JPH05509245A - 選択的に固定される芯線を有するpcta用カテーテル - Google Patents

選択的に固定される芯線を有するpcta用カテーテル

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JPH05509245A
JPH05509245A JP3512311A JP51231191A JPH05509245A JP H05509245 A JPH05509245 A JP H05509245A JP 3512311 A JP3512311 A JP 3512311A JP 51231191 A JP51231191 A JP 51231191A JP H05509245 A JPH05509245 A JP H05509245A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 選択的に固定される芯線を有するPTCA用カテーテル」U旧J1 本発明は小断面積型経皮的冠動脈形成術(PTCA)用カテーテルに関するもの で、より特定すれば、カテーテル用芯線を任意に装着し得るPTCAカテーテル に関する。
背11層 PTにA手順は通常、患者の冠血管系へ経皮的に導入し得る案内カテーテルを上 腕または大腿動脈から挿入し、その尖端が所望する冠動脈の開口部へ到達するま で脈管内を進めることで実施されるものである。ついで案内ワイヤと膨張性バル ーンカテーテルが案内カテーテルに泊って導入され、案内ワイヤがバルーンカテ ーテルの内側管腔内に装着される。案内ワイヤとバルーンは膨張性バルーンが処 置すべき患部領域内に正確に位置するまで前進される。位置が決まると、膨張性 バルーンが放射線不透性の液体例えば造影剤などを用いて所定の寸法まで拡大さ れ、動脈壁内側に対して患部の粥状硬化を放!1方向に圧迫し、これによって該 動脈の内腔を量大する。膨張性バルーンはこの後収縮され、量大した動脈を通し て血流が回復し得るようにバルーンカテーテルを除去する。
従来技術のPTCAカテーテルは通常3つの基本的設計のうちの1つを使用して きた:案内ワイヤ(OTW)型、固定ワイヤ(FW)型、または半可動ワイヤ( SMW)型の3種類があり、これらのそれぞれは固有の明確な長所および短所を 有している。こうした従来技術カテーテルの使用者は選択した設計により提供さ れる特定の利点を得る目的で選択した設計に付随する欠点を容認する必要があっ た。
案内ワイヤ(OTW)型カテーテルはPTCAカテーテルとして使用されるもの のうちで最も古い形式である。図IAはOTW型カテーテルの典型的な設計を示 し、一般に参照番号1で示されるカテーテルは2本の内腔軸を用い、2つの管腔 はそれぞれ同軸上に配置されるかく図IB)または多管腔式(図IC)に用いら れる。第1の内腔12はカテーテルlの全長にわたって通っており、独立して操 作される案内ワイヤ10を受け入れる。第2の管腔14は膨張性バルーン16の 内側と連通し、バルーン16の拡大のためにバルーン内への造影剤注入用の通路 を構成する。OTWカテーテルlの運用において、案内ワイヤ10が患部領域へ の処置を行なう動脈へ第1に通され、ついで患部領域へ通される。カテーテルl がこの後、第1の管腔12を案内ワイヤlOを被覆して摺動的に係合することに より、案内ワイヤ10に沿って、バルーン16が患部領域内に正確に位置するま で進められる。バルーン16がこの後で管腔14経出で供給される造影剤を使用 して膨大され、動脈壁に向って患部領域内の粥状硬化を放射方向に圧迫する。動 脈間人後、カテーテル1および案内ワイヤ10を抜去できる。さらに、カテーテ ル1単独で抜去してそのまま案内ワイヤ10を留置しておき、他の装置で必要と されるかもしれない該動脈への経路を確保することが出来る。
OTWカテーテルの長所には、案内ワイヤを留置しつつカテーテルを抜去できる 能力が含まれ、上述のように患部領域内で位置を見失うことな(他の装置による 動脈への経路を提供することが出来る。
これはまた比較的高い安全係数を提供するものでもあり、該動脈への経路を維持 することは、全症例中の6%に発生する量大後の領域再閉塞が図らずも発生した 場合、決定的となる。さらに、OTWカテーテルは術者が特定の案内ワイヤとカ テーテルを独立して選択可能であり、これによってそれぞれの症例に対して最適 の組み合せを術者が決定できるという長所を有している。
