備えている電源制御回路15において、該分圧抵抗の
うち、上記設定電圧を決定する一方の分圧抵抗に対し
て、コンデンサ19が、また他方の分圧抵抗に対して、
ダイオード20が、それぞれ並列接続されていることに
より、電源制御回路を構成する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、電源投入時に該スイッチング素子に加わるPWM制御の出力を抑止 するようにした、スイッチング電源回路のスイッチング素子を制御する電源制御 回路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、スイッチング電源回路は、例えば図4に示すように、構成されている。 即ち、図4において、スイッチング電源回路1は、入力電圧が印加される入力端 子INに対して、それぞれ順次に直列に、エミッタ・コレクタが接続されたトラ ンジスタ2,チョークコイル3と、該チョークコイル3の入力側とアースとの間 に接続されたダイオード4と、該チョークコイル3の出力側とアースとの間に接 続されたコンデンサ5と、上記トランジスタ2の制御を行なう電源制御回路6と を含んでおり、該チョークコイル3の出力側が、出力端子OUTに接続されてい る。
【0003】 該電源制御回路6は、その電源端子6aが、上記トランジスタ2の入力側に接 続されていると共に、そのフィードバック入力端子6bに、上記出力端子OUT が接続されており、さらにそのフィードバック入力端子6cに、基準電圧出力端 子6dの基準電圧が分圧抵抗7により分圧された設定電圧が印加され、また制御 出力端子6eが、トランジスタ2のベースに接続されている。
【0004】 さらに、該電源制御回路6のデッドタイムコントロール端子6fは、上記基準 電圧出力端子6dの基準電圧が、コンデンサ8を介して印加されていると共に、 抵抗を介してアース接続されており、タイマラッチ式短絡保護端子6gは、コン デンサ9を介してアース接続されている。
【0005】 ここで、電源制御回路6は、例えば図5に示すように、構成されている。即ち 、図5において、電源制御回路6は、エラーアンプ6h,三角波発振器6i,コ ンパレータ6j及びトランジスタ6kと、タイマラッチ式短絡保護回路6mとを 含んでおり、該エラーアンプ6hには、フィードバック入力端子6b,6cの電 圧が印加されていて、コンパレータ6jには、該エラーアンプ6hの出力信号, 三角波発振器6iの出力信号と、デッドタイムコントロール端子6fの電圧が入 力されていて、その出力信号が、制御出力端子6eとアースとの間に接続された トランジスタ6kのベースに接続されている。
【0006】 このように構成されたスイッチング電源回路1によれば、入力端子INに印加 された入力電圧は、トランジスタ2,ダイオード4及びチョークコイル3により 構成される降圧型チョッパによって、降圧せしめられる。
【0007】 その際、該電源制御回路6は、入力端子INから入力電圧が、電源端子6aに 印加されることにより、動作せしめられ、フィードバック入力端子6b,6cに 入力される出力端子OUTの出力電圧及び基準電圧出力端子6dから分圧抵抗7 により分圧された設定電圧に基づいて、エラーアンプ6h,三角波発振器6i, コンパレータ6jの作用によって、トランジスタ6kを制御して、制御出力端子 6eから適宜のPWM制御信号を出力する。これにより、該トランジスタ2がオ ンオフ制御されて、出力端子OUTからの出力電圧が一定に保持され得るように なっている。
【0008】 ここで、電源投入時には、入力端子INに入力電圧が印加され、該入力電圧が 、トランジスタ2に印加されるが、電源制御回路6は、電源端子6aに印加され る入力電圧が、基準電圧出力端子6dから、分圧抵抗7,フィードバック入力端 子6cを介して、エラーアンプ6hに入力されると共に、コンデンサ8を介して デッドタイムコントロール端子6fに入力されているので、該デッドタイムコン トロール端子6fからコンパレータ6jに印加される電圧は、該コンデンサ8の 充電によって、図6に示すように、設定電圧に対して、次第に上昇することにな り、図7に示すように、三角波発振器6iからの三角波に対して、徐々にON幅 を広げる、所謂ソフトスタートが行なわれるようになっている。
【0009】 また、タイマラッチ式短絡保護回路6mは、出力が短絡して、出力電圧が瞬間 的にゼロになったとき、エラーアンプ6hの出力がLレベルとなり、これにより 保護回路用コンパレータ及びトランジスタがオフになることにより、タイマラッ チ式短絡保護端子6gに接続されたコンデンサ9が充電せしめられ、該タイマラ ッチ式短絡保護端子6gの電圧が所定電圧以上になったときに、ラッチ回路が動 作して、コンパレータ6jの出力をオフにし、トランジスタ6kをオフ状態にロ ックして、スイッチング動作を停止させるようになっている。
【0010】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、このような構成の電源制御回路6においては、デッドタイムコ ントロール回路が動作している間は、出力電圧が目標値に達しないことから、電 源投入時に、タイマラッチ式短絡保護回路6mが誤動作してしまう。このため、 タイマラッチ式短絡保護回路6mの動作時間を、デッドタイムコントロール動作 時間よりも、長くする必要がある。
【0011】 他方、電源投入時の過渡電流を防止するためには、デッドタイムコントロール 動作時間を長くすると共に、出力短絡時のスイッチング素子の破壊を防止するた めには、タイマラッチ式短絡保護回路6mの動作時間を短くする必要がある。
【0012】 従って、双方の動作時間を決定するための各回路定数やスイッチング素子を適 宜に選定することは、困難であった。
【0013】 本考案は、以上の点に鑑み、入力電圧が印加されたときに、タイマラッチ式短 絡保護回路が誤動作しないようにした、ソフトスタート回路を有する電源制御回 路を提供することを目的としている。
【0014】
【課題を解決するための手段】 上記目的は、本考案によれば、スイッチング電源装置のスイッチング素子に対 して、該スイッチング電源装置の出力電圧を基準電圧出力端子の出力電圧を分圧 抵抗により分圧された設定電圧と比較することにより、該スイッチング素子をP WM制御すると共に、電源投入時には、デッドタイムコントロール回路によって 、該PWM制御の出力を抑止するようにし、さらにタイマラッチ式短絡保護回路 を備えている電源制御回路において、該分圧抵抗のうち、上記設定電圧を決定す る一方の分圧抵抗に対して、コンデンサが、また他方の分圧抵抗に対して、ダイ オードが、それぞれ並列接続されていることを特徴とする、電源制御回路により 、達成される。
