JPH05508823A - 分与コック用の機械的作動装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 分与コック用の機械的作動装置 発明の背景 １、発明の分野 本発明は、例えば「バッグインボックスｊ型の容器に一般に使用される液体分与 コック用の機械的作動装置に関する。

本機械的作動装置は、レバーと、リンク装置と、ヒンジとを有し、それらの組合 せにより液体分与コックを開くために必要な力を緩和する。前記機械的作動装置 を有しない同様の液体分与コックと比較して、前記機械的作動装置では、作動力 が軽減されると共に前記液体分与コックの利用者が流れの制御をし易くしている 。更°に、所与の機械的利点として、本発明に係る機械的作動装置は、分与コッ クの全体の枠組みを越えるレバーの伸長を最小限にする位置にレバーの一次ビボ ットを配設している。

これによりレバーが作動してコックを開くとき、分与コックの取り付は部にかか る曲げモーメントを減少させている。

２、従来技術の説明 ワインや水や洗濯用製品などの種々の液体を分与するために、現在では、高価な 分与コックを使用している。

絶対的ではないが、これらの分与コックは、「バックインボックス」容器とよく 言われる支持厚紙容器内に配設されたプラスチックライチを有する容器と連携し ている。

「バッグインボックス」容器は、一般的には３リットル以上の液体製品を包含す るので、取扱いや注ぎが煩雑になる。その結果、必要に応じて重力により液体製 品を分与することができるコックが、数多く開発されている。

例えば、１９８４年６月５日にラッキングに付与されて本明細書にも参考として 取り入れた米国特許第４４５２５２５号は、分与に際して押し下げて下方に変形 させることにより弁を離隔させるドーム型の弾性隔壁を採用したプラスチック隔 壁コックを開示している。弾性隔壁から圧力を取り去ると、隔壁はその元の形状 を回復して弁を閉じる。しかしながら、利用者はその手をかなり無理な位置に置 いたまま、一本の指又は親指で隔壁の弾力を上回る力を加える必要がある。

１９８７年２月３日にデュジックに付与されここでも参考として取り入れた米国 特許第４４６０４９３号は、弾性隔壁を使用した液体容器用の別の分与コックを 開示しているが、これは更に、ドーム型隔壁の弾性に打ち勝つと共に、作動中の 人間工学即ち利用者の手の位置を改善すべく二本の単純なレバーを備えている。

発明の目的 従って、本発明の目的は、 （１）利用者がコックを開くために必要な力を軽減すること、 （２）作動中の手の位置をより自然な状態にすること（３）分与コックからの液 体の流れを調節し易く且つ見易くすること、 を実現する液体分与コックを作動させるための改良型の機械的作動装置を提供す ることにある。

発明の概要 特に好ましい実施例において、本発明は、レバーを有する分与コック作動装置よ り成る。前記レバーの一端は固定ピボットを介して液体分与コックに取り付けら れると共に、その他端は可動ヒンジを介してリンク装置に接続されている。この リンク装置が更に、液体分与コック内の隔壁と係合しているので、作動装置に加 えられる外力によりコック弁が開き、容器内に包含される材料を分与することが できる。

図面の簡単な説明 本明細書は、本発明を特に指摘し且つ明瞭に限定する請求の範囲をもって完結す るが、本発明の理解は、添付図面と共に以下の説明から一層深まると思われる。

図１は、一般に米国特許第４４５２４２５号に開示されたような従来技術の隔壁 液体分与コックの動作を示す概略図である。

図２は、図１に一般的に示した型の隔壁液体分与コックの動作を示す概略図であ るが、本発明に係る機械的コック作動装置の第一の実施例を含んだ図である。

図３は、その弁が閉位置にあり且つ一般に図２に示した型の隔壁液体分与コック の概略側面図であるが、コック隔壁を通る一部断面を示し、前記コックが一般に 図２に示した型の機械的コック作動装置を組み込んだ状態を示した図である。

図３Ａは、コック弁が開位置にある図３に示したタップ及び機械的作動装置の概 略図である。

図３Ｂは、図３の矢視線３Ｂ−３Ｂから見た図３の隔壁液体分与コックの概略正 面図であり、その弁が閉位にありコック隔壁を通る一部断面を示した図である。

図３Ｃは、図３に示した隔壁液体分与コック及び機械的作動装置の概略平面図で あり、コック弁が閉位置にあると共に、非折り畳み状態にある機械的作動装置の 連結を示した図である。

