JPH05508357A - 交換可能なプリンタヘッドを有するインキジェットプリンタ列装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 発明の名称 交換可能なプリンタヘッドを有する インキジェットプリンタ列装置 技術分野 本発明は、請求の範囲第１項の上位概念に記載の交換可能なプリンタヘッドを有 するインキジエ・ノドプリンタ列装置に関する。

背景技術 高密度で配置されている多数の噴出ノズルが設けられ、噴出ノズルから個々のイ ンキ滴が噴出され記録担体に噴射されるプリンタヘッド構造（ドイツ特許出願公 開第２８４３０６４号公報）が、インキジェットプリンタの中に設けられること が公知である。このようないわゆるドロップオンディマント（ｄｒｏρｏｎ　ｄ ｅｍａｎｄ）型プリンタヘッドからのインキ滴の噴出は電熱変換素子を介して行 われる。

電熱変換素子は加熱抵抗の形で印刷回路基板の上に配置され、個別に制御される ことが可能であり、それぞれのインキチャネルに対応配置されている。

ルの中でインキ蒸気泡が発生し、これにより個々の滴が噴出する。こればバブル ジェット技術として公知となった方法であり、この方法により、高い分解能を有 するインキジェットプリンタを作ることが可能となった。この方式ではプリンタ ヘッドは、互いに密に隣接して配置されている多数のノズル噴出口により形成さ れることが可能である。

このようなプリンタヘッドは、磨耗現象及び経時変化に起因して寿命が制限され ている。印字装置の障害につながる故障の原因には、とりわけインキの乾燥及び 付着、インキの粘性の強い変化、例えば紙の粉塵等の異物粒子によるノズル領域 の汚れ又は閉塞がある。

負圧（ｎｅｇａｔｉｖｅ　ｐｒｅｓｓｕｒｅ）により動作するプリンタヘッド保 持装置の場合にはノズル端部におけるインキ液の凹状メニスカスが破壊されると 故障を起こしたり、最悪の場合には作動停止となることもある。

このようなインキジェットプリンタを故障なしに作動することを保証するために 、磨耗現象及び経時変化により制限される寿命に合わせてプリンタヘッドを形成 するか、又はコスト高となる冗長構成を採用するのが普通である。寿命になりだ プリンタヘッドの必要な交換は、プリンタの操作員によってではなく、訓練を受 けたサービス要員により通常は行われる。

ドイツ特許出願公開第３３４２８９５号公報から、異なる種類の文字を印字する ために交換可能なプリンタヘッドを存するインキ印字装置を有する、プリンタが 公知である。プリンタヘッド交換の際の確実な操作を保証するために、特に噴出 ノズルの汚れ及びプリンタヘッドの中への空気の侵入を回避するために、ロック 装置がキャリッジの上に設けられている。ロック装置は、キャリッジが復路にあ る際には静止状態にある。

この静止状態ではプリンタヘッドは、印字領域の外部の位置にあって保護され、 更にプリンタヘッドは、フレームの中に支承されているｌ！１ＩＩＩＩＩてこに 自動的に結合されることが可能であり、更にプリンタヘッドは、プリンタヘッド 及びインキ容器の結合及び分離のために２つの終位置に回動可能に支承されてい る。これによりプリンタヘッドは容易に交換されることが可能であり、交換終了 後は印字動作はいつでも支障なしに継続されることが可能である。

ヨーロッパ特許出願公開第０２５５８６７号公報は、プリンタヘッドが交換可能 なので多色印刷にも単色印刷にも適するインキジェットプリンタを開示している 。

プリンタヘッドは、印字装置搬送キャリッジの上に保持装置を介して交換可能に 形成されている。第１の種類のプリンタヘッドは単色印刷に割当られ、第２の種 類のプリンタヘッドは多色印刷に割当られている。プリンタの実際の制御回路と 、交換可能なプリンタヘッドとの間には符号化、マトリクスが配置されている。

符号化マトリクスは、一方の種１１（単色）のプリンタヘッドから他方の種類（ 多色の）のプリンタヘッドへ交換されると制御回路への導線も対応して切換える 。符号化マトリクスはプラグソケット接続器として実施されることも可能である ０個々のプラグ側接触接続端子はプラグスイッチに接続され、保持装置の中にプ リンタヘッドが嵌込れるとプラグスイッチは、対応する切換を行う、更に検出装 置が設けられ、検出装置は、使用されるインキ滴の種類を検出し、検出したイン キの種類に依存して、ノズルを制御回路に接続する符号化マトリクスの切換え、 及び／又は指示装置を作動する。