OTWカテーテルの主たる欠点シよ2個の独立した管腔を内蔵するために比較的 大きな断面積が必要とされることである。これは狭い領域を横断する必要がある 場合に特に問題とされる。さらに、OTWカテーテルjよ2つの独立したカテー テルの構成部材、すなわち案内ワイヤとバルーンカテーテルを独立して操作する 必要性から比較的複雑な操作を必要とされている。
図2Aおよび図2Bは典型的な固定ワイヤ(FW)型カテーテルを示し、一般に 参照番号2で示されるカテーテルは単一の管腔軸20を使用し、これがバルーン 22の近心端と直接連通し、またバルーンの遠心側に位置する遠心端で封止され ている。円錐状の芯線26は従来の内挿案内ワイヤと同様に単一の管腔内部でカ テーテルの全長に沿って走り、カテーテル2の遠心端24の先まで延在しており 、従来の案内ワイヤ尖端28で終止する。軸20は遠心端24において適切な封 止手段によって芯線26に直接封止されている。運用において、芯線26に封止 されたFWカテーテル2は単一のユニットとして、バルーン22が治療域内で適 正な位置へ来るまで、装置全体を案内ワイヤとして操作することにより、治療す べき動脈を通って案内される。単一の管腔を通して造影剤を供給してバルーン2 2を膨大させることにより量大が施術される。量大の後、装置全体、すなわち封 止された芯線26とともにカテーテル2が抜去される。
FW力テーデルの主要な長所は、カテーテル軸内に単一の管腔を使用することに より小さな断面が得られることで、バルーンの下の領域には管腔が全く存在して いない。FWカテーテルにおける膨大したバルーンの断面積はOTWカテーテル における膨大下バルーンの断面積に比べると、結果的に相当小さくなる。さらに 、FWカテーテルの軸直径も小さく、これによりFWカテーテル軸周囲で案内カ テーテルを通しての造影剤の注入がより簡単かつ良好に行なえるようになる。ま た、FWカテーテルは比較的使用が簡単な長所も有する。FWカテーテルの全て の部材が相互に結合しているため、単一の部材として機能し、また単一の術者に よって簡単に操作され得る。つまり量大手順が簡単かつ迅速に行なえる。FWカ テーテルのもう1つの長所はカテーテルの挿入性に関する。芯線が軸の遠心端に 堅固に装着されているため、術者は大量の長手方向の値からをカテーテルに伝達 可能であり、屈曲した領域内の患部を通して装置を圧入する上で有意である。
FWカテーテルの大きな欠点は量大後のカテーテル抜去による動脈内での位置の 逸失である。FWカテーテルは単一部材として動作するため、カテーテル全体が 量大後に抜去されなければならず、そのため治療する動脈への簡単な到達方法が 失われる。従って、さらなる装置を該動脈の患部領域内へ挿入する必要がある場 合、第2のワイヤまたはカテーテルをその領域を通ってもう一度挿入しなけれ− ならず、これは手順の困難さと危険性を増大させることになる。
FWカテーテルの第2の欠点はカテーテル尖端の操作性における妥協である。芯 線は基本的には案内ワイヤと似ているが、カテーテル軸の遠心尖端は芯線の端部 付近に固定されており、結果的にバルーンは芯線に対して錨として動作する傾向 にあり、これによって操作性と性能が減少することになる。
半可動ワイヤ(SMW)型カテーテルは図3に示し、OTWカテーテルとFWカ テーテルの間の妥協を表している。特定すれば、一般に参照番号3で示されるS MWカテーテルは、図IBに図示したOTWカテーテルと同様の同軸上に存在す る2本の管腔の設計を使用しており、案内ワイヤ34が第1の管腔30内を自由 に移動しつるようになしである。第2の管腔38はバルーン32内に造影剤を注 入するための手段として用意されている。第1の管腔30および第2の管腔38 は遠心端で相互に融合している。断面積を減少させる目的で、第1の管腔30の バルーン32と重複する部分はカテーテル3の近心部分における第1の管腔30 の部分より大幅に小さな寸法まで円錐状になしである。案内ワイヤ34も円錐状 に加工してあり、自由に回転しつつ少量の延出(通常的12cm)量まで繰り出 せるようになして第1の管腔30の円錐部分に嵌合するようになしである。標準 型案内ワイヤ尖端36は案内ワイヤ34の端部に装着される。SMWカテーテル はFWカテーテルと非常に似た方法で操作される。しかし案内ワイヤ34が自由 に回転できまたカテーテル軸とは独立して前進させ得るため、患部を降壇しての 案内ワイヤ34の操作は錨として作用するバルーン32および軸なしに実行し得 る。量大完了後、案内ワイヤ34を含むFWカテーテル全体が抜去される。これ は第1の管腔3oの円錐状の部分がカテーテル3の近心端において案内ワイヤ3 4より直径が小さく、また案内ワイヤ尖端36よりも直径が小さいためである。