図４は、破線で示した隔壁液体分与コックに取り付けた本発明に係る機械的作動 装置の第二の実施例の正面図である。

図５は、液体分与コックの弁がその閉位置にあると共に図４の線５−５に沿った 図４の機械的作動装置の実施例の断面図である。

図５Ａは、その弁が開位置にある図５の機械的作動装置の実施例を示した図であ る。

図６は、本発明に係る別の機械的作動装置の実施例を組み込んだ代替的な隔壁液 体分与コックの部分断面図である。

図７は、一般に図３に示した型の機械的作動装置の実施例を組み込んでいるが、 対向する把持タブを更に備えた隔壁液体分与コックの側面図である。

好ましい実施例の説明 図１において、製品容器１２から測定カップ１３に液体製品１１を分与している 従来技術による代表的な様式の弾性隔壁コック１０が示されている。そうした従 来技術様式のコックから液体を分与する場合、扱いに＜０だけでなく、利用者の 手の位置により分与される液体が見えにくくなる。特に、隔壁を押すために、手 を逆さにして、親指１４と指１６及び１７を無理な形に配置しなければならない ことに留意されたい。また、利用者の手の位置によっては分与した液体製品１１ と測定カップ１３が見えなくなってしまうことにも留意されたい。

図２では、本発明の機械的コック作動装置３０を弾性隔壁コック２０に取り付け ている。コック２０は、図１に示した隔壁コック１０と略同−であり、製品容器 ２２から測定カップ２３に液体製品２１を分与している状態を示している。図２ に見るように、本発明の機械的コック作動装置３０では、「オン」位置にある間 、利用者の手２４がより自然な位置にきて、親指２５と指２５及び２６の配列も 向かい合ってより自然な形となる。また、利用者の手の位置により、分与した液 体製品２１と測定カップ２３が隠れることもないことに留意されたい。

図３は、本発明の機械的コック作動装置３０の詳細図である。作動装置３０は、 隔壁分与コック４０に固定されている。機械的コック作動装置３０は、好ましく は、固定ピボット又はヒンジ３１、レバー３２、可動又は浮動ヒンジ３３、リン ク３４、及び可動ピボット３５を有する。図３に開示した実施例では、コック作 動装置３０のレバー３２を、フランジ４１上のヒンジボス４５に一体的に取り付 けている。可動又は浮動ヒンジ３３により、リンク３４をレバー３２に一体的に 接合することが好ましい。リンク３４は、ソケット４２内に嵌合させた可動ピボ ット３５を介して、弾性隔壁４２に機械的に取り付けることが望ましい。レバー ３２の表面３６には、ぎざぎざを付けて、レバーと利用者の指との間の摩擦を高 めている。

図３Ａにおいて、隔壁分与コック４０は、その「開」即ち「オン」位置にあり、 弁体４４は、その座から離れている。弁体４４は、弾性隔壁４２の内側頂部に接 続されているので、前記弾性隔壁４２の頂部が下方に偏位すると、弁体４４がそ の座から離隔する。

作動中、力Ｆ１が、利用者の指を介して、レバー上部のぎざぎざのある表面３６ に加えられる。この力Ｆ１により、レバー３２はその固定ピボット又はヒンジ３ １を中心に回転する。その結果、可動又は浮動ヒンジ３３が固定ヒンジ３１を中 心に円弧を描いて移動して略垂直な力をリンク３４に加え、その力は更にピボッ ト３５上に伝播される。可動ピボット３５は、更に、略垂直な力Ｆ２を弾性隔壁 ４２内のソケット４３に加え、それにより弾性隔壁４２が下方に偏位する。かく して、弁体４４は座から外れ、コック４０は開く。

レバー３２の上端部のかなり大きい偏位が弾性隔壁４２のソケット４３内の可動 ピボット３５の比較的小さな偏位に帰するので、相当な機械的利点が達成される 。

換言すれば、フック作動装置３０は、作動中の手の位置を楽にするのみならず、 製品の流動を調整するために利用者が加える力Ｆ１の量を減少させる簡便な手段 を提供している。

図３Ｂは、図３の矢視線３Ｂ−３Ｂに沿ったコック作動装置３０とコック４０の 正面図である。本発明の特に好ましい実施例において、レバー３２は、コック４ ０の本体４９にまたがるヨークを有する。固定ピボット又はヒンジ３１は不連続 であり、コックフランジ４１上の水平方向に整列した一対のヒンジボス４５に、 レバー３２を接合している。リンク３４は、可動又は浮動ヒンジ３３を介して、 レバー３２に接合されている。