簡単に交換可能なプリンタヘッドを形成する別の１つの方法は、インキ貯蔵容器 が直接にプリンタヘッドに配置され、プリンタヘッド交換の際にプリンタヘッド とインキ貯蔵容器とのユニットがまるごと交換されることである（ヨーロッパ特 許出願公開第０１２５７４２号公報）、これは、このような使い捨て式ユニット を交換する際に流体力学的接続を実現する必要がない利点を有する。しかし個々 の交換動作の間の時間間隔が短い欠点を有する。何故ならば印字装置搬送キャリ ッジにより運ばれるインキ貯蔵容器の貯蔵量は比較的小さいからである。

技術的課題 本発明の課題は、高分解能の単色又は多色印刷を可能にし、プリンタヘッドの交 換が位置調整せずに簡単に行われることも可能にする冒頭に記載のインキジェッ ト印字装置を提供することにある。

おいて、請求の範囲第１項の特徴部分に記載の特徴により解決される。

有利な実施例はその他の項に記載されている。

本発明のインキジェット印字装置では印字装置下部と本来のプリンタヘッドとの 間の分離が簡単な方法で実現される。印字装置下部の中には、充填状態監視装置 を有するインキ貯蔵容器、クロック検出装置を存する印字装置搬送キャリッジ案 内装置、プリンタヘッド収容装置が設けられている。このようなインキ印字装置 の重要な利点は、構造が煩雑でなく、したがってプリンタに関する教育を受けて いない人員でも必要に応じてプリンタヘッドを交換することができることにある 。プリンタヘッドの嵌込みと同時にプリンタヘッドは印字装置下部に機械的、電 気的、流体力学的に結合される。

それぞれのプリンタヘッドは、同一の構造の独立の担体プレートに配置され、担 体プレートのための嵌込み場所もすべて同一に形成されているので、プリンタヘ ッドは互いに交換されることが可能である０例えばブラックカラー印刷のための インキジェットプリンタの中にただ１つのプリンタヘッドが設けられたり、カラ ー印刷のためのインキジェットプリンタの中に、ぞれぞれブラック、シアン、マ ゼンタ、イエローのための４つのプリンタヘッドが設けられることが可能である 。この簡単に交換可能な構成により、例えば異なる希望されるカラーインキを有 する任意のプリンタヘッドが用いられることが可能となる。

更に、大きさが異なるインキ清を噴出するすなわちその他は同一であるが異なる 太さの線で印字するそれぞれ異なるプリンタヘッドが配置されることが可能とな る。

印字装置下部の中の異なる嵌込み場所には、異なるプリンタヘッドと、調整され ているグレーインキ（例えばブラック、暗いグレー、中間のグレー、明るいグレ ー）を設けることが可能である。これにより特に簡単な方法で、微細なグレース ケールでのハーフトーン再生を実現することが可能である。

プリンタヘッドは、印字装置下部の中に嵌込まれる前は空である。プリンタヘッ ドは、公知の清掃及び密封ステーシランを介して吸上げポンプにより充填される 。充填は、インキ貯蔵器が正圧（ｐｏｓｉｔｉｖｓ　ｐｒｅｓｓｕｒｅ）を印加 されることによっても可能である。各プリンタヘッドは、洗浄及び／又は清掃さ れることにより別のカラーインキのために使用されることが可能である。

図面の簡単な説明 次に本発明を実施例に基づき図を参照しながら詳細に説明する。

第１図及び第２図はインキジェットプリンタの中の噴射モジュールのための実施 例の断面図、第３６図は第１図及び第２図の噴射モジュールを有するプリンタヘ ラド保持装置に配置されているプリンタヘッドの原理図、第４図は印字装置下部 に嵌込まれロックされているプリンタヘッドの詳細図、第５図は印字装置の固定 部分の斜視図である。

発明の最良の形態 第１図及び第２図の噴射モジュール１１は基板１を備え、基板１の上にインキチ ャネルと、インキチャネルに対応配置されている加熱抵抗とが形成されている。

インキチャネル５は、例えば分離線路２と被覆６を形成することにより形成され る。記録担体に面している側に噴射モジュール１１は一連の噴出口すなわちノズ ル３を有する。インキチャネル５は共通のインキチャンバ７に接続されている。