従って、内部管腔3oの円錐状の部分は案内ワイヤ34の太い部分で引っ掛かり 、またカテーテル3と案内ワイヤ34両方の同時抜去が必要とされる。
SMWカテーテルの長所には従来のOTWカテーテルに比して断面積が小さいこ とと使用法が大幅に単純化されていることが含まれる。またSMWカテーテルは FWカテーテルに比してワイヤの動きすなわち操作性が良好である長所も有する 。
SMWカテーテルは量大後の患部領域への到達方法を留置することに関してFW カテーテルと同様の欠点を有する。さらに、SMWカテーテルはFWカテーテル に比し大きな断面積を有する欠点も有している。
光J■と旺頂 本発明の目的は一本でOTWカテーテル、FWカテーテル、およびSMWカテー テルとして使用可能なカテーテルを提供することである。
本発明のさらなる目的はOTW、FW、またはSMWカテーテルいずれかとして 操作することが可能であって、術者が冠動脈形成術施術中にいつでも1つの種類 から別の種類へ変更することが可能なカテーテルを提供することである。
本発明のさらなる目的はカテーテルの尖端内に芯線を選択的に固定する目的のた めに、遠心端に選択的に膨張自在の封止を含むようなカテーテルを提供すること である。
本発明のさらなる目的は使用に先だってカテーテルから空気を排出する目的のた めにその遠心端に選択的に膨張自在の封止を含むようなカテーテルを提供するこ とである。
見肛例訓j 本発明の目的は、芯線を提供し得またカテーテル軸の遠心端付近に装着したバル ーンを膨張させるために造影剤を供給し得るようになしである第1の大きな主管 腔を有する多管腔軸を含むPTCAカテーテルを提供することで達成されるもの である。多管腔軸はまたカテーテルの全長にわたって延在しカテーテル軸の遠心 側尖端内部に配置された膨張自在な封止として機能する小さなバルーンに終止す る第2の小管腔を含む。膨張自在の封止を膨張させることによって、第1の管腔 を通過する芯線がその位置で係止され、本カテーテルはFWカテーテルとして機 能する。膨張させた後、膨張自在の封止はカテーテルの遠心側尖端を封止するの で、量大用バルーンを膨張させることが出来る。膨張自在の封止が収縮された状 態のとき、自由な回転および長手方向の芯線の移動が可能となり、カテーテルは SMWカテーテルとして機能することになる。さらに、芯線および第1の管腔の 相対的寸法は、施術する動脈内の位置に芯線を残しつつ芯線からカテーテル軸を 完全に抜去し得るようになしであるので、OTWカテーテルの長所の全てを提供 することになる。手術の異なる段階で最適な形状の装置(すなわちOTW、FW またはSMWカテーテル)を使用する選択肢を術者に提供する目的で、本発明に よるカテーテル尖端部の膨張自在の封止は、繰り返して、またいつでも、量大術 中に膨張収縮させることが出来る。
2血2註朋 図IAは従来技術により公知の典型的なOTWカテーテルの平面図である。
図IBは従来技術で公知の同軸的に配置した管腔を有するOTWカテーテル軸の 端面切取図である。
図ICは従来技術で公知の多管腔構造を有するOTWカテーテル軸の端面切取図 である。
図2Aは従来技術で公知の典型的なFWカテーテルの平面図である。
図2Bは図2Aに図示したFWカテーテルの遠心端部分の拡大図である。
図3は従来技術で公知の典型的なSMWカテーテルの平面図である。
図4Aは本発明によるカテーテルの平面図である。
図4Bは図4Aの線B−Bに沿って取り出した本発明によるカテーテル軸の断面 端面図である。
図4Cは図4Aの線C−Cに沿って取り出した本発明によるカテーテル軸の断面 端面図である。
図4Dは図4八〇線D−Dに沿って取り出した本発明によるカテーテル軸の断面 端面図である。
図4Eは本発明によるカテーテルの近心側端部の拡大図である。
ロ たの の乏熊 図4Aは一般に参照番号4によって示される本発明のカテーテルの平面図である 。特定すれば、カテーテル4は大きな主管腔41と極めて小さな副次的管腔42 を有する多管腔近心側軸を含む(図4B参照)。近心側軸40は量大川バルーン 49の近心側でバルーン延出部44に接着されている。主管腔41はバルーン延 出部の外側部材の内面に直接連通しており、同時に副次的管腔42(よバル−ン 延出部44の小さな内側部材45へ接着されている(図40参照)。
