JPH0550810U - 過負荷防止電動アンテナ装置 - Google Patents

過負荷防止電動アンテナ装置

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JPH0550810U
JPH0550810U JP10839491U JP10839491U JPH0550810U JP H0550810 U JPH0550810 U JP H0550810U JP 10839491 U JP10839491 U JP 10839491U JP 10839491 U JP10839491 U JP 10839491U JP H0550810 U JPH0550810 U JP H0550810U
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JP
Japan
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motor
piece
switch
switching
relay
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JP10839491U
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晴夫 星
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Nippon Antenna Co Ltd
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Nippon Antenna Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 モータなどの過負荷状態の発生を有効に防止
するクラッチレス方式の電動アンテナを提供する。 【構成】 アンテナ伸縮用モータの駆動回路にリレース
イッチと弾片切換スイッチ2を設け、スイッチ2を切換
えるリレーを送受信機に対する給電回路に設け、スイッ
チ2における切換接点弾片21に対しモータによって駆
動され又機枠にスライド可能に軸装されたギヤと係合す
る切換操作弾性片20を配設し、この弾性片20と接点
弾片21との間をコイルスプリング22で介装する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は過負荷防止装置付電動アンテナに係り、クラッチなどを必要にしない と共に部品点数が少く組立が容易で、低コストな構成により過負荷を有効に防止 し得るようにした電動アンテナを提供しようとするものである。
【0002】
【従来の技術】
車載アンテナなどにおいてアンテナを車内において操作すべく自動的に伸縮す ることについては従来から種々に提案され且つ実施されて来たが、このような機 構として従来一般的に採用されて来たものはクラッチを用いるものであって、ア ンテナの伸出限または縮入限においてクラッチを作用させ、モータからの駆動を 解放するものである。
【0003】 またこのようなクラッチ方式によるものに対し、本出願人においては特開平1 −279602号公報のようにクラッチを用いることなく、モータ駆動されるウ オームホイールを小径ギヤ部を一体形成した中間ギヤ部として形成し、該中間ギ ヤ部をスイッチ操作部を有するギヤ部支持枠と共に支持軸に対し移動可能に設け 、モータに正転および逆転を与えるための給電回路にリバーシングばねによるリ ミットスイッチを設け、該リミットスイッチに配設した弾性アーム部材を前記し たギヤ支持枠のスイッチ操作部で操作することを提案している。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
前記した従来一般のクラッチを用いたものにおいては、アンテナの伸出限また は縮入限でクラックが作用して切換状態を形成することから所謂クラッチ音を発 生する。又このようなクラッチ機構は全体が大型化すると共に正常動作の得られ ない場合があり、斯うした異常時に対処するには特別な保護回路を設けるような ことが必要となる。
【0005】 本出願人側で提案した特開平1−279602のものは上記したような不利を それなりに解消し得るとしてもその構成が相当に複雑となり、部品点数が多いと 共に組立工数が大で高コストとなるなどの欠点がある。更に弾性部材を抑圧して 行われる切換状態において弾性部材における復元作用でスイッチを中間位置に戻 そうとする作用が繰返され、即ち、オンオフの反復動作現象が発生して作動状態 が不安定となる。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本考案は上記したような従来のものにおける技術的課題を解消することについ て検討を重ね、切換スイッチに設けた弾性板をモータ駆動されるギヤ部体に係合 せしめ、前記モータに対し特定の回路を形成することによって前述したような課 題を有効に解決することに成功したものであって、以下の如くである。