図３０は、コック作動装置３０及びコック４０の平面図であり、コック作動装置 ３０は折り畳まれていない状態で図示されている。この折り畳まれていない状態 において、レバー３２は、固定ピボット又はヒンジ３１を中心として、フランジ ４１から垂直方向に延びている。更に、リンク３４は、可動又は浮動ヒンジ３３ を中心に折り畳まれておらず、レバー３２と略同一平面内を延びている。分与コ ック４０と機械的コック作動装置３０とが図３０に示した状態で一体的に成形可 能であること、及び、その後弾性隔壁ソケット４３内に可動ピボット３５をスナ ップ嵌め式に係合させることにより図３に示した作動位置に折り曲げることがで きることは、プラスチック射出成形の当業者には理解されよう。

図４は、本発明の機械的コック作動装置の別の実施例１３０を開示している。こ のコック作動装置の実施例１３０は、固定ピボット又はヒンジ１３１と、第一の レバー即ち上部レバー１３２と、一対の第二のレバー即ち下部レバー１３９と、 一対の水平方向に整列した可動又は浮動ヒンジ１３３と、リンク１３４と、可動 ピボット１３５とを備えている。特に好ましい実施例において、機械的コック作 動装置１３０は、更に、ヒンジバー１５０と、それぞれラッチ１５２で終端する 一対の舌状部１５１とを有する。上部レバー１３２は、リンク１３４と隔壁分与 コック１４０の本体部分１４９とをまたぐ略ヨーク状であることが望ましい。上 部レバー１３２は、好ましくは開口部１６３を有し、これにより、上部レバー〕 −３２と指との摩擦を高めると共に、製造に必要とされるプラスチックの全体量 を減少させている。

上部レバー１３２は又、リブ１６０とガセット１６１とを有し、これにより、上 部レバー１３２、及び下部レバー１３９とのそれの接合部を強化している。リン ク１３４は、一対のコネクタ１５５と、横方向バー１５６と、可動ピボット１３ ５とを存する。

図４に示した特定の実施例において、機械的コック作動装置１３０は、機械的ラ ッチを介して、破線でのみ示した隔壁分与コック１４０に取り付けられている。

分与コック１４０上にコック作動装置１３０を組み立てるために、ラッチ１５２ を、好ましくはコック１４２のフランジ１４１上に一体成形された受け溝１４８ に挿入する。

ラッチ１５２と溝１４８の外側の内部壁との間の係合により、ラッチ１５２が溝 １４８の下側縁部の下に十分突出するまで、舌状部１５１を内側に偏位させてい る。この結果ラッチ１５１は外側に付勢されるので、コック作動装置１３０をコ ック１４０上に取り外し可能に固定することができる。

図５において、コック１４０及びコック作動装置１３０は、「閉」即ち「オフ」 位置にある。分与コック１４０の弾性隔壁１４０は、略ドーム形をしている。可 動ピボット１３５は、弾性隔壁１４２のソケット１４３内に係合させている。

作動中、利用者の指を用いて、外力ＦＩＯを上部レバー１３２の頂部に矢印で示 した方向に加える。この外力ＦＩＯにより、図５Ａで示したように、上部レバー １３２が固定ピボット又はヒンジ１３１を中心に回転する。その結果、下部レバ ー１３９の露出端部もまた固定ピボット又はヒンジ１３１を中心に回転する。か くして、レバー１３２に加えられた外力Ｆ１０は、可動又は浮動ヒンジ１３３に 係る下部レバー１３９の露出端部を介して、ヨーク状のリンク１３４上に伝播さ れる。このリンク１３４は、一対のコネクタ１５５を有し、各コネクタ１５５は 、ヒンジ１３３に接続された自由端部と、横方向バー１５６に固定された反対側 端部１５５とを有する。

ヨーク状リンク１３４は、更に、中央に位置する可動ピボット１３５を有し、弾 性隔壁１４２内のソケット１４３に力Ｆ２０を加える。この加えた力Ｆ２０によ り弾性隔壁１４２は弾性的に変形するので、弁体１４４がその座から離隔し、そ れにより分与コック１４０が開く。

上部レバー１３２の上端部のかなり大きな偏位が可動ピボット１３５の比較的小 さい偏位に帰するので、図５Ａに開示した機械的作動装置の実施例１３０に関し ても相当な機械的利点が実現される。この結果、コックから分与液体に加えるべ き力ＦＩＯの大きさを最小限にすることができる。