インキチャンバ５は、例えば被覆６の中の凹部により形成される。インキ供給は インキ流入口１０を介して行われる。インキ流入口１０は、例えば被覆プレート ６を貫通案内されている。

しかしインキ供給は基板を経由させることも可能である。各加熱抵抗４は個々の 接触接続端子８と、すべての加熱素子に共通の接触接続端子９とを介して外部か ら制御されることが可能である。有利には接触接続端子８．９は基板１の上に導 体路（条導体）として形成される。

加熱抵抗４を制御する場合、この加熱抵抗４の直接の周囲で跳躍的な温度上昇を 生じさせ、これによりインキ蒸気泡がインキチャネル５の中で生じ、単−滴がノ ズル３から噴出される。加熱動作が終わるとインキ蒸気泡が非常に急速に崩壊し 、これにより一方ではインキ滴がノズル３から無くなることが促進され、他方で はインキが吸込れて補給されてインキチャネルが再び充填される。

第３図のインキ印字装置では印字装置下部と本来のプリンヘッドとの間の分離が 実現されている。プリンタヘッドエ２は互いに平行にかつ印字行方向で互いに隣 接して印字装置下部１８の上に交換可能で配置され、それぞれのプリンタヘッド １２は、記録担体２０へ向かうて位置する噴射モジュール１１をそれぞれ１つづ つ収容する。噴射モジール１１については、すでに第１図及び第２図に基づいて 説明した。有利にはこのようなプリンタヘッド１２がイエロー、マゼンタ、シア ン、ブラックのカラーインキために４つ設けられている。第３図には最前位置に あるただ１つのプリンタヘッドのみが示されている。プリンタヘッド１２に中で 参照番号１３により示されている軸線は、噴射モジュール１１により行走行の間 に印字されることが可能な印字領域の中心を示す。

記録担体２０はプラテン１９により行毎に搬送される。プリンタヘッド保持装置 は、図示されていない方法で行方向で記録担体２０の前を案内棒２１．２２の上 で往復運動させられることが可能である。印字装置下部１Ｂの中にはインキ貯蔵 容器１５．１６が設けられている。それぞれのインキ貯蔵容器１５．１６は、充 填状態を監視する装置をそれぞれ１つ有する。印字装置下部１８は導線を有し、 第３図には導線のうちの１つであるフラットケーブル１７のみが示されている。

更に印字装置下部１８は、クロック検出装置１４を育するキャリッジ案内装置を 有する。更に印字装置下部１日は、プリンタヘッドのための収容装置を有する。

複数のカラーの印刷物又はカラーグラフィックを作成するためにこのようなプリ ンタヘッド保持装置を用いる場合には２種のインキ貯蔵容器が設けられる。一方 のインキ貯蔵容器はブラックインキが充填されている。

他方のインキ貯蔵容器は３つの基本カラーすなわちイエロー、マゼンタ、シアン を３つの分離されている瓶の中に収容している。

印字装置下部１日の中には１つ又は複数のプリンタヘッド１２が、インキジェッ トプリンタの使用者により嵌込み及び係止され容易に交換されることが可能に配 置されている。

これを実現するために、プリンタヘッドと印字装置下部との間の電気的及び液圧 的分離が実現されている。

これについて次に第４図に基づいて詳細に説明する。

第４図のプリンタヘッドは、嵌込れ係止されている状態にある。

交換可能なプリンタへフド１２は、噴射モジュール１１が接着され有利にはアル ミニウムから形成されている担体プレート２３と、流体力学的な結合のための中 空針２４を有するインキ供給管と、電気接続のための導体薄膜３２を有する印刷 回路基板とから成る。担体プレート２３は嵌込み可能なユニットとして、印字装 置下部１日の案内及び係止素子が担体プレート２３に直接に当接するように、形 成されている。これを実現するために担体プレート２３には、下方へ突出しほぼ 方形の形状ををする２つの突出部３７．３日が形成され、突出部３７．３８は、 合成樹脂射出成形部として実現されているヘッドガイド３４の対応する凹部の中 に嵌込まれてロックされる。

これらの凹部が、プリンタヘッド１２の嵌込みの際に粗菓内を行う。

２つの突出部３７．３日の間で中空針２４の先端が担体プレート２３の下面から 突出している。この領域の中でヘッドガイド３４に筒形継手の形の接続部品４１ が固定接続されている。接続部品４１は中空針２４を収容するために用いられる 。筒形継手４１における、中空針２４のための入口個所は、例えばエラストマ等 のゴム弾性材料から成るキャップ２６により覆われている。