内側部材45はバルーン延出部44の全長に延在し、またカテーテル4の遠心側 尖端48内部に配置された小さな膨張自在の封止46へ終止する(図4D参照) 。外側部材47もバルーン延出部44の全長に延在し、量大用バルーン49を構 成する部分を含み、カテーテル4の遠心側尖端48で最終的に開口している。単 一の放射線に不透明な目印の帯60は内側部材45上に配置されて量大川バルー ン49の中心線がX線虫光透視鏡的に線描しである。
カテーテル4は図4Eにおいて図示したように、一般に参照番号50で示される ように、その近心側端部で標準の調節自在なY型接栓に終止する。主管腔41は 接栓50の長さに沿って連続し、またバッキング52へ終止する。バッキング5 2によって芯線54がその中を通過でき、また同時にカテーテル4の近心側端部 から液体の漏出を防止するように芯線54の周囲に封止を提供している。芯線5 4は主管腔41と外側部材47の全長にわたって通されており、カテーテル4の 遠心側尖端48にある開口部から突出している。接栓50は副次的管腔42と連 通している第1の膨張部分53を含み、膨張自在の封止46の独立した膨張を可 能と成している。接栓50はさらに主管腔4Iと連通ずる第2の膨張部分58を 含み、量大用バルーン49の膨張を可能と成している。
カテーテル4の全ての部材は方向性ポリエチレン材よりなり、部材が相互に熱接 着され、それによって周知の工程を用いての製造を単純に行ない得るように成し であることが望ましい。近心側軸40は高密度ポリエチレン材料から成形し得る もので、これは圧入性を高め芯線の良好な動作のための低い摩擦係数を有する比 較的堅い軸を提供する。バルーン延出部44の内側部材45および外側部材47 は線型低密度ポリエチレンより形成して柔軟性と強度を提供するように成すこと が出来る。外側部材47はまた、PET、ナイロン、ナイロン化成物、ステンレ ス鋼、ポリイミドなどの圧入性と柔軟性の各種の組み合せを提供するほかの素材 から構成することが可能である。内側部材45は方向性線型低密度ポリエチレン から形成して、カテーテルの他の部材と熱溶着し得るように成すことが望ましい 。
他の原材料を用いることも可能で、これにはPET、ナイロン、ナイロン化成物 、ポリイミド、またはシリコンまたはラテックスなどの弾性材料が含まれる。
膨張自在の封止46は、端部または内側部材45を加熱しつつ圧力下に端部を拡 大することにより、内側部材45に統合された部分として形成されるのが望まし い。量大用バルーン49は同様の方法で外側部材47の統合部分として形成可能 である。バルーンを部材の統合された部分として形成することにより、部材にバ ルーンを個別に接着する必要性が除去されている。膨張自在の封止46は、膨張 自在の封止46を収縮し内側部材45の管腔内部に支持を提供するための軸を挿 入することにより、外側部材47の内部表面に熱溶着され得る。膨張自在の封止 46と量大用バルーン48の完全な状態は形成中の熱の印加を制御することによ って維持することが可能である。膨張自在の封止46はまたシリコン、ラテック スゴムまたはポリウレタンなどの弾性材料から製造することも可能で内側部材4 5および遠心側尖端48へ接着剤を用いて接着することもできる。
バルーン延出部44の近心側端部は周知の方法で近心側軸40の遠心側端部に熱 溶着されるのが望ましい。さらに、近心側飴40とバルーン延出部44は量大用 バルーン49の近心側5cmないし35C1llO位胃で接着されるのが望まし い。主管腔41および外側部材47の外部直径は円滑な移行とこれらの間の強力 な接着を保証するためにほぼ同一である。また、副次的管腔42と内部部材45 の内部直径も円滑な移行とこれらの間の強力な接着を保証するためにほぼ同一で ある。主管腔4〕および外側部材47の直径は副次的管腔42および内側部材4 5の直径より3ないし6倍大きいことが望ましい。副次的管腔42と内側部材4 5の比較的小さな直径により、カテーテル4が単一管腔型カテーテルの全体的寸 法に近似し、これによってOTWカテーテルの長所を維持しつつFWカテーテル の管腔の断面積を減少することが出来る。
芯線54は柔軟性と圧入性の最適な組み合せを提供するように寸法を決めた円錐 状の構造を成すことが望ましい。近心側の芯線54の非円錐部分の直径は0.1 0インチから0.20インチの範囲内であることが望ましい。円錐部は芯線54 の遠心側端部から15ないし35cs付近から始まり、非円錐上の心材の長さに よって分離された少な(とも2つの明確な円錐状の部分を含むことが望ましい。