【0015】
【作用】
上記構成によれば、スイッチング素子の制御の基礎となる、設定電圧が、基準 電圧出力端子から、分圧抵抗による分圧によって決定されるが、該分圧抵抗のう ち、上記設定電圧を決定する一方の分圧抵抗に、コンデンサが並列接続されてい ることから、電源投入の際に、該コンデンサに充電が行なわれることにより、該 設定電圧が、電源投入時から漸次ゆるやかに上昇して、所定の電圧値に達するよ うになっている。
【0016】 その際、デッドタイムコントロール動作時間が短くされ得ることとなり、また 他方の分圧抵抗に、ダイオードが並列に接続されていることから、電源オフ時に 、該コンデンサは、該ダイオードを介して非常に短時間で放電せしめられること となり、従って、設定電圧が急激に低下するので、電源再投入時に、タイマラッ チ式短絡保護回路が誤動作してしまうようなことがなく、而も従来の電源制御回 路に対して、分圧抵抗にダイオード及びコンデンサを並列接続するだけの簡単な 構成により、比較的低コストで実現できることとなる。
【0017】
【実施例】
以下、図面に示した実施例に基づいて、本考案を詳細に説明する。 図1は、本考案による電源制御回路を備えたスイッチング電源回路の一実施例 を示している。
【0018】 スイッチング電源回路10は、入力電圧が印加される入力端子INに対して、 それぞれ順次に直列に、エミッタ・コレクタが接続されたトランジスタ11,チ ョークコイル12と、該チョークコイル12の入力側とアースとの間に接続され たダイオード13と、該チョークコイル12の出力側とアースとの間に接続され たコンデンサ14と、上記トランジスタ11の制御を行なう電源制御回路15と を含んでおり、該チョークコイル12の出力側が、出力端子OUTに接続されて いる。
【0019】 該電源制御回路15は、その電源端子15aが、上記トランジスタ11の入力 側に接続されていると共に、そのフィードバック入力端子15bに、上記出力端 子OUTが接続されており、さらにそのフィードバック入力端子15cに、基準 電圧出力端子15dの基準電圧が分圧抵抗16により分圧された設定電圧が印加 され、また制御出力端子15eが、トランジスタ11のベースに接続されている 。
【0020】 さらに、該電源制御回路15のデッドタイムコントロール端子15fは、上記 基準電圧出力端子15dの基準電圧が、コンデンサ17を介して印加されている と共に、抵抗を介してアース接続されており、タイマラッチ式短絡保護端子15 gは、コンデンサ18を介してアース接続されている。
【0021】 以上の構成は、図4に示した従来のスイッチング電源回路1と同様の構成であ るが、本考案による電源制御回路15においては、上記分圧抵抗16のうち、上 記設定電圧を決定する一方の分圧抵抗16aに対して、コンデンサ19が、また 他方の分圧抵抗16bに対して、ダイオード20が、それぞれ並列接続されてい る。
【0022】 本考案による電源制御回路15を備えたスイッチング電源回路10は、以上の ように構成されており、入力端子INに印加された入力電圧は、トランジスタ1 1,ダイオード13及びチョークコイル12により構成される降圧型チョッパに よって、降圧せしめられる。
【0023】 その際、該電源制御回路15は、入力端子INから入力電圧が、電源端子15 aに印加されることにより、動作せしめられ、フィードバック入力端子15b, 15cに入力される出力端子OUTの出力電圧及び基準電圧出力端子15dから 分圧抵抗16により分圧された設定電圧に基づいて、図示しない内部のエラーア ンプ,三角波発振器,コンパレータの作用によって、トランジスタを制御して、 制御出力端子15eから適宜のPWM制御信号を出力する。
【0024】 これにより、該トランジスタ11がオンオフ制御されて、出力端子OUTから の出力電圧が一定に保持され得るようになっている。
【0025】 ここで、電源投入時には、入力端子INに入力電圧が印加され、該入力電圧が 、トランジスタ11に印加されるが、電源制御回路15は、電源端子15aに印 加される入力電圧が、基準電圧出力端子15dから、分圧抵抗16,フィードバ ック入力端子15cに入力されると共に、コンデンサ17を介してデッドタイム コントロール端子15fに入力されているので、該デッドタイムコントロール端 子15fから上記コンパレータに印加される電圧は、該コンデンサ8の充電によ って、図2に示すように、分圧抵抗16aにコンデンサ19が並列接続されてい ることによりゆるやかに立ち上がる設定電圧に対して、比較的短時間で接近しな がら、次第に上昇することになり、図3に示すように、三角波発振器からの三角 波に対して、徐々にON幅を広げる、所謂ソフトスタートが行なわれるようにな っている。
【0026】 この状態から、電源がオフにされると、電源制御回路15の電源端子15aに 印加される入力電圧が遮断され、基準電圧出力端子15dの基準電圧もゼロにな るが、このとき、コンデンサ17は、分圧抵抗16bに並列接続されたダイオー ド20を介して、ただちに放電せしめられるので、設定電圧がすみやかに降下せ しめられる。これによって、その後すぐに電源再投入されたとしても、タイマラ ッチ式短絡保護回路が誤動作してしまうようなことはない。
【0027】
【考案の効果】
以上述べたように、本考案によれば、入力電圧が印加されたときに、タイマラ ッチ式短絡保護回路が誤動作しないようにした、極めて優れた電源制御回路が提 供され得ることになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案による電源制御回路を備えたスイッチン
グ電源回路の一実施例を示す回路図である。
【図2】図1の電源制御回路における電源投入時の設定
電圧の変化を示すグラフである。
【図3】図1の電源制御回路における電源投入時の制御
状態を示すグラフである。
【図4】従来の電源制御回路を備えたスイッチング電源
回路の一例を示す回路図である。
【図5】図4の電源制御回路の構成例を示す回路図であ
る。
【図6】図4の電源制御回路における電源投入時の設定
電圧の変化を示すグラフである。
【図7】図4の電源制御回路における電源投入時の制御
状態を示すグラフである。
【符号の説明】
10 スイッチング電源回路 11 トランジスタ 12 チョークコイル 13,20 ダイオード 14,17,18,19 コンデンサ 15 電源制御回路 15a 電源端子 15b,15c フィードバック入力端
子 15d 基準電圧出力端子 15e 制御出力端子 15f デッドタイムコントロール端子 15g タイマラッチ式短絡保護端子 16 分圧抵抗