キャップ２６は、筒形継手４１の自由端の回りに嵌められ、一種のユニオンナッ トの形でこの自由端を包囲する。

筒形継手４１の、自由端とは反対側の端部には、インキ貯蔵容器１５．１６へつ ながっている図示されていないたわみ管を回りに嵌めることが可能である６個々 の担体プレート２３が嵌込れる際に、対応するキャップ２６の上面が、インキ供 給管に所属する中空針２４により突き通され、インキ貯蔵容器１５．１６に流体 力学的に接続される３個々のキャップ２６に押圧される金属製リングは、プリン タへラド１２が外されひいてはキャップ２６から中空針２４が抜出された場合で も漏洩が生じるのを阻止する。中空針２４は担体プレート２３の上で噴射モジュ ール１１へ導かれ、ガラス製被覆プレートを通って、インキチャンバの中に連通 ずる。第４図では参照番号３６により密封リングが示されている。密封リング３ ６は、インキ供給管とインキチャンバとの間の接続個所を密封する。

担体プレート２３を案内及び保持するために、印字装置下部１８の記録担体２０ に対向して位置する端面には、ヘッドガイド３４の他に櫛状の案内素子３５を有 する（第５図）、有利には金属製の打ち抜き及び曲げ加工部品として実現されて いるこの種部品の上端と、鈍角で噴射モジュール１１の噴出方向に対して反対の 方向で曲げられている下端には、漏斗状の導入斜面を存する収容スリットが設け られている。

種部品の上端と下端とのそれぞれに１つづつ設けられている収容スリットは、担 体プレート２３の案内に用いられる。第５図には、４対の収容スリットのための プリンタヘッド保持装置すなわち４つの担体プレートの上のプリンタヘッドのた めの種部品が示されている。ヘッドガイド３４の印字部から遠い方の端部には、 上方へ延びている壁４２を有する。壁４２の上端にも、種部品３５の中の収容ス リットに対応する収容スリットが設けられている。この後者の収容スリットは、 第４図の断面図には示されていない、収容スリット３９．４０の幅４３は、対応 する嵌込み領域の中の担体プレート２３の幅に合わされ、個々の担体プレート２ ３とひいては個々のプリンタヘッドとは既存の嵌込み場所の中で互いに交換され ることが可能であるように、幅４３はすべての収容スリットにおいて同一である 。

ヘントガイド３４の中には、電気接続するためとプリンタヘッドをロックするた めの部品が配置されている。噴射モジュール１１の熱変換器の電気的接続は、担 体プレート２３の上を走る導体薄膜３２を介して行われる。プリンタヘッドが嵌 込及びロックされると、導体薄膜３２は、プリンタの中央制御装置に導き、すべ てのプリンタヘッドに共通に導線１７に接触接続される。このために導体薄膜３ ２は、接触接続領域内に凸状の接触接続パッドを有する。この接触接続パッドは 、導線１７における対応する接触接続個所に押圧される０例えばエラストマ等の ゴム弾性材料３３から成るストリップが押圧力受止め部材としてヘッドガイド３ ４の中の接続個所に嵌込れる。導体薄膜の上の凸状の接触接続パッドと共働して このエラストマ製押圧素子３３は必要な接触接続確実性を保証する。ヘッド収容 部材３４の中のセンタリングビン４３により、個々のプリンタヘッド１２に対し て導線１７を正確な位置での対応配置することが可能である。

ヘッドガイド３４及びガイド櫛３４の中に嵌込れているプリンタへラド１２を機 械的にロックするためにラッチ２９が用いられる。ラッチ２９は、担体プレート ２３の突出部３８の中にある図示されていない係止凹部の中に係止されることが 可能である。ラッチ２９は、印字装置下部１８の片側に軸４５により支承されて いるでこ４４の上に回動可能に配置されている。ラッチ２９の回転中心点の上に 板ばね４４の一端が配置されている。板ばね４４の他端すなわち自由端はてこ４ ４の上を通り、プリンタヘッド保持装置の側方に配置されているロックでこ３エ ヘ向かって案内されている。ロッつてこ３１は、印字装置下部１８に軸４６の回 りに回動可能に支承されて配置されている。このロッつてこ３１の基部には、ロ ックでこ３１に固定接続されすべてのプリンタヘッドに共通のカム２８が形成さ れる。カム２８には板ばね２７が当設している。ラッチ２９を担持するでこ４４ に鼻状の突出部４７が設けられている。鼻状の突出部４７は、プリンタヘッドを ロックする際に板ばね２７が上方へのがれないことを保証し、ひいてはロッつて こ３１の回動運動が板ばね２７を介してラッチ２９へ確実に伝達されることを保 証する。