【0007】 アンテナを伸縮操作するためのモータに対する駆動回路にリレー切換スイッチ と弾片切換スイッチとを設け、前記リレー切換スイッチを切換操作するリレーを 送受信機に対する給電回路に設け、上記した弾片切換スイッチにおける切換接点 弾片に対し上記モータによって駆動され且つ機枠に対しスライド可能に軸装され たギヤと係合する切換操作弾性片を配設し、該切換操作弾性片と上記切換接点弾 片との間にコイルスプリングを介装したことを特徴とする過負荷防止電動アンテ ナ装置。
【0008】
【作用】
アンテナを伸縮操作するためのモータに対する駆動回路にリレー切換スイッチ と弾片切換スイッチとを設けることにより、これらのスイッチを切換操作して前 記モータを正転または反転せしめてアンテナの伸出しまたは縮入を図らしめる。
【0009】 前記したリレー切換スイッチを切換操作するリレーを送受信機に対する給電回 路に設け、上記した弾片切換スイッチにおける切換接点弾片に対し上記モータに よって駆動され且つ機枠に対しスライド可能に軸装されたギヤと係合する切換操 作弾性片を配設したことにより、リレー切換スイッチをラジオなどの送受信機に 対する給電状態によってオンオフせしめ、しかも前記した弾片切換スイッチを上 記したモータ駆動によって回転作動するギヤの軸方向スライドによって切換操作 する。前記ギヤの軸方向スライドはモータ駆動による回転条件下においてアンテ ナの伸出限または縮入限に達した際の負荷増大によって得られ、従って前記した 弾片切換スイッチの切換操作はこのような通常のアンテナの伸出限または縮入限 において得られ、又、伸縮動作中であっても前記と同等の過負荷が生じて作動す るようになっている。
【0010】 上述したような切換操作弾性片と上記切換接点弾片との間にコイルスプリング を介装したことにより該切換操作弾性片の切換操作が、コイルスプリングの操作 弾性片と接点弾片に対する両取付点が最小距離を採る位置(死点)を超えて作動 されることにより切換接点弾片に対するコイルスプリングの作用方向が反転し、 的確な節度をもった切換えを図り、且つモータ駆動に関するオンオフ反復動作現 象の如きも有効に防止する。
【0011】
【実施例】
上記したような本考案によるものの具体的な実施態様を添付図面に示すものに ついて説明すると、図1には本考案によるクラッチレス過負荷防止電動アンテナ 装置の全般的な関係が示され、アンテナ素子15を伸縮操作すべく最上段アンテ ナ素子15aに一端を連結したワイヤまたはロープは公知のようにドラム12に 捲回され、ドラム12はモータ8によって駆動される。
【0012】 即ち、モータ8で駆動されるウオーム9がウオームホイール11と係合し、該 ウオームホイール11と一体に設けられた小ギヤ11aは中間ギヤ14と係合せ しめられ、この中間ギヤ14はドラム12と一体的に設けられた大ギヤ13に係 合していて、モータ8の駆動で大ギヤ13を回動し、ワイヤまたはロープを介し てアンテナ素子群15を伸出または縮入操作する。
【0013】 上述したウオームホイール11および小ギヤ11aの軸部11bはハウジング 10に設けられた固定軸19に対して図2、図7に示すようにスライダブルに設 けられ、しかも軸部11bには別に図3においても示されているようにくびれ部 11cが形成されていて、該くびれ部11cに切換操作弾性片20の遊端側が係 合している。
【0014】 前記切換操作弾性片20は図2、図3に示すような切換接点弾片21およびコ イルスプリング22と図3に示す如く切換接点弾片21に対して対設された接点 部材23、24と相俟って弾片切換スイッチ2を形成し、作用に関して上述した ようにアンテナ伸出限または縮入限の如きにおいてウォームホイル11及び小ギ ヤのスライド作用を得しめ、スイッチ切換操作を行う。
【0015】 又図4に示すものは別の実施例で、切換操作弾性片20と切換接点弾片21 とが図2、図3のように同一平面内に設けたものに代えて、異った平面に夫々設 けられ、従ってコイルスプリング22の設定関係も変えられた場合を示すが、こ の図4のように配設しても上記した本考案の作用が同様に得られることは明かで ある。
【0016】 上述したモータ8に対する回路構成は本考案において図5、図6に示す如くで あり、モータ8の端子に対し、電源6との間にリレースイッチ1が設けられると 共に該リレースイッチ1に対しモータ8の端子に前記した弾片切換スイッチ2が 接続られ、前記リレースイッチ1に対してはラジオなどの送受信器4に対する給 電回路5にリレー3を配設し、該リレー3によってスイッチ1の切換操作を行わ しめる。