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スイッチング電源装置のスイッチング素
    子に対して、該スイッチング電源装置の出力電圧を基準
    電圧出力端子の出力電圧を分圧抵抗により分圧された設
    定電圧と比較することにより、該スイッチング素子をP
    WM制御すると共に、電源投入時には、デッドタイムコ
    ントロール回路によって、該PWM制御の出力を抑止す
    るようにし、さらにタイマラッチ式短絡保護回路を備え
    ている電源制御回路において、 該分圧抵抗のうち、上記設定電圧を決定する一方の分圧
    抵抗に対して、コンデンサが、また他方の分圧抵抗に対
    して、ダイオードが、それぞれ並列接続されていること
    を特徴とする、電源制御回路。
JP109174U 1991-12-10 1991-12-10 電源制御回路 Pending JPH0550992U (ja)

Priority Applications (1)

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JP109174U JPH0550992U (ja) 1991-12-10 1991-12-10 電源制御回路

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JP109174U JPH0550992U (ja) 1991-12-10 1991-12-10 電源制御回路

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ID=14503535

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JP109174U Pending JPH0550992U (ja) 1991-12-10 1991-12-10 電源制御回路

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JP (1) JPH0550992U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017070028A (ja) * 2015-09-29 2017-04-06 ローム株式会社 半導体装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017070028A (ja) * 2015-09-29 2017-04-06 ローム株式会社 半導体装置

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