量大用バルーン49内部に位置することになる芯線54の一部がおよそ0.00 6インチの直径を有し、芯線54の遠心側端部に向って急な円錐を作り、放射線 に不透明な金属のコイル56で終端することがさらに望ましい。量大用バルーン 49部分の芯線54の小さい直径が量大用バルーン49の収縮した直径を最小限 に抑える上で役に立っている。芯線54は何らかの適切な材料から形成できるが 、ステンレス鋼またはニッケルとチタンの合金にチノール)から形成されるのが 望ましい。
芯線54の表面を潤滑性材料、例えばテフロン、シリコン、水性ゲル、またはそ の他の物質により被覆して芯線54と外側部材47の間の摩擦を減少させるよう に成すことも望ましい。さらに、カテーテル4の外部表面を同様の潤滑性材料、 例えばシリコンまたは水性ゲルにより被覆し、カテーテル4の外部表面の使用中 の摩擦を減少することが出来る。
本発明によるカテーテルは外科医の選択でOTW、FW、またはSMWカテーテ ルのいずれか1つとして操作可能である。さらに、医師は使用することを望むカ テーテルの形式を冠動脈形成術の術中にいつでも選択できる。この選択性は膨張 自在の封止をカテーテルの遠心側尖端に含むことにより可能になっている。本発 明によるカテーテルのさらなる特徴は、カテーテルから迅速に空気を排出できる 能力、および大型の膨張用管腔の排除により可能と成ったカテーテル軸と量大用 バルーンの比較的小さな断面形状を含むものである。
本発明によるカテーテルの全体的設計;よ、量大用バルーンの膨張/収縮双方の ためと芯線を通すために単一の管腔が使用される点において、FWカテーテルに 類似している。この単一管腔の設計はカテーテル軸と量大川バルーンの小さな断 面形状を保証する。しかし、本発明によるカテーテルは、カテーテルの遠心側端 部にある膨張自在の封止により芯線が主幹腔内を自由に移動できることがら、S MWカテーテルとしても機能することが出来る。言い替えると、標準的FWカテ ーテルとは異なり、本発明によるカテーテル内の芯線はカテーテルの遠心側端部 で封止されなくてもよいので、芯線の自由な移動が可能と成るものである。膨張 自在の封止の膨張により芯線はその場で係止され本カテーテルはFWカテーテル として操作することが出来るようになる。さらに、膨張自在の封止の膨張でカテ ーテルの遠心側尖端が封止され、量大川バルーンの膨張と収縮が主管腔経由で行 なえるようになる。さらに、本発明によるカテーテルはOTWカテーテルの全て の長所を提供するものである。より特定すれば、芯線がすでに患者に留置されて いる場合、本発明のカテーテルに供給される芯線を除去して、すでに患者に留置 されている芯線に沿ってカテーテル軸を導入することが出来る。また、本発明の カテーテルを使用した量大後のさらなる装置の導入が所望される場合、芯線を留 置したままでカテーテル軸を抜去することが可能となり、治療域への到達経路が 維持されることになる。
本発明のカテーテルを用いる方法の1つを以下で詳述する。
全てのバルーンカテーテルの場合と同様、カテーテル内の空気はカテーテルを患 者の体内に導入する以前にカテーテル軸および量大川バルーンから排出する必要 がある。この排出は拡張圧を増強するための無気的水圧システムの必要性により 、また冠動脈形成術中にバルーンが破裂した場合冠動脈内への空気の注入を予防 する必要性から、必要とされる。本発明のカテーテルにおいて、この排出は極め て簡単かつ迅速に実施し得ることから、本発明の長所の1つを提供するものであ る。膨張自在の封止に陰圧をかけることにより主管腔の遠心側尖端が完全に開放 され、近心側端部から遠心側端部に向かい主管腔を通して、全ての空気が遠心側 尖端から排出されるのが確認されるまで造影剤を注入することにより、空気の排 出は簡単に実行することが出来るように成しである。この排出は本発明によるカ テーテルの遠心側端部の開口が従来技術のカテーテルにおける排出目的で提供さ れた微細な気孔または開口部よりかなり大きいため、従来技術のカテーテルに比 して極めて迅速に完了する。