図６は、本発明に係る更に別の機械的コック作動装置の実施例６３０を示す。コ ック作動装置６３０は、固定ピボット又はヒンジ６３１と、レバー６３２と、可 動又は浮動ヒンジ６３１と、レバー６３２と、可動又は浮動ヒンジ６３３と、リ ンク６３４と、可動ピボット６３５とを有する。可動ピボット６３５は、弾性隔 壁６４９のソケット６４３内に嵌合させる。水平に取り付けられた弁体６４４に は、弾性隔壁６４９を一体的に取り付ける。先に開示した分与コックの実施例と は異なりコツクロ４０の放出開口部６４５は、弁体６４４の軸線に対して略垂直 である。

図７は、本発明に係る更に別の機械的コック作動装置の実施例７３０を示す。機 械的コック作動装置の実施例７３０を、対向する指で作動レバーを把持する際に それを容易にする対向部材７７０を備えた分与コック７４０に取り付ける。対向 部材７７０にはぎざぎざのついた表面７７１を設けて、利用者の指との摩擦の程 度を増加させることが望ましい。作動中、対向部材７７０をコック作動レバー７ ３２とを併用することにより、前記対向部材７７０とタップ作動レバー７３２と の間に挟み込み作用を生起させてもよい。容器重量が不十分な場合には不均衡な 力がコック作動レバーに掛かると容器全体を移動させてしまうことがあるので、 この変形例は、取り付けられた容器内の液体内容物がほぼ空になった場合に特に 有用である。

本発明の特定の実施例を説明してきたが、本発明の趣旨及び範囲から逸脱するこ となく種々の変更及び変形が可能であることは当業者には明らかであろう。更に 、本発明の範囲内にあるそうした変形のすべてを添付請求の範囲に包含するもの とする。

要　約　書 レバー並びにリンク（３２，３４）と、可動ピボット（３５）と、ヒンジ並びに 浮動ヒンジ（３Ｌ３３）の組合せによって機械的な利点を提供する隔壁分与コッ ク（４０）の作動装置（３０）。好ましい実施例においては、本発明による作動 装置は、バッグインボックス型のような大容量の容器で典型的に使用されている 液体分与コックから液体の流れを見易くし、作動中の手の位置を自然な状態にす る。

国際調査報告

Claims (11)