【0017】 即ち、その作動関係は、図5および図6の状態を図7の (A)〜(C) として示さ れたものがアンテナの上昇下の作動関係を段階的に示した図であって、ラジオの ような送受信器4をオンするとスイッチ1の接片がリレー3の作用で図5の仮想 線のように切換えられ、この状態で電源6から図示上部回路を経てモータに通ず る矢印のように回路が形成されてアンテナ15を上昇作動させ、このアンテナ上 昇過程においてその伸出限などに負荷が生じたならば前述したような弾片切換ス イッチの切換操作弾性片20を介して切換接点弾片21が切換えられ、弾片切換 スイッチ2が図5の仮想線のように切換えられ、このときコイルスプリング22 は長さが最小状態となる圧縮限、図7の(B) を超えて図7の(A) のように反転操 作されて該位置に保持される。つまりモータ8に対する電源6からの回路がオフ されてアンテナは伸出状態に保持される。
【0018】 上記のようにスイッチ2が仮想線側状態で送受信器4をオフするとリレー3が 作用しないこととなるからリレースイッチ1が図6の仮想線で示す上方に切換え られた状態となるが弾片切換スイッチ2は図示下方の実線に切換えられているか ら電源6から図示中間の回路を介するモータ8の給電回路が矢印のように成立し 、モータ8は逆転してアンテナ15を引込むこととなり、そのアンテナ下降の縮 入限などにおいて一定以上の負荷が生ずると弾片切換スイッチ2が図6のように 図示上方に切換えられ、図7(C) の状態となってモータ8に対する給電が遮断さ れる。
【0019】 前記したようなモータ8の停止状態において従来のものにおいては設定負荷に よる反力を受けており、機械的回転抵抗の小さなモータでは該反力によりモータ が機械的に逆転し、板ばねなどの弾片は中立点方向に戻され、オンオフ反復動作 現象を生ずるようなことになる。然し本考案によるときは上記のようにコイルス プリング22が長さ方向において最小となる圧縮限を超えて伸長復元作用力の作 用下であるからスイッチ2の接点を切換えることはなく、電気的に回転停止を繰 返すような反復現象は生ずることがない。
【0020】 なお上記したような関係のものであるからモータ8の回転抵抗力を設定負荷よ り小さくすることができ、このようにモータ8の回転抵抗力を上述したようなコ イルスプリング22の抑止作用のための設定負荷より小さくすれば電気的には影 響なく、しかも手動によって軽くアンテナ素子を伸縮させるようにすることもで きる。
【0021】
【考案の効果】
以上説明したような本考案によるときはクラッチレス方式により、しかもモー タなどにおける過負荷状態発生を有効に防止した電動アンテナ装置を提供するこ とができるものであり、又その構成が簡易で部品点数が少いと共に組立てが容易 で適切な低コスト化を図り、加うるに弾片切換スイッチにおける切換え操作に関 してコイルスプリングの最小圧縮長さを超えた復元力を利用して常に的確な切換 関係を適正に形成保持せしめ、電気的にモータの回転、停止を繰返すオンオフ反 復動作現象の発生などを的確に防止し、安定な切換操作を実現するなどの効果を 有しており、工業的にその効果の大きい考案である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案による過負荷防止電動アンテナ装置の全
般的構成関係の1例を示した部分切欠平面図である。
【図2】その弾片切換スイッチ部分についての拡大説明
図である。
【図3】図2の平面図である。
【図4】弾片切換スイッチ部分についての本考案の別の
実施例に関する側面図である。
【図5】本考案におけるモータに関しての配線回路説明
図である。
【図6】その切換作動関係についての図5と同様な回路
図である。
【図7】本考案における弾片切換スイッチの切換作動関
係を段階的に示した説明図である。
【符号の説明】 1 リレースイッチ 2 弾片切換スイッチ 3 リレー 4 ラジオなどの送受信器 5 給電回路 6 電源 7 取付基座 8 モータ 9 ウォーム 10 ハウジング 10a その中板 11 ウオームホイール 11a 小ギヤ 11b その軸部 11c くびれ部 12 捲取ドラム 13 大ギヤ 14 中間ギヤ 15 アンテナ素子群 15a 最上段アンテナ素子 19 固定軸 20 切換操作弾性片 21 切換接点弾片 22 コイルスプリング 23 接点部材 24 接点部材

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アンテナを伸縮操作するためのモータに
    対する駆動回路にリレー切換スイッチと弾片切換スイッ
    チとを設け、前記リレー切換スイッチを切換操作するリ
    レーを送受信機に対する給電回路に設け、上記した弾片
    切換スイッチにおける切換接点弾片に対し上記モータに
    よって駆動され且つ機枠に対しスライド可能に軸装され
    たギヤと係合する切換操作弾性片を配設し、該切換操作
    弾性片と上記切換接点弾片との間にコイルスプリングを
    介装したことを特徴とする過負荷防止電動アンテナ装
    置。
JP10839491U 1991-12-05 1991-12-05 過負荷防止電動アンテナ装置 Pending JPH0550810U (ja)

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