本発明によるカテーテルは主管腔を通して芯線を導入した状態で通常パッケージ 化される。しかし、医師がすでに患者体内に芯線を留置している場合、芯線を除 去してカテーテルをOTWカテーテルとして使用することが可能である。言い替 えるならば、本カテーテルはすでに留置されている芯線に沿って患者に挿入する ことが出来る。一旦導入されれば、カテーテルの遠心側端部にある膨張自在の封 止を単に膨らませることにより、カテーテルを既存の芯線上でいつでも係止する ことが可能である。従って、FWカテーテルの拡大された圧入性が得られること になる。あらゆる場合において、一旦治療部位内の適正な位置にバルーンが到達 すれば、膨張自在の封止を膨張させてカテーテルの遠心側端部を封止し、また量 大用バルーンの膨張/収縮は造影剤を主管腔を通して開穴用バルーン内へ注入す ることにより実行できる。最初の量大が実行されれば、医師は幾つかの選択肢を 有し続けることになる。より特定すれば、さらなる装置を治療部位へ導入するこ とを希望する場合、芯線を留置したままカテーテルを抜去することが出来る。さ らに医師が適切と感じるほかの部位への到達および膨張のために本カテーテルを OTW、FW、またはSMWカテーテルとして使用することが出来る。
代替法の1つにおいて、医師が最初にFWカテーテルを選択する場合、芯線なそ の位置で係止するために膨張自在の封止を空気排出後すぐに膨張させることが可 能である。芯線とカテーテルは単一のユニットとして動脈内を治療部位に向けて 案内されることになる。
量大用バルーンが患部内に適正に配置されたなら、量大用バルーンを上述のよう にすぐに膨張させることが出来る。この初期量大の後、医師は上述したのと同じ 選択肢を有している(すなわち、芯線なそのまま留置するかまたは本カテーテル をOTW、FW、またはSMWカテーテルのいずれか1つとして使用し続けるが )。
さらなる方法において、医師が最初にSMWカテーテルを選択する場合、膨張自 在の封止は膨張させず、従って芯線を自由に移動することが出来る。芯線は患部 領域を通して操作することが出来るので、この後芯線に沿って量大用バルーンの 適正な位置決めを行なう。
量大用バルーンが適正な位置に達したなら、量大自在の封止を膨張させてカテー テルの遠心側端部を封止し、ついで量大用バルーンを膨張/収縮を上述のように 実行する。また一旦量大が完了すれば、医師は上記の選択肢の全てを有すること になる。
膨張自在の封止を単に膨張させるかまたは収縮させることによって、本発明によ るカテーテルがOTW、FWまたはSMWカテーテルのいずれかとして、術中の いかなる時においても機能し得ることはさらに注意すべきであろう。例えば、医 師は執刀開始時に、膨張自在の封止を膨張させ芯線をその位置で係止して本カテ ーテルをFWカテーテルとして機能させ、さらに手術の後の段階において膨張自 在の封止を収縮させることで芯線を開放し、本カテーテルをSMWカテーテルと して作用させるような選択肢を有している。1つの形状のカテーテルから別のカ テーテルへ限りない数の組み合せと変更が医師の選択で単一の冠動脈形成術中に 実行可能である。従って本発明のカテーテルは、冠動脈形成術中のあらゆる時点 で異なる形状のカテーテルの間での切り換えの多様性と簡単さを伴いつつ各形式 のカテーテルの長所全てを提供することにおいて、高度に有利である。
上述の説明は本発明の幾つかの好適実施例にしたがったものであるが、これはあ らゆる意味において本発明を制限する意図を有するものではない。むしろ細部に おいて多くの修正、変更、および変化が本発明の範囲を逸脱することなく成し得 ることは理解されよう。
国際調査報告

Claims (40)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.近心側端部と遠心側端部を有し、上記近心側端部から上記遠心側端部まで中 を通って延在する主管腔および副管腔を有するカテーテル軸と、 近心側端部および遠心側端部を有するバルーン延出部であって、上記バルーン延 出部の上記近心側端部は上記カテーテル軸の上記遠心側端部へ接続されており、 さらに上記バルーン延出部が上記バルーン延出部の上記近心側端部から上記遠心 側端部へ延在する外部部材および内部部材を有することを含む脈管形成術用カテ ーテルであって、 上記外側部材の近心側端部が上記主管腔と遠心側端部において連続し、さらに上 記外側部材の遠心側端部が上記カテーテルの遠心側尖端を含み、また上記外側部 材はその全長の一部に形成した開大用バルーンを有することと、 上記内側部材はその近心側端部にあって上記副次的管腔へその遠心側端部で接続 するようになし、上記内側部材の上記遠心側端部は上記カテーテルの上記遠心側 尖端内に配置された膨張自在な封止で終止するように成してあることを特徴とす るカテーテル。
  2. 2.上記主管腔の直径が上記副管腔の直径の3ないし6倍を成すことを特徴とす る請求の範囲第1項に記載の脈管形成術用カテーテル。
  3. 3.上記主管腔の外側直径が上記外側部材の外側直径とほぼ同一であって上記副 管腔の直径が上記内側部材の直径とほぼ同一であることを特徴とする請求の範囲 第2項に記載の脈管形成術用カテーテル。
  4. 4.上記カテーテル軸と上記バルーン延出部が方向性ポリエチレンより形成され ていることを特徴とする請求の範囲第1項に記載の脈管形成術用カテーテル。
  5. 5.上記カテーテル軸が上記バルーン延出部へ熱溶着されることを特徴とする請 求の範囲第4項に記載の脈管形成術用カテーテル。
  6. 6.上記カテーテル軸が高密度ポリエチレンより形成されることを特徴とする請 求の範囲第4項に記載の脈管形成術用カテーテル。
  7. 7.上記バルーン延出部が線型低密度ポリエチレンより形成されることを特徴と する請求の範囲第4項に記載の脈管形成術用カテーテル。
  8. 8.上記内側部材が方向性ポリエチレンより形成されることを特徴とする請求の 範囲第1項に記載の脈管形成術用カテーテル。
  9. 9.上記内側部材が線型低密度ポリエチレンより形成されることを特徴とする請 求の範囲第8項に記載の脈管形成術用カテーテル。
  10. 10.上記膨張自在の封止が上記内側部材の一部を加熱し圧力をかけて上記内側 部材を膨張させることにより上記内側部材から形成され、上記内側部材と連携す る小さなバルーン区画を形成するように成してあることを特徴とする請求の範囲 第8項に記載の脈管形成術用カテーテル。
  11. 11.上記膨張自在の封止が上記カテーテルの上記遠心側尖端内に熱溶着される ことを特徴とする請求の範囲第10項に記載の脈管形成術用カテーテル。
  12. 12.上記膨張自在の封止が弾性材料から形成され上記内側部材に接着されるこ とを特徴とする請求の範囲第1項に記載の脈管形成術用カテーテル。
  13. 13.上記主管腔と上記外側部材の全長にわたって延在する円錐状の芯線をさら に含み、上記円錐状の芯線の遠心側端部が放射線に不透明な金属のコイルで終止 することを特徴とする請求の範囲第1項に記載の脈管形成術用カテーテル。
  14. 14.上記円錐状の芯線がステンレス鋼またはニッケルとチタニウムの合金(ニ チノール)から作られることを特徴とする請求の範囲第13項に記載の脈管形成 術用カテーテル。
  15. 15.上記円錐状の芯線が上記開大用バルーンを通って延在する部分に沿ってお よそ0.006インチの直径を有することを特徴とする請求の範囲第13項に記 載の脈管形成術用カテーテル。
  16. 16.上記円錐状の芯線がテフロン、シリコン、水性ゲル、またはその他の潤滑 性物質により被覆され、上記外側部材内の摩擦を減少するように成してあること を特徴とする請求の範囲第13項に記載の脈管形成術用カテーテル。
  17. 17.上記カテーテル軸および上記バルーン延出部が上記開大用バルーンの近心 側5ないし35cmの位置で相互に接着してあることを特徴とする請求の範囲第 1項に記載の脈管形成術用カテーテル。
  18. 18.上記膨張自在な封止を独立して膨張させまた収縮させるための第1の手段 と上記開大用バルーンを独立して膨張させまた収縮させるための第2の手段をさ らに含むことを特徴とする請求の範囲第1項に記載の脈管形成術用カテーテル。
  19. 19.上記カテーテルの外側表面がシリコンまたは水性ゲルなどの潤滑性物質に より被覆されて上記カテーテルの上記外側表面における摩擦を減少するように成 してあることを特徴とする請求の範囲第1項に記載の脈管形成術用カテーテル。
  20. 20.案内ワイヤ型カテーテル、固定ワイヤ型カテーテル、または半可動型カテ ーテルのいずれか1つとして術者の選択によって動作し得る脈管形成術用カテー テルであって、上記カテーテルは上記案内ワイヤ型カテーテル、上記固定ワイヤ 型カテーテル、または上記半可動型カテーテルのいずれか1つから上記案内ワイ ヤ型カテーテル、上記固定ワイヤ型カテーテル、または上記半可動型カテーテル の別の1つへ上記カテーテルの操作中にいつでも無限回の切り換えを可能と成す ことを特徴とする脈管形成術用カテーテル。
  21. 21.上記カテーテルの上記遠心側端部に位置する膨張自在の封止を選択的に収 縮させる段階と、上記カテーテルの膨張管腔および収縮バルーンから空気および 液体の自由な流出を許容する段階と、上記膨張自在な封止を膨張させることによ って使用中に上記カテーテルの上記遠心側端部からの漏洩を防止するように成す 段階を含むことを特徴とする脈管形成術用カテーテル排出のための方法。