各嵌込可能なプリンタヘッドにそれぞれ１つのラッチ２９が設けられている。各 ラッチ２９はそれぞれ１つの板ばね２７を介して、対応する突出部３８の係止凹 部の中に押圧される。これにより、それぞれのプリンタヘッドのロック力が、す べてのプリンタヘッドのための１つの共通のカムを有するロックでこ３１がただ １つ設けられているだけであるにもかかわらず、互いに独立していることが実現 される。

担体プレート２３を嵌込むと、担体プレート２３から嵌込み方向で突出している 突出部３７及び３８は、ヘッドガイド３４における対応する凹部の中に到達して 粗案内を行う、この粗案内の間にすでにインキ供給装置の中空針２４は弾性キャ ップ２６を突き通る。上記の構成により中空針４は、中心が多少ずれても支障な く接続個所を確実に密封する。

ヘントガイド３４と櫛３５とにおける導入斜面により粗案内から印字装置下部１ ８に対する担体プレート２３の正確な位置決めひいてはプリンタヘッドの位置決 めへの移行が容易に実現される。

嵌込み行程の最終段階で、櫛３５における微細に打ち抜きされている収容スリッ ト３９．４０が案内を行い、担体プレート２３を正確に位置決めする。

嵌込み状態において担体プレート２３は、参照番号Ａ、Ｂ、Ｃにより示されてい る個所に当接する。ｍ３５の固定領域の中には障害となる嵌合い空隙が存在する 。この障害を除去するために各プリンタヘッド１２において当接個所Ａ及びＢの 間の突出部３７の領域の中にそれぞれ１つの板ばね３０が設けられている。板ば ね３０は、図面平面に対して垂直に生じた遊びを補償する。板ばね３０は、嵌込 み動作の最終段階で初めて側方へ担体プレート２３を押圧し始めるように形成さ れている。従ってこの側方力は、嵌込み動作の終了直前までは生じないので克服 される必要がない。嵌込れた担体プレート２３をロックするためにロックでこ３ １が時計の針の回転方向で旋回される。

これにより、共通のカム２８も同一の方向で回転されて板ばね２７を緊張する。

板ばね２７はてこ４４にもラッチ２９にも固定され、てこ４４は印字装置下部工 ８に回転可能に支承されているので、てこ４４の上に配置されているラッチ２９ の係止ノーズは突出部３８の係止凹部の中に押圧される。カム２８の輪郭は、死 点係止、換言すれば担体プレート２３が摩擦力を介して係止されてしっかりと固 定されるように、板ばね２７に合わせて作られている。