【特許請求の範囲】
1. １．液状物質を収容する容器用の手を介して容易に作動し、液体が流動するのを 妨げる閉位置と、前記容器から液体を分与して前記分与コックに手の把持力を加 える限り維持されうる開位置とを通常有する分与コックにおいて、 （ａ）前記コックを使用する時、前記容器内の液状物質と流体連絡するように配 設される流入口と、前記流入口に対して略垂直に定位されて前記液状物質用に前 記コックからの出口通路を構成する流出口と、前記流入口又は前記流出口の少な くとも一方に略対向する位置に設けた隔壁口とを有する中空本体手段と、 （ｂ）前記隔壁口を通る前記液状物質の通過を妨げるために、前記中空本体内で 前記隔壁口を閉鎖する弾性隔壁手段と、 （ｃ）前記弾性隔壁手段が非変形状態にある時、前記流入口と前記流出口の間の 通路を閉鎖すると共に、前記隔壁手段と作動的に係合する弁閉鎖手段と、（ｄ） 前記流入口と前記流出口との間の前記通路を開放するために前記弾性隔壁を変形 させ、前記機械的作動手段に手の把持力が加わる度に前記液状物質を分与する機 械的作動装置手段であって、利用者の指により把持するための作動レバーを有し 、前記作動レバーが、前記液体分与コック上に位置する固定ピボット点にヒンジ を介して接続された一方の端部と、浮動ヒンジに接続された他方の端部を有し、 前記浮動ヒンジが又リンク部材の一方の端部に接続され、前記リンク部材の反対 側端部が前記弾性隔壁手段に回転可能に固定された可動ピボット点を有し、それ により前記作動レバーの前記浮動ヒンジ付き端部に付与された十分な把持力が前 記リンク部材を介して前記弾性隔壁手段に伝播されると共に前記弾性隔壁手段を 変形させる機械的作動装置手段と、を備えたことを特徴とする液体分与コック。
2. ２．前記リンク部材が、前記作動レバーより全長が短いことを特徴とする請求項 １記載の手を介して容易に作動する液体分与コック。
3. ３．前記作動レバーが、前記弾性隔壁手段をまたぐヨークを有し、前記ヨークの 各枝部を、前記液体分与コック上の固定ピボット点に、ヒンジを介して接続した ことを特徴とする請求項２記載の手を介して容易に作動する液体分与コック。
4. ４．前記作動レバーの一方の端部をヒンジを介して固定した前記固定ピボット点 を、前記弾性隔壁手段の下方に位置決めし、それにより前記リンク部材の全長よ り長い作動レバーの使用を可能としたことを特徴とする請求項２記載の手を介し て容易に作動する液体分与コック。
5. ５．前記弾性隔壁口を、前記中空本体の前記流出口部分の下方に位置決めし、前 記弾性隔壁手段がその非変形状態にあるとき、前記弁閉鎖手段が前記流出口を閉 鎖することを特徴とする請求項１記載の手を介して容易に作動する液体分与コッ ク。
6. ６．前記液体分与コックが、更に、前記機械的作動装置手段上の前記作動レバー と略対向する前記分与コックに固定された固定把持部材を有し、それにより、利 用者の指の間で前記作動レバーと前記固定把持部材とを圧搾して前記容器から液 体を分与することを特徴とする請求項１記載の手を介して容易に作動する液体分 与コック。
7. ７．液状物質を収容する容器用の容易に手動で作動し、 液体が流動するのを妨げる閉位置と、前記容器から液体を分与して前記分与コッ クに手の把持力を加える限り維持されうる開位置とを通常有する分与コックにお いて、（ａ）前記コックを使用する時、前記容器内の液状物質と流体連絡するよ うに配設される流入口と、前記流入口に対して略垂直に定位されて前記液状物質 用に前記コックからの出口通路を構成する流出口と、前記流入口又は前記流出口 の少なくとも一方に略対向する位置に設けた隔壁口とを有する中空本体手段と、 （ｂ）前記隔壁口を通る前記液状物質の通過を妨げるために、前記中空本体内で 前記隔壁口を閉鎖する弾性隔壁手段と、 （ｃ）前記弾性隔壁手段が非変形状態にある時、前記流入口と前記流出口の間の 通路を閉鎖すると共に、前記隔壁手段と作動的に係合する弁閉鎖手段と、（ｄ） 前記流入口と前記流出口との間の前記通路を開放するために前記弾性隔壁を変形 させ、前記機械的作動手段に手の把持力が加わる度に前記液状物質を分与する機 械的作動装置手段であって、利用者の指により把持するための第一のレバーと、 前記第一のレバーに固定されて前記第一のレバーから略垂直方向に延びる第二の レバーとを有し、前記第一のレバーが、前記液体分与コック上に位置する固定ピ ボット点にヒンジを介して接続された一方の端部を有し、前記第二のレバーが、 一対の浮動ヒンジに接続された露出端部を有し、前記浮動ヒンジが又、前記弾性 隔壁手段をまたぐヨーク状リンク部の自由端部に接続され、前記ヨーク状リンク 部材の反対側端部の中央部分が、前記弾性隔壁手段に回転可能に固定された可動 ピボット点を有し、それにより、前記第一のレバーに加えられた十分な把持力が 、前記ヨーク状リンク部材を介して前記弾性隔壁手段に伝播されると共にそれを 変形させる機械的作動手段と、 を備えたことを特徴とする液体分与コック。
8. ８．前記リンク部材が、前記作動レバーより全長が短いことを特徴とする請求項 ７記載の手を介して容易に作動する液体分与コック。
9. ９．前記作動レバーが、前記弾性隔壁手段をまたぐヨークを有し、前記ヨークの 各枝部を、前記液体分与コック上の固定ピボット点に、ヒンジを介して接続した ことを特徴とする請求項８記載の手を介して容易に作動する液体分与コック。
10. １０．前記弾性隔壁口を、前記中空本体の前記流出口の反対側に位置決めし、前 記弾性隔壁手段がその非変形状態にあるとき、前記弁閉鎖手段が前記流出口を閉 鎖することを特徴とする請求項７記載の手を介して容易に作動する液体分与コッ ク。
11. １１．前記液体分与コックが、更に、前記機械的作動装置手段上の前記第一のレ バーと略対向する前記分与コックに固定された固定把持部材を有し、それにより 、利用者の指の間で前記作動レバーと前記固定把持部材とを圧搾して前記容器か ら液体を分与することを特徴とする請求項７記載の手を介して容易に作動する液 体分与コック。