  22. 22.上記近心側端部から上記遠心側端部まで中を通って延在する外側部材と、 上記外側部材内に同軸的に位置し上記近心側端部から上記遠心側端部まで中を通 って延在する内側部材を有する同軸的2管腔カテーテル軸より成る脈管形成術用 カテーテルであって、上記外側部材の上記遠心側端部は上記カテーテルの遠心側 尖端を含み、上記外側部材はその長さの一部に沿って形成された開大用バルーン を有することと、 上記内側部材の上記遠心側端部は上記カテーテルの上記遠心側尖端内に配置され た小さな膨張自在の封止に終止することを特徴とするカテーテル。
  23. 23.上記外側部材の直径が上記内側部材の直径の3ないし6倍を成すことを特 徴とする請求の範囲第22項に記載の脈管形成術用カテーテル。
  24. 24.上記外側部材が方向性ポリエチレンより形成されることを特徴とする請求 の範囲第22項に記載の脈管形成術用カテーテル。
  25. 25.上記開大用バルーンが上記外側部材の一部を加熱し圧力を印加することで その部分を膨張させて上記外側部材の連続する部分として形成されることを特徴 とする請求の範囲第22項に記載の脈管形成術用カテーテル。
  26. 26.上記開大用バルーンがバルーン延出部の部材として形成され、上記バルー ン延出部部材が上記外側部材に熱溶着されることを特徴とする請求の範囲第22 項に記載の脈管形成術用カテーテル。
  27. 27.上記外側部材が高密度ポリエチレンより形成されることを特徴とする請求 の範囲第24項に記載の脈管形成術用カテーテル。
  28. 28.上記開大用バルーンが線型低密度ポリエチレンより形成され、上記外側部 材に接着されることを特徴とする請求の範囲第27項に記載の脈管形成術用カテ ーテル。
  29. 29.上記外側部材が線型低密度ポリエチレンより形成されることを特徴とする 請求の範囲第24項に記載の脈管形成術用カテーテル。
  30. 30.上記内側部材が方向性ポリエチレンより形成されることを特徴とする請求 の範囲第22項に記載の脈管形成術用カテーテル。
  31. 31.上記内側部材が線型低密度ポリエチレンより形成されることを特徴とする 請求の範囲第30項に記載の脈管形成術用カテーテル。
  32. 32.上記膨張自在の封止は上記内側部材の一部を加熱し圧力を印加して上記内 側部材を膨張させることによって上記内側部材から形成され、これによって上記 内側部材と連続した小さなバルーン区画を形成するように成してあることを特徴 とする請求の範囲第30項に記載の脈管形成術用カテーテル。
  33. 33.上記膨張自在の封止が上記カテーテルの上記遠心側尖端内に熱溶着される ことを特徴とする請求の範囲第22項に記載の脈管形成術用カテーテル。
  34. 34.上記膨張自在の封止がシリコン、ラテックス、またはポリウレタンなど弾 性材料から形成され、上記内側部材の近心側端部に接着されて上記カテーテルの 上記遠心側尖端から遠い位置に存在することを特徴とする請求の範囲第22項に 記載の脈管形成術用カテーテル。
  35. 35.上記主管腔と上記外側部材の全長にわたって延在し上記カテーテルの遠心 側尖端から延出する円錐状の芯線をさらに含み、上記円錐状の芯線の遠心側端部 が放射線に不透明な金属から成るコイルに終止することを特徴とする請求の範囲 第22項に記載の脈管形成術用カテーテル。
  36. 36.上記円錐状の芯線がステンレス鋼またはニッケルとチタニウムの合金(ニ チノール)から作られることを特徴とする請求の範囲第35項に記載の脈管形成 術用カテーテル。
  37. 37.上記円錐状の芯線が上記開大用バルーンを通って延在する部分に沿ってお よそ0.006インチの直径を有することを特徴とする請求の範囲第35項に記 載の脈管形成術用カテーテル。
  38. 38.上記円錐状の芯線がテフロン、シリコン、水性ゲル、またはその他の潤滑 性物質により被覆され上記外側部材内部の摩擦を減少するように成してあること を特徴とする請求の範囲第35項に記載の脈管形成術用カテーテル。
  39. 39.上記膨張自在の封止を独立して膨張させまた収縮させるための第1の手段 と上記開大用バルーンを独立して膨張させまた収縮させるための第2の手段をさ らに含むことを特徴とする請求の範囲第22項に記載の脈管形成術用カテーテル 。
  40. 40.上記カテーテルの外側表面がシリコンまたは水性ゲルなとの潤滑性物質に より被覆され上記カテーテルの外側表面上の摩擦を減少するように成してあるこ とを特徴とする請求の範囲第22項に記載の脈管形成術用カテーテル。
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