ＩＧ　１ ＩＧ３ ＩＧ５ 補正書の翻訳文提出書 平成４年４月３０日

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １．１つ及び／又は複数のカラーの文字記号及び／又はグラフィカル記号を印字 するための、交換可能に配置されている複数のプリンタヘッド（１２）を具備し 、印字行方向で記録担体（２０）に沿って往復運動することが可能である、複数 の交換可能に配置されているプリンタヘッドを有するインキジェット印字装置に おいて、嵌込み可能なプリンタヘッド（１２）を収容する印字装置下部（１８） の中に、印字装置下部（１８）に個々のプリンタヘッド（１２）を機械的及び電 気的及び流体力学的に結合するための手段（２７、２８、２９、３１、２６、４ １、３３）が設けられ、機械的及び電気的及び流体力学的結合動作が、印字装置 下部（１８）の中にプリンタヘッド（１２）を嵌込む間に自動的に行われること を特徴とする複数の交換可能に配置されているプリンタヘッドを有するインキジ ェット印字装置。 ２．プリンタヘッド（１２）が、複数の同一構造の担体プレート（２３）のそれ ぞれに配置され、担体プレート（２３）が互いに平行にかつ印字行方向で互いに 隣接して配置されていることを特徴とする請求の範囲第１項記載の複数の交換可 能に配置されているプリンタヘッドを有するインキジェット印字装置。 ３．印字装置下部（１８）の中に設けられている、個々の担体プレート（２３） のための嵌込み場所が互いに同一に形成されていることを特徴とする請求の範囲 第１項記載の複数の交換可能に配置されているプリンタヘッドを有するインキジ ェット印字装置。 ４．プリンタヘッド（１２）の機械的結合が案内素子（３４、３５）とロック装 置（２８、２９、２７、４４、３１）とを介して行われ、ロック装置（２８、２ ９、２７、４４、３１）は、嵌込れている状態のプリンタヘッド（１２）を係止 及びロック素子（２９、３８、２８、３１）により係止することを特徴とする請 求の範囲第１項又は第２項に記載の複数の交換可能に配置されているプリンタヘ ッドを有するインキジェット印字装置。 ５．ロック装置が、てこ（４４）に対して回動可能なラッチ（２９）を有する回 動可能なてこ（４４）を含み、ラッチ（２９）は板ばね（２７）と、カム（２８ ）が対応配置されている手動されるロックてこ（３１）とを介して担体プレート （２３）の係止凹部の中に押圧されることを特徴とする請求の範囲第４項に記載 の複数の交換可能に配置されているプリンタヘッドを有するインキジェット印字 装置。 ６．すべてのプリンタヘッド（１２）をロックするために、１つの共通のカム（ ２８）を有するただ１つのロックてこ（３１）が設けられ、カム（２８）は、個 々のプリンタヘッド（１２）のロックカが互いに独立しているように個々のプリ ンタヘッド（１２）に対応配置されている個々の板ばね（２７）とラッチ（２９ ）とに作用することを特徴とする請求項の範囲第４項又は第５項に記載の複数の 交換可能に配置されているプリンタヘッドを有するインキジェット印字装置。 ７．プリンタ制御装置へ導きすべてのプリンタヘッド（１２）に共通であるフラ ットケーブル（１７）に、担体プレート（２３）の上に装着され個々のプリンタ ヘッド（１２）へ導く導体薄膜（３２）を接続するために、ロック動作の際に導 体薄膜（３２）の端子ラグとフラットケーブル（１７）の対応する端子ラグとが 互いに押圧されることを特徴とする請求の範囲第１項記載の複数の交換可能に配 置されているプリンタヘッドを有するインキジェット印字装置。 ８．フラットケーブル（１７）の接触接続領域がセンタリング素子（４３）を介 して個々のプリンタヘッド（１２）に対応配置され、ロック動作のための押圧力 受止め部材としてゴム弾性の押圧素子（３３）が設けられていることを特徴とす る請求の範囲第７項記載の複数の交換可能に配置されているプリンタヘッドを有 するインキジェット印字装置。 ９．印字装置下部（１８）にプリンタヘッド（１２）を流体力学的に結合するた めに、担体プレート（２３）の嵌込み方向で担体プレート（２３）の輪郭を越え て突出する中空針（２４）が設けられ、中空針（２４）は、印字装置（１８）に 配置されているゴム弾性材料製キャップ（２６）により収容され、中空針（２４ ）は、中空針（２４）と同様に印字装置下部（１８）の中に設けられているイン キ貯蔵容器（１５、１６）への流体接続を形成することを特徴とする請求の範囲 第１項記載の複数の交換可能に配置されているプリンタヘッドを有するインキジ ェット印字装置。 １０．キャップ（２６）が、筒形継手の機能を果たす接続部材（４１）に嵌めら れ、キャップ（２６）の上面に金属製リング（２５）が押圧され、リング（２５ ）は、プリンタヘッド（１２）が外される際に漏洩が生じることを阻止すること を特徴とする請求の範囲第９項記載の複数の交換可能に配置されているプリンタ ヘッドを有するインキジェット印字装置。 １１．印字装置下部（１８）の中の嵌込場所が、同一のカラーのインキのための プリンタヘッド（１２）の嵌込みのために用いられることを特徴とする請求の範 囲第１項記載の複数の交換可能に配置されているプリンタヘッドを有するインキ ジェット印字装置。 １２．印字装置下部（１８）の中の嵌込場所が、異なるカラーのインキ又は異な る大きさのインキ滴を噴出するプリンタヘッド（１２）の嵌込みのために用いら れることを特徴とする請求の範囲第１項記載の複数の交換可能に配置されている プリンタヘッドを有するインキジェット印